模擬面接を効果的におこなう方法とチェック項目一覧

この記事のアドバイザー

  • 末吉 涼

    大学2年生の時にヒッチハイクで日本一周を達成。チャレンジする姿勢がモットー。ポート入社後は… 続きを読む

  • 塩田 健斗

    大学卒業後、ポートに新卒入社。メディア広告の営業とマーケティング職としてファーストキャリア… 続きを読む

コラムの目次

  1. 模擬面接をうまく活用すれば選考通過率がアップ
  2. 模擬面接をおこなう目的
  3. 緊張せず本番で100%の力を出すため
  4. 客観的に自分を把握して課題を克服する
  5. 模擬面接の方法
  6. 面接官役を頼んで実際の面接形式でおこなう
  7. 【39点以下は危険度MAX】
    本番前に、面接偏差値を診断しておこう
  8. エージェントを活用するとより効率的
  9. スマートフォンを使って1人でおこなう
  10. 模擬面接でチェックすべき項目一覧
  11. 見た目・話し方編
  12. 話の内容編
  13. 模擬面接で練習しやすい質問一覧
  14. 一問一答ではなく深掘りしてもらうことも大切
  15. 模擬面接でしっかり準備して面接本番に挑もう

模擬面接をうまく活用すれば選考通過率がアップ

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。エントリーシート(ES)を出し終えた就活生から

「模擬面接ってやる意味ありますか?」
「模擬面接をやる相手がいないのでできないのですが…」

と質問されることが増えています。相手がいてもいなくても、やり方を間違えなければ、積極的にやることをおすすめします。

模擬面接はただ闇雲におこなっても、効果は出ません。しっかりと結果を出すためのポイントがあります。目的を意識してうまく活用すれば、面接の通過率を大幅に上げることができます。この記事では、しっかり内定につながる模擬面接の方法を解説します。

模擬面接をおこなう目的

まずは模擬面接をおこなう目的を確認しましょう。ただ数をこなすだけでは、その効果は薄くなってしまいます。目的をしっかりと理解し時間を有効に使って、模擬面接の効果を最大限にしてくださいね。

緊張せず本番で100%の力を出すため

面接に慣れている学生は少ないと思います。採用担当者を前にすると「チェックされている」と意識して緊張してしまい、「答えを用意していたのに頭が真っ白になり答えに詰まってしまった」「思わぬ質問がきて上手く答えることができなかった」という声をよく聞きます。

模擬面接をすることで、本番の雰囲気を体験して緊張に慣れることができます。また、よくある質問への答えや深掘りされたときの練習をすることで、本番で慌てずに答えることができるようになるでしょう。つまり、模擬面接は限られた時間で自分という人間を最大限に伝えるための練習なのです。

客観的に自分を把握して課題を克服する

自分では普通のコミュニケーションだと思っていても、相手からしたら違和感があり評価されづらいということもよくあります。採用において評価されるためには、一度客観的に自分の話し方、見た目、振る舞いを見直す必要があるでしょう。

模擬面接をすることで、面接のときに自分がどのように見えるかを把握できます。マイナス評価につながりそうな自分のウィークポイントをみつけることで、改善することができるでしょう。

キャリアアドバイザーコメント

塩田 健斗プロフィール

コミュニケーションの型をつくろう

私が学生と面接練習をする際に重視しているポイントは2点あります。1点目は「第一印象」です。人は相手の印象の7割を視覚情報から得ています(メラビアンの法則)。

そういった点から身だしなみやビジネスマナー、表情などを注意してみています。対面で面接練習する際は面接室への入室から退室までの流れを含めて面談を実施するようにしています。2点目は「コミュニケーションの型」を作ることです。就活は社会人としての入り口です。面接官は一緒に仕事していくにあたって「違和感なく会話できるか」が鍵になります。

