ブライダルの志望動機を作ろう! |職種別例文でテクニックを伝授

この記事のアドバイザー

  • 上原 正嵩

    大学では、カンボジアなど途上国の学力水準を向上させる学生団体を大学内で設立・運営。副代表を… 続きを読む

  • 鴨川 未奈

    大学時代は、短期留学や長期インターン、塾講師と五つ星ホテルでのアルバイト、ダンスサークルで… 続きを読む

  • 吉田 実遊

    大学時代はイベントなどを運営する学生団体の代表を務めた。マインドチェンジと工夫で誰でも活躍… 続きを読む

コラムの目次

  1. 憧れから一歩踏み込んだ志望動機を作ろう
  2. ブライダル業界の特徴を理解しよう
  3. コロナ禍を乗り越えるブライダル業界
  4. ブライダルは「量」から「質」へ
  5. 自分の興味を絞ろう! ブライダル業界の主な4つの職種
  6. ①プランナー
  7. ②ドレスコーディネーター
  8. ③アドバイザー
  9. ④バンケットサービス
  10. ブライダル業界に求められる人物像
  11. コミュニケーションをとるのが好き・得意
  12. ホスピタリティマインドがある
  13. 柔軟な対応ができる
  14. ブライダルでは英語力も重要なスキル
  15. 志望動機を具体的にするために把握しておきたい3つの切り口
  16. ①挙式の形式
  17. ②企業の売り
  18. ③事業規模と展開
  19. 志望動機に盛り込むべき4つの要素
  20. なぜその業界なのか
  21. なぜその企業なのか
  22. 企業にどう貢献できるか
  23. 入社後にしたいこと
  24. ブライダル業界の志望動機例文
  25. プランナー
  26. ドレスコーディネーター
  27. アドバイザー
  28. バンケットサービス
  29. 職種指定がない場合
  30. ESと面接で対策は別! それぞれのポイントをチェックしよう
  31. ES
  32. 面接
  33. 憧れた「理由」を明確にして志望動機を作ろう

憧れから一歩踏み込んだ志望動機を作ろう

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。

「ブライダル業界が憧れだったので志望しています」
「ブライダル業界の志望動機はどんなことを書けばいいですか?」

このような声を聞くことがあります。華やかで、人生の一大イベントに携わることができるブライダル業界に憧れている人も多いのではないでしょうか。しかし「なんとなく憧れているから」という志望動機だけでは評価はなかなか得られません。もちろんそのきっかけが憧れであることはまったく問題ありませんが、志望動機では憧れから一歩踏み込んで「なぜ憧れたのか」を深掘りすることが重要です。

この記事では、ブライダル業界の志望動機に盛り込むべき要素や、その企業ならではの理由を考えるのに欠かせない企業研究に役立つ方法を徹底解説します。

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ブライダル業界の特徴を理解しよう

ブライダル業界はホテルや結婚式場を利用し、結婚式や披露宴を実施する顧客にサービスを提供する仕事です。近年、新郎新婦の希望やこだわりにあわせたスタイルの結婚式・パーティーが増えており、多様化が進んでいます

コロナ禍を乗り越えるブライダル業界

コロナの感染拡大がはじまった当初は大手の式場のほとんどが休館となり、ブライダル業界は大打撃を受けました。しかし数度の緊急事態宣言の経験から、適切な予防対策をとれば開催可能だとわかり、現在は工夫した結婚式・パーティーが開かれています

特に披露宴など多くの人が集まる場も、コース料理が主流のためマスク会食がしやすいため、感染者を出すことも防げています。

顧客のニーズにあわせた多様化と併せ、よりきめ細かいサービスが求められていますが、一生に一度の大切な日に多く立ち会える喜びはますます強く感じられる状況と言えるかもしれませんね。

ブライダルは「量」から「質」へ

日本では少子化が進み、人口減少傾向のため、将来的に結婚式が少なくなるとみられています。その一方で、結婚式の一組あたりの費用は上がっており、業界全体としては横這いで推移しています。既に挙げている式の多様化により、より多く費用が多くかかってもこだわって満足いく結婚式にしたいと考えられるようになり、この状況が生まれています

結婚に対する価値観が変わり結婚をしない・結婚しても式は挙げないカップルも増えていて「量」は中長期的にも減少することが考えられます。しかし結婚式を挙げる場合は、その分特別感が増し、より豪華な「質」の高い結婚式が開かれていくと考えられています。

ブライダル業界の課題や展望について、こちらの記事で詳しく解説しています。

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自分の興味を絞ろう! ブライダル業界の主な4つの職種


就活生

前から憧れていたブライダル業界で働きたいです!


