目次
- 転職したいと悩んだときこそ冷静な判断が必要! 状況を整理して行動の軸を決めよう
- 「転職したい」と思っている人にまず知ってほしい2つのこと
- ①転職したからといって今の不満が解消されるとは限らない
- ②一度立ち止まって「転職したい理由」を考えることが大切
- 転職したいなら必見! 「今」の転職市場のリアルな実態
- 人手不足の影響から転職市場の需要が増えてきている
- 転職においては年齢が若いというだけで強みにもなる
- 即戦力採用では若手人材の選考難易度が高くなる
- ミスマッチな選択を防ごう! 転職したいときこそ確認必須な5つのチェック項目
- ①今の会社にどんな不満を抱えているか
- ②転職することでどんな未来を得たいか
- ③転職しなかったらどんな将来が待っているか
- ④一時的な感情で転職したいだけではないか
- ⑤転職して後悔する可能性はないか
- 転職したいけど悩む……そんなときは「悩みの解像度」を上げて行動指針を決めよう!
- 転職に向けての最初の一歩を踏み出しづらい6つの理由とその解消法
- ①転職に有利になるスキルを持っていない
- ②転職しても今より良い会社に出会えるかわからない
- ③前の転職から時間が経っていなくても転職していいのか不安
- ④転職はしたいけど何をしたいかが決まっていない
- ⑤転職したいけど何から始めたらいいのかわからない
- ⑥転職活動と仕事を両立できるか不安
- 転職を始めるならまずここから! 今すぐに始められる4つの行動
- ①自己分析から転職活動の軸を作る
- ②企業研究から転職先のイメージをつかむ
- ③転職活動のスケジュールを立てる
- ④就職エージェントに相談する
- この流れで進めよう! 転職活動の基本的な進め方5ステップ
- ①転職準備:「自己分析」から転職の軸を作る
- ②求人のリサーチ:転職の軸をもとに自分に合う求人を探す
- ③書類選考:履歴書に加えて「職務経歴書」も準備する
- ④面接・内定:転職ならではの質問対策をする
- ⑤退職:引き継ぎをスムーズにして円満に退社する
- 当てはまるなら要注意! 転職を一度立ち止まって考えた方がいいケース
- ネガティブな理由から転職を考えている
- 待遇や給与の面だけを目的に転職を考えている
- 現職の環境が悪いと決めつけて転職を考えている
- 「転職したい」から一歩を踏み出して自分が望む未来を手に入れよう!
転職したいと悩んだときこそ冷静な判断が必要! 状況を整理して行動の軸を決めよう
こんにちは。キャリアアドバイザーの今井です。
転職したいけどどうすればいいのかわからないと悩んでいる人から、よくこのような相談をもらいます。
「転職したい気持ちはあるけど本当に転職してもいいのかな」と、転職への一歩をなかなか踏み出せない気持ちはよくわかります。
結論から言うと、転職したいと悩んだときは転職市場の実態を理解したうえで、自分が転職に踏み切れない理由を見つけることが大切です。転職したいという理由は人それぞれだからこそ、自分が足踏みしてしまっている理由をとことん突き詰めましょう。そうしていけば、あなたにとってベストな選択がなんなのかが見えてきます。
この記事では、キャリアアドバイザーのアドバイスを交えて転職面接における自己紹介の3つの鉄則や転職面接の自己紹介の基本的な構成、転職に向けての一歩を踏み出しづらい理由まで詳しく解説します。自分がなぜ転職したいのかを見つめ直して、転職した方がいいのか、冷静な判断をしていきましょう。
「転職したい」と思っている人にまず知ってほしい2つのこと
今の環境に満足できず、新しい環境を求めて転職を考えるのはとても自然なことです。ただ、それは本当に転職でなければかなえられないのでしょうか? まずはその点をしっかり考えることが大切ですよ。
ここからは、転職したいと思っている人にまず知ってほしい2つのことをお伝えしていきます。この2つを理解して、自分にとって転職がベストな選択だといえそうかどうか、確認してみてくださいね。
転職には不安がつきものですよね。こちらの記事では、転職の不安を解消する方法について解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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転職の不安を完全解消する15の方法|漠然とした不安の正体を解明!