・結論から回答ができる
・伝えたいことやメッセージを明確にした上で論理構成を考える

面接の練習では、上記ができているかどうか確認しましょう。

模擬面接の方法

さて、ここからは模擬面接を効果的におこなう方法を解説します。面接までの期間や周りの環境を鑑みて、自分に合った方法で実践してみてください。

面接官役を頼んで実際の面接形式でおこなう

一番オーソドックスなのは、友人、先輩、先生などに面接官役を依頼する方法です。よくある質問や過去聞かれたことをあらかじめ面接官役に伝え、実際の面接と同じように入室から退出まで一貫しておこなうことで、面接中の振る舞いと回答の中身という2つのポイントについてフィードバックしてもらえます。

ただ、依頼の方法には注意です。漠然と面接官をお願いすると、相手も具体的にどんなところをみたらいいのか不明確になり、フィードバックもしづらくなります。しっかりどんなところを見てほしいのかを伝えるようにしましょう。

①どこを見てほしいのか明確に伝える

「チェックして欲しい」と漠然としたお願いをするのではなく、基本的なマナーや回答内容など、どこを重点的に見て欲しいのかを伝えてください。そうしないと、面接官役の評価するポイントがあやふやになり、「なんとなく」のフィードバックをもらうことになります。これでは面接対策にならないので、きちんと見て欲しい点を伝えることが大切です。

②質問内容やチェックリストを用意する

どの業界や企業を志望するのかによって、押さえておくべき質問やチェックポイントは変わります。過去に質問された内容や、企業が求める人物像を事前にチェックし、業界や企業ごとにチェックリストを作りましょう。そうすると、面接官役が評価しやすく、より実践的な内容になります。

③フィードバックが甘くならないように注意する

より効果的な面接の練習をするには、きちんとしたフィードバックをもらうことが大切です。「まあいっか」と見過ごされた内容が、本番で評価を落とす対象になるかもしれません。面接官役の人に厳し目のチェックをお願いするようにしましょう。

【39点以下は危険度MAX】
本番前に、面接偏差値を診断しておこう

面接では注意すべきポイントが多くあります。自分の弱点を把握し適切に対策しておかなければ、面接を突破することはできません。

そこで活用したいのが、面接偏差値診断ツールの、「面接力診断」です。
24の質問に答えるだけで、自分の強みと弱みをグラフで見える化できます。

ぜひ活用して自分の弱点を効率的に対策し、志望企業の面接を突破しましょう。

エージェントを活用するとより効率的

とくに新卒就活の支援をしているキャリアアドバイザーとの模擬面接は、受験予定の企業ごとの評価されるポイントや、最新の就活市場の情報を盛り込んだフィードバックをもらうことができるでしょう。より効率的な就活対策をしたいのであれば、エージェントの活用がおすすめです。

スマートフォンを使って1人でおこなう

急に面接が決まった、なかなか面接官役を見つけられない、という場合はスマホを活用して模擬面接をおこなってみましょう

録画機能を使って自分が想定の質問に対して回答している姿を見るだけでも「思ったより早口になってしまっているな」「表情がかたくなってしまっているな」「この表現だと何を言っているかわかりづらいな」など、気付けることが多いでしょう。見た目に問題がなくなれば、ボイスレコーダーで話し方のチェックするだけでも効果があります。

また、画面を通しての自分の見え方を知っておくことは最近増えてきているWEB面接の対策にもなります。

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キャリアアドバイザーコメント

末吉 涼プロフィール

動画を撮影して映像を客観的に見てみよう

動画でみてみると自分では上手く話しているように思っていても、自分が思っているほど話せていないケースが多いです。筋道だてて話しているように自分では思っていても論理が飛躍していたり、前後関係が分かりにくいことは往々にしてあります。

また、自分では熱意を伝えているつもりでも何を言っているのか分からないなんてこともあります。自分の感じてる違和感は1人で気付きにくいものです。だからこそ、そんな時は必ず客観視をし、自分で何に対して違和感を感じているのかを把握するためにも、時間をおいて動画で撮影した映像を冷静に見返すことをおすすめします。

