目次
- パソコンを使う仕事は多い! 希望の職種に転職するコツを知ろう
- パソコンを使う仕事とは? まず確認したい3つの基礎知識
- そもそもパソコンを使う仕事とは
- IT業界は需要が高く求人は増加傾向にある
- パソコンを使う仕事のメリット・デメリット
- 要注意! パソコンを使う仕事を目指すなら押さえておくべき2つの事実
- パソコンを使う以外の業務も発生する場合がほとんど
- パソコンの操作スキルに加えた別のスキルも必要になる
- よくある疑問を徹底解説! パソコンを使う仕事の3つの実態
- ①「未経験や初心者には難しい?」
- ②「資格がないと就職は無理?」
- ③「自分で機材を買う必要がある?」
- パソコンを使う仕事16選! 適性やポイントから自分にぴったりな仕事を探そう
- ①データ入力
- ②文字起こし
- ③一般事務・経理
- ④コールセンター
- ⑤ヘルプデスク
- ⑥パソコンインストラクター
- ⑦Webライター
- ⑧ブロガー・アフィリエイター
- ⑨動画編集者
- ⑩Webデザイナー
- ⑪Webマーケター
- ⑫SNSマーケター
- ⑬ECサイト運営
- ⑭イラストレーター
- ⑮プログラマー・システムエンジニア
- ⑯コンサルタント
- 「パソコンを使う仕事がいい」から一歩踏み込んだ志望理由の準備が欠かせない!
- これだけは押さえておきたい! パソコンを使う仕事に就職するための3つのコツ
- ①なぜパソコンを使う仕事に就きたいのかを明確にする
- ②なぜその企業が良いのかを言葉にする
- ③スクールやセミナーなどを活用して知識・スキルを取得する
- アピールできれば周りと差が付く! パソコンを使う仕事で求められる4つのスキル
- ①最低限これだけは必要! 「パソコンを使うスキル」
- ②どの仕事でも求められる! 「タイピングスキル」
- ③これがないと続けづらいケースも! 「集中力・忍耐力」
- ④実はテキストでのやりとりにも必要! 「コミュニケーション能力」
- ちょっとした工夫が大切! パソコンを使う仕事を長く続けるために意識したいポイント
- 常に情報収集やスキルアップして自分をアップデートする
- デスクワークだからこそ健康管理に気を付ける
- 自分に一番合うパソコンを使う仕事を見極めて理想をかなえよう!
パソコンを使う仕事は多い! 希望の職種に転職するコツを知ろう
こんにちは、キャリアアドバイザーの今井です。
パソコンを使う仕事に興味がある人から、よくこんな相談をもらいます。
IT業界に興味があったり、在宅ワークがしたかったり、さまざまな理由でパソコンを使う仕事を希望する人は多くいます。
タイピングが早くないといけない、専門的な知識が必要そう、そういってハードルが高いように感じることもあるかもしれませんが、実はパソコンを使う仕事に就くなら今がチャンスとも言えます。
パソコンを使う仕事、特にIT業界は人材不足と言われていて、最近では求人の数も非常に多いのです。なかには未経験でも応募できるものもありますよ。
この記事ではパソコンを使う仕事がしたい人がしっておきたいおすすめ職種から、対策のポイントなどを解説します。自分にぴったりなパソコンを使う仕事を見つけて、希望のキャリアをつかみましょう。
パソコンを使う仕事とは? まず確認したい3つの基礎知識
最近では、非常にたくさんの企業がパソコンを使って仕事をしています。そのため、ぼんやりと「パソコンを使う仕事がしたいな」と思っても、「これ」という仕事を決めないことには、なかなか就職や転職の方向性が定まりにくいです。
そこで、まずはパソコンを使う仕事についての知識を深めることから始めましょう。
そもそもパソコンを使う仕事とは
そもそもパソコンを使う仕事って何? なんとなくIT系の仕事ってイメージがあるけど、具体的に何をするの? そう疑問に思う気持ちはとてもよくわかります。
今や、パソコンを使わずに仕事をしている企業はほとんどないと言っても過言ではありません。そのため、「パソコンを使う仕事はこれ! 」と限定するのはとても難しいです。
米田 有希
- 企業の経理や総務などの事務職
- データの管理・分析、システムの開発・設計などをするテクニカルな仕事
- デザインやプログラミング、動画の制作などをするクリエイティブな仕事
この分類を見ても、当てはまる仕事はたくさんあります。だからこそ「パソコンを使う仕事」から「自分が求めるパソコンを使う仕事」と条件を絞り、適職を探していくことが大切ですよ。
IT業界は需要が高く求人は増加傾向にある
パソコンを使う仕事は幅広い業界で募集がありますが、とくに仕事でパソコンが必要となるIT業界は今が転職のチャンスといえますよ。IT業界は上がり続ける需要に対して、今後さらなる人材不足が懸念されているからです。
経済産業省が発表しているIT人材の動向についての調査結果をまとめた「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、2030年にはIT人材が最大70万人不足すると言われています。
今の段階でもIT業界の求人数は全体的に多めですが、こうした理由から今後も増えていくと考えられます。
本田 百合香
つまり、パソコンを使う仕事は多くの人に採用のチャンスがあり、挑戦するなら今が狙い目なのです。
