コンピテンシー面接対策|就活生必見の特徴と受かる対策を解説

この記事のアドバイザー

  • 持田 伊織

    大学時代、「目の前のお客様に励ましを送る」ことを指針としていたゴスペル部で日々活動。大学卒… 続きを読む

  • 塩田 健斗

    大学卒業後、ポートに新卒入社。メディア広告の営業とマーケティング職としてファーストキャリア… 続きを読む

  • 伴 美寿々

    大学卒業後、宝飾店に就職。店舗管理と人材育成を経験した後、業界トップの塾の社長・役員秘書を経て現職

コラムの目次

  1. コンピテンシー面接は対策が必須
  2. コンピテンシー面接とは
  3. 重視されるのは行動特性
  4. コンピテンシー面接をおこなう意図を知って対策に活かそう
  5. ①本質的な考えや能力を見抜きたい
  6. ②企業で活躍できる人材を獲得したい
  7. コンピテンシー面接の3つの特徴と対策
  8. ①STARモデルがよく使われる
  9. ②職種やポジションによって質問が異なる
  10. ③圧迫面接と捉えられることがある
  11. 能力別のよくある質問例
  12. コンピテンシー面接には過去の経験を深掘りして臨もう

コンピテンシー面接は対策が必須

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から

「コンピテンシー面接と普通の面接の違いってなんですか?」
「志望企業はコンピテンシー面接を採用しているみたいです」

といった声を聞くことが多くあります。コンピテンシー面接は一般的な面接と違い、企業の評価基準が自社社員の行動特性になっています。主に「自社の求める業務が遂行できる能力やスキルを持ち、自律性のある学生を採用したい」と考える企業が選考に取り入れています。

そのため一般的な面接とは質問形式や進め方が違うので、 対策をしていないとほとんど評価されなかった……といった結果になることも。

そのような後悔をしないためにも「どのような面接なのか」「どのように対策すればいいのか」を知っておきましょう。この記事ではコンピテンシー面接の特徴や対策方法を解説しますので、「自分が採用担当者だったら?」といった視点も交えながら読み進めてくださいね。

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コンピテンシー面接とは

コンピテンシー(competency)は能力や資格と訳されますが、採用活動においては、優秀な社員に共通する行動特性という意味合いで使われています。

聞き馴染みのない就活生も多いと思いますが、今後も増えていく注目の面接手法だと考えられており、就活生にとってはぜひとも理解し対策してもらいたい手法の一つです。それでは、コンピテンシー面接の意味や詳しい内容を把握して「何を見られているのか」を押さえていきましょう。

重視されるのは行動特性

志望動機や自己PR、キャリアビジョンなどをさまざまな視点から幅広く質問し、その受け答えによって合否を判断するのが一般的な面接です。エントリーシート(ES)に書かれた学歴や知識、スキルといった外面的な部分が評価される傾向にあります。

一方、コンピテンシー面接は自社で活躍している社員の行動特性や考え方を分析し、それを評価の指標にします。つまり、性格や動機、価値観といった表面的に見えづらい点も評価の対象とし「成果を生み出す行動特性があるのか」といった点を重視しているのです。

面接官の質問に回答することは同じですが、コンピテンシー面接では具体的な経験や意思決定の背景についても深掘りされるので、表面的な対策だけではしどろもどろになってしまう学生も多くいます。深掘りされてもいいように自分の経験を言語化できるようにしておく必要があるのです。

キャリアアドバイザーコメント

持田 伊織プロフィール

コンピテンシー面接の対策をしないと本番で答えに詰まる

コンピテンシー面接を受けた多くの学生さんが、深掘りをされ続けた結果あいまいな答えをしてしまい、落胆している様子をよく見ます。コンピテンシー面接はさまざまな角度から質問されるため、準備をせずに答えると「一貫性がない」と判断されてしまう可能性が高いです。

では、どんな準備をすればいいかというと、ずばり「徹底的な自己分析」に尽きます。自己分析をする際には思い出せる限り「これまで下してきた決断」を振り返り、なぜその選択をしたかを考えてみてください。選択には、幼少時からの環境、経験、人間関係などが深く関わっています。そのため、選択する基準がその都度180度変わることは滅多にありません。

