最終面接の逆質問では企業とのマッチ度を確認! おすすめの逆質問一覧

この記事のアドバイザー

  • 吉川 智也

    大学卒業後、2010年にマイナビに入社。300社以上の採用支援をしてきた経験をもとに、各大… 続きを読む

  • 塩田 健斗

    大学卒業後、ポートに新卒入社。メディア広告の営業とマーケティング職としてファーストキャリア… 続きを読む

コラムの目次

  1. 自己分析や就活の軸を満たせるのかをチェックしよう
  2. 最終面接でおすすめの3つの逆質問
  3. ①入社することを前提にした逆質問
  4. ②事業や面接官に関する逆質問
  5. ③面接で気になったこと
  6. 逆質問は3〜5個用意しておこう
  7. 最終面接の逆質問で避けるべき内容や注意点
  8. ①調べてわかること
  9. ②条件面
  10. ③「特にありません」
  11. 最終面接の逆質問について知りたい学生からよくある質問に回答!
  12. 最終面接では企業が自分の軸にマッチするかを確かめる逆質問をしよう

最終面接の逆質問対策|最後のPRで内定率アップを目指そう

自己分析や就活の軸を満たせるのかをチェックしよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から

「最終面接って、どんな逆質問をすればいいんですか」
「逆質問が合否に関係するって本当ですか」

という声を多く聞きます。最終面接の逆質問は「企業に入社することで就活の軸を満たせるかどうか」を判断するために活用しましょう。一次面接時は企業について知っている情報が少ないですが、最終になってくると「この企業で間違いないか」を決断をする流れに変わっていきます。

また、最終面接は学生と企業の軸が合っているかをお互いに確かめる場とも言えます。「自分の思い描いた働き方ができるのか」「入社して後悔しないか」を逆質問を利用して見定めてください。この記事では、最終面接でしておきたい逆質問や、反対に避けた方がいい逆質問について詳しくご紹介していきます。

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面接の最後に逆質問を問われることは多いです。
事前に準備をしていなければ、どんな質問をするべきかわかりませんよね。

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最終面接でおすすめの3つの逆質問

冒頭でもお伝えしたように、最終面接の逆質問では、自分が本当にこの企業でいいのかを見定めるための質問をする必要があります。では、具体的にどのような逆質問をすればいいのでしょうか。

①入社することを前提にした逆質問

まずは、入社を前提にした質問がおすすめです。就活では内定が決まり、就職先が確定した時点でひとつの区切りを迎えますが、内定がゴールではありません。入社後に、自分が思い描いた形で活躍できるかどうかが大切です。

入社することを前提にした逆質問
  • 御社で活躍するためには〇〇が求められると思うのですが、いかがでしょうか?
  • 海外進出において、どのような人材を求めていますか?
  • 御社で働く上で、最も大切にすべきことは何ですか?
  • 御社の○○事業に魅力を感じています。機会があれば関わることがあるのでしょうか?

②事業や面接官に関する逆質問

将来的に携わりたい事業や気になる事業があれば、それについて知りたいことを質問しましょう。自分のやりたいことが叶う環境かどうかを確かめるのは大切です。また、面接官に対して質問をするのもいいでしょう。面接官は、自分の数年後の姿かもしれません。仕事に対する価値観ややりがいなどを聞き、自分の考えと重ね合わせるといいでしょう。

事業や面接官に関する逆質問
  • ○○さんが御社で仕事をする上で大切にしていることがあれば教えていただきたいです
  • ○○さんがもっともやりがいを感じた仕事は何ですか?
  • 昨年SNSの公式ページを開設されていましたが、顧客層や業績に変化はありましたか?
  • ○○さんが5年後の御社について考える際、求める社員像があれば教えていただきたいです
  • 御社は昨年○○事業において大きな成果を出されていますが、新たに取り入れた〇〇というシステムが関係していますか?

