努力できない自分を変える12の方法|原因×目標の明確化がマスト

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「努力できない」を今すぐ解決する12個の方法

目次

  1. 努力できない自分は変えられる! 原因を特定して意識を切り替えよう
  2. 努力できることって必要? まずはその重要性から確認! 
  3. 仕事は困難の連続だからこそ努力できる力が大切になる
  4. 努力できる力はあなたの強みの一つにもなる
  5. 努力できないと悩むあなたに知ってほしい3つのこと
  6. ①努力できないと悩む人はあなた以外にもたくさんいる
  7. ②「努力できる」は後天的に獲得できるスキル
  8. ③「努力ができない」を解決するには気持ち以外の工夫が必要
  9. なぜ努力できないのかの原因究明が自分を変える糸口になる!
  10. 当てはまるものはある? よくある努力できない12個の原因とその解決法
  11. ①「努力の必要性がわからない」
  12. ②「やりたいことではない」
  13. ③「結果を求めるのが早い」
  14. ④「目標を自分で立てられない」
  15. ⑤「理想が高く行動に移せない」
  16. ⑥「自分に自信が持てていない」
  17. ⑦「努力した先の成果を信じられない」
  18. ⑧「面倒くさがって行動に移せない」
  19. ⑨「努力が実らなかった経験がある」
  20. ⑩「努力を必要以上にハードル高くとらえている」
  21. ⑪「何をやるにも完璧を求めてしまう」
  22. ⑫「他の誘惑に負けてしまう」
  23. 「努力できない」から一歩ふみ出そう! 自然と努力ができるようになる4ステップ
  24. ステップ①:将来なりたい自分像を想像してみる
  25. ステップ②:目標を書き出して自分がやるべきことを可視化する
  26. ステップ③:目標の期限と具体的な行動を設定する
  27. ステップ④:環境を整えて目の前の小さな行動を積み上げていく
  28. 周りの力も利用しよう! 努力できる環境を作る方法2選
  29. ①コーチやメンターを付けて相談できる環境を作る
  30. ②一緒に頑張る仲間を見つけて努力を続けていく
  31. この思考を身に付けよう! 努力を継続するために必要な考え方
  32. すぐに結果が出ると思わない
  33. 他人と比較しない
  34. 努力できないとどうなる? 未来の自分を想像して努力ができるようになるきっかけにしよう
  35. ①自分が思い描く理想を叶えることができない
  36. ②自分に対しての自信がどんどんなくなってしまう
  37. ③努力できなかったことを後悔してしまう
  38. 「努力できない」を克服して目標に向けた着実な一歩をふみ出していこう

努力できない自分は変えられる! 原因を特定して意識を切り替えよう

こんにちは、キャリアアドバイザーの今井です。

努力できないと悩んでいる人から、よくこんな相談を受けることがあります。

努力できないと悩んでいる人が抱きやすい疑問

努力したいのにできない、だから自信がもてない、そうして努力できない自分を責めてしまい、「自分はダメなのかもしれない」と悩んでしまうこともあるかもしれません。

まず前提として、努力できないと悩む人は多くいるので「自分だけがダメなんだ」と悩む必要はありませんよ。それに努力できるようになる、というのは後天的にも会得できるスキルです。今はできなくても、対策と行動次第でその悩みは必ず解決できます。

この記事では、努力ができない原因とその解決法を解説します。一緒に「努力できない」を「努力できる」に変えていきましょう。

努力できることって必要? まずはその重要性から確認! 

努力できることの重要性を確認

努力できる能力はそもそも必要なのか? そもそも努力すること自体に疑問を抱いているかもしれませんね。まずはそれらの疑問を払拭するのが大切です。

ここからは、努力できることの重要性について解説していきます。努力できない原因や解決法などを知る前段階として、しっかりと理解していきましょう。

仕事は困難の連続だからこそ努力できる力が大切になる

どんなに好きな仕事だとしても、ときには困難に直面することもありますよね。そんなとき、解決に向かって努力できるなら、前に進むことができ、結果は伴わずとも成長も得られます。

ただ、努力できず諦めてしまうようであれば、状況は好転せず「仕事を続けていても楽しくないな」「仕事がつらいな」という感情ばかりが大きくなってしまうかもしれません

困難を乗り越えるためには、「努力できる力」がとても大切なのです。

努力できる力はあなたの強みの一つにもなる

「努力できる力はあなたの強みの一つにもなる」のまとめ
  • 物事に一生懸命取り組める力は仕事を進めていくうえでの武器にもなる
  • 努力できる力は就活の選考のアピールにも使える