キャリアアドバイザー

わかりました! ではまずブライダル業界の職種を知ることから始めましょう。

一口にブライダル業界を志望すると言っても、実はさまざまな職種があります。企業によっては、入社後まずはジョブローテーションをおこなったあとに正式な職種が決められるところもあれば、募集の段階から職種別で募集をしているところもあります

特にそういった企業を志望する際は、職種ごとの特徴をつかみ志望動機に盛り込まなければなりません。

志望動機を考える前にまずはブライダル業界にはどんな職種があるのか、詳しく知っておきましょう。

①プランナー

  • 主な仕事:新郎新婦の要望をヒアリングをもとに、その要望に沿った結婚式になるように最適なプランを提案する

ブライダル業界の仕事としてもっともメジャーであり花形と言えるのがプランナー。プランナーは結婚式のプロデュースをおこないます。事前の打ち合わせでは新郎新婦だけではなくその家族や友人などさまざまな人とかかわります。

また、ドレスコーディネーターやバンケットサービスなど、従業員とも幅広くかかわる機会が多いです。そのため、相手のニーズを汲み取る力や相手に自分の考えを正確に伝える力が強く求められます


キャリアアドバイザー

事前の打ち合わせだけではなく、当日に向けた準備はもちろん当日のタイムマネジメントをおこなうのもプランナーの仕事です。

②ドレスコーディネーター

  • 主な仕事:ドレスコーディネーターは結婚式での新郎新婦の衣装をコーディネート

ドレスコーディネーターは、ドレスだけではなく、メイク、ヘアスタイル、アクセサリーなどの装飾品すべてを結婚式全体のイメージに合わせてコーディネートしています

新郎新婦の希望に沿った衣装を提案するには、プランナー同様2人の要望を細かくヒアリングする必要があります。ファッションの知識はもちろん重要ですが、それに加えて相手のニーズを引き出すコミュニケーション能力も求められる職種です。

③アドバイザー

  • 主な仕事:結婚式場の下見や見学に来た顧客に対して、そこでおこなっている結婚式のプランや式場などの説明をし、契約を取る

アドバイザーはいいかえれば、その施設や企業の顔とも言えますね。顧客に対して自社やプランの魅力をわかりやすく伝えることで契約に結び付けるためのプレゼン能力が重要な職種でしょう

営業のような役割でもあるため、企業によっては個人にノルマが課せられていることもあります。

④バンケットサービス

  • 主な仕事:挙式や披露宴の準備から、新郎新婦、参加者の誘導、ドリンクや料理の運搬、終了後の片付けなどをおこなう

結婚式当日に重要な役割を果たすのがバンケットサービス。当日は新郎新婦だけではなく家族や友人などさまざまな人が来場します。その来場者全員が満足できるようさまざまな対応をするのがバンケットサービスの仕事です

バンケットサービスでは結婚式全体を見渡す視野の広さや、式の流れや状況を把握しトラブルが発生した場合でも臨機応変に対応する力が重要になります。


キャリアアドバイザー

プランナーも人気ですが、アルバイトでバンケットサービスをしたことからブライダル業界を志望する学生も多くいます。

このほかに、資格などが必要な場合もある職種がこちらです。

そのほか職種リスト
  • ヘアメイクアーティスト
  • フラワーコーディネーター
  • カメラマン

職種や業界のより詳しい解説はこちらの記事でしています。

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ブライダル業界の志望動機は、ツールを使えば3分で作成できます

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ブライダル業界に求められる人物像

コミュニケーションをとるのが好き・得意

結婚式・パーティーを成功させるためには、新郎新婦との綿密なコミュニケーションが必要不可欠です。また、調理や進行スタッフなどあらゆる立場の大勢のスタッフとの連携が重要なため、人とかかわることが好き・コミュニケーション能力があることを重視されます。

コミュニケーション能力のPR方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

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ホスピタリティマインドがある

ホスピタリティマインドとは、奉仕・おもてなしの精神という意味の言葉で、サービス業でひろく使われる言葉ですが、ブライダル業界においては特に需要視されています。顧客である新郎新婦は勿論のこと、多くの来場者に満足してもらうことは大切だと感じますよね。

