30分の面接は最初の5分で合否が決まる! 好印象を残す秘訣を紹介

この記事のアドバイザー

  • 酒井 栞里

    大学ではアメフト部のマネージャーとして、練習やチームの運営をサポート。この経験を通して、自… 続きを読む

  • 加藤 大智

    大学時代は、特別支援学校・小学校でイベントの企画・運営をするボランティアに注力。教職課程を… 続きを読む

  • 塩田 健斗

    大学卒業後、ポートに新卒入社。メディア広告の営業とマーケティング職としてファーストキャリア… 続きを読む

コラムの目次

  1. 30分の面接は最初の5分が重要
  2. 企業が30分の面接時間を取り入れる理由
  3. 30分間の面接の流れを押さえよう
  4. ①最重要! 最初の5分で印象が決まる
  5. ②6~8個の質問で自分自身をアピール
  6. ③逆質問でやる気や志望度を伝える
  7. 面接で第一印象が重要な3つの理由
  8. ①視覚や聴覚の情報が印象に大きく影響するため
  9. ②目立つ特徴が他の部分の評価にも影響するため
  10. ③第一印象はビジネスでも重要視されているため
  11. 最初の5分を制する4ステップ
  12. ①身だしなみを整えておく
  13. ②入室前に口角と姿勢をチェック
  14. ③第一声は明るく大きな声で
  15. ④やる気が伝わる自己紹介をする
  16. 残りの25分で印象をさらに良くする5つの方法
  17. ①表情や声、姿勢で気を抜かない
  18. ②会話のキャッチボールを意識する
  19. ③面接官が話しているときは相づちを打つ
  20. ④PREP法で論理的に話す
  21. ⑤積極的に面接官の名前を呼ぶ
  22. 短いと不合格? 面接時間が予定と異なった場合の要因
  23. 面接が早く終わった場合
  24. 面接が遅く終わった場合
  25. 面接時間は合否に直結しない
  26. 30分で自分の魅力を最大限アピールしよう

30分の面接は最初の5分が勝負!4ステップで徹底解説【就活】

30分の面接は最初の5分が重要

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「30分の面接って何を聞かれるんですか?」
「30分の面接ってどんな対策をしたらいいんだろう…」

30分間の面接を控えた就活生から、このような声を聞くことがあります。30分の面接に向けた対策というと、質問の回答を準備しておくことなどを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。しかし、同じくらい大切なのは最初の5分の対策です。

このことを理解していないと、いくら質問対策をしてもなかなか合格できません。この記事では、最初の5分の攻略法や、30分間の流れと対策などを解説していきます。面接突破を目指して万全な対策をおこないましょう。

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企業が30分の面接時間を取り入れる理由

就活の面接時間は一般的に20分~1時間と言われており、30分の面接はあらゆる企業で実施されています。なぜ多くの企業が30分の面接をおこなうかというと、効率よく就活生の合否を見極めることができるからです。

人気のある企業の場合は特に、多数の応募者の中から採用する人を決めなければなりません。企業側としては採用スケジュールや面接官の都合もあり、効率よく合格者を見極めていきたいという狙いがあります。

とはいえ面接時間が短すぎても学生を見極めることは難しいですよね。30分の面接時間があれば、学生時代の取り組みや志望動機など、面接で聞いておきたい事柄を一通り質問することができます。つまり、30分というのは選考を効率よく進めたい企業にとってちょうどいい時間なのです。

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キャリアアドバイザーコメント

塩田 健斗プロフィール

30分の面接では人柄・価値観・行動特性が見られている

30分の面接で企業がみているのは「人柄」「価値観」「行動特性」が挙げられます。1時間の面接ほどじっくりは見れませんが、これら3つは深堀りした質問を投げかけることである程度把握可能だからです。

質問の傾向としては、1つの出来事に対して具体的に深掘りして聞いてくる可能性が高いです。たとえば、ある成功体験を伝えたら「なぜその行動をされたのですか」「他にどんな選択肢がありましたか」「周囲の人はどんな反応でしたか」とさまざまな角度から聞いてきます。そのため、エントリーシート(ES)に書いた内容を見直して、多角的な質問がくることを想定して矛盾が生じないよう準備しておきましょうね。