「努力できる力」は、実はあなたの強みにもつながることを知っていましたか? 物事に一生懸命取り組める力、困難に立ち向かう力は、あなたが仕事を進めていくなかで大きな武器になります

企業としても、努力できる人であれば安心して仕事を任せようと考えます。あなたが努力した経験を選考などでアピールできれば、企業の安心にもつながり、結果的に選考を突破しやすくもなるのです。

また、努力ができるあなたの姿勢は、周りから見たときに「あの人頑張っているな」と思ってもらえるチャンスでもあります。「努力できる人間」であると認識されれば、新たな仕事を任されたりと、チャンスが舞い込んでくるかもしれません。

松下 建都

松下 建都

努力できる力はあなたの人生を有意義にするとても重要な要素なのです。

本田 百合香

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就活や仕事の面でも努力できる力は重要になる!

努力をすることは、自分の仕事への誇りや自信を持つことにもつながります。その誇りや自信は、日々の努力を怠らないことにつながり、良い評価や大きな実績として現れ、結果として自分のキャリアの幅が広がることにもなるでしょう。

また、仕事以外であれば、就職活動にも大きな影響を与えます。たとえば、努力できずに「まあいいか」 と諦めてしまう人と努力できる人とでは、企業分析や自己分析の深さも変わってきます。さらに結果が出るまで諦めない忍耐力も持っているので、就職に成功する確率も上がりますよ。努力できる力というのは、とても重要な要素であることを覚えておいてくださいね。

努力できないと悩むあなたに知ってほしい3つのこと

努力できないと悩むあなたに知ってほしい3つのこと

努力できないと悩むあなたにまず知ってほしいことが3つあります。この3つの内容は、努力できないと悩んでいるあなたの不安を和らげてくれますよ。

努力できないと悩んで行動できない状況を避けるためにも、ここから解説する内容をしっかりとチェックしてくださいね。

①努力できないと悩む人はあなた以外にもたくさんいる

努力できない自分を責めてしまい、「自分は努力できない人間なのかも」と思ってしまうこともあるかもしれませんね。そんなふうに自分を否定してしまう気持ちはよくわかります。

そんなときこそ、周りの人に目を向けてみてください。あなたと同じように努力できないことに悩んでいる人はほかにもいないでしょうか? 努力するということは大きなエネルギーを必要するため、全員が全員努力する姿勢やマインドを身に付けられているわけではありません

米田 有希

米田 有希

まずはその事実を理解して、自分を必要以上に責めてしまう状態から抜け出しましょう。

②「努力できる」は後天的に獲得できるスキル

「努力できる」は後天的に獲得できるスキルだといえる理由
  • 努力することを続けていくうちに努力のハードルが下がるから
  • 努力できる時間を増やすことで努力を努力と感じなくなるから

「努力できる」は生まれながらの才能だと思うこともあるかもしれませんが、もちろんそんなことはありませんよ。「努力する」という行為は、後天的に身に付けることが可能なスキルなのです。

たとえば、文章を書くことも初めは苦手でうまく書けないかもしれません。ただ、勉強をしたり、本を読んだりするなかで、段々とうまくなり人よりも上手な文章が書けるようになります。

「努力できる力」も同じです。少しずつでも努力できる時間を増やしたり、続けたりしていくことで、確実に身に付けることができるのです

本田 百合香

本田 百合香

いま努力ができず悩んでいたとしても、行動次第で必ず改善できますよ。

③「努力ができない」を解決するには気持ち以外の工夫が必要

「努力ができない」という問題は、心の問題だけではなく、置かれている環境や生活スタイルも深く関係しているケースがあります

たとえば、努力したいけどやる気が出ないとき、その背景には自分の体調が悪い、今いる環境が悪いなど、心以外の部分が影響を与えている場合もあるのです。

「もっと頑張らなければ」と自分を追い込むだけでは解決できません。環境の整備や仲間づくり、具体的な目標設定など、気持ち以外の工夫が必要です。一つひとつの工夫が、あなたの努力できる力を生むということをまず意識しておきましょう。

松下 建都

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「自分なりの努力」を積み上げることが状況を変える

「努力ができない自分はダメな人間だ……」。そう思い込んでしまい、無気力になってしまうのはとてももったいないことですよ。前提として、まず努力できる力は必要だと自覚できていることは大きな前進です。

努力は才能という考え方もあるかもしれません。ただ一方で、努力の仕方や努力の意味は人それぞれで違うということを知っておきましょう。最初から高いハードルを掲げる必要はありません。あなたなりの努力を積み上げること、これがとても大切です。

毎日5分でも努力を継続して、感情のコントロールではなく、歯磨きのように習慣化する。自分のなかの睡眠や食事と同じ感覚にまで持っていけるよう、徐々にトレーニングをすることで「努力できる自分」へと変わっていきましょう。

なぜ努力できないのかの原因究明が自分を変える糸口になる!

