就活がつらい時はきっかけ作りが大切|やるべきことや乗り越える方法

この記事のアドバイザー

  • 吉川 智也

    大学卒業後、2010年にマイナビに入社。300社以上の採用支援をしてきた経験をもとに、各大… 続きを読む

  • 塩田 健斗

    大学卒業後、ポートに新卒入社。メディア広告の営業とマーケティング職としてファーストキャリア… 続きを読む

コラムの目次

  1. 精神力と体力が必要な就活はつらいと感じることが多い
  2. 就活がつらいと感じる6つの理由
  3. ①内定をもらえない
  4. ②面接が苦痛
  5. ③やりたいことがわからない
  6. ④周囲と比較してしまう
  7. ⑤ハードなスケジュールに疲れた
  8. ⑥選考結果が気になる
  9. 就活の大前提! 絶対押さえておくべき3つの考え方
  10. ①就活のゴールは「内定」じゃない! 正しくゴールを理解しよう
  11. ②「要領よく」とは考えない! 自分のペースで進めよう
  12. ③明確な正解はない! 自分が「納得できる答え」が正解
  13. 就活がつらいと思ったときに取るべき選択肢
  14. 選択肢①就活から離れて気分転換をする
  15. 選択肢②就活にとにかく没頭する
  16. ステップごとにやるべき対策を見てみよう
  17. ステップ0:自己分析
  18. ステップ1:企業選び
  19. ステップ2:書類選考
  20. ステップ3:面接
  21. まだチャンスはある! 焦らないで就活を進める3つのヒント
  22. ①夏・秋採用の存在も視野に入れる
  23. ②就活以外の進路もあると知る
  24. ③就活の方法を変えてみる
  25. 就活がつらいと感じる学生からよくある質問に回答!
  26. 就活がつらいときは自分に合わせた方法で乗り越えよう

「就活がつらい」脱却はきっかけづくりが重要|乗り越える方法も解説

精神力と体力が必要な就活はつらいと感じることが多い

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。学生の中には「就活がつらい」と感じたことのある人が大半だと思います。実際に多くの学生から

「何社も落ちると自分を否定されているようでつらい」
「自分がやりたいことかがわからなくなってきた」
「このままどこにも内定をもらえないのでは…」

という声を多く聞きます。つらいと感じることなくスムーズに就活を終えられる人もいますが、それはごく少数です。多くの就活生は何十社もの選考を受け、苦労してようやく内定を獲得しています。

精神力と体力が必要な就活をつらいと感じるのは自然なことともいえるため、自分を責め過ぎないようにしましょう。大切なのは就活とどのように向き合い、上手に乗り越えるかです。つらい就活を乗り切るために考えたいこと、やっておきたいことをご紹介していきます。

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就活がつらいと感じる6つの理由

「就活がつらい……」と考えているときは、気分が落ち込んで何もやる気になりませんよね。しかし、ネガティブな感情をそのままにしておくのは危険です。前向きに活動するためにも、就活がつらいと感じる理由を把握しましょう。就活がつらいと感じる理由を知ることで、理由に応じた対策を取ることができます。何か行動することで、自信がつくことも多いです。理由を把握後実際に行動して、つらい状況を突破しましょう。

①内定をもらえない

就活生

いくら就活をしても全然内定がもらえないんです……。

就活がつらいと感じる理由でもっとも大きいのは、やはり内定がもらえないことでしょう。内定がもらえない限り就活は続くので、終わりが見えないことに焦りを感じます。

また、内定をもらえない状況が続くと、本当に就職できるのか不安に感じてしまったり、自分はダメな人間だ・社会から必要とされていないのではないかと過度に考えすぎてしまう人もいるのではないでしょうか

自分が気づいていない意外な理由が内定をもらえない原因になっているかもしれません。こちらの記事も参考に当てはまる部分がないかチェックしてみてくださいね。

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キャリアアドバイザーコメント

吉川 智也プロフィール

周りにのまれてモチベーションを失わないようにしよう

就活は自身のキャリアについて未来を描く期間として、自分自身と向き合うものです。周りと比較し、焦る気持ちは必然的に起きやすいですよね、分かります。ですが、目指している業界、職種、採用人数により選考のスピードは変わりますし、内定までにかかる期間も変わりますよね。

周りにのまれてご自身のモチベーションが失せることはもったいないです。期間が長く内定が出ないのか、そもそも自身の方向性が異なっているのかは見誤らないようにしてくださいね!

