就活に疲れたときの対処法! 疲れた時は就活の方法を変えよう

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この記事のアドバイザー

  • 石川 愛

    幼少期からボーイスカウト活動をおこない、大学時代には子供たちを指導する立場を経験。思うよう… 続きを読む

  • 清水 沙也香

    大学卒業後大手アパレルメーカーに勤務、副店長として店舗マネジメント人材育成をおこなうほか、… 続きを読む

  • 高橋 宙

    体育関係の大学に在学していた関係からアスリートのセカンドキャリア支援を行うベンチャー企業で… 続きを読む

コラムの目次

  1. 就活で疲れたらリフレッシュしよう
  2. 就活で疲れる原因
  3. 体が疲れる
  4. 精神的に疲れる
  5. 就活で疲れやすい人の特徴
  6. 選考の結果を気にしすぎる
  7. 自分のキャリアがあいまい
  8. 就活が苦痛だと思っている
  9. 就活で疲れたときの対処法
  10. 体が疲れた場合の対処法
  11. 精神的に疲れた場合の対処法
  12. 就活で疲れない方法
  13. 他の人と比較しない
  14. 幅広い業種を視野に入れる
  15. 企業に就職する以外の選択肢もあると覚えておく
  16. 就職以外の進路もあることを知っておこう
  17. フリーター
  18. フリーランス
  19. 起業
  20. やる気が出ない? 疲れたときは就活の方法を変えてみよう
  21. 自己分析は自己分析ツールに任せよう
  22. キャリアセンターに相談しに行こう
  23. 就活エージェントに登録してみよう
  24. スカウトサイトを利用しよう
  25. 休みつつリフレッシュしながら就活に取り組もう!

就活で疲れたらリフレッシュしよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生からよく、

「就活を続けるのがしんどいのですが、どうやって乗り切れば良いのでしょうか?」
「就活に疲れたときの対処法を教えてほしいです」

といった質問を受けます。就活は期間が人によっても異なりますが、比較的長期間にわたって活動をすることになるため、誰しも疲れてモチベーションが下がることもあるでしょう。そのため、疲れたときは無理をせずにリフレッシュすることが一番です。

この記事では、就活で疲れる原因や疲れやすい人の特徴、疲れたときの対処法や疲れない方法を知ることができます。それらを知ったうえで、就職以外の進路と就活方法の変え方について解説していきます。

この記事を読めば、就活で疲れたときに上手く対処できるようになり、就活を続けるための活動方法の変え方についても実践できるようになるでしょう。

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就活で疲れる原因


就活生

就活を始めるようになってからやけに疲れが溜まりやすくなってしまいました……。

何か原因があるのでしょうか?


キャリアアドバイザー

就活はいきなり始まって、始まったときからスピード感をもって進んでいくので特に初めのうちは生活がガラッと変わってしまって疲労感を感じやすいです。

就活で疲れやすいシチュエーションを知っておくことで、対策できるので覚えておきましょう。


就活で疲れる原因は、主に体が疲れることと、精神的に疲れることにあります。あらかじめ疲れる原因を理解しておくことで対策が可能ですので、まずは原因について理解しておきましょう。

就活で疲れてしまうとストレスがたまりやすくなるため解消法は知っておきましょう。

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また、就活の疲れを放っておくと、「就活うつ」にまでなってしまうこともあります。そうなる前に、早めに解消しておきましょう。

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体が疲れる

体が疲れる理由として、面接が続いたことと、スーツ・黒髪が慣れないということの2つに大きく分けられます。

面接に行くことで、単純に移動が増えるため、電車での移動や会社までの徒歩などで体に疲労感がでてしまいます。それに加えて、普段から着慣れていないスーツで過ごすことで体がこわばってしまうので、意識していなくても疲れてしまうものです。