キャリアアドバイザーコメント

吉川 智也プロフィール

年齢によって内容を変えるのがおすすめ

面接官個人に質問する際は、面接官の年齢で質問を分けてみるのはどうでしょうか。年齢が近い面接官であれば、入社のきっかけや実際の業務、入社して感じる楽しさや、やりがい、苦戦していることなどの話は年が近い分共感要素がたくさん得られるかもしれません。年が離れている面接官には、歩んできたキャリアなど、将来ビジョンの質問がいいかもしれませんね!どんなキャリアを歩んで今に至っているのか、若手に何を期待するかなど、聞いてみてもいいでしょう。

③面接で気になったこと

面接中に分からなかったこと、疑問に思ったことがあるなら、それを深堀りして質問しましょう。疑問はそのままにせず、すぐに解消した方がいいです。入社する上で気がかりな点があると、内定をもらったとしても承諾に迷いがでます。納得して内定をもらうためにも、気になることは質問しておきましょう

面接で気になったこと
  • 先ほどお話していた○○に関することですが、もう少し詳しく教えて頂けないでしょうか?
  • 先ほど○○さんが新規プロジェクトは△△という理念の元展開されているとおっしゃっていましたが、来年以降はどのような事業が新たに展開されるのでしょうか?
  • 理念として○○を掲げているとおっしゃっていましたが、具体的にどのような事業に反映されていますか?
  • 御社は○○事業からスタートされたとおっしゃいましたが、○○事業を始めようと思ったきっかけは何ですか?
  • 先ほどの○○には~~という意図があるという解釈でよろしいでしょうか?

逆質問が思い浮かばない人は、まずは逆質問例100選を見てみよう

面接の最後に逆質問を問われることは多いです。
事前に準備をしていなければ、どんな質問をするべきかわかりませんよね。

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こちらの記事では、最終面接で面接官がみているポイントを解説しています。最終面接前の対策に活用しましょう。

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逆質問は3〜5個用意しておこう

逆質問は3〜5個用意しておきましょう。そして、ひとつひとつの逆質問から会話を広げることが大切です。逆質問を5分程度で終わらせると、面接官に「この学生はうちに興味がないのかな」と思われてしまいます。10分は話せるように逆質問を3〜5個考えておきましょう

好印象を残しやすい逆質問の例はこちらでも多数紹介しているので参考にしてみてくださいね。

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最終面接の逆質問で避けるべき内容や注意点

まず、逆質問では何でも聞いていいわけではなく、調べて簡単に分かることは避けなければなりません。他にも仕事の条件面などの質問、「特にありません」という回答を避けましょう。事前研究ができていないと判断され、大幅にマイナス評価になる可能性が高いです。基本的な疑問点の解決や情報収集は最終面接までに済ませておきましょう。

①調べてわかること

最終面接の逆質問では、調べてわかることを聞くのはNGです。企業の基本的な情報は公式HPにほとんど掲載されているため、それらに関する質問をすると「企業のことを調べていないのか?」「興味が薄いのか?」と思われてしまいます。最終面接で面接官を担当するのは社長や役職員などが多いので、調べてわかることを聞くのは失礼にあたるとも言えます。

最終面接の選考を受けているということは、一次面接や二次面接を通過してきており、企業についてもある程度理解している状態だと捉えられているはずです。そのため、ここで調べてわかる質問をすると面接官を大きく落胆させてしまうでしょう。一気にマイナスの印象を与えかねないので注意してください。

調べたらわかる内容の質問
  • どのような事業をしていますか?
  • 創業当時はどのような仕事をしていましたか?
  • 本社はどこにありますか?
  • 従業員は何名ですか?
  • 海外支社は何拠点ありますか?

②条件面

仕事の条件とは、雇用形態や待遇などです。休みや給料に関することが浮かびやすいと思います。仕事に関する質問をして、入社に向けて知識を深めておくのは重要です。しかし、仕事に関する質問でも、条件面を追求するのは控えましょう。雇用形態や待遇に関する質問をしてしまうと、条件によって志望度が変化すると思われてしまい、印象がよくありません。他に条件のいい企業から内定が出たなら、そちらに就職するのではないかと思われるでしょう。

企業は内定を出したら確実に入社してくれる人を採用したいと考えるため、少しでも他社に揺らぐ可能性を見せてしまうと一気に評価を下げられてしまいます。また、志望したのは条件だけが理由で、仕事や企業自体には興味がないと思われ、マイナス評価に繋がる可能性も高いため、これにも注意が必要です。