②面接が苦痛


就活生

人と話すことが苦手なので、面接がすごくつらいです。

就活では、面接を突破しないことには内定を獲得できません。もともと人見知りだったり緊張しやすいタイプの就活生の中には、あの緊張感漂う雰囲気に耐えきれないという人もいるでしょう。それに加えて「失敗してはいけない」という思いがあると、うまく受け答えできなくなってしまいますよね。

③やりたいことがわからない


就活生

そもそもやりたいことがないのに就活をしなければならないのはけっこうつらいです……。

自分のやりたいことがわからないというのも、就活がつらいと感じる理由の一つでしょう。自分のやりたいことがわからないと企業選びに苦戦し「内定がもらえればどこでも…」という考えに陥りがちです。

また、最初はやりたいことがあって就活を頑張ってきたものの、選考に落ち続けて自信がなくなってしまったり、焦ってさまざまな企業にエントリーを繰り返すことで逆にやりたいことがわからなくなった学生もいると思います。つまり「就活を始めたときからやりたいことがわからない就活生」と「最初はあったけど落ち続けて自信がなくなってきた就活生」の2パターンが考えられますね

④周囲と比較してしまう

就活生

自分はまだ内定がないのに、周りはいくつも内定をもらっていて……。

就活では多くの学生がほぼ同じタイミングでスタートを切りますが、そこからの進み方や終わるタイミングは人それぞれ。早めに内定をもらい就活を終わらせる人もいれば、内定を複数もらう人もいることでしょう。そんなときに、自分がまだ内定をもらえておらず就活を継続していると、つらさを感じてしまうのではないでしょうか

また、内定獲得のスピードに限らず、内定先の企業の知名度などからも比較をしてしまう人もいるかもしれません。

⑤ハードなスケジュールに疲れた

就活生

ES、面接と対策もいっぱいあるし、説明会も面接も多いし、卒論もあるし、やることがありすぎてつらいです!

就活では企業ごとにエントリーシート(ES)を作成したり面接対策をしたりとやるべきことが非常に多いです。加えて毎日のように説明会や面接に向かうなど、ハードなスケジュールで就活を進める学生も多いはず。また、人によっては学業や部活動などと並行して就活を進めている人もいますよね。

このようなハードスケジュールに疲れてしまい、就活につらさを感じる学生もいます。

⑥選考結果が気になる


就活生

先日、第一志望の面接を受けてきたのですけど、まだ結果がこなくて……。待ち時間がけっこうつらいです。

選考の結果が気になって気が休まらないのも、就活をつらいと感じる理由の一つではないでしょうか。特に志望度が高い企業だとそれはなおさら。企業によって結果が出るのは即日~1ヶ月と大きく違ううえに、企業によっては不合格の場合はいわゆる「サイレントお祈り」として連絡をしないこともあります。

合否が出るまでの緊張状態が大きな負担となり、就活につらさを感じてしまう人も多いでしょう

自己分析であなたの強みと弱みを見つけませんか。

就活を成功させるためには自己分析が必須です。しかし、自分自身のことを分析するのは以外と難しいですよね。

そんな時は「自己分析ツール」を活用してください。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強みと弱みを簡単に知ることができます。

自己分析ツールで強み・弱みを理解し、就活を楽に進めましょう。

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就活の大前提! 絶対押さえておくべき3つの考え方

就活につらさを感じてしまうときほど、焦ったり視野が狭くなったりして逆に悪循環に陥りがちです。前向きに就活を進めるためにも、まずは就活における大前提を確認しておきましょう。

①就活のゴールは「内定」じゃない! 正しくゴールを理解しよう

内定がもらえないことで就活をつらく感じる人がいますよね。しかし、就活のゴールは「内定をもらうこと」ではなく「内定をもらった企業に入社していきいきと働くこと」です。

どんなに内定を早くもらっていても、実はその企業とは相性が合っておらず、入社後にミスマッチを感じてしまうこともあるかもしれません。就活で大切なのは内定をもらうスピードではなく、自分が本当に合っていると思える1社から内定をもらうこと。入社後を見据えた就活のゴールは見失わないようにしましょう。

②「要領よく」とは考えない! 自分のペースで進めよう

満足いく就活ができない中で周りが順調に就活を進めていると、「自分はどうして要領よく進められないのだろう」と悩む人をよく見かけます。しかし就活には明確な合格基準がないうえに、企業や面接官との相性も大きく影響します。