努力できない原因の特定が何よりも重要!

「努力できない」を解消するには自分の原因に合った的確な解決法を実践することがとても大切です。というのも、努力できない原因は「目標が見つからない」「めんどくさくなってしまう」など一人ひとり違うからです。

自分が努力できない原因は何なのかを突き止めて、その原因に合わせた解決法を実践していけば、努力できない自分を必ず変えることができますよ

ここからは、多くの努力できない人に当てはまる原因と解決法、努力を継続していくための方法などについて解説していきます。自分はどの原因に当てはまるか見極めて、努力できない現状を打破していきましょう。

当てはまるものはある? よくある努力できない12個の原因とその解決法

努力できない自分を変えようと頑張ったけど、なかなか変えることができなかった……そんなふうに悩んでしまうこともあるかもしれません。その理由は、自分に合った努力できない原因の対策をできていないケースがほとんどです。

ここからは、よくある努力できない12つの原因とその解決法を解説していきます。自分がどの原因に当てはまるのかしっかりと確認したうえで、正しい解決法を実践していき、努力できる自分に変わっていきましょう。

①「努力の必要性がわからない」

●目標を目指すうえで努力は欠かせない要素だと知ろう! 

努力が必要と言われても、具体的になぜ必要なのかわからないと思ってしまうかもしれませんね。ただ、仕事や趣味などどんなことにも努力できる力は必要です。何かを目指すうえで努力が欠かせない要素だからです。

たとえば、あなたが就職活動で希望の企業の内定をもらうには、自己分析や企業分析など準備を着実に進めていくといった努力が必要ですよね。何かを達成するためには少なからず努力が必要になるのです

本田 百合香

本田 百合香

努力は目標を達成するための手段です。もし、自分が何か目標を達成したいと考えているのであれば、努力の必要性を再認識してみてください。

②「やりたいことではない」

●自分が本当にやりたいことや情熱を感じることに力を入れよう! 

「これは自分のやりたいことと違うかも」という感情も努力できない原因の一つです。自分が今やっていることに価値を感じられず、努力を作業のように感じてしまっているのです。

そんなときは、自分が本当にやりたいこと、情熱を感じることを探してみましょう。まずは自分自身を見つめ直し、興味のあること、得意なことを何か考えてみてください

どんな小さなことでも構いません。そして、やりたいことを見つけたら、それに全力で取り組んでみてください。自分が本当にやりたいこと、情熱を感じることであれば、努力を努力と感じずに取り組めますよ

米田 有希

米田 有希

仕事に対しても、普段の業務のなかでもこれは楽しい、意欲的に取り組めるものがないかを探してみましょう。そこに対してエネルギーを注いでいれば、自然と努力できる姿勢が身に付いているかもしれません。

やりたいことではないと迷っているのなら、まだ自分に向いてる仕事が見つかってない状況かもしれません。向いてる仕事の見つけ方はこちらの記事で解説しているので、参考にしてみてくださいね。

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③「結果を求めるのが早い」

●努力は小さな積み重ねによって結果が出ることを理解しよう! 

努力をしてもなかなか結果がでず、いつの間にか意欲を失っていた……。そういったケースも努力できない原因として挙げられます。

ただ、努力した先の成功や結果は、一夜にして訪れるものではありません。1日集中して取り組むよりも、日々少しずつでも前に進むことの方が重要です

努力とは積み上げていくものです。階段を一歩一歩登るような、小さな積み重ねが大きな結果につながりますよ。すぐに結果を求めたい気持ちもわかりますが、努力による積み重ねが大切なことは覚えておいてくださいね。

松下 建都

松下 建都

結果を急ぐのではなく、努力したことの結果がついてくるのは時間がかかると理解しているだけでも、気持ちが楽になるはずです。自分自身の成長を信じて、一歩ずつ進んでいきましょう。

④「目標を自分で立てられない」

●目標設定のステップを理解して何をするべきか明確にしよう! 

