面接で落とされる20のサイン|企業の本音を知ることが対策の第一歩

面接 落とされるサイン アイキャッチ

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コラムの目次

  1. 面接に落とされるサインは気にしすぎずに今後の対策材料にするのがベスト!
  2. 面接に落とされるサインは本当にある? まずは前提を理解しよう
  3. そもそも絶対に落とされるというサインは存在しない
  4. 面接官の態度には合否に関係なく個人差がある
  5. 落とされるサインは面接フェーズによって変わるものがある
  6. 落とされるサインが出されたその背景にある「面接官の意図」の理解が重要!
  7. 理由もあわせて解説! 面接で落とされる可能性がある20のサイン
  8. ①面接官の反応が薄い
  9. ②面接官がほとんどメモを取らない
  10. ③予定時間よりもかなり前倒しで面接が終わる
  11. ④基本的な質問しかされない
  12. ⑤回答への深掘り質問がない
  13. ⑥回答の内容を否定される
  14. ⑦スキルや経験を問う質問が少ない
  15. ⑧入社後の目標やキャリアビジョンを聞かれない
  16. ⑨企業概要・業務内容の説明がない
  17. ⑩仕事や選考可否に関係のない話が多い
  18. ⑪逆質問の時間がない
  19. ⑫面接の最後に「何かアピールすることはありますか?」と聞かれる
  20. ⑬面接結果を後日メールで送ると言われる
  21. ⑭選考結果の連絡がなかなか来ない
  22. ⑮今後の選考スケジュールの共有がない
  23. ⑯他社の選考状況を聞かれない
  24. ⑰エレベーターまで見送られる
  25. ⑱面接中に褒められることが多かった
  26. ⑲面接が進むにつれて面接官の反応が薄くなる
  27. ⑳はっきり「向いていない」「合わない」と言われる
  28. 「落とされるサインかも」と面接中に気づいたときの3つの対処法
  29. 落とされるかは終わるまでわからないので意識しない
  30. 「落とすサインかも」と思ったときこそ自信を持って質問に答える
  31. 逆質問や自己PRの時間に挽回を目指す
  32. サインのタイミングで考えよう! 落とされるサインを対策に活かす5つの方法
  33. ①初めから:面接のマナーや身だしなみを見直す
  34. ②自己紹介:長すぎたり回答にずれがなかったか考える
  35. ③志望動機:どの企業にでも言える内容になっていなかったか考える
  36. ④自己PR:企業にマッチした強みをアピールできていたか考える
  37. ⑤ガクチカ:企業に活かせるスキルに言及できていたか考える
  38. 面接の落とされるサインについてよくある質問に回答!
  39. 面接に落とされるサインは過度に気にしない! 着実な対策をして内定をつかもう

面接に落とされるサインは気にしすぎずに今後の対策材料にするのがベスト!

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生から

「面接に落とされるサインはあるのでしょうか?」
「面接に落とされるサインが出されたときはどうすれば良いですか?」

といった質問をよく受けます。面接を進めているうちに「これって落とされたということなのかな」と不安に思うこともありますよね。なかには「不合格フラグ」のような不採用のサインともとれるものがあると言われているので、不安に思うことも多いでしょう。

ただし面接に落とされるサインに該当するものがあったからといって、必ずしも不合格になるわけではありません。あまり気にしすぎず、今後の対策に活かすことが大切です。

この記事では、キャリアアドバイザーが面接に落とされるサインの紹介やサインが出されたときの対処法について解説していきます。

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面接に落とされるサインは本当にある? まずは前提を理解しよう

面接に落とされるサインの前提
  • そもそも絶対に落とされるというサインは存在しない
  • 面接官の態度には合否に関係なく個人差がある
  • 落とされるサインは面接フェーズによって変わるものがある


就活生

面接に落とされるサインがあると聞きました。私にも該当するものがあって不安です……。


キャリアアドバイザー

確かに落とされるサインと聞くと気になってしまいますね。けれど実際のところ必ずしも落とされると決まったサインはないんですよ。


就活生

えっ、そうなんですか?


