社風をいれた志望動機は差別化が大切|7ステップで完成する方法

この記事のアドバイザー

  • 清水 沙也香

    大学卒業後大手アパレルメーカーに勤務、副店長として店舗マネジメント人材育成をおこなうほか、… 続きを読む

  • 辻 華菜子

    大学時代は、東日本大震災をきっかけに発足したボランティアサークルに所属。毎年、東北の小学校… 続きを読む

  • 鴨川 未奈

    大学時代は、短期留学や長期インターン、塾講師と五つ星ホテルでのアルバイト、ダンスサークルで… 続きを読む

コラムの目次

  1. 志望動機に社風を盛り込むだけで印象がグッと良くなる!
  2. 志望動機に社風を盛り込んで良い!
  3. 社風とは
  4. 先入観だけの社風は入れない方が無難
  5. 志望動機に社風を入れるメリットとデメリット
  6. メリット
  7. デメリット
  8. 人事に刺さる! 志望動機に社風を盛り込むときのポイント
  9. 社風に共感した具体的なエピソードを盛り込む
  10. 社風を通して自己PRをする
  11. 同業他社と比較しながら差別化を図る
  12. 事業内容や自分がやりたいことと社風を絡める
  13. 企業研究した結果を盛り込む
  14. 7ステップ! 志望動機に社風を盛り込む際の構成の作り方
  15. ステップ①まずは結論を伝える
  16. ステップ②結論を裏付ける理由を伝える
  17. ステップ③具体的なエピソードを伝える
  18. ステップ④エピソードの中の問題点を伝える
  19. ステップ⑤問題解決をするために自分がとった行動を伝える
  20. ステップ⑥行動した結果を伝える
  21. ステップ⑦最後にその経験を活かしてどう活躍できるかを伝える
  22. 志望動機に社風を入れる際の注意点
  23. 社風に焦点を当てただけの内容は避ける
  24. 抽象的な表現にならないよう具体性を意識する
  25. 人間関係などのネガティブな話は避ける
  26. 志望動機に社風を入れるために事前にやるべきこと
  27. OB・OG訪問をする
  28. インターンシップに参加する
  29. 企業説明会で積極的に質問をする
  30. 志望動機に社風を盛り込んだときの例文10選
  31. 例文①風通しが良い
  32. 例文②積極的な行動ができる環境である
  33. 例文③年功序列ではなく成果主義である
  34. 例文④若手社員が活躍している
  35. 例文⑤仲間思いでチームワークを大切にしている
  36. 例文⑥顧客第一で考えている
  37. 例文⑦会社の伝統を大切にしている
  38. 例文⑧働く社員の雰囲気が良い
  39. 例文⑨説明会などで印象に残った言葉を盛り込む
  40. 例文⑩出会った先輩社員に惹かれた
  41. 志望動機に社風を入れるときはオリジナリティを意識して差別化を図ろう!

志望動機に社風を盛り込むだけで印象がグッと良くなる!

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生からよく、

「志望動機に社風を入れるコツがあれば教えてほしいです」
「志望動機に社風を入れても印象として問題ないでしょうか?」

といった質問を受けます。OB・OG訪問やインターンシップで職場の雰囲気や先輩社員に感銘を受けて、社風を志望動機に書きたいと思う方も多いでしょう。社風はアピールにつながらないと耳にした学生も多いかもしれませんが、積極的に企業イベントに参加してその思いを伝えれば確実にアピールできます。

この記事では志望動機に社風を書き記すためのポイントやその手順について紹介します。もし志望動機の書き方に悩まれている方はこの記事を読めば、社風を書くためのコツをしっかりマスターできるはずです。

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志望動機に社風を盛り込んで良い!


就活生

志望動機を考えているのですが社風に触れても良いのでしょうか? 社風は入れない方がいいという意見を聞いたことがあります……。


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アドバイザー

志望動機に社風を入れても問題ありませんよ! ただし、入れるには注意しなければならない点もあるためしっかりと理解しましょうね。

企業としては自社の社風に合った学生に志望してもらいたいと考えています。そのため、社風が志望動機に含まれていると、人事担当者も好印象を持ちます。まずは社風とは何かをしっかりと理解しましょう。

