密なサポートで内定に!
アドバイザーは最強の味方

観光業界/総合職内定
城西国際大学観光学部
Kさん

Kさん(城西国際大学観光学部)

余裕を持って自分のやりたいことを見極めたいと思い、3年生の秋にエージェントに登録した

今回お話をうかがったのは、城西国際大学の観光学部に通うKさんです。Kさんの内定先は、観光業界の企業の総合職。大学での学びが活かせるうえにKさんの明るい人柄にもぴったりで、本当に希望に沿う未来を手にできたんだな、という印象を受けます。

しかし、ここに至るまでには紆余曲折があったそうです。大学3年生の秋という早期に就職活動をはじめたKさん。「まず何から手をつければ良いのかがわからない」と、頼ったのがキャリアパーク!就職エージェントでした。そして、「納得のいく形で就活を終わらせられたのはアドバイザーがいてくれたから」と話してくれました。

インタビュー中、Kさんの口から飛び出したのは「本当に自分がやりたいことを見つけられた」という言葉。アドバイザーと一緒におこなった自己分析、面談、そのやりとりを振り返りつつ、Kさんがやりたいことを見つけるまで、アドバイザーと伴走したロードマップを辿っていこうと思います。

ゆっくりと時間をかけて「やりたいこと」を見極めたい

3年生の秋に就活をスタートしたと聞きました。周囲と比べて早かったですよね?

そうですね。私は観光学部の学生なので、同級生だと航空業界やホテル業界に進む人が多いです。そういう業界だと、4年生に上がる直前の3月に本選考がスタートする傾向があるので、周囲と比べてもかなり早いスタートでした。

真剣に将来のことを考えはじめる時期に差し掛かって、「自分のやりたいことって簡単にはわからないだろうな」という直感がありました。なにが得意でなにが苦手なのか、具体的にどういう仕事をしたいのか、そういうこともわからない。だったら、時間をかけて自分のことを知ろう、心からしっくりくる仕事を見つけよう、と思いました。

それで就活をはじめたのが、3年生の11月上旬です。でも、周囲で就活をはじめている人はいなかったし、気軽に相談できる人もいなくて困りました。それで、なにから手をつければ良いかわからなくて、検索して一番上に表示されたエージェントに登録したんですよね(笑)。

それが弊社のサービスだったのですね(笑)。どんなことから着手したんですか? 

まずは、今後の就活の方向性を決めることからでした。どんなに遅くても4年生の夏休み前には就職活動を終えるという目標を立てて、興味があることや自分の性格、やりたいと思っていることを初回面談でつらつらと話しました。

これまでのアルバイトの経験や大学で学んでいることなどいろいろと話しているうちに、「人をサポートしたり、貢献できる仕事がしたい」という一つの軸が浮かび上がってきました。人とお話しするのも好きだったので、それなら業界にはこだわらずに営業職で探してみよう、とアドバイザーと方向性を決めました。

それで営業職に絞って、説明会に参加したり面接を受けたりしながら就活を進めていました。その間もアドバイザーにはお世話になっていて、週1以上の面談は欠かしていません。説明会の後に意見交換会をしたり、面接前には事前対策があったりと真摯にサポートをしてもらって、内定をいただいた企業もあります。

それだけ聞くと、もしかしたら順風満帆に見えるかもしれません。でも、そこでふと立ち止まる機会がありました。お正月に入ってゆっくりと考える時間ができて、「本当にこれで良いのかな?」と思ったのです。

どの企業にも良いところがあるけれど、最後の決め手がない。そんな思いをアドバイザーに話しました。「それなら、4年間学んできたことを活かす、という視点で、観光業界の企業も見てみたら?」とアドバイスをもらって、一気に就活の方向性が変わっていったのです。

「やっぱり観光だ」。“原点回帰”のきっかけ

そもそも、最初から観光業界に行きたいとは思わなかったんですか? 

