5月の就活から大逆転するコツやるべきこと|これから始める人が取るべき行動も解説

この記事のアドバイザー

  • 柴崎 拓也

    大学卒業後人材派遣会社に入社。1年目は新規顧客の開拓を、3~4年目からは拠点の立ち上げに従… 続きを読む

  • 高橋 宙

    体育関係の大学に在学していた関係からアスリートのセカンドキャリア支援を行うベンチャー企業で… 続きを読む

  • 長尾 美慧

    大学卒業後、アミューズメント業界に就職。年間売上高2億円を超える2店舗兼任し、店舗立ち上げ… 続きを読む

コラムの目次

  1. 5月時点で内定なしでも諦めるな! 内定獲得のチャンスはある
  2. 就活における大学4年生の5月はどんな時期?
  3. 春選考の多くの企業はエントリーを締め切っている
  4. 面接が進んでいる学生が多い
  5. すでに7割以上の学生は内定を持っている
  6. 3年生の5月は就活を始める人も多い時期
  7. インターンシップのES提出
  8. 外資系企業のES提出
  9. 就活対策のスタート
  10. 4年生の5月にやるべきこと
  11. 順調に就活を進めている人
  12. これから就活を始める人
  13. 4年生の5月でやってはいけないこと
  14. 順調に就活を進めている人
  15. これから就活を始める人
  16. 焦らなくても大丈夫! 4年生の5月でも内定獲得のチャンスがある3つの理由
  17. ①夏採用・秋採用を実施している企業があるから
  18. ②通年採用をしている企業もあるから
  19. ③就活留年・浪人の選択肢もあるから
  20. 4年生の5月から就活を始める人が採用活動をしている企業の探す方法
  21. ①就活サイトを利用する
  22. ②合同説明会・企業説明会に参加する
  23. ③就活エージェントを利用する
  24. ④TwitterなどのSNSを活用する
  25. ⑤大学のキャリアセンターに相談する
  26. ⑥知名度は高くない優良企業を探す
  27. 内定の時期は関係ない! 入社後に活躍することが大切
  28. 就活のピークの5月でもやるべきことを明確にして就活に臨もう

5月時点で内定なしでも諦めるな! 内定獲得のチャンスはある

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。

「就活をすでに始めているが、大学4年生5月の過ごし方を知りたいです」
「大学4年生の5月からでも就活は間に合いますか?」

周囲には内定を獲得した人も増える状況の中で、自分の就活はこのままで大丈夫なのかと不安になってしまう人もいるでしょう。しかし、5月の時点で内定がなくても諦める必要はありません。内定獲得のチャンスはまだあります。

この記事では、大学4年生の5月の就活でおこなうべきことや注意点について説明します。すでに就活を始めている人もこれから始めるという人も今おこなうべきことが明らかになりますよ。

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就活における大学4年生の5月はどんな時期?


就活生

友達は少しずつ内定をゲットしているのに自分はまだどこからも内定をもらうことができていません。正直、焦り始めています。


キャリア
アドバイザー

周りの友人の話を聞くと祝福したい反面、自分自身との差を感じてしまうこともありますよね。


就活生

そもそも大学4年生の5月の就活の進み具合や内定の獲得率はどうなっているんですか?


キャリア
アドバイザー

もちろん内定をもらっている人もいれば、これから就職活動を本格的に始めるという人もいます。まずは一般的な大学4年生の5月の学生の状態を知ることでもう一度自分の気持ちを立て直していきましょう!

3月の就活解禁と6月の面接解禁に挟まれているのが5月です。まずは大学4年生の5月の学生の状態について確認をしていきましょう。

3月の過ごし方もとても重要です。こちらの記事にて詳しく解説していますので、併せて確認してみましょう。

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春選考の多くの企業はエントリーを締め切っている

3月になるとこれまでに進めてきた自己分析や企業研究の結果をもとに多くの企業へエントリーをするのが一般的な流れで、3月~4月の約1ヵ月間をエントリーの募集期間に設定している企業が多いです。

そのため、4年生の5月前半には春選考を実施するほとんどの企業のエントリーや企業説明会の募集は閉め切られており、すでに受け付けてもらえない状態になっていると言えるでしょう

書類選考の結果が出る時期でもある

エントリーシート(ES)の提出から書類選考の結果の連絡が来るまでの期間は、企業ごとに違いはありますが、およそ2週間程度であることが多いです。自身が応募をしてからではなく企業が応募を締めきってから2週間が目安になります。