1時間の面接対策についてはこちらの記事で解説しています。

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30分間の面接の流れを押さえよう

まずは30分間の面接がどういった流れで進んでいくのかを押さえておきましょう。30分の面接では、入室から自己紹介などをおこなう序盤、面接官からの質問が主となる中盤、学生側から面接官に逆質問をおこなう終盤の3段階にわかれています。

この3つの段階をそれぞれ解説していくので、事前に内容を把握して自信を持って臨めるようにしましょう。

面接の流れはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

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①最重要! 最初の5分で印象が決まる

最初の5分ほどは、入室して面接官と対面し、自己紹介などをおこなう時間となります。入室してすぐ志望動機などの質問をされるのではなく、「緊張していますか?」「今日はどうやって来たんですか?」など、雑談から入る面接も多いですよ。

面接対策というと序盤については後回しにされがちですが、ここの5分は面接で最も重要です。ここで印象が良くないと、後から挽回するのは難しくなります。この5分が重要な理由や対策についてはこの後詳しく説明しますが、最初に好印象を残すという意識を持って臨んでくださいね

②6~8個の質問で自分自身をアピール

面接の中盤では、面接官から質問されたことに答える時間となります。この時間では、学生の価値観や自社との適性、志望度などが見られていますよ

30分の面接では、大体6~8個の質問をされると言われています。もちろん企業や状況によりけりですが、対策の目安として覚えておくといいですね。

一問一答形式の面接であればそれくらいの数の質問をされますが、中には雑談形式の面接もあります。雑談形式だと何を見られているのか分かりにくい場合もありますが、知りたい内容は一問一答形式と基本的に変わらないため、どちらにせよよく聞かれる質問の回答を考えておくことが大切です。

こちらの記事では頻出質問を回答例とともに紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

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③逆質問でやる気や志望度を伝える

面接の最後は、多くの場合逆質問の時間です。あなたへの最後の質問として、「何か聞きたいことはありますか?」と聞かれます。

ここで「ないです」と言ってしまうと、企業への関心がないと思われてしまいますよね。反対に、質問次第ではやる気や志望度を伝えることができます。

一般的には1~3個の逆質問をして終了することが多いですが「すでに会話の中で教えてもらった」「考えてきた質問を忘れてしまった」なんてことがあるかもしれません。また、集団面接では他の学生と被ってしまうこともあります。最低でも5つは逆質問を用意しておくと安心です

逆質問を考えるにあたってはこちらの記事を参考にしてください。NG質問例も紹介しています。

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面接で第一印象が重要な3つの理由

面接では最初の5分で印象が決まるとお伝えしましたが、どうして第一印象がそこまで重要なのでしょうか。

第一印象が大切だということはなんとなく聞いたことがある人もいるかもしれませんが、その理由まで押さえておきましょう。第一印象は私生活や仕事にも影響を及ぼすため、理解しておくと就活以外でも役立ちますよ。

①視覚や聴覚の情報が印象に大きく影響するため

第一印象の重要性が分かるものとして、メラビアンの法則があります。メラビアンの法則とは、話し手が聞き手に与える影響は「視覚情報:55%」「聴覚情報:38%」「言語情報:7%」の3つで構成されるというものです。つまり、人の印象を大きく左右するのは視覚情報と聴覚情報だと分かります。

第一印象は、初めて対面した時の見た目や声などで決まりますよね。その後時間をかけてその人の印象が変わることもありますが、30分という短時間ではそれが難しいでしょう。そのため面接の場合は、視覚情報や聴覚情報を認識する第一印象がその人自身の印象に大きく影響するということです

②目立つ特徴が他の部分の評価にも影響するため


キャリアアドバイザー

口コミサイトで高評価の飲食店で食事をすると、特別美味しく感じるようなことってありませんか?


就活生

ありますあります! 高学歴の人が話すとなんとなく知的に聞こえたりとか、そんな感覚ですよね?