パソコンを使う仕事のメリット・デメリット
パソコンを使う仕事の概要はわかったけど、実際はどんなメリット・デメリットがあるのか? それもまた気になるポイントですよね。
メリット・デメリットを把握することは、自分に適性のある仕事なのかを知ることと同じです。入社後に「なんだか合わないかも」というミスマッチな選択を未然に防ぐことにもつながります。
それぞれのメリットとデメリットについてはこれから詳しく解説するので、1つずつじっくりチェックしていきましょう。
松下 建都
パソコンを使う仕事には、他の仕事とは異なる独自のメリット・デメリットがあります。あなたにとってどの程度の影響があるのかを確認してみてくださいね。
メリット
- 仕事を通じてさまざまな知識やスキルが身に付く
- 在宅ワーク・リモートワークができる場合もある
パソコンを使う仕事では、パソコンはもちろん、数々のツールやソフトも使います。情報を検索することも多いですよ。
パソコンを使う仕事は、やればやるほど多くの知識やスキルが身に付きます。もし別の仕事に転職したくなっても、パソコンを使う仕事で身に付けたスキルや知識は必ず役に立ちますよ。
米田 有希
仕事の内容や企業次第では、自宅で働ける場合もあります。ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方がしやすいのもうれしいポイントですよね。
リモートで働きやすい点に魅力を感じるなら、こちらの記事もチェックしておきましょう。
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在宅ワークが気になっていたり、調べていたりする人からこのような相談を受けることがあります。近年は在宅ワークを取り入れる企業も増えていて、「在宅ワーク可能」という求人を見かけることも多くなってきました。この記事では、キャリアアドバイザーのアドバイスをふまえ、在宅ワークの種類やメリット、求人の探し方、在宅ワークに就く前に知っておきたい注意点などについて解説していきます。
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デメリット
- デスクワークが大半で、運動不足になりやすい
- パソコンが使えないと応募が難しい仕事も多い
- 職種によっては単調な仕事になりやすい
パソコンを使う仕事がしたいなら、ある程度パソコンの操作ができることは大前提です。一度もパソコンを触ったことがない状態で応募しても、なかなか採用にはつながらないケースが多いですよ。内定を手に入れるには、パソコン教室や独学である程度の知識を身につける必要があります。
また、パソコンを使う仕事のなかには黙々と集中して取り組まなければならないものや、同じ作業を何度も繰り返さなければならないものもあります。そうした仕事が苦手だと、パソコンを使う仕事はかえってストレスを感じてしまうかもしれません。
本田 百合香
とはいえ、入社後に充実した教育体制があるために未経験も歓迎している企業はたくさなります。今はスキルがないけど興味はある……そういった場合は「入社後の研修はどうなのか」という点も要チェックです。
キャリアアドバイザーコメント本田 百合香プロフィールをみる
パソコンを使う仕事と言っても多くの職種があります。むしろパソコンをまったく使わない職種の方が少ないので、単純作業ばかりでないことも多いですよ。たとえば営業職なども、顧客管理や対応にはパソコンを使うこともありますが、ときには外回りや会食などを対応する必要がありますよね。
そのうえで、あくまでパソコンに向かうことがメインになる仕事と考えるなら、エンジニアやWebデザイナーなどが当てはまるかもしれませんね。顧客との直接的なやりとりが少なくあったとしてもオンラインでのやりとりがメインになるような仕事なら、一日にの仕事をパソコンを使った仕事だけに限定することができるかもしれません。
ただ、エンジニアであれば日々スキルアップのための新しい知識の取り込みが必要ですし、デザイナーに関しては自分のデザインを顧客にどうすれば満足してもらえるかさまざまな角度からスキルアップを目指す必要があります。毎日同じことをしていればいいというわけではない点は理解しておきましょう。
要注意! パソコンを使う仕事を目指すなら押さえておくべき2つの事実
パソコンを使う仕事とは言っても、ただパソコンと向き合っていたり、パソコンを使うスキルだけを高めていけば良いというわけではありません。仕事によっては幅広い知識が必要になることや、パソコン業務以外を任されることもありますよ。
いざ働き始めたときに「思っていたのと違う 」とならないためにも、ここから紹介する内容もしっかりチェックしておきましょう。
パソコンを使う以外の業務も発生する場合がほとんど
「パソコンを使う仕事」と言っても、本当にただひたすらパソコンを使っているだけで済む仕事は少ないものです。
特にわかりやすい例が、一般事務の仕事です。毎日の仕事のなかで書類作成やデータ入力をする時間もありますが、それ以外にも来客の対応や備品の管理なども担当する場合があります。ときには社内の会議に出席する必要がでてくるかもしれません。
ずっとパソコンに向かい合っていればいいという仕事は、特定の職種を除いてあまりないと考えておきましょう。