キャリアアドバイザー

たとえば対応に個人差があったり、面接フェーズによっては該当しない場合もあります。この先で詳しく解説していきますね。

面接の際の落とされるサインに気がついた時、慌ててしまったりどうしても気になってしまうことがありますよね。不安を緩和するために大切なのは、サインの意味を知って落とされたわけではない可能性について知っておくことです。

面接に落とされるサインについて間違った考え方をしてしまうと余計に不安になってしまうので、サインの意味をしっかりと理解してできるだけ不安のない状態で面接に挑みましょう。

そもそも絶対に落とされるというサインは存在しない

まず覚えておきたいのが、そもそも「これがあったら面接に絶対に落とされる」というようなサインは存在しないということです。

面接を受けていると「面接官が素っ気なかったから不採用なのでは……?」「合否の連絡が遅いから不採用なのかも」と不安になることもありますよね。けれど面接官の対応にはそれぞれ個人差があり、企業からの連絡が遅くなるのも合否とは関係のない事情がある場合が多いのです。

面接に落とされるサインに該当するものがあったとしても、合格している可能性は十分にあります。過度に気にしすぎないようにすることが大切ですよ。


キャリアアドバイザー

あまり気にしすぎてしまうと面接に集中できなかったり、モチベーションが下がることもあります。ほかの選考にも影響する可能性があるので、なるべく気にしないようにしましょう。

落とされるサインとは反対に、手応えを感じるときもありますよね。そのような場合について、こちらの記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてください。

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面接官の態度には合否に関係なく個人差がある

面接官が冷たかったりメモを取っている様子がないなど、面接に落とされるサインは面接官の態度に言及するものが多いですよね。とはいえ面接官の態度は合否には関係なく、その人の人柄によって個人差があります。

先程お伝えしたとおり「これがあったら絶対に落とされる」というようなサインは存在しません。あまり気にしすぎず、元より面接官の態度には個人差があるものという意識をしておいてくださいね

キャリアアドバイザーコメント

塩田 健斗プロフィール

特別な意図をもってサインを出されることはほとんどない

面接に落とされるサインについて学生側が感じとることはあっても、面接官が意図的にサインを出すことはほとんどないと考えられます。しかし面接官も一人の人間なので、不採用と決めた際に無意識に仕草や会話に現れてしまうこともあるでしょう。

とはいえサインを意図的に出す面接官も0ではありません。その背景には学生に過度に期待を持たせないようにする意図があります。面接官が対応を良くすることで「受かったかもしれない」と期待させてしまうと、不採用とわかったときにショックが大きくなってしまうかもしれません。それを避けるために、事前に心構えをさせておく場合もありますよ。

ほかにも「不採用と決めたなら早く面接を終わらせたい」という意思のもと、意図的にサインを出すこともあるかもしれません。しかしこういった身勝手な理由は基本的にはないと考えて良いでしょう。前述のとおり基本的には面接官が意図的に落とすサインを出すことはないので、安心してくださいね。

落とされるサインは面接フェーズによって変わるものがある

落とされるサインのなかには、面接のフェーズによって意味合いが変わるものがあります。もっともよく言われるのが、面接時間の長さです。たとえば一次面接や二次面接で面接時間が極端に短いと面接に落とされるサインと言われることが多いですが、最終面接に関してはこれが該当しない場合がありますよ。

最終面接まで進んでいるとなるとその時点でほとんど合格が決まっており、最終面接では合否を見極めるよりは意思確認や経営陣の目線から見ても合格にして問題ないと思えるかどうかをチェックするだけの場合もあるからです。

ほかにもどの時点の面接かによって落とされるサインに該当するかどうかが変わる場合もあるので、よくサインと言われるからといって一概に意識する必要はありません

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落とされるサインが出されたその背景にある「面接官の意図」の理解が重要!

面接に落とされるサインを見てしまうと、つい自分が面接に通過しているのかどうかばかりが気になってしまうものですが、大切なのはその背景にある面接官の意図を理解することです。

面接官がサインを出すのにはどういった理由があるのか、どのような考えがあるのかが理解できれば、焦ることや不安に感じることも少なくなります。余計な焦りや不安は就活そのものにマイナスな影響となることもあるので、まずはその意図を理解して冷静に対処することを意識してみましょう


キャリアアドバイザー

仮に落とされるサインが出た際に面接に本当に通過できなかったとしても、サインが出されたタイミングやそのときの質問内容を思い返すことで自分の弱点が見つかることもありますよ。

理由もあわせて解説! 面接で落とされる可能性がある20のサイン


就活生

面接に落とされるサインにはどのようなものがあるのでしょうか?