キャリアアドバイザー

そうです。第一印象が大切なのは、この現象が生じるという理由もあるんですよ。

何かを評価するときに、目立ちやすい特徴に影響されて他の特徴についての評価が歪む現象のことをハロー効果と言います。

この現象を面接で考えると、たとえば面接官が最初に「笑顔が素敵で明るい学生だな」と感じたとします。そうすると、その後学生が話した内容までポジティブで前向きな人だという評価をしてしまうということです。

つまり、第一印象で与えたあなたの目立った特徴が、良くも悪くもその後の評価にも大きく影響を与えると分かります。「暗い」「マナーがなってない」など第一印象が悪いと、その後素敵なことを話せたとしても適切に評価されないかもしれません。

③第一印象はビジネスでも重要視されているため

第一印象が重要なのは、就活もビジネスも同様です。ビジネスでは、顧客や関係者など初対面の人と出会う場面がたくさんあります。そこで円滑な関係を築くには、良い第一印象が欠かせません。

特に営業や販売など、顧客と直接かかわるような仕事では第一印象が重要視されています。面接の時点で第一印象が良くないと、企業で活躍できるとは想像しにくいですよね。このように、第一印象自体が企業の評価ポイントとなっている場合もありますよ。

最初の5分を制する4ステップ

では、最初の5分で良い印象を残すにはどうしたらいいでしょうか。この5分を攻略するための4つのステップを紹介するので、ぜひ実践してみてください。あなたの第一印象は、この4つができているかどうかで大きく変わりますよ。

今回はステップにして紹介していますが、マナーも第一印象で非常に重要です。こちらの記事で詳しく解説しているので併せて確認しましょう。

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①身だしなみを整えておく

まずは、面接前にできることとして、身だしなみを整えておきましょう。見た目はあなたの印象に大きく影響します。

もちろん家を出る前に身だしなみを完璧にしておくことは大切ですが、手鏡や駅のトイレなどで、面接の直前にもう一度確認してみてください。髪が乱れていないか、スーツにホコリがついていないかなど、最後にチェックしておきましょう。

具体的な身だしなみについてはこちらの記事で解説しています。ぜひ参考にしてください。

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②入室前に口角と姿勢をチェック

面接開始前は、控え室や廊下などで待機することが一般的です。その際に、口角と姿勢に意識を向けてみましょう。

面接の前は緊張して表情が固くなりがちです。しかし笑顔で対面した方が、面接官はあなたに対して明るい印象を持ちますよね。また、口角が上がっていると自然と声のトーンも明るくなります。ぜひ、意識的に口角を上げてみてください。

また、姿勢もチェックしてください。猫背だとどうしても自信がないように見えてしまいます。背筋をピンと伸ばして、自信を持って面接官と対面しましょう。

③第一声は明るく大きな声で

いよいよ面接官と対面です。「失礼いたします!」「よろしくお願いいたします!」など、第一声を明るく大きな声で言うことを意識しましょう。

この第一声で最初の印象が大きく変化します。だからこそ、「合格したい」という気持ちを第一声から表現することが大切です。

もちろん、明るく大きな声で話すというのは、面接中もずっと意識したいポイントです。しかし、緊張したり面接官と会話をしたりする中で意識し続けることは難しいですよね。最初の第一声だけでも明るく大きな声を出せれば、自然とその後も継続されやすくなりますよ

④やる気が伝わる自己紹介をする

席に着いた後は、面接官から自己紹介を求められるパターンが一般的です。急に自己紹介をしようとしても難しいので、事前に内容を考えておきましょう。

大切なのは、その企業で働きたいというやる気が伝わるような自己紹介をすることです。そのため、ただ大学名や氏名を言うだけではなく意気込みまで伝えられると良いですね

あなたの面接力は何ランク?
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やみくもに面接を受ける前に、自分の面接力を知っておくことが大切です。

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具体的な自己紹介の内容はこちらの記事を参考にしてください。考え方や注意点を紹介しています。

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また、30分の面接では1分程度の簡潔な自己紹介をすると良いでしょう。1分間の自己紹介の作り方はこちらの記事を参考にしてくださいね。

