一人ひとりの就活の「答え」に向き合います

記事の編集責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01458)

キャリアパーク就職エージェントの編集責任者の北原です。

就活ノウハウ情報を発信するコラムに加え、プロのキャリアアドバイザーが就活をサポートする「キャリアパーク就職エージェント」サービスを通し、学生が「正しいルート」で就職活動のゴールへ辿り着くご支援をしていきたいと思っています。

私自身の就職活動を振り返ると、就活のナビサイトやイベントだけでなく、まだ認知度がそれほど高くなかったエージェントサービスを4社利用していました。エージェントサービスでは、自分だけでは出会うことのできなかった企業や、専門知識を持ったアドバイザーによる企業研究・自己分析のレクチャーなどの良さを感じました。

同時に、就活生の間で情報格差が生まれている実態を痛感することになりました。

結果として大手金融会社・大手通信会社の内定を辞退し、最も自分の今後の人生、キャリアプランとミスマッチが少ないと感じたキャリアパーク就職エージェントを提供するポート株式会社へ入社を決めました。

入社後はイベント開催やキャリア面談の経験を通して年間1,000人以上の学生と接点を持ち、就職活動における課題を再認識しました。以降は、企業とのミスマッチを減らすことを行動指針とし、学生の就職活動支援のサポートをしております。

正しいゴールに辿り着くルートを描けていますか

さて、このページを読んでいただいているあなたに質問です。

就職活動をスタートする時、何から始めましたか?

「まずは求人広告サイトへ登録」
「就活を終えた先輩の話を聞く」
「インターンシップ向けの合同説明会に参加」

何をしたら良いか分からないながら漠然と動き出し、上記のような行動からスタートしたのではないでしょうか。そしてその行動の先には、自分の知らないことや、魅力的なことが多くとてもワクワクしませんでしたか。

しかし、就職活動スタートからしばらく経つと、なかなか思うように行かない時期が差し掛かります。そしてそこからいくつかの壁に激突します。それは以下のような壁じゃないでしょうか。

・グループディスカッション
・エントリーシート(ES)
・1~2次面接
・最終面接
・意思(入社先)決定

就職活動当時を振り返ると、私もいくつかの壁にぶつかりました。

試行錯誤し時間をかけながら一歩ずつ進みましたが、最後の壁を壊すころには就職活動を始めてから1年6ヶ月経っていました。

今思うと、「だいぶ遠回りしたな」という印象です。ゴールを正しく理解しておらず、スタート時点においてゴールへ辿り着くルートを描けていなかったためです。

しかし、幸いにも1年経たころにエージェントサービスを利用することで、ゴールを正しく理解することができました。

結果として新卒で入社した会社で働き続け、月間内定承諾者数の更新やMVP賞受賞などの実績を残し、現在では数十名のチームと共に、事業戦略の立案から実行までを担っています。

また改めて社会人となり、キャリアアドバイザーや新卒採用支援の営業を経験したことにより、就職・採用活動の理解を深めることでき、このようなコラムでみなさんに「就職活動のゴール」について考え、発信したいと思っております。

就職活動のゴールは内定をもらうことではありません

私は相談に訪れる学生に毎回、「就職活動のゴールは何ですか」という質問をします。

学生からは「第一志望の企業に内定をもらうことです」という回答をもらいます。

この回答は、“間違った”就職活動をおこなっている人の典型的な回答です。

ビジネスに置いても、ゴール(目標)の設定は非常に重要です。
そして学生時代からさまざまな活動において自らゴールを設定し、
そのゴールを到達してきた方は就職活動においても正しいゴールに到達します。

では、就職活動におけるゴールは何なのか。

それは、「入社した企業で活躍すること」だと私は考えています。活躍できなければ、会社や社会への貢献もできません。そして、みなさんが描くようなキャリアプラン・給与・ポジションも実現することはできないです。

内定という短期的なゴールを追うのではなく、自身の活躍という中長期的なゴールを追うことで、“正しい”就職活動を実現できるのです。

ゴールへ到達するための方法を一緒に考えます

ゴールへ到達するためには、何が必要でしょうか。

「自分を知ること」「企業を知ること」の2つが必要です。いわゆる、自己分析と企業分析ですね。

みなさんが自分・企業を知るための方法は、「先輩に相談する」「OB/OGの方へ聞く」など、身近にたくさんあります。しかし、身近にある方法の多くは、
「自身の経験談は教えてくれますが、その方法論は教えてくれないこと」が多いです。さらに、自己分析と企業分析のどちらも共通の答えはありません。
人/会社それぞれ答えが違うからこそ、特徴があり、選ぶものが変わります。

私達は就職活動に関するプロのアドバイザーです。

過去たくさんの学生・企業の相談に乗ってきた経験と実績をもとに、みなさんが正しいゴールへ到達できるように、みなさんと一緒に考えます。

“採用”活動の理解を深める手伝いをします

最後に、企業の営業経験から得たみなさんへアドバイスです。
就職活動の理解を深めるだけでなく、企業目線の考え方=採用活動の理解も深めていくようにしましょう。

「面接官は何を見ているのか」「企業はなぜイベントへ出るのか」など、みなさんが関わりある点において、企業が考えていることを理解しましょう。

例えば、面接官は基本的に下記2点を見ています。

①利益を生み出すことができるか(過去の実績、問題解決力・コミュニケーション・行動力など)
②一緒に働きたいか(態度・印象、価値観など)

この答えを知ることで、「自分は利益を生み出せる人材なのか」「求めている価値観と自分の価値観がマッチしているか」など、おのずと考えることができるようになります。

コラム及びエージェントサービスでは、みなさんの就職活動に有益となる情報共有や支援を行っていきたいと思っています。壁にぶつかっている人・これから壁にぶつかるであろう人、どんな方でもお気軽にご利用・お問い合わせをいただければと思います。