松下 建都
データ入力や文字起こしはパソコンを使うことが主な仕事ですが、必ずしもパソコンだけ扱っていれば良いとは限りません。1つの仕事にいろいろな業務が絡んでくる可能性があるのは覚えておきましょう。
パソコンを使う仕事以外も許容できるのか、いまいち自分なりの軸がまだ見いだせていないなら、こちらの記事もチェックしておきましょう。
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パソコンの操作スキルに加えた別のスキルも必要になる
仕事をしていれば、ほとんどの場合パソコンの操作だけでなくそれぞれの仕事に関連する別のスキルも求められます。たとえばWebデザイナーの場合を考えてみましょう。一例として、以下のようなスキルが求められることが多いですよ。
- デザインのスキル
- IllustratorやPhotoshopなどのデザインソフトを使うスキル
- ヒアリング力
- 課題解決力
未経験者歓迎の求人であれば、入社後に研修を受けられることもあります。そのため、最初から高いスキルをもとめられることはないかもしれません。それでもいずれは実務的なスキルを身につける必要があることは念頭に置いて判断するようにしましょう。
米田 有希
「未経験歓迎」「初心者歓迎」という求人を中心にリサーチすることで、とくに実践的なスキルがなくともパソコンを使う仕事ができる求人が見つかりやすいですよ。
キャリアアドバイザーコメント松下 建都プロフィールをみる
パソコンだけですべてが完結する仕事は世の中には存在します。特に新型コロナウイルス感染症の影響や働き方改革の推進などで、以前よりもそういったことがかなえられる仕事自体は増えている傾向にありますよ。
ただ一方で、そういった職種は専門的なスキルなどが求めれるケースが多いです。加えて、たとえば場所に縛られずリモートで働ける、自分のペースで進めやすそう、そういった印象があってパソコンを使う仕事に興味を持っているかもしれませんが、それはある程度その人に任せられると企業側が判断できたときに実現できる仕事の進め方です。まったくの未経験や安心して任せきれるような経歴がないと、そういった働き方は仮にパソコンを使う仕事に付けたとしてもかなえられないかもしれません。
あなたが望む働き方が実現できるかは、あなた自身の力量に加えて、会社の環境にも大きく左右されます。パソコンを使う仕事なら希望を実現できると安易に判断せず、何をかなえたいのかを明確にして、それからじっくりと企業分析を進めましょう。
よくある疑問を徹底解説! パソコンを使う仕事の3つの実態
パソコンを使う仕事について調べているうちに、わからないことも出てきますよね。「未経験はOK?」「パソコンは自分で買う?」「年齢は関係ある?」そんな疑問を感じたことはないでしょうか。
ここからは、パソコンを使う仕事を探している人が抱きやすい疑問について解説していきます。ここですっきり疑問を解消しておきましょう。
①「未経験や初心者には難しい?」
●未経験歓迎の求人は実際多くある!
パソコンを使う仕事が未経験だったり、パソコン操作に慣れていなかったりしても、パソコンを使う仕事への応募はできます。研修制度が充実している企業や、マニュアルがしっかり作られている仕事を選べば、問題なく働けますよ。
ただし、パソコンを使う仕事は経験者やスキルのある人が評価されやすい傾向にあります。興味にある企業が見つかったとしても、ライバルに自分よりもスキルがある人がいればそちらが当然魅力的に感じられてしまうため、入社後に学べばいいやという姿勢ではなく、今から少しづつでもスキル習得を目指す姿勢を持つことが大切です。
本田 百合香
最低限、パソコンの基本的な操作方法だけは身に付けておきましょう。余裕があれば応募したい仕事に関連するスキルや知識も習得できると良いですね。
未経験から挑戦するなら、まずは書類選考を突破する必要がありますよね。未経験での就職・転職を目指すなら押さえておきたい志望動機の書き方もチェックしておきましょう。
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②「資格がないと就職は無理?」
●資格がないと働けない求人はむしろ少ない
未経験を歓迎している求人も多いことに加えて、若手人材を確保したいという目的で、求人段階で資格を必須にしている企業は全体でも少ないです。資格がなくても十分チャレンジできますよ。
ただ、採用の確率を上げるならパソコンを使う仕事に関連する資格を取っておくのが良いでしょう。
パソコンを使う仕事におすすめの資格は、以下のようなものがあります。
松下 建都
資格はあなたの能力を証明するものです。単に口だけでアピールするよりもずっと強力なアピールになるので、パソコンに詳しくない人は、資格の取得を目標にするのがおすすめです。勉強によって知識も身につきますよ。
③「自分で機材を買う必要がある?」
●業務に必要なものは基本的には会社が用意する
正社員でパソコンを使う仕事をする場合は、パソコンや必要なソフトなどは会社側で用意してもらえます。ただし、正社員でもテレワーク・在宅ワークをする場合は、以下のものは自分で準備しなければならないケースがほとんどです。
- 自宅のWi-Fi環境