「要領よく就活を進めよう」と考えてしまうと、つまずいたときに自分を責めてしまい、さらにつらさを感じてしまうことも考えられます。就活に明確な合格基準がない以上、思うように就活に進められなかったりつまずいたりするのはある意味当たり前。要領よく、ではなく自分のペースで就活を進めていきましょう。


キャリアアドバイザー

順調に進めているように見える友人も、もしかしたら何かにつまずいていたかもしれません。自分のペースで努力を重ねていきましょう。

③明確な正解はない! 自分が「納得できる答え」が正解

周囲と内定先の企業の知名度を比較してしまい、劣等感を感じてしまう人もいるかもしれませんが、就活では「大手企業から内定をもらうこと」が正解とは限りません。先ほどもお伝えした通り、就活には周りから評価されるような明確な正解はなく、自分が納得できる答えが正解です。

企業の知名度や難易度にこだわらず、入社後のゴールややりたいことなどと照らし合わせたうえで自分が決めた決断が正解です。その決断に優劣はありません。その点を念頭に置いて、自分が納得できるような企業選びをしましょう。

就活がつらいと思ったときに取るべき選択肢

就活がつらいと感じたときに考えるべき選択肢が2つあります。前向きに就活を進められるよう、今の自分に必要なのは何かを考えて選んでくださいね。

選択肢①就活から離れて気分転換をする

就活がつらいときは無理せず、一度就活から離れることも大切です。一度就活のことを忘れ自分の好きなことに没頭してみると、気持ちが落ち着き、初心に帰って就活をリスタートできますよ

ただし、気分転換をする際は就活からは完全に離れるようにしましょう。少しでも就活のことが頭にあるとしっかりとした休息はとれません。また休む期間を必ず決めることも大切です。だらだらと休んでいると就活を再度始めるタイミングを逃してしまいますよ。


キャリアアドバイザー

特に、ハードなスケジュールで疲れを感じている人は一度休んでも良いかもしれません。また、選考結果が気になってしまう人も、休息は頭の切り替えにちょうど良いでしょう。

こちらの記事では就活のストレス解消法を紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。

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就活においては、「就活」以外のバイトやサークルなどの活動が良い息抜きになりことも。もし就活に集中しようとバイトを休んでいる人がいれば、バイトを再開させてみても良いかもしれませんよ。

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選択肢②就活にとにかく没頭する

内定を取れなくてつらい人や休息中周囲の就活の進み具合を考えてしまう人は、とことん就活に没頭するのも良いでしょう。就活に向き合って努力した分だけ結果はついてきます。就活だけに力を注ぐことで、結果が伴うだけでなくそのうちつらさも消えてしまうかもしれませんね


キャリアアドバイザー

特に面接は慣れも重要です。面接が苦痛な人はとことん就活をすることで面接に慣れるのも一つの手ですね。やりたいことがわからない人も、就活を継続することで多くの企業と触れてみるのも良いでしょう。

自己分析ツールを試してください。

自己分析ツールはもう試しましたでしょうか。就活では自己分析が重要です。中途半端に自己分析を終わらせてしまうと、入社後のイメージギャップから早期退職につながってしまいます。

そんな時は「自己分析ツール」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。

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ステップごとにやるべき対策を見てみよう

就活を継続すると決めた人は、ただやみくもに就活を進めるのは避けましょう。「とりあえず」などでエントリーを重ね、自分とは合っていない企業の選考対策に力を入れるのは時間の無駄ですし、その結果不採用が続けばさらにつらい気持ちを助長してしまいます。

ここからは就活を進めるステップごとにやるべき対策をお伝えします。自分がつまずいているポイントを振り返り、やるべき対策をおこなってくださいね。

ステップ0:自己分析

就活において何よりも大切なのが自己分析。自己分析をしなければ、どれが自分に合った企業なのか、企業を測るものさしがないため企業選びも進みませんし、自分の強みなどが理解できていなければ書類選考や面接でも強いアピールができません

とはいえ、一口に自己分析といっても実はその方法はいくつもあります。これまでに自己分析をどの程度進めているかによって適する方法が違うので、自分に合わせた自己分析をしてみましょう。