一生に一度の大切な日を絶対成功させるという責任感と、その場にいる多くの人に喜んでもらえるよう笑顔で迎え入れる姿勢を持つことが大切です。

相手を思いやる経験を志望動機・自己PRに盛り込みたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

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ホスピタリティマインドがある人は人の役に立つ仕事にも向いてます。人の役に立つ仕事についてはこちらの記事で詳しく解説していますよ。

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柔軟な対応ができる

顧客のニーズやこだわりによって対応を変える必要があります。長い場合1年ほどかけて結婚式の準備を行いますが、状況に応じて準備の過程や当日に多少変更することも出てきます。来場者からの要望や予期せぬトラブルへの対応が必要な場合も考えられますね。計画を変更した場合の柔軟な対応力は式にかかわるすべてのスタッフが備えておくべき能力です。

自分に柔軟性を感じ、ブライダル業界に活かしたいと考えられる人はぜひPRに盛り込みましょう。こちらの記事で解説しています。

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ブライダルでは英語力も重要なスキル

多様化する挙式の中には、海外で挙式をするという選択肢があります。新婚旅行も兼ねて、日本にはないロケーションで思い出が作れるため、人気があります。プランによって海外の関係業者との交渉や手配が必要になる為、英語・その他外国語のスキルがあると、より幅広い活躍のチャンスがあります。また、その反対に海外の方が日本特有の結婚式のスタイルや日本のロケーションで式を挙げたい場合にも英語力の必要性が感じられますよね。外国人の新郎新婦からのヒアリングや、外国人の参加者への接客など国内においても英語のスキルが必要な場面があります。

志望動機を具体的にするために把握しておきたい3つの切り口


就活生

具体的な仕事内容を知ったことで、ブライダル業界の企業に就職したい気持ちがさらに強くなりました!


キャリアアドバイザー

良いですね! ただ、ブライダルの仕事ができる企業はたくさんあるので、志望動機では「その企業だから就職したい」という理由を考えなければなりませんよ。


就活生

なるほど。でもその理由ってどうやって考えたら良いのでしょうか……。


キャリアアドバイザー

そのためには企業の特徴を掴むと良いですよ。そのための3つの切り口を紹介しますね。

志望動機では「その企業でなくてはダメな理由」を述べることが欠かせません。そのためには企業研究をして企業の特徴をつかむことが大切ですが、企業研究といっても具体的にやり方がわからない人もいることでしょう。

ここでは企業を見比べるための3つの切り口を紹介します。そうすることで企業ごとの特徴が見えてくるので、企業研究を進めるのにはもちろん、志望する企業を決めることにも役立ちますよ。

①挙式の形式


キャリアアドバイザー

一口に結婚式とはいっても、ホテルウェディングやハウスウェディング、海外挙式などその形式はさまざまです。

企業によっても得意としている形式は異なりますし、一つの形式に特化した企業もあるものです。

たとえばホテルでの挙式は披露宴会場のバリエーションが豊富なため、新郎新婦の希望に応じてさまざまなプランを考えることができます。またハウスウェディングはゲストハウスなどを貸し切ってプライベート感あふれる式を希望する人にはおすすめの形式です。

このように、形式によって新郎新婦が求めるものも自分のプランニングの幅も変わります。そのため「自分がどんな式をプロデュースしたいか」を考えながら企業を見ると良いでしょう

実際の企業例
  • リゾート型:ワタベウェディング
  • ゲストハウス型:テイクアンドギヴ・ニーズ、ツカダ・グローバルホールディング

②企業の売り

企業ごとに何を売りにしているのかを見てみるのも企業研究におすすめです。たとえばドレスで差別化を図っている企業もあれば、式場を自社で保有しているのが売りという企業も、ほかの企業よりも格安であることを売りにしている会社もあります

「女性が輝く」ということを重きにおくなら、ドレスが売りの企業を選ぶことができます。また「結婚式は人生で重要なイベント」ということを重要視するなら、多くの人に結婚式を挙げてもらいたいという観点から格安が売りの企業を選ぶことができるでしょう。

「結婚式で新郎新婦にどうなってほしいのか」「自分がどんな結婚式をつくり上げたいのか」という自分の考えと、企業の売りとを照らし合わせて見てみましょう。

実際の企業例
  • 会場のこだわりが強い:テイクアンドギヴ・ニーズ
  • ドレスのこだわりが強い:クラウディア
  • 海外ウェディングに強い:ワタベウェディング