- 仕事に使う机や椅子
- イヤホンやヘッドセット(オンラインでの打ち合わせが多い場合)
特にWi-Fi環境は、自宅で仕事をする場合は必須です。自宅のWi-Fi環境が整っていない場合は、Wi-Fiルーターの準備や回線の開通工事などが必要になりますよ。
キャリアアドバイザーコメント米田 有希プロフィールをみる
パソコンを使った仕事の場合、データ入力などの単純作業がメインの仕事であれば年齢や性別に関係なく目指すことができます。また手軽に始めやすいことから、スキルがあまりない人にもおすすめできる仕事ですよ。
ただエンジニアやデザイナーといった比較的スキルを求められる仕事の場合は、あまりに年齢が高いと「今からキャッチアップをしてもらうにも時間がかかるかも」「教育コストがかかりすぎる」と判断され、選考を受けてもなかなか通らない可能性があります。
職種や業種に限らず、企業側は長く働くことのできる若い人材を求める傾向にあります。パソコンを使う仕事が多いIT業界なども人手不足で需要が伸びてはいるものの、行動をするなら早めに始めるのがおすすめです。
パソコンを使う仕事16選! 適性やポイントから自分にぴったりな仕事を探そう
ここからは、パソコンを使う仕事を紹介します。主な業務内容に加えて、未経験者でもできるかどうかや、求められる人物像も併せて解説していきますよ。
一言で「パソコンを使う仕事」と言っても、内容はさまざまです。タイピングさえできれば良いものもあれば、専門的な知識やスキルが必要なものもあります。それぞれの内容をチェックして、どんな仕事に興味があるかを考えてみてください。
①データ入力
- 初心者でも挑戦しやすい仕事を探している人
- ミスなくタイピングができる人
- 隙間時間を使って仕事がしたい人
データ入力は、手書きのアンケート結果や紙の資料に書かれた内容などを、パソコンに入力していく仕事です。未経験者であっても挑戦しやすく、仕事をしているうちにタイピングスピードも上がっていきます。やればやるほど効率良く仕事を進められるようになるでしょう。
ただし正社員の求人でデータ入力だけを募集しているものは、それほど多くありません。大抵の場合、事務職やアシスタントなどの仕事の1つとなっていますよ。
米田 有希
仮に副業などでデータ入力を請け負うなどとしても、ほかのパソコンを使う仕事と比べると単価が低い場合があります。時給にすると数百円程度になることも珍しくありません。収入面には注意が必要ですね。
②文字起こし
- 言葉の意味を考えながらタイピングができる人
- 聞こえづらい点を繰り返し確認しながら、最後まで根気強く取り組める人
- 文章を書くことや、国語が得意だった人
文字起こしは、取材や学会・株主総会などの様子を録音した音声を聞いて、文章に書き起こす仕事です。最初に紹介したデータ入力と同じく仕事内容はタイピングが中心で、未経験者でも挑戦しやすい仕事ですよ。
ただ、「録音されている言葉の意味を理解しながら、自然な文章にまとめる必要がある」「録音状態が良くない場合があり、柔軟な対応が必要になるケースもある」といった点から、人によってはやや難易度が高い作業に感じやすいことは押さえておきましょう。
本田 百合香
文字起こしで正社員の求人はそれほど多くなく、どちらかと言えば副業や派遣の求人が多いですよ。
③一般事務・経理
- 細かな気遣いができる人
- ほかの人をサポートすることに喜びを感じる人
- 正確かつ慎重に仕事を進められる人
一般事務は、企業のさまざまな事務職を担う仕事です。書類作成やその管理、備品の発注・管理、来客や電話の対応、郵便物の受け取りなど、企業活動が円滑に進むようサポートします。
一般事務の仕事は、未経験者でも採用されるチャンスがあります。正社員での採用の場合、初めに紹介したデータ入力も一般事務の仕事とする企業もありますよ。
経理は、企業のお金の流れや取引の状況などを記録する仕事です。社員の給与支払いの処理や、社員が立て替えた経費の精算、税金の納付なども担当します。
経理はどちらかというと経験者・有資格者が採用されやすい傾向にあります。ただ、「未経験者歓迎」の求人なら、未経験でも採用される可能性は十分にありますよ。
④コールセンター
- 電話でのやり取りが得意な人
- 相手の話をよく聞き、一人ひとりに合った対応を考えられる人
コールセンターは、企業の中で顧客からの問い合わせに電話で対応する仕事です。電話でかかってきた問い合わせやクレームへの対応だけではなく、顧客への電話営業を担当する場合もあります。特別な資格や経験は必要ない場合がほとんどで、未経験でも応募しやすい仕事の1つです。
一見パソコンを使う場面がないように見えるかもしれませんが、コールセンターでは、商品の購入やサービスの申し込み内容を、電話対応をしながら入力することがあります。また、問い合わせの内容をもとに情報を調べることもありますよ。
マニュアルが用意されていることがほとんどなので、作業としても少しずつ慣れながら対応していくことができる職種です。
松下 建都
ただ、メインの仕事はパソコン操作に加えて電話対応も含まれるため、その点がストレスに感じやすい場合は入社後ミスマッチを感じてしまうかもしれません。
⑤ヘルプデスク
- 相手の話を聞きながら、トラブルの原因を根気強く調査できる人