目標が決まっていない状況は、地図を持っていないのと一緒です。その状況では、自分がどの道を進んでいけばいいのかわからず、努力するための最初の一歩もふみ出せません。

努力できない状況から抜け出すには、自分が何を望み、何に価値を見出すかを理解してゴールを明確にするのがとても大切です。目標が決まれば、それを達成するための具体的なステップを考えることで、自然と前に進み始めることができますよ

米田 有希

米田 有希

目標設定の方法は後半で解説しています。努力できる自分になるためにも、そちらの内容を参考に目標を設定してみてくださいね。

⑤「理想が高く行動に移せない」

●小さな目標を設定して行動のハードルを下げよう! 

本田 百合香

本田 百合香

高い理想を持つことは素晴らしいことです。ただ、その理想が自分の行動を妨げて努力できなくなっている可能性もありますよ。

理想を現実にしていくためには、理想と現実のギャップを把握して、自分がまずできる小さなステップを設定することがとても大切です。

たとえば、エンジニアとして独立したいと考えたとき、独立という大きな目標だけを見てしまうと具体的にいま取り組むべきことが見えにくくなってしまい、行動に移せなくなってしまうかもしれません。

そこで、小さな目標として「まずはITの資格を取得する」と設定すると、目標のハードルが下がり、行動に移しやすくなりますよね。

理想を小さな目標に分解し、一つひとつ達成していくことで、高い理想も少しずつ現実に近づいていくのです。その積み重ねが努力できる自分につながっていきますよ。

⑥「自分に自信が持てていない」

●自分をほめる時間を作って自己肯定感を上げよう! 

努力ができない原因には、自分に自信が持てず努力しても無意味だと感じてしまうケースも挙げられます。

自信を持てないの理由としては、自己分析が足りておらず、自分の強みや長所を知らないから、ということが多いです強みや長所を見ずに、短所ばかり見てしまうため、自分に自信が持てないネガティブモードに陥ってしまうのです

そんなときは、自分を褒める時間を作ってみてください。自分の日々の成功体験を振り返ることで、自信を持てるようになります。

自分を褒める例
  • 行動できたことを褒める:今日は30分読書できた
  • 結果につながったことを褒める:新プロジェクトの打合せがうまくいった
  • 人に感謝されたことから自分を褒める:同僚から「仕事をサポートしてくれてありがとう」と言われた
松下 建都

松下 建都

それらを積み重ねていくことで、自分に自信が持てるようになり、努力への行動にもつながりやすくなりますよ。

⑦「努力した先の成果を信じられない」

●努力した先の延長線上にある結果を具体的にイメージしよう! 

努力したとしても結果は伴わないかも……そう思う気持ちはよくわかります。努力すれば必ず成功するというわけではありません。

ただ、成果を得るには努力が必ず必要になってきます。たとえば、プロのスポーツ選手は小さいころからプロ選手になると信じて練習を積み重ねてきたからこそ、プロとして活躍していますよね。大きな成功には地道な努力が欠かせないのです。

だからこそ、努力した先に待ってる未来をできるだけ具体的にイメージしてみてください。そのイメージが鮮明であればあるほど、あなたの努力も実りますよ。自分の力を信じて、努力を続けてみてください。

努力の先を具体的にイメージする例
  • Webエンジニアのフリーランスとして独立し、在宅で仕事をする
  • 5年以内にマイホームを購入するため購入資金を貯める
  • 今の会社でキャリアアップを目指し、月収50万円を稼ぐ

⑧「面倒くさがって行動に移せない」

重く考えずゲーム感覚で行動してみよう! 

面倒くさがって行動に移せないというのも努力できない原因の一つです。「努力する」という行為自体が、やる気の低下につながってしまうこともあるでしょう

そこで取り入れてほしいのが、努力することをゲーム化してみるということです。努力を高いハードルのようにとらえるのではなく、いかに楽しいものとして考えられるかも重要な視点ですよ

米田 有希

米田 有希

難しく考えれば考えるほど努力しようと思える状態から遠ざかります。まずは自分のなかでのハードルを下げることから始めてみましょう。

ゲーム感覚で行動する例
  • 30分でどれだけ問題が解けるか試してみる
  • 今日勉強すれば経験値が手に入ると考えてみる
  • 「1週間仕事を頑張れたらケーキを食べる」のようなご褒美を用意する

⑨「努力が実らなかった経験がある」

過去の経験は成功までの過程だと考えるようにしよう! 