転職は不安なことが多いですよね。良い転職先は見つかるのか、転職先でうまくやっていけるのか……そう考えるとなかなか一歩踏み出せない人も少なくありません。この記事では、専門家のアドバイスを交えて転職の不安を解消する方法や成功に導く心構えを解説。一緒に新たなキャリアへ自信に満ちた一歩を踏み出しましょう。
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①転職したからといって今の不満が解消されるとは限らない
転職を考えているということは、今の会社や仕事に何かしらの不満や不安があるのだと思います。それを解消する手段として、転職したいと考えるのは間違いではありません。
ただ、1つ覚えておいてほしいことがあります。それは転職をしたからといって、今抱えている不満や不安が100%解消されるとは限らないということです。あなたの要望を完璧にかなえてくれる会社を見つけるのはとても難しい可能性があることは押さえておきましょう。
本田 百合香
②一度立ち止まって「転職したい理由」を考えることが大切
転職をしたからといって自分の思い通りにならない可能性は十分ありえます。
そのリスクも踏まえたうえで、「自分はなぜ転職したいのか」を考えてみることがとても大切です。一度立ち止まって考えてみてください。もしかすると、仕事で失敗して一時的に落ち込んでいただけで、時間が経てば転職への気持ちは薄らぐなんてこともあるかもしれません。
松下 建都
一時的な問題で転職を考えてしまうというのはよくあることです。転職を自分にとってベストな選択にするためにも、冷静に考える時間を設けてみてくださいね。
キャリアアドバイザーコメント米田 有希プロフィールをみる
転職というものが当たり前になっているとはいえ、ただ今の仕事が嫌だから何となく転職したい。そんな気持ちはありませんか? もちろん、それがダメだというわけではありません。ただ、逃げることだけを考えているのなら、少し立ち止まって考えてみることも必要かもしれませんね。
転職は自分の今の現状を大きく変える行為です。何となく転職したいという理由で次の仕事を選んでしまうと、「やっぱり何か違うな」と、ギャップに苦しみ、また転職を考えてしまう。そんな事態になってしまうかもしれません。
転職することが当たり前の時代ということは、言い返せばそれだけ何も考えずに転職ができてしまうという危険もあるということ。その点をよく考えて、今の自分にとって転職がベストな選択なのか判断していきましょう。
転職のタイミングは人それぞれで異なるからこそベストなタイミングを見つけるのは難しいですよね。こちらの記事では、転職のベストタイミングの見つけ方を解説しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
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転職したいと考えているけど、自分に合ったタイミングがわからないと悩んでしまう人もいますよね。転職のタイミングは時期や年齢、状況などで変わってきます。この記事では転職のタイミングを見極めるための必須知識について解説しています。
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転職したいなら必見! 「今」の転職市場のリアルな実態
転職の現実を知ったうえで、それでも自分は転職したいと思えたのなら、次は転職市場への理解を深めていくことが大切ですよ。
ここからは、転職したい人が知っておきたい転職市場のリアルな実態を解説していきます。今の自分が転職市場において、どのように見られているのか、どのような評価をされやすいのかをチェックしていきましょう。
人手不足の影響から転職市場の需要が増えてきている
厚生労働省が労働経済の変化や当面の問題などを調査する目的で実施している労働経済動向調査(令和年5年2月)の概況によると、調査開始時の平成23年から日本では人手不足が続いているとの結果が出ています。