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企業によっては3分の自己紹介をもとめられることもあるので、こちらの記事も併せて確認するとよいでしょう。

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キャリアアドバイザーコメント

酒井 栞里プロフィール

良い姿勢で自信をアピールしよう

最初の5分で気を付けたいポイントに姿勢を正すことを紹介しました。姿勢が良かったら自分に自信があるように見えますし、好印象を与えることができます。声にハリも出やすくなって、スーツもきれいに着こなせます。

姿勢良く座るには、天井から1本の糸で引っ張られているようなイメージで背筋を伸ばしましょう。立ち姿がきれいかどうかは、事前に壁を使ってチェックしてもいいですね。壁に後頭部・肩・ヒップ・ふくらはぎ・かかとの5点が壁につくような姿勢が理想です。歩くときは靴の裏を地面にひきずらないように注意しましょう。歩幅を少し大きくすると、シャキシャキと歩けて元気な印象になりますよ。

残りの25分で印象をさらに良くする5つの方法

最初の5分が重要だからといって、残りの25分は何も対策しなくていいわけではありません。最初の5分で好印象を残したら、残りの時間で「採用したい」と思ってもらうまでがゴールです。25分で印象をさらに良くする方法を5つ紹介します。

ここで紹介する方法を本番でいきなり実践するには、緊張感もあり少し難しいかもしれません。こちらの記事で面接の練習方法を紹介しているので、ぜひ本番までに練習してみてくださいね。

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①表情や声、姿勢で気を抜かない

最初の5分で、表情や声、姿勢を意識しようとお伝えしました。最初はできていても、面接が進むにつれて段々と意識が向かなくなることはよくあります。最後まで気を抜かないように気を付けましょう。

緊張感から姿勢は崩れないかもしれませんが、特に意識したいのが表情です。質問に上手く答えられなかったりすると、段々表情が暗くなってしまう人がいます。表情が暗くなると声のトーンまで暗くなりますし、回答に自信がないようにも見られてしまいます。表情は常に意識しましょう

身振り手振りを加えるのも自分の思いを伝えるのに効果的です。下記の記事を参考にしてみてくださいね。

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②会話のキャッチボールを意識する

面接では基礎的なコミュニケーション能力も見られています。コミュニケーション能力は最初の自己紹介などでは判断しにくいため、30分全体の会話を通して評価していきます。序盤で良い第一印象を残し、さらにコミュニケーション能力が高いと判断されれば高評価が期待できます。ぜひ意識してみてください。

まずは、面接を面接官とのコミュニケーションだと捉えることから始めましょう。時々準備した答えを丸暗記して話そうとする人がいますが、それは会話とは言えないですよね。ただ準備したことを話そうとするのではなく、会話のキャッチボールを意識しましょう。

また、聞かれた質問に的確に答えるということも大切です。アピールしたいことがあるからと言って、面接官が求めていないのに話す人がいますが、これではコミュニケーション能力が低いと判断されかねません。「何を聞かれているのか」をしっかり理解して答えましょう

面接官とスムーズに会話をするコツについてはこちらの記事でも紹介しています。

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こちらの記事では面接での受け答えについて解説しています。ぜひ参考にしてくださいね。

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③面接官が話しているときは相づちを打つ

面接官とのコミュニケーションを意識するには、相づちを打つことも忘れてはいけません。回答を考えていて相づちができていない人もいますが、「話をしっかり聞いている」と分かってもらえた方が面接官も気持ちが良いですよね。

特に逆質問の場合は、面接官の話を聞く側に回ります。面接官もあなたの疑問を解消しようと答えてくれているので、真剣に聞いていることが伝わるようにしましょう


キャリアアドバイザー

集団面接の場合も同様です。他の学生が話している間は、その学生の方を向いて適宜頷きましょう。

④PREP法で論理的に話す

面接官に話をする際、常に意識してほしいのがPREP法を使って論理的に話すということです。PREP法とは、「結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論(Point)」の順番で話すという手法のことで、初めて聞く相手にも伝わりやすくなりますよ。