自己分析の基本はできている人
  • ジョハリの窓:自分が知っている「自分の特徴」他人が知っている「自分の特徴」の一致・不一致を4つの枠に分類することで自己理解のズレに気づくためのフレームワーク。
自己分析に不安がある人
  • モチベーショングラフ:現在までの自分のモチベーションの変化をグラフとして表すもの
  • マインドマップ:自分にまつわるテーマを決めて、それに関係する言葉を書き込んでいくもの

ジョハリの窓についてはこちらの記事で詳しく解説しています。成功するためのポイントや注意点についても紹介していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。

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「ジョハリの窓」は自己分析として効果的な手法です。自分では気づいていない強みや、他人からの見られ方など、就活で役立つ情報を網羅的にチェックできます。キャリアアドバイザーのアドバイスを交えつつ、具体的なワークの進め方や成功のためのポイントも解説していくので、ジョハリの窓を使おうと考えている人は、ぜひチェックしておいてくださいね。

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マインドマップについてはこちらの記事でやり方などを説明していますよ。

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マインドマップで広く深く自己分析を進めることで、自己理解を深めて効率的に自分をアピールすることができます! 今回はマインドマップでわかる自分の特性や、自己分析で使うメリットを紹介していきます。またマインドマップの作り方や活用例もキャリアアドバイザーが解説していくので参考にしてくださいね。

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このほかにもさまざまな自己分析の手法をこちらの記事で解説しています。併せて読んでおきましょう。

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キャリアアドバイザーコメント

塩田 健斗プロフィール

自己分析不足や自信がないだけで、全員必ず何か意思や適性を持っている

私が学生と面談をする際は、どのような軸で就活をしているか? その軸に決めたのはなぜか? などさまざまな質問をしていきます。その中で、学生さん自身も気づかなかった自分の求めているものや、本当に自分に合っている仕事を見つけるように心掛けています。もちろん中には「軸がないんですよね…」「やりたいことがわからなくて…」という学生もいます。

しかし、本当に何もない学生さんは一人もいません。自己分析が足りていなかったり、自信がないだけで、本当は皆さん何か意思を持っていて適性を持っています。自分が当たり前に続けていたアルバイトや習い事、普通だと思っていた長所など、隠れた特徴や強みを持っている人は多いです。じっくり自己を見つめてみてそれらを見つけ、長所や適性だと理解することで自分の進むべき道を見つけていきましょう。

ステップ1:企業選び

就活はまず企業にエントリーすることから始まりますが、そもそも自分に合っていない企業を選んでしまっているためになかなか内定が出ないという可能性も考えられます。一口に企業選びといっても、人によって見直し方が違います。いくつか方法を紹介しますね。

やりたいことがわからない人

就活生

やりたいことがないので、どんな企業にエントリーしていいかわかりません!

やりたいことがない人は「とりあえず」で企業にエントリーしがち。そのため、充分なアピールができずに選考に落ちていた人もいるでしょう。

そういった人たちはまず「やりたいこと(will)」ではなく、「できること(can)」に視点を変えて企業選びをしてみましょう。就活ではやりたいことだけではなくそれが「できるのか」ということもよく見られます。また、できることであればおのずと仕事もスムーズに進むため、仕事を楽しく感じられいきいきと働ける可能性も高いでしょう。

できることの例
  • 人見知りせずに初対面の人と話せる
  • 集中力を保って一つのことに没頭できる
  • パソコンスキルがある
  • 頼まれたことには責任を持って取り組める

企業や業界を絞り込めていない人


就活生

さまざまな企業がありすぎて、どこにエントリーしたら良いかわからないです……。

世の中には非常に多くの企業があります。それ故にうまく企業を絞り込めずに手当たり次第にエントリーしていた人もいることでしょう。

企業選びの視点の一つとなるのが「業界」です。業界とは「企業を産業や商業で分類したもの」であり、業界によって取り扱っているものやビジネスモデルが変わってきます。自分が扱いたい商材などを考えることで業界を定めると、おのずと企業も絞れますよ

業界について詳しくはこちらの記事で解説しています。

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業界について理解したら、次はこちらの記事で志望業界を絞っていきましょう。

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業界を絞り込みすぎてしまっている人


就活生

僕は服飾関係に就きたいので、それしか見てこなくて……。自分に合っているのかがあんまりわからないです。

業界を絞りすぎてしまっている人は、自分が何に興味があり何がやりたいことなのかを要素分解して考える必要があります。

「服」に興味があったとしても、実は服には「作る」「流通する」「売る」という3つの方法でかかわることができます。これだけでも「メーカー」「商社」「小売」の3業界に視野を広げることができますね。