ただ、これは転職したい人からすればチャンスだともいえますよ。というのも、人が足りないということは、どの企業も新しい人材を獲得したいと考えているということです。企業の転職者に対する需要が増えてきているからこそ、自分が望む業界や職種への転職も目指しやすくなっています。
米田 有希
転職が活発になってきたことで、企業が人員を確保するのも年々難しくなっているのが実情です。そのような点からも、企業は新しい人材を確保したいと思っています。
転職においては年齢が若いというだけで強みにもなる
「若い自分は経験やスキルもあまりないから転職できないのでは……」そんな不安を抱えているかもしれませんが、「若い」ということが強みにもなることを覚えておきましょう。
企業は若い転職者に対して新卒採用に近いポテンシャルを期待する傾向があります。新しいことへの適応力や学ぶスピードが企業からすると、とても魅力的に映るのです。
本田 百合香
若い年代での転職では、若手ならではのポテンシャルをアピールすることが転職成功のカギになってきますよ。その点も踏まえたうえで、今の自分にとって転職が正しい判断なのか、見極めるようにしてくださいね。
新卒入社から3年以内での若い年齢で転職する人を第二新卒といいます。こちらの記事では、第二新卒の概要について解説しているので参考にしてみてくださいね。
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即戦力採用では若手人材の選考難易度が高くなる
一方で、若い年齢での転職が向かないケースもあります。それが、即戦力人材を採用したいというケースです。若いということは、企業が満足いくだけの経験もスキルも身に付いていないと見られてしまうのです。たとえば、即戦力人材がほしいと思っている企業は、以下のような条件を求める場合が多いですよ。
- 営業職として3年間の実務経験
- 経験者歓迎
- 事務職の経験あり
松下 建都
条件を満たしていないと応募できないというわけではありませんが、書類選考を通過できないことがほとんどです。経験やスキルを求められる転職では、選考の難易度がグッと上がることは覚えておいてくださいね。
ミスマッチな選択を防ごう! 転職したいときこそ確認必須な5つのチェック項目
今のあなたにとって、転職という選択肢が本当に合っているのか。それを見極めるためにも、今の自分が抱えている不満や転職で得たいことなど、自分のなかでしっかりと整理しておくことがとても大切です。
ここからは、転職したいときこそ確認しておきたいチェック項目について解説していきます。これらの内容をすべてチェックしたうえで、それでも転職したいと思えるのなら転職への一歩を踏み出していきましょう。
①今の会社にどんな不満を抱えているか
転職を考えたということは、今の環境に何かしらの不満を抱えているのだと思います。その不満をなんとなくの気持ちではなく、具体化して整理していきましょう。ここで挙げる不満は「職場の雰囲気が悪い」などの抽象的な理由ではなく、より具体的な点を挙げることで、根本的な原因が見えてきますよ。
- 仕事を進めるうえで手続きや申請が多く計画通りに進められない
- 年功序列の会社なのでどれだけ頑張って成果を上げても給与に反映されない
- 今の仕事は裁量が少なく自分のスキルが磨かれていないと感じる
不満を挙げられたら、その不満は今の会社で解消できないのかを考えてみましょう。たとえば、仕事量が不満なら上司に相談することで解消されるかもしれませんよね。仕事内容が不満なら部署異動で解決できる可能性もあります。
米田 有希
自分が抱えている不満を正確に知ることで、次にどんな行動をすればいいのかが見えてきますよ。
②転職することでどんな未来を得たいか
転職する理由として、今の環境では手に入らない未来を得たいからというのもあるかもしれませんね。具体的にどんな未来を手に入れたいのか、実際に転職活動を始める前に整理しておきましょう。
- エンジニア職へと転職して手に職となるスキルを身に付けたい
- 販売職として持ち前のコミュニケーション能力を活かし、顧客をサポートしたい