4月に募集締め切りの企業にエントリーした場合、書類選考の結果が出るのが5月になることがあります

また、企業の事情によっては2週間以上の期間が必要になる場合もあります。たとえば、応募した学生の数が多く連絡に時間がかかってしまったなどの場合は、書類選考の合否通知に1ヵ月以上かかることもあるでしょう。このような場合は3月に応募した結果が5月に分かるというスケジュールになります。

面接が進んでいる学生が多い

政府主導のスケジュールでは6月からが面接開始ですが実際には多くの企業が6月以前から面接を開始しています。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、企業は以前よりも採用面接を早めに進めて優秀な学生を確保しておきたいと考えているからです。

そのため6月を待たずに一次面接や二次面接に進んでいる学生がいるケースが一般的になりつつあり、6月に実施されるのは最終面接のみということもあります

このようなスケジュールでは5月時点でESが通過して何社かの面接に進んでいる学生が多いというのが実態でしょう。

すでに7割以上の学生は内定を持っている

マイナビ2024年卒大学生活動実態調査 (5月)」によると24卒の大学4年生の5月時点の内定率は70.2%で、23卒の同時期の調査結果(65.5%)を4.7ポイント上回っています

また、「マイナビ2024年卒大学生活動実態調査 (5月)」の資料よれば、インターンシップに参加した割合において、未内々定者の参加率が57.7%であるのに対し、内々定保有者は81.9%という結果も出ており、インターンシップへの参加も早期内定の獲得に影響を与えているといえるでしょう。

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3年生の5月は就活を始める人も多い時期

大学3年生にとっては就職活動を始めるなんてまだ早いと考えるかもしれませんが、企業の選考が本格化する前にできる準備を進めておくことはとても大切なことです。

早いうちから自分自身について向き合い、これからの人生における方向性を考えていくことで就職活動を円滑に進めることができるからです。

大学3年生の就活の進め方はこちらの記事でも詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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インターンシップのES提出

本格的な就職活動を前に企業の就業体験プログラムであるインターンへの参加を検討している学生にとっては、3年生の5月はESの提出時期にあたります。

インターンに参加することで企業や業界のことをより深く理解することができます。参加するためにはESの提出が必要となるので、事前に自分が興味のある企業や業界についてリサーチをしておくなど、準備をしておく必要があります。

なかにはインターンを本選考の足掛かりとすると明言している企業もあるため、インターンに参加することで内定を獲得する可能性をあげることができるでしょう。学生のうちから業務経験ができる貴重な機会になります。

インターンのESのポイントはこちらで解説しています。

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外資系企業のES提出

外資系企業は日系大手企業よりも就職活動の時期が早くから開始されます。ちょうど一年間前倒しになるスケジュールで、大学3年生の5月からESの提出が開始され6月には締め切りになっている企業がほとんどです。

日系企業のスケジュールを参考にしていて「就職活動はまだ早い」と考えていると外資系企業のエントリーはすべて締め切られてしまっているという状況になってしまう可能性があります

外資系企業に興味がある場合には大学3年生の5月からしっかりとES提出の準備を進めていく必要があります。まだ第一希望が絞り込めていないという場合でも気になる企業であれば積極的に応募するようにしましょう。

就活対策のスタート

外資系企業にはエントリーしない、インターンもまだ参加検討中という学生も就活の対策は5月のうちにスタートさせることをおすすめします。

一般的に大学3年生の6~9月には就活にかかわるさまざまなイベントが実施されます。インターン以外にも短期留学などに参加する学生もいるでしょう。5月は前段階と位置付けて就活対策をしっかりとおこなっていくことで成功率をアップさせることができます

5月にスタートさせたい具体的な就活対策
  • 自己分析
  • 業界研究

自己分析をおこなうことで自分自身の強みを明確にでき、業界研究によってどのようにアピールしていくと効果的かが分かるようになります。次に自分自身の内面や志望の業界についてどのように対策を進めていけば良いかについて解説しますね。

自己分析を始める

興味をもった業界や企業に対して、その理由やきっかけを考えることで自分の仕事に対する価値観を明確にすることができます。

これは就活を進めていくうえでも大切なことですが、それ以上に生涯働き続けるうえでも重要な観点になります。また、自分自身の軸が明確な方が就活でも自分をより効果的にアピールすることができるので納得できる結果を得られることでしょう。

自己分析の観点としては大きく分けて自分の過去と未来について考えていきます。これまでの自分の経験を棚卸し客観的に自分の考え方や内面と向き合うようにしましょう。そして、これから自分が目指す将来のビジョンについて考えを膨らませて将来の方向性を決めると良いです。