担当学生だったAさんは、選択肢を振り返ったときに「常により難しいと思う選択をしている」と気づきました。その理由を考えると「なりたい自分になるためには、挑戦せざるを得ない環境に飛び込まないと成長しない」という考えが根本にあることがわかりました。

結果的に、Aさんは「なりたい自分になるためにより挑戦的な環境にいきたい」という思いで就活を進めたため、コンピテンシー面接ではどんな質問が来てもこの考えのもとで答えることができました。ぜひ皆さんもこれまで下してきた選択を振り返り、その理由を深掘りしてみてください。

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コンピテンシー面接をおこなう意図を知って対策に活かそう

次に企業側がコンピテンシー面接をおこなう意図を知り、コンピテンシー面接の理解を深めましょう。そうすることで、より適切な対策ができるはずです。

大まかに分けると「本質的な考えや能力を見抜きたい」「企業が活躍できる人材を獲得したい」の2つが挙げられます。一つずつ見ていきましょう。

①本質的な考えや能力を見抜きたい

コンピテンシー面接は行動特性に対して明確な基準を設けるため、面接官が複数人いても同じ評価基準で選考を進めることができます。一般的な面接よりも、コンピテンシー面接では「意思決定の基準」「行動の理由」といった行動特性を見極める必要があるため、一つの状況や経験に対して回答を深掘りされます。

それにより学生の行動特性を把握し、自社で活躍する社員と照らし合わせることで「企業で活躍できる人材か」を判断しています。たとえば、縁の下の力持ちタイプの就活生が「チームをまとめるリーダータイプ」と語った場合は、面接官が「具体的なエピソードは?」「困難だったことは?」などと深掘りを繰り返します。この徹底的な深掘りにより、矛盾が見つかる学生も多くいるのです。

②企業で活躍できる人材を獲得したい

「スキルもあって学歴が高い人でも、必ずしも会社で活躍できる人とは限らないなぁ」。企業ではそのようなことを考える人事の担当者が多くいます。コンピテンシー面接では、業務で成果を出している社員に共通する考えや行動を基準にするため、学生の持つスキルが企業で求めるスキルやそのレベルかどうかを判断し、活躍できる人材かを見極められると考えられます。

企業にとっては活躍の可能性が高い人材を採用できますし、ミスマッチによる早期離職の防ぐことにもつながります。これは企業だけのメリットだけではなく、就活生側のメリットとも言えるかもしれません。過去の経験などを深掘りされた上で「活躍できる」という評価をもらえれば、自信を持って入社できますよね。

コンピテンシーレベルの評価基準

多くの企業が使っているのがコンピテンシーモデルという指標です。コンピテンシーレベルには5つのレベルがあり、どのレベルに値するのかを面接官に評価されます。一般的にレベル3以上の評価であれば高い評価だと言われているため、レベル3以上を得るためにアピールする強みや経験を洗い出しておきましょう。

コンピテンシーレベル
  • レベル1:受動行動…受け身な姿勢で主体性や思考の一貫性が感じられない。
  • レベル2:通常行動…やるべきことを適切なタイミングでおこなう普通レベルの行動。
  • レベル3:能動・主体的行動…明確な意図や判断に基づく行動。明確な理由のもと選択した行動。
  • レベル4:創造・課題解決行動…独自の工夫を加えて状況を改善しようとした行動。
  • レベル5:パラダイム転換行動…新たな、周囲にとっても意味のある状況を作り出す行動。

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コンピテンシー面接の3つの特徴と対策

ここからはコンピテンシー面接の特徴を解説していきます。特徴をしっかりと把握し、それに合わせた対策を取っていきましょう。通常の面接でもコンピテンシー面接のような質問をする企業もあるので、対策しておくことでどんな面接の形式にも対応できるようになりますよ。

①STARモデルがよく使われる

1つ目はSTARモデルといわれる質問の手法が使われることです。STARモデルは面接官が応募者の過去の行動を掘り下げる目的でよく使われます。

たとえば「課題解決に導いたときのことを教えてください」と問われたとします。そのあとに続く質問にSTARモデルを用いると「そのときどのような状況でしたか?」「あなたはどのような役割をしていましたか?」「どのような結果になりましたか?」のような流れになります。

「カフェのアルバイトでSNSアカウントを開設し売上を上げた」というエピソード例を使って、STARモデルの掘り下げ方と回答例を見てみましょう。

Situation(きっかけは何でしたか?)