③事業規模と展開

その企業の事業規模や、事業展開で企業を見比べるのも良いでしょう。大企業はネームバリューもあり、その分さまざまな結婚式に携わることができますよね。中小企業は規模が小さい分、よりそのニーズをかなえることができると考えられるでしょう。

また、企業によっては挙式に携わるだけでなく、ブライダルコンサルティング事業をおこなっている企業やドレスの製造事業・レンタル事業をおこなっている企業もあります。幅広い事業をやっているからこそ、それが本事業である挙式にどうかかわるのかを魅力として伝えられると良いですね

実際の企業例
  • テイクアンドギヴ・ニーズ:国内一位の売上
  • エスクリ:ブライダル事業をおこなう企業や施設に向けたコンサル事業もおこなう
  • ワタベウェディング:ドレスの製造販売・レンタル事業を展開
  • レック:ブライダルフォトに特化した事業も展開

志望動機が思いつかない就活生は、ツールを使うのが一番おすすめ

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ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

 実際にツールで作成した志望動機例文 
 (鉄道会社の場合) 

私には、将来社会に貢献していることを肌で実感できる鉄道職で働きたいという思いがあります。中でも貴社は、日本の大動脈である東海道新幹線のサービス充実を促進しつつも超電導リニア開発を推進しており、日本の今と未来を背負っているという強い使命感を持っておられる点に魅力を感じました。そして、ユーザーに最も近い位置で働き、サービスを提供する運輸系統を志望します。インターンシップやOB訪問、社員懇談会でお会いした全ての社員の方々から、安全・安定輸送への情熱や人としての魅力を肌で感じ、私も貴社の最大の財産である「人」の一翼を担いたいと強く思いました。
例文のような志望動機の作成方法を見てみる

キャリアアドバイザーコメント

吉田 実遊プロフィール

企業研究では社風に目を向けるのもおすすめ

企業研究では「社風」もチェックしてみましょう。社風はその企業で働いている社員のタイプや事業展開、経営理念などが反映されるので、他社と差別化がしやすいものになります。社風の確認は自分に合っている企業の見極めにつながりますよ。

業界の中には革新的な社風の企業もあれば保守的な社風の企業もあります。たとえば、ブライダルの枠を超えてホテルやレストランなどの新規事業に参入しているような企業は、新しいことに挑戦しやすい社風であることが考えられますよね。

インターンシップの参加もおすすめ

企業研究の参考材料として、社風も調べてみることをおすすめします。基本的に社風は企業理念などから想像することもできますが、インターンシップに参加すると実際の企業に触れられるのでより把握しやすくなりますよ。

ホテル業界について詳しく知りたい学生は以下の記事を参考にしてくださいね。

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志望動機に盛り込むべき4つの要素

ブライダル業界の仕事内容や企業ごとの違いが見えてきたところで、ここからは志望動機に盛り込むべき要素を解説していきます。自分の志望動機に説得力を持たせるためにぜひ押さえておきたいところ。一緒に確認していきましょう。

なぜその業界なのか

ブライダル業界への志望理由は「憧れだったから」では選考を突破することはできません。もちろん志望するきっかけは憧れでもかまいませんが「憧れ」はあくまでもユーザー目線の感情です。憧れたその空間や瞬間を自分がつくり出し、人に幸せを提供したいという提供者側の視点を持つことが重要です

ブライダル業界を選んだ理由を考えるためには「なぜ憧れたのか」、その理由を深掘りして考える必要があります。理由が「過去に参加した結婚式で感動した」ならば、そこからさらに踏み込み「その感情をどう活かしたいか」を考えます。

そこから、たとえば「自分も感動をつくり上げたい」「人生で一度しかない大切な瞬間をサポートしたい」「誰かの幸せに携わりたい」と膨らますことができますね。それを「なぜその業界なのか」の答えにしましょう。

過去にブライダルとのかかわりがない場合

人によっては「ブライダル業界と直接的にかかわった経験がない」という人も多くいることでしょう。なぜブライダル業界が良いのかを考えるときは「ブライダルとの接点」に目を向けるのもおすすめです