- ITシステムやソフトウェアに関する知識や興味がある人
ヘルプデスクは、ITシステムやソフトウェアなどを使う際に起きたトラブルや疑問についての問い合わせに対応する仕事です。社員からの問い合わせに対応する「社内ヘルプデスク」と、顧客からの問い合わせに対応する「社外ヘルプデスク」にわけられます。
業務内容だけ見れば、コールセンターとよく似ています。タイピングや情報の検索スキルが求められる点も同じです。
しかしヘルプデスクはトラブル対応のために調査をしたり、社内の部署と連携したりする必要があります。未経験でも採用されるチャンスはありますが、できれば志望する業界の知識をつけておくとより選考でアピールしやすくなりますよ。
⑥パソコンインストラクター
- 相手の不明点をよく聞き、解決できるようわかりやすく説明できる人
- 人に操作方法を説明できるぐらいのパソコンスキルがある人
- 同じ質問を何度されても、丁寧に対応できる人
パソコンインストラクターは、パソコンを使うことに慣れていない人に操作方法を教える仕事です。働く場所はいくつかありますが、パソコン教室を開いている企業に勤めるケースが多いです。必須の資格は特になく、未経験でも採用されるチャンスがあります。
ただし、パソコンの操作方法やソフトウェアの使い方などを説明する仕事なので、パソコンをまったく触ったことがない場合は厳しいかもしれません。
本田 百合香
MOSのような、パソコンのスキルを証明できる認定試験を受けるのもおすすめです。
⑦Webライター
- パソコン1台でできる仕事を探している人
- たくさんの情報をわかりやすくまとめられる人
- 一人でもコツコツと記事を書き進められる人
Webライターは、Webで公開する記事や文章を執筆する仕事です。雑誌や新聞、小説などと違い求人なども多く、未経験から始める人も増加傾向にあるため近年は副業としても人気の仕事ですよ。
とはいえ、企業に所属してWebライターとして働くためには、一定年数の執筆経験や学歴を募集条件としているケースがあります。まずは副業などでチャレンジをしてみて、地力をつけてから挑戦するのも1つの手ですよ。
米田 有希
黙々と文章を書く仕事なので、一日のほとんどをパソコンに向かいあって作業することになります。パソコンを使う仕事という軸で就職・転職先を考えるならぴったりな職種です。
⑧ブロガー・アフィリエイター
- 世の中の流行に常にアンテナを張り、魅力的な記事に仕上げられる人
- 結果が出るまで、焦らずじっくりと取り組める人
ブロガーは、日々の出来事やニュース、商品のレビューなどをブログで発信する仕事です。ブログ内に広告を設置し、読者が見たりクリックしたりすることで得られる広告収入が主な収入源です。
一方、アフィリエイターは販売したい商品の紹介を中心にしたブログを執筆し、発信する仕事です。読者が自分のブログ記事から申し込みをしたときに、商品の販売元企業から報酬を受け取ります。
どちらも自分のブログさえあれば始められるため、未経験者でもまったく問題ありません。タイピングや情報の検索ができれば、すぐに開始できます。
本田 百合香
こういったビジネスモデルになるため、ブロガー・アフィリエイターに正社員の求人はほとんどありません。とはいえゼロというわけでもないので、一度求人をチェックしてみましょう。
⑨動画編集者
- 動画編集ソフトに挑戦できる人
- 0.1秒単位での調整など、細かい作業ができる人
- 作品が完成するまで、集中して取り組める人
撮影された映像を加工・編集し、作品として作り上げる仕事です。手がける映像は、テレビ番組やCM、Web広告の動画から、アニメーションや動画サイトにアップするための動画までさまざまです。
未経験者でも始められる仕事で、副業としても人気上昇中です。正社員の求人も一定数あり、最近は動画編集専門の企業も登場してきています。パソコンを使う仕事としては人気が高まっていますよ。
米田 有希
ただ、パソコンの操作スキルに加えて、高度な動画編集のスキルなどが求められます。単にパソコンを使う仕事がしたいからという熱意だけでは採用には至らないケースが多いため、動画編集への熱意や、スキルベースでのアピールを心掛けましょう。
⑩Webデザイナー
- 何かをデザインすることが好き、または興味がある人
- 普段からWebページを見る機会が多い人
- さまざまなアイディアを取り入れ、柔軟に対応できる人
パソコンを使う仕事としては、Webページのデザインを担当するWebデザイナーもおすすめです。
依頼人の要望からページのコンセプトや構成を考えたり、Webページの製作に必要な素材や画像を作ったりします。少ないメンバーで回す少数精鋭タイプの企業の場合は、コーディング・プログラミングまで担うこともありますよ。
未経験でも転職できる可能性はあります。ただ、Webデザイナーはスキルの高さが求められる仕事なので、まったくWebデザインの経験や知識がないと、採用されにくい点は覚えておきましょう。
松下 建都
Webデザイナーを目指すなら、スクールやセミナーなどを受講してスキルを少しずつ積み重ねていくのがおすすめですよ。
⑪Webマーケター
- 基本的なパソコンスキルがある人
- マーケティングの知識やトレンドの把握力に自信がある人
