「今の自分」だからこその
サポートで得た
期待を超える出会い

サービス業界/営業職内定
東海大学文学部
Oさん

Oさん

Oさん(東海大学文学部)

3年生の1月から就活をスタート。将来的な起業に向けて経験を積むうえでベストな企業を最短で見つけるためエージェントに登録

東海大学の文学部に通うOさんは、学生にして起業を経験している謂わば学生起業家。当初は就活を考えていなかったものの、ある企業のインターンシップに参加したのをきっかけに「自分の会社を大きくしたいなら、このままではだめだ」と一念発起し就活をする決意をしました。

「就職するなら将来の起業を見すえて、自分を高められる環境を」そんな明確なビジョンを抱いていたOさん。希望をかなえられる企業を見つけるなら、プロのサポートが必要だとエージェントに登録しました。とはいえ「就職エージェントはどうしてもビジネスのにおいがするもの」と考えていたそうです。

今回は、そんなOさんがいかにしてエージェントを利用し、自分の希望を実現したのかを聞きました。

起業の糧となる環境に身を置きたい。自分一人では知りえない企業を見つけるためにエージェントを利用

就活はどのようにして始めたのでしょうか?

もともと就活をするつもりはありませんでした。というのも、大学1年生の頃に起業を経験していたので、企業に就職する必要はないと思っていたんですよね。

その考えが一変したのは、ある企業のインターンに参加したのがきっかけです。当時一緒に働いていたメンバーみんなでインターンの選考を受けたのですが、残念ながら通過することはできませんでした。とはいっても選考に通過できなかったのは些細なことで、私の考えを大きく変えたのは選考で得た学びです。

選考を通してその企業の社長から直接お言葉をいただいたのですが、言葉選びから話し方まで非常に魅力的で、シンプルなのに力強く、説得力がありました。もちろんその内容にも強く胸を打たれ、「自分とは視野の広さも思いの強さも全然違う」と実感したのです。

当初はインターンに参加して、事業内容や運営の方法を学べれば、と考えていました。しかし実際に肌で感じたのは、人の前に立つとはどういうことなのか、一つの企業を経営する人間としてどうあるべきか、ということ。今の自分では、ある程度の売り上げを立てられたとしても数億円くらいだと感じたのです。実際に数百億、数千億の売り上げを立てられるようになるには、一度企業に入社して内側から企業について学んでいく必要があると感じました。

そこで、新卒カードを使える今のうちにしっかり売り上げを立てて規模を広げている企業に入社し、学びを得たうえで改めて自分の会社を立ち上げようと決意しました。

インターンへの参加がターニングポイントになったのですね。エージェントを利用しようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか。

もともと一人で就活をしようとは思っていませんでした。その道のプロが存在しているなら、任せたほうが圧倒的に得られるものが大きいですよね。

そもそも就活に対しての知識もほとんどない状態からのスタートだったのと、コンサルティング会社を視野に入れて就活をしていたものの、1月だとほとんど募集が終わっていたというのも大きな理由です。

就活は急ピッチで進めていて、できれば1カ月くらいで終わらせたいと考えていました。そのような状況で世間に何百万とある企業から自分に合うところを見つけるのは簡単ではありません。自分一人では出会えない企業に出会うため、就活に関するノウハウなどを教えてもらうためにも、最初は3社ほどエージェントに登録していました。

Oさんが就活時に着用していたスーツ
▲Oさんが就活時に着用していたスーツ

「手段の一つ」のエージェントが「パートナー」へ。120%の寄り添いが関係性を変えた

エージェントに対しては、もともと前向きな印象を持ってらっしゃったのですか?

