就活に失敗しても終わりではない理由|考え方やこれからできる対応策

この記事のアドバイザー

  • 吉川 智也

    吉川 智也

    大学卒業後、2010年にマイナビに入社。300社以上の採用支援をしてきた経験をもとに、各大… 続きを読む

  • 塩田 健斗

    塩田 健斗

    大学卒業後、ポートに新卒入社。メディア広告の営業とマーケティング職としてファーストキャリア… 続きを読む

コラムの目次

  1. 就活に失敗してもやり直せる
  2. 就活に失敗しても終わりではない3つの理由
  3. ①就職先はいくらでもある
  4. ②就活後も仕事について考えることができる
  5. ③自分に本当に合う仕事に出会うチャンスが増える
  6. 就活に失敗したあとの対応策
  7. エージェントを利用する
  8. 就職留年する
  9. 就活に失敗しても大丈夫!行動することで自分の進路を見つけよう

「就活に失敗した」と思わなくてもいい理由! 対応策も解説

就活に失敗してもやり直せる

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活を終えた学生の中には

「就活に失敗した…。人生終わりだ」
「就活に失敗してから何もやる気がしない」

と言う人が多くいます。就活の失敗には、第一志望の企業に落ちた学生、1社も内定をもらえず4月を迎えた学生、第一志望以外の企業に入社する学生など、さまざまなパターンがあります。

就活に失敗しても自分で進むべき道を見つけて、そこで成功している人は多くいます。そこで、この記事では「就活に失敗した」と思っている就活生に向けて、その後の進路などを紹介していきます。

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就活に失敗しても終わりではない3つの理由

就活に失敗しても終わりではない理由3つ

就活に失敗したら誰でも落ち込みます。しかし「終わり」では決してありません。使い古された言葉ですが、失敗をバネに前向きな気持ちを持ちましょう。

①就職先はいくらでもある

就活に失敗しても大丈夫な理由として、就職先の数があげられます。中小企業庁から発表されている国内の企業数についてまとめた「中小企業の企業数・事業所数」によると、日本には約337.5万社の企業があるのです。内訳を見てみると、中小企業が約336.4万社と全体の99.6%を占め、大企業は約1万社と全体の0.4%しかありません

大企業ばかりを狙っていた就活生にとっては、衝撃的な数字ではないでしょうか?0.4%の枠に入るのは非常に難しいことであり、失敗してもそんなに重く受け止める必要はないのです。

もしかしたら大手企業よりもベンチャー企業の方が向いている場合もあります。ぜひ自分の適性を再度見直して視野を広げてみるのもおすすめします。

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就活をしていると、エントリーできる企業だけがすべてに見えますが、421万社という数字が示すように、日本にはもっとたくさんの企業があるのです。企業の規模や知名度だけにとらわれず、さまざまな企業に目を向けてみましょう。

②就活後も仕事について考えることができる

就活に失敗することで、仕事と向き合う時間を作ることができます。就活は学生によって活動期間が異なりますが、自己分析や対策の時間なども合わせて半年〜1年間程度という人が多いのではないでしょうか。慌ただしく日々を過ごしたために「あっという間だった」と感じる人もいるかもしれません。これからの約35年間の将来の仕事を決定する時間としては短すぎるとも言えます。

就活を失敗した学生の中には「自分が何をしたいのかがわからない」という思いを抱えている人も多いでしょう。この機会に「自分は何をしたいのか」をじっくり考えてみてください。そして、ただ考えるだけでなく、社員や経営者の話を聞いたり、実際に体験してみましょう。

「就活に失敗してから始めても遅い」と考える学生もいるかもしれません。しかし、就活はゴールではなくスタートです。少し遠回りをしても最高のスタートを切るために、仕事についてじっくり考え抜きましょう。