ブライダル=接客サービスの一つ

接客業の経験から「人の笑顔をつくり出したい」

ブライダルは接客サービスの一つです。こう考えると、アルバイトなどで接客業を経験した人であれば、その経験をもとに「人の笑顔をつくり出せる仕事に携わりたい」と言うことができます。

ブライダル=結婚式というイベントをつくる

学校祭の経験から「一生に一度の思い出を提供したい」

また結婚式という「イベント」に目を向けると、高校や大学の学校祭などの経験から「一生に一度の思い出を作る仕事に携わりたい」と伝えることもできますよ。

なぜその企業なのか

業界を志望する理由と同様に大切なのが「その企業を志望する理由」。結婚式に携われるならどこでもいいのではないか、と思われないためには「なぜその企業なのか」を強く伝えることが大切です。

ブライダル業界は人生で一度しかない瞬間をつくり出す業界です。そのため、企業ごとの特色や価値観が比較的見えやすいと言えます。それぞれの企業が何を重要視し、どのような考えを持っているかをきちんと把握したうえで、自分が共感するポイントを明確に伝えるようにしましょう


キャリアアドバイザー

企業研究の際は、先ほど紹介した3つの切り口を参考にしてみてくださいね。

企業にどう貢献できるか

志望動機ではその企業に対する熱意や意欲の高さをアピールすることは大切ですが、ただ「その企業に入社したい」と伝えるだけでは企業へのアピールとしては今一つ。熱意だけではなく、自分が入社して企業にどう貢献できるかを示すことが大切です

さまざまな人とかかわることが多い仕事ですから、コミュニケーション能力は必須のスキルです。人の幸せのため尽力できるホスピタリティも欠かせません。また、結婚式では顧客からの難しい要望や、当日の予期せぬトラブルに柔軟に対応できる力も必要です。

そのスキルがなぜ求められているのかを考えて、どのように貢献できるか伝えるようにしましょう

柔軟性や対応力をアピールする際はこちらの記事を参考にすると良いでしょう。

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入社後にしたいこと

志望動機では入社後にやりたいことやかかわりたい業務についても触れましょう。ここでは、顧客とのかかわり方を考えるのがポイント。あくまでブライダルは顧客を輝かせる仕事であって、自分が主観となる仕事ではありません。顧客にどうなってほしいかを考えてみるとイメージも膨らみますよ。

募集時からすでに職種が決まっている場合は、その職種の理解を深めておき、やりたい仕事について具体的に伝えると良いでしょう。入社後の姿がイメージしやすくなります。決まっていない場合でも、希望の職種について触れるとより熱意が伝わりますよ。

Will・Can・Mustの視点のバランスが重要

入社後にしたいことでは、will・can・mustの要素をバランスよく盛り込むことが大切です。

willは自分が入社後にやりたいこと。ここでは職種ベースで考えてみると良いですね。そしてこういう仕事がしたい、こういう職種に就きたいとアピールするときに大切なのがcanとmustの視点です。

  • Will…何がやりたいか? 職種ベースで考える
  • Can…「Will」をかなえるために必要なスキルを把握する
  • Must…ブライダル業界のMustは「空間を提供する側に立つ」こと

ただやりたいことだけを伝えるのではなくcanやmustもバランスよく盛り込んだ内容にしなければ、独りよがりな印象になってしまいます。逆にこの要素がきちんと盛り込まれていれば、企業や仕事の理解のアピールにもつながりますし、ミスマッチも起こらないと判断されやすくなるでしょう。

キャリアアドバイザーコメント

上原 正嵩プロフィール

企業を選んだ理由だけでなく企業に貢献できるアピールも大切

志望動機を作るときには「企業にどう貢献できるか」を重要視しましょう。企業は応募者が自社で活躍できるか知りたいと考えています。ブライダル業界の場合では、特に柔軟性や対応力をアピールすると良いですね。

顧客の中にはマリッジブルーのようになっている新郎新婦が少なくありません。個人が支払う金額としては非常に大きいので、少しのことでクレームにつながりやすい業種でもあります。

柔軟に対応できる力のアピールもおすすめ

結婚やウェディング、未来に不安を感じている新郎新婦の話を聞き、柔軟に対応していくことで幸せなウェディングに近づきます。自分に柔軟性と対応力があることと、それを裏付ける実体験を伝えることで、企業に刺さるアピールになりますよ。