キャリアアドバイザー

一般的に落とされるサインと言われているものはいくつかあります。それぞれのサインがどうして出されるのかを知ることで、冷静に対処できるようになりますよ。

面接に落とされるサインと言われるものはさまざまですが、それが出される理由を知ることで余計な焦りを生むことなく前向きな気持ちで選考に挑みやすくなります。ここからは20のサインについて解説していくので、面接官の意図を知って気にしすぎないための心構えをしておきましょう。

①面接官の反応が薄い

質問に回答しても「わかりました」「そうですか」のような簡単なあいづちしか返って来なかったり、最初から最後まで終始無表情だと「印象が悪いのかも」「もう不合格と決めているから自分に関心がないのかも」と不安になってしまいますよね。

これに関しては先ほども解説とおり、面接官がもともとそのような人柄である可能性があります。場合によっては緊張感のある雰囲気を作ることで学生の反応を見ようとしていることもあるので、気にしすぎず気丈に回答しましょう。

②面接官がほとんどメモを取らない

面接官が面接中にほとんどメモを取らない場合も、落とされるサインと言われることがあります。メモを取らずに話を聞いていられると「自分の話に関心がないのかな」と不安になってしまいますよね。

けれど面接官のなかにも人によってこまめにメモを取る人や要点のみをピックアップしてメモする人もおり、もともとほとんどメモを取らない人もいます。これも人それぞれ個人差があることなので、過度に気にしすぎる必要はありませんよ。

③予定時間よりもかなり前倒しで面接が終わる

30分の予定の面接が15分で終わってしまったなど、かなりの前倒しで面接が終わってしまった場合にも落とされるサインと言われることが多いですよね。

もちろん場合によりますが、面接官が早い段階で不採用を決めたときに「これ以上聞きたいことが特にない」と判断されてしまい前倒しで終わることがあるのは事実です。面接が極端に早く終わってしまったと感じたときは、注意が必要かもしれません


キャリアアドバイザー

ただし最終面接では面接の前から合格がほぼ確定していることもあります。そのようなときにはかなりの前倒しで終わることもありますよ。

キャリアアドバイザーコメント

酒井 栞里プロフィール

面接が早く終わっても合格をしている可能性はある

最終面接以外でかなり前倒しで面接が終わってしまった場合でも、選考を通過しているパターンもあります。たとえば書類選考や前の面接の段階で合格ラインに達しており、形式的に面接をおこなっている場合です。すでにほぼ合格が決まっている面接では、マナーや人柄、コミュニケーションの取り方といった要素を重点的に見ているため、深堀るような質問はあまりされないケースもあります。

ほかにも学生からの回答の質が高く、深堀りをすることがない場合も面接時間が短くなります。質問の意図を汲み取り的確な回答ができれば必要以上に深堀る必要はなく、その分面接が早く終わるのです。加えてコミュニケーションがしっかり取れており、マナーや表情が良くプラスの要素が多いと、早い段階で合格が決まり面接が前倒しで終わることもあります。

このように面接がかなり前倒しで終わってしまった場合でも選考を通過しているケースはあるので、あまり気落ちしないようにしましょう。

④基本的な質問しかされない

質問の内容が志望動機や自己PR、キャリアビジョンなどどこの企業でも聞かれることだけで、踏み込んだ質問をされない場合も面接に落とされるサインと言われています。

もし採用を考えているなら「どのような職場で働きたいですか?」「職場の上司には何を望みますか?」のように、より学生が企業で働いている姿を想像しやすい質問や、マッチ度を確認する質問があることが多いため、落とされるサインとされることが多いですよ。

ただしこれも一概には言えません。場合によっては現場の若手社員が面接を担当することもあり、まだ不慣れなために事前に決められた質問内容しか聞かれないことも十分に考えられますよ

面接での踏み込んだ質問の1つに「あなたの弱みは何ですか?」というものがあります。これを聞かれた際の回答法をこちらの記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

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面接での踏み込んだ質問の1つとして、ほかにも「働くとは?」というものも挙げられます。この質問に対する効果的な回答法はこちらの記事で解説していますよ。

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⑤回答への深掘り質問がない

回答への深掘り質問があまりされない場合も、面接に落とされるサインと言われますよね。もし学生の回答に関心を持てたり、その人の人柄が現れるような部分は重要な判断基準として深掘りされる可能性が高いからです。

深掘りをされないということは、あなたの話に関心があまりなかったり、早い段階で不採用が決まっていることも考えられるということですね。

これも一概には言えず、深掘りする質問はさらに先のフェーズで聞くことになっている可能性もあります。あまり気にしすぎないようにしましょう。

⑥回答の内容を否定される

自分がした回答に対して「その考え方は当社が抱くビジョンとは一致しませんね」のように、はっきりとした否定をされてしまった場合も落とされるサインと考えられやすいです。