条件面の質問
  • 給料はどれくらいですか?
  • 昇給はありますか?どのくらいのペースですか?
  • ボーナスは年に何回支給されますか?
  • 有給は確実に取得できますか?また年間休日も教えてください
  • 福利厚生の内容を詳しく教えてください

③「特にありません」

仕事内容や条件を尋ねる逆質問をして評価を下げてしまうリスクもありますが、だからといって沈黙を貫くのはよくありません。逆質問をするかどうかは自由ですが、企業にとっては質問ありが基本となっています。質問がないかどうか問われているのに、聞くことは何もないと答えてしまうと、アピールの意志がないまたは、興味がないと判断され、大幅に評価を下げられます。

質問なしは企業や仕事への興味がない、知ろうとする意欲、向上心がない、自分を売り込もうとする意欲がないといったネガティブな印象を与えるため注意が必要です。少しでも就職したい企業なら、必ず何らかの質問は浮かんでくるはずだと企業は考えます。今後もしかしたら30年以上働くことになるかもしれない会社です。質問がないわけがないのです。

逆質問で困っている人必見!
質問内容は「逆質問例100選」で対策しよう

面接の最後に逆質問を問われることは多いです。
事前に準備をしていなければ、どんな質問をするべきかわかりませんよね。

そこで活用したいのが「逆質問100例」です。この資料では内定者が実際に答えた逆質問の事例を知り、面接を突破できる質問の仕方がわかります

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キャリアアドバイザーコメント

塩田 健斗プロフィール

企業について事前に調べた内容をもとに逆質問しよう

逆質問は、自己アピールの時間と同じだと思ってください。企業について事前に調べて質問を用意して来てくれたのか、どこでも使っている質問なのかは聞いてみるとよく分かります。
例えばですが、

・NG例:活躍している人ってどんな方ですか?
→事前調べがない印象になります。

・OK例:HPを拝見し、御社では〇〇な人材が活躍出来そうだと感じました。実際活躍されている人はどんな方ですか?
→事前に調べ、ご自身の見解がはいっています。

企業を知らずして質問はでません。企業のHPは最低3回熟読しましょう。

最終面接の逆質問について知りたい学生からよくある質問に回答!

最終面接の逆質問では何を聞いたらいいのかわからない学生や注意するべきポイントを知りたい学生もいるでしょう。そういった学生からよくある質問にキャリアアドバイザーが回答しますよ。

  • 最終面接の逆質問ではどんなことを聞いたらいいですか?

    最終面接での逆質問は、入社後の働くイメージを具体的にするのに効果的なので、自分のキャリアビジョンや働き方に関連する質問をするのがおすすめです。逆質問は単なる質問ではなく、自分の具体的な将来を見据えた意欲やビジョンを示す一方で、企業の考え方や環境をより深く理解するための重要なツールとなります。

    「質問するのがマナーだから」といった受け身の姿勢ではなく、積極的に疑問点を解消してきましょう。

  • 最終面接の逆質問をする際に注意すべきことはありますか?

    最終面接での逆質問は自分のキャリアビジョンや企業への理解を深める機会であるため、それらを考慮せず自己中心的な質問をすることは避けてください。多くの場合、最終面接では経営者や役員陣が面接官を務めます。せっかく企業の経営や今後にについて理解を深められるチャンスなのに、給与や有給休暇など、自分の利益についてのみに焦点を当てた質問は適切とは言い難いです。これらは重要な事項ではありますが、気になる場合には別の機会に人事と話すようにしましょう。

最終面接では企業が自分の軸にマッチするかを確かめる逆質問をしよう

最終面接では「本当にこの企業に入社したいかどうか」の判断軸として逆質問を活用しましょう。内定はゴールではないので、入社後に強みを活かして活躍できるかを考える必要があります。自分が思い描くキャリアや就活の軸などが企業に入社することで満たせるかどうかを確かめましょう。

また、最終面接は社長や役職員など上層部が面接官を担当するケースが多いです。そのため、今後の経営の在り方や将来性などについて尋ねてみてもいいでしょう。面接官の立場によっても答えやすい質問は変わってくるので、一次や二次よりも企業全体について尋ねる逆質問をするといいですね。

記事の編集責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01458)

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