例文16選! 学外活動をESや履歴書で効果的にアピールするコツ

この記事のアドバイザー

  • 塚田 未樹

    大学では社会学・英語・韓国語を中心に学び、デジタルサイネージを扱うベンチャー企業で2年間の… 続きを読む

  • 乾 花穂子

    大学時代は300人が在籍するESSという英語サークルに所属し、その1部門であるディスカッシ… 続きを読む

  • 末吉 涼

    大学2年生の時にヒッチハイクで日本一周を達成。チャレンジする姿勢がモットー。ポート入社後は… 続きを読む

コラムの目次

  1. まずは学外活動とは何かを理解しよう
  2. 学外活動と課外活動の違いを押さえよう
  3. 学外活動
  4. 課外活動
  5. 書くことがない……学外活動欄に「特になし」はアリ?
  6. 「学外活動」で企業が評価する能力
  7. 積極性やチャレンジ精神
  8. 業務遂行力
  9. リーダーシップ
  10. 5つのステップで完成! 「学外活動」の効果的な組み立て方
  11. ①活動の概要を説明する
  12. ②活動を始めた動機やきっかけを明確にする
  13. ③活動の中で見つけた課題や目標を提示する
  14. ④学外活動を通して学んだことをまとめる
  15. ⑤企業でどう活かしたいかを盛り込む
  16. ESや履歴書で「学外活動」を書くときの注意点
  17. 活動の成果や得たものまでしっかりと書く
  18. 活動内で使う専門用語は避ける
  19. 「学外活動」に書ける内容がないときはどうする?
  20. テーマ別例文16選! 学外活動の効果的な伝え方
  21. アルバイト
  22. ボランティア
  23. インターン
  24. 習い事
  25. Wスクール
  26. 地域活動
  27. 資格の勉強
  28. 趣味
  29. 学外活動は自分らしさをアピールするチャンス

まずは学外活動とは何かを理解しよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「学外活動って何ですか?」
「学外活動に何を書けばいいのかわかりません」

エントリーシート(ES)や履歴書を作成する就活生から、このような声を聞くことがよくあります。学外活動は、自分らしさをアピールできる重要な項目です。学外活動について正しく理解することは、ESや履歴書の通過率アップへとつながります。

この記事では、学外活動が指す具体的な活動や、学外活動で企業が評価する能力、効果的な組み立て方を解説していきます。例文も紹介するので、採用担当者に響く学外活動欄を完成させてみてください。

学外活動と課外活動の違いを押さえよう

ESや履歴書でたずねられる項目には、「学外活動」のほかに「課外活動」もあります。中には、課外活動の方が耳にする機会が多いという人もいるかもしれません。

2つの言葉はよく似ていますが、それぞれが指す具体的な内容には違いがあります。まずは学外活動とはどんな活動なのか、課外活動との違いも含めて把握しましょう。

学外活動

学外活動の例
  • アルバイト
  • ボランティア
  • インターン
  • Wスクール
  • 地域活動
  • 資格の勉強
  • 趣味

学外活動とは、「学外」=大学の範囲外でおこなうすべての活動のことを指します。これまでの学生時代をちょっと振り返ってみてください。学業やサークル活動・部活動など、大学に関連することのほかにも、さまざまなことをして過ごした時間がありますよね。

たとえば、学業の合間を縫ってアルバイトをしていたなら、それも立派な学外活動のひとつです。ほかに、ボランティアや地域活動、インターンも学外活動になります。短期型のインターンでも、伝え方次第で効果的にアピールすることができますよ。


キャリアアドバイザー

スクールや資格の勉強も、学外活動に挙げられます。スキルや資格を取得していない場合でも、取得に向けた取り組みを書くことができます。没頭している趣味について書くのも、ひとつの方法ですね。

課外活動

課外活動の例
  • サークル活動
  • 部活動
  • 委員会
  • 留学
  • その他、「学外活動」に含まれるもの

課外活動の「課外」とは、教育課程外の略称です。課外活動とは、学業以外のすべての活動のことを指します。学業以外であれば、大学の範囲内でおこなう活動なのか、範囲外でおこなう活動なのかに関わらず、すべて課外活動です

課外活動に含まれる具体的な活動は、サークル活動・部活動・委員会・留学など大学の範囲内でおこなう学業以外のすべての活動と、大学の範囲外でおこなう学外活動です。つまり、学外活動は、課外活動の一部と言うことができます。


キャリアアドバイザー

結論としては課外活動と学外活動の違いとして、課外活動は学業以外の大学内・外両方の活動、学外活動は課外活動のうち、大学外の範囲の活動と把握しておきましょう。

書くことがない……学外活動欄に「特になし」はアリ?