言葉通り企業にはあまりマッチしない人材と判断されてしまったからこそ、否定的な発言をされるという考え方ができるからですね。

けれどこの場合も一概には言えません。回答内容を否定されると気持ちが落ち込んでしまうかもしれませんが、そのような状況下での対応力やストレス耐性を見られている可能性もありますよ

⑦スキルや経験を問う質問が少ない

スキルや経験について特に聞かれない場合も、落とされるサインの1つとされています。採用したいと思っているなら学生が入社後にどのように活躍してくれるかは重要なポイントなため、聞かれる可能性が高いからです。

スキルや経験に関する質問がないということは、すでに不合格が決まっており聞くまでもないと判断されているという可能性も考えられますね。

ただしスキルや経験についてエントリーシート(ES)で詳しく説明している場合は、聞かれないこともあります。またほかの質問の回答から十分にスキルはあると判断されていることもあるので、意識しすぎないのが良いですよ。

⑧入社後の目標やキャリアビジョンを聞かれない

入社後の目標やキャリアビジョンについての質問がない場合も、面接に落とされるサインと考えられがちです。確かに採用を前向きに考えている学生になら、入社後にどのように働いていきたいかの意思確認がありそうなものですよね。

企業がキャリアビジョンを聞く目的は学生とのマッチ度の見極めにあるので、ここで聞かれないということはすでに不採用が決まっているという考え方もできますよ。

けれど、たとえばそれ以降の面接や最終面接でキャリアビジョンについてを質問する予定で、その前までは別の観点からマッチ度を確かめると決まっている可能性もあります。入社後に関する質問がなかったからといって、一概に落とされるサインとは言えません。

キャリアビジョンに関する質問に備えたい場合は、有利に働くキャリアビジョンの作成法についてこちらの記事で確認しましょう。例文も紹介しているので、キャリアビジョンを作成する際の参考になりますよ。

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就活においてキャリアビジョンを考える際は、例を参考にするのも方法の1つです。この記事では例だけでなく、キャリアビジョンの考え方についてもキャリアアドバイザーが詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください

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⑨企業概要・業務内容の説明がない

面接のなかで企業に関する説明や、業務内容に関する詳しい説明がない場合も落とされるサインと言われることがありますよね。

企業概要や業務内容の説明は、企業の魅力付けや学生が想定している業務内容と大きなギャップがないかを確かめる意図があります。説明がないということは、不採用が決まっているからそこまで伝える必要がないと判断されているという考え方もできるのです。

ただし、面接では自社のことよりも学生のことが知りたいと考えている企業もあります。もし企業から会社に関する説明がない場合は、逆質問の時間を利用して自分から聞いてみましょう。

⑩仕事や選考可否に関係のない話が多い

仕事や選考可否に直接関係がない世間話や趣味の話題ばかりで面接が終わってしまった場合も、落とされるサインと言われることが多いですよ。

早い段階で不採用と決まったものの、すぐに面接を終えてしまうと企業の印象に影響する可能性があるため、選考には関係のない話で場をつなぐという考え方もできますね。

けれど、特に選考初期の段階や最終面接では学生の能力にかかわる部分よりも人柄を見極めたいと考える企業もあります。仕事や選考可否に直接は関係のない話題が多かったとしても、心配しすぎないようにしましょう。

⑪逆質問の時間がない

多くの場合は面接の最後に逆質問の時間がありますが、それがないまま終わってしまったときも落とされるサインと言われることが多いですね。

逆質問をすることで、企業側は学生がどの程度入社意欲を持っているのか、本当に企業に興味を抱いているのかを確かめることもできると考えられているので「逆質問がないということは採用を視野に入れられていない」と受け取れる場合もあるのです。

ただし企業によってはもともと逆質問の時間をとることを想定していない場合や、面接が長引いてしまい時間が確保できなかっただけの可能性もありますよ

逆質問の時間があった際、「質問はありますか?」と聞かれたときの対応方法についてこちらの記事で解説しています。55の質問例も紹介しているので、参考に企業に刺さる逆質問を考えてみましょう。

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⑫面接の最後に「何かアピールすることはありますか?」と聞かれる

面接の最後に「何かアピールすることはありますか?」「最後に言いたいことはありますか?」と聞かれるのも、落とされるサインの1つという考え方があります。

面接中にあなたに魅力を感じられるほどのアピールがなかったために、企業側から挽回のチャンスとして聞かれているとも受け取れるからです。この質問があるということは、自分に魅力を感じてもらえなかったという捉え方もありますね。

しかし企業によってはもともと面接の最後にこの質問をすることが決まっていたり、逆質問の代わりとして用いられている場合もあります。あまり気にしすぎる必要はありません。