ブライダル業界の志望動機例文

志望動機に盛り込みたい内容を踏まえて、志望動機の例文を見ていきましょう。例文は職種別で分類しています。職種別に気を付けたい部分も説明しているので、自分の就きたい仕事と照らし合わせて参考にしてください。

プランナー

結婚式を一からプロデュースするのがプランナーの仕事ですが、結婚式には同じものは2つとありません。10組の新郎新婦がいれば、10通りの結婚式ができます。

そのため、新郎新婦と話し合いを重ねながら希望通りの結婚式をつくり上げていくというクリエイティブな側面があります。自分の手で結婚式を提案・つくり上げたいという思いを強くアピールするようにしましょう

例文①過去の体験をアピール

例文

私は、結婚式という人生で一度しかない大切な日をつくり上げたいと考えています。以前親戚の結婚式に参加した際、幸せそうな様子の新郎新婦を目にしました。そのような姿を見て、次は自分がその幸せな空間づくりに携わりたいと考えたためブライダル業界を志望いたしました。

その中でも、貴社は国内に限らず海外での挙式のほか、ドレス、映像事業などブライダルに関するサービスを幅広く展開していることが強みだと考えております。貴社であれば、さまざまなお客様のニーズに応えることができると感じて志望いたしました。

アルバイトで培ったコミュニケーション能力と、貴社の強みとをかけ合わせて無限の提案ができるようなプランナーになりたいと考えています。


キャリアアドバイザー

過去の経験から、憧れではなく「空間づくりをしたい」と考えられているのが良いですね。企業の強みと自分のやりたいこと・強みをしっかりかけ合わせられており、企業としても採用メリットを感じやすいでしょう。

例文②感動をプロデュースしたい

例文

私は結婚式という感動をプロデュースしたいと考えてプランナーを志望しております。学生時代からサプライズや人の喜ぶことを企画するのが好きでした。その中でも、高校の学校祭の実行委員になったことをきっかけに、将来は人の感動をプロデュースする仕事に就きたいと考えるようになりました。

貴社は全国的に拠点があることから、お客様の希望に合わせた挙式の提案がしやすいと考えております。学生時代からイベントを企画するにあたり「周囲が求めていること」について情報を集めることは頻繁にしていました。

その経験を活かして、お客様のニーズに応じた挙式を提案し、多くのお客様の感動をプロデュースしたいです。


キャリアアドバイザー

ブライダルにかかわった経験がなくても、学校祭というイベントと結婚式とを結びつけて志望動機がきれいにまとめられていますね。就業後も自分の強みを活かして頑張ってくれそうだと考えることができます。

例文③企業の売りに触れる

例文

私は、誰かの幸せのために仕事がしたいと考えたためにブライダル業界を志望しています。業界の中でも、貴社は結婚式の幅を広げているところが強みだと感じています。

たとえば御社は旅行と挙式を組み合わせた結婚式を開催しておられますが、その式であれば一般的な結婚式では得られない充実感や幸せを多くの人が得られるだろうと考えています。

結婚式という人生に一度の瞬間を、新郎新婦はもちろんそのご家族やご友人にも特別な思い出にしてもらえるような演出がしたいと考えたために御社を志望いたしました。入社後は多角的な視点を持つことを忘れず、一生の記念に残るような結婚式を提案したいと考えています。


キャリアアドバイザー

ほかの志望動機に比べて「この企業だから入社したい」という意志が強く感じられる志望動機ですね。企業の実際の取り組みにも触れているので、企業研究がしっかりできていることのアピールにもつながっています。

ドレスコーディネーター

ドレスコーディネーターは職種の中でも新郎新婦の服装に携わる仕事がメインになります。そのため、プランナーに比べると結婚式全体をプロデュースしたいというアピールより、新郎新婦をフォーカスしてプロデュースしたいとアピールするのが良いでしょう

例文①ドレスプランの多さが売りの企業

例文

私は結婚式という女性の晴れの日に携わりたいと考えてブライダル業界を志望しています。学生時代はホテルでアルバイトをしており、実際に結婚式が開催されているのも拝見したことがあります。その中で見た新婦のドレス姿が非常に印象的で、今でも記憶に残っています。自分もドレスを通して、新婦が輝くお手伝いをしたいと考えるようになりました。