たくさん努力したのにうまくいかなかった……そんな経験が自分の足かせとなり、努力できなくなっている場合もありますよね。その経験は確かにつらいものですが、同時に何か学びを得ているはずです。

その失敗からどう学び、どう改善していくか考えることで次に向けたステップをふみ出すことができます。結果が出ないからといって努力が無駄だったわけではありませんよ。その努力は必ず未来の自分にプラスの要素として返ってきます。

本田 百合香

本田 百合香

かつて努力をしていた経験があるなら、あなたは必ず以前のように努力できるようになります。あなたの過去の経験を、自分の自信に変えていきましょう。

過去の失敗を成功までの過程と捉えた例
  • 大学で必修科目を落としてしまったが、「次は絶対に落とせない」という強い気持ちが生まれ、結果的に成績が上がった
  • 自分が中心に進めていた新商品開発が失敗に終わったが、その経験を活かしてより顧客ニーズに沿った企画ができるようになり、会社の売り上げに貢献した

⑩「努力を必要以上にハードル高くとらえている」

努力と思えないくらいの小さなことから始めてみよう! 

努力と言われると、「どれだけ頑張らないといけないのだろう」とハードル高くとらえてしまいますよね。大きな壁をイメージしてしまうと、なかなか行動に移せないでしょう。

そんなときは、努力とは思えないような小さな行動から始めてみましょう壁に階段を作って一段ずつ登っていくイメージです

たとえば、勉強のハードルが高いのであれば、「まずは机に座る」を目標にしてみます。すると、教科書やノートが目に入り、自然と勉強を始められることもありますよね。

松下 建都

松下 建都

このように、一つひとつのハードルを下げることで、自分の目標に着実に近づくことができるのです。

努力と思えないくらいの小さなことから始める例
  • 勉強するためにまずは机に向かう
  • 一本早い電車に乗って少しだけ早めに会社に行く
  • 求人サイトに登録だけしてみる
  • 面接頻出質問例が載ったサイトをブックマーク登録だけしてみる

⑪「何をやるにも完璧を求めてしまう」

●100点でなくても大丈夫という意識を持とう!

何事も完璧にこなさないと気が済まないという性格で、掲げるゴールが高すぎるあまりに行動が起こせなくなっている人もいるかもしれませんね。そんなときは、100点をでなくてもいいという感覚を持つことから始めましょう

たとえば、毎日2時間勉強するという目標を立てたとき、2時間勉強できないとダメだと思ってしまうとつらくなってしまいますよね。そんなとき、「2時間はできなかったけど1時間30分できたから努力できてる」と思えば努力を継続できます

米田 有希

米田 有希

仕事においても、若手のうちは最初から完璧を求められるケースは少ないです。まずは取り組むこと、どんな形であれアウトプットを出すこと、その点を意識して行動を起こし続けることを軸にしてみましょう。

60点でもいいという意識を持つ例
  • 3時間勉強するという目標に対して2時間しか勉強できなくても「2時間も勉強できた」と自分を納得させる
  • 仕事で自分が納得いくまで資料を作ろうとするのではなく、まずは提出してみて意見をもらいながら完璧な資料を目指していく

⑫「他の誘惑に負けてしまう」

●誘惑に負けにくくなる環境を作り出そう! 

誘惑に負けてしまい、自分が思ったとおりの努力ができないという場合には、環境づくりを見直してみてください。たとえば、資格を取得するために勉強したいと思っているのなら、以下のような環境を作ることで、誘惑に負けなくなりますよ。

環境が自分の意思に与える影響は意外と大きいものです。軽く部屋を整えるだけでも効果が出ることもあるので、まずは身の回りを見渡して、原因がないかということを考えてみましょう。

誘惑に負けない環境作りの例
  • 仕事終わりに家に帰らずにカフェで勉強する
  • 先生を付けて勉強を教えてもらう
  • 一緒に勉強する仲間を見つけて勉強の進捗を報告し合う
松下 建都

松下 建都

人は環境が変わるだけで簡単に努力ができるようになるケースもあります。自分が誘惑に負けないような環境づくりも意識してみてくださいね。

「努力できない」から一歩ふみ出そう! 自然と努力ができるようになる4ステップ

努力できない自分を変えたいなら、着実なステップを踏んで一歩をふみ出し続けていくことが大切です。いきなり努力しようとするのはなかなか難しいものだからこそ、少しずつ段階をふんでいきましょう。

ここからは、努力ができる自分に変わるための、最初の一歩をふみ出す4ステップを解説していきます。努力できない現状から抜け出すためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ステップ①:将来なりたい自分像を想像してみる

