就活はいつから開始? ベストタイミングを年間スケジュールから逆算

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  • 根岸 佑莉子

    大学ではダンスサークルで活動し、公演の振付師を担当。また、実際にキャリアパーク就職エージェ… 続きを読む

  • 堀内 康太郎

    中学から大学までバスケットボールに熱中。大学では教員を目指していたものの、自分を見つめ直し… 続きを読む

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    体育関係の大学に在学していた関係からアスリートのセカンドキャリア支援を行うベンチャー企業で… 続きを読む

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    大学卒業後、アミューズメント業界に就職。年間売上高2億円を超える2店舗兼任し、店舗立ち上げ… 続きを読む

コラムの目次

  1. 就活はいつから始める? 早めの準備で適職に出会う可能性を高めよう
  2. 就活が本格化するのはいつから? まずは企業の動きをチェック
  3. 企業が本格的に採用を始めるのは大学3年の3月から
  4. 就活早期化に合わせて早めからの準備が超重要
  5. いつから何をすべきかを解説! 一般的な就活スケジュール
  6. ①大学3年4〜5月:自己分析や業界研究をおこなう
  7. ②大学3年6〜8月:夏期インターンシップに参加する
  8. ③大学3年9〜12月:冬期インターンシップに参加する
  9. ④大学3年1〜2月:企業エントリーに向けて準備を進める
  10. ⑤大学3年3月〜:企業エントリー・説明会開始
  11. ⑥大学4年4月~:順次選考を進める
  12. ⑦大学4年6月以降:内定が出始める
  13. 企業の形態ごとに就活時期が異なる! 選考スタートのタイミング
  14. ①経団連加盟企業:大学3年の3月から情報解禁
  15. ②経団連非加盟企業:加盟企業よりも早めにスタート
  16. ③外資系企業:大学3年の1月から本選考開始
  17. 準備期間が長いほど就活成功に近づく! 早期スタートしておきたい3つの理由
  18. ①自分のキャリアの方向性をじっくり考えられる
  19. ②時間に余裕があり焦りづらいため情報を冷静に吟味できる
  20. ③情報収集に時間をかけられるため選択肢の幅が広がる
  21. 最初の計画が就活全体を左右する! スケジュールを立てる際の3つのコツ
  22. ①一般的な就活スケジュールから逆算する
  23. ②カレンダーツールを活用する
  24. ③学業や個人のイベントも考慮して余裕を持たせる
  25. 「就活を早く始めなきゃ」と焦っているあなたに伝えたい3つのこと
  26. ①周りを気にせずに自分のペースで進めて大丈夫
  27. ②遅れていると焦ったら一度全体スケジュールを見直す
  28. ③取り掛かるのは自分の興味があることからで問題ない
  29. 就活はいつからかに関してよくある質問に回答!
  30. 就活をいつから始めるかは自分次第! 自分の状況を考慮して早めに見通しをつけよう

就活はいつから始める? 早めの準備で適職に出会う可能性を高めよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生からよく

「就活って具体的にいつから始まりますか?」
「いつから就活の対策を始めれば良いか教えてください。」

というような質問や相談をよく受けます。

周りを見て就活を始めている人もいれば、まだ始めていない人もいるなかで、就活の流れや動きが把握しきれずに困っている人もいるのではないでしょうか。また、企業によっても説明会や選考をスタートする時期が異なり、結局いつから就活を始めれば良いのかわからない人もいるでしょう。

結論、就活をいつから始めるかは自分次第です。ただし、就活が本格化してから後々焦らないためには、早めに準備しておくことが重要だといえます。また、スタートが早いほど適職に出会える可能性も高まるでしょう。

この記事では、企業の動きや対策すべきことをふまえた一般的な就活スケジュールを説明したうえで、就活をいつから始めるべきかについて解説していきます。スケジュールを立てる際のコツなども紹介するので、ぜひ参考にして自分なりの就活の進め方を考えてみてくださいね。

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就活が本格化するのはいつから? まずは企業の動きをチェック


就活生

就活をいつから始めれば良いかわからず悩んでいて……。どうすれば良いでしょうか?