どんな未来を得たいのかを考えることは「転職の軸」にもつながる大事な要素です。転職の軸が決まらないと、企業選びや選考対策もうまくいかなくなり、理想の転職につながらくなってしまう可能性もあります。ここでしっかりと得たい未来を思い浮かべてみましょう。
本田 百合香
また、得たい未来を知ることは、自分が理想とするキャリアを歩んでいくためにも大切です。目の前の転職だけでなく、将来の自分を想像しながら考えてみてくださいね。
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まずは、なぜ転職したいのか、その理由をはっきりさせましょう。今の仕事がいやだから、給料が少ないから、そんな理由もあるかも知れませんね。
ただ、今の環境を変えてまで転職を目指すなら、自分のキャリア形成や成長の機会へと目を向けて理由を考えることが大切です。転職理由を考える際は、未来の自分像をイメージしてみてください。
たとえば、どんなことに興味があるのか? そんなことからでも問題ありません。将来へのイメージを膨らませ、転職をより良いものへとしていきましょう。
実現したいことやかなえたい未来は転職の軸にもなります。転職の軸を見つけるための方法は、こちらの記事でさらに詳しく解説していますよ。
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転職をするときは、明確な転職の軸を立てて目的意識を持つことが大切です。ただ転職の軸を立てるのが難しかったり、どんなふうに立てれば良いのか悩んでしまうこともありますよね。この記事では専門家のアドバイスを交えて、60の転職の軸の例や作成法を解説していきます。
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③転職しなかったらどんな将来が待っているか
今の仕事を続けた場合、どんな将来が待っているのでしょうか? その待っている未来は、あなたが望む未来とマッチしているでしょうか? このように考えてみて、待っている将来と望む将来がマッチしないのであれば、転職することで状況を変えられるかもしれません。
- 待っている未来:今の会社にいれば専門的なスキルは身に付かないものの安定した生活が送れる
- 望む未来:専門的なスキルを身に付けて自分にしかできない仕事をできるようになりたい
上記のように考えると、転職の目的も明確になり、自分が将来に向けてどんな行動していけばいいのかがわかるようになります。今の会社に勤めたままの何十年先を想像して、転職すべきかどうかの判断材料にしましょう。
④一時的な感情で転職したいだけではないか
仕事でうまくいかないことがあって怒りの感情が湧いたり、不満を感じたりしたことで、転職したいと考えるようになることもあるかもしれません。ただ、そのような一時的な感情で転職してしまうのは、とても危険です。
冷静になってみると、転職するほどの理由ではなかったというケースは多々あります。転職したことを後悔してしまわないためにも、一度気持ちを落ち着けて、感情的な理由で転職を考えていないかをチェックしてみましょう。
- 仕事がうまくいかず上司に怒られた
- 任された仕事で失敗してしまった
松下 建都
感情的になっているときは正常な判断ができないものです。一度時間をおいて、転職すべきなのかどうかを冷静に考えてみてくださいね。
⑤転職して後悔する可能性はないか
転職が一般的になってきているとはいえ、転職すれば仕事内容も人間関係も変わってきます。もし、中途半端な気持ちで転職してしまった場合、新しい環境に飛び込んだことを後悔してしまう可能性もあります。
自分が考えている転職したい理由は、今の環境を離れてまで目指すべきことなのか、本当に後悔しないだろうかという視点を必ず持ったうえで決断するようにしてくださいね。
米田 有希
もし、少しでも後悔するかもと思っているなら、転職という選択はまだ取るべきではないのかもしれません。心の底から「転職したい!」というくらいの気持ちがないと、理想の転職をかなえるのは難しいですよ。
転職したいけど悩む……そんなときは「悩みの解像度」を上げて行動指針を決めよう!