自己分析の始め方はこちらを参考にしてみてください。

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業界研究を始める

  • 業界:企業を産業や商業で分類したもの。業界によって扱う商品やサービスによって「メーカー」「商社」「小売」「金融」「サービス」「ソフトウエア・通信」「マスコミ」「官公庁・公社・団体」の8つに分かれている

業界研究の目的は社会の業界の種類や特徴を知り自分が興味をもてる業界を見つけることです。まずはどのような業界があるのかを知ることから始めて、興味をもった業界については掘り下げるようにしましょう。

まずは業界全体の構造や動向を広く浅く把握するようにしましょう。全体の大枠が確認できたらさらに詳しい現状や課題について調べていくと良いです。同じ業界内でのそれぞれの企業の特徴や企業同士の関係、業績の推移などを調べていきます。その中で成長の見込みがある業界や自分に合いそうな業界を見つけて選択をしていきましょう。

業界研究のやり方はこちらを参考にしてみてください。

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キャリアアドバイザーコメント

長尾 美慧プロフィール

大学3年の5月に就活を始める人は夏季インターンシップへの参加準備ができる!

大学3年の5月に就活を始めるメリットが最も大きいのは「夏季インターンシップ参加の準備ができること」でしょう。一般的に大学1、2年生の頃は講義形式の授業が多いのに対して、大学3年生からはゼミや研究など主体的に学ぶことが多く、特に理系の学生は多忙になることが予想されます。

就活が本格化する時期にあわてることがないよう、2カ月間の長期休暇を有効活用しインターンシップに参加することをおすすめします。就活生の中には、志望度の高い企業1~2社を絞って長期インターンシップに参加する人もいれば、短期インターンシップを4~5社経験する人もいたりと、インターンシップに多くの時間を要する場合があります。

どちらにしても、インターンシップ先を決めるにあたっては、ある程度の業界・企業研究や自己分析が必要となります。そのため大学3年の5月から就活として自己分析や業界研究を始めることで、早くから夏季インターンシップ参加の準備ができメリットも大きいですよ。

4年生の5月にやるべきこと

すでに就職を始めている人とこれから就活を始める人では就活における位置づけが異なっています。これからそれぞれの立場でおこなうべき行動を解説していきますので、自分に当てはまる方を参考にしてできることを進めましょう。

特にこれから就活を始めるという人にとっては、学生の半数が内定を獲得していることを知ると焦ってしまう人もいるかもしれません。しかし、落ち着いて今できることから始めていきましょう。

順調に就活を進めている人

すでに就職活動を進めている人にとっては大学4年生の5月は就活本格化前の「調整」の時期に当たります。この時期には一から新しいことを始めたり方向性を変えたりするのではなく、これまでに取り組んできたことを振り返り、整理をするようにしましょう。

3~4月は書類選考に向けた準備に追われて忙しく過ごしていた学生が多いことが予想されます。特に就活を進めてはいるもののまだ内定を獲得できていないという人のなかには内心焦りが生まれている人もいるかもしれません。

やみくもに就職活動をおこなっても満足いく結果は得られないため、もう一度自分の就活の軸を整理するようにしましょう。そうすることで6月以降の就活の方向性を定めることができます。

①現状把握と今後のスケジュールを整理

就職活動を進めてきた学生は5月に3~4月の就活の状況を確認しスケジュールを整理することが大切です。5月時点ではエントリーしたすべての企業が持ち駒として残っている人は多くないでしょう。

そのため、今残っているそれぞれの企業の選考の段階や結果をまとめ確認や対応漏れがないかを確認してください。今後の選考予定などもカレンダーやスケジュール帳を活用して一覧にまとめておくと今後の予定が確認しやすくなるでしょう。

思うように選考が進んでいない場合は新たな企業に目を向けるのも一つの手です。

②自己PR・志望動機をブラッシュアップ

5月は自己PRや志望動機をブラッシュアップさせる期間にしましょう。実際に就活を進めてきた体感をベースにもう一度内容や表現を見直していくのがおすすめです

考えた自己PRや志望動機を伝える際にはPREP法を意識すると効果的です。

  1. Point = まず「結論」を示す
  2. Reason = 結論に至った「理由」を述べる
  3. Example =結論を裏付ける「具体例」を出す
  4. Point = 再度「結論」を主張する

結論を先に述べた後にそれを裏付ける具体例を伝えましょう。この流れで話すように心がけることで聞き手が理解しやすくなりますよ。

自己PRのコツはこちらで体系的にまとめているのでこちらを参考にしてみてください。

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③面接練習をする

どんなに面接の想定問答に対する考えをまとめていても、いざ面接になると何を話せば良いかわからない、緊張してうまく面接ができないと悩む学生もいるでしょう。就活の面接を成功させるためには何度も練習しておくことが大切です。