大学の入学式以来、スーツに腕を通した経験がない学生が多いのではないでしょうか。スーツを着て、知らない場所に何度も行って話をするのには相当な体力が必要です

面接が続いたから

面接が続いた場合、移動距離が増えるのはもちろん、面接対策をするのに時間と労力を割かなければならないので体力的に辛くなってしまいます。

就活では、限られた時間で自己分析をはじめ、企業研究や書類作成、面接対策など内定までのやらなければならないことが無数にあります。実際、1日にまとめて面接をする場合も多く、移動時間にエントリーシート(ES)の確認や面接の対策をしなければならないなど、朝から晩まで活動している学生が多いのが現実です

このように予定を詰めて就活をする学生は体力的にかなりつらく、疲れたと感じてしまうのも無理はありません。予定が詰まっているときこそ休息も予定に入れて、息抜きも就活のうちと割り切って活動するようにしましょう。

スーツ・黒髪が慣れないから

服装と髪形が自由な生活からいきなり就活が始まり、髪の色を黒髪にしてスーツを着なければならない生活が始まるため、慣れるまでかなり疲労感を感じてしまうものです。

黒髪のスーツ姿で普段は行かない場所へ行き、初めて会う年の離れた企業の人と面接しなければならないのはかなりストレスになるでしょう

面接以外でも、説明会に参加したりOB・OG訪問があったりなど、就活が始まってから生活がガラッと変わってしまう学生は珍しくありません。慣れるまでは少し辛抱が必要ですが、慣れれば少し疲労感は緩和されるので、日ごろから積極的に就活関連のイベントに行くなど体を慣らしておくのもおすすめです。

精神的に疲れる

精神的に疲れるということが2つ目にあげられます。知らない場所で知らない人たちと何度も会って自分の話をしなければならないのはとても大変なことでしょう。書類選考や面接と自分をためされる機会が多くあり、落ちてしまうと疲弊してしまうものです。

就活の場面でストレスを感じて精神的に疲れてしまうことは多くあります。

精神的に疲れる原因
  • 面接やESに落ちたから
  • 周りに内定者が出て比較してしまうから
  • 自己分析・企業分析が進まないから
  • 緊張して疲れてしまうから
  • 自分を取り繕っている

面接やESに落ちたから

志望度が高い企業はもちろんですが、高くない企業でも何がダメだったのか理由を知ることもなく、選考に進ませてもらえません。

選考がうまくいかないと社会や企業に拒絶されてしまった気がして、自分はダメなのかもしれないと自己否定してしまい、精神的に疲れてしまいますよね。しかし、応募して内定がでない企業の分だけお祈りメールを受け取ることになるので、1社だけならともかく、たくさんの企業に応募するのであればある程度の覚悟は必要です

面接やESに落ちてしまったときは落ち込んでしまうものですが、そのようなときこそ前向きな姿勢を保ち継続して活動することが大切です。

面接に落ちる原因についてはこちらで解説しています。

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周りに内定者が出て比較してしまうから

周りに内定者が出たときはどうしても自分と比較してしまうものです。特に自分が内定をひとつももらえていないときはどうしても焦ってしまい、このままではどこからも内定がもらえないかもしれないと考えてしまうかもしれません

内定が出たという事実は羨ましいことだと思えますが、本人にとってどのような意味があるかが大切ですので、あまり周りとの比較は意味のないことだと理解しておきましょう。

自己分析・企業分析が進まないから

自己分析や企業分析をうまく進めたいにもかかわらず、うまく進まないと気持ちが焦ってしまう学生も多いです。自己分析や企業分析は自分だけで取り組んでいると何がわからないかが不明な状態になってしまうことがあります。

特に自己分析は自分を客観的にみる必要があるので、友人や家族、就活エージェントなどに相談し、客観的な意見をもとめるほうがうまく進む場合があります。気持ちが焦ってしまうときこそ、他人の手を借りてみてはいかがでしょうか。

緊張して疲れてしまうから

面接で初対面の人と話をしたり、内定をなんとしても取らなければならないと責任を感じていると、過度に緊張してしまって精神的に疲れてしまう場合があります。

特に面接の場では、企業の人事担当者というかかわったことのない人と話さなければならないため、自分よりも偉い人のように思えてしまいます。また、面接で自分を評価する立場の人と会話をしなければならないので、緊張してしまってうまく話せないこともよくあります。