近隣に全国チェーンのカフェが新しくオープンしたことで客足が遠のき売上が落ちてしまい、何か行動しなければと思いました。

Task(チームの中での役割は何でしたか?)

アルバイト生をまとめるリーダー的な立場でした。

Action(どのような行動をとりましたか?)

SNSのアカウント開設を店長に提案しました。許可が下りた後は、3人のアルバイト生と一緒に毎日SNSを更新しました。

Result(その結果どうなりましたか?)

半年でフォロワーが1万人になり、店の売上が前年比で120%アップしました。

対策:成果を出した経験を「なぜ」で深掘りしよう

コンピテンシー面接対策をするには、自己分析が欠かせません。自己分析をするにはまず、成果を出した経験をピックアップしましょう。たとえば「アルバイトで時間帯責任者を任されたとき、稼働率を○%上げた」「新規サークルを立ち上げて○人集めた」などです。数字で表現できると面接官に伝えやすいですよ。どのようなことでもいいので、自分が成果を出したと思えることはすべて書き出しましょう。

「成果をなぜ出せたのか」「なぜその行動をしたのか」のように、最低でも5回「なぜ」で深掘りしましょう。一般的に、質問に対して5回「なぜ」を繰り返すことで本質にたどり着きやすくなると言われています。

何度も繰り返し問いかけることは大変な作業でもありますが、面接の際にも同じように問われる可能性があります。詳しく語れるようにしておけば、面接でも落ち着いた対応ができますね。

キャリアアドバイザーコメント

塩田 健斗プロフィール

5W1Hを紙に書き出して状況を整理しよう

自分の経験を言語化するのが苦手な人は多いのではないでしょうか。私自身も未だに「この1年何を頑張りましたか」と言われても、すぐに言語化できる自信はありません(笑)それくらい難しいことなんです。

なぜかというと、自分には記憶があるので言語化できなくてもイメージを持てるからです。しかし、初めて会う相手は当然その記憶を持っていないので、相手にイメージしてもらうためにはわかりやすく説明しなければなりませんよね。

だからこそぜひやってほしいのが「記憶の文字起こし」です。5W1H(いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのようにして)に基づいて自分の経験を紙に書き出してみてください。そうすることによって状況を整理しやすくなります。

そのあとに具体的なエピソードを書き出せば、状況+具体的な内容がそろうので、あとはそれを文章にまとめることで言語化することができます。完成したあとは周りの人に聞いてもらい、その話からどんなイメージを持ったか聞いてみましょう。

そのイメージが自分の頭の中のものと同じであれば良いですし、違うのであれば十分に伝わっていない証拠になります。

過去の経験を振り返るときは、自分史やモチベーショングラフを作成するのがおすすめです。こちらの記事では自己分析の方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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②職種やポジションによって質問が異なる

続いては「職種やポジションによって質問が異なる」ことです。一般的な面接の場合は、どの職種やポジションであっても同じような質問をされることが多いいですよね。しかしコンピテンシー面接の場合には、職種や面接官のポジションによって質問が違ってきます。

たとえば接客業だと「チーム内でコミュニケーションエラーが起こった経験」や「それを解決した方法」について聞かれる場合が多くあります。接客ではチームワークが必要とされる場面も多くあるからです。

また、管理職などマネジメント能力が必要な仕事の場合には「これまでにチームをまとめた経験はあるか」「問題が起こった場合にはどのように解決したのか」といった質問がされます。管理職は協調性も大切ですが、問題解決能力やリーダーシップも求められるためこうした質問が多くあるのです。

対策:企業が求める能力を把握する

企業の職種やポジションによって異なる質問に対応するには、企業が求める能力を把握する必要があります。コンピテンシー面接で企業が見ているのは本人の特性です。どのような考え方をしているか、どのような経験をしてその中でどのような役割をしていたかを見られます。