⑬面接結果を後日メールで送ると言われる

面接結果を電話や口頭ではなく、後日メールで知らせると言われた場合も落とされるサインと捉える考え方があります。

不合格の連絡まで逐一電話でしていなかったり、すぐには判断ができないほど合否ラインとしてはぎりぎりの立ち位置にいるということも考えられますね。

けれど最近はもともとすべての連絡をメールでしている企業も多くあります。電話連絡でないからといって不安に思う必要はありませんよ。

⑭選考結果の連絡がなかなか来ない

もしその学生を採用したいと思ったら、ほかの企業に行ってしまう前に早々に合格の連絡をしたいと考える企業も多いでしょう。そのため選考結果の連絡が遅いことが不採用サインと言われる場合があります。

これに関しては、特に規模の大きい企業の場合は面接の合否を面接官よりも上の立場の人に確認しなければならないこともあるので、連絡が遅くなる可能性があります。事前に「1週間以内に連絡します」のように伝えられることが多いので、これを超過しない限り心配しすぎる必要はありませんよ。


キャリアアドバイザー

仮に期限内に連絡が来なかったとしても、不採用だったとあきらめるのは早いですよ。単に連絡が漏れているだけの可能性もあるので、合否問わず連絡すると言われている場合は問い合わせてみるのも良いでしょう。

面接結果の目途についてはこちらの記事でも詳しく解説していますよ。なかなか結果が出ず不安なときに知りたい前提についてや連絡が来るまでの目安についても紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう。

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⑮今後の選考スケジュールの共有がない

もし次の選考にも進んでほしいと思うなら、早いうちにスケジュールを共有して日程を優先的に調整して欲しいと考える企業もあるでしょう。そのため今後の選考スケジュールについて共有されない場合も、面接に落とされるサインとする考え方があります。

確かにそういった考え方もできますが、企業によっては合否に問わず必ずスケジュールを共有する場合もあれば、口頭ではなくメールで連絡をするためもともと共有はしていない場合もありますよ

面接の時点で選考スケジュールの共有がなかったとしても、あまり心配する必要はありません。

⑯他社の選考状況を聞かれない

魅力的な学生がいたら、その学生の他社の選考状況も気になるものですよね。そのため他社の選考状況についてまったく聞かれないのが落とされるサインと言われることがあります。

これに関しても一概に言えることではなく、他社の選考状況を聞くかどうかはその企業のスタンスや面接官個人の考え方によって変わります。聞かれなかったからといって特別気にする必要はありませんよ。

⑰エレベーターまで見送られる

「エレベーターまで面接官が送る」を略してエレオクと言い、このエレオクがあった場合は選考に通過できないという話も聞いたことがあるかもしれませんね。ただしこれはあくまでジンクスのようなもので、特に根拠があるわけではありません。気にする必要はありませんよ。

ただしエレベーターまで送ってもらう間は、マナーを意識してより印象アップにつなげることも大切です。

エレベーターまで送ってもらう際に意識すること
  • 移動中は面接官の後ろを歩く
  • 口調や態度を崩さない
  • すれ違った社員には必ず挨拶をする
  • エレベーターのボタンは可能なら自分で押す
  • エレベーターの扉の真正面には立たない
  • エレベーターに乗る前に面接官にお礼を言う
  • エレベーターの扉が閉じるまでお辞儀をする


キャリアアドバイザー

このジンクスは、もともと国家公務員試験で不採用だった人を面接官がエレベーターまで送る習慣があったために広がったものと言われています。かなり前の話なので、今はその限りではありませんよ。

⑱面接中に褒められることが多かった

面接中に頻繁に褒められた場合「不合格だから印象が悪くならないように褒められているのかも」と考えてしまうことがあるかもしれません。

けれどもちろん褒められたからといってすべてが落とされるサインになるわけではありませんよ。褒めることで場の雰囲気を良くして、学生の良さを引き出そうという考え方を持っている人もいるでしょう。あまり勘繰りすぎず、褒められた場合は素直にお礼を伝えてくださいね。


キャリアアドバイザー

「ちょっと過剰だな」と思えるくらいに褒められたとしても、担当の面接官がもともとそういった性格なのかもしれません。あまり気にしすぎないようにしましょう。

⑲面接が進むにつれて面接官の反応が薄くなる

初めは雰囲気が良かったものの面接が進むにつれてだんだんと反応が薄くなり、最後にはほとんど笑顔が見られなくなったりすると不安になってしまいますよね。「どこかの回答で意に沿わないものがあってイメージが悪くなったのかも」と考えることもあるでしょう。

