就活の面接で定番の5つの質問|評価される答え方と例文

この記事のアドバイザー

  • 塩田 健斗

    大学卒業後、ポートに新卒入社。メディア広告の営業とマーケティング職としてファーストキャリア… 続きを読む

  • 伴 美寿々

    大学卒業後、宝飾店に就職。店舗管理と人材育成を経験した後、業界トップの塾の社長・役員秘書を経て現職

コラムの目次

  1. 就活の面接において質問対策は必須
  2. 面接で聞かれやすい5つの質問例
  3. ①自己PRしてください
  4. ②志望動機は何ですか?
  5. ③学生時代に頑張ったことは?
  6. ④将来のビジョンはありますか?
  7. ⑤弊社が第一志望ですか
  8. 回答を考える2つの方法
  9. ①自己分析でアピール内容の洗い出し
  10. ②業界・企業研究でアピール内容を選定
  11. 逆質問をする3つのポイント
  12. ①意欲をアピールできる質問をする
  13. ②調べればわかる内容は聞かない
  14. ③すでに面接官が話した内容は聞かない
  15. 就活の面接では質問の意図を理解して答えよう

就活の面接において質問対策は必須

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から

「面接ではどんな質問をされることが多いですか」
「質問にうまく答えられるか不安…」
「こないだ面接で数々の質問に答えられなくてボロボロでした」

という声を聞くことが多いです。新卒の就活は面接が選考の中心となります。面接は質問形式で進み、面接官の問いに就活生が答えるのが一般的な流れです。しかし、何を聞かれるのか分からず、対策しようにも考えようがないと悩む人も多いでしょう。

また、面接では「どのように答えるのか」も重要です。面接でいい結果を残すには、頻出の質問に加えて回答方法も考えておくことが大切です。何をどのように伝えるべきか、質問への回答のポイントを把握しておきましょう。

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面接で聞かれやすい5つの質問例

就活生

面接の質問ってどんなことが聞かれますか?

キャリア
アドバイザー

面接の段階によっても異なりますが、基本的には「就活生の人柄」や「企業との相性」をはかる質問が多いです。

就活の面接では質問内容は企業によって変わり、何を問うか一概に決まっているわけではありません。しかし、どの業界や企業でも共通して聞かれやすい頻出の質問があるのは確かです。

面接で聞かれやすい質問
  1. 自己PRをしてください
  2. 志望動機は何ですか?
  3. 学生時代に頑張ったことは?
  4. 将来のビジョンは何ですか?
  5. 弊社が第一志望ですか?

これら5つは就活で頻出の質問であるため、どのような点が見られているのかを知り、上手な回答方法を考えましょう。

これで完璧! 就活面接で絶対に押さえておきたい質問5選

①自己PRしてください

面接官が就活生に「自己PRしてください」と問いかけるのは、自己分析ができているかどうか、自社に適した人材かどうかを見るためです。就活において自己分析は基礎となる重要なものなので、これができていないと就活に対する意欲も低いと判断されます。

また、企業は採用において求める人物像を掲げており、マッチする就活生を採用する傾向にあります。そのため、事前に企業が求める人物像を確認し、自分と一致する強みを伝えることも大切です。自己PRについて答える際は、以下の流れを意識しましょう。

自己PRの流れ
  1. 結論から伝える
  2. 問題や課題が生じた出来事
  3. 解決するために取った行動
  4. 行動したことで得た結果
  5. 企業での活かし方

例文

例文

私の強みは、周囲のために課題を解決しようとする協調性があるところです。学生時代に2年間、飲食店でのアルバイトをしていました。20名ほどのアルバイト生が在籍しており、連絡事項が共有されないことやシフトがバランスよく組めていないなどの課題がありました。
これらはすべてバイトリーダーが1人で請け負っていたので、何か力になりたいと思い、アルバイト生の連絡先や連絡方法をまとめたり、希望休の管理をしたりしました。
また、仕事のやり方を全員で統一できるようにマニュアルの作成もおこないました。この結果、半分以上のアルバイト生から「仕事がやりやすくなった」という声を聞くことができました。御社に入社後も協調性を大切にし、困っている人の力になるような行動を心がけていきます。