キャリアビジョンの立て方

あなたはどんな自分になりたいのでしょうか? そんななりたい自分が明確に決まれば、努力できない現状から抜け出すことができますよ

まずは「努力できない」と感じている自分を変えるために「将来なりたい自分像」を想像してみましょう。自分がどうなりたいのか、何を達成したいのか、そのビジョンを明確に描くことで、何を努力すればいいのかも自然と決まってきます

将来なりたい自分像を見つけるステップ
  • 自己分析から自分の好きなこと、得意なことなど価値観を見つける
  • 価値観をもとに自分が心の底からやりたいと思えることを考える
  • やりたいことを叶えられる将来の自分像を思い描く
本田 百合香

本田 百合香

なりたい自分は難しく考える必要はありません。今の自分が率直に考えているなりたい自分を想像してみてください。その方が行動に移しやすくなりますよ。

米田 有希

キャリアアドバイザーコメント米田 有希プロフィールをみる

将来像を想像すれば「努力の方向性」が見えてくる!

将来なりたい自分像を考えることで、目標がない自分から目標に向けて行動できる自分へと変わることができます。その目標に向けた行動には、必ず努力する力が必要になってきますよね。

また、「自分は努力なんてできない」と思っていたとしても、将来の目標が見つかると、努力をできないと思っていたのはある特定分野であり、別の分野なら努力を努力と思わず取り組める、といった発見につながることもあります。

努力できないのではなく、努力する方向性がわからなかっただけ、そういった人はとても多いです。将来像を考えることは結果としてあなたが必要とする努力の方向性が見えてくるという意味で、とても大切ですよ。

なりたい自分像はキャリアビジョンにもつながってきますよ。こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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ステップ②:目標を書き出して自分がやるべきことを可視化する

次に、なりたい自分像から具体的な目標を書き出して、自分がやるべきことを可視化してみましょう。自分が目指す目標がはっきりすれば、行動に迷いがなくなります。今自分がどのような努力をするべきかが明確になり、一直線に目標まで向かっていけますよ。

目標を書き出して自分がやるべきことを可視化する例
  • 誰かの役に立って充実感を得たい→役に立てるように接客スキルを身に付ける必要がある
  • 趣味に使えるお金を増やしたい→転職して年収をあげないといけない
  • 将来的には独立したい→ITスキルをもっと磨いていく必要がある
本田 百合香

本田 百合香

目標を書き出すときは、「なりたい自分像を叶えるためには何が必要かな?」という視点で考えてみると、可視化しやすくなります。できるだけ具体的に何をやるべきなのか、書き出してみてくださいね。

ステップ③:目標の期限と具体的な行動を設定する

やるべきことが決まったあとは、目標を達成するための期限と、それに向けての具体的な行動を設定しましょう。

なぜ期限を設定するのかというと、目標に対する具体的な進捗状況がわかり、努力を継続するための目安になるからです。また、具体的な行動を設定することで、目標達成のための具体的なステップが見えてきます。

ほかにも、明確な期限がある方が「頑張って達成しよう」というモチベーションの向上にもつながります。結果的に努力を継続することにもなるので、期限を設定するのはとても効果的な手法ですよ。

目標の期限と具体的な行動を設定する例
  • エンジニアとして独立したいと考えてみる
  • 目標の期限は30歳まで、具体的な行動はさらなるスキルの向上と顧客の確保をやっていく
  • スキル向上は今の会社に勤めながらIT関連の資格取得を目指していく
  • 顧客の確保はフリーランスのコミュニティに属して交友を広げていく
松下 建都

松下 建都

ゴールから逆算して、何をするべきなのか一つひとつ明確にしていきましょう。期限や行動が具体的であればあるほど、努力できる自分へとつながっていきますよ。

ステップ④:環境を整えて目の前の小さな行動を積み上げていく

行動するときは、大きなことから取り組もうとせずに、目の前の小さなことから取り組んでいく姿勢がとても大切です。小さな目標を達成していくことで、自己肯定感も上がり、努力を継続できるようになりますよ

また、努力を継続していくには環境作りも重要です。努力するのが面倒だと感じるときも、環境が整っていれば一度立ち止まって、努力を継続できます。以下の環境づくりの例を参考に自分に合う環境を作ってみてくださいね。

努力するための環境の例
  • コーチやメンターなどをつけて相談できる環境を作る
  • 一緒に目標を志す仲間を見つけて励ましあいながら努力していく
  • 自分が前向きな気持ちになるようなものを購入する
米田 有希