「学外活動欄に書くことがまったく思いつかない」あるいは「評価されるような内容が思いつかない」という場合でも、「特になし」とするのは避けましょう。とくに企業が作成したESでたずねられる場合、企業はなんとなく学外活動欄を設けているわけではありません。

何も書かないと「熱意がない」などのマイナスイメージになってしまいます。学外活動に書く内容は、特別なことでなくても構いません。以下で解説する企業の評価ポイントや例文を参考に、自分なりの学外活動をアピールしてみましょう。

キャリアアドバイザーコメント

乾 花穂子プロフィール

やるべきこと以外にも広く興味を持ち、行動に移せているかを見られている

学生の本分は勉強や研究活動ですから、究極のことをいえば学外活動は必要ありません。ですが、企業側は選考フローで聞いてきますよね。それはなぜでしょうか。勉強や研究活動をしっかりと頑張ることは当然のこととして、勉強だけではなく、広くさまざまな活動に携わり、視野の広い学生を求めているということでしょう。

1.2年次生の間は夕方までぎっちりと単位習得のための講義が入っているということは考えにくいでしょうから、空いた時間に何をしているのか、そこで自己成長につながることをしてきたのかは企業も気になるところです。ネットサーフィンで時間を消費する学生よりも、オフラインで友人に会う、またはボランティアに参加することなどはビジネスパーソンになった際も生きてくることでしょう。新たなコミュニティに身を置くことは、視野も広がり社会の構造を知っていくことにも役立っていますよ。

「学外活動」で企業が評価する能力

「学外活動」で企業が評価する能力
  1. 積極性やチャレンジ精神
  2. 業務遂行力
  3. リーダーシップ

学外活動を書くにあたって、企業がどんな意図で学外活動欄を設け、どんな能力を評価するのか知っておくことは非常に重要です。企業の意図や評価のポイントを把握しておけば、学外活動欄への記入を、的確かつ自信を持っておこなえます。

企業が学外活動のエピソードから知りたいのは、就活生の人柄や物事への取り組み方といった人物像です。そのなかで、上の3つの能力をとくに評価します。学外活動のなかでアピールすべきポイントとしてチェックしておきましょう。

積極性やチャレンジ精神

与えられた課題をただこなすだけでなく、自ら積極的に行動できることは、企業が求める能力のひとつ。企業は学外活動のエピソードから、積極性やチャレンジ精神があるかどうかを評価します。

たとえば、課題に対して自ら解決策を発想し、その発想に基づいて進んで行動できるかどうかが見られています。「地域活動のなかで新しい取り組みを自ら率先して企画、実行した」などの経験は、評価されるポイントです。

また、学外活動を始めたきっかけを通して積極性やチャレンジ精神が評価される場合もありますよ。きっかけを話す際は事柄の詳細だけでなくそのときの感情や考え方を伝えることを意識しましょう。以下に例を挙げておきます。

NG例

「誘われたから」「なんとなく」など、主体性が感じられない伝え方

OK例

「映画で○○を知り感銘を受け、自分も挑戦したいと思った」など、感情の動きがわかる伝え方


キャリアアドバイザー

学外活動における「行動」は積極性やチャレンジ精神に結びつきますが、とくに既存の枠組みを超えて企画・実行したこと、ゼロから企画・実行したことは評価が高くなります。

積極性をアピールしたい人はこちらの記事もぜひ読んでみてください。

関連記事

例文18選! 自己PRで「積極性」を上手に伝える秘訣

積極性は多くの企業が求める魅力的な自己PR こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。 自己PRは、自分の持っている強みをアピールできるチャンスの場。少しでも採用担当者に良い印象を与えたいですよね。そんなとき、ぜひ考え […]

記事を読む

チャレンジ精神の言い換え表現についてはこちらの記事で紹介しています。

関連記事

チャレンジ精神を上手に自己PRするには|言い換え表現や例文を紹介

チャレンジ精神は自己PRの題材としておすすめ こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から 「チャレンジ精神って自己PRに向いていますか?」 「面接官に評価されるチャレンジ精神ってどんなのですか?」 という声を […]

記事を読む

業務遂行力

業務遂行力の言い換え表現
  • 企画力
  • 実行力
  • 行動力

社会人になれば、企業という組織でさまざまな業務を遂行することになります。そこで企業は、学外活動のエピソードから、就活生の業務遂行力を見ようとします。業務遂行力は、言い換えれば、「企画力」「実行力」「行動力」です。

中でも、自ら掲げた主体的な目標を、困難を乗り越えて達成したケースは高く評価されます。受動的な目標であっても、達成するために工夫を凝らしたり行動に移したりした経緯を伝えることで、業務遂行力を効果的にアピールすることが可能です。

業務遂行能力のアピールにはこちらの記事が役立ちますよ。

関連記事

就活生必見! 業務遂行能力の高め方|選考アピール法も例文で解説

仕事ができる人は業務遂行能力が高い! 学生のうちから鍛えよう こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。 「業務遂行能力がアピールポイントになると聞いたけど本当ですか?」「どのようにアピールすればいいの?」 業務遂行能 […]

記事を読む

リーダーシップ

リーダーシップも学外活動のエピソードから評価されます。学外活動で組織や集団を率いた経験があれば、具体的にどんなことをおこなったのか伝えるといいでしょう。

リーダーシップの能力は、組織や集団のメンバーが学生だけに限らず、さまざまな立場や背景の人で構成されている場合に、より高く評価されます

注意したいのは、リーダーシップで評価されるのは、役職や役割そのものではないということ。役職についた経験があっても、そこでどんなことを実行したか説明できないとあまり意味がありません。


キャリアアドバイザー

逆に言えば、たとえ「集団を引っ張った経験がない」という人でも、「メンバー内のまとめ役を引き受けている」「モチベーションアップに努めた」などと、具体的なエピソードを説明することで、リーダーシップをアピールすることができますよ。

キャリアアドバイザーコメント

塚田 未樹プロフィール

学外活動での成果から企業は学生の将来性を図っている

学外活動での経験がそのまま社会人としてすぐに活かせるかというとそれは難しいでしょう。リーダーシップが強みだといっても、企業がすぐに部署のまとめ役として学生を見ているわけではないのは明白です。新卒採用はポテンシャル採用であり、将来活躍してくれるであろう人材を求めています。