こちらの記事では、面接の練習をする時のコツを解説しています。本番で力を出し切るためにも、効率的な練習のポイントを把握しましょう。

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模擬面接でチェックすべき項目一覧

実際に模擬面接をおこなうときに、どのようなポイントをチェックすべきなのでしょうか。基本の項目をまとめましたので、ぜひチェックリストとして活用してみてください。

見た目・話し方編

いくら内容が良くても、見た目や振る舞いでマイナスポイントがあれば選考の通過率はあがりません。模擬面接では基本のマナーが押さえられているかチェックしましょう。

服装

身だしなみは第一印象を決める大切な要素です。いくら上手く話せたとしても、服装に清潔感がないだけで選考で高評価を得ることは難しくなります。前髪が長い学生は目にかからないようにすることも重要です。表情が見えて清潔感のある髪型になるように注意しましょう。

服装のチェック
  • 身だしなみに清潔感があるか
  • ネクタイが曲がっていないか
  • 表情がよく見える髪型か

オフィスカジュアルの場合は特に自分の感覚と相手が感じるイメージに差がある場合があります。
こちらの記事も参考にチェックしてみてくださいね。

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声の大きさ・スピード

特に緊張すると早口になりがちです。相手がしっかり聞き取れる大きさ・スピードになっているかどうかをチェックしましょう。また、意識するあまり不自然になってしまうことも。面接でも自然に会話ができるように練習を重ねましょう。

声の大きさ・スピードのチェック
  • 聞こえやすい大きさか
  • 聞き取りやすい早さか
  • 声のトーンが不自然ではないか

こちらの記事では、面接での正しい言葉遣いについて解説しています。「敬語と思っていた言葉が、実は失礼な言葉だった」というケースは就活でよくあります。事前に確認しておきましょう。

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表情・姿勢

緊張すると動きや表情もぎこちなくなりがちです。自分では笑顔のつもりでも、相手からみたら自然に笑えていないこともあります。客観的に自分がどう映っているのかしっかり確認しましょう。

表情・姿勢のチェック
  • 姿勢が悪くなっていないか
  • 表情や動きがこわばってしまっていないか
  • 話し方/聞き方で不自然に感じるところはないか

入退室マナー

面接において、入退室には基本的なマナーがあります。面接会場によって対応は変わってくるとは思いますが、基本のマナーが身についていることが大切。採用担当者が失礼に感じないようにするには、どのように入り、鞄をどこに置くのかなど大切です。慣れていないことが多いと思うので、しっかり練習して基本マナーを身につけましょう。

入退室のチェック
  • ノック/ドアの開閉を自然におこなえるか
  • 入退室時の挨拶がしっかりできるか

話の内容編

どの質問の回答にも共通する大切なポイントは、大きく2つあります。面接という限られた時間の中で最大限に自分を知ってもらうためには、基本的に結論ファーストで話すことが大切です。自分を知ってもらいたい、よく見られたい、と思えば思うほど話が長くなりがちですが、端的にポイントを絞って伝えられるように練習をしましょう

また、だらだら回答が長くなる場合だけでなく、質問の意図を理解できていない場合に、質問と回答がズレてしまう人が多くみられます。何を聞かれているのかわからない場合、回答する前に「●●ということでしょうか」「もう一度質問をお願いしてもよろしいでしょうか」など、一度聞き返し理解してから発言することも大切です。模擬面接をおこなう中では、しっかりと質問の意図を理解できているかも意識するようにしましょう。

話し方のチェック
  • 端的に話せているか
    ∟結論から話せているか
    ∟話がだらだらと長くなっていないか
  • 聞かれた質問と回答がズレていないか

こちらの記事では、面接での話し方について解説しています。「何を話すか」も大事ですが、好印象を残すには話し方に気を付ける必要があります。模擬面接を利用して話し方を調整しましょう。