面接練習は1人でもおこなうことができますが、サポートとして第三者に面接官役になってもらう方が客観的な振り返りができ、実際の面接で活かすことができるでしょう。家族や友人・知人以外に頼む以外には就活エージェントを活用することもできます。

面接対策はこちらでまとめているので参考にしてみてください。

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④実際に面接を受けてみる

面接練習を繰り返しおこなった後は実際に企業の面接を受けてみることをおすすめします。企業によっては早い時期から面接選考をおこなっているところがありますので、そのような企業の面接を受けて実際に面接の雰囲気を身をもって実感するのが効率的と言えるでしょう。

第一志望の企業の面接を受ける前に他の企業で面接の経験を積んでおくことで自分の実力を十分に発揮することができます


キャリアアドバイザー

第一志望ではない企業でも第一志望と同様に内定を勝ち取るつもりで挑むことで緊張感をもって臨んでくださいね。面接後には聞かれた内容とそれに対する回答を振り返ることで分析をすると良いです。

⑤説明会やOB・OG訪問を続ける

一般的にOB・OG訪問は企業説明会や面接よりも前におこなうものであり、多くの学生は5月以前にOB・OG訪問を済ませていてピークは3~4月になっていることでしょう。

しかし、5月の時点で内定をもっていないという人やまだ自分の進路に迷いがあるという人5月も引き続きOB・OG訪問をおこなうことをおすすめします。また現在選考中の人にとってもOB・OG訪問をすることで持ち駒が切れるのを防ぐことができます。

自分が志望している企業についてさらに理解を深めたり不明な点をクリアにしておくことは6月以降の就活本格化に向けた大切な準備になるからです。またOB・OG訪問で得た情報はノートなどにまとめておくと見返しやすいでしょう。

OB・OG訪問のポイントはこちらで解説しています。

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39点以下は要注意!
面接本番前に面接力を診断してください

内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の面接に自信持っていますか?

少しでも不安に感じる人はたった3分で面接力を把握できる「面接力診断」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで"あなたの強み"と"改善点"が明確になります。

もし39点以下を取ってしまった人は内定獲得が厳しいラインです。今すぐ診断で面接力をアップし、効率よく企業からの内定を手に入れましょう。

               

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これから就活を始める人

4月以前は就活をしていなかった、5月から就活を始めようと思っているという人の中には「出遅れた」と感じてしまっている人もいるでしょう。

これまでに就活ができていなかった理由としては
  • 部活や学業が忙しかった
  • 公務員採用試験を受けるつもりだった
  • 就活へのやる気がもてなかった
  • 新型コロナウイルスの影響で思うようにスタートできなかった
  • 留学に行っていた

などが考えられます。

どのような理由があるにせよ、就活をスタートする時期としては少し遅めになっていることは確かですが、諦める必要はありません。今からできる具体的な行動を説明していきますので、できることから始めていきましょう。

①業界を絞って企業選びをする

ほとんどの学生は5月までに業界・企業研究をすでに済ませています。一から業界・企業研究を始めているとエントリーができないまま5月が終わってしまう可能性もあります。

また、業界ごとに特徴やアピールすべきポイントも異なるためそれぞれの業界に合った対策が必要です。異なる業種から企業を選ぶとその分準備や対策に時間が必要になります。質より量とやみくもに応募するよりも、応募する業界は絞って業界・企業研究を極めてからES作成や面接対策をする方が効果的です

業界の絞り方はこちらで解説しています。

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②自分の強みをベースに就活の軸を定める

企業選びを進めていくのと同時進行で自己分析を早急におこなうようにしましょう。自己分析は業界や企業選びをする際にも、ESや面接対策をするのにも欠かせない工程です。ただし、すでに自己分析をおこなっていた学生のようにのんびりと時間を掛けておこなうほどの余裕はないため、就活本や自己分析アプリなどを活用して効率的かつ客観的におこなうようにしましょう。

また、これまでの経験から自分の強みを見つけてそれを最大限にアピールできそうな業界・企業を選ぶようにすると企業が求める人材に対して自分の強みを当てはめながら考えることできます。面接での受け答えの質も上がりやすくなるため、内定獲得への早道となるでしょう。