社会人として新人時代から持っておいてほしい能力として見ているポイントは、目的を持って行動したか、忍耐強く取り組めたか、他人とうまくコミュニケーションを取れるか、などです。学外活動を通じて得た成果やスキルから社会人としてのこのような基礎的な能力が備えられたかを見られていると思って良いでしょう。

もしかして今の自己PRで満足?
そのままでは危険ですよ

自己PRは就活で最も大事な要素です。
書類選考から面接まで、就活を進める上での自分軸になります

自己PRをしっかり作れないと、選考通過ができないだけでなく自分が望む就職先に決まりません。

そこで活用したいのが、自己PR作成ツールの「自己PRジェネレーター」です。
このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけでしっかりした自己PRを作れます。

5つのステップで完成! 「学外活動」の効果的な組み立て方

企業が学外活動の内容から評価するポイントを踏まえたうえで、実際に学外活動欄に記入する内容を組み立てていきましょう。学外活動は、相手に伝わりやすい構成を意識して書くのがポイントです。

ここでは、学外活動の組み立て方について、5つのステップに分けて説明します。順を追って組み立てることで、あなたの強みが反映された、採用担当者に伝わりやすいアピールが完成しますよ。

①活動の概要を説明する

活動の概要説明のポイント
  • 1文程度に短くまとめる
  • 具体的な内容を盛り込む
  • 期間など数値的な情報を加える

まずは、これからどんな学外活動について述べるのか、活動の概要を簡潔に説明します。概要の説明をせずに書き進めてしまうと、冗長でわかりにくい文章になってしまいます。概要は、冒頭の1文程度に短くまとめましょう。最低限、どんな活動をおこなったのかわかるようにします。


就活生

私は大学1年から2年間、IT企業でのインターンに参加しました。

このように「インターン」という活動だけでなく、「大学1年から2年間」という期間を盛り込んだり、「IT企業」というように、どんなインターンなのか簡単に説明する内容を盛り込んだりしてもいいでしょう。

②活動を始めた動機やきっかけを明確にする

次に、なぜその活動を始めたのか、動機やきっかけについて説明しましょう。前述のとおり、活動を始めた動機やきっかけは、企業が積極性やチャレンジ精神を評価するポイントでもあります。このため、主体的な動機を示すようにしましょう。

活動が充実したものであっても動機が不明確な場合「何も考えずに取り組んでいたのかな」などと、マイナスな印象につながってしまうこともあります。しかし「興味があった」「成長したかった」といった動機では、活動への熱意が採用担当者へ伝わらず不十分です。動機やきっかけは、具体的に伝えましょう。

OK例

・必要なマンパワーを提供しながら、現場の課題を肌で感じ、その解決方法を学びたいと思いボランティアに参加した
・少しでも興味があることは実際に着手してみることで向き・不向きや自分に足りないところがわかると感じ、複数の資格取得を目指した

NG例

・なんとなく興味があったから

③活動の中で見つけた課題や目標を提示する

活動のなかで、課題や目標に取り組んだエピソードを盛り込みましょう。まずは、どんな課題や目標を見つけたのか、明確に提示します。このとき、課題や目標を見つけるに至った状況についても説明すると、説得力が増しますよ

目標や課題は、高い目標、困難な課題ほど、評価が高まります。提示する目標や課題の難易度が伝わりにくい場合には、難易度がわかるような説明を加える工夫も必要です。


キャリアアドバイザー

たとえば「TOEICのスコア900点」ならば多くの人が難易度を理解できますが、「毛筆書写検定1級」はイメージしにくいでしょう。その場合は「師範相当の技量が必要とも言われており、合格率は10%以下」などと補足することで、伝わりやすくなりますよ。

④学外活動を通して学んだことをまとめる

4つ目のステップは、エピソードを通じて得られた成果や学びについてまとめることです。課題や目標への取り組みから活動を通して得たものまでをまとめるこの部分は、学外活動の核心部分と言えます。

活動を通して学んだことをアピールする際には、具体性を意識しましょう。定量的に伝えることができれば、非常に効果的です。「アルバイト先の売上がアップした」と書くより、「売上が2倍になった」としたほうが、成果が伝わりますよね。数値で伝えることが難しい場合には、「300冊の本を読んだことで知識が深まった」などと、取り組み方に具体性を持たせるのもひとつの方法です。

⑤企業でどう活かしたいかを盛り込む

最後に、学外活動を通じて得た成果や学びをどのように企業で活かしたいか盛り込むことが重要です。採用担当者は応募者が入社後に活躍できる人材なのかどうか、常に考えています。学びをどう活かしたいかしっかり伝えることによって、ポジティブな印象を与えることができるでしょう

学外活動で得られたことをそのまま志望する企業で活かせるケースは多くないかもしれません。しかし、学外活動で得た学びを企業で活かせる何かしらのポイントを見つけることはできるでしょう。たとえば、コミュニケーションスキルや粘り強さなど、幅広い目的や業務の遂行に欠かせない能力は、アピールにつなげやすいポイントです。

学外活動で身につけた企業で活かせるスキルの例
  • コミュニケーション力
  • 粘り強さ
  • 業務遂行力
  • 計画性
  • チャレンジ精神
  • 行動力

ESや履歴書で「学外活動」を書くときの注意点

「学外活動」を書くときの注意点
  • ①成果や得たものは必ず書く:目標達成だけでなく過程で得たものも盛り込む
  • ②専門用語は避ける:読み手に配慮し、コミュニティ内の人だけが理解できる特殊な用語を使わない

ESや履歴書で学外活動を書く際の注意点を紹介します。充実した学外活動の経験について、伝わりやすい構成を意識して書いても、肝心な点をおろそかにしてしまうと採用担当者にうまくアピールできなくなってしまいます。

採用担当者の印象に残る、効果的な学外活動欄にするために、次の2つの点に注意してください。

活動の成果や得たものまでしっかりと書く

難関資格の勉強を学外活動として書く場合の例を挙げてみます。


就活生①

勉強会を自ら企画し、効果がありました!