話が分かりにくいと、せっかくのあなたの経験や魅力がなかなか伝わりません。簡潔かつ論理的に話すことを心がけましょう

話し方についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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⑤積極的に面接官の名前を呼ぶ

面接の最初に、面接官が自分の名前を名乗ることはよくあります。そこで面接官の名前を覚えておいて、面接官のことを名前で呼ぶように意識しましょう。

人は無意識に自分の名前を好んでいると言われています。そのため、相手の名前を呼ぶというのは好感度アップにつながるのです。また、名前を呼ばれると距離感が縮まるように感じますよね。

もちろん、不必要に名前を呼ぶことは不自然なので避けましょう。逆質問などで「〇〇さんはどんなお仕事をされているんですか?」などと自然に名前を呼べると良いですね。

面接本番まで時間がない人は、頻出質問の模範解答だけでも必ず押さえておこう

面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。

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加藤 大智プロフィール

楽しそうに話すことも印象が良くなるポイント

他に印象を良くする方法は、楽しそうに話すことです。営業職志望の人はもちろんですし、研究職志望などそれ以外の人も自分の経験を楽しそうに話しましょう。特に一次面接など序盤の面接では「現場のスタッフが一緒に働きたいと思う人材か」という視点で見られているからです。

表情豊かで楽しそうに話している学生は「一緒に働いたら現場も明るくなって楽しいだろうな」という印象を与えやすいものです。もちろん、楽しそうな印象だけで採用されるわけではありません。しかし企業側は「一緒に働きたい」という感覚も重視している傾向にあります。

事前に、面接で楽しく話せるよう「働きたい会社の社員と話せる機会ができてうれしいな」と自己暗示をかけてから面接に挑むのも1つの方法ですよ。

短いと不合格? 面接時間が予定と異なった場合の要因


就活生

面接時間が予定よりも早く終わりました…。これは落ちたってことですか?


キャリアアドバイザー

面接時間が変わるにはさまざまな理由があります。落ちたと決めつけるにはまだ早いですよ。

1時間など長めの面接時間を案内されていたのに、30分で面接が終わってしまったという人もいるかもしれません。予定されていた時間よりも面接が早く終わると不安ですよね。また、長引いた場合も理由が気になると思います。

面接が早く・遅く終わった場合に考えられる要因について解説するので、気になる人はぜひ参考にしてください。

面接が早く終わった場合

面接が早く終わったときに考えられる要因の1つは、元々長めに時間を設定していた場合があります。学生にも面接官にも都合がありますから、長引いてしまうことは避けたいですよね。そのため、予め長めに予定しておくということです。

また、短い時間で合否を判断できたという場合もあります。これは不合格に限った話ではなく、あなたの魅力が短時間で上手く伝わっていたり、それまでの選考の評価が高かったりすると、予定より短い時間で合格と決める場合もあるでしょう。

面接が遅く終わった場合

面接が遅く終わった場合に考えられる要因は、合否の判断に迷っているケースです。予定した時間では判断がつかず、質問などを増やして学生のことをもっとよく知ろうとしたと考えられます

また、面接官がお話し好きでいろいろと話してくれたり、会話が盛り上がったりした場合も予定時間を過ぎることがありますよ。

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やみくもに面接を受ける前に、自分の面接力を知っておくことが大切です。

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面接時間は合否に直結しない

これらの理由を考えても、面接時間だけで合否を判断することは難しいですよね。面接時間が早かった・遅かったことが合否に直結するわけではないので、あまり気にしないようにしましょう。

いくら合否を気にしてみたところで、結果を決めるのは企業です。結果ばかり考えるのではなく、面接の振り返りをしたり、次の面接の対策をしたりと今後に活きる行動をしましょう。

30分で自分の魅力を最大限アピールしよう

30分という短い時間で合格を勝ち取るには、最初の5分で好印象を残すことが何より大切です。せっかく質問対策などをおこなっても、印象が良くないと面接官の心に響きにくいですよね。

今回紹介した方法を実践すれば、面接官に好印象を与えることができて合格にぐっと近づきます。自分の魅力を最大限アピールするために、ぜひ意識して臨んでくださいね。

記事の編集責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01458)

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