大学生活と希望の内定先。
特化型対策で両方かなえた
エージェントとの歩み
商社業界/サービス・企画職内定
日本大学商学部
Sさん
キャリアパーク就職エージェントは、東京証券取引所グロース市場に上場しているポート株式会社(証券コード:7047)が運営しているサービスです。
商社業界/サービス・企画職内定
日本大学商学部
Sさん
Sさん(日本大学商学部)
サークル活動を終えた3年の12月から就活を開始。もっと視野を広げていろいろな企業を見てみたいと思い、エージェントに登録
充実した大学生活も理想の就職先も、どちらも譲りたくなかった。そのように語るSさんは、サークル活動を終えた大学3年の冬から就活を始めました。
就活の早期化が進むなかで、出遅れ気味のスタートとなり、焦りを感じていたSさん。たくさんの企業のなかから応募先を探すものの、見れば見るほど不安は募るばかりでした。
「応募したいと思える企業がない」「自分の狭い視野だけで将来を決めて良いのだろうか……」そんな不安を抱え手探りな状態にあったときに出会ったのが、キャリアパーク就職エージェントです。
担当アドバイザーや企業に特化した専門アドバイザーと二人三脚で就職活動を進め、企画職という真にやりたい仕事の内定を獲得できたSさん。そんなSさんがキャリアパーク就職エージェントを通してどのように就職活動を進め、どのように理想の未来を手に入れたのか、詳しく話を聞いてみました。
所属していたダンスサークルをやり切ってから取り組みたいと思っていました。かなり忙しいサークルで、しかも副代表として大規模な公演の運営に携わっていたので、正直就職活動に割ける時間は多くなかったんです。
また、大学生活も楽しみたかったので、できれば4年の4月までに就活を終わらせたいなとも考えていました。
就職先の希望としては、大手にはこだわりはなく、自分のやりたいことができる企業でなおかつブラック企業ではないところに入りたいと思っていましたね。とはいえ、何か明確にやりたいことがあった訳でもなく……。矛盾した気持ちを抱えていたと思います。
3年の冬ごろです。周りの人と比べると、やや遅かったと思います。まずは就活サイトをなんとなく見て気になる企業を探す、といったやり方で就活を始めていきました。今思うとかなり手探り状態でしたね。
膨大な数の企業を見ましたが、心の底から受けたいと思える企業は多くありませんでした。唯一受けたいと思えた企業は、好きなアニメグッズの制作にかかわる企業の企画職。とりあえずエントリーしてみたは良いものの、それ以外でどんな企業に応募したら良いのかまったくわかりません。
自分なりに必死に調べるのですが、どれだけ情報収集しても「もっと見るべき企業があるんじゃないか」「このまま決めて後悔しないかな」という不安な気持ちを振り払うことができませんでした。
そんなときに大学の友人に教えてもらったのが、キャリアパーク就職エージェントだったのです。
まずは自分が今までやってきたことをお話しすることから始めました。最初に話したのは、中高一貫校で塾に通っていた経験や、サークルで副代表として活動していたときの経験です。
話をするうちに、アドバイザーさんが「今まで人の上に立つ経験を多くしてきたんですね。それは強みだと思いますよ」「つまり、人の笑顔を直接見ることに喜びを感じるタイプなんですね」などと話を掘り下げてくださり、いつの間にか自己分析が深まっていました。
ここで改めて「企画が好き」ということがわかり、ますます企画職への熱量が増したのです。とはいえ、企画職への内定は新卒にはかなり狭き門。企画職を中心に応募しつつも、ほかにも自分にマッチしそうな職種も受けておきたいと考えていました。
面談でそのように伝えたところ、私の特徴に合わせてアドバイザーさんが営業や販売など今まで見たことのなかった職種を紹介してくれて、さまざまな企業の面接を受けることに。幅広い企業を受けてみたことで、「こんな理念が良いな」「こういう雰囲気は合わないな」といった自分が大切にしたいこと、良いと思うポイントがだんだんはっきりとわかるようになりました。いわゆる就活の軸ですね。これを明確にできたことは、私の就職活動において非常に大きな財産だったと思います。