社風とは

社風とは、その企業が持つ独特な文化や価値観、雰囲気のことで、その企業が創業以来培ってきた歴史や働く人、業務内容などさまざまな要素から形成されます。

このように、社風はさまざまな要素から形作られているため1つの企業でも人によっては社風の感じ方は異なるという点は理解しておきましょう

社風についてはこちらで詳しく解説しています。

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社風を科学しよう! 自分に合った企業が見つかる分析方法を徹底解説

入社後に後悔しないためにも、社風の理解はとても大切です。今回の記事ではキャリアアドバイザーが、なぜ社風を理解することが大切かを解説した上で、社風を把握するための切り口や方法を紹介していきます。業界ごとの社風の傾向も紹介しているので、自分に合った企業探しの参考にしてみてください。

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企業が持つ雰囲気や大切にしている価値観のこと

社風を端的に表すと「企業が持つ雰囲気や大切にしている価値観のこと」といえます。そのため、その企業の大切にしている価値観とあなた自身の価値観が合っているのであれば、志望動機に入れてアピールすることは有効です。

社風を「良い」「悪い」という判断軸でみるのではなく、あなた自身に「合う」「合わない」の判断軸でみるように意識するようにしましょう

先入観だけの社風は入れない方が無難

社風は、企業説明会やOB・OG訪問を通じて感じ取るものです。そのため、社風を把握する際にホームページなどの活字だけで正確に理解するのは難しいといえます。

実際に社風を感じ取れていない場合、「A社は〇〇業界だから社風は~~だろう」と先入観だけの社風は志望動機に入れないようにしましょう


キャリア
アドバイザー

社風は実際に社員から聞いた話など、一次情報をもとにすることが大切です。安易な想像で社風を入れた志望動機を書くのはやめましょうね。

社風の思い込みはよくない

勝手な思い込みで社風を捉えて志望動機に盛り込んでしまうと、それだけでマイナスの印象を抱かれます。何も理解せずに書くと「結局どこで就職しても良いのでは?」や「本気度が伝わらない」などのイメージを持たれかねません。これでは社風を取り入れる意味はまったく持ちません。

自分の思い込みだけで社風を捉えるのではなく、企業説明会やOB・OG訪問、インターンに参加することによって、肌で感じたことを書くと説得力が増します。社風を感じるために、企業説明会などに積極的に参加して実際の言葉を聞いてみましょう。

キャリアアドバイザーコメント

鴨川 未奈プロフィール

思い込みはさまざまな面でデメリットにつながってしまいます

人間は、どうしても「自分が正しい」と思ったことの確信を得ようとする行動をしがちです。そのため、たとえば「この会社はブラック企業らしい」という情報を一度でも見てしまうと、その根拠を探して「やっぱりブラック企業だ。自分の判断は正しかった」と結論をつけてしまいます。

しかし、もしかするとその企業がブラック企業だと言われていたのは何十年も前のことで、社長の交代とともに今は社員の満足度が非常に高い優良企業になっている、などということもあるかもしれません。

先入観を持ちすぎてしまうと情報を客観的に判断する力が弱くなってしまいます。迷いが生じた場合には第三者に意見を聞いてみるなど、冷静に対応をしていきましょう。

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志望動機に社風を入れるメリットとデメリット

社風は志望動機に取り入れやすく、人事担当者も共感を持って読んでくれます。事前に企業研究を進めたうえで、職場の雰囲気やどんな社員がいるのか、などを調べておくと良いでしょう。

志望動機は「どうして自社で就職したいのか」を明確にするのがポイントです。そのときに社風を入れると、人事担当者の共感が得られやすいメリットがあります。では、志望動機に社風を入れる具体的なメリットやデメリットも合わせて解説します。

メリット

志望動機に社風を入れると次のようなメリットがあります。

  • 同業他社との差別化を図れる
  • 入社後のミスマッチが少ない印象と伝えられる

企業側は志望動機で「なぜ当社を選んだのか」という部分を強く知りたいと思っています。そのため、業界に挑戦する気持ちや自己PRでアピールすることはもちろんのこと、社風を入れることで、他社との差別化を図ることが可能です。

また、会社としてはどんなに優れた人材でも、すぐに退職してしまうなどのミスマッチはできる限り避けたいのが本音です。そこで社風にかかわる具体的なエピソードを盛り込むことで、成長意欲のある人材と判断でき、会社も納得できる志望動機に仕上がります