キャリアアドバイザー

就活をいつから始めるべきかは、企業や世の中の動きを把握しておくことで行動すべき時期が見えてきます。まずは企業の動きを一緒に確認していきましょう。

就活が本格化する基準は企業が動き出す時期であるといえます。ただ、企業によって選考スタートの時期が異なることもあり、結局本格的に始まるのはいつからなのか悩んでいる人もいるでしょう。まずは企業の動きを把握してから、自分が動くべきタイミングを検討してみてくださいね。

企業が本格的に採用を始めるのは大学3年の3月から

企業が本格的に会社説明会や選考を開始するのは、大学3年の3月1日からになります。これは、経団連加盟企業が採用における広報活動を開始するタイミングのため、一般的に就活解禁日と言われているのです。

具体的には、会社説明会の案内や企業の求人情報、選考へのエントリーなどが就活サイトや企業のコーポレートサイトで公開されます。

エントリーの際には自己PRや志望動機などの記入が必要になるケースもあります。解禁と同時に動き出せるよう、解禁前から就活に向けた準備をしておけると良いですね


キャリアアドバイザー

選考の実施時期やスピード感は企業によって異なるため、一気に進めるのではなく順次進んでいくイメージを持っておきましょう。自分が志望している企業の情報については随時チェックすることを忘れないでくださいね。

就活早期化に合わせて早めからの準備が超重要

近年、少子高齢化や生産年齢人口の減少などの社会背景から、人手不足を懸念している企業が優秀な人材を確保するために、就活解禁前に選考をおこなう「就活の早期化」が加速しています

たとえば、インターンシップ(インターン)に参加した学生を対象に早めに選考をスタートしてそのまま内定を出す企業や、選考時期を早めたり選考期間を短くすることで早めに内定承諾を求める企業などが挙げられます。

これが続くと、ほかの企業も「我々も早めに動き出さなくては人材を確保できない」と考え、より早期化していくようになるでしょう。そうなると、学生側も早めの準備が必要になります。より多く選択肢のなかから適職を選び取れるように、早めの準備を心掛けましょう。

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就活を成功させるためには自己分析が必須です。しかし、自分自身のことを分析するのは意外と難しいですよね

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いつから何をすべきかを解説! 一般的な就活スケジュール


就活生

就活は企業の動きが基準になるんですね。早期化が進んでいるという話を聞いて早く始めなければと少し焦ってきました。何から始めたら良いでしょうか?


キャリアアドバイザー

そうですよね。ですが、まずは焦らず落ち着ていて全体を把握することが大事です。いつ何をすべきかを一般的な就活スケジュールと一緒に確認していきましょう。

いつから何をすべきかを検討するためには、全体のスケジュールを把握したうえで逆算して今やるべきことを考えることが重要です。ここでは、一般的な就活スケジュールをやるべきことと一緒に一気に解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。


キャリアアドバイザー

あくまで一般的なスケジュールになるため、自分の状況に合わせてやりやすいスケジュールを組んで行動しましょう。

①大学3年4〜5月:自己分析や業界研究をおこなう

大学3年の4月ごろから就活に向けたスタートさせると、かなり余裕をもって準備を進められます。この時期は自己分析や業界研究など、自分や業界を「知ること」をメインに準備を進めるのがおすすめです

大学3年が始まったばかりのこの時期は、学業やゼミ、研究や部活動などが本格化し就活に時間を割けないと思う人もいるかもしれません。だからこそ少しずつでも進めておくことで、ライバルに差をつけることができます。

また、就活が本格化し始めるとやるべきことが重なることからも、じっくり時間をかけて取り組みたいこうした準備は早期から取り組んでおくのがおすすめです。

就活スタート時におこなうべきこと
  • 自己分析
  • 業界研究
  • 企業研究
  • 職種研究


キャリアアドバイザー

この時期は企業も前年度の採用活動で忙しいため、積極的な動きはあまりありません。そのため、時間を確保できるこのタイミングで自分自身とじっくり向き合う時間を取り、企業が動き始めたらスムーズにスタートを切れるように準備しておくと良いでしょう。

自己分析についてはこちらで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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②大学3年6〜8月:夏期インターンシップに参加する

この時期から、夏季インターンなど就活に関するさまざまなプログラムを実施されるようになります。特に学生が長期休暇に入る8月は長期のインターンを実施する企業も増えていきます。

ただ企業によってはインターン参加者を絞り込むために選考を実施するところもあるため、それに際して募集や選考は4〜6月などにおこなわれることも多いです。随時企業のホームページなどで情報をチェックしておきましょう。


キャリアアドバイザー

夏のインターンに参加することで、早い段階で今まで気づかなかった自分の能力や強みに気づけたり、興味がなかった業界におもしろさを感じたりすることもあるため、時間に余裕があるならばぜひ参加してみることをおすすめします。