就活生②

効率的なスケジュール管理をおこない、学業と資格の勉強を両立させました!

企業は学外活動を通して、就活生が課題や目標に取り組む姿勢を見ようとしています。このため、活動を始めた動機や課題の発見など、「過程」の部分を丁寧に伝えることが必要で、必ずしも成功や達成といった「結果」が重要なわけではありません

ただし、活動による自身の成果や得たものについては、しっかりと書くことが必要です。結果と成果は、イコールではないことに注意しましょう。結果だけでなく、どんなスキルが身についたのか、客観的に理解できる視点も評価の対象となりますよ。

活動内で使う専門用語は避ける


就活生

専門用語を使うと、いかにも詳しい感じがしますよね。


キャリアアドバイザー

そうですね。でも内容が伝わらなければ、相手のことを考えずに話す「配慮がない人」と捉えられてしまう場合があるので注意が必要です。

学外活動を書くときに注意したいもうひとつのポイントが、専門用語を使わないことです。学外活動で日常的に使用している用語でも、コミュニティ内でしか通じない用語もあることを覚えておきましょう。

採用担当者がわからない専門用語を使ってしまうと、内容が十分に伝わらないことがあります。それだけでなく、一般的でない用語を使用することは、「配慮に欠ける」「相手の立場に立って物事を説明できない」などのマイナスイメージにつながりかねません

どうしても説明の過程で専門用語が避けられない場合には、括弧書きで簡単な説明を加えるなどの配慮をしましょう。

キャリアアドバイザーコメント

末吉 涼プロフィール

学外活動欄だけを読んで人事担当者が納得できるものでないとNG

選考する企業側の担当者が、「学外活動欄だけを読んで、納得性の高いもの」でなくてはいけません。一度読みしただけでは抽象的すぎてわからない、疑問点がたくさん浮かんできてしまう内容はNGです。活動内容自体の説明を端的に盛り込む必要がありますが、逆に活動の説明だけで終わってしまう学生も実際によく見受けられます。「○○して●●という結果になった」など事実だけを述べて終わっているのは非常にもったいないですね。

この対策として、自分である程度完成したところで、別の誰かに読んでもらうことをおすすめしています。事実だけにとどまらず、何を考えての行動なのか、努力した点は何か、コミュニティの中での役割は何かなど、学外活動を通して身に付いたビジネスパーソンになってからも応用できるスキルや行動特性をさまざまな切り口からアピールしましょう。

「学外活動」に書ける内容がないときはどうする?


就活生

うーん、どうしても書けるような活動をしてきてなくて……。


キャリアアドバイザー

大丈夫、学外活動に期間は問われないので、今からでも間に合いますよ!


就活生

本当ですか!? じゃあ、とりあえず近場でできるボランティアでも探そうかな。


キャリアアドバイザー

漠然とおこなうのではなく、きちんとした動機を持って取り組むことが大切ですよ。

学外活動を書くときの組み立て方と注意点を踏まえて、自分ならどんな内容を書けばいいか、イメージをつかめてきたでしょうか。もし、「これまでおこなった学外活動では内容に不安がある」など、書ける内容がない場合、短期でもアルバイトやボランティアに参加しましょう。

志望する企業と同じ業種のアルバイトや企業理念に通じるボランティアなら、とくに大きなアピールになります。アルバイトとボランティアどちらの場合でも「学外活動に書く内容がないから」以外の、前向きな動機を明確にして始めましょう。

あなたは大丈夫?
就活生の6割が苦労した「自己分析」

就活を経験した先輩によると、およそ6割の人が「自己分析は大変だった」と回答しました

自己分析で苦労する就活生が多いからこそ、この記事を見ている人には滞りなく進めてほしいと思っています。

そこでおすすめしたいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。これを使えば、短時間でサクッと自己分析を終えることができますよ

テーマ別例文16選! 学外活動の効果的な伝え方

それでは、ここからは実際にESや履歴書に記入する学外活動の例文をご紹介します。

代表的な8つのジャンルの学外活動(アルバイト・ボランティア・インターン・習い事・Wスクール・地域活動・資格の勉強・趣味)について、それぞれの活動を学外活動として伝えることのメリットや注意点を解説し、続いて2つずつ例文を紹介します。

ぜひ自分が選ぼうとしている活動以外にも目を通し、学外活動をより効果的に書くために役立ててください。

アルバイト

多くの就活生が一度は経験したことのあるアルバイトは、学外活動で選ばれることの多いテーマです。アルバイトは、実社会での就業経験であり仕事であるため、企業での活かし方を書く際に、比較的共通点を見つけやすくつなげやすいというメリットがあります。採用担当者に入社後の姿をイメージしてもらうのにも役立つでしょう。

