面談のなかで出会った
「新しい自分」と
「本当の志望先」
人材業界/総合職内定
早稲田大学文学部
Uさん
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。
人材業界/総合職内定
早稲田大学文学部
Uさん
Uさん(早稲田大学文学部)
最終面接で行き詰まることが多く、一人では進められそうにないと思いエージェントに登録した
「エージェントに登録して、初めて心の底から入社したいと思える企業を見つけることができました」
そう話すのは、早稲田大学文学部に在学中のUさんです。Uさんは大学3年生の8月に就活を開始した後、本命企業からの内定に一歩届かない状態で悩んでいました。「手応えがあった企業から内定がもらえない」「自分が本当に行きたい企業がわからない」。そのような悩みを抱え、入社する一社を決められないまま4年の夏を迎えたのがエージェント利用のきっかけです。
この記事では、キャリアパーク!就職エージェントに登録して、本当に入社したいと思える一社を見つけ、内定獲得を果たしたUさんに、エージェントの活用法や第一志望の企業から内定をもらうコツについて聞きました。
初めは大手志向でした。みんなが知っている企業のほうが親も安心するだろうし、友達にも胸を張って言えると思い、とりあえず聞いたことのある企業に応募している状態でしたね。
志望業界なども特には決めていませんでした。社会人になるうえでも「こんな社会人になりたい」という希望を抱くよりは、安定しているか、働きやすい企業かといったことに重きを置いて就活をしていました。「仕事は仕事。楽しむものではない」。そのような思いが強かったですね。
とはいえ、どうせ就職するなら働きやすいと思える環境が良いとは思っていたので、そこで働いている社員の方や職場の雰囲気、勤務地は見ていました。
そうですね。姉から「就活は早く始めたほうが良い」と聞いていたので、3年生の8月頃からインターンに参加して、早期選考を受けていました。
先輩から「大手企業のインターンは基本的に受からない」と言われていた通り、かなり狭き門だとは感じました。ただ、そのなかでもインターンに受かり早期選考に進むことができた企業はあったので、「このまま受かってこの企業に入社するんだろうな」と考えたこともありましたね。
この認識が甘いということには、当時は気づきませんでした。友達はほとんど院に進む選択をしていたので就活の温度感もわからず、自己分析もせずに選考に臨んでいたほどです。対策は基本的に自己流で、面接対策などに力を入れていました。企業ごとに想定質問を50個ほど書き出して、回答を考えるといった方法です。
面接そのものへの苦手意識はあまりありませんでした。実際に何社か内定もいただいて、最終面接まで進む企業もいくつかありました。
内定をもらえるかどうかで言ったら、順調かもしれません。ただ、本命企業への練習として受けていたところもあったので、内定をもらったとしても「この企業に決めよう!」とはなりませんでした。
働きたいなと思える企業はいくつかあったのですが落ちてしまい、そうこうしているうちに4年生の6月になってしまったのです。
当時は、最終面接までは進むもののなかなか内定につながらないことに悩んでいました。手応えがあったと感じたところからも不採用通知が届き、自分と企業の認識にズレがあるのだと理解しました。自分一人ではどうにもできない。そう気づいたのが、エージェントを使ってみようと思い立ったきっかけです。
第一に「すごく優しいな」と思いました。当時は就活がうまくいかなくてかなり気持ちが沈んでいたので、誰かと話し、胸の内を吐き出したり励ましてもらったりするだけでも、かなり心が救われたように思います。
あとは、連絡がすごくまめなことに驚きましたね。毎日頻繁に連絡をくれて、返信も早かったです。まさに一対一で、付きっきりでサポートをしてもらっているような感覚でした。
「こんなにも自分のことに一生懸命になってくれる人がいるのだから、頑張ろう」。就活へ向けて、そう気持ちを新たにすることができました。
私は自己分析をまったくしていなかったので、まずはそこから始めました。といってもツールを使って診断していくというよりは、ごく自然な会話のなかで高校、大学時代を振り返り、「じゃあこういうことを重視するんじゃない?」とアドバイザーさんに言われるといった流れです。話しているうちに、自然と自己分析が完了していくようなイメージですね。