私が貴社を志望した理由は、御社がブライダル業界の中でもドレスに関して豊富なプランを用意しており、お客様のニーズに沿ったドレスを提案しやすいと感じたからです。入社後は、ホテルでのアルバイトで鍛えた思いやり精神を活かして、お客様にとって最高のドレスを選び、最高の一日を過ごしてもらえるように尽力したいです。


キャリアアドバイザー

業界の中でもドレスコーディネーター、その中でも貴社。という流れが非常にスムーズで説得力のある志望動機になっていますね。入社後に働いている姿がイメージしやすいです。

例文②女性が輝くサポートをしたい

例文

私はドレスコーディネーターこそ女性がもっとも輝く瞬間に寄り添うことができる仕事だと考えたために志望いたしました。貴社を志望した理由は、自社でドレスを製造販売しているのに加え、洋装和装どちらも幅広く対応されており、さまざまな角度からお客様をより美しくさせるためのドレスの提案ができる点に惹かれたからです。

ウェディングドレスは女性がもっとも輝ける瞬間だと考えています。学生時代のアルバイトを通じてコミュニケーション能力を付けてきたと感じているので、お客様の要望を細かく聞き出し、お客様を輝かせるための唯一無二の提案をしたいです。


キャリアアドバイザー

その企業の強みをしっかり述べられているのがとても良いですね。面接では「どのようなアルバイトでどのようにコミュニケーション能力を身に着けたのか」をより詳しく話すと良いでしょう。

アドバイザー

アドバイザーは見学に来たお客様へ結婚式そのものやプランの魅力を伝える仕事です。そのため「プロデュースしたい」と述べてしまうと、職種の理解ができていないと思われる恐れがあるので注意が必要です

直接お客様の式をプロデュースするわけではなく結婚式につなげる入り口であるということを理解して、結婚式のすばらしさを周知する、お客様を惹きこむ、という点でアピールすると良いでしょう。

例文:挙式の素晴らしさを知らせたい

例文

私は過去に親戚の結婚式に参加し、幸せそうな新郎新婦の様子を見たことから、結婚式を挙げることのすばらしさを多くの人に広めたいと考えてこの業界を志望しました。

現在、結婚しても式を挙げない人や、お金がなくて結婚式ができないという人が増えてきており、その中でさまざまなニーズに応じた結婚式を提案する必要があると感じております。貴社はほかの企業よりも格安で式を挙げられることが強みであると考えており、貴社でならさまざまなニーズに応えられると考えたために志望しました。

アドバイザーはその企業の顔とも言える立ち位置です。私は幅広いニーズに対し、結婚式の素晴らしさと一般的な式以外の選択肢もあることを伝えて、新郎新婦に合わせた式ができるということを広く知らせていきたいと思っています。


キャリアアドバイザー

業界の現状にも触れられており、きちんと業界研究をしていることが伝わる志望動機です。その中でやりたいことを詳しく述べられているので、その職業を選んだ理由に非常に説得力が出ています。

バンケットサービス

式が滞りなく進むために欠かせないのがバンケットサービスです。バンケットサービスの動き一つで式が大幅に遅延してしまうことも考えられます。そのため、しっかりとタイムマネジメントをおこない、状況に応じてさまざまな対応をすることが求められます。

また、結婚式には新郎新婦以外にも多くの関係者が参加しますよね。新郎新婦だけでなく参加者すべてに満足してもらう必要があるため、きめ細やかなサービスが必要になります。幅広い視野やサービス精神などをアピールするのが有効だといえるでしょう

例文:サービスのプロになりたい

例文

私は、バンケットサービスの職に就き、式に参加されるすべての人を笑顔にしたいと思っております。以前、御社で姉の結婚式に参加したことがありますが、式の間スタッフの方々は式が滞りなく進むよう迅速に動いているのを目にしました。式自体とても素晴らしかったですが、参加者全員に幸せな時間を提供できたのは、スタッフの隅々までいきわたったサービスのおかげであると考えています。

私も、新郎新婦以外だけでなくそのご家族やほかの参加者全員に笑顔になってもらうことを第一に考え、すべての人の立場に立って物事を判断できる、サービスのプロになりたいと考えています。視野を広く持ち、参加者全員に満足してもらえるよう精進していきます。


キャリアアドバイザー

過去の経験とそこから感じた感情、そして自分がどうなりたいかと、話の流れが非常にスムーズでわかりやすいです。さらに良くするならば「企業ならではの強み」についてもう少し具体的に表してみましょう。