③自分に本当に合う仕事に出会うチャンスが増える

就活に失敗したということは、選考を受けた業界や企業は自分に合っていなかったということになります。高い学歴や功績があればいいわけではなく、人柄や価値観なども加味して企業との相性をはかるのが就活です。就活に失敗すると「自分はダメなんだ」「どこにも必要とされていない」と自分を責めがちですが、ただ相性が合わなかっただけと考えましょう

就活に失敗したからこそ、自分に合わない業界・企業がわかったはずです。上記でも述べましたが、就職先の選択肢はエントリーできる企業だけではありません。自分に本当に合う仕事を追求して、可能性を広げることができるのです。「就職する企業にまだ出会っていないだけ」と考えて、自分の可能性を信じましょう。

自分に本当に合う仕事に出会うためにも、もう一度自己分析をやり直してみることがおすすめです。就活中に慌てて自己分析をしたという人は、自分史やモチベーショングラフを作成することで自分の強みや弱みを把握しましょう。そして、これまで志望していなかった業界や企業にエントリーしてみるなど、視野を広げてみてください。自分で「ここだけ」と決めつけずに、さまざまな業界・企業に興味関心を持って可能性を探ることが大切です

キャリアアドバイザーコメント

吉川 智也

吉川 智也プロフィール

強みと適性を見直してみよう

「就活に失敗した=社会に不要と言われているようで怖い」という相談を頂くことは多いですが、皆さんのよさが発揮できる企業はあります。志望する企業の内定が獲得できない学生さんは、適性の認識がずれている、アピールポイントがずれていることが多く見受けられます。

例えば、営業職を志望している学生さんと実際にお会いすると、人と話すことよりも黙々と考えたり集中することが好きで、職種適性と離れていることから不合格が続いているケースがあります。

学校で学んだから、文系だから、理系だからといった理由で視野を狭めず、ご自身の強みを活かせる職種で考え直すのも選考が通りやすくなるコツですよ!ずっと同じ自己アピールをして不合格が続く場合は他己分析をしてもらい、新たな強みを再認識しリスタートするといいでしょう。

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こちらの記事では、自分史やモチベーショングラフのやり方を画像つきで詳しく説明しています。自己分析に自信がない人も、この記事を見てスムーズに進めていきましょう!

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あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。

こんな人に「適職診断」はおすすめ!
・まだ志望業界が決まっていない人
・自分の志望業界との相性を確かめてみたい人
・入社後にギャップを感じたくない人

就活に失敗したあとの対応策

就活に失敗したら、どのような行動を取ればいいのでしょうか。今後の進路を考える上でおすすめの対応策についてご紹介します。

こちらの記事では就活に失敗する人の特徴を紹介しているので、自分に当てはまっているところがないか確認してみましょう。自分の改善すべき点が見つかるかもしれません。

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エージェントを利用する

まだ結果は出ていないけれど、「就活に失敗したかも」と不安な就活生は、持ち駒を増やしておくと安心できます。特に、内定がかかった状態だとどうしても気持ちが不安定になりがちなので、落ち込みも大きくなります。しかし「また企業を探して選考を受ける気力も残っていない…」という就活生も多いのではないでしょうか?

そんな就活生におすすめなのがキャリアパーク!就職エージェントです。専属のキャリアアドバイザーが企業選びから内定までをサポートします。エントリーや面接の日程調整もエージェントがおこなうため、時間に余裕がない就活生もぜひ利用してみてくださいね。

キャリアアドバイザーコメント

塩田 健斗

塩田 健斗プロフィール

就活生とのヒアリングを通して進むべき道を見つける

エージェントは就活生に合う企業を紹介していきますが、その際にどのような軸で就活をしているか?その軸に決めたのはなぜか?など色んな質問をしていきます。その中で、学生さん自身も気づかなかった自分の求めているものや、本当に自分に合っている仕事を見つけるように心がけています。

もちろん中には「軸がないんですよね…」「やりたいことがわからなくて…」という学生さんもいます。しかし、本当に何もない学生さんは一人もいません。自己分析が足りていなかったり、自信がないだけで、本当は皆さん何か意思を持っていて適性を持っています。