この例文では、「周囲のために課題を解決しようとする協調性」という風に、どのような協調性なのかを具体的に伝えています。アルバイトで他のアルバイト生の連絡先や希望休の管理のほかに、マニュアルの作成をしたという具体的な内容があり、ただ考えるだけでなく実際に行動に移すという行動力もアピールできている例文です。アルバイト生からの感謝の言葉があることで、独りよがりではなく本当に周囲の役に立った行動だったことがわかります。

NG例文

NG例文

私は人の話を聞くことが得意です。友人と会話している時は聞き役に徹しています。頷きながら聞くことで相手も話しやすくなるので、普段から意識しています。御社に入社後も聞き上手な強みを活かして活躍したいです。

この例文では聞き上手なことをアピールしていますが、聞き役に徹している=自分の意見がないとも捉えられます。聞き上手を企業に貢献できる強みとしてあげるのは、カウンセラーなどの職業でない限りアピール力が低いです。

聞き上手なことは普段の生活ではプラスになりますが、仕事をする上では「自分の意見をわかりやすく言う」などの伝える力の方が求められます。自己PRでは企業に活かせる・貢献できる強みを伝える必要があるので、受け身な印象を与える聞き上手は自己PRには不向きと言えるでしょう。

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こちらの記事では、面接で自己PRをする際のポイントを詳しく解説しています。自己PRの組み立てかたがわからないという人は、ぜひ参考にしてみてください。

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②志望動機は何ですか?

面接官が志望動機について質問する理由には、どの程度の志望意欲なのかを知りたいというのがあります。つまり、志望意欲は、企業への意欲や熱意をもっともアピールできる質問と言えるのです。志望動機を色々な企業で使い回す人がいますが、「企業ならでは」の情報出ないと意欲は伝えらません

志望動機は信頼性が重要で、本当に志望度が高いと理解してもらえなければなりません。大前提の理由を述べていないとアピールに説得力が出ないため、必ず業界を志望する根底の理由から述べることを心がけましょう。

次に、企業を志望する理由は、競合他社を志望する理由と差別化できる内容を考えなければなりません。その仕事をしたいというだけでは、同業界の他の企業を志望する理由にも代用できます。志望先の企業でしか使えない動機を提示することが大切であるため、その企業ならではの特徴を踏まえてアピールしましょう。

例文:(IT企業への志望動機)

例文

高校時代にプログラミングの授業で簡単なゲームを動かしたのがきっかけで、IT業界に興味を持ちました。高校卒業後は、プログラミングを学ぶために情報学科に進学しました。そこで得た知識と技術を、御社のゲーム開発部で活かしたいと思っております。
御社のインターンに参加した際に、社員の方から高度なプログラミング技術を見せていただき、感銘を受けました。入社後は御社の開発部に所属し、ヒットするサービスをリリースしていきたいと思っております。御社のユーザー数増加に貢献できるよう、就職後もプログラミングの勉強を続ける所存です。

この例文では、IT業界に興味を持ったきっかけから伝えています。また、インターンに参加した際の感想も述べられており、企業に就職したいという意欲が伝わってくる例文です。就職後の展望についても語られているところもいいですね。

NG例文

NG例文

私が御社を志望した理由は御社のゲームが好きだからです。特に御社の○○というゲームは寝る間も惜しんでプレイしました。私は大学でプログラミングについて学んでおり、新しいゲームの開発に興味があります。入社後は、ユーザーに愛されるゲーム開発に貢献したいと思っております。