最初はちょっと避けていた節もあります(笑)。大学生活でしっかりと学んだ結果、「観光」というテーマには力を注ぎきったような感覚がありました。

そもそも、ずっと旅行が好きで、高校生のころに「ツアーコンダクター」という仕事に就きたいと思ったのが、観光業界に興味を持ったきっかけです。そこで、観光について学べる大学を選びました。

入学した城西国際大学には、1年間ホテルに住み込みで働きながら大学の授業も受けられる「ホテル奨学生制度」というプログラムがあり、実際に参加しました。英語や日本語だけでなく、さらに語学力を上げてかかわれる範囲を増やしたいと思い、台湾に留学して中国語を学んだ経験もあります。

自分が興味を持っていることや、好きなことを学んでいる時間は本当に楽しかったです。だからこそ、大学時代の学びを通して見つけた自分の強みを活かして、次のステージに行きたいと思っていました。

▲台湾でのバレーボール大会の様子。積極的に現地交流して中国語を学ぶ

お正月の面談の後、アドバイザーに観光業界の企業を紹介してもらいました。それで説明会に参加した企業が、春からの就職先です。

やっと心からしっくりくる企業に出会うことができたのですね。

そうなんです。その企業は、本社で対面の説明会をおこなっていて。実際に企業に赴いて、社員の方と交流しながら話を聞いて感じていたのは、ワクワクとした気持ちです。「やっぱり私は観光に興味があるんだな」「観光に向いてるんだな」と思いました。

そして、これは対面形式だからこそわかったことですが、社員の方々がみんな明るい。そんな社風にもすごく好感を持ちました。

企業そのものにも好感を持ったし、自分の適性にもあらためて気づいたのですね。

やっぱり観光が好きなんだなと思いました。それに、この企業に入った後の数年先の将来像まで具体的に考えられたのも大きかったです。先輩社員が入社2~3年目で営業所の所長を務めていることを知り、自分もそのルートで活躍できるのではないかと思いました。

営業所で勤務した後は本社に異動し、本社で営業部のECサイトに携わりたいと思っています。そこでは、お客さまから依頼をいただいてツアーを組んでいく、という仕事を担当できます。これまで学んできた知識や経験も活用できるし、高校生の頃に憧れていたツアーコンダクターという仕事に近づくことができると思っています。

▲ゼミで成田山新勝寺にて英語ガイドをおこなう

アドバイザーと歩んだ内定までのロードマップ

それで、選考はどのように進んでいったのでしょうか。

「ここだ!」と思ったので、今すぐ選考に挑みたいと思いました(笑)。アドバイザーがあらかじめ企業に「スピード感早く進めたいようです」と伝えてくれていたので、企業側もそれに応えてくれて。説明会のすぐ後に、筆記試験と一次面接をしてもらいました。

そのスピード感だと選考までの準備が大変そうですね……。

たしかにスピード感は早いのですが、面接当日はそこまで緊張せず、自信を持って臨むことができました。一次面接は、私について深掘りされる質問が多かったのですが、秋からアドバイザーと二人三脚で対策を重ねてきたので、準備はばっちりだったんです。

それまで、面接対策に加えて、週2~3回のペースで自己分析を手伝ってもらっていました。私がなにか自分のエピソードを話すと、アドバイザーが「それってつまりこういうこと?」と返してくれて、「たしかにそうだな」と自分のことがだんだんとわかるようになってきたのです。性格だけでなく、得意や苦手まで細かく分析してもらえたのも助かりました。

就職活動をはじめたばかりの頃は、面接を受けても自分のことをうまく話せなくて落ち込むことが多かったです。「自分の良さをなかなかアピールできない」、それが苦しくて、もうやめたいなと思うこともありました。言いたいことをなかなか言語化できない時期は本当に悔しかったですが、そんな苦手意識も払拭できました。

いつの間にか言語化が得意になっていたのですね。面接では具体的にどういう質問をされたのでしょうか。

今でも覚えているのは、「あなたをたとえるならなに?」という質問です。こういう特徴的な質問を突然されると面食らうと思うのですが、これも対策ばっちりでした。

自分一人では、こういう質問まで想定して網羅的に対策するのは難しかったと思います。当日しっかり答えることができたのは、アドバイザーが事前に渡してくれた対策資料に頻出質問として記載があったおかげ。この資料は、過去に学生が同じ企業の面接を受けたときにされた質問がまとまっているもので、実際に資料にある質問が出てきたときは「おお!」と驚きました(笑)。