普段からアルバイトの先輩や大学の研究室で教授などの年上の人とうまくコミュニケーションを取る機会がある方は抵抗感がないかもしれませんが、そういった経験がない方はできる限り就活前にコミュニケーションを取る練習をしておいたほうが良いでしょう

緊張を克服するための考え方はこちらで解説しています。

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自分を取り繕っている

就活では、普段どおりの自分のまま活動できるとは限りません。そのため、自分を少しでも良く見せようと自分を取り繕ってしまう場合があります。自分を取り繕ってしまうと、本当の自分ではないことから負い目を感じてしまったり、取り繕っていることが採用担当者にばれてしまうのではないかと不安になってしまうことがあります

負い目を感じていたり不安に思っていたりするとどうしても精神的に疲れてしまいます。
本来の面接の目的は、学生の本来の姿を知ることです。採用担当者も本来の学生の姿を見たいと思っているので、過度に取り繕うのはひかえましょう。

キャリアアドバイザーコメント

清水 沙也香プロフィール

就活で感じる「疲れ」にはさまざまな要因がある

就活は時間も体力も使うため、誰しもが疲れを感じてしまうものです。しかし、中には就活が順調だからこそ感じる疲れもあります。

たとえば、説明会や面接などの予定が詰まっている場合も疲れが生じやすいですが、就活をうまく進められているからこそ、予定が多く入っているとも言えます。説明会や選考の情報収集を怠ったり、書類選考や面接に通過しなければ、そもそも予定は入りません。忙しい日々は大変ですが、就活を頑張ることができている証拠です。

とはいえ、疲れが目に見えているのにもかかわらず無視し続けることは良くありません。疲れたまま就活を続けてしまうと、集中力が落ちて面接などの大事なシーンで力を発揮できなかったり、注意力が散漫になり小さなことでミスをしてしまうこともあります。それではせっかく順調に進められていた就活も、うまくいかなくなってしまうかもしれません。疲れが溜まってきたと感じた段階で休息日を設けるなど、限界を迎える前に休むことを忘れないようにしましょう。

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就活で疲れやすい人の特徴

就活が疲れたと感じる原因についてわかったところで、就活で疲れを感じやすい人の特徴について説明していきます。

それぞれを理解して、自分にあてはまるところがないか確認してみましょう。

選考の結果を気にしすぎる

選考の結果を気にしすぎる人はとても疲れやすいです。確かに、何度も選考に落ちてしまったら落ち込む気持ちはよくわかります。なぜ落ちてしまったのだろう、どこがいたらなかったのだろうと、どうしても考えてしまうものです。

ただ、落ちる理由として本当にあなたの実力が不足していたかを知ることはできません。選考に落ちる理由としては、力不足の他に、社風に合わないなどの会社とのマッチングがうまくいっていない可能性があります

就活はあくまでも自分と合う企業を探すための手段であるので、選考結果を気にしすぎてしまわないよう、ダメだった場合はすぐに次の選考に気持ちを切り替えることで、疲れを感じずに次の行動を開始できますよ。

自分のキャリアがあいまい

自分のキャリアについてしっかりと考えていれば、自ずと入社したい企業も明確になってきます。それとは逆に、自分のキャリアがあいまいだと、企業のネームバリューや福利厚生などに目がいきがちになり、就職すること自体が目的になってしまうことがあります

就職自体が目的になってしまうと、就職してから就業意欲がなくなってしまい、最悪の場合早期に退職してしまう結果になってしまうかもしれません。自分のキャリアがあいまいな状態では就活に対するモチベーションがわかずに、目の前の選考の結果にばかり気を取られてしまい、ひどく疲れてしまいます。

キャリアプランの考え方についてはこちらを参考にしてみてください。

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就活が苦痛だと思っている

就活が苦痛だと思っている学生は多くいます。どのような点に苦痛を感じているかで疲れやすさは異なります。

たとえば、慣れないリクルートスーツを身にまとい、初対面の社会人を相手に話す場合には肉体的にも精神的にも疲労を感じやすくなるでしょう。また、書類選考で落ちてしまうのが続いている場合は肉体的にというよりも精神的に疲れてしまいます

このように就活のどのような点に苦痛を感じているかでも肉体的なのか精神的なのか異なってくるでしょう。

就活がしんどいと感じる人は対処法をこちらで解説しています。

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就活で疲れたときの対処法


就活生

就活で疲れたときはどのようなことをするのが効果的ですか?