夏のインターンはサマーインターンとも呼ばれています。サマーインターンについてはこちらを参考にしてみてくださいね。

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また、短期インターンについてはこちらで解説しています。

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長期インターンについてはこちらを参考にしてみてください。

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③大学3年9〜12月:冬期インターンシップに参加する

大学3年9月~12月にやっておきたいこと
  • 冬期インターンへの応募・参加
  • OB・OG訪問
  • 本選考に向けた筆記試験対策

夏のインターンが終わると、冬のインターンの応募がスタートします。この時期のインターンは、夏に比べて企業側が早期選考を見すえて実施するプログラムも少なくありません。直接選考につながる可能性も高いため、志望業界や志望企業がある程度絞れている人は少し長めのプログラムに参加するのもおすすめです。

また、志望度の高い企業が見つかったら、OB・OG訪問をしてみるのも良いでしょう。その企業のことに限らず、就活全般に関して進め方や選考突破の秘訣などを教えてもらえるかもしれません。

加えて、適性検査や筆記試験などの対策もこの時期にやっておくと直前で慌てることがなくなります。これらの対策は一朝一夕でできるものではなく、問題を解きながら傾向を把握してある程度慣れることが必要です。問題集や参考書をもとに少しずつでも取り掛かっておくと良いですね。


キャリアアドバイザー

OB・OG訪問や筆記試験対策などについては、大学のキャリアセンターが早めにサポートしてくれるので、相談してみると良いでしょう。

OB・OG訪問についてはこちらの記事で解説しているので、あわせて読んで理解を深めてくださいね。

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④大学3年1〜2月:企業エントリーに向けて準備を進める

この時期からいよいよ本格的に企業へのエントリー準備を始める段階に入ります。3月から企業の選考へのエントリーや説明会の応募が一斉に始まるため、事前に準備しておく必要があります

3月1日から準備を始めるとなると、エントリーシート(ES)の提出や会社説明会への参加、業界や企業研究、面接対策など、さまざまなことを同時並行で進めなければなりません。スケジュールを立てることも大変になるので、それは避けておきたいところです。

必要な準備を一通り整えたうえで、企業の情報解禁を待ちましょう。

本格的な就活開始に向けての準備と対策
  • ES提出時の自己PRや志望動機の作成
  • 応募予定企業の業界研究や企業研究
  • 筆記試験や適性検査の対策
  • 企業訪問時に必要なアイテムの買いそろえ

自己PRの作成の仕方など、基本的なことはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

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また、準備を進めるなかで志望動機が書けないと悩んでいる人は、こちらの記事を読んで実践してみてください。

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⑤大学3年3月〜:企業エントリー・説明会開始

この時期から募集要項などが企業のホームページや就活サイトで公開され、多くの企業が優秀な人材を求めて動き出します。

この企業の動きに対して、民間の就職支援企業などのサービスも活発化し始め、合同説明会の開催や就活講座、キャリア相談なども盛んにおこなわれます。

学生はESの提出や説明会への参加の比重が大きくなり、自分と企業が接点を持つ回数が一気に増えるでしょう。また、今まで対策してきたことを実戦でアウトプットする機会も多くなります。


キャリアアドバイザー

このタイミングでスタートダッシュを切れるかで、その後の就活の進捗も変わってくるので、3月1日より前に準備を整えて万全の体制で臨めるようにしましょう。

⑥大学4年4月~:順次選考を進める

大学3年の3月からES提出や会社説明会への参加を続けるなかで、徐々に個人によって差が出てきます。より多くの企業を見るために多くの説明会に参加して幅広い情報を集める人や、志望業界がある程度定まり応募先を絞り始める人などさまざまです。

早い企業は選考を開始しているため、書類選考や適性検査、一次面接や二次面接などが多くなるでしょう。この際に重要になるのがスケジュール管理です。多くの企業の段階の異なる選考を同時並行で進めなければなりません。

日程がひっ迫しないように常に日程調整しつつ、各企業の対策の時間を確保できるように余裕のあるスケジュールを組みましょう


キャリアアドバイザー

就活が活発化し多くの企業の選考を受けていると、どの企業で何を話したのか頭が混乱してしまうこともあるでしょう。そのため、説明会や面接の後は話した内容や考えたことをメモとして残し、次の選考の前に見返せるように整理しておくことをおすすめします。

⑦大学4年6月以降:内定が出始める

経団連に加盟している企業は、この時期から選考が本格化し、内々定も出始めます。

内々定と内定の違い
  • 内々定:あくまで口約束やメールでの連絡。法的な効力はなく労働契約が結ばれていない状態
  • 内定:企業から書面などで「採用通知書」などが渡され、学生側が「入社承諾」することにより、労働契約が結ばれた状態