この例文では、企業のゲームが好きで憧れているということが伝わってきます。しかし、憧れを中心に志望動機を組み立てるのは危険です。企業は自社の求める人材像に合っている、かつ経営に貢献できる人材を求めています。「貢献したい」とありますが、具体性に欠けるため想像しにくいです。

何社も選考に応募するとなると、正直、受かりたいけど熱意が低い企業もありますよね。実は、熱意がなくても受かる志望動機を作ることは可能です。

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こちらの記事では、志望動機の書き方について解説しています。面接でも応用できるので、「志望動機が全然できていない」「志望動機ってどう作ればいいのかわからない」という人はぜひ参考にしてみてくださいね。

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③学生時代に頑張ったことは?

面接官が学生時代頑張ったことを聞く場合、就活生の人柄を知りたいというのと、物事を最後までやり遂げる力があるのかどうかを知りたいという意図があるのです。学生時代の物事への取り組み方は、そのまま仕事への取り組み方として反映されると言えます。困難なことや課題にどう向き合い解決したのかなどが重点的に見られるでしょう。

学生時代に頑張ったことは、幅広い内容でアピール可能です。学業や部活動、サークル活動はもちろん、アルバイトの経験を用いても構いません。また、しっかり取り組んだことなら、個人的な趣味の活動でも題材にできます。大切なのはポジティブなイメージがあること、面接官に理解してもらえることです。

上手に伝えるには、何を頑張ったかだけではなく、その経験から何を得たのかを述べることが大切です。取り組み内容自体は特徴的でおもしろくても、経験から得るものがないと高評価の獲得は難しいため、経験の詳細部分にも注目して題材を選びましょう。

例文(部活動)

例文

私が学生時代頑張ったことは部活動です。野球部に所属していたのですが、部活動を通して目標に向かって努力する大切さを学びました。入部当時、野球部は最下位のリーグにいました。そこで同学年の仲間とリーグ昇格を目標に掲げ、練習に取り組みました。
リーグ昇格を目指すために、チームの問題点を洗い出し、個人単位でも弱みを明確にしました。そして、それらを払拭するためのメニューを考え、ひとつずつ問題を解決していきました。その結果、最後のリーグ戦でひとつ上のリーグに昇格することができました。私は御社でも目標を定め、それを達成するために行動し続けていきたいです。

この例文では、学生時代に頑張ったこととして部活動を取り上げています。部活動の課題とそれを解消するために行動したことを述べています。学生時代に頑張ったことはチームで取り組んだ内容にするのがおすすめです。「集団の中でどのような役割を果たすのか」が伝わり、入社後の取り組み方を想像しやすくします。

学生時代に頑張ったこととして学業をアピールしたい人はこちらの記事も読んでみてください。

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NG例文(アルバイト)

NG例文

私は学生時代にアルバイトを頑張りました。アルバイトでは遅刻をしないように気をつけ、体調管理にも気をつけました。普段の学校生活では遅刻が多かったですが、アルバイトは給料をもらっているという責任があったので気をつけました。遅くまで用事がある日もありましたが、そのような場合は寝ずにアルバイトに向かっていました。

この例文では、アルバイトで遅刻をしないように気をつけたという内容が中心になっています。しかし、遅刻をしないのは最低限であり、実際にアルバイトとして働く中で頑張った出来事を中心にするべきです。確かに本人にとっては遅刻をしないことが重要だったかもしれませんが、それが当たり前とされている社会人の前では印象に残りにくいと言えます。

面接で必ずと言っていいほど聞かれるのが「学生時代に頑張ったこと」、いわゆるガクチカです。ただ、アピールできるほどのネタがなくて回答に困っている人も多いはず。

そこで活用したいのが「内定者のガクチカまとめ」です。この資料では、実際に内定した先輩達がどのようなガクチカを答えたのかがわかります

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キャリアアドバイザーコメント

塩田 健斗プロフィール

難しさやそれに対する取り組み、改善できたかどうかについて伝えよう

多くの学生さんが頑張ったことの話をする際に「やってきたことの話」をしてしまうことが多いです。例えば、「バイトリーダーを任されていて、後輩のバイトの面倒を見ていました」とアピールする学生さんがいるとします。バイトリーダーを任されていることは素晴らしいです。