特に良い印象があったというわけではありません。あくまでエージェントの利用は手段の一つというくらいでした。

エージェントに対してよく聞くのは、「お金のにおいがして信頼ができない」という評判。私自身も「なぜ希望と全然違う企業を勧めてくるんだろう」「この企業の説明会に参加してほしいんだな」と感じることは確かにありました。

ただ、キャリアパーク就職エージェントのアドバイザーさんからはその雰囲気を感じなかったんですよね。正直最初から期待を持って利用していたわけではなかったのですが、アドバイザーさんと話していてもこちらの希望を第一に優先してくれているのが伝わってきました。

それは紹介される企業だけではなくて、やり取りのなかで感じることも多かったです。たとえば、アドバイザーさんに「就活はテキパキ進めたい。1~2カ月で終えるのが理想」と伝えていたのですが、企業紹介の際に「Oさんに合いそうな企業をピックアップしてきたので見てください。合わないと感じたら言ってください」とコンスタントにたくさんの企業を紹介してもらいました。こちらが「この企業はなし」といえばそれ以上勧められることもなく、スムーズにやり取りができましたね。

希望に寄り添って、まさにパートナーとして伴走してもらっていたのですね。Oさんはアドバイザーに具体的にどのような希望を伝えていたのでしょうか。

大前提となるのは、先ほどお話した通りコンパクトに、無駄なく就活を進めることです。その点ではいつもこちらのテンションやスピード感に合わせてくれている感じがして、希望どおりでした。

あとは「死に物狂いで働ける企業が良い」など、結構細かい要望も伝えていましたね。それこそ、ただ企業のホームページを見たりインターンに参加するだけではわからないようなことまで。アドバイザーさんはそれらの要望すべてに応えようとしてくれていて、「そんなことまでしてくれるんだ」と驚いたこともあります。

就活とは直接関係はないのですが、雑談が楽しかったな、という印象もあります(笑)。その時間で信頼関係も築けましたし、伴走者としてパーフェクトなアドバイザーさんにサポートしてもらうことができたと感じます。周囲に就活で困っている人がいたら、ぜひともこのアドバイザーさんを紹介したい! と思うくらいです。

アドバイザーとの相性も良かったのですね。その後はどのように就活を進めていったのでしょうか。

就活の軸の擦り合わせに関しては、かなり念入りにしていただいたように思います。もともと「圧倒的な成長環境があるところ」「死に物狂いで働けるところ」「業界・業種を絞らずに接点を持てるところ」の3つの軸を持っていたのですが、アドバイザーさんに「それが実現できる企業は結構ある」と言われました。

だとしたら、自分自身の個人的な特性や、人間性の部分と相性が良いということも条件に含めたほうが良いと言われたんですよね。そこで、「Oさんはこういう性格タイプだと思う」「こういう考え方の性質があるから、このような企業とは相性が良いはず」といったことを教えてもらい、それに合った企業を探していきました。自分が知らない自分の一面も、アドバイザーさんに教えてもらいましたね。

Oさんが自分にとってベストな企業を見つけた方法

むしろ面接対策などのほかのところはあまり力を入れていませんでした。「Oさんなら問題ないと思うので」と言っていただいて、本当に自分に合う企業かどうかを選ぶ時間に全振りしたようなイメージです。

得たものは「就職先」以上。就活を最大限に充実させる方法とは

ご自身の就活を振り返ってみて、どのような就活でしたか?

多くの人にとっては少なからず心身の負担になるのが就活だと思うのですが、私にとっては楽しかったですし、学びも多くおもしろかった印象です。

一度自分で起業をした経験があるからかもしれませんが、いろいろな企業の人と会うのは勉強になりました。面接は普段あまり接点を持てない人とかかわる場でもあって、「この役職の人はこういうふうに考えているんだ」「こういう企業にはこういう人間属性の人が多いんだ」といった、企業ごとの色の違いを感じられるのは楽しかったですね。

どちらかといえば褒めていただけることの多い就活だったというのも、楽しいと感じた理由の一つです。なかには「Oさんと働きたい」とまで言ってくださる人もいました。自分自身のバックグラウンドを魅力に思ってくださる人も多く、うれしかったです。