米田 有希

どんなに具体的な目標を設定できても、環境が整っていなければ行動につながらないこともあります。まずは行動できる環境を整えていきましょう。

周りの力も利用しよう! 努力できる環境を作る方法2選

努力できる環境を作る方法

努力できない原因が環境にあるなど、自分の力ではどうしようもない場合もあります。そんなときは、周りの力を使って努力できる環境を作ってしまうのも効果的な方法ですよ。

ここからは、周りの力を利用して努力できる環境を作る2つの方法について解説していきます。ここまで解説した内容を実践しても努力するのが難しいというときにこそ実践してみてくださいね。

①コーチやメンターを付けて相談できる環境を作る

「努力できない」と感じたとき、自分だけで抱え込まずに、他人の力を借りることも一つの解決策ですよ。たとえば、自分の正直な気持ちを相談できるようなコーチやメンターを見つけ、悩みや目標について相談することで、新たな視点やアドバイスをもらえます。

コーチやメンターは人の相談を受けて解決するプロなので、相談するなかで自分を見つめ直すことができます。そのような相談できる環境を意図的に作り出すことで、努力する原動力を生み出せるようになりますよ。

松下 建都

松下 建都

相談先を探すなら、就職エージェントに相談するのも一つの手です。就活相談だけでなく、キャリアの相談もできるので、今の自分の現状を理解してもらったうえでアドバイスをもらえますよ。

本田 百合香

キャリアアドバイザーコメント本田 百合香プロフィールをみる

相談先の選択肢は広く持っておくことが大切!

何事も一人では怠けてしまったり、サボったりしてしまうものです。そんなとき、コーチやメンターがいれば、相談に乗り、努力するための方法を一緒に考えてくれます。就活でいえば、ハローワークの相談員や就職エージェントがコーチやメンターにあたりますよ。

ハローワークは、若者向けや就職氷河期世代向けといった特定の世代にスポットを当てた相談も実施しています。自分の状況に合ったサポートを受けることができるかもしれません。

また、就職エージェントは非公開求人を持っており、就職市場には出ていないあなたにマッチした求人を紹介してもらえることもあります。もちろん、書類作成のコツや面接対策のサポートなどもしてくれます。

就職活動を進めていくうえでは、上記のようなあなたの努力をサポートしてくれるサービスを頼ることが、内定獲得の秘訣ともいえますね。

就活においてはハローワークがコーチやメンターの代わりになってくれますよ。こちらの記事でハローワークについて詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。

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②一緒に頑張る仲間を見つけて努力を続けていく

努力できない自分から変わるためには、一緒に頑張る仲間を見つけるのも効果的な方法です。共通の目標を持つ仲間と一緒にいることで、お互いに刺激を与えて励まし合うことができます

また、挫折しそうなときや困難に直面したときも、仲間がいればふみとどまって、ともに乗り越えていけるでしょう

一緒に頑張る仲間を見つける方法
  • SNSで努力の課程を発信してつながる
  • 同じ年代のコミュニティに参加する
  • 同僚や後輩に呼びかける
松下 建都

松下 建都

仲間と一緒に努力することはとても大きな力になります。そんな努力できる環境を自分で作り出していくことがとても大切ですよ。

この思考を身に付けよう! 努力を継続するために必要な考え方

努力できる環境を作る方法

努力して目標を達成するうえで大切になるのが、努力を継続していく力です。努力できる力を身に付けても、途中で挫折してしまっては、自分が望む結果は手に入らないですよね。

だからこそ、努力を継続していくための考え方が重要になってきます。ここから解説する考え方をチェックして、継続する力を身に付けていきましょう。

すぐに結果が出ると思わない

「努力すればすぐに結果が出る」と思うこともありますよね。ただ、短い期間の努力では自分の望み通りの結果になるとは限りません。努力は長いこと積み上げた先に結果がついてくるものです

だからこそ、努力の結果は必ずしも即座に現れるものではない、という考え方を持つことが大切です。この考えを持っていれば、あきらめることなく結果が出るまで努力を継続することができますよ。

本田 百合香

本田 百合香

結果がすぐに現れないのは、その努力が無駄な行動だからというわけではありません。時間をかけてでも自分のペースで努力を継続していくことが、長期的な成果を生むためには必要なのですよ。

松下 建都

キャリアアドバイザーコメント松下 建都プロフィールをみる

就活でも努力を積み重ねてきた人が内定をつかんでいる!