しかし、バイトリーダーという立場であれば後輩の面倒を見ることは業務として「当たり前のこと」ですよね。そこを強調するのではなく、バイトリーダーとして後輩の面倒を見るにあたり、どんな難しさがあったか?それに対して何を取り組んで、どう改善が出来たのか?ここを語ることが大切です。面接官が聞きたいのは「何をやっていたのか?」ではなく「何を頑張ったのか?」です。この点を混同しないようにしましょう。

こちらの記事では、学生時代に頑張ったことの書き方を解説しています。履歴書やエントリーシートでの書き方が中心ですが、面接でも応用可能です。学生時代に頑張ったことがない場合の対処法も解説しているので、そもそも内容が思いつかない人はぜひ参考にしてみてください。

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④将来のビジョンはありますか?

面接官は将来のビジョンを聞くことで、就活生が企業に入社してどのように成長したいのか、何をやり遂げたいのかを知ることができます。企業で働くイメージができているということはそれだけ志望度が高いという意味にもなるため、志望度を測る質問でもあるとも言えるでしょう。

将来のビジョンについて質問された場合は、その企業で実現できることを前提に考えましょう。どれだけ明確な目標が掲げられていても、それが志望先で実現できないものだと評価の対象にはなりません。

その企業だからこそ成し遂げられるビジョンが大切であり、他の企業でも簡単にできることは、キャリアとして提示しないほうがいいでしょう。入社後どのように働きたいか、短期的な目標を考えながら、それを連続した先にどのような長期目標が待っているかを考えるとイメージしやすいです。

例文(デザイン部門のリーダー)

例文

私は将来デザイン部門のリーダーとして活躍し、ゆくゆくはWeb部門を引っ張る存在に成長したいです。御社はWeb上のコンテンツ制作に力を入れており、近年ではWeb事業の売上が紙媒体を超えています。
そこで、学生時代に培ったWebデザインの技術を活かして、入社後はWeb領域で1番のサイトを作りたいと考えています。そして御社のWeb領域を広げ、大きく貢献出来る存在になりたいと考えています。

この例文は、自分が目指すポジションが明確になっています。自分が企業で活かせる技術と活躍の場を結びつけているため、実際に働く姿を想像しやすくなっています。企業についても調べることができているので、志望意欲を効果的にアピールできている例文と言えるでしょう。

NG例文

NG例文

将来は御社の営業部門に所属して、必ずノルマを達成するプレーヤーとして活躍したいです。信頼されるプレーヤーになるためには経験が大事だと思うので、1件でも多くの取引先に出向き、日々成長していきます。

この例文は全体的に内容が薄い印象です。営業を目指す人なら誰でも言えそうな内容ですね。「なぜそう思うのか」「どのように努力するのか」などを深掘りすると、自分なりの将来のビジョンが見えてきますよ。

将来のビジョンを明確にするには目標をしっかり定めておくことが重要です。
こちらの記事も参考に、将来の目標についても考えておきましょう。

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同様に、将来の自分像についてこちらの記事で考えておくとさらに良いですね。

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⑤弊社が第一志望ですか

選考の終盤では、第一志望かどうかを聞かれることも多いです。これは志望度を確認するためであり、この質問への返答次第で合否が決まる場合もあるため、注意しなければなりません。

基本的にはどの企業でも第一志望と答えることが大切で、仮に違ったとしても正直に言うのは避けましょう。他の企業を第一志望だと正直に答え、合格できるケースもありますが、これは極めて稀な例です。