ただしありきたりな内容にならないよう注意が必要です。「コミュニケーションスキルが高められた」「アルバイトリーダーに抜擢された」といった内容は、多くの就活生の学外活動に見られる内容で、自分らしさをアピールするには不十分です。取り組みや成果について数字を用いるなどして具体的に書くことを意識しましょう。

例文①

例文

私は大学1年から2年間、夜勤でピッキングのアルバイトをすることで、自己管理能力を身につけました。

夜勤のアルバイトを始めた動機は、大学の学費を自分で捻出したいと考えたからです。学業と夜勤のアルバイトとの両立は、時間管理と体調管理が課題となりました。通学の隙間時間を活用したり、授業と仕事の間には極力仮眠を取るようにしたりすることで自己管理をおこない、学業とアルバイトとの両立を、一度も体調を崩すことなく続けています。

社会に出て複数の業務を遂行しなければならない際にも、この経験を活かして自己管理を徹底したいと考えます。


キャリアアドバイザー

自己管理能力は地味なようで、社会人としては非常に重要なスキルです。アルバイトの内容よりも、自己管理能力にフォーカスしたことで印象に残りやすくなっています。

例文➁

例文

私はアルバイトとしてアパレルショップに2年間勤務しており、顧客アンケートで好感度1位を獲得しました。

アルバイトを始めたきっかけは、好きな洋服に携わる仕事を通じてコミュニケーション能力の向上をはかりたいと考えたからです。アルバイトを始めた当初はうまく接客できず、お客様に満足のいく提案をすることができませんでした。そこで日々の接客の経験を記録し、ひとつずつ改善点を洗い出していったところ、半年後には好感度1位を獲得することができました。

この経験から、改善に向けて自ら行動することの大切さを学びました。社会に出ても業務の効率化や改善に活かしていきたいです。


キャリアアドバイザー

「好感度一位」にもインパクトがありますが、それだけでなく「日々の接客記録をつけた」という具体的な過程を盛り込んだことで、課題解決に向けた前向きな姿勢や行動力が伝わります。

アルバイトで得た学びをアピールする場合はこちらの記事も参考になりますよ。

関連記事

例文10選! アルバイトで学んだことを魅力的に伝える方法

「アルバイトで学んだこと」で学びだけを伝えるのは不十分 こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。 「就活でアルバイトでの学びについて聞かれるんですか?」「ガクチカでアルバイトを通じての学びを伝えたいんですが、どうすれ […]

記事を読む

ボランティア

学外活動でボランティアについて書くメリットは、主体性をアピールしやすい活動であることです。主体性は、行動力や積極性、チャレンジ精神の評価につながります。また、活動を始めた動機やきっかけがはっきりしている場合が多いため、明確に書くことで活動への熱意も伝えやすいでしょう。

注意点は、ボランティア活動そのものが評価されるわけではないという点。ボランティアをおこなった期間や内容ではなく、ボランティアに取り組んだという経験から得た成果や学び、活動のなかでおこなった工夫や努力について、しっかり書くようにしましょう

例文①

例文

私は被災地でのボランティア活動を通して、あきらめないこと、力を合わせることの大切さを学びました。

私が大学1年のとき、以前住んでいた街が豪雨の被害に見舞われ、大学の夏季休暇を利用してボランティア活動をおこないました。被害は凄まじいものでしたが、現地の人、ほかのボランティア仲間と力を合わせ、被災者の家を無事片付けることができました。

活動中は、周りの人の動きや表情を意識し、状況の変化にスムーズに対応できるように心掛けました。また、現場に疲れが感じられたときには、積極的に声かけをし、少しでも前向きな雰囲気作りに貢献できるよう努力しました。

この経験を通して得た、あきらめずに行動することの大切さを忘れず、社会に出てからも周りの人たちとさまざまなことにチャレンジしていきます。


キャリアアドバイザー

被災地でのボランティア活動はすばらしいですが、それだけに頼ってしまうのはもったいないですね。活動中にどんなことを意識し、工夫したのかを盛り込むことで、前向きな人柄やチームワークができる能力が伝わりますよ。

例文➁

例文

私は大学1年生から継続して、日本語を学びたい人々に向けたボランティアのプログラムに参加しています。

自身が外国語の学習を通じて得た楽しさをほかの人にも味わってほしいと感じたのがきっかけです。当初、テキストを利用しての勉強では集中力が続かない学生も多く、欠席も目立ちました。

そこで私は学生とコミュニケーションを取り、気に入った授業などをヒアリングする中で、歌を取り入れた勉強方法を主催者に提案するなど授業の改善を重ねました。

その結果、最終的には授業に私の企画案が取り入れられて学生が欠席することはほぼなくなりました。今では教室に笑顔が増え、参加メンバーも増えています。社会に出てからも、物事に柔軟に対応し、改善に努める姿勢を忘れずに業務を遂行します。


キャリアアドバイザー

単にボランティア活動に参加したというだけでなく、主体的に行動し、成果を導いたことがアピールできています。仕事でどう活かしたいかもしっかりと明示していますね。

ボランティア経験を自己PRでアピールしたい学生はこちらの記事も読んでみると良いでしょう。

関連記事

自己PRでボランティア経験を効果的に伝えるための4つのステップ

ボランティア経験の自己PRは能力や人柄が伝わる内容にしよう こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。最近、就活生から自己PRに関して 「ボランティア経験は効果的な自己PRになるの?」「ボランティア経験に対して面接官は […]