業界を絞りすぎている人は、なぜ自分がその業界にこだわるのか、深掘って考えてみましょう。意外と「この業界でもやりたいことができそう」と思えるかもしれませんよ。

そのほかに、企業を選ぶためには企業選びの軸を自分で持っておくことも大切です。軸の考え方はこちらで解説しています。

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書類選考でつまずいている場合、書類の内容に不備があるパターンと、そもそも自分に合っていない企業にエントリーしているパターンが考えられます。これまで作成した書類を見返して、不合格となった業界や職種が共通している場合は企業選びから見直すと良いでしょう。

書類の不備をなくすためには、書類ができあがったらまずは以下のチェック項目を確認しましょう

  • 文字数は足りているか、超えていないか
  • 文字を丁寧に書けているか
  • 企業に対する意欲は伝わる文章か

自分で判断がつかない場合は親や大学のキャリアセンターなど、第三者に添削をお願いしてみるのも手です。


キャリアアドバイザー

また、自己PRや趣味・特技などの欄は、他社の選考を通った回答をブラッシュアップしたうえで使用しても良いでしょう。選考を通過したということは一定評価された回答だということ。さらに高めれば通過率が上がるかもしれませんよ。

書類選考に落ちてしまう人の対策方法はこちらの記事でより詳しく解説しています。併せて読んでおきましょう。

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ステップ3:面接

面接は基本的に、慣れも突破につなげる要因の一つです。自信を持てるまで模擬面接などの対策を繰り返すと良いですね。また、対策をするにしても、面接のどこに苦手意識を感じて・どのフェーズで不合格になりやすいのかを考え、それに応じた対策をすることも大切ですよ

基本的な面接対策はこちらで確認しておきましょう。

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まだチャンスはある! 焦らないで就活を進める3つのヒント

特に、多くの人が内定をもらい始め就活を終わらせる人が出てくる6月頃になると、周囲と比較してしまうなどでつらさを感じてしまう人が多くなってくるのではないでしょうか。ここからは、焦らないで就活を進めるための考え方を3つお伝えします。就活に「遅れ」はないので、考え方を変えて前向きに取り組みましょう。

①夏・秋採用の存在も視野に入れる

基本的に就活は大学3年の3月に情報が解禁され、6月頃に内定が出始めますよね。しかし、企業によっては6月~8月にかけての夏や9月以降の秋に選考を実施するところもあります。

つまりチャンスはまだまだあるということ。実際に秋採用で内定を得た学生も多くいますし、先ほどもお伝えした通り内定は獲得のスピードが速ければ良いというわけではありません。夏・秋採用で出会った企業ともっとも相性が良いことも考えられますよ。

夏採用についてはこちらの記事で解説しています。

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秋採用についてはこちらの記事を読んでおきましょう。

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秋採用を続ける企業はありますので最後まで諦めず、念入りに対策をして選考に挑みましょう。 この記事では秋採用をする理由や、導入している企業の特徴、秋採用で内定を獲得するポイントをキャリアアドバイザーが解説します。 動画も参考に、自分の納得のいく就活にしてくださいね!

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②就活以外の進路もあると知る

多くの人が就活後就職先を決めて卒業という道を辿るだけに、大学生活の締めくくりは就活をするものとイメージされやすいですが、実はそうではありません。

就活以外にも選択肢はいくらでもあり、就活がつらいなら、就活実行以外の道に目を向けるのもひとつの方法です。新卒で就活をする以外の選択肢には、以下のものが挙げられます。

就活以外の進路の例
  • 大学院に進学
  • 海外留学
  • 就職浪人して再挑戦
  • 資格を取得して専門職に就く
  • 起業する
  • フリーランスとして働く
  • フリーターになる

就活がつらいと思うのは、新卒では就活をして就職するという流れが絶対的に思えてしまうからです。一歩引いて考えると選択肢はいくらでもあるため、別のゴールを考えるだけでも、つらい気持ちは緩和できるでしょう

ただし、どの選択肢にもメリットもあればデメリットもあります。就活のつらさから逃げたい一心でこれらの進路を選ぶのではなく、メリットとデメリットを天秤にかけたうえできちんと判断してくださいね。