ただ、前向きな出会いが多かったのもアドバイザーさんとの事前対策や、入念なすり合わせのうえで企業を厳選していたことが大きかったように思います。そういった経験をさせてくれたアドバイザーさんには感謝しています。

就活そのものに大きな実りがあったのですね。

そうですね。ただ、万事うまくいったわけではありません。そもそもコンサルティング会社を目指していたときは、学歴で落とされてしまうことが多かったですしね。最終的に内定をもらった企業も、当初の希望と完璧に合致しているかと言えばそうではないです。

就職先に限らず、何にしても自分が望んでいたものを100%かなえられることは少ないと思います。だとしたら、何をあきらめて良いのか、自分が一番に得たいものは何かを明確にする必要があると思うんですよね。

私の場合、3つの就活の軸のうち「圧倒的な成長環境があるところ」「死に物狂いで働けるところ」の2つはかなえられるものの、「業界・業種を絞らずに接点を持てるところ」に関してはあまり実現できなさそうだと感じています。ただそれはあくまで入社時点の話で、入社後の行動によっていくらでも変えられる部分であるはず。結果として、今の自分にベストな選択ができました。

そのように妥協点も探りながら、いかに「自分」にとって良い環境を見つけるかが大切なのだということは、就活を通して学んだことでもあります。

100%希望通りではなかったとしても、自分が最も納得できる企業を見つけることができたのですね。入社後の目標は何ですか?

一言で言うなら、伝説を残すことです(笑)。「この会社には、こんな人が居たんだよ」と後世にも語り継がれるような功績を残したいですね。私が敬愛している経営者もそういう人で、だからこそ突出した評価を得ていると思うので。

何より、そういった大きな功績を残す過程で得たものは、必ず起業の糧になると思っています。必死に働いて誰よりも多くの学びを得て、それを自分の将来に活かしていきたいと思っています。

最後に、これから就活をする就活生へ一言お願いします。

就活は、人生で発生する「選択」のなかでもかなり大きなもので、重大な局面のように思えますよね。だからこそ緊張したり、思い悩んだり、億劫に感じることもあるでしょう。ただ、ここで失敗したとしても次はあるものです。

何かに本気で取り組んでいれば、必ずチャンスは巡ってくる。重要なのは、それをつかめるかどうか。この考えは、私がこれまでの人生を送るなかでもずっと大切にしているものであり、就活という出来事を通して実感したことでもあります。

極論ですが、人生は就活に失敗した程度では終わりません。あまり肩肘張らず、むしろ就活を存分に満喫し、利用して、自分への理解を深める機会だととらえてみても良いのではないでしょうか。皆さんが就活を通し、今の自分にベストな道を見つけられるよう、心から応援しています。

キャリアアドバイザーコメント

津田 祥矢

キャリアを超え、あなたの「人生」に向き合います

Oさんと出会った1月。過去数年キャリアアドバイザーとして支援をしている中で、一番強烈な出会いだったことを覚えています。

「とにかく自分のキャリアを前進させるために、時間も体力も関係なく働きたいです!」

開口一番に聞いた言葉で、企業紹介をするよりもまずはこの人の人生に向き合うことを決めました。企業紹介をやめてでも、初回面談の90分の中で画面の向こうの人の人生を本気で変えようと思って面談をしていました。

Oさんの良いところは、とにかく自分の人生を夢中に走る力。起業経験も豊富なため、自分の夢やビジョンを伝播・実行する力に長けています。その力強さは周りにもポジティブに連鎖し、Oさんのご友人を何名も支援していますが、Oさんのようになりたい、Oさんといつか起業したいなど夢を語る学生様しかいませんでした。

Oさんには、入社した企業で誰よりも濃厚に、実りある経験を積み、最強で最高なビジネスマンになっていただきたいです。「将来、今はないビッグな事業の展開がしたい」という夢に向かって前進するOさんの姿を、テレビなどで眺められる日を心待ちにしています!