記事を読む

インターン

インターンは、実社会において社会人としての経験を積むことができる学外活動です。アルバイトと同様に、経験から得たものを企業で活かすことにつなげやすいというメリットがあります。また、主体性や積極性をアピールしやすい活動でもあります。

とくに長期インターンの場合、社員とともに実際の業務に携わるケースも多く、業務に取り組む姿勢や業務遂行力を効果的にアピールすることができます。ただし、活動から得られた成果や実績は具体的に説明しなければ伝わりにくいため、できるだけ定量的に伝えることを意識しましょう

例文①

例文

私は不動産仲介営業でのインターンシップで、営業成績1位を目標に頑張りました。

インターンシップへ参加した動機は2つあります。1点目は営業職を希望していること、2点目は社会に出てからできるだけ早く実績を出せるようになりたいと考えたことです。

インターンシップを開始してすぐはなかなか売上が上がらなかったものの、営業活動に必要なテクニックを学び、成約見込みの高い顧客に集中してアプローチすることで、最後には学生インターン生10名中1位を獲得することができました。

貴社でもこの経験を活かし、常に勉強することを忘れず、効率的なアプローチをおこなうことを心掛け、営業成績の達成に努めます。


キャリアアドバイザー

目標や動機、達成までの経緯、成果と入社後の抱負が簡潔にまとめられた例文です。結果的に1位を獲得できている点も含め、営業職では高く評価されるでしょう。

例文➁

例文

私はIT関連企業でのインターンシップに参加し、リードの獲得増を実現させました。

私が所属したチームでは、リードの獲得増を目指してさまざまな取り組みをおこなっていました。私はそのなかでWebコンテンツからの流入を目指してはどうかと考え、コンテンツの新規作成と既存コンテンツの見直しをおこないました。

正社員のチームリーダーの意見も踏まえて企画を作成し、実行にあたっては他のチームにも参加してもらいました。結果、施策前と比較して、獲得リード数は約2倍となりました。

この経験を通して学んだのは、企画を実行に移すプロセスやチームワークの精神です。これらを今後も業務における目標達成に活かしていきたいと考えています。


キャリアアドバイザー

学生1人がインターンシップで達成できる成果は限られています。自分の成果だけをアピールするのではなく、仲間と共に達成したことを伝えることでチームワークができる人物であることがアピールできますね。

習い事

習い事は、継続力や自分らしさをアピールできるメリットのある学外活動です。習い事の内容そのものが評価されるわけではありませんが、習い事によっては採用担当者の興味を引くことができる場合もあるでしょう。

長年続けている習い事について書く場合、エピソードが古いものにならないように注意しましょう。たずねられているのは学外活動ですから、学生時代のエピソードに焦点を当てて書く必要があります。

また、ただ習っているというだけでは受動的・消極的な印象を与えてしまうので、始めたきっかけや続けている理由について明確にし、取り組む姿勢や得たものについて、具体的に説明することを心掛けましょう

例文①

例文

私は12年間書道を続けています。家族のすすめで始めたのがきっかけですが、今では字を書くことが楽しく、自分の意思で続けています。

大学入学後には近所の子供たちに書道を教える機会を得ることができ、書道の楽しさを伝えるという新たな目標もできました。教える立場としては、褒めることでモチベーションを上げることを意識して取り組んでいます。その結果、生徒数は当初の倍に増え、書道の楽しさを伝えられていることを実感しています。

この経験から私が学んだのは、モチベーションをコントロールすることの大切さです。社会人生活においては、まずは自分のモチベーションをうまく維持することに注力し、リーダシップを発揮すべき場面では、チームの士気を高めることを意識しながら業務を遂行していきます。


キャリアアドバイザー

書道を続けている継続力から、指導をすることで新たな目標を持ち、生徒たちのモチベーションコントロールの大切さに気づいたという経験につなげています。長年続けてきた習い事について改めて分析すると、アピールできる点が見えてくるかもしれませんね。

例文➁

例文

私は大学2年から、習い事としてバレエを始めました。

幼いころの経験もなく、大人になってからバレエの姿勢を習得することは容易ではありませんでしたが、コンプレックスである猫背を直したい思いと長年抱いてきたバレエへの憧れから、日々練習に取り組みました。

日常生活でも所作や立ち振る舞いに気を遣っていたところ、半年で猫背が解消され、今では当初つらかったバレエの姿勢も楽にできるようになりました。この経験を通して、努力を積み重ねることの大切さを学びました。

貴社においても、目標に対して努力を惜しまず、粘り強く業務を遂行することに努めます。


キャリアアドバイザー

コンプレックスや得意ではないことにも、習い事を通して前向きに取り組むことで成果を得たエピソードです。努力を重ねて達成した経験は仕事においてとても重要といえます。

Wスクール

Wスクールは、自分の意思で明確なきっかけや動機を持って始める学外活動です。このため、主体性やチャレンジ精神をアピールしやすいというメリットがあります。また、資格の取得や技術の習得など、目標や課題もはっきりしていて、エピソードが組み立てやすいのも特徴です

しかし「技術を習得するためにWスクールに通った、実際に技術を習得できた」というエピソードでは単調で、せっかくの主体性やチャレンジ精神も伝わりません。動機は、なぜ技術を習得したいと思ったのかというところまで踏み込んで、具体的に書くようにしましょう。学外活動による成果も、技術を習得したことそのものではなく、それによって何を得られたか書くのがポイントです。

例文①

例文

私は昼は大学、夜は専門学校に通い、簿記の資格取得に取り組んできました。専門学校に通い始めた動機は、簿記を取得して将来の仕事に活かしたいと考えたことと、大学で会計に触れもっと深く学びたいと考えたことの2つです。