そのように自己分析を進めていき、気がついたら就活の軸なども決まっていました。就活を始めた当時は、自分のなかに一本の芯となるような軸はなく、選考の度に企業に合わせてそれらしい軸を設定していたので、「自分って仕事にこんなこだわりを持っていたんだ」と初めて気がつきました。
自分が持っている軸を言語化したことで、選択肢がグッと広がったように感じます。何より、大手にこだわる必要はないのだと気づけたのは大きかったです。
アドバイザーさんと話すなかで明らかになった軸は、「多くの人に影響を与えたい」「チームで働きながら切磋琢磨していきたい」「社員を大切にする企業で働きたい」の3つです。これらの軸と大学4年間の塾講師のアルバイトの経験から人材業界を提案してもらい、そこを志望企業としました。
実は人材業界を知ったのもこのときが初めてで、エージェントを利用しなかったら出会うことのなかった業界だったと思います。
結果としてベンチャー企業を志望することとなりましたが、私が就活当初からずっと抱いていた「将来性があり、ある程度企業規模が大きくて安心感が持てる」という希望も同時にかなえられる環境だったこともあり、初めて心の底から入社したいと思える企業に出会うことができました。
とにかくたくさんの人と面接の練習をしました。多いときは、1日に2人と練習をすることもありましたね。
面接の練習をするなかで、アドバイザーさんに「話し方が柔らかすぎるから、もっと熱意を持って話していることが伝わるようにしたほうが良い」と言われたのが印象的です。面接練習でもこの点は最も意識していて、普段の5倍くらいは明るく話す意識をしていました(笑)。
今振り返っても、面接練習はかなりやり込んだと思います。アドバイザーさんにも多くの時間を割いてもらい、まさに二人三脚で歩んでいるという実感が持てました。おかげで、無事に第一志望の企業から内定を得ることができました。
やはり、「ここで働きたい」と強く思える企業に出会えたことが大きかったと思います。これまでのように「企業に合わせた就活」をしていても、いずれは自分の中の芯がないことが伝わってしまっていたのではないでしょうか。
自己分析をして自分に向いていること、得意なこと、やりたいことを分析し、本当の意味で自分に「合っている」と言える企業を見つけられたからこそ、根拠を持って企業に熱意を伝えられたのが内定獲得のカギだと思っています。
また、励まし、支えてくれる人の存在も大きいと思いますね。担当してくださったアドバイザーさんはもちろん、面接指導をしてくださった方など、たくさんの人の力を借りて内定を勝ち取ることができました。
就活をするうえでは、給料や企業のブランド力を基準に志望先を決めたいと感じる人も多いと思います。
もちろんその価値観を持つことは間違いではありませんが、本当に入社したいと思える企業を探すなら、自分ととことん向き合い、自分の気持ちに素直になった就活をするのがおすすめです。
企業ではなく、自分を見る。その意識を忘れず、自分の気持ちに従って見つけた企業が、皆さんにとっての「本当に良い企業」だと思います。
キャリアアドバイザーコメント
上村 京久
Uさんに初めて会ったのは7月。内定が1社もなくどうしよう……という状態で来てくれました。Uさん曰く、「最終面接まで進んでもそこで落ちてしまい、原因がわからない」とのこと。話を深ぼってみるとどんな仕事をしたいなどはなく、とにかく条件で就活をしている状態でした。
私自身どんな学生さんにも、“生き生きと働ける場所”はあると考えているため、Uさんにもそれを見つけてほしい一心で初回の面談をしたのを覚えています。
初回の面談ではUさんの過去の経験をいろいろうかがい、それにともなって合う企業をピックアップしました。それ以降はまずは多くの企業を見てもらい、自分自身が良いなと思った点、逆にここは譲れないなという点を言語化していくことを一緒におこないました。
最終的には志望企業を1社に決めることができ、選考合格に向けて私だけではなく他アドバイザーとも必死に合格まで対策をおこない、無事内定を取ることができました。
Uさんは、最初のスタートダッシュを明確にすることで、自己理解も深まり就活に意欲的になってくれました。前向きに頑張ってくれるUさんを見て、私も全力で内定を出してあげたい! と強く思いました。第一志望の企業に内定をもらえたときは私もすごくうれしかったです!
就活の本質である「自分が楽しく働ける場所を見つける」という部分に気づき、それが実現可能な企業に入社を決めたUさんを、私もすごく誇らしく思います。今度はご自身が体現した就活のプロセスをユーザーに対して正しく実践し、支援をしていってほしいなと思います。