就活の軸の見つけ方はこちらで解説しています。

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③エントリーできる企業の締め切り日を把握

業界・企業研究と自己分析をした後は今からでも応募できる企業の締め切り日を調べるようにしましょう。

企業の採用情報を調べるための方法
  • 就活情報サイト
  • 企業のホームページ
  • 大学のキャリアセンター など

それぞれの情報をこまめに確認してスケジュール帳など一覧にまとめ、それぞれの締め切り日を把握したら「いつまでに」「何を」終わらせるようにするのかの流れも具体的に書き出してみましょう。このように細かくスケジューリングすることで一日一日を無駄なく過ごすことができるようになります。自分の立てた計画に自信をもてると出遅れてしまったという気持ちを乗り越えることもできるでしょう。

④締め切り日が過ぎた企業は二次募集や夏採用があるかチェックする

自分の第一志望の企業がすでにエントリーの締め切り日をすぎてしまっていたとしても完全にチャンスがないというわけではありません。いったんエントリーの受付を中止した後に二次募集をかける企業や夏採用に向けたスケジュールを組んでいる企業もあるからです

もちろん今も募集をしている企業から自分の強みを活かすことができる企業を探すことをやりつつ、すでにエントリーを締め切っている企業については二次募集の可能性があるか夏採用をおこなっているかの情報をこまめに確認し、チャンスがあれば積極的に応募するようにしましょう。

夏採用についてはこちらで解説しています。

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⑤就活エージェントを利用して就活対策をサポートしてもらう

就活を遅めにスタートした学生が優良企業を探すのに最も効率が良い方法は就活エージェントを利用することです。

就活エージェントでは企業探しをサポートしてくれることはもちろん、自己分析のアドバイスや面接練習の対策もおこなってもらうことができます。就活エージェントのアドバイザーは就活のプロなので専門家の客観的な視点から的確な助言をもらうことができるでしょう

また、アドバイザーの推薦で自分に合った企業だけを受けることができ大量のエントリーをしなくて済む、就活エージェントを通して選考を受けた企業から面接のフィードバックがもらえるといったメリットもあるので活用を検討しましょう。

キャリアアドバイザーコメント

柴崎 拓也プロフィール

自分らしく活き活きと働ける企業を見つけることに集中しよう

就活が順調な人もこれから始める人にも共通して言えることとして、「就活は自分なりのゴールにシュートを決めること」であると改めて捉え直すということです。「内定」=「ゴール」と画一的に捉えるのではなく、自分らしく活き活きと働ける企業を見つけ内定を得ることが、まず第一に目指すべきところでしょう。
1度のシュートでゴールを決める人もいれば、何度もボールを蹴る人もいるでしょう。また試合の序盤戦もしくは終盤戦とあるように、シュートが決まる時も人によって違うでしょうね。就活はどうしても他の就活生の動きが気になるかと思いますが、自分の就活計画をしっかり立て動くことが大切です。

就活は十人十色とも言われるように、行動計画や対策方法など細かい部分で一人一人の違いがあるものです。そのため、「自分はいつまでに内定を得たいのか」「自分らしく働ける職場とは何か」などを常にイメージしながら、具体的に行動できるようにしましょう。

4年生の5月でやってはいけないこと

「5月病」という名前がつけられるほど精神的に不安定になりやすい時期が5月です。これは就活をしている学生にも当てはまり、ストレスを感じている人も多いことでしょう。

しかし、「頑張らなくてはいけない」と焦りや不安を抱えた状態で就活を続けているとうまく気持ちが切り替えられず焦りや不安から好ましくない行動に走ってしまう可能性もあります。大学4年生の5月にやってはいけないことを解説しますので参考にしてください。

順調に就活を進めている人

すでに就活を進めていて選考過程の途中である、まだ内定はもらっていないなどの学生はこれまでの自分の行動が正しいのか・このまま進んでいって納得の行く結果が出るのだろうかと不安に思っていることでしょう。

また、そのなかには面接に対する自信がなく「うまく話せなかったらどうしよう」と考えてしまう人や、選考の結果が気になってしまい「もしも落ちていたらどうしよう」と頭が一杯になっている人もいるのではないでしょうか。

不安な気持ちでいっぱいになっているだけでは自分の求める結果は生まれません。これまで自分自身が考えて進めてきたことには自信をもちつつ、もしも対策が不十分だと感じる点があれば具体的な行動に置き換えていくようにしましょう

①面接対策をせずに面接に臨む

ここまで繰り返し解説しているように大学4年生の5月には面接のピークを迎えます。面接で自分自身をしっかりアピールできるかどうかはその人の得意不得意というよりも練習や経験をどれだけ積んだかが重要になってくるといえます。