「転職したいけど……」と悩んだときは、自分がどんな悩みを抱えていて行動に移せないのかを理解することがとても大切です。
そして、抱えている悩みを理解するためには「悩みの解像度」を上げることが必要不可欠。漠然としている転職の不安を具体的な理由へと言語化することで、自分が抱えている悩みが自然と見えてきますよ。そうなれば、あとは悩みを解消する方法を実践するだけ。行動にまで落とし込んで転職活動を進めていきましょう。
ここからは悩みの解像度を上げるために、転職を迷っている具体的な理由とその解消法について解説していきます。自分がどんなことに悩んでいるのか、またその悩みはどうすれば解消できるのかを理解して、理想の転職をかなえるための行動へとつなげていきましょう。
転職に向けての最初の一歩を踏み出しづらい6つの理由とその解消法
- 転職に有利になるスキルを持っていない
- 転職しても今より良い会社に出会えるかわからない
- 前の転職から時間が経っていなくても転職していいのか不安
- 転職はしたいけど何をしたいかが決まっていない
- 転職したいけど何から始めたらいいのかわからない
- 転職活動と仕事を両立できるか不安
「転職したいけど行動に移せない……」そう転職に対して足踏みしてしまうこともありますよね。転職は大きな決断だからこそ、何かしらの不安や懸念を抱いてしまうものです。もう一歩が踏み出せないのは仕方ありません。
そこで、ここからは転職したいと考えているけど一歩を踏み出しづらい6つの理由とその解消法について解説していきます。自分に当てはまる理由はどれなのかをチェックしたうえで、不安を取り除き、転職への一歩を踏み出していきましょう。
キャリアアドバイザーコメント本田 百合香プロフィールをみる
転職活動を始めるのは勇気がいりますよね。活動への一歩を踏み出すには、不安を解消するための情報収集が欠かせませんよ。
あなたが抱えている疑問や不安を一つずつ解消することで、目指す方向性が決まったり、転職活動への意欲が湧いてきます。
それは自信へとつながり、面接などでの回答も自信を持って答えられるようになります。だからこそ、不安をそのままにするのは避けたいもの。気持ちをクリアにして、転職活動へと臨んでいきましょう。
①転職に有利になるスキルを持っていない
●転職先で活かせそうなスキルがないか探してみよう!
「転職したいけど自分には選考で有利になるようなスキルなんてない……」というような自信のなさから転職へ踏み切れないというケースもあるかもしれませんね。
ただ、企業が求めているのは必ずしも専門的なスキルを持った人材というわけではありませんよ。たとえば、若手人材を求めている企業なら、年齢と仕事への熱意などといったポテンシャルが重要視されます。ほかにも、コミュニケーション能力や計画力など、仕事をするうえで大切なスキルを持つ人材を求めているケースもあります。
もし、どうしてもアピールできるようなスキルが見つからないと感じるなら、一度自己分析をしてみましょう。自分にはどんな強みがあるのか、探してみてくださいね。
- 自己分析ノートで自分を客観視してみる
- マインドマップで自分への理解を深める
- モチベーショングラフで自分の好きなこと、苦手なことを探す
スキルがないと悩んでいる人はこちらの記事を参考にしてみましょう。転職を成功させる指針や注意点について詳しく解説していますよ。
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転職したいけどスキルがない20代は可能性×強みをアピールしよう
「転職したいけど自分にはスキルがないし……」20代で転職したい人がよく悩むのがスキルのなさです。20代でスキルがなくても、20代としての強みを理解できれば転職を成功させることは可能ですよ。この記事では専門家のアドバイスを交えて、20代でスキルがなくても転職を成功させる方法について解説しています。
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②転職しても今より良い会社に出会えるかわからない
●徹底した企業研究で自分に合う企業を見つけよう!
転職先が今の会社よりも良いとは限らないというのも、転職を足踏みしてしまう理由の一つです。このようなケースは、企業研究が足りておらず、自分に合う企業が見つけられていない場合がほとんどです。
企業に応募する前段階から、企業研究をしっかりとおこない「この企業なら自分に合っている!」と心の底から思える企業を見つけていきましょう。ここまで徹底した企業研究をすることで、自分に合う転職先に出会えないかもという不安を払拭することができますよ。
本田 百合香
なんとなくHPを見たり、求人を見たりするだけの企業研究では、自分に合うかどうか判断できませんよ。以下の方法を参考にしてみてくださいね。
- 企業のホームページや採用ページで企業が求める人材をチェックする
- 企業が求める人物像と自分とのマッチ度を確かめる
- 就職エージェントに応募する業界や職種、会社のことを聞いてみる
③前の転職から時間が経っていなくても転職していいのか不安
●転職理由を整理して妥当な転職なのかを確認しよう!