Webマーケターは、その名前のとおりWeb上でのマーケティング活動に携わる仕事です。手がけるものは幅広く、企業のWebメディアからSNS、Web広告、メールマガジンなどいくつもあります。
分析から提案までパソコンを使うことになるため、これもまたパソコンを使う仕事としてはおすすめの職種です。
一方で、Webマーケターは企業のマーケティング活動を総合的に企画・実行する仕事なので、完全に未経験から挑戦するには、ややハードルが高いかもしれません。
正社員での採用を目指すなら、「未経験者歓迎」としている求人や、研修制度が充実している企業への応募を検討しましょう。
米田 有希
まず自分のブログを開設し、収益化を目指すなかでスキルアップを目指すのも良いですね。マーケティングの知識はどんな業界でも活かせる汎用性の高いスキルなので、身に付けておいて損はありませんよ。
⑫SNSマーケター
- 普段からSNSをよく使っている人
- マーケティングに関する興味や知識がある人
Webマーケターとよく似ていますが、SNSマーケターはSNSのマーケティングを専門的におこないます。InstagramやTwitter、FacebookといったSNSや広告運用を通じて、企業のマーケティング活動をする仕事です。
SNSといってもスマートフォン(スマホ)だけで仕事をするわけではなく、メインはパソコンを使うことがほとんどです。
正社員求人のなかには未経験者歓迎のものもあり、「普段からSNSを使っている人」を歓迎条件にしている求人も多いため、SNSをよく使っている人ならパソコンに慣れていなくても採用のチャンスがあります。
⑬ECサイト運営
- 売上アップのために、何度も試行錯誤できる人
- 細かい仕事もミスなく完了させられる人
- 販売する商品そのものが好きな人
通販で買い物をするとき、インターネットショップを利用しますよね。「ECサイト運営」は、そういったインターネットショップを運営する仕事です。
ECサイト運営の仕事としては、具体的に以下が挙げられます。
- 「フロント業務」商品やECサイトの宣伝(マーケティング活動)や管理などをおこなう
- 「バックエンド業務」:商品の在庫管理や受発注業務、商品購入後の顧客への対応をおこなう
業務内容がまったく違うため、企業によっては業務内容別に求人を出すこともあります。パソコンの基本的な操作さえできれば、未経験でも応募できる求人がほとんどです。
⑭イラストレーター
- 依頼に合わせて、幅広いタッチのイラストが描ける人
- Illustratorなどのソフトを使いこなせる人
イラストレーターは、雑誌や広告、Webサイト、ゲームなどに使用するイラストを描く仕事です。仕事の幅は広く、ポスターなどに使う一枚絵から、ワンポイントとして使う挿絵までさまざまなイラストを手がける可能性があります。
専用のツールや器具などを使うのが一般的ですが、基本的にはパソコンを使うことになるため、パソコンを使う仕事を志望していて、イラストなどに興味があるならおすすめの職種です。
イラストレーターになるために取得すべき資格は特になく、未経験でも挑戦は可能です。しかし、未経験者歓迎のイラストレーターの求人は、それほど多くないことは覚えておきましょう。
本田 百合香
イラストレーターとして仕事を得るなら、まずはあなたの絵の質を証明するポートレートを作ってみましょう。それを武器にクラウドソーシングでの募集に応募し、少しずつ実績を積んでいくのがおすすめです。
⑮プログラマー・システムエンジニア
- 論理的思考力がある人
- 作業を効率化する方法が考えられる人
プログラマーとシステムエンジニア(SE)は、さまざまなシステムやソフトウェアの開発・設計をする仕事です。
- プログラマー:設計書を見ながら、プログラミング言語を使ってプログラムを組む
- SE:プログラマーより高度な仕事が求められ、顧客の要望をヒアリングし、その要望を満たすために必要なプログラムを設計する
もともとはどちらも経験者が採用されやすい仕事でしたが、人材不足の影響もあり、近年は未経験者歓迎の求人も増えています。ただし、基本的なパソコン操作ができない場合は、採用の可能性は低くなるため注意が必要です。
松下 建都
プログラミング言語の習得には時間がかかります。1人前になるまでには最低でも数年必要だと思っておきましょう。
⑯コンサルタント
- 顧客の悩みを解決する方法を考え抜き、提案できる人
- 問題解決能力の高い人
コンサルタントは、顧客から相談を受け、その課題の解決のためにアイディアを出す仕事です。顧客とのコミュニケーションや管理、リサーチなどさまざまな場面でパソコンを使う仕事といえますよ。
企業の経営をサポートする「戦略コンサルタント」や、課題解決に使えるデジタルツールの選定・導入支援をする「ITコンサルタント」など、担当する業務や分野ごとに役割が分かれている点が特徴です。
どのコンサルタントであっても、豊富な知識や現場経験が求められます。そのため、まずはコンサルティング会社に入社して経験を積む人が大半です。
本田 百合香
まったくの未経験からコンサルタントを目指すことは難易度が高いかもしれませんが、それまでの経験分野を突き詰めることでコンサルタントとしての仕事を担える可能性はありますよ。
「パソコンを使う仕事がいい」から一歩踏み込んだ志望理由の準備が欠かせない!