同業他社との差別化を図れる

その企業を選んだ理由を明確にするためには同業他社との比較は不可欠な要素です。もちろん事業内容や今後の方向性などに絞ってアピールすることも可能ですが、社風を挙げることで志望度の高さをアピールすることもできます。

社風を的確に捉えたうえでアピールできれば、その企業を志望する本気度も伝わるため有効的といえるでしょう

入社後のミスマッチが少ない印象を与えられる

書類選考や面接選考の中で人事が特に気にするのは入社後のミスマッチです。「雇うなら長く働いてほしい」と思っていますが、入社後すぐに退職となってしまうと、苦労して採用した意味がありません。

人事も自社で活躍してくれる人材を選ぶためには、極力ミスマッチが少なく長く働いてくれる候補を選びます。そのため、社風を志望動機に入れることで、その企業の大切にしている価値観に合っている印象を持ってもらいやすいといえるでしょう

デメリット

社風は志望動機に記載するとアピールできますが、正しく人物像が伝わるためにも気をつけなければならない点があります。そのデメリットは次のとおりです。

  • 働くビジョンが見えにくい
  • ほかの学生に埋もれやすい

志望動機に社風を入れるとメリットだらけと感じやすいかもしれませんが、正しく書かないと評価を落とす原因にもなりかねません。

社風だらけの志望動機では何をしたいのかを把握できず、人事も困ってしまいます。社風を入れた志望動機のデメリットも踏まえたうえで、社風を入れるかどうか判断するようにしましょう

働くビジョンが見えにくい

企業側は志望動機で学生の働くビジョンを知りたいと思っています。ですが、社風に共感している内容の志望動機ではそのビジョンまでを把握することは難しいでしょう。

志望動機では、自分が取り組みたいこと、やってみたい仕事などの入社後のビジョンをメインに書くようにすることが重要です。そのうえで社風を絡めると、より効果的にアピールができます。

面接でキャリアビジョンをうまく伝えるコツはこちらで解説しています。

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ほかの学生に埋もれやすくなる

志望動機に社風のことだけを書いている内容だと他の学生との差別化を図るのは難しいでしょう。社風を志望動機に入れたい場合には、他の学生が思いつかない内容にするのが最も効果的です。

企業説明会などでの感想や社風を聞いたときの率直な気持ちを付け加えると、人事の印象に残りやすくなります。まずは自分で会社や説明会に足を運んで、直接話を聞いてみましょう。

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人事に刺さる! 志望動機に社風を盛り込むときのポイント


就活生

志望動機に社風を入れるのは何だか難しそうですね……。


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アドバイザー

確かに、ただ「社風に共感した」だけだとアピールには弱いですが、きちんとポイントを押さえていれば人事へのアピールにつながりますよ!

志望動機に社風を盛り込むには「共感した」以上の工夫が大切です。ここで紹介するポイントを押さえたうえで志望動機を作成すれば、きっと人事へのアピールにつながることでしょう。

社風に共感した具体的なエピソードを盛り込む

志望動機に社風を盛り込む際には具体的なエピソードをしっかり盛り込みましょう。企業説明会やOB・OG訪問を通じて感じたことや、自分と合う価値観を交えて書くのがポイントです

企業訪問の際には、先輩社員と話す機会があり質問などもできます。その際に事前に用意した質問内容や、そのときに感じたことをメモに残し、志望動機を作成する際に共感できた点や、その職場で自分が取り組みたいと思う点をまとめましょう。

志望動機には上記でまとめたエピソードを書くと、人事にも伝わる内容になります。

特にエピソードがないなら社風をメインにしない

社風は企業イベントの中で実際に職場訪問をしないと、確実に感じ取れるものではありません。簡易的な企業説明会では事業内容以外に情報を得られない場合がほとんどのため、無理に社風を取り入れずに、自己PRに徹しましょう

社風は具体的なエピソードがとても大切です。どうしても社風を入れたい場合には応募先の企業イベントを確認して、OB・OG訪問やインターンに参加しましょう。

OB・OG訪問の進め方はこちらを参考にしてみてください。

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【OB訪問ガイド】やること・おすすめの実施時期・質問内容まで網羅

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社風を通して自己PRをする

志望動機で社風を入れる際は社風を通して自己PRすることを心掛けましょう。共感した社風を通じて自分の価値観や強みをアピールし、それがその企業でどのように活かされるかを考えて、志望動機に反映されることが理想です