時間をかけて入念に対策をしたからこそ、順調に進んだんですね。

そうですね。一次面接の次が最終面接で、最後までスムーズに違和感なく進み、無事内定をもらうことができました。今思うと、3年生の秋と早めに取り組んだからこその結果だなとも感じていて。

時間的に余裕があったからこそしっかり対策できたし、自分の心の違和感の芽に気づいて、そこから軌道修正もできた。さらにそれを後押ししてくれるアドバイザーがいたからこそ、自信を持って選択できたんだと思います。

電話越しに「すごいじゃん!」と弾む声。喜びが2倍になった

アドバイザーとの間に築いた信頼関係が伝わってきますね。どのように内定を報告したんですか。

LINEで報告したら、それはもう自分のことのように喜んでくれました。一次面接、二次面接とこれまでも選考を進めるたびにすぐ報告していて、「内定をもらった」とLINEで連絡を入れたらすぐ電話をしてくれました。電話越しの「すごいじゃん!」といううれしそうな声は今でも記憶に残っています。

一緒にここまで頑張ってこれて良かった、アドバイザーのおかげだな、と感じています。親にも観光を学ぶための学費を払った甲斐があったよといわれたり(笑)、友だちもみんな喜んでくれたのがうれしかったですね。

その光景が目に浮かぶようです。アドバイザーも心から喜んでいたはずです。

そうですね。おかげで喜びが2倍になりました。自分が本当にやりたいと思っていることに気づかせてくれたのも、心から「ここで働きたい!」と思う企業に出会わせてくれたのも、アドバイザーです。

今思うと、最初の頃に面接でうまくアピールできなかったのは、「この企業に行きたい」という気持ちに確信が持てなかったからだと思います。企業の良い部分は見えているけど、自分が働くイメージがつかめない。だからこそその企業にどうしても行きたいとは思えなくて、企業への思いを言語化するのが難しかった部分もあると思います。

それを考えると、心から入りたいと思う企業に出会わせてくれたアドバイザーには本当に感謝しています。存在として本当に大きかったし、一人でやらなくて良かった。アドバイザーのおかげで、後悔のない選択ができたと思っています。

キャリアアドバイザーコメント

持田 伊織

自分の魅力を活かせる仕事に導きます

はじめてお会いしたのは、Kさんが大学3年生の秋です。そのときにはすでにご自身で就活を進められていましたが、さらに幅広く、たくさんの企業を知りたいとのことでご登録いただきました。

学生時代にはお客さまと直接かかわるアルバイトを多く経験していたKさん。留学や学園祭の実行委員にも挑戦するなど、好奇心旺盛で、行動力に満ち溢れた明るい学生さんという印象でした。

Kさんは「社会に貢献したい」「人のためになることがしたい」という思いがとても強く、就職活動をサポートさせていただくことになった当初は、医療や福祉業界の営業職への志望度が高い状態。しかし、一緒に就職活動を進めていくなかで、少し思うところがある様子が見受けられました。そこで、「本当にやりたいことって何だろう?」「社会に対して与えたい価値って何だろう?」「何が強みを一番活かせそうか?」と一緒に振り返る機会を設けたんです。

振り返りをして、出てきた思いを整理をした結果、「やっぱり、大学で学んできた『観光』にかかわる仕事がしたい!」という答えにたどり着きました。その時点ですでに志望度の高い企業に複数内定をいただいており、そのほかの企業の最終面接も控えている段階だったので、改めて「観光にかかわる」を軸に就活を再スタートした形になります。

自分と向き合って本当にやりたいことを見つけた──それだけでも素晴らしいのに、最終的には、観光業界で一番行きたいと思える企業にスムーズに内定をいただくことができました。Kさんの素敵なところを企業にも認めていただいたことが、私自身もすごくうれしかったです!

Kさんは企業説明会、面接対策、自己分析、すべてにおいて真剣に向き合っていましたね。粘り強く継続したからこそ勝ち取った内定だったと、私自身も誇りに思います。

仕事で社会や多くの人に貢献をしたいという強い気持ちと、人に元気を還元できるくらいの明るさ。これがKさんの大きな魅力的です。仕事に前向きに取り組む社会人の一人として、これからの日本のワクワクをたくさん作っていってほしいです!

そして何よりも、Kさんご自身が一番楽しく働き、活躍できるよう、心から応援しています。