内々定と内定は意味合いが異なるので、企業からメールや書面で伝えられた場合は、しっかりとチェックしておきましょう。また、内々定にも期限があることがほとんどのため、いつまでに返事をすれば良いかもあわせて確認しておくことを忘れないようにしてくださいね。

キャリアアドバイザーコメント

堀内 康太郎プロフィール

大学3年になる前から就活準備することでよりスムーズに活動できる

早い人は大学3年生になる前から就活を意識して準備を進めている人もいます。特に理系の学生は、3〜4年生になると通常の授業に加えて研究活動が活発になるため、就活に十分な時間をかけるのが難しくなるでしょう。文系の学生でも卒論がある場合は、理系の学生と同様です。また、志願者が多く集まる大企業や人気企業への就職を目指している学生は1〜2年生のうちに就活の準備をおこなう人もいます。

具体的には、ガクチカや自己PRに活かすことも意識して学業やサークル活動、資格取得に力を注いだり、アルバイトやボランティア活動を始めたりする学生も少なくありません。同時に、それらの活動で自分の強みを最大化できるように性格診断テストや適性検査を受ける学生も多いですよ。

また、多くの業種・職種から就職先を検討できるように、早めに業界研究を進めたり、大学で公開されている企業の求人票をチェックする学生もいます。就活が本格化すると大学のキャリアセンターも込みあうため、早くから疑問や悩みを相談しておき、本格化したらすぐに動き出せるようにしておくと良いですね。

自分の強み・弱みは、ツールを使えばかんたんにわかります

就活を成功させるためには自己分析が必須です。しかし、自分自身のことを分析するのは意外と難しいですよね

そんなときは「自己分析ツール」を活用しましょう。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけあなたの強み・弱みが簡単にわかります

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企業の形態ごとに就活時期が異なる! 選考スタートのタイミング

企業の形態による選考スタート時期の違い
  • 経団連加盟企業:大学3年の3月から情報解禁
  • 経団連非加盟企業:加盟企業よりも早めにスタート
  • 外資系企業:大学3年の1月から本選考開始


就活生

就活の大まかなスケジュールと各時期にすべきことを把握することができました。基本的な流れは押さえられた気がします。


キャリアアドバイザー

それは良かったです。ただ、企業の形態によっては一般的なものとは異なるスケジュールで動く企業もあります。どのように異なるのか一緒に確認していきましょう。

周りを見てみると、就活の情報解禁日である3月1日より前から動き出している企業がある、と思う人もいるのではないでしょうか。企業の形態によって採用活動時期が異なる部分があるため、各企業の動きも頭に入れて就活を進めることが大切です。

ここでは、大きく経団連加盟企業と非加盟企業、さらに外資系企業のスケジュールを解説するのでぜひ参考にしてみてください。

①経団連加盟企業:大学3年の3月から情報解禁

就活のスケジュールについては、経団連に加盟している企業については以下のように定められており、このスケジュールが社会一般的な就活スケジュールの基準となっています。

経団連によって定められた就活のスケジュール
  • 大学3年の3月1日以降:就活に関する広報活動の解禁
  • 大学4年の6月1日以降:選考活動の解禁
  • 大学4年の10月1日以降:正式な内定日

ただし、2021年卒以降については経団連が決めるのではなく、上記日程を踏襲する形で政府が主導となり運用しています。こういった変更があるように、就職活動の状況は今後も変化があると予想できるため、日程の変化や世の中の動きは注視しておくと良いでしょう


キャリアアドバイザー

2026年卒から、専門性の高い人材の採用活動においては、就活の解禁日を前倒しする形で変更されるとも発表されています。

②経団連非加盟企業:加盟企業よりも早めにスタート

経団連に加盟していない企業は、政府と経団連が定めている就活ルールに則る必要はないため、3月1日以前から広報や選考活動をスタートさせることも少なくありません。

特に、スタートアップ企業やベンチャー企業、中小企業などが多い傾向にあります。そのため、これらの形態の企業への就職を考えている人は、一般的な就活スケジュールよりも早めに行動する必要があるといえるでしょう。


キャリアアドバイザー

早ければ大学3年の3月1日より前に内々定を出す企業もありますよ。

③外資系企業:大学3年の1月から本選考開始

外資系の企業などは、経団連非加盟企業よりもさらに早く採用活動をスタートする傾向にあります。平均的には大学3年の1月から本選考を開始し、3月頃には内定を出すスケジュールで進める企業が多いです。

