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サービス・インフラ業界/マーケティング企業内定
聖心女子大学文学部
Sさん
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。
サービス・インフラ業界/マーケティング企業内定
聖心女子大学文学部
Sさん
Sさん(聖心女子大学卒業予定)
人との出会いを通じて楽しみながら就活をしていた。東京在住ながら、地方の就活生が集まる「就活ブートキャンプ」に参加したのが内定先と出会うきっかけに。
今回は内定者Sさんに、就活での取り組みや、キャリアパーク!就職エージェントをどのように活用したのかをお聞きしました。
地方在住の学生が東京で就活する「就活ブートキャンプ」に、東京在住ながら参加したSさん。インターンやOB・OG訪問にも意欲的に取り組みながら、最終的にエージェントで出会った企業に入社を決めました。
「どんな風にキャリアについて考えればいいかわからない」
「就活の不安に打ち勝つ方法を知りたい」
「キャリアパーク!就職エージェントってどんなところ?」
という就活生は、ぜひSさんのキャリアパーク!就職エージェントの活用方法を参考にしてみてください。
▲ネパールをフィールドに社会調査実習をおこなうプロジェクトをスペインの国際学会で発表した。
小中高一貫校で、新しい自分を作るというよりは今までの自分を蓄積していくコミュニティにいました。その中で大学は自分の中でもターニングポイントで、関わる人や人数も増えて新しい自分を生み出しやすい環境だったと思います。学内では文化祭の実行委員をしていました。チャリティ系の部署で渉外を担当していました。就活でも交渉力やコミュニケーション力を強みにしていました。
会社説明会に足を運んだりインターンに応募したりしていました。特にOB・OG訪問に力を入れて活動していました。サマーインターンが終わるタイミングで、本選考のお誘いをいただいた企業もありました。
就活ブートキャンプ(※)がきっかけです。私は東京の実家で暮らしているのですが、就活をする中で地方生の就活ってとても難しそうだと感じ、どうやって就活をしているんだろう? という疑問が湧きました。
そこで、地方の就活生が集まっている場所に行くのが手っ取り早いなと思ってブートキャンプに参加しました。自分が個人的に持っていた企業もあったので、ブートキャンプで紹介していただいた企業も並行して受けに行っていました。
※就活ブートキャンプ
地方在住の就活生のために宿泊無料で利用できる東京のシェアハウスサービス
私は軸という言い方が好きじゃなくて。選考で「自分の軸を知ってください」と言われると「軸という言い方は本質的ではないと思うんです」って切り込んでいってたくらいです(笑)でも、ブートキャンプを通じて「軸」という言い方を素直にできるようになったんです。
他の就活生の就活を間近で見ることができたことが大きかったです。人生において変わらない軸を聞きたいわけではなくて、その人の価値観を聞くための材料として質問しているんだと思いました。軸という言葉はいまだに好きではないんですけど、本気で就活に取り組んでいる就活生と一緒に軸について考えることで、その言葉の定義を話したいわけじゃないんだと気づくことができました。
「他業界に接することができる」「若手の裁量権がある」「自分の市場価値を高めることができる」「自分が素直でいれる環境」の4つを重視していました。最初から決まっていたわけではなくて、後半にかけて固まっていきました。
▲京都でのインターン。「京町家をいかに再活用するか」というワークで町歩き。
ブートキャンプを利用したのが、ちょうど業界を変えたいと思っていたタイミングでした。元々志望していたIT業界から広告業界に興味関心が移り変わるタイミングで、企業を紹介していただけたのはメリットだったと思います。
担当キャリアアドバイザーの松山さんから「〇〇企業っぽい」と言われたことがあるんですけど、これは自分では得られなかった視点だったと思います。企業って「うちっぽい」を大事にするじゃないですか。「この子〇〇っぽいな」と言っていただけたのは、就活生では到達できなかった視点だと思います。
IT業界を志望していたのは「かっこいい」みたいな漠然とした理由でした。そんな中、自分が行きたいインターンに落ちてしまって、せっかくだからと思い他の業界も見てみたんです。
メーカーや金融、ディベロッパーなどを見て「IT企業に行こうとしていたけど、今はどんな業界もIT化しようとしているな。これから長いスパンで見るとIT企業というくくりじゃなくなるのかもしれない」と考えたんです。そこから「自分はITを通じて何をしたいんだろう」と思ったのが広告に切り替えたタイミングでした。