確かに途中から面接官の反応が悪くなったとなると注意が必要ですが、場合によっては合否についてを真剣に考えるあまり口数が少なくなってしまっている可能性もあります。面接官の反応よりも、自信を持って堂々と面接に挑むことを第一に考えましょう。

⑳はっきり「向いていない」「合わない」と言われる

面接官から「当社の社風には合わない」「向いていないかもしれない」といったような後ろ向きなことを言われた場合、不合格サインに近い可能性があります。

とはいえそこですべてが決まるわけではなく、あきらめてしまえば選考通過の可能性が下がってしまいます。万が一向いていないと言われたときは、これからいかに自分の価値観や考え方を変えていく意思があるかを伝えましょう


キャリアアドバイザー

この場合も学生の対応力やストレス耐性を見ている可能性もあります。ショックな一言かもしれませんが、冷静に対応することが大切です。

はっきり「向いていない」と言われたり高圧的な態度で面接をされる時、場合によっては圧迫面接に該当することがあります。圧迫面接は精神的な負担が大きいので、自分の身を守るためにも対処法をこちらの記事で確認しておきましょう。

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「落とされるサインかも」と面接中に気づいたときの3つの対処法


就活生

落とされるサインってこんなにあるんですね……。


キャリアアドバイザー

そうですね。けれど実際のところそうとは言い切れないものが多いので、あまり気にしすぎる必要はありませんよ。


就活生

でも、面接中に気づいてしまったらどうしたら良いのかが不安です……。


キャリアアドバイザー

確かに、面接中に気づいてしまったらと考えると不安になりますよね。では面接中にサインに気がついた場合の対処法を見てみましょう。

絶対に面接に落とされるサインはないので、できれば気にしないのがベストです。とはいえどうしても気になってしまうことはあると思うので、万が一に備えて対処法を知っておきましょう。ここからは面接中に落とされるサインに気がついてしまった場合の対応を解説していきます。

落とされるかは終わるまでわからないので意識しない

面接に落とされるかどうかは、面接が終わるまでわかりません。面接中にサインらしきものに気がついてしまっても、できるだけ意識せずにいることがベストです。

面接中にサインに気がついてしまいそのことばかりを考えていると、あなたの実力が十分に発揮できなくなってしまいます。場合によっては質問を聞き逃してしまったり頭が真っ白になる可能性もありますよ。

せっかく準備をしてきたのに、それで十分な実力を出し切れないのは悔しいですよね。また落とされるサインに気がついたとしても、それが本当にサインなのかはわかりません。面接中はできるだけ気にせず、自分のペースを保つようにしましょう

キャリアアドバイザーコメント

成瀬 遼プロフィール

どうしても意識してしまうときは自分を落ち着かせる方法を試そう

面接中に落とされるサインに気づいてしまったとき、いくら気にしないようにしても、動揺して頭の中が真っ白になってしまうこともありますよね。そのようなときは、まず深呼吸をしましょう。

緊張すると呼吸が浅くなり、体が強ばります。それが原因で脳に酸素がいかず、頭が真っ白になってしまうのです。深呼吸をすると心が静まるだけでなく、脳に酸素を送り込みリラックスできますよ。

ほかにも「少し考える時間をください」と伝える方法があります。焦って無理に答えようとせず、いったん時間を確保してから落ち着いて回答しましょう。注意したいのは黙って考え込んでしまわないことです。面接官としても学生が何を考えているのかわからず、印象が下がりやすくなりますよ。自分から申し出て考える時間をもらったうえでしっかりと回答することが大切です。

「落とすサインかも」と思ったときこそ自信を持って質問に答える

面接に落とされるサインに該当するものを見つけてしまった時、動揺したり不安になって面接に集中できなくなると、余計に結果が悪くなってしまう可能性があります。サインを見つけたときこそ、自信を持って回答することを意識しましょう

自信を持つために意識的にできること
  • 背筋を伸ばす
  • 胸を張る
  • 面接官の目を見る
  • 口角を上げて笑顔を見せる

「不採用になったのかな」と考えて自信がなくなると、目線が下がったり声が暗くなりやすいものです。仮にそれまで印象が良かったとしても、そこで自らマイナスイメージにつなげてしまう可能性もありますよ。


キャリアアドバイザー

改めて自信を持つことを意識することで、そこから印象が良くなることも考えられます。最後まであきらめず、あなたの魅力をアピールしましょう。

とはいえ面接そのものに自信がなく、どうしても不安に感じてしまうという人もいますよね。そのような場合はこちらの記事を参考にして、少しでも自信を持って面接に挑むための準備をしておきましょう。