そのため、面接対策を十分にしていないとどんなに自己分析や企業研究をしっかりおこなっていたとしても、その成果を発揮することができなくなってしまう可能性があります。どんなに自分自身の能力に自信があっても面接対策をしないで面接に臨むのは絶対に避けましょう。

②面接の振り返りをしない

面接はその前にどれだけ練習や準備をするかも非常に重要ですが、面接後に良かった点や悪かった点をしっかり振り返ることができるかどうかも同様に重要になります。

面接練習通りに自分の言いたいことを話せたか、面接官の質問に対してきちんと自分をアピールすることができたかを振り返るようにしましょう

面接の振り返り方例
  • 面接を受けた企業からフィードバックメールを受ける
  • 面接官の質問と回答を書き出し言葉の選び方を考える

③持ち駒を切らしてしまう

就活を進めていると持ち駒が少なくなっていき、持ち駒が無くなる不安を抱く人も少なくないでしょう。内定を獲得するまでは持ち駒を維持し続けることをおすすめします。

具体的には持ち駒がなくなる前に就活後半になっても募集をしている企業に応募したり、ベンチャー企業など通年募集をしている企業へ応募するなどの行動を取りましょう

これから就活を始める人

大学4年生の5月から就活を始めるのはさすがに遅すぎると考える人もいるでしょう。確かに、決して順調なすべりだしとは言えず、これまでにすべきだったことが何もできていない場合は覚悟も必要になります。

しかし就活を諦めるよりもまずは自分が置かれている状況や就活の流れを把握して今できることから進めていきましょう。これから就活を始めてしまう人が避けたい行動を3つ説明します。

①「もっと早く始めておけば良かった」という後悔をする

就活生

もっと早く就活を始めておけば良かった……。どうして今まで何もしてこなかったのかな。

と、この時期に自分を責めて後悔してしまう学生がいます。

反省することは大切ですが後悔しても就活を前に進めることはできません。まずは自分の現状を受け入れて対策を考えることから始めるようにしましょう。

就活はたくさんの企業から内定をもらうことがゴールではありません。最終的には自分が納得できる1社への就職が決まれば良いのです。最後まで諦めずに取り組むようにしましょう。

②自分の頭で考えずネット上の情報だけを鵜呑みにして行動してしまう

今の時代はネット上にたくさんの就活コラムがあります。就活コラムを読むこと自体は悪いことではなく、ときには最新の有益な情報を得ることができる場合もあるでしょう。しかし、就活が不安だからとネット上の不特定多数のコラムを読み漁るのはやめましょう。

すべての情報が絶対的に正しいわけではなく情報量も多すぎるために自分の就活の軸が揺らいでしまう場合もあります。同様に応募する企業の口コミサイトなどを過信するのも避ける方がベターでしょう。


キャリアアドバイザー

ネットの情報はあくまでも一部であり、大切なのは自分の頭で考えて行動することであると忘れないようにしましょう。

③周りに頼らず一人で就活を進めてしまう

就活を一人で進めるのはおすすめできません。なぜならば以下のような3つの理由が考えられるからです。

  • 得られる情報に限りがある
  • 視野が広がらず選択肢が狭まってしまう
  • 悩んだときに相談できず就活鬱になる可能性がある

1人で就活を進めるのは非効率的と言えます。また選考過程におけるブラッシュアップができず結果もでにくいでしょう。親や先輩・友人や就活エージェントを頼るようにしてください。

キャリアアドバイザーコメント

高橋 宙プロフィール

1人就活は避けて周りを頼って就活を進めよう

4年生の5月から就活を始める人は、上述にもある「③周りに頼らず1人で就活を進めてしまう」ことは避けるようにしましょう。この時期から就活を始める就活生の中には、焦りや不安からストレスを抱えたり、ネガティブ思考に陥る人も見られます。

気持ちを立て直そうとしても、ある瞬間に「もう遅いかも」「面接受かるかな」といったマイナスな気持ちが出てきて、1人では負の感情から抜け出しづらいこともあります。そのような場合、誰かに話すことで、気持ちがスッキリし頭が整理できるようになることがよくあるため、気心の知れた友人や家族に自分の現状や悩みを聞いてもらうのもいいと思いますよ。

また、この時期から就活を始める人は、限られた時間の中で複数の企業研究や対策などを同時進行でおこなわなければならないため、1人でやろうとすると間に合わない場合もあります。そのため効率的に就活を進めるために、先輩や就活が進んでいる友人などから情報収集するのもよいでしょう。
就活は1人でがむしゃらに取り組むのではなく、時には自分の精神的安定を図れる人や有益な情報を持っている人と交流しながら進めることをおすすめします。