パソコンを使う仕事は多種多様にあるため、本当にあなたにマッチした仕事を探し出すためにはさらに踏み込んだ志望理由の準備が欠かせません。
パソコンを使うという要素以外で重視したいことは何か、仕事内容、待遇、社風……など、さまざまな観点であなた自身の志望理由を見つめ直し、具体化することが何より大切ですよ。
ここからはパソコンを使う仕事を目指すために押さえておきたい対策として、このような志望理由を明確する方法を解説していくので、最も重要な対策としてしっかりチェックしていきましょう。
これだけは押さえておきたい! パソコンを使う仕事に就職するための3つのコツ
パソコンを使う仕事を目指すなら、なぜその仕事に就きたいのかを明確にするなど、進めておきたい対策があります。着実に効果的な対策を進めていくことが希望をかなえる近道なので、ここですべきことを一緒に確認していきましょう。
①なぜパソコンを使う仕事に就きたいのかを明確にする
- 収入・待遇
- 仕事のやりがい
- ワークライフバランス・働き方
- スキルアップ・キャリア形成
- 職場環境・人間関係
まずは、パソコンを使う仕事に就きたい理由をはっきりさせましょう。パソコンを使う仕事に限らず、転職で重要なことは、自分が転職先に求める条件を明確にしたうえで志望企業を決めることです。
ただ、あまりにも自分の希望する条件にこだわりすぎると、なかなかこれだという求人が見つからず、いたずらに時間を浪費してしまうかもしれません。特に優先したいものはどれかについて考え、絞り込むようにしましょう。
本田 百合香
何を重視するかは人それぞれです。どれを優先しても間違っている・正解といったことはないので、ぜひじっくり考えてみてくださいね。
②なぜその企業が良いのかを言葉にする
- 事業内容
- 社風
- 求める人物像
「パソコンを使う仕事がいい」から「パソコンを使う仕事のなかでも、志望企業だからこそ」という点まで志望動機を言語化することも大切です。
特にパソコンを使う仕事は、企業が違っても仕事内容が似ている場合があります。「その企業のどこ魅力を感じたのか」まで掘り下げると、熱意や意欲が伝わりやすくなりますよ。
松下 建都
あまり詳しく調べないまま入社してしまうと、「こんなはずじゃなかった……」といったミスマッチにつながる可能性もあります。企業へのアピールだけでなく、あなた自身が希望の働き方をするためにもしっかりとリサーチしましょう。
キャリアアドバイザーコメント本田 百合香プロフィールをみる
志望動機が深掘りできていなかったとしても、採用してもらえる可能性はあるかもしれません。けれど自分自身でもその企業のどこが良いのかを言葉にできていないのでは、ミスマッチにつながってしまう可能性がありますよ。
入社した企業でしたいことが特になく、仕事に魅力を感じられなくなってしまったり入社前のイメージとのギャップを感じてまた転職したくなってしまうなど、同じことを繰り返す可能性が0とは言い切れません。
だからこそ面接対策だけでなく、まずは自分がパソコンを使う仕事をして何がしたいのか、どんなふうにスキルアップしていきたいからその企業を選ぶのかを明確にしましょう。
③スクールやセミナーなどを活用して知識・スキルを取得する
パソコンを使う仕事はスキルベースの仕事であることほとんどなので、事前にスキル習得のためにスクールやセミナーを活用するのも効果的です。
近年は、オンラインで受講できるスクールもたくさんあります。本業の合間に少しずつ学習を進め、スキルアップをするのも良いですね。
転職希望者向けのセミナーに参加するのもおすすめです。転職希望者全般に向けたものもあれば、「システムエンジニア志望者向け」「経理経験者向け」など、特定の人に特化したものもありますよ。
米田 有希
セミナーはスクールとは違って、無料で参加できるものもたくさんありますよ。気になったら、ぜひ積極的に参加してみてくださいね。
アピールできれば周りと差が付く! パソコンを使う仕事で求められる4つのスキル
パソコンを使う仕事は非常に豊富で、未経験から挑戦できるものもたくさんあります。ただ、挑戦しやすいからこそライバルが多いものです。
採用される確率を上げるためには、ライバルとの差別化を考えることが大切ですよ。ここからは、どんな仕事にも効果的なスキルを紹介します。
米田 有希
パソコンを使う仕事に就きたいけど、スキルがない……そう不安に感じているなら、これから解説する4つのスキル獲得を目標にするのがおすすめです。
①最低限これだけは必要! 「パソコンを使うスキル」
- ファイルの保存、検索エンジンを使った情報の検索など基本的な操作
- ワードやエクセルといったビジネスソフトの操作
- ビジネスメールの作成・送受信
パソコンを使う仕事をするなら、簡単なパソコンの操作だけは最低限できるようにしておきましょう。
自宅にパソコンがなく、スマートフォンやタブレットしか触ったことがない人もいるでしょう。しかし、スマートフォンやタブレットで使えるアプリがパソコンで使えなかったり、操作の方法が違ったりすることが大半です。
基本的な操作ができていないと、仮に入社できたとしても苦労することになるので、基礎的な部分は事前に学んでおくことをおすすめします。
松下 建都
パソコンでできる作業はパソコンでするなど、普段から少しでもパソコンに触れる機会を作っておきましょう。
②どの仕事でも求められる! 「タイピングスキル」
同じく、どんなパソコンを使う仕事でも必要になるスキルが、タイピングスキルです。タイピングが早くできればできるほど、仕事の効率がアップしますよ。
特にWebライターなど文章を書く仕事がしたい場合は、キーボードを見ずに文字を打ち込む「ブラインドタッチ(タッチタイピング)」ができると便利です。
ただし、タイピングスピードの速さだけではなく、「正確に打てること」も重要です。特にデータ入力や文字起こしなどは、正確性が重視されますよ。
松下 建都