企画職はそもそも募集自体が少なかったので、確実に合格できるよう、とにかく入念に練習を重ねてから本番に挑むようにしていました。最初のほうは緊張でガチガチ、うまく喋ることができないといった状態だったこともあり、たくさん面接経験を積むことを心掛けていましたね。
回数を重ねるうち、だんだん緊張せずに話ができるようになってきました。結論を先に伝えること、簡潔さを心掛けることなどのいわゆる「わかりやすい話し方」はここで身に付けることができたと思います。
また、最初に話を聞いてくれたアドバイザーさんだけではなく、受ける企業ごとに専門のアドバイザーさんがいて、企業に特化した対策もしてくれました。この企業はこういう質問をされやすい、こういうポイントに気をつけたほうが良い、という具体的なことまで教えてもらえたので、とても心強かったです。最終的に、最初のアドバイザーさんのほかに3人もの専門アドバイザーさんに面談してもらっていました。
なかでも印象的だったのは、「相手の頭のなかで絵を描けるような表現にして伝えたほうが良い」という言葉。私はエピソードを伝えるとき抽象的な言葉で説明してしまうことが多かったのですが、それからは当時の雰囲気や状況など、より具体的に説明するように心掛けてみました。
その甲斐あって話が伝わりやすくなったのか、以前より面接官からの反応も良くなったように思います。一人で練習していたら絶対に気づけなかった部分だったので、とてもありがたいなと思いましたね。
入社後、比較的早い段階で販売と企画に挑戦できる企業に就職を決めました。内定を頂いたのは4年の3月と就職活動を終えるには少し早めでしたが、この先どんな企業に合格したとしても、結局はこの企業に落ち着くだろうなと思えたのです。自分の中で納得感があったというか。だからその時点で就活は終了しました。
いわゆる大企業だと、どうしても最初から企画、というわけにはいかない場合が多いです。最初は下積みを何年かやり、そこから企画職へ……という感じで、希望する仕事に携われるようになるには道のりが長い。
もちろんそうした時期に身に付くことも多いというのはわかっていましたが、私は一刻も早く企画を経験してみたかったのです。内定先は、若いうちからすぐやりたい企画を経験できる。結果として自分の希望にぴったりの企業に内定を頂けたことは、本当にうれしかったですね。
どんどんキャリアアップしていきたいタイプなので、まず店長を目指していきたいです。自分が企画した商品を世に出すということも経験したいですね。また、将来的には自分の商品を地元で売ることもできたらと思っています。
時代的に、就活の開始時期はどんどん早まってきています。でも、必ずしも早く始めることが正義とは私は思いません。コツコツ対策するほうが良いタイプ、私のように短期集中のほうが良いタイプなど、人には適性や向き不向きがありますよね。
3年生の時点でどれだけやりたいことがあるのかということも関係してくるので、自分のタイプに合わせて、就職活動をどのタイミングから始めるのかをしっかり考えたほうが良いと思います。
せっかくの大学生活です。そこまで考えたうえで就職活動を始めたほうが、充実した大学生活を送れるのではないかと思います。頑張ってください!
キャリアアドバイザーコメント
成瀬 遼
Sさんからは、「商品企画に携われる企業を紹介してほしい」とご相談をいただいていました。 商品企画職への関心がとても高く、「自分のアイデアで新しい商品を世の中に届けたい」という強い想いを持って就職活動に取り組まれていました。
一方で、商品企画の求人は数が限られており、選考の難易度も高いため、「自分に合った企業がほかにもあるのでは」と悩んでいたSさん。商品企画に携わるために必要なスキルや視点を一緒に整理しながら、将来的に商品企画にかかわれるチャンスのある企業や、若手のうちから裁量を持ってアイデアを形にできる企業などをご紹介していきました。 説明会にも積極的に参加され、参加後すぐに感想を共有してくれたので、次の選考への対策もスムーズに進めることができました。
最終的に内定を承諾された企業に対しては、「この会社で扱う商品の魅力をもっと多くの人に届けられるような企画を考えていきたい」とお話しされていて、その前向きな姿勢がとても印象的でした。
Sさんの明るさ、発想力、そして粘り強さを、ぜひこれからのキャリアで存分に発揮し、自分のアイデアで世の中を動かす存在になっていってほしいと心から思います。