キャリアアドバイザー

起業やフリーランスを考えている人は、それなりの人脈やお金、ビジネススキルが必要になります。一旦企業に就職をし、それらを築いてからのほうが事業がスムーズに進むかもしれませんよ。

就職浪人をするメリットとそのリスクについてはこちらの記事で説明しています。

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③就活の方法を変えてみる

多くの学生が「就活ナビサイトで企業に応募⇒選考を受ける⇒内定」というスタイルで就活をおこなっていることでしょう。しかし、実は就活のスタイルはそれだけではありません。今の方法で就活がうまくいかないなら、就活のスタイルから変えてみてはどうでしょうか。

大学のキャリアセンターを利用する

大学のキャリアセンターにはいくつかの企業から求人票が届いていることがあります。求人票が届くということは、その大学での学びやスキル、経験がその企業で活かせそうだということ。先ほどお伝えした自分の「can」が活かせる環境である可能性が高いため、入社後スムーズに仕事を進められるかもしれませんね。

数ある企業の中から自分で企業を探すよりも、効率もマッチ度も高いといえるでしょう。

オファー型求人サイトを使う

  • オファー型求人サイト:自己PRなどの情報を登録することで企業側からオファーが届くサービス

自分から企業を選ぶのではなく、企業から声がかかるのがオファー型求人サイトです。オファーがあった場合、書類選考や一次面接を飛ばしてその後の選考に参加できる企業もあるため、スムーズに就活を進められるのに加えて比較的内定ももらいやすいかもしれません

ただし、登録している自己PRなどの内容が薄いとそもそもオファーがかからないこともありますし、必ずしも内定につながるわけではないということも押さえておきましょう。

就活エージェントに相談する

就活がつらいのに、1人で悩みを抱え込んでしまっていませんか?「友人に相談したいけど内定をもらっていないのが自分だけで相談しにくい」「親からは期待されていて弱気なところを見せられない」などの理由で身近な人に相談できない人も多いのではないでしょうか。

そこでおすすめなのが、キャリアパーク!就職エージェントです。エージェントにはアドバイザーが在籍しており、親身になって相談に乗ります。特に「なかなか内定がもらえない」「やりたいことがわからない」などの悩みがある就活生におすすめです。就職エージェントでは企業の紹介から内定までを無料でサポートします。ぜひ利用してみてくださいね。

就活がつらいと感じる学生からよくある質問に回答!

就活では周囲の学生と比較してしまったり、自分に合う仕事がわからなかったり、つらいと感じることもあるでしょう。そのような学生からよくある質問にキャリアアドバイザーが回答します。

  • 就活がつらいのは自分だけなのでしょうか?

    就活がつらいと感じるのは、自分ひとりではありませんよ。就活は高校や大学などで実施されるテストは違い、答えに正解があるわけではありません。そのため、大半の学生は「これでいいのかな」と不安な気持ちや、「早く内定を獲得しないと」といった焦りの気持ちが先走ってしまうものです。

    しかし就活がつらいのは自分にしっかり向き合っている証拠なので、ときには「自分って頑張ってるよな」とポジティブに自分のことを認めながら、自分のペースで就活を進めていきましょう。

  • 就活がつらいときってどうしたらいいですか?

    就活がつらいときは1人で抱え込むのではなく、周囲の人に話してみましょう。家族や友人、大学のキャリアセンターや就職エージェントなど、自分のことを理解してくれそうな人に話を聞いてもらうことで、心の重荷を軽くしたり気持ちを整理することができますよ。

    またずっと就活だけのことを考えていると気が張り詰めて心も体も疲れてしまいます。ときには気分転換に自分の好きなことや、外の景色を見ながら散歩するのももおすすめですね。

就活がつらいときは自分に合わせた方法で乗り越えよう

就活は活動自体が大変であり、うまくいかない場合も多いことから、つらいと思う人は多いです。卒業後の進路がかかっているためプレッシャーもきつくのしかかり、つらいと感じてしまうのは仕方ありません。頑張りすぎている人ほどつらく感じやすいので、自分を追い詰めすぎないでください。

また、就活がつらいと思ったときは、無理に同じやり方で続けず、別の方法を試してみることも大切です。一旦就活をやめる、自己分析を見直す、エージェントに相談するなど、つらい状況を突破するために今までとは違うことをしてみるのも、就活を前向きにおこなう方法の一つですよ

記事の編集責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01458)

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