キャリアアドバイザー

人によっても疲れを癒やす方法はさまざまです。

疲れといっても身体的な疲労と精神的な疲労があるので、それぞれについて対処していく必要があります。

自分が普段からやっている趣味やストレス解消法をすることで疲れを解消できるかもしれませんよ。

就活で疲れる原因が理解できれば、次は疲れたときの対処法を知りましょう。今回は体が疲れた際の対処法と精神的に疲れた際の対処法を紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

体が疲れた場合の対処法

体が疲れた場合は、物理的に解決できる方法が良いでしょう。特に、体が疲れているときは休むことが必要です。いくらやる気があって精神的に元気であっても体が疲れきっていると動きたいのに動けない状態になってしまいます

体の疲れをとるためにおすすめなのは次の2つです。

体がつかれた場合の対処法
  • ゆっくりお風呂に入る
  • 趣味に時間を使う

具体的に見ていきましょう。

ゆっくりお風呂に入る

ゆっくりお風呂に入ることで、体をリフレッシュできます。就活では、説明会や面接にいき日中は動き回っているでしょう。帰宅後も求人を探したり、書類作成や面接対策をしたりして時間に余裕がなく、常に忙しくしてしまいがちです。何日もそのような生活をしていると自分でも気づかない間に疲労が蓄積してしまいます。

就活で外に出たときこそ、ゆっくりお風呂につかる時間を作って、リフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

趣味に時間を使う

就活をしていると、趣味に時間を使うのを忘れて就活に没頭してしまう学生も多くいます。就活を始める前に時間を使っていた趣味の活動をきっぱりやめて就活だけになってしまうとストレスを抱えてしまいます

内定をとりたくて焦ってしまう気持ちもわかりますが、趣味の時間を完全に無くしてしまっては、自分自身を追い詰めてしまうことにつながりかねません。


キャリアアドバイザー

就活にしっかり取り組んでいるからこそ、趣味の時間にもしっかり取り組み、就活でためた疲れやストレスを解消するようにしましょう。

そうすることで、オンとオフの切り替えができ、生き生きと就活を進められるようになるはずですよ。

精神的に疲れた場合の対処法

精神的に疲れた場合は、体が疲れたときよりも対処するのが難しいので、できる限り早めに対処しておくのが良いでしょう。精神的に疲れた状態が続くと、就活を継続するのが難しくなってしまう可能性があります。

面接でも自信がなくなってしまったり、外に出るのがおっくうになったりした場合は要注意です。精神的に疲れた場合の対処法について、以下のとおり事例をとりあげました。

精神的に疲れた場合の対処法
  • 企業の選考を減らす
  • 選考に落ちた改善策を考える
  • 友人と悩みを共有する
  • 家族に相談する
  • 音楽を聞く
  • 体を動かす
  • 旅行に行く

企業の選考を減らす

就活のスケジュールが密になりすぎて余裕がない状態になっているかもしれません。できる限りたくさんの企業を受けたい気持ちもわかりますが、過密スケジュールが続きすぎると精神的に疲れてしまいます。その場合は、受ける企業を減らして選考の回数を減らしましょう。

忙しい状態がしばらく続いてしまうと精神的に余裕がなくなってしまい、気づいたら追い込まれていることがあります。長期的な目線で就活をする気持ちで取り組んでみたほうがうまくいくこともありますので、受ける企業の数を制限しておくのが就活をうまく継続するコツです。