焦らなくても大丈夫! 4年生の5月でも内定獲得のチャンスがある3つの理由

5月に内定がないということについては危機感をもつべきではありますが焦って就活を諦める必要はありません。

  • 夏採用・秋採用を実施している企業があるから
  • 通年採用をしている企業もあるから
  • 就活留年・浪人の選択肢もあるから

という3つの理由があるからです。それぞれについて順に詳しく説明していきます。

①夏採用・秋採用を実施している企業があるから

夏採用・秋採用とはその名の通り6~11月にかけての夏や秋に実施される就活選考のことです。多くの場合は春採用で確保できなかった人材の追加募集を目的としておこなわれますが、企業によってはもともと採用活動の一環として夏採用を設けている企業もあります。

募集枠が少なくなるため春採用よりも難易度が上がりやすい傾向にありますが、対策を入念におこなうことで対応が可能になります。自分が志望する業界や企業も夏採用や秋採用を実施しているかもしれないので探してみましょう。

②通年採用をしている企業もあるから

通年採用とは企業が必要な人材を必要な時期に自由に採用活動をおこなうことです。1年中企業の好きなタイミングで採用活動ができ、ずっと新卒採用の募集をしている企業もあればある時期にまとまって募集をかける企業もあるなど実施形態はさまざまです。

通年採用をおこなっている企業
  • 楽天
  • ソフトバンク
  • リクルート
  • ファーストリテイリング(ユニクロ)
  • サイバーエージェント
  • メルカリ
  • KDDI

情報に敏感な学生がこぞって応募するような人気企業があります。知名度も高いため倍率も上がりますが複数回エントリーすることが可能な場合もあるのでチャンスは広がるといえるでしょう

通年採用企業の仕組みを知りたい方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみましょう。

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③就活留年・浪人の選択肢もあるから

どうしても内定が出なかった場合には「就活留年」「就活浪人」という選択肢もあります。就活浪人とは大学卒業後に一年追加で就活をすることで、就活留年とは大学をあえて卒業せずに留年して就活をすることを意味しています。

就活浪人の場合は新卒採用枠に応募できなくなり就活留年の場合は学費が余分にかかるというデメリットはありますが、再チャレンジをした結果納得のいく就活ができたという人もいます。選択肢の一つとして残しておくと良いでしょう。

就職浪人のメリット・デメリットはこちらで解説しています。

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4年生の5月から就活を始める人が採用活動をしている企業の探す方法

夏採用・秋採用は春採用と比べると実施している企業が少なくなることが一般的です。また、欠員補充の目的で夏採用や秋採用をおこなっている場合は昨年度は実施していたが今年度は実施していないという場合もあります。

5月から就活を始める人に向けて企業を探す方法を6つ紹介していきます。

①就活サイトを利用する

就活サイトは通年採用をしている企業を探す際にも便利です。大手の就活サイトであれば情報が多数掲載されているため網羅的に企業を探すことができるといえます。

就活サイトによっては業界に特化したものや中小企業の求人を中心に紹介しているもの、プロフィールを登録しておくと企業側からスカウトが届くものなどそれぞれの特徴があります。複数の就活サイトを活用し得られる情報の幅を広げておくと良いでしょう

②合同説明会・企業説明会に参加する

短い時間で効率的に情報を収集したいという人には企業の合同説明会に参加することをおすすめします。5月以降もエントリーができる企業の情報を一度に得ることができるでしょう。また、就活サイトなどインターネット上では得られなかった新しい企業を見つけることができるかもしれません。

同様に5月以降に企業説明会を実施する企業もあります。少しでも興味をもった企業があれば積極的に参加をすることでより詳細な情報を知ることができる機会になります

合同説明会での服装について悩んでいる人はこちらの記事を参考にしてみましょう。服装についてのチェックリストや身だしなみについても詳しく解説しています。

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③就活エージェントを利用する

一人で就活を進めていくことに不安がある、プロの目線でしっかりしたサポートを受けたいという人は就活エージェントを利用しましょう。就活エージェントを利用すれば自己分析を丁寧におこなうことができるだけではなく、自分に合っていてこれからでも選考に参加できる企業をアドバイザーから紹介してもらうことができます。自分で悩みながら調べる手間がなく安心して就活を進めることができるでしょう。