無料で利用できるタイピングの練習サイトもあります。こうしたサイトも利用しながら、ミスなく入力できるよう練習を重ねましょう。
③これがないと続けづらいケースも! 「集中力・忍耐力」
パソコンを使う仕事は、長時間画面に向かって取り組むものがほとんどです。ほかの仕事に比べると移動や立ち仕事が少なく、単調に思えることもあるかもしれません。そうした状況下でも自分の仕事に向き合い、最後までやり遂げる集中力は欠かせないスキルです。
集中力と同じくらい重要なのが、仕事を途中で投げ出さない忍耐力です。WebデザイナーやWebマーケター、プログラマーなどは、顧客の希望を満たすまで何度も同じ作業をしなければならないこともあります。
松下 建都
つい途中で投げ出しがちな人は、まずは小さな目標を立ててみて、少しずつクリアしていく形で考えると継続しやすくなりますよ。
④実はテキストでのやりとりにも必要! 「コミュニケーション能力」
- 話す力:情報をわかりやすく正確に伝達する力
- 聞く力:相手の言葉を正確に理解する力
意外かもしれませんが、パソコンを使う仕事でもある程度のコミュニケーション能力は必要です。
「コミュニケーション能力」と聞くと、「人とうまく話す力」を想像する人もいるかもしれません。しかし仕事で必要とされるのは「話す力」と「聞く力」です。
情報をわかりやすく正確に伝え、相手の言葉は漏れや間違いなく理解できる力は、どんな仕事でも求められますよ。
本田 百合香
パソコンを使う仕事では、やりとりがテキスト中心の企業もあります。相手の顔や反応が見えない分、自分の考えを適切な言葉でわかりやすく伝えられることはより求められるといえますね。
キャリアアドバイザーコメント松下 建都プロフィールをみる
仕事をするうえではコミュニケーションは必要不可欠です。とはいえ、コミュニケーションが苦手という理由からパソコンで完結する仕事をしたいという場合もありますよね。
言うまでもなく、仕事をするうえではクライアントや社内の人とのコミュニケーションが必須です。特にチームで仕事をすることがある場合は、いかにコミュニケーションを取って仕事を進めていくかが肝心です。そう考えれば、コミュニケーションを完全に避けるのはなかなか難しいかもしれません。
ただもしかすると、一緒に仕事をしている人のなかにはあなたと同じようにコミュニケーションに苦手意識を持っている人がいるかもしれません。一見社交的に見える人でも、少なからず苦手に思うことはある可能性もあります。
コミュニケーションを完全に避けるのは難しいですが、そういった人たちからアドバイスをもらったりサポートしてもらうことはできます。まずは話しやすい社員や上司とコミュニケーションを取ることから始めてみてくださいね。
コミュニケーションが苦手な人は、こちらの記事があなたの強い味方になりますよ。
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ちょっとした工夫が大切! パソコンを使う仕事を長く続けるために意識したいポイント
- 常に情報収集やスキルアップして自分をアップデート
- デスクワークだからこそ健康管理に気を付ける
理想のパソコンを使う仕事に就くことができたら、できるだけ長く続けたいですよね。パソコンを使う仕事は技術の進歩によって仕事内容が変わることもあるので、その点でいえば情報収集をしてアップデートをしていくことも大切です。
ここからはそういったパソコンを使う仕事を長く続けるために意識したいポイントを解説します。しっかりチェックしておきましょう。
米田 有希
入社後も長く働き続けるためにどんな工夫をするか、というのは志望動機などでも取り入れたいアピールになります。選考対策という面でも要チェックですよ。
常に情報収集やスキルアップして自分をアップデートする
パソコンを使う仕事には未経験でも挑戦できるものが多いため、応募のハードルはそれほど高くありません。しかし、積極的な情報収集やスキルアップをして、自分をアップデートし続けることは重要です。
パソコンを使う仕事で重視されるのはスキルや経験値です。また、転職後は地道な作業や繰り返しも求められることがあります。目標や成長もなく、なんとなく過ごしているだけでは、スキルなども身に付かず、キャリアップも狙いづらくなるかもしれません。
松下 建都
幅広いジャンルにアンテナを張り、世の中の流行や最新の技術などをキャッチアップし続けることが、パソコンを使う仕事を長く続けていくうえで大切です。
デスクワークだからこそ健康管理に気を付ける
スキルアップと同じくらい大切なことが、自分の健康管理です。パソコンを使う仕事は座りっぱなしになりやすく、運動不足になりやすい傾向があります。職種によっては、締め切りを守るために夜遅くまで仕事をする場合もあるかもしれません。
また、メンタルの不調にも注意が必要です。パソコンを使う仕事は1人でするものや在宅でするものも多いため、不安やストレスを抱え込んでしまう人も実際います。
適度な運動をして気分転換をしながら働く、規則正しい生活習慣を保つなどの心掛けもパソコンを使う仕事を長く続けていくうえでは大切ですよ。
本田 百合香
軽いストレッチや散歩などいくつかの方法を考えておき、日替わりで試してみるのもおすすめですよ。
自分に一番合うパソコンを使う仕事を見極めて理想をかなえよう!
ここまで、パソコンを使う仕事の基礎知識や具体的な職種、転職をスムーズに進めるためのスキルやコツについて解説してきました。
パソコンを使う仕事は未経験でも挑戦しやすいものも多く、スキル不問の求人もたくさんあります。しかし、だからこそスキルアップや情報収集に積極的に取り組み、ほかの応募者と差をつけることが重要です。
逆に言えば、それができればパソコンを使う仕事への転職は思っているよりも難しくないかもしれません。まずはどんな仕事がしたいのか、なぜパソコンを使う仕事がしたいのか洗い出すところから始めましょう。
その前提があるうえで、パソコンを使う業務が主な仕事内容の職種を分類するなら、以下のものが挙げられます。