社風と自分の価値観を関連付けよう

社風と自分の価値観で共通するものがあると、人事の共感を得やすく選考で有利に働きます。自分が持っている価値観を把握するのは難しい作業ですが、自己分析をおこなって正しく理解するようにしましょう。

特に、マインドマップや自分史などの手法を用いることで自分の価値観を把握することができるため、価値観の把握に苦戦している人はぜひ取組んでみましょう

マインドマップの作成方法はこちらを参考にしてください。

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自分史の作成方法はこちらを参考にしてください。

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同業他社と比較しながら差別化を図る

企業が志望動機で特に目を通しているポイントは「なぜ当社を選んだか」です。同業他社ではなく、なぜ自社を選んだかはとても気になるポイントなので、まずは応募した会社とマッチングする理由を述べましょう。

社風を用いて同業他社と比較するには、共感した社風について自分と重なる点を探します。この会社でなければならない強い点が見つかると、志望動機にも書きやすくなるでしょう。

事業内容や自分がやりたいことと社風を絡める

事業内容や自分のやりたいことは働くビジョンにつながるため、志望動機においてもとても大切な点です。働くビジョンを具体的に説明するためにも、実際に企業訪問や企業説明会の中で担当者や先輩社員に質問したりしてみましょう。

「この会社であれば自分が取り組みたいことができる!」とアピールするには、社風でのエピソードが鍵を握ります。特に社風は、その企業の事業内容や目指す方向性からも形作られているため、社風を交えながら事業内容や自分がやりたいことを絡めていきましょう

事業内容についてはこちらで詳しく解説しています。

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企業研究した結果を盛り込む

社風を志望動機に入れる際にはただ単に「共感した内容」を入れるのではなく、あなたがおこなった企業研究の結果も盛り込みましょう。

社風は創業以来から培われている理念や精神、これまで成し遂げてきた実績などと密接に結び付いていることが多く、なぜそのような社風になっているのかを研究してアピールしていくことがおすすめです

キャリアアドバイザーコメント

辻 華菜子プロフィール

企業と自分の接点を伝えられるようにしましょう

志望動機には、企業と自分の接点を盛り込むように意識してください。どんなに社風を褒めたとしても、その根拠となる原体験が記載されていなければ、企業は「どうしてこの学生はそこまで社風を魅力に感じているのだろうか?」と疑問に思ってしまいます。

たとえば友達付き合いなどで同じように「あなたの〇〇が素晴らしいよね」ということだけを褒められたら悪い気分になる人はいませんが、「なぜこの人はここまで自分を褒めてくるのだろうか」「何か裏があるのではないだろうか」と勘ぐってしまうこともあるかもしれません。それよりも「私は〇〇という価値観を大切にしているから、あなたがその価値観を大切に行動しているのを見るとすごいと思うよ」などの理由を付け加えて言ってもらえると、より納得感が増すはずです。自分が作成した志望動機を読み返して、どこが接点になっているのかひと目でわかるように心掛けましょう。

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7ステップ! 志望動機に社風を盛り込む際の構成の作り方

志望動機に社風を盛り込む際には、構成をしっかり考えると良いです。何を伝えたいかを意識して書くと読み手に伝わりやすくなります。

書かれている内容に説得力があったとしても間違った構成だと最悪の場合、最後まで読まれないこともありえるので注意しましょう。

ステップ①まずは結論を伝える

社風を盛り込んだ志望動機は結論から書きましょう。「結論→根拠→具体的なエピソード」とつなげることでより説得力がある文章へと変わりますし、最初に結論を書くと論理的な思考ができる人という印象を持ってもらいやすくなります。

結論から書く手法を「PREP法」といい、多くのビジネスシーンで活用されていますさまざまなシーンで使われるため、今のうちに慣れておきましょう

ステップ②結論を裏付ける理由を伝える

つぎに結論を裏付ける理由を書きましょう。結論には根拠があり、その根拠が何かが書かれていると、読み手は興味関心を持ちさらにその先の文章を読みたくなります。

結論の説得力を増すためにはこの理由を明確に伝えられるかが非常に大切です。特に、社風の場合、漠然となりがちなので、実際にどのような経験をもとにそう感じたのかを述べるようにしましょう

ステップ③具体的なエピソードを伝える

理由を述べたら関連する具体的なエピソードを盛り込みます。自分が過去に経験したエピソードをもとに、相手が理解できるように書きましょう。ここで大切なのは、話は脱線せずに結論や根拠に基づくことです。関連したエピソードでなければ相手は興味を持ちません。まずはつながる話でさらに読み手を惹きつけましょう。