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模擬面接で練習しやすい質問一覧

ここからは模擬面接で使える、基本的な自己分析・企業研究に関する質問一覧をご紹介します。模擬面接の相手役に共有してランダムに質問してもらったり、セルフ模擬面接をする際にはこの質問をされていると想定して回答の練習をするなど、役立ててください。

模擬面接で練習しやすい質問
  • 自己紹介をしてください
  • あなたの強み(弱み)を教えてください
  • 学生時代頑張ったことを教えてください
  • あなたの専攻(研究)と選んだ理由を教えてください
  • 今までで1番嬉しかったこと(悔しかったこと)を教えてください
  • 就活の軸は何ですか
  • 今後10年のキャリアプランを教えてください
  • どうして弊社を志望しているのですか
  • 同業他社ではなく弊社を志望した理由は何ですか
  • 弊社に入社したらどんな仕事をしたいですか
  • 仕事で大切だと思うことは何ですか
  • 何か質問はありますか(逆質問)

面接で聞かれやすい質問はこちらの記事内でも紹介しているので、面接役をお願いしている人の参考にしてもらいましょう。

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一問一答ではなく深掘りしてもらうことも大切

面接はコミュニケーションです。回答が不十分だったときだけでなく、採用担当者に「もっとこの考え/行動について聞きたい」「この人のことを知りたい」と思われた場合、さらに深掘りした質問されることも多いです。

模擬練習でも、相手役をお願いする場合は一問一答形式にならないようにしましょう。相手役が興味をもったり回答が不十分だと思ったら、想定質問だけでなくどんどん深掘りの質問をしてもらってください。深掘りされることで慣れることで自分の話の芯を確認でき、本番でも慌てずに対応できるようになります。

また、あえて厳しめの対応をしてもらうことで圧迫面接の際の耐性もつけることができます。
本番で動揺しないように模擬練習で対策を練っておきましょう。

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キャリアアドバイザーコメント

塩田 健斗プロフィール

自分で当たり前だと感じることを深掘りしておこう

面接は、面接官が学生を知るための機会です。だからこそ、自分が当たり前にしていたことや考えていたことなど、普段気に留めないことをいかに相手に知ってもらえるかが大切です。なぜ10年間以上サッカーを続けられているのか? なぜ風紀委員会に入ったのか? なぜ自分よりも他人のことを一番に考えるのか?

自分で当たり前だと思っていることでも、他人からすると深掘りをしないと理解出来ないことは多いです。だからこそ、自問自答を繰り返してどんな質問が来ても自信をもって答えられるようにしましょう!

こちらの記事では、よくある質問10個の答え方と例文を解説しています。事前に聞かれやすい質問を把握しておき、内容ごとにベストな回答を準備しておきましょう。

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模擬面接でしっかり準備して面接本番に挑もう

模擬面接は、見た目や振る舞いだけでなく、自分の考えや伝え方を客観的にみるとても良い機会です。ただやみくもにおこなうのではなく、自分の苦手を克服し、改善する、ということを大切にしてください。

何度もお伝えしていますが、面接はコミュニケーションです。一方的なスピーチの場ではありません。模擬面接では、暗記した言葉を言えるようにするのではなく、コミュニケーションを練習しているのです。ぜひ、100%の自分を面接本番で伝えられるように、模擬面接を上手く活用してくださいね。

【39点以下は危険度MAX!】
本番前に、面接偏差値を診断しておこう!

今年はweb面接を行う企業も増えていますが、自分の弱点を把握し適切に対策しなければ、どんな形式であれ面接を突破することはできません。

そこで活用したいのが、面接偏差値診断ツールの「面接力診断」です。
24の質問に答えるだけで、自分の強みと弱みをグラフで見える化できます。

ぜひ活用して自分の弱点を効率的に対策し、志望企業の面接を突破しましょう。

記事の監修責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

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