外資系企業ではインターンへの参加も重要になります。以下がおもなインターンの種類と特徴です。

外資系企業のインターンの種類と特徴
  • サマーインターン:6~7月で選考、8~9月で参加
  • ウィンターインターン:10~12月で選考、1~2月で参加が多く、本選考につながる可能性が高い

外資系企業ではインターンで実務に近いプログラムをおこない、成績などを加味してそのまま本選考につなげるケースも少なくありません。インターンで採用したい人材が埋まった場合はその年の採用活動を終える企業もあるので、早期の対策が重要になるでしょう。

キャリアアドバイザーコメント

高橋 宙プロフィール

業界や企業により選考スケジュールが異なるため早めに情報収集しておこう

自分の可能性と選択肢を広げるためにも、早めに情報収集をスタートし、念入りに対策することが大切です。就活生がエントリーする企業数は、理系か文系かや調査する会社によって数字が異なりますが、平均して10社以上、なかには20〜30社以上エントリーする学生もいます。受ける企業1社に対して必要な対策が多くあるなかで、それを何社もやるとなると同時並行で進めるのは大変です。できることから早めに取り掛かっておくと良いでしょう。

また、経団連に加盟していない外資系企業やベンチャー企業、スタートアップ企業、中小企業などは、経団連加盟企業よりも早期に選考し内定を出すのも早くなっています。特にコンサルティング業界、IT業界、人材業界などの業界は顕著で、近年では通年採用をする企業も増えてきていますね。

これらの企業の選考スケジュールは企業によって異なることや変動することも多いです。そのため、エントリーしたい企業のサイトの採用ページを都度確認し、選考スケジュールをしっかり把握したうえで準備を進めましょう。

準備期間が長いほど就活成功に近づく! 早期スタートしておきたい3つの理由


就活生

企業の形態によって採用活動の開始時期が異なるのですね。そうすると、業界や志望企業に限らず、できるだけ早めに就活をしたほうが良いってことですよね……?


キャリアアドバイザー

その通りです。就活は早めに始めたほうがいろいろな面で後々困ることが少なくなります。早期スタートしたほうが良い理由を整理したので、一緒に確認していきましょう。

就活をいつから始めれば良いか悩んでいる人は、今の自分ができることからでも良いので早めに取り掛かるのがベストです。

準備期間が長ければ長いほど就活がスムーズに進む可能性が高まります。ここではその3つの理由を解説するのでぜひ頭に入れておいてくださいね。

①自分のキャリアの方向性をじっくり考えられる

就活を早めに始めることで、自分自身と向き合う時間を確保できるため、今後の自分のキャリアを腰を据えて考えられるでしょう。特に世の中や周りの人たちが動き出していない時期に始めることで、外部の情報に左右されずに考えられるところも良い点だといえます

将来長く仕事を続けるためにも、就活をスムーズに進めるためにも、最初にキャリアの方向性や就活の軸をしっかりと定めておくことがとても重要です。

しかし、就活が本格化すると、ESの作成や面接準備など必然的に選考対策に時間をかけなくてはならなくなります。そうなると、目の前のやるべきことに追われて将来のことにまで頭が回らなくなってしまうかもしれません。

自分の将来について冷静に考えたうえで就職活動するためにも、就活を早めに始めることは有効だと言えます。

キャリアの方向性を決める際は下記記事を参考にしてみてください。

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②時間に余裕があり焦りづらいため情報を冷静に吟味できる

就活を早めに始めておくと、選考が近づいてきてから「時間がない」と焦ることが少なくなります。そのため、落ち着いた精神状態で情報を吟味でき、適切な判断ができるでしょう。

就活が本格化し企業の選考が始まると、以下のように多くの対応が必要になります。

就活が本格化してから必要になる対応の例
  • 応募企業選び
  • ESの作成
  • スケジュール調整
  • 企業からの問い合わせへの回答
  • 内定承諾の判断

上記の対応では、情報を整理して判断しなければならない状況が多くあります。この際に、時間がなく精神的に焦っていると、物理的に調べる時間がないことに加えて、冷静に判断することが難しくなってしまうでしょう。