企業の絞り方はこちらを参考にしてみてください。

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選考に落ちた改善策を考える

選考に落ちた改善策を考えることで、次の選考に自信が持て精神的に楽になれます。選考に落ちてしまうという結果だけをみると自分を責めてしまいますが、自分を責めてしまうことで次第に就活に疲れてしまいます。

そのときになぜ落ちてしまったのかを考え、次の面接に活かすことができれば、同じ失敗をする確率は低くなるので、精神的にツラいときこそ分析をすることをおすすめします。そうすることで、次の選考に前向きに取り組め、精神的に苦しむ時間も短縮できるように慣れます。

友達と悩みを共有する

就活をしている友達と悩みを共有することで、精神的な疲れが緩和されることでしょう。特に友達と食事に行き、話をすることでリフレッシュできます

就活では知らないことも多く、自己分析や面接対策などやらなければならないことがとても多いです。友人も同じく就活をしているならなおさら、同じ悩みを抱えているかもしれません。食事の場を設ければ、就活の情報交換をすることもでき、悩みを聞いてあげることもできます。


キャリアアドバイザー

同じ志で頑張っている友達の話を聞くことで、モチベーションが高まりますし、自分では気づけなかった新しい発見ができたり、自分にはない視点を持っていたりするので、リフレッシュする以外の効果もかなり期待できますよ。

家族に相談する

就活で疲れたときには、自分をよく知っている家族に相談すると良いでしょう。就活をしていると悩みや不安を一人で抱えてしまい、疲れがたまってしまうものです。そのような場合は、特に家族であれば友人や先輩などには聞けないような悩みを相談することもでき、安心感を得られるでしょう

たとえば、自分の一番身近な立場の父親にどのような考えで仕事を選んでるか聞いてみてください。自分と同じような価値観で選択しているかもしれませんし、全く違う考え方かもしれません。いずれにしても自分とかかわりが深い人の意見を聞けるので、とても参考になります。

音楽を聴く

音楽を聴くのはとても良いリフレッシュになります。自分の好きなアーティストの音楽を聴くのはもちろんですが、そのときの気分に合わせて音楽を選択して聴くというのもおすすめです

特に、面接でうまくいかなかったときに気分を変えるために元気になれる曲を選択して聴くことで、前向きな気持ちになれたりします。その他にも、ジャズやクラシックといったジャンルの音楽を聴くことで音色に癒やされることもあります。

体を動かす

精神的に疲れたときこそ体を動かすことで、モヤモヤとしていた気持ちが晴れてスッキリします。就活で書類作成や面接の対策をして頭を使っていると、精神的に疲労感を感じてしまいます。

何時間も続けてパソコンと向き合って対策を練るのはなかなか難しく、集中力が長持ちしません。そのようなときは、散歩や軽いジョギングをすることで体も気分もスッキリできるのでおすすめです

体を動かすことはとても良いリフレッシュ方法ですが、過度に負荷をかけて運動をすると体を痛めてしまう原因になるので、心地良いくらいの運動にするよう注意は必要です。
就活の合間に体を動かすことは健康面でもとても有効なのでぜひ試してみてください。

旅行に行く

時間とお金に余裕があればですが、旅行に行くのも良いリフレッシュになります。就活がひと段落ついたり疲れがピークに達したりしたら、思い切って旅行に行くのも1つです

就活をしているときは、それだけになってしまいがちなので、少しだけ就活から離れて、行ったことのない場所へ行くのも良いでしょう。もちろん一人でも良いですし、友人と一緒に行くのも喜ばれるかもしれません。


キャリアアドバイザー

旅行といっても遠出するのではなく、近場でもお金をかけずに旅行気分を味わえるような場所があるかもしれないので、気分転換に探してみるのもリフレッシュになるでしょう。

キャリアアドバイザーコメント

清水 沙也香プロフィール

「他人との比較」は就活疲れの原因

疲れに対する対処法はさまざまありますが、一番多い原因は「他人との比較」で生まれる疲れです。他人と比べてしまうと焦りや不安、根拠ない噂、憶測などに苛まれます。そのような時は「他人からの情報の遮断」や「気分転換」をおすすめします。就活に正解はありません。自分のペースを大切にしましょう。