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逆質問や自己PRの時間に挽回を目指す

面接中に落とされるサインに気がついたとしても、そこから挽回できる可能性は十分にあります。おすすめは逆質問や自己PRの時間を使うことです。

自己PRは自分の魅力を自由に伝えられる時間なので、もし面接中に求められる人物像がはっきりしてきた場合はそこで自分との共通点を伝えるのもおすすめです

もしくは逆質問の際に「もう少し伝えたいことがあるので、この場をお借りしてよろしいでしょうか?」と一言添えて質疑応答の時間では言い切れなかったアピールをするのが良いですよ。


キャリアアドバイザー

ただし気合が入りすぎてしまい、一方的に長々と話してしまわないよう注意しましょう。回答が長くなるとアピールしたいポイントがずれたり、あなたの魅力が伝わりにくくなります。

逆質問の時間に挽回を目指せるか、そもそも好印象となるような対応ができるか不安に感じる人もいますよね。そのような場合で、特に最終面接の逆質問で好印象を残すコツが知りたい人は、こちらの記事がおすすめです。

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サインのタイミングで考えよう! 落とされるサインを対策に活かす5つの方法


就活生

対処法を知ったので、万が一面接中に落とされるサインを見つけても動揺せずにいられる気がしてきました!


キャリアアドバイザー

それは良かったです。では最後に、落とされるサインを対策に活かす方法も知っておきましょう。


就活生

え! そんなものがあるんですね。


キャリアアドバイザー

もちろんです。面接は対策の一番のFBKの場ですから、うまく次に活かしましょう。

落とされるサインがあった後の合否にかかわらず、サインが出たタイミングで面接官のなかで引っかかりを覚える点があった可能性があります。それを冷静に思い返すことで、次の選考に活きる対策をすることができますよ。ここからは落とされるサインを対策に活かす5つの方法を解説していきます。

①初めから:面接のマナーや身だしなみを見直す

面接の初めからあまり良い雰囲気ではなかったと感じた場合は、マナーや身だしなみなどの第一印象にかかわる部分を見直しましょう。あなたをパッと見た瞬間の印象や入室マナー、言葉づかいに違和感があると、印象が下がってしまうこともあります

第一印象に関するチェックポイント
  • 身だしなみが整っており清潔感があるか
  • 入退室マナーが徹底できているか
  • 表情は明るいか
  • 声のトーンは明るく聞き取りやすいか
  • 過度に早口になっていないか
  • 入室した直後の視線は面接官に向いていたか

特に接客業や営業職となると、顧客と接するときにも第一印象の良さが重視されます。また大手企業や人気の企業では非常に多くの学生の面接をするので、早い段階から人数を絞るために第一印象が良くない時点で不採用と判断される可能性も0とは言えません。

回答内容だけでなく、基本的なマナーにもしっかりと意識を向けて対策をしておきましょう。


キャリアアドバイザー

ただしこの場合は面接官の人柄による場合も多く、深い意味はないこともありますよ。

キャリアアドバイザーコメント

川﨑 瑛久プロフィール

第一印象で良い印象を残せるかどうかがカギ

新卒はスキルや経験よりもポテンシャルが重視されやすいです。だからこそ第一印象で判断されることも多く、印象を良くするために入念にチェックしておくことが重要ですよ。

入室した最初の10秒で、ある程度の印象が決まります。もちろんその後の立ち振る舞いで印象を変えることは可能ですが、最初から印象を下げてしまわないことが大切です。入室時の声のトーンや大きさが適切か、視線を面接官に合わせられているか、表情が明るいか、自分から挨拶ができているかなど、基本的なことができていれば問題ありません。

基本的なマナーがなっていないとその点が目立ち「マナーがしっかりとできていない人」という印象が残ってしまう可能性があります。ポイントをしっかりと押さえて、良い印象を残せるよう意識しましょう。

②自己紹介:長すぎたり回答にずれがなかったか考える

自己紹介の時点で何らかの落とされるサインがあった場合は、自己紹介の内容を見直してみても良いですね。

自己紹介に関するチェックポイント
  • 必要以上に長く時間を使っていなかったか
  • 自己PRや志望動機などの聞かれていないことに言及していなかったか
  • あまりにも面接に関係のないプライベートな話をしていなかったか

自己紹介は面接の初めのアイスブレイクのようなものなので、自分を良く見せようとする必要はありません。自己PRや志望動機は別の質問で聞かれる場合が多いので、ここでは素直にあなたの人柄をアピールしましょう