「転職してまたすぐに転職したいけど選考で不利にならないかな」と考えるケースもあるかもしれませんね。事実として、転職してから時間が経っていない状態での転職は不利になりやすい傾向にあります。
もし、転職したいと思う理由が自分の努力で変えられることなら、もう少し今の環境で頑張るという選択肢も出てきます。ただ、どうしても新しい環境が合わず、転職したいということなら、一度転職理由を整理してみましょう。
- 転職したいと考えた理由は?
- その理由は自分の努力ではどうにもできない?
- 会社に相談しても解決はしなさそう?
上記の質問から解決策が見つけられないのなら、転職を考えるのは妥当な判断だといえます。しっかりと整理した理由であれば、企業側も理解を示してくれるはずですよ。
④転職はしたいけど何をしたいかが決まっていない
●自己理解を深めてやりたいことを見つけよう!
今の仕事が自分に向いていない、仕事をしていて楽しくないなどの理由から転職したいという気持ちになることもあるでしょう。ただ、そのままやりたいことを明確にせず転職してしまうと、今と同じように「また転職したいな」と思ってしまう可能性が高くなってしまいます。
そこで、以下のような方法から自分がやりたいことを明確にしていきましょう。
- 不得意なことを明確にしてやりたいことを見つける
- 好きなことや楽しいと感じる瞬間からやりたいことを考える
- 第三者から評価された経験を振り返ってやりたいことになりそうか考える
松下 建都
自分のやりたいことを見つけるのは簡単なことではありません。ただ、転職を納得のいくものにするためには、自己理解を深めてやりたいことを見つけていく必要がありますよ。
そもそも自分に何が向いてるのかわからないという場合もあるかもしれませんね。それならこちらの記事から自分に向いてる仕事は何なのかを見つけ出してみましょう。
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⑤転職したいけど何から始めたらいいのかわからない
●転職本番に向けた準備を効率良く進めていこう!
転職したい気持ちはあるけど何からはじめたらいいのかわからない、というのもよくある悩みの一つです。
そんなとき、いきなり応募書類を作成しても志望動機や自己PRをまとめることができず、かえって時間を浪費してしまう可能性があります。以下のような転職を効率良く進めていくための準備から始めていきましょう。
- 自己分析から転職活動の軸を作る
- 企業研究から転職先のイメージをつかむ
- 転職活動のスケジュールを立てる
- 就職エージェントに相談する
転職を始めるにあたっては、自己分析や企業研究など本番に向けた準備が欠かせませんよ。転職活動を納得のいくものにするためにも、上記で解説している内容からまず取り組んでみてくださいね。
米田 有希
今から始められる行動については後ほど詳しく解説していきます。そちらを参考にしながら実際に行動に移していきましょう。
⑥転職活動と仕事を両立できるか不安
●転職活動をスムーズにするポイントを理解して効率良く進めていこう!
今の仕事と転職活動とを両立するのは簡単なことではありません。ただ、近年はインターネットで応募ができたり、リモートで面接ができたりと、働きながらの転職活動も進めやすくなってきました。
さらに、転職活動をスムーズにするポイントを理解していれば、短い時間でも効率良く内定をつかむことも十分可能です。
- 内定までの具体的なスケジュールを立てて迷いをなくす
- 有給休暇を取って効率的に面接を実施する
- オンライン面接を有効活用して移動時間を短縮する
- 条件を絞って求人に応募することで企業