簡単に取り入れられる「気分転換」を紹介

では、すぐに取り入れることが出来る「気分転換」を紹介しますね。たとえば、ほとんどの人が日常的にシャワーを浴びていますので、お風呂に入る時間は比較的確保しやすいのではないでしょうか。就活は緊張の日々ということもあり、想像以上に体力を消費します。普段シャワーだけで済ませている人も、疲れを感じた日はお湯をためてゆっくり浸かることをおすすめします。

一方で、疲れをとるための対処として慣れないことをするのはあまりおすすめしません。たとえば、適度な運動はリフレッシュに最適ですが、普段運動しない人が過度に動いてしまうと体を痛めてしまう可能性があります。もし足を捻り歩けなくなってしまうといったことがあれば就活に支障が出ることも想定されます。普段運動をしない人は、散歩やウォーキングなど、無理をしない範囲で適度に体を動かしましょう。

このように、疲れに対する対処法はさまざまですが、どの方法がもっとも合っているかは人によって異なります。いろいろな方法を試してみたうえで、自分にとって最善な対処法を見つけることが大切です。

就活で疲れない方法

就活で毎日のように忙しくしていると、必然的に疲れがたまってしまうものです。疲れたときの対処法については説明しましたが、そもそも疲れないようにするためにはどのようにしたら良いのでしょうか。

他の人と比較しない

他の人と比較しなければ、無駄に疲弊することも少なくなります。周りの友達で早めに内定がでた場合、焦ってしまうものです。このまま自分は内定がでないで就活が終わってしまうのではないかと考えて落ち込んでしまう気持ちは良く理解できます。しかし、その学生の内定と自分の不合格に関係はありません

結果にだけとらわれてしまうと今までやってきた全てのことが無駄だったと思ってしまうので、スケジュール帳を見返してこんなに頑張っているのだからきっと大丈夫と自分を励ましてあげてください。

幅広い業種を視野に入れる

幅広い業種を視野に入れると選択肢が広がり余裕が出てきます。反対に業種はもちろん業界まで絞りすぎると、選択肢がかなり狭くなり自分を追い込んでしまう恐れがあります。

就活では持ち駒が無くなってしまうと精神的にきつくなってしまうので、持ち駒を切らさぬように特に初めのうちは絞りすぎず、幅広い業種を視野に入れると良いでしょう

企業に就職する以外の選択肢もあると覚えておく

大学を卒業したからといってかならずしも企業に就職しなければならないわけではありません。企業に就職する以外にも、フリーターやフリーランスとして働くことや、起業して自分で事業を作るような生き方もあります

たとえば、フリーランスというと、なにか特殊なスキルがなければならないと思われがちですが、YouTubeやSNSを使った仕事など自分の好きなことを仕事にしているケースもあります。すぐに成果が出てお金を誰でも稼げるとは限りませんが、少しずつ地道な努力を積み重ねることで着実にお金を稼ぐ方法はあります。

また、クラウドソーシングで何かしらの仕事に応募して仕事をしてみるのも良いでしょう。そういった選択肢があることを知っておくだけで、就活に疲れにくくなれるのではないでしょうか。

キャリアアドバイザーコメント

石川 愛プロフィール

就活で疲れないためのキーワードは「正解はない」

そもそも就活で疲れないようにするには「正解はない」という思考をもつことだと考えています。「○月には内定をもっていなければならない」「正社員で就職しなければならない」など、世間一般的にもたれがちなイメージがあると思いますが、あくまでイメージであり正解ではありません。重要なのは、早く内定を獲得することではなく自分に合った企業からの内定獲得であり、働き方に関しても正社員ではなく契約社員やフリーランス、起業などさまざま存在します。世間の意見に固執してしまうと、自分が本当にやりたいことや自分の意思がわからなくなってしまいます。また、無理して自分を作ることにもつながるため疲れやすくもなります。