面接の自己紹介で好印象を残すコツはこちらの記事で詳しく解説しています。参考にしながら、アイスブレイクとはいえ気を抜かずに対策をしましょう。

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③志望動機:どの企業にでも言える内容になっていなかったか考える

志望動機を伝えた際に落とされるサインを見つけたときは、どの企業にでも言えるような汎用性の高い志望動機になっていなかったかを考えてみましょう。

汎用性の高い志望動機にしないためのポイント
  • 企業の特徴や強みと志望動機を結びつける
  • 志望企業にかかわる実体験をふまえる

志望動機が抽象的でどの企業にでも言えるようなものになってしまうと、志望度の高さが伝わりにくくなります。説得力が薄れることも考えられるので、改めて内容を見返してみてくださいね。

志望動機でいかに意欲をアピールできるかが面接での明暗を分けます。面接官に響く志望動機作成のコツや例文をこちらの記事で紹介しているので、参考にしながら徹底した対策をして面接に挑んでくださいね。

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④自己PR:企業にマッチした強みをアピールできていたか考える

自己PRの際に落とされるサインが出たように感じたときは、企業にマッチした強みがアピールできていたかどうかを改めて考えてみてください。

たとえば企業で活躍できるのが「自ら意見を発信し行動できる人材」と明記されているにもかかわらず、自己PRで「周囲の様子を見ながら適切な判断ができます」と伝えてしまうと、その企業にはマッチしていないと取られかねませんよね。

企業がどのような人材を求めているのか、どのような人が活躍できる社風なのかは事前のリサーチでわかる場合が多いので、改めて確認しあなたの強みが企業にマッチするものかどうかを見てみましょう

企業にマッチした強みをリサーチする方法
  • 企業の採用ページの「求める人材」欄を見る
  • 活躍している社員のインタビュー記事を読む

面接での自己PRはあなたの印象を左右する重要なポイントです。面接官に好印象を残すコツをこちらの記事で詳しく解説しているので、対策に役立ててください。

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⑤ガクチカ:企業に活かせるスキルに言及できていたか考える

落とされるサインに気づいたのがガクチカを伝えたときだった場合は、ガクチカをとおして企業で活躍できるアピールがしっかりできていたかを確認してみましょう。

ガクチカはただ学生時代に何を頑張ったかを伝えるだけでなく、その経験から何を学び、何を得て、企業に入社後どのように活かせるかまで伝えることが大切です

「〇〇を頑張りました!」で終わってしまっては、企業側からも「そこから何を得たんだろう」「質問の意図が理解できていないのかも」と疑問に思われてしまう可能性がありますよ。

とはいえどうすれば企業に魅力が伝わるガクチカになるのかがわからない……という人もいますよね。まずはこちらの記事を参考にガクチカ作成のコツを押さえましょう。

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面接の落とされるサインについてよくある質問に回答!

面接の落とされるサインについて、どのようなものがあるのか、仮にサインに気づいたときにはどうすれば良いのか不安に思う学生もいますよね。そのような学生の疑問にキャリアアドバイザーが回答します。

  • 面接に落とされるサインはどのようなものがありますか?

    面接に落とされるサインとして代表的なのが、面接官の反応が薄い、合否結果がすぐに来ない、予定時間よりもかなりの前倒しで面接が終わるというものです。ただしどれも一概に落とされるサインとは言えず、なかにはサインに該当するものがあったとしても合格をするケースはたくさんあります。あまり気にしすぎないのが良いですよ。

  • 面接に落とされるサインに気がついたときはどうすれば良いですか?

    面接に落とされるサインに面接中に気づいたときは、落ち着いて対処をすることが大切です。特に自信をなくしてそれが表に出てしまわないよう、意識的に背筋を伸ばしたり面接官の目を見て話すのを意識してみてください。また面接終了後はサインが出たタイミングを思い返して対策に活かし、次の選考に活かしましょう。

面接に落とされるサインは過度に気にしない! 着実な対策をして内定をつかもう

面接に落とされるサインがあったとしても、必ずしも不採用とは限りません。不安を感じて選考に集中できなくなってしまうのではなく、極力気にせずに目の前のことに集中して取り組むことが大切です。

とはいえどうしても不安に感じることはあると思うので、落とされるサインが出た瞬間を振り返り対策をブラッシュアップする気持ちを忘れずに挑んでください。繰り返して着実な対策を積み重ねることで、サインが出される機会が減るはずです。自信を持って面接に挑み、内定をつかみましょう。

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記事の編集責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01458)

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