例文

例文

はい、御社が第一志望です。

NG例文

NG例文

A社を第一志望にしていますが、御社の事業にも魅力を感じています。

面接本番まで時間がない人は、頻出質問の模範解答だけでも必ず押さえておこう

面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。

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回答を考える2つの方法

頻出の質問を知っておくと面接をより有利に進めやすいですが、問題は事前対策がきちんとおこなえるかどうかです。質問内容を把握することで心の準備はできますが、回答内容を考えていないと、結局本番で上手く答えられず失敗するということもあるでしょう。

質問を知り、回答内容を考えるところまでがセットですが、これが上手く思い浮かばず困っている人は少なくありません。回答内容を考えるための2つのポイントを知り、上手に事前準備を進めていきましょう。

①自己分析でアピール内容の洗い出し

質問への回答を考えるには、まずはしっかり自己分析をすることが大切です。自己分析では自分の特徴や考え、能力の洗い出しをおこない、これを整理することでそれぞれの質問に当てはまるアピール内容を考えていきます。過去の経験を紙に書き出し、特に印象的な出来事を細部まで思い出すといいでしょう。

印象的だった出来事の中で起こしていた行動、自身の能力や性格的な特徴を洗い出します。洗い出した特徴や考え方、価値観は分かりやすいようリストにし、それらを確認しながら頻出質問の回答内容を考えていきましょう。自己分析はいわば自分が持っている武器を見つけ出す作業のため、回答のベースを作るためにも何度もおこなわなければなりません。

キャリアアドバイザーコメント

伴 美寿々

自己分析や企業分析で企業の理念と自分の考えをすり合わせよう

学歴や能力値で判断されることも一定あるかと思いますが、企業の理念とご自身の考えがマッチしていない場合、やりたいことがその企業では実現しないと判断された場合にお見送りになる場合があります。「自分がやりたいことに対してどんな手段で目標に近づいていくべきなのか」「その手段が受験する企業で叶うのかどうか」この2点がキーワードになってきます。

そのために自己分析をしっかりとする必要があり、自己分析をしたうえで企業分析が必要になります。よく学生さんから「入社してないからビジョンや目標が作れない」と相談されることがありますが、どんな方向からでもいいので「受験する企業へ行くメリット」をしっかりと考えましょう!

こちらの記事では、自分史やモチベーショングラフを使った自己分析の方法を解説しています。見本の画像付きでわかりやすく解説しているので、文字だけではわかりにくいという人にもおすすめです。パソコンまたは紙とペンがあればすぐにできるので、ぜひ参考にしてくださいね。

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自己分析の質を上げる4つの方法|オススメの本・サイトも紹介

こんにちは!キャリアアドバイザーの北原です。この記事では、自己分析の目的や具体的な方法についてご紹介していきます。自己分析とは、自分の過去の経験を整理して、長所や短所などの性格や物事に対する価値観について理解を深めること […]

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②業界・企業研究でアピール内容を選定

志望する業界や企業の研究をすることも大切です。細部まで情報収集をして、理解を深めておきましょう。業界や企業への理解を深めておくと、何をアピールすべきか、回答内容の方向性を見つけ出すことができます。自己分析で自分の武器を見つけ出し、志望先に合わせてどれを使うべきか選定できるため、より効果的なアピールがしやすくなるでしょう。

企業研究の詳しいやり方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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業界・企業研究はエントリーシートを提出する際にももちろん必要ですが、面接ごとに情報をアップデートすることも大切です。企業が関係するニュースなどを把握しておくと、それだけ企業に関心が強いというアピールにもなります。新聞やネットニュースなどをこまめにチェックしておきましょう。

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面接における適切な回答時間に関して知りたい学生は、こちらの記事を参考にすると良いでしょう。回答のまとめ方や練習方法について詳しく解説しています。