たとえば、「挑戦心」という社風に対しては、実際にあなた自身が何かに挑戦したエピソードを絡めることで関連性が増し、相手の納得度も高まります。

ステップ④エピソードの中の問題点を伝える

具体的なエピソードの中では、行動してきた中でぶつかった壁や課題点もあるはずです。

ネガティブな要素は避けたいものですが、改善した課題であればむしろ積極的に取り入ると、人事に良い印象を与えられます

ステップ⑤問題解決をするために自分がとった行動を伝える

具体的な課題点を述べたところで、問題解決のために自分がとった行動を示します。ここで大切なのは自分で解決のためにおこなったプロセスです。

課題に対して「どのような役割で」「どんな工夫をして」「周りをどう巻き込んで」などの具体的なプロセスを示すことで、あなた自身の人柄を理解してもらいやすくなるでしょう

ステップ⑥行動した結果を伝える

問題解決の行動をおこなった後に、どのような結果になったのかもきちんと述べましょう。必ずしもいい結果でなくとも、嘘をつかずにありのままの結果を伝えることも大切です。

また、結果を伝えるには数字などを合わせて入れるとさらに印象が良くなります

ステップ⑦最後にその経験を活かしてどう活躍できるかを伝える

最後にその経験をどう活かしていくかを書き記しましょう。人事は志望動機の中でどのように貢献してくれる人物かを見極めたいと考えています。

そのため、一連の取り組みをもとに得られた学びをどう活かして、活躍したいかを示すようにしましょう。得られた学びや強みを社風に絡めていくことで、人事にも入社意欲が伝わるため安心感が増します

志望動機の締めくくりの書き方についてはこちらの記事で解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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例文15選|志望動機の締めくくりで入社後の活躍イメージを残そう!

志望動機では、締めくくり方でも大きく印象を左右します。面接官の心に響く志望動機の締めくくり方をキャリアアドバイザーが例文と合わせて解説していきます。良い表現と避けるべき表現も紹介していくので、自分の志望動機に活かしてください。

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志望動機に社風を入れる際の注意点

志望動機に社風を入れる場合には注意しなければならない点があります。

社風はアピールしたいポイントですが、社風をメインにしてしまうと印象を悪くする恐れもあるので注意しましょう。社風を入れて落ちないためにも、書き方の注意点を解説します。

社風に焦点を当てただけの内容は避ける

社風にだけ焦点を当てた志望動機では、残念ながら意欲を欠ける内容になってしまいます。働くビジョンや将来の目標をアピールする場にもかかわらず「社風に共感したので志望する」だと、何をしたくて入社したいのかが不明確になります。

あくまでも社風を入れる場合は共感した具体的なエピソードをもとにアピールすることを心掛けてください

抽象的な表現にならないよう具体性を意識する

志望動機に社風を取り入れる際には抽象的な表現は避けましょう。理解しにくい比喩表現は伝えたいことが正しく伝わらない可能性があります。

たとえば「貴社の社員の考え方に共感しました」と述べた場合、どのような考え方なのかが述べられていないため、読み手は理解しづらくなります。そのため、社風を表現する際は誰が見ても同じ理解ができるように「具体的にどのような考え方に共感したのか」をわかるように表現しましょう

人間関係などのネガティブな話は避ける

社風に触れる際は人間関係などのネガティブな話は避けるようにしましょう。

たとえば

就活生「個の成長が第一で、企業内でも常に競争があるところに惹かれました」

という表現は、成長のために競争したいとアピールしたいと思っていても、読み手からすると

面接官「そんなことを意識している企業ではないのにな……」

と、書き手と読み手の意図が合うとは限りません。

特に、人間関係などの話は捉え方によってマイナスなイメージが働きやすいので、社風として表現するのは避けるようにしましょう

キャリアアドバイザーコメント

清水 沙也香プロフィール

社風+αの理由を加えて高い熱意を伝えよう

1つ目に記載をしていますが、社風だけに焦点を当てることは避けたほうが無難です。もちろん社風が合うからこそ仕事にやりがいを感じることができる、という考えは間違っていません。しかし、だからといって自分がまったく興味の持てない業務内容に携わることで仕事へのモチベーションは保てるでしょうか。

