迷ったときこそ
「自分は何がしたいか」
立ち返って考えよう
津田 祥矢 Yoshiya Tsuda
プロフィール
大学卒業後、新卒で銀行入行。働く中で仕事を楽しんでいない人が多くいることに疑問を感じ、キャリア形成に興味を持つ。キャリアに対して幅広いソリューションを提供できるポートに入社し、現在はキャリアアドバイザーとして学生のキャリア形成を支援している。
プロフィール
大学卒業後、新卒で銀行入行。働く中で仕事を楽しんでいない人が多くいることに疑問を感じ、キャリア形成に興味を持つ。キャリアに対して幅広いソリューションを提供できるポートに入社し、現在はキャリアアドバイザーとして学生のキャリア形成を支援している。
危機感を行動に移した学生時代
大学までは怒られない程度に適当に部活や勉強をこなす日々を過ごしていました。しかし大学に入学してみると、周りには部活で甲子園に出たり全国大会に出場している人ばかり。数年後の就職活動を見据えたときに、そのような人たちと就活で戦っても勝てないと、大学一年で危機感を覚えました。
そこで打ち込んだのがアルバイトです。今後社会に出て、活躍できる社会人になるためにはどんな能力が必要かを考えたときに目を付けたのが営業力でした。学生時代は営業力を身に付けるため、アパレル、携帯販売、学生団体の光通信の訪問販売のアルバイトに励みました。
行動量を増やすことが軸の形成につながる
私が就活で意識していたことは、1mmでも企業に興味を持ったらとりあえず説明会に参加するということ。これは現在学生さんにも伝えていることです。
興味があるということは少しでも「良い」と思えた点があったはず。参加してみることでその理由や、逆に懸念点もわかるかもしれません。参加を重ねることでその情報を蓄積でき、その共通点から自分の軸を明確にすることができると思います。
私自身もあえて興味のない業界に参加していました。その結果実際にそこから生まれた懸念点を言語化できたことで軸をはっきりできたこともあります。ぜひ学生さんも説明会に参加して生の声を聞いて判断してほしいです。
就活の原点は「自分は何がしたいのか」
現在の就活市場はナビサイトやエージェントサービス、企業の口コミや評判などがあふれており情報が多すぎると感じています。これは情報を得やすくなったともいえますが、逆に多すぎることで困惑することもあると思います。
しかし迷ったときこそ、他人の悪い評判ではなく自分は何をしたいのか・自分は何を得たいのか、自分の思いに立ち返ってみるべきです。もっとも大切なのは自分できちんと納得した選択をすること。周りの意見に流されては、働くことに責任感や主体性が持てず、また自分の選択を後悔することもあるかもしれません。
そこのお手伝いをするのが私たちキャリアアドバイザーです。第三者目線で、情報や思いの切り分けと整理をし俯瞰的なアドバイスをしていきたいと思っています。
就職活動をするあなたに
就活は今までで一番自分に向き合う期間だと思います。考えて考えて考え抜きながら、自分の将来をイメージしながら、楽しんで自分の未来をつくっていきましょう。
そして今だけ自分に向き合うのではなく、向き合うことを癖づけてほしいです。社会に出てからも何がしたいのか、どのような生活を過ごしたいのか考え続けて、常に自分のいたい場所をアップデートしてほしいです。心から人生を楽しめる社会人になってくださいね。