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面接の回答時間は、社会人として必要な素養が備わっているかを判断する重要な評価ポイントの一つです。 この記事では、状況別の解説、文章の作成方法、話し方のコツについてキャリアアドバイザーが詳しく解説しています。 面接の回答時間に明確な正解はありませんが、焦らないよう徹底した準備を心がけましょう。

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逆質問をする3つのポイント

面接では質問されるばかりではなく、最後に何か質問はありますか?と、反対に質問を求められることもあります。これは逆質問と呼ばれるものです。質問の内容によっては、面接官の評価を左右する可能性があります。失礼な質問をしてしまわないように事前にポイントをおさえておきましょう。

①意欲をアピールできる質問をする

逆質問では就職意欲の高さをアピールすることが大切です。意欲の高さをアピールできる質問なら、おおむね高評価に繋がるでしょう。

意欲をアピールできる質問
  • 御社に就職するにあたって、やっておくべきことは何ですか?
  • 仕事のやりがいについて教えてください
  • 現在の仕事をするまで、どのようなキャリアを積まれましたか?

質問内容は多岐にわたりますが、基本的には「仕事に関すること」が条件です。また、「入社後に繋がる」という点も意識すると、好印象になる質問も考えやすいでしょう。

これら以外でも、面接中に疑問に思ったことを聞いても構いません。疑問点を聞くことで今後の就活に役立ちますし、面接にも真摯に向き合っているという印象が与えられ、好印象に繋がる場合もあるでしょう。

②調べればわかる内容は聞かない

逆質問をしないのは印象が悪いですが、質問さえするなら何でもいいわけではありません。質問しても簡単すぎることはNGであり、調ればすぐに分かる内容はマイナスの印象に繋がります。事業内容や仕事の条件といった、ホームページで確認できることを聞いてしまうと、事前の業界・企業研究ができていない印象を与えてしまいます。

事前の下調べができていない=企業への興味が薄く、志望度も低いと思われるため注意しなければなりません。また、仕事の条件については、調べて分かるという点だけではなく、条件面だけで仕事を探している印象を与えてしまうため、よりマイナス評価になりやすいです。条件さえいいなら他の企業に行くと思われ、ますます志望度が低いと判断されるため注意しましょう。

③すでに面接官が話した内容は聞かない

面接中に気になったことを聞くのは問題ありませんが、面接官がすでに話し、答えが出ていることをもう一度聞くのはよくありません。面接ですでに話したことを質問してしまうと、面接に真剣に取り組んでいない印象を与えてしまうため注意が必要です。

誤解を与えないためにも、分からなかった部分について聞くときは「○○についてもう少し知りたいのですが」と先に断っておくといいでしょう。同じことを何度も聞かないためには、面接に集中し、面接官の話もしっかり聞かなければなりません。面接では面接官とコミュニケーションを取ることが大切であるため、一方的に話すだけにならないよう注意しましょう。

こちらの記事では、最終面接で聞いておきたい逆質問について解説しています。最終面接でなくても、一次や二次面接でもおすすめです。他の就活生と被らない逆質問をしたい、意欲をアピールしたいという人はぜひ参考にしてみてください。

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就活の面接では質問の意図を理解して答えよう

就活の面接は質問を中心に進むため、あらかじめ回答内容をを考えておく必要があります。ここで注意したいのが、ただ答えればいいというわけではないことです。面接官がする質問には必ず意図があるため、それに答えるように内容を考えることが大切です。的外れな回答をすると、理解力が足りない、コミュニケーション力不足という印象を与える可能性があります。

また、質問は回答内容だけではなく伝え方も大切で、どのようにアピールするかも考えなければなりません。内容自体は全く同じでも、伝え方や伝える順番が違うだけで、印象はがらりと変わります。少しの違いで評価を下げられることもあるため、細部まで注意しなければなりません。頻出の質問は徹底的に対策をして、万全の状態で面接に臨みましょう。

こちらの記事では今回紹介した搬出質問と合わせて10問の質問例も解説していますので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。

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記事の編集責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01458)

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