何事もすぐに結果が出るとは限らないですよね。たとえば、就活や転職でも早めに内定がもらえないからと、あきらめてしまうケースが多々あります。ただそんなときこそ大切なのが、自己分析から自分への理解を深めたり、企業研究で自分に合う企業を探すなどといった地道な努力です。

理想の就活や転職を成功させてきた人は、何度もトライをして失敗を繰り返し、そのたびに努力を続けてきた人がほとんどです。地道で時間のかかることではありますが、努力することは将来の目標や自分の今後のキャリア形成に必要なことです。そう考えて目の前のことに一生懸命取り組んでいきましょう。

他人と比較しない

他人と自分を比較してしまうこともあるかもしれませんね。ただ、他人と比較することこそが努力の邪魔になる場合もあります。

努力をするうえで大切なのは、自分自身のペースで進めていくことです。人はそれぞれ異なる背景や環境、能力を持っていますよね。

他人と比較するのではなく、自分自身がどれだけ成長できたか、自分自身との比較に目を向けてみてください。

米田 有希

米田 有希

自分自身の進歩を明確に見ることができれば、モチベーションも上がり、次へのステップにつなげていくことができますよ。

努力できないとどうなる? 未来の自分を想像して努力ができるようになるきっかけにしよう

努力できなかった未来の自分を想像してみよう

努力できなかった結果はどうなるのか? 本当は目を背けたい事実だからこそ、その事実を知ることで自分の危機感につながりますよ。努力ができるようになる糸口になるかもしれないので、努力できなかった未来の自分がどうなるのかはチェックしておきましょう。

「こんな将来を迎えたくない」と思えば思うほど、未来の自分のために努力できるようになるので、ぜひチェックしていきましょう。

①自分が思い描く理想を叶えることができない

「自分が思い描く理想を叶えることができない」のまとめ
  • 努力できないと今の現状から何も変わらない未来が待っていることになる
  • 理想と現実のギャップに苦しむことになるかもしれない

努力ができない状態が続くとどうなるでしょうか? 変わりたいという気持ちはありながらも、現状は何も変わらないという状況になってしまいますつまり、自分自身が描く理想の姿を達成することが困難になるということです

そうなると、理想と現実のギャップに直面し、それにどう向き合うか戸惑うことにもなってしまいます。

本田 百合香

本田 百合香

厳しい現実ですが、思い描く未来をかなえている人は少なからず努力をしています。小さな努力から一歩をふみ出すことが大切ですよ。

②自分に対しての自信がどんどんなくなってしまう

「自分に対しての自信がどんどんなくなってしまう」のまとめ
  • 努力できない自分へ責めてしまい自信を失ってしまう
  • どうせ努力できないと努力へのハードルが上がってしまう

努力できないと感じると、自分への自信も失ってしまいます。

「自分はどうせ努力できない」という気持ちが芽生え、自分への自信が揺らぎ、最終的には自分を信じられなくなってしまうかもしれません。そんな状況に陥るのは避けたいですよね

少しでも自分に自信がないのなら、努力するための方法に問題があるのかもしれません。もし、自信が揺らぐ、あるいは自信がないという感情は、自分自身と向き合うきっかけにもなりますよ。

③努力できなかったことを後悔してしまう

「努力できなかった」という経験は、後悔という形で心に残ることもあります。たとえば、年齢を重ねてから過去に努力できなかったことを大きく後悔した人の話を聞いたことはないでしょうか

努力できなかったことを後悔してしまう
  • 学生時代にもっと勉強しておけばよかった
  • もっと仕事に一生懸命取り組んでおけばよかった
  • もっと身体に気を使っておけばよかった
松下 建都

松下 建都

努力した経験は、自分の人生にとって有意義なものになります。後になってから後悔しないためにも、努力できる力はとても大切なのです。

「努力できない」を克服して目標に向けた着実な一歩をふみ出していこう

ここまで、努力ができることの必要性や努力ができない原因とその解決法、努力できるようになるためのステップまで解説してきました。

努力できない現状は誰でも克服できます。なぜなら、努力できないほとんどのケースは、克服する方法を知っているか知らないかの差だけだからです。自分がどんな未来を叶えたいのか、しっかりと目標設定することができれば、着実な一歩をふみ出していけますよ。

ここまで解説した内容を参考に、まずは自分が努力できない原因を知りましょう。そのうえで、原因に合わせた対処法を実践できれば、努力することは難しくありません。努力できる自分に変わり、思い描く未来に一歩ずつ近づいていきましょう。

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