キャリアアドバイザー

落ち着いて適切な決断をするためにも、就活を早めに始め多くの情報を集めておくことをおすすめします。

③情報収集に時間をかけられるため選択肢の幅が広がる

就活が本格化すると、実践的な対策や選考への参加が重なることも多くなり、情報収集にかける時間が少なくなります。

しかし、最終的に自分にマッチした就職先を見つけ出すには、多くの選択肢から選べるようにすることが重要です。そして多くの選択肢を持つためには、さまざまな情報を集めておく必要があります。就活を早めにスタートしてその時間を確保しましょう。

また、調べた情報がすべて正解だとは限らないため、情報が合っているのかしっかり調べて吟味する時間も必要になります。できるだけ多くの情報を取り入れて取捨選択し、最終的に自分にとって良い決断ができるようにしておきましょう


キャリアアドバイザー

最初に情報を集めておくことで、就職先が決まった後に「こんな企業もあったのか」や「この情報を知っていたらこの企業にしたのに」と後悔することを防ぎやすくなりますよ。

キャリアアドバイザーコメント

長尾 美慧プロフィール

早めに就活することで「人とのつながり」も広がりやすくなる

就活が本格的にスタートすると忙しくなり、同じ就活生との情報交換をおこなうための時間や精神的余裕がなくなりやすいです。その点、就活を早い段階から始めておけば、同じ大学の同級生や就活中に出会った他大学の学生と情報交換をすることもできるでしょう。自分が知らなかった有益な情報を得ることで、就活を有利に進められるかもしれません。

また、交流を深めた学生が同じ業界を目指しているのであれば、OB・OG訪問を手分けしておこない、得られた情報を共有しあうこともできます。ときには、お互いに面接官と就活生の役割を交換しながら、面接の練習をすることもできるでしょう。

選考が始まると、自分の思うように進まないことも多く、悩むこともあるかもしれません。そのときに、お互いの気持ちを共有しあえる仲間がいれば、お互いに励ましあうことで心理的に楽になり、就活へのモチベーションも維持しやすくなります。ただし、志望業界や企業が重なる場合はライバルにもなるため、お互いに適切な距離感を保ちつつ自分の目的を見すえて行動することが大事ですよ。

最初の計画が就活全体を左右する! スケジュールを立てる際の3つのコツ


就活生

就活を早めに始めたほうが良いことが理解できたので、早速取り掛かろうと思うのですが、やることが多く何から手をつけたら良いのかわからなくなってしまいました……。


キャリアアドバイザー

就活はやるべきことが多くあるので迷ってしまいますよね。就活では自分なりにスケジュールをしっかり管理することがとても大事です。管理するコツを知って計画的に進めましょう。

やみくもに就活に関することに取り組み始める前に、最初に今後の大まかな計画を立てておくことが、この後の就活全体をスムーズに進められるかを左右します。

ここでは、スケジュールを立てる際の3つのコツを解説するので、これから就活を始める人やスケジュール立てに悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

①一般的な就活スケジュールから逆算する

まずは、就活を始めてから進む道がズレることを防いだり、ズレても修正できるように全体把握をして大まかな計画を立てることが大切です。先に紹介した一般的な就活スケジュールを参考にし、最終目的地から逆算して今やるべきことを導き出してみましょう。

就活の最終目的地は「いつまでに就職先を確定するか」です。ここに辿り着くまでにすべきことと取り組むタイミングを整理してみましょう。たとえば以下のように作成してみると良いですね。

スケジュール立ての例
  • 大学3年4~5月:自己分析で今後のキャリアの方向性を定める
  • 大学3年6〜7月:興味のある業界や企業を研究する。インターンの選考対策・応募をおこなう
  • 大学3年8~9月:業界研究を進めつつ、インターンで自分に合いそうな業界や職業を探す
  • 大学3年10~12月:OB・OG訪問や筆記試験対策を進める
  • 大学3年1~2月:選考の準備を進めつつ、ベンチャー企業やスタートアップ企業を数社受けてみる
  • 大学3年3~大学4年7月:選考を進める(5月までには1社以上内定を獲得する)
  • 大学4年8月:就職先を最終確定する

基本的には一般的な就活スケジュール通りにおこなえば、企業の採用活動から大きくズレて就活をすることはないでしょう。ただし、志望する業界や企業の特性によって選考のタイプが異なったり採用活動時期が異なるため、自分なりにカスタマイズしておくことが重要です。


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都度スケジュールを見直して、進捗を調整しながら就活を進めていきましょう。

②カレンダーツールを活用する

紙のスケジュール帳だけで日程を管理する人もいるかと思いますが、PCやスマートフォン(スマホ)にインストールできるカレンダーツールを活用することで、より管理がしやすくなるのでおすすめです。