大事なことはなぜその社風に惹かれているのか自分の価値観や考え方をもとにしっかりと根拠を伝えることです。

社風を志望動機に挙げる場合には、そのほかにも事業内容など別の観点から志望動機を挙げることでより志望度の高さをアピールできるでしょう。どちらを先に記載しても問題ありませんが、企業側に「それならば確かにうちを志望するだろうな」と思ってもらえるように何度もブラッシュアップをしていきましょう。

志望動機に社風を入れるために事前にやるべきこと

志望動機を社風に入れる場合、先入観だけの社風は避けるべきとはお伝えしたとおりです。そのため、志望動機に社風を入れる場合は、次の3つのことを事前におこなっておくと説得力のあるものになります。

  1. OB・OG訪問をする
  2. インターンに参加する
  3. 企業説明会で積極的に質問する

社風は直接話をすることで感じることができるので、自分に合う社風かどうかを把握するために積極的に参加するようにしましょう。

OB・OG訪問をする

OB・OG訪問はその企業の社風を知ることができるチャンスです。OB・OG訪問を通じて、どんな職場なのか、何を目指しているのかなど細かなことを聞くことができます。

OB・OG訪問のメリットは面接とは関係のないところで直接社会人の話を聞くことができる点で、ホームページや説明会だけでは知りえないその企業の実態も知るチャンスがあります。

さまざまな質問を通じてその企業の社風を知ることができるため、OB・OG訪問をする際は社風を感じられる質問を事前に用意しておきましょう

社風を感じられる質問例
  • 御社で大きく成長する人材はどのようなタイプが多いですか
  • 御社ですでに活躍されている方の共通点を教えてください
  • ○○年のプロジェクトの成功の秘訣を教えてください

インターンシップに参加する

社風を一足先に感じ取る方法としてインターンシップ(インターン)に参加することもおすすめです。インターンは短いもので数日、長いものだと数ヶ月にわたって開催されます。

特に長期インターンに参加するメリットは、実際の業務内容を体験できる点です。自分に合っている仕事内容かどうかを把握できますし、社員とのコミュニケーションが取りやすいかどうかも感じ取れます

まさにダイレクトに社風が合っているかどうかを感じ取れるため、ぜひインターンに参加してみましょう。

インターンについてはこちらで詳しく解説しています。

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企業説明会で積極的に質問をする

ただ単に企業説明会に参加するだけでは社風は感じにくいです。ただ、企業説明会で積極的に質問をすれば社風を感じることができます。

企業説明会では人事だけでなく実際に働いている社員が登壇することも多いため、そこで質問をすることで社風を感じ取れるでしょう。企業研究をしているときに感じた疑問や不安をここで解消できるチャンスです。

学内説明会を多くやっている場合はこちらもおすすめできます。

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志望動機に社風を盛り込んだときの例文10選

最後に志望動機に社風を取り入れた例文を紹介します。

人事が志望動機をチェックする際には定型文ではなく、どれだけ自分の言葉で書いているかを気にします。そのためホームページや出版本だけではなく、OB・OG訪問やインターンの参加がとても大きな鍵になるので、できる限り実際の現場を訪問しましょう。

例文①風通しが良い

例文

私は貴社の風通しの良い環境に惹かれて志望致しました。インターンに参加して、貴社の事業や業務について深く学ぶことができただけではなく、社内会議に参加する機会があり、どんな立場でも意見が言える環境に魅力を感じました。私はやりたいことを率直に伝えていきたいと思っているため、貴社の風通しの良さを持って仕事ができればやりがいを持って取り組めると考えています。

部活動ではサッカー部に所属していましたが、部員全員がさまざまなアイデアなどを出して試合で活かしていました。みんなが意見を尊重して勝てるチームは何なのかを勉強するなど、チーム全体で取り組めたことが大きなやりがいにつながりました。

貴社の何でも言い合える風通しの良さを持って、自分自身も積極的に意見を出して貴社の発展に貢献したいと考え、貴社への入社を強く希望します。


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アドバイザー

部活動でアイデアを出し合ったという経験をもとに、企業としっかり照らし合わせられている点はとても共感を得られます。成長意欲がある人材と判断できる文章で、自分の考えをしっかり発信できる点も評価されます。