まず志望業界であることが大前提でした。その上で、ホームページを見て直感的に決めることが多かったです。私はインテグリティという言葉が好きなんですけど、そうした自分の好きな言葉をホームページに使っている企業に直感的に行っていました。
最終的な決断はそうでしたが、エージェントから紹介していただく企業に関しては「この中から選ばなければいけない」みたいなところが若干あると思うんです。でも、エージェントから紹介していただく企業には限りがあるので「この中ならどこかな」という視点で見ていました。
オンライン選考の連絡がきたり、採用自体が中止になる企業があったりしました。ただ、Web選考に関しては、わりとポジティブな気持ちでいました。企業についてまとめたレジュメやふせんを面接中に見える場所に置いてカンペにしてました。また、面接官の方が話している内容をメモして次の面接に活かしていました。私は人の名前を覚えるのがすごく苦手なんですけど、Zoomなら名前も出るのでありがたかったです。
4社受けて、そのうちの2社は最終面接がWeb選考でした。
LINEでやり取りをしてました。就活の終盤はもう一度不安がやってくる時期だと思うのですが、そんな時に「自分はどうしたいのかをまとめた方がいいよ」「内定承諾を迷っている企業のいいポイントとマイナスなポイントをまとめてみたら?」とアドバイスをいただきました。
あとは、キャリアアドバイザーの吉川さんのセミナーを薦められて一度参加しました。後輩の支援をする上で就活の知識が役に立っています。吉川さんに話すぎるとボロが出るというフィードバックをもらいました(笑)
※キャリアアドバイザー吉川のYouTubeチャンネル
就活の“答え”が毎回たった5分でわかるノウハウ動画を配信しています!
自分の5年後の姿が理想に近いと思ったからです。
そうです。私は社会人になって最初の5年間はすごく大事な時期だと思っています。特に女性は色々な選択をしていきたいと思った時に、社会から離れないといけない時期がでてくると思うんです。日本が男女平等じゃないと言うつもりは全くなくて、自分の選択に責任を持って、その選択を可能にする努力をしなければいけないと思っています。そのために最初の5年間のキャリアが大事なんです。
成長業界において市場価値の高い人間でいたいです。「市場価値」は人によって考える意味合いが違うと思うのですが、私は「成長業界においてできることが多い人が市場価値が高い」と考えています。面接でも「5年以内にマネージャーポジションに就きたいです」とお伝えしていました。
大手企業だと、どんなに優秀で仕事をたくさん任せてもらっている人でも、管理職に就くことが難しいですよね。5年以内に管理職につきたい思っているのならば、必然的にベンチャーになってくると思います。
4年目に海外に行けるチャンスがあります。現地採用をしている会社なので、日本からのマネージングポジションとして赴任することになると伺いました。20代後半で海外で人をマネジメントする立場にいるのはすごく希少価値が高いと思い、自分の市場価値を高める可能性のある企業だと感じました。
将来的にやりたいことが変わる可能性もあると思うんですけど、今自分が叶えたいことがあるなら、実現できる可能性のある環境に自分の身を投じることも必要だと思っています。
▲無限にスクロールできるのが便利で、就活中はipadをノートとして使っていた。
ずっと走り続けられるかが不安でした。ベンチャーって頑張り続けないと意味がないというイメージがあって、自分の中で迷いが生じました。そんな状態から内定先に決めた理由に繋がるのが、最終面接でいただいた社長の言葉です。
「これから先仕事をしていく上で走り続けられるか不安です」と率直に話した時に、社長から「1人で頑張り続けられるなら会社にいる必要がない。自分が頑張れない時期に支え合える人とか、苦手なことを高め合える人がいるから会社に入るのだから。頑張り続けられないと不安に思う必要はないんじゃない。頑張れないときは休んだらいいんじゃないかな」と言っていただけて、ここでなら頑張り続けられるなと思いました。
他にも親の意見などで迷うところがあり、内定承諾を2ヶ月待ってもらいました。最終的には悩みって尽きないなと思って「大学生としての残りの時間を自分の選択を正解にする時間に使います」と言って入社を決めました。
後輩にも話してるんですけど、不安とどう生きていくかが自分のメンタルコントロールとして大事になってくると思うんです。不安になっても「ちゃんと考えている証拠だな」と思うことで不安と共存していこうと思っています。