たとえば以下のようなカレンダーツールは活用しやすいでしょう。

就活におすすめのカレンダーツール

就活では書き込むことが多くなるうえ、面接などは日程変更があることも少なくありません。その際に、手書きの場合だと前の予定を消すことが難しかったり、1日の予定が多くなり書き込むスペースがなく見づらくなることもあります。

また、スマホやタブレット、PCなど複数の端末で連携できるツールも多く、常に手帳を持ち歩く必要がなくなります。もしどれかの端末を紛失し買い替えする際もデータはあるので安心ですね。


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カレンダーツールはアラーム機能などもついているものも多く、予定を忘れることが少なくなる点もおすすめのポイントです。

③学業や個人のイベントも考慮して余裕を持たせる

就活のスケジュールを立てるときは、後々日程がひっ迫しないように学業や個人のイベント、課外活動などの予定も考慮して、余裕を持ったスケジュールを組むようにしましょう。

一般的な就活スケジュールに沿って計画を立てることは重要ですが、必ずしも自分に合ったスケジュールになるとは限りません。自分の予定やペースに合うスケジュールを組むことが大切です。

自分がどの時期に余裕があり、どの時期に忙しくなるのかを総合的に見てスケジュールを立てていきましょう

よく見られる学業や課外活動のスケジュール例と対策
  • 大学3年の2~3月はレポート作成や期末試験対策で忙しくなりやすいため、その前から就活準備をしておく
  • 大学3年の夏はゼミ合宿や課外活動をおこなう機会が多くなりやすいため、この時期にインターンや就活対策を集中させないように工夫する
  • 大学3年のときに長期のボランティア活動や留学をおこなう人は、イベント終了後のスケジュールを前もって立てておく

上記は一例ですが、就活の準備を本格的に進める大学3年生の時期は、ゼミ活動や研究活動、学業なども活発化する時期だと思います。人によってはボランティア活動や留学などの長期イベントもあるかもしれません。

こういった、個人の予定もふまえたうえで、どのタイミングで就活に力を入れるのかを考えておくと、気持ち的にも焦らず取り組むことができるでしょう。

「就活を早く始めなきゃ」と焦っているあなたに伝えたい3つのこと


就活生

大まかなスケジュールを立ててみたのですが、やることも多くなんだか焦ってきました……。また、このスケジュール通りに進められるかも不安です。


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スケジュールを立ててみたことで、早く始める必要があることがわかったことは良かったですね。ただ、焦りは禁物です。まずは落ち着いてできることから始めてみましょう。

もしかしたら、就活全体のスケジュールを見て「早く始めなければ間に合わないかもしれない」と焦っている人もいるかもしれません。ただし、焦ったまま準備を進めるのは、精神的に安定せず頭も適切に働かないため、かえって時間を無駄にしてしまう可能性もあります。

これから伝えることを意識して、焦らずにスケジュールを調整しつつ、自分に合った就職先を見つけてくださいね。

①周りを気にせずに自分のペースで進めて大丈夫

先の一般的な就活スケジュールを見て「就活に出遅れた」と感じている人もいるかもしれません。ですが、就活は周りとの比較ではなく、自分と向き合って自分が納得したゴールに向かって進んでいくものです。周りを気にせずに自分のペースで進めることを意識しましょう。

もちろん、企業の採用スケジュールに合わせることは必要なので、ある程度の時間制限はあります。しかし、そこに辿り着くまでのスピード感ややるべきことの比重は人によって異なります。

就活は自分の理想のキャリアを歩むためにおこなうものなので、周りの就活状況に影響されず、最後に自分が納得できるように進めていく意識を持っておきましょう。

就活に出遅れたと感じている人はこちらの記事で対策などを解説しているので、ぜひあわせて読んでみてください。

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②遅れていると焦ったら一度全体スケジュールを見直す

自分で立てた就活スケジュールに沿って進めていくなかで、うまくいかないことやイレギュラーな対応が必要になり、遅れていると焦ってしまうときがあるかもしれません。その際は、一度視野を広げて全体のスケジュールを見直してみましょう。

何も対策をしないまま進めてしまうと、後々日程が詰まったり不安な気持ちが大きくなってしまう場合があります。適切に対処するためには、1つの出来事だけを見るのではなく、全体を見て書く予定を少しずつ調整することが重要です

意外と全体には大きな影響を及ぼさずに軌道修正できることもありますよ。


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自分1人で考えるのが難しい状態になったときは、家族や友人、大学のキャリアセンター、民間のキャリアアドバイザーなどに相談してみるのも一つの手段です。