例文②積極的な行動ができる環境である

例文

私は貴社の積極的な行動ができる環境に惹かれて志望致しました。私はマーケティング分野に明るく、顧客にサービスの良さを伝えられる人材になりたいと考えています。貴社の広告事業には強い関心があり、企業説明会では近年は広告事業に注力しているためどんなことでも挑戦ができ、積極的に行動できる人を求めていると伺いました。

私自身は自分の興味のあることに対しては積極的に行動をしてきたつもりです。具体的には学生時代にマーケティングに関連する資格を取得するために、1日3時間の勉強を半年間継続しました。

このような経験と強みを持って貴社の広告事業に貢献できるように貢献していきたいと考えています。


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業界に関心があり学ぶ姿勢が強く感じられます。今まで得た知識をもとに、顧客に伝えられるよう努力する積極的な姿勢は説得力が増す志望動機ですね。

例文③年功序列ではなく成果主義である

例文

私は貴社の年功序列ではなく成果主義で評価をする環境に惹かれて志望致しました。実際、貴社に企業訪問した際に、20代の社員がマネージャーや部長に就かれていることに大変驚きました。きっとこの会社では仕事で成果を上げれば、年齢関係なく実力を評価されると感じました。

私はどんな環境でも率先して動きたい性格ということもあり、部活では学年に関係なく正しいと思うことは積極的に伝えることで周りの理解を得てきました。こうした考え方をもとに行動してきたため、早い段階からチームの中心メンバーに抜擢されて貢献してきました。

この経験を踏まえて私は取り組んできたことをしっかり評価される環境で仕事がしたいと考えています。ぜひ貴社に入社ができ、希望する営業に所属できれば、他の社員よりも売上を上げて貢献してまいりたいと考えています。


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今までの経験などをアピールしながらも、実力主義の職場に強い決意を感じられます。営業部ではライバル社員も多いため、モチベーションの高さも人事にも伝わるでしょう。

例文④若手社員が活躍している

例文

私は若手社員が多く活躍している貴社の環境に惹かれて志望致しました。私は早い段階から大きな仕事を任せてもらい、成長をしていく環境で働きたいと考えています。

学生時代の飲食店のアルバイトでは前向きな姿勢を評価してもらったおかげで、アルバイトを始めて間もない頃に顧客満足度を一番左右すると言われるドリンク担当を任せてもらいました。初めは苦労しましたが任せてもらった喜びと責任感から必死で頑張った結果、周りからも認められる存在に成長できました。

このような経験を踏まえて、社会人になっても早い段階から成長するために、どんどん仕事を任せてもらえる環境である貴社に入社して貢献していきたいと考えています。


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自分の体験エピソードを踏まえて応募先の魅力を伝えられている点がとても印象的です。強い決心が伺えて、入社してからも高いモチベーションで業務をしてくれる点が伝わります。

例文⑤仲間思いでチームワークを大切にしている

例文

私は貴社の仲間思いでチームワークを大切にしている点を魅力に感じ志望致しました。学生時代の部活動経験を踏まえて、個で挑戦するよりもチームで挑戦することの大切さを身に染みているため、そのように考えました。

大学で所属したサッカー部では個を重視する選手とチームワークを重視する選手とで意見がわかれていましたが、普段の練習から部員を鼓舞して盛り上げることを意識することで、徐々にチーム全体がチームワークを重視する方向に変わりました。その結果、それ以前よりチームワークだけでなく個のスキルも成長していき、試合でも勝てるようになりました。

貴社の社員からチームワークを大切にして、さまざまなプロジェクトをおこなっていると伺いました。協調性という私の強みを活かして入社後は貴社の商品開発に取り組みたいと考えています。


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部活動を通じて身につけた協調性を会社でも活かせる点は会社の社風と合っており、アピールできています。プロジェクトにも参加する中で前向きに取り組む姿勢が見てとれる内容でとても良いですね。

例文⑥顧客第一で考えている

例文

私が貴社を志望したのは、顧客第一の快適な空間を提供するサービスにとても魅力を感じているためです。今まで何度か貴社の店舗を訪れたことがあります。どの店舗も顧客がとても過ごしやすいようにさまざまな工夫や装飾がされている点にとても感動いたしました。

私は以前にカフェで働いており、快適に過ごしていただくよう心掛けて接客しておりました。その結果、リピーターの割合も以前よりも20%も増えて、売上アップに貢献しました。