ES作成や面接対策など応募後のサポートも充実しているので複数の就活エージェントに登録しアドバイザーとの相性を確かめるのも良いです。

④TwitterなどのSNSを活用する

プライベートで馴染みのあるTwitterなどのSNSも就活の情報を得る際に活用することができます。各SNSの検索窓で「夏採用」「通年採用」などのキーワードを入力すると5月以降に採用選考を実施する企業の一覧やES提出締め切りをまとめてくれる有益なSNSアカウントを見つけることができます。

また、最近では企業が公式アカウントで採用活動の告知をしていたり、企業の採用担当者のアカウントで募集の呼びかけをしているなどの投稿が見つけられる場合もあります。選択肢を広げる手段としてSNSも活用してみましょう。

SNSを使う際はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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⑤大学のキャリアセンターに相談する

多くの大学にはキャリアセンター(就職部・就職センター)が設置されています。就活前に利用していたという人もいるかもしれませんが、これから就活を始める際にも活用ができます。

たとえば、キャリアセンターで5月以降も採用を実施している企業を紹介してもらうのも手でしょう。中には地域を限定して特定の大学にだけ求人を送っている企業や、社内で活躍しているOB・OGの出身大学に求人を送っている企業、業務に関連した学部に求人を送っている企業などキャリアセンター独自の求人もあるため、就活サイトなどと併用すると良いでしょう。

⑥知名度は高くない優良企業を探す

就活で企業を選ぶときに大切なのは知名度の高さではなく自分の軸に合っているかどうかです。企業の中には「知名度が低い」「利益をしっかり上げている」「給料が高い」「労働環境がホワイト」といった隠れ優良企業が存在します。ライバルが少ないため就職難易度も高くなくおすすめできます。

具体的には2020年版「グローバルニッチトップ企業100選」 選定企業⼀覧に掲載されている企業が隠れ優良企業に当てはまります。これらの企業は競合が少ないマイナーな業界で高いシェアを占めているため大手企業にはない独自のノウハウやマーケティング戦略が蓄積されています。このような企業へのアプローチも選択肢の一つと言えるでしょう。

キャリアアドバイザーコメント

高橋 宙プロフィール

4年生の5月から就活を始める人は積極的に説明会イベントに足を運びましょう

4年生の5月から就活を始める人は、開催されている合同企業説明会や企業説明会へ積極的に参加するようにしましょう。

特に合同企業説明会では一日に5、6社の企業の話を聞くことができたり、疑問に思う点をその場で質問したりと効率的に情報収集できるメリットがあります。就活生の中には、会場でたまたま隣に座った学生へ話しかけ情報交換をしたという人もいますよ。他にも、会場ではミニセミナーが開催されたり、履歴書用の写真を無料で撮影配布してくれるサービスもあったりしますので、うまく活用できるといいですね。

大学のキャリアセンターに足を運ぶことで有益な情報を得られることも

また大学のキャリアセンターは、上述にもあるように大学特有の求人があるかもしれませんので、是非足を運んで相談してみることをおすすめします。特に自力で求人を探すのは難しいなと感じる就活生は、企業と大学の縁やつながりを頼りに応募を考えてもよいのではないでしょうか。せっかく就活に関する専門組織が設置されているのですから、ぜひ活用してみてくださいね。

内定の時期は関係ない! 入社後に活躍することが大切

就活をおこなううえで理解してもらいたいことは早く・多くの内定をもらうことが重要ではないということです。

就活に向けた準備をこつこつと進めて早期に内定を獲得していることは素晴らしいことですが、焦って自分に合っていない企業に就職してしまうことの方が長い目で見たときにはデメリットが大きいでしょう。

就活のミスマッチを避け、自分に合う企業を見つけるために時間をかけることで、納得のいくファーストキャリアを決めることができます。入社後に自分の強みを活かして活躍できる企業を見つけることに全力を尽くすようにしましょう。

就活のピークの5月でもやるべきことを明確にして就活に臨もう

すでに就活を始めている人、これから就活を始める人どちらにとっても焦りが生まれやすい5月ですが、自分の状況を冷静に整理し、今すべきことを明確にすることが大切です。

今回は就活における大学4年生5月の位置づけや今すべきこと、すべきでないことについて解説しました。自分の志向性に合った企業に入社できるように準備を万全にして就活に臨むようにしましょう。

記事の編集責任者

北原 瑞起きたはら みずき

新卒でポート株式会社へ入社。入社2年目に年間1億2千万円の売上を記録し、全社の年間MVPを獲得。現在は、リクルーティングアドバイザーグループの責任者として、年間300社の採用支援及び、年間2,000人の学生の就活相談に乗り、企業と学生の最良なマッチング機会の創出をおこなっている。プロフィール詳細

全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-190515132-01458)

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