大学と専門学校の両方に通うことは大変でしたが、スケジュール管理に努めて両立させました。結果、簿記2級まで取得することができました。資格を取得できたことは自信につながり、さらに努力することの大切さを学ぶことができました。

現在、1級取得に向けた勉強を続けています。社会人生活においても、努力を惜しまず、チャレンジ精神を忘れずさまざまなことに挑戦したいです。


キャリアアドバイザー

真面目で勤勉であるということだけでなく、チャレンジ精神のある人物であることがアピールできる例文です。何が大変であったかも盛り込むことで努力がイメージしやすくなります。

例文➁

例文

私は大学に通いながら、夜は専門学校でWebデザインについて学びました。

大学1年のときに趣味の旅行に関するWebサイトを立ち上げたことをきっかけに、Webデザインに興味を持ちました。そして専門的なデザイン力を習得したいと考え、専門学校へ通うことを決めました。

専門学校での授業は、大学の授業と同様に学びが多く、有意義な経験となりました。プログラミング、画像加工に必要なツールのスキルだけでなく、基礎的なデザインスキルまで網羅的に習得でき、興味を持ったことに対して積極的に行動することの大切さも学ぶことができました。

貴社ではWebデザインのスキルを活かすとともに、積極的な姿勢で業務を遂行していきます。


キャリアアドバイザー

Webデザインという業務に直接関わるスキルを伝えられるほか、積極性や行動力をアピールできます。コンパクトにわかりやすく伝えるためにも、「積極的」などのワードをしっかりと織り込みましょう。

地域活動

地域活動は、主体性や積極性をアピールできる学外活動です。組織やチームに所属しておこなう場合、メンバーの年齢や肩書きも多岐にわたるケースが多く、リーダーシップ能力では高い評価が期待できます。また、自治体職員や地域創生に関する業種を希望する場合、得られた学びをそのまま仕事に活かせるケースがあることもメリットです。

一口に地域活動と言っても、その内容はさまざまです。どんな目的で具体的に何をおこなったのか、活動を通して得られた学びとともに明確に伝えることを心がけましょう。

例文①

例文

私は学生時代、地域猫の保護活動をおこなってきました。

以前から捨てられてしまう動物に対して何かできることはないかと考えていたところ、地域で猫の保護活動をおこなっている団体のことを知り、活動に参加するようになったのがきっかけです。

保護した猫の去勢をして放したり、里親を見つけたりする活動をしていますが、なかなか住民からの理解が得られないケースもありました。そこでこの課題を解決するため、地域猫に関するワークショップの企画、開催を複数回おこないました。結果、住民の理解が深まり、以前より活動がしやすくなった実感があります。

課題を解決したり、理解を得たりするには、根気よく説明することが大切であると学びました。この経験を、貴社におけるチームワークにも活かしたいと考えています。


キャリアアドバイザー

地域活動で遭遇した困難やその対処法を示すことで、活動によって得られたことが説得力を持って伝わります。地域のさまざまな人に理解を促進した経験は仕事において幅広く活かせるでしょう。

例文➁

例文

私は地域の子ども会の活動に参加し、キャンプやレクリエーション活動の支援に携わっています。

きっかけは、趣味のキャンプで地域に貢献できることをしたいと考えたからです。キャンプでは活動に参加する30名以上のメンバーをとりまとめ、子どもたちが安全にキャンプを楽しめるよう組織の運営をおこないました。

とくに意識したのは、情報の共有と作業の分担です。イベントを成功させ、子どもたちの楽しい思い出作りのサポートができたことは、自分にとって大きな成果となりました。

この経験を活かし、社会に出てからも共に働くメンバーと情報を共有し、目標の達成に努めていきたいです。


キャリアアドバイザー

チームワークだけでなく、「情報の共有」が重要であることを理解した分析力や業務遂行力もアピールできる例文です。活動内容も簡潔に説明されていますね。

資格の勉強

資格の勉強は、努力する姿勢や粘り強さをアピールできる学外活動です。また、資格を取得しようと思った動機やきっかけ、勉強で工夫したことや苦労したこと、合格または勉強によって得られた学びというように、エピソードを組み立てやすいというメリットもあります。資格の内容が志望する業界や企業とマッチする場合、より採用担当者に伝わりやすい内容となるでしょう。

ただし、資格の種類や難易度そのものは、評価の対象にならないことに注意が必要です。動機、課題・目標、学び、企業でどう活かすかというそれぞれの要点を明確に書きましょう。特に動機についてしっかり書くことで、チャレンジ精神を効果的にアピールすることができるでしょう。

例文①

例文

私は大学からフランス語検定の取得に向けた勉強に取り組みました。

資格を取得しようと思ったきっかけは、趣味で勉強していたフランス語の理解度を、資格に挑戦することでさらに向上させたいと思ったからです。とくに聴き取りが弱かったため、ディクテーションを中心にした勉強法を独学で実践しました。2回目の挑戦で、合格率約2割の準1級を取得。現在1級の取得に向けた勉強を続けています。

貴社において、フランス語を直接活かすことは難しいかもしれませんが、資格の取得を通じて培った粘り強さ、あきらめない姿勢を目標の達成に活かしたいと考えています。


キャリアアドバイザー

取得した資格の内容ではなく、その過程によって得た粘り強さやあきらめない姿勢をアピールにつなげています。どんな挑戦をして、どのくらいの難易度であったのかなども簡潔にまとめられています。