楽しかったです。人脈が広がったし、視野も広がりました。OB・OG訪問で社会人の方とお話しする機会があったり、ブートキャンプやインターンを通じて出会えた友達もいます。今まで小さいコミュニティで育ってきたので、周りの人と似ている部分が多かったと思うんです。
就活で他人と自分を客観的に比較することで自分の強みをより自覚することができたし、違う価値観の人と触れ合うことも楽しかったです。
5年以内に自分の目標であるマネージャーポジションにつきたいと思います。今まで消費者として受け取る側でしかなかったので、供給する側の視点を持てることにわくわくしています。また、5年以内に成果を出せるように、今後も地道に努力していかなければと思っています。
直近のところで言うと、大学生活の残りの時間を最大限楽しみたいです。今しかない学生特権をフル活用したいです(笑)目上の方や会社の偉い方にからお話を聞けるのは何者でもない学生の特権だと思ってますし、美術館や映画館にも行きたいです。社会全体から若者に対する優しい環境があると思うので享受していきたいと思います。
私はOB・OG訪問に力を入れていて、社会人の方にダイレクトにコンタクトをとってお話を伺うアプリを使っていました。今は恩返しの意味を込めて社会人登録をして活動しています。今まで30人くらいの就活生と話してきたのですが、多くの就活生が不安との闘い方に悩んでいるように思います。どんなに優秀な学生さんでも不安ってでてくると思うんです。
大学2年生なら「来年も1年間学生してるんだろう」という未来が見えているけど、大学3年生は2年後の自分がどこで何をしているかわからない状態です。実際に私も不安でした。私は楽観的な人間なんですけど、面接前にお腹が痛くなったり夜中気持ち悪くなったりして、無意識にストレスを感じていたんです。
ストレスに対してやばいと思うんじゃなくて、本気な証拠なんだなって自分を認めることを大事にしていました。自己肯定感を高く持って、自分のことは自分が評価してあげることが就活では大事だと思っています。人から評価されるのはしんどいし、何が評価軸か分からないからこそ不安が募ります。だからこそ、まずは自分が自分を評価してあげることが大事だと思います。
大事だと思います。就活って圧倒的にアウトプットの時期だと思うんです。大学生がインプットの時期だとしたら一気にアウトプットしなきゃいけないフェーズにいるのに、どうすればいいかわからない就活生って多いと思います。
「就活の情報をインプットしなきゃ」と思って情報に押し潰される人もいるかもしれません。でも、就活では今までやってきたことを出していくことが大事なので、アウトプットの面で人に相談することは大事だと思います。
Sさんのキャリアパーク!就職エージェントの活用法は次の2つです。
①就活ブートキャンプに参加して他の就活生と考えを共有できた
②アウトプットの場としてアドバイザーに相談することができた
自分のなりたい姿を5年後のキャリアに落とし込み、目標を達成できる可能性が高い企業に入社を決めたSさん。
インタビュー冒頭で、大学は自分の新たなターニングポイントだったと話してくれました。地方生の就活を支援する就活ブートキャンプへ参加することで、東京在住の自分とは違う就活の進め方や考え方に触れたと言います。Sさんが個人で取り組んだインターンやOB・OG訪問などの活動も含めて、就活も人生における大きなターニングポイントになったのかもしれません。
ブートキャンプでは、担当のアドバイザーである松山さんから社会人視点でのアドバイスをもらったと話してくれました。就活では客観的に自分を見る必要がありますが、そのためには人との関わりが重要になってきます。SさんはOB・OG訪問やインターン、そして就活ブートキャンプに参加することで「自分」を客観的に見ることができたのだと感じました。
Sさん改めて内定おめでとうございます。Sさんの入社後のご活躍を編集部一同応援しています!
※情報はインタビュー当時のものです。
キャリアアドバイザーコメント
松山 大樹
Sさんは、僕が過去4,000人近く会ってきた中でも、とても印象に残っている学生です。「強さ」と「優しさ」のバランスがよく人間性が非常に高いと感じました。多様な価値観の中で育ち、誰にでも寄り添える性格です。インタビューの中で「アウトプット」が大事だと本人が述べていますが「インプット」の量も彼女はTOPクラスでした。口を開けば、経験と知識が止まらない印象です(笑)。
本当に“今”を生きている子でした! Sさんは、これからも理想を高く掲げストイックに進んでいくと思います。これからもマルチに活躍をしていって、世界を少しでも良い方向に導くリーダーとなって下さい。心の底から期待しているよ。