たとえば、接客業の企業が協調性を求めている場合には、一人で努力する姿勢をアピールしても高い評価は得られませんよね。同じ業界内で職種やポジションが同じ場合でも、企業によって活躍している人のスキルや考えは異なるので、志望する企業が何を重要視しておりどのような能力を求めているのかを把握しましょう。

③圧迫面接と捉えられることがある

質問の深掘りが多くされるため、圧迫面接と捉えられることがあります。一般的な面接に比べ、コンピテンシー面接では、一つの質問に対する答えを何度も何度も深掘りしていきます。そのため、就活生の中には「圧迫面接だ」「面接の雰囲気が悪い」と思う人もいるかもしれません。

しかし、これらは決して圧迫しているわけではありません。行動特性を知りたいがために深掘りを重ねているというコンピテンシー面接の目的を理解して、深掘りに対して答えられるように準備しておきましょう。

圧迫面接かも?と思ったら、こちらの記事も参考にして判断してみましょう。

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対策:模擬面接をする

コンピテンシー面接の対策には模擬面接をして慣れておくことが非常に有効です。本番でいきなりコンピテンシー面接に当たると、「圧迫面接だ」と威圧感を感じてしまったり動揺してしまったりする可能性が多くあるからです。

面接官役の友人に回答をさらに深掘りしてもらい、繰り返される「なぜ」の問いに慣れておくことが重要です。先ほどお伝えした「STARモデル」を元に質問してもらうことで自身の経験を整理し、スムーズに話せるようにしておきましょう。

模擬面接の実際のおこない方はこちらを参考にしてみてください。

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キャリアアドバイザーコメント

伴 美寿々

否定されているのではなく、伝えきれていない可能性大

コンピテンシー面接を「圧迫面接」と感じたら「否定されているのではなく、伝えきれていない」という可能性を考えてみてください。

事前に企業が求めている人物像(活躍している人の特徴)を押さえて、企業がどんな学生を欲しがっているのかを知っておくといいでしょう。また、深掘りされることに苦痛を感じやすい人は、事前に友人などに面接官役を依頼して練習しておくのがおすすめです。

こちらの記事では、面接の練習方法について解説しています。1人で練習する方法や面接のチェックポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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能力別のよくある質問例

コンピテンシー面接では、適性や能力を問う質問を多くされます。企業側はコンピテンシー面接をおこなう前に「どのような行動特性がある人物を採用するか」を決めているため、これらを判断するための質問を用意しています。

志望する企業や職種によって求める行動特性が変わってくるため、どのような人物像を求めているかを把握することはもちろん、質問内容を想定して回答を考えておくことが大切です。ここからは、コンピテンシー面接での質問を能力別に紹介していきますね。

よくある質問
  • コミュニケーション力
    コミュニケーション問題が生じたとき、どのようにその状況を改善しましたか?
  • 問題解決力
    過去に解決しなければならなかった問題について教えてください。
  • ストレス耐性
    最もストレスを感じた時期と、克服した方法を教えてください。
  • 創造性
    新しいものを提供したり試したりした経験はありますか?
  • 柔軟性
    チームが優先順位や方向性を変えたときにどう対応しましたか?
  • 決断力
    今まで最も難しかった決断を教えてください。
  • リーダーシップ
    チームを成功へ導いた時のことを教えてください。
  • 戦略的思考
    新しい障害や挑戦にどのように立ち向かいましたか?

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コンピテンシー面接には過去の経験を深掘りして臨もう

コンピテンシー面接について、特徴や対策について解説してきました。コンピテンシー面接は一般的な質問よりやや難易度の高い面接と言えます。そのため徹底した企業分析や自己分析が必要になりますし、どのような質問が来ても対応できるようにしておくことが重要になります。

一方で、コンピテンシー面接で採用された会社であれば、活躍できる可能性も高くなるとも言えます。コンピテンシー面接は社内で活躍する社員の行動特性や考え方をもとにした指標で合否を判断しているため、社内で活躍するモデル社員と一致する部分があり就業後の活躍が見込めると判断されたということでしょう。この記事を参考にコンピテンシー面接対策をおこない、ぜひ高評価の獲得につなげてくださいね。

記事の編集責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01458)

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