こうした経験をもとに、貴社に入社しても訪れるすべての顧客のことを第一に考えて貴社の発展に貢献したいと考えています。


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志望企業サービスを実際に利用して、感じたことや魅力に触れられている点はどんな応募者を想像できます。今まで経験した接客業の経験を活かしたいという仕事への姿勢を感じられますね。

例文⑦会社の伝統を大切にしている

例文

私は会社の伝統を大切にしている貴社の姿勢に惹かれて志望致しました。私は大学で流通について学びましたが、ものを運ぶその仕組みにとても興味関心を持ちました。今では最短翌日配達も当たり前になってきましたが、その仕組みを貴社が初めて作ったことにとても感銘を受けています。

また、インターンに参加した際に社員の方々とお話をし、貴社が考案した流通システムを会社の伝統として大切にしているだけでなく、その伝統を活かして常にアップデートしている姿に感銘を受けました。

貴社に入社できたら、ぜひ貴社の事業に携わりその仕組みをさらに学び、これまで学んできた流通に関する知識を活かして、さらなる貴社の発展に貢献したいと考えています。


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学生時代に学んだ科目と事業内容が合致しているため、即戦力として働いてくれると感じられる志望動機です。職場にもなじんでくれそうで、入社後の成長が期待できる内容でしょう。

例文⑧働く社員の雰囲気が良い

例文

私は働く社員の雰囲気の良さに惹かれて志望致しました。私が貴社のインターンに参加した際に、社員の皆さんは明るく接するだけでなく、忙しい中でも業務に対して多くのアドバイスをしてくれました。後輩指導のためなら、時間をいとわない社員が多い貴社であれば成長できると確信しています。

実際にこれまで部活やアルバイトなどの所属してきた組織はとても明るく雰囲気が良い環境だったことで、私自身大きく成長できたと自負しています。そのため、貴社のような働く社員の雰囲気が良い企業で、同じ志をもとに企業の発展と自身の成長につなげていきたいと考えています。


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インターンに積極的に取り組んだ姿勢や、先輩社員としっかりコミュニケーションが取れている点は好印象です。職場にすぐに溶け込めると想像できます。今までの経験や入社後のビジョンをさらに深掘りできるとより良いでしょう。

例文⑨説明会などで印象に残った言葉を盛り込む

例文

私は常に挑戦をし続ける環境がある貴社に惹かれて志望しました。私はトップに位置するからこそ常に挑戦をしていくことが大切だと考えています。

実際に柔道で県大会で1位になった後でも、その位置を譲らないために猛練習に励みました。その結果、学生時代は一度も1位の座を譲ることはありませんでした。

また、貴社の説明会に参加した際に社是として「油断することなく常に挑戦者でいる」という言葉を掲げていることを知り、今もなお業界トップであっても挑戦を大事している姿勢に共感を覚えました。

このように私が大切にしている価値観と貴社の方向性が合致していると考えたため、貴社の一員として発展に貢献したいと考えています。


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企業説明会に参加した際に印象に残ったことを自分の価値観に照らし合わせている点が非常に良い志望動機となっていて良いですね。

例文⑩出会った先輩社員に惹かれた

例文

私は貴社の先輩社員に惹かれて志望しました。リクルーター面談を通して出会った貴社の先輩社員は親身になって話を聞いてくれるだけでなく、仕事の大変さなども包み隠さず真剣に教えてくれました。

いち学生に対して真剣に向き合い一緒になって将来を考えてくれるような熱い気持ちを持った社員が多い貴社であれば、私自身もどんなに大変なことでも乗り越えて頑張れる環境があると考えました。

貴社に入社できたら、こうした魅力的な先輩に近づけるように成長して貴社に貢献できる人材になりたいと考えています。


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ただ先輩社員に惹かれたというだけでなく、どういう部分に惹かれたという点を実体験を踏まえて言えている点は良いですね。

志望動機に社風を入れるときはオリジナリティを意識して差別化を図ろう!

志望動機は経歴や自己PRなどでも十分アピールができますが、同業他社との比較を考えると社風を入れた志望動機は有効的な手段となります。ただし、社風を入れる場合はありきたりな内容になることを避けるためにオリジナリティを意識して差別化を図る必要があります。

社風を正しく伝えていくには、実際に先輩方の話を聞いて、感想などを自分の言葉で書いていくことが大切です。ぜひこの記事を読んで社風を入れた志望動機を作成して就活を有利に進めましょう。

記事の編集責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01458)

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