就活に正解があるのではなく、自分が選んだ道を正解にしていくことが重要です。こういった強い思いをもつことができれば、周囲の意見に惑わされなくなったり、他の人と比較することもなくなります。また、視野が広がるため自分にとって納得のいく就職先が見つかる可能性も高くなるでしょう。

就職以外の進路もあることを知っておこう

就職以外の進路として、企業に就職しない方法もいくつかあります。就活に疲れてしまい、精神的な負担が大きくなることで身体を壊してしまっては元も子もありません。

大学を出ているからといって必ずしも就職しなければならないわけではありませんので、就職以外の選択肢も把握しておきましょう。

こういった選択肢を知っておくことで、就活をしていても精神的な余裕が生まれることにつながりますよ。

フリーター


キャリアアドバイザー

フリーターとは、正社員以外の雇用形態で生計を立てている人のことをさします。

たとえば、契約社員や派遣社員、アルバイトなどの非正規の雇用形態の人です。雇用される形態をとっているため、勤務場所は会社と契約で定められた場所となり、勤務日数や時間についても会社から指定されます。

たとえ企業に就職できなかったとしても、就職するよりも時間に融通がきいたり、職場を変えやすかったり、資格やスキルを磨く期間にできたりします。フリーターの期間が長いと企業に就職するのが難しくなるのではないかと思う学生もいますが、その期間にどのように考え行動したかが重要になるので、一概に就職が難しくなるとは限りません。

かなえたい目標ややりたいこと、取得したい資格などがある学生は選択肢のひとつとして考えておくのも良いでしょう。

フリーランス


キャリアアドバイザー

フリーランスはフリーターと異なり、雇用されないで業務委託契約をして、成果に対して報酬を得るという形態をとっている人のことをさします。

クラウドソーシングなどで案件を請け負っている人や、個人で事業をしている人などがいます。雇用されない形態であるため、場所や時間に縛られないという働き方ができるのが特徴です

しかも、案件によっては企業に就職するよりも年収が高くなるケースもあり、やり方次第で収入に上限がなくなります。しかし、フリーランスは市場の状況をよく調査しておく必要があり、需要の多い仕事を請け負っていかなければ収入をあげていくことは難しいでしょう。

学生のうちに身に着けたスキルを使って仕事がしたいと思っている人や時間や場所に縛られない働き方がしたいと考えている人はフリーランスという企業に雇われない選択肢も魅力的です。

起業

起業というとフリーターやフリーランスに比べてハードルが高いように思われるでしょう。就職以外の選択肢として、起業を選ぶ学生も一定数います。 企業に就職して誰かに決められたルールで働くのではなく、企業を自分で作り、自分で決めたルールにおいて顧客に価値提供し、対価を受け取れるので魅力的な部分も多いです

もし仮に事業に失敗したとしても、若いというのは武器になります。起業に失敗したとしてもその経験が次の事業をつくるための糧になったり、企業で働く際の材料になったりします。

自分のやりたいと思うことを実現する手段として起業という選択肢があります。企業に所属してはできないことが、就活を通じてわかることがある場合もあるので、就活以外の選択肢を広くフラットに考えるのが良いでしょう。

やる気が出ない? 疲れたときは就活の方法を変えてみよう


就活生

就活はたくさんの知らない人と話さなければならないのですごく疲れます。

面接が終わって家に帰ると力が抜けてやるべきことが進みません。


キャリアアドバイザー

就活ではたくさんの企業の人とかかわる機会が多いので、面接に行くだけでもすごく疲れてしまいますよね。

なるべく自力でやると効率の悪いことをサービスやツールを使っておこなうことで無駄な労力を割かなくて良くなるので、効率的に就活を進められますよ。

どうしてもやる気がでないときは誰でもあります。疲れたときは就活の方法を変えてみましょう。最後にやる気が出ないときに役立つ方法を4つ解説しますね。

自己分析は自己分析ツールに任せよう

疲れているときはなかなか思考が回らないため、自己分析がはかどらないことも多いでしょう。そんなときは自己分析ツールを使うことで効率的に自己分析を完了させられます

自己分析ツールとは
  • 質問に答えるだけで仕事で使える自分の強みや弱み、企業選びの軸、自分の性格や考え方などを言語化することができるツール。

自己分析ツールを使わないで自己分析をする方法としては、自分の過去の行動を振り返るという方法があります。もちろん思い返して自分の価値観を深く知れるというメリットはありますが、時間がかかってしまいます。