職種指定がない場合

企業によっては、応募時の段階では職種が特に定められていないところもあります。その場合は、職種については触れず、ブライダル業界のやりがいや魅力について触れるだけでも問題ありません。もしくは、今後就きたい職種について触れるとより熱意が伝わりやすいですね

例文

例文

私は以前自分が結婚式に参加したことをきっかけに、私もプランナーとして結婚式をプロデュースして誰かの幸せをつくり出したいと考えています。その中でも、貴社は国内での結婚式に特化し、結婚式による街づくりなど新しい結婚式の形態を生み出している点に魅力を感じています。

御社であればさまざまな結婚式がプロデュースできると考えたために志望いたしました。大学時代は地域活性化の授業を選考しており、これまでの授業で培った街おこしのノウハウが生かせると考えております。大学での学びとお客様のニーズとをかけ合わせて幅広い提案をしていきたいです。


キャリアアドバイザー

プランナーになりたいという感情を明確に表せており、しっかり将来像をイメージしていることが伝わります。大学の学びと企業の強みがマッチしており、入社意欲だけでなくマッチングの面でも強いアピールにつながりますね。

ESと面接で対策は別! それぞれのポイントをチェックしよう

志望動機はESだけではなく面接で求められることもあります。ESが通過したからと言って、その志望動機をそのまま面接で使うのはおすすめできません。そもそも、面接の場に呼ばれたにもかかわらずESを見たらわかる内容の志望動機であれば面接を受ける意味はありませんよね。

ここからはESと面接で志望動機の内容をどう変えるべきか解説していきます。自分の選考フェーズに合わせて読んでみてください。

ES

  • 業界や企業への熱意を語ろう

ESは企業に自分のことを知らせる初めての機会です。どんなにその企業に入りたいと思っていても、ESを通過しなければ次の面接に進むことができないので、まずは採用担当者の目に留まる必要があります。

その中で企業が採用活動をおこなうにあたって重視されるのは志望度の高さ。そのため「この業界に入りたい」「この企業じゃなきゃダメ」という熱意を強くアピールするようにしましょう

面接

  • +対応力や清潔感が重要ポイント

面接で話す志望動機は必ずESの内容をブラッシュアップさせる必要があります。憧れたきっかけの出来事をさらに深く掘り下げたり、入社後にやりたいことの具体性を挙げることを意識してみましょう。

また、ブライダルの仕事に想定外の出来事はつきもの。準備段階はもちろんですが、式の当日にもさまざまなことが起きるでしょう。そんなときに柔軟に対応できる能力がブライダル業界において非常に重要視されているので、面接でも想定していなかった質問をされることがよくあります

ここで大切なことは落ち着いて自分の言葉で答えること。その答えそのものが正しいか間違っているかよりも、しっかりと自分の言葉でわかりやすく答えられているかが評価されています。

また同様に大切なのが清潔感です。接客業である以上、清潔感があるかは非常に重要視されます。スーツの汚れやしわ、髪型はもちろんですが、お客様を不快にさせないよう匂いや爪の長さなど細かいところまで気を配ることを心掛けましょう。

キャリアアドバイザーコメント

鴨川 未奈プロフィール

「なぜその企業か」と実体験は特にブラッシュアップしておこう

志望動機はESと面接とではそもそも見られているところが違います。ESは「会って話を聞きたい学生か」というところがよく見られています。そのため、採用担当者の興味を引くためにややインパクトある表現に工夫することが大切です。

面接ではESに書いた内容を掘り下げた部分がチェックされます。特に「なぜその企業を志望するのか」の「なぜ」の部分はしっかり話せるようにしておきましょう。また志望動機に「応募企業で活かすことができる自分のスキル」を盛り込んだときは、その根拠としてそのスキルを活かした出来事について詳しく語る必要があります。志望理由とスキルを裏付ける実体験は必ずブラッシュアップしておきましょう。

憧れた「理由」を明確にして志望動機を作ろう

ブライダル業界は非常に華やかで魅力的な業界です。そんな業界に憧れて志望する学生も多くいることでしょう。しかし、憧れだけでは志望理由として少し不十分です。

説得力のある志望理由を作るためには、憧れた「理由」を明確にすることが欠かせません。自分がなぜブライダルに憧れたのか、一歩踏み込んで考えることで、志望した理由が明確になり説得力のある志望動機が書けるようになりますよ。

記事の編集責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01458)

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