例文➁

例文

私は大学2年のとき世界遺産検定1級を取得しました。世界史に興味があったこと、かねて旅行業界を希望していたことが、資格へ挑戦した動機です。

1級の出題範囲は世界に1,100ヶ所以上あるすべての世界遺産と幅広く、はじめて知る場所も多くありました。資格取得に向けた勉強は、学業やアルバイトと両立させるため、移動時間などを積極的に活用する工夫をしました。その結果、合格率約20%の1級を、1回の受験で取得しました。

貴社においては、旅行の企画、営業などさまざまなポジションで学んだ知識を活かしたいです。また、資格取得を通して学んだチャレンジすることの大切さを忘れず、さまざまな目標に挑んでいきたいと考えています。


キャリアアドバイザー

旅行会社での面接で、世界遺産検定を受けたことをアピールしています。このように資格の内容が業界に関わるものであると、面接官に伝わりやすくなりますね。

趣味

企業が学外活動についてたずねる意図には、応募者の人となりを知りたいという側面があります。趣味は、人柄や個性を出しやすいテーマです。学外活動で趣味について書くことは、自分らしさをアピールできるというメリットがあります

ただし中には学外活動として書くのに不適切な趣味もあることは押さえておきましょう。たとえば、ギャンブル系や犯罪をイメージさせるものは記入を避けるのが無難です。

また、趣味は自分らしさをアピールしやすい一方で、仕事と結びつけるのが難しい傾向があります。積極性やコミュニケーション能力、粘り強さ、マネジメント能力などをアピールしやすいエピソードがないか、振り返りながら内容を組み立ててみましょう。

例文①

例文

私の趣味は、俳句と短歌を詠むことです。文芸作品を読むのが好きで、自分でも何か創作に挑戦したいという思いから、まず俳句を始めました。

その後、俳句で出会った仲間に誘われて、短歌も詠むようになりました。所属しているグループで学生は自分だけで、半分以上の方が祖母や祖父と同年代です。当初は不安でしたが、わからないことを積極的に聞いて接点を作り、素直で謙虚な姿勢を心掛けました。

その結果、所属グループ以外の勉強会に誘っていただいたり、プライベートでも親交を深めたり、世代を越えた友人を多く持つことができました。

社会人としてさまざまな世代、立場の方と仕事をする中で、この趣味から得た経験を活かしたいと思います。


キャリアアドバイザー

幅広い年齢層の人とコミュニケーションがとれることは社会では非常に重要です。俳句の内容よりも、そのことに焦点を絞って話すことで簡潔にまとめられていますね。

例文➁

例文

私は趣味の筋力トレーニングを通じて、自己管理能力と努力を積み重ねることの大切さを学びました。

筋力トレーニングを始めたきっかけは、大学受験による運動不足で衰えた体力を取り戻したいと考えたことです。筋力トレーニングに取り組むうち、食事や運動によって自分の体が変化することを実感しました。また、衰えていた体力も、日々の努力によって次第に戻っていきました。

自身の問題点を解決するために自己管理を徹底し、努力を重ねることは、社会人として仕事に取り組む姿勢にも通じるのではないかと思います。この趣味を通して得た経験を活かし、貴社に貢献していきます。


キャリアアドバイザー

筋力トレーニングというと仕事ではアピールしにくいのではないかと感じるかもしれませんが、自己管理能力や努力、体力は社会ではどれも重要な要素です。それを理解していることを理解したうえで自信を持って話せばアピールにつながります。

キャリアアドバイザーコメント

末吉 涼プロフィール

テーマによっては就活シーンに適した伝え方を意識しないとNGに

学外活動欄に記載するテーマは自由ですから、趣味やプライベートな内容を選ぶ学生もいるかもしれません。しかし、たとえば「ゲームが好きで熱中してプレイしていたら3日ですべてクリアしてしまった」という話は、それだけでは何も伝わりません。企業で働く際の業務への取り組み姿勢であったり、何を生み出せて利益貢献することにつながるのかといったストーリーを入れていく必要性があります。

また熱中して何かをおこなうことは素晴らしいですが、怠惰な性格であると捉えられる場合もありますし、同じ内容でも伝え方や話題の切り取り方には注意が必要です。記載する内容に困ったときは、チームで何かを成し遂げたという話を選ぶことをおすすめしています。コミュニケーション能力を重視する企業は非常に多いので、人と円滑なコミュニケーションがとれることはアピールにもつながりやすいですよ。

学外活動は自分らしさをアピールするチャンス

企業の採用担当者は、応募者が学外活動を通して何を学び、それをどのように企業で活かしていきたいのかを知りたいと思っています。活動を始めた動機や目標への取り組み方、得られた学びなどの要点をおさえ、わかりやすく伝えることを心がけましょう。

あなただけの学外活動のエピソードをしっかり伝えることで、自分らしさを企業側にアピールすることができるでしょう。

36の質問に答えるだけで、自己分析しよう

内定を勝ち取るには、自己分析が必須です。自己分析を疎かにしていると、選考で説得力のある回答ができず、自己理解の甘さを人事に見透かされます。

そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My anaytics」です。36の質問に答えるだけであなたの強み・弱み、それに基づく適職が診断できます。

ぜひ活用して自己分析をサクッと終わらせ、就活で内定を勝ち取りましょう。

記事の監修責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

記事についてのお問い合わせはこちら

就活で悩んでいるあなたに

関連コラム