就活をしている学生はただでさえ時間に余裕がありません。なるべく有効に時間を活用するには使っておいて損はないツールといえます。

キャリアセンターに相談しに行こう

どうしても、1人で悩んでしまう時間があることは仕方のないことですが、1人で考えていても答えがでないことも就活ではよくあります。

一定時間考える時間をとっても解決できない問題については、他人に相談するのが良いでしょう。特に大学のキャリアセンターは大学に所属していれば誰でも使えるのに加えて、学生を積極的に採用したいと考えている企業の求人が出ている可能性もあります
一人で悩んでいて内定が出ずに疲れを感じてしまったときは、大学のキャリアセンターに相談してみてください。

就活エージェントに登録してみよう

就活サイトに登録している学生は多いですが、就活エージェントに登録していない学生もいます。就活エージェントは就活サイトと異なり、就活に関するプロのアドバイザーが内定までサポートしてくれる仕組みです。その間、書類の添削や面接対策までサポートしてくれ、随時質問にも答えてもらえるというサービスを提供してくれます。

何よりも一人ではなく一緒に就活に取り組んでくれ、学生特有の悩みや不安を解消してくれるなど、心の支えになってくれる部分も担っているのが大きな違いです。1人での就活に疲れたら、就活エージェントに登録し、相談してみるのも良いでしょう。

スカウトサイトを利用しよう

数ある企業から自分にあった求人を探すのはなかなか苦労します。求人を探すだけでも就活が嫌になったり面倒くさくなったりしてしまい、疲れたと感じてしまう原因になりがちです。

企業選びは全て自分で選んで選考を受けなければならないと考えてしまいますが、そういった悩みで疲れてしまった学生にはスカウトサイトの利用をおすすめします。スカウトサイトは企業からスカウトを待っていれば選考に進めるという仕組みです

あくまでも企業が選ぶという立場であるため、必ずしもスカウトがくるとは限りませんが、登録しておいて損はないでしょう。

キャリアアドバイザーコメント

高橋 宙プロフィール

「一人で抱え込むのはNG」他人に相談してみよう

就活に疲れてやる気が出ない人にとくにおすすめなのは、就活エージェントへの相談です。就活エージェントでは求人を紹介してもらうことができますが、業界や職種を問わず学生の適性を見て案内してくれます。もともと業界や職種を絞って就活していた場合は、自分だけでは見つけられなかった企業を知ることができ、視野が広がるでしょう。

また、就活エージェントでは非公開求人を紹介されることもあります。非公開求人は求人サイトには掲載されていないため、自分で見つけることは不可能です。非公開求人の中には優良企業もたくさんあり、就活エージェントが学生の適性を見て紹介してくれるため、自分に合った企業が見つかる可能性も高いです。

また、内定獲得までのサポートとして、提出書類の添削や面接対策までおこなってくれます。その過程で、自分の課題点を客観的な視点で教えてくれるため、就活のレベルも次第にアップしていくでしょう。マンツーマンでのサポートということもあり、何か困った時は相談にのってもらえるため、安心して就活に臨めるようになります。疲れてヤル気が出ない時こそ、周囲の人に頼って乗り切ってくださいね。

休みつつリフレッシュしながら就活に取り組もう!

就活で疲れる原因や疲れやすい人の特徴、疲れたときの対処法や疲れない方法を知ったうえで、就職以外の進路と就活方法の変え方について解説してきました。

疲れたときには休むのが鉄則です。自分の体力と時間には限りがあるので、無理せずに続けるためには賢くツールやサービスを使って効率良く就活をするのが良いでしょう。立ち止まることなく就活をするのはなかなか難しいですが、決して無理をせずに休みつつリフレッシュしながら就活に取り組みましょう。

記事の編集責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01458)

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