就活がうまくいかないと感じたときは、こちらの記事を参考に行動してみてください。

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③取り掛かるのは自分の興味があることからで問題ない

「早く就活を始めなきゃ」とは思っているけれど、なかなか就活するやる気が出ないという人もいるかもしれません。そのときは固く考えずに自分が興味を持ったことから始めてみると良いでしょう。

まずは小さな一歩からでもいいので、早い段階から就活に取り掛かり始めることが重要です

たとえば、もし少しでも興味がある企業があれば、その企業について深掘りして調べてみるのも良いでしょう。1つの企業を調べるなかで、業界や競合他社のことがわかることもありますし、その企業に応募するためにESを作成するなど、やるべきことが広がっていくこともあります。


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何をしたら良いか迷った際は、自分の興味に従って行動してみてくださいね。

就活に対してやる気が出ない状態の人はこちらの記事を読んでみてください。

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キャリアアドバイザーコメント

根岸 佑莉子プロフィール

すでに大学4年生の人は選考を受けながら同時並行で対策を進めよう

今大学4年生の人のなかには、すでに内定をもらった同級生も出始めて焦っている人も多いかもしれません。しかし、他人と比べたり、調査会社などの算出したデータに必要以上に動揺するのではなく、今自分がやるべきことに集中することが大切です。早期内定を得た学生も引き続き就活を続けているので、自分だけが出遅れていると思わないようにしましょう。

ただし、4年生の4月前半にはエントリーを締め切る企業も多いため、タイトなスケジュールで就活を進めることになります。エントリー期間を過ぎた企業も二次募集をおこなうことがあるので、こまめに情報をチェックしつつ、着実に就活を進めていきましょう。

このときに重要なのが、焦るあまり自己分析や企業研究を疎かにしないようにすることです。自己理解と企業理解を深めることが適職との出会いにつながるため、都度自分と向きあいながら選考も進めていくようにしてくださいね。特に面接は場数を踏むことで落ち着いて答えられるようになるので、選考と対策を同時に進めて効率よく就活を進めましょう。

就活はいつからかに関してよくある質問に回答!

就活はいつからなのか調べるなかで疑問に思うことやよくわからないと感じることもあるのではないでしょうか。ここでは、就活を始める時期や始め方に悩む学生からよくある質問にキャリアアドバイザーが回答していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

  • 一般的に就活はいつから始まりますか?

    企業の採用活動が本格化する時期としては、一般的に大学3年の3月1日が就活に関する情報解禁日とされています。経団連が定めたルールを踏襲し、政府主導で決められている開始時期です。情報解禁後はエントリーや会社説明会が順次始まり、その後6月1日に選考活動が解禁されて面接の選考などが本格化し内々定が出始めます。そして、10月1日が正式な内定日となります。

    ただし、経団連非加盟企業や外資系企業などは上記のスケジュールよりも早めに動き出すため、企業の形態によって採用活動が始まる時期は変わることを認識しておきましょう。

  • 就活をいつから始めるべきですか?

    就活は企業の採用活動のスケジュールを考えると、大学3年の4月からスタートするのが一般的です。しかし、余裕を持ったスケジュールで就活を進めるためには、一般的なスタート時期にこだわらず、なるべく早めに取り掛かり始めることをおすすめします。早めに始めることで多くの企業と接点を持てる可能性も広がるでしょう。

    まずは、自分のこれからの予定を確認し、進めやすいスケジュールを組むことから始めてみましょう。なかなか取り掛かれない場合は、自分の興味のあるものから少しずつ進めていくのがおすすめですよ。

就活をいつから始めるかは自分次第! 自分の状況を考慮して早めに見通しをつけよう

企業がいつから採用活動を本格的に実施し始めるかはある程度決まっており、それに合わせて就活に取り掛かり始める時期も導き出すことができます。しかし、就活をいつから始めるかは、人それぞれの状況により異なるため、最終的には自分次第で決めるものだといえます。

就活はあくまで自分が納得したキャリアを歩める企業や職業を見つけ出すことです。まずは、そのためにいつから何をすれば良いのか、自分の今の状況やこれからの予定を考慮したうえで、スケジュールを立てていくと良いでしょう。

そして、周りに流されずに、自分が立てたスケジュールを都度調整しながら、自分だけのキャリアをつかみ取ってくださいね。

あなたが受けないほうがいい業界をチェックしよう

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記事の編集責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01458)

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