自分が当たり前に続けていたアルバイトや習い事、普通だと思っていた長所など、隠れた特徴や強みを持っている人は多いです。それらを見つけること、そして、長所や適性だと理解することで自分の進むべき道をみつけられるようにお手伝いをしています。

就職留年する

就活に失敗した場合、就職留年するという方法もあります。就職留年とは、翌年再び新卒として就活をおこなうために留年することです。留年自体にいいイメージがないため、さらに内定を遠ざけてしまうかもと考える就活生も多いかもしれません。しかし、就職留年は明確な目的持って過ごせばマイナスになる可能性を下げることができます。

就職浪人と就職留年の違いについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

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就職浪人になって大丈夫?メリット・デメリットとやっておきたいこと

採用担当者は留年したことを見過ごさないので、必ずと言っていいほど理由を聞かれます。その際、採用担当者が注目するのが「留年していた間に何をして何を成し遂げたのか」です。自信を持って就職留年の理由を伝えるためにも、留年する目的を明確にする必要があります。目的を設定して留年期間を有効に活用しましょう。

長期インターンに参加する

就職留年中におすすめの過ごし方が、長期インターンです。長期インターンに参加する目的としては、「自分が考える仕事とのズレを解消したい」「自分に合った職種や企業の特徴を把握したい」などがあげられます。もちろん人によって長期インターンに参加する目的は異なるため、自分なりの考えを持つことが大切です。

長期インターンに真剣に取り組むことで、職種や企業の理解を深めたりビジネススキルを高めたりできます。ネットや口コミで得る情報は、実体験にはかないません。職種や条件などが違う複数の企業で実際に働いてみることで、自分に合う仕事を見つけられるのです

また、長期インターン先の企業が自分に合っていて、かつ企業から必要とされれば、そのまま採用される可能性もあります。このように、長期インターンにはメリットが多いです。就職留年中の過ごし方としてはベストと言えるのではないでしょうか。

インターンは参加するだけでは意味がありません。
しっかりと目的意識をもって参加するようにすると次につながりやすくなります。

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キャリアアドバイザーコメント

吉川 智也

吉川 智也プロフィール

就職留年の目的を決めて計画的に行動しよう

就職留年をする場合は、年間でスケジュールを立てましょう。時間がある分いくらでも就活ができると思っていたらいい縁は舞い込みません。受けたい企業のエントリーに間に合わなかったのであれば、計画性を見直す必要があります。志望業界に入れなかったのであれば、なぜ受からなかったのか分析しましょう。

適性がずれている可能性もあります。受験企業数が少なかったのであれば、何社受けて、どの条件が満たされれば納得のいく終え方なのか述べられますか?それぞれ就職留年を選択する背景は異なると思いますが、明確な目的がないと人間だらける生き物です。目的が決まれば自ずと何をすべきかが見えてきますので、だらけることはないでしょう。

就活に悩んだ時は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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就活に失敗すると「もう人生終わりだ」「誰にも必要とされていない」と感じて落ち込むものです。しかし、就活に失敗したからといってすべての道が閉ざされたわけではありません。就活に失敗しても就職先はいくらでもあります。就活期間中に出会った職種や企業が合わなかったからといって、すべての職種や企業が合わないということはありません。

就活に失敗したからこそ自分に合わない仕事が把握できたと思えば、あとはそれらの企業群を避けて自分に合った企業を探していきましょう。日本には約421万社の企業があり、ナビサイトに登録している企業はほんの一部なのです。視野を広げて自分の力を発揮できる仕事を見つけましょう。

就活に失敗したと思ったら、エージェントの利用や就職留年(長期インターンへの参加)がおすすめです。エージェントを利用して持ち駒を増やしたり、就職留年で長期インターンに参加して自分に合った仕事を見つけるなど、将来に少しでもプラスになるような行動を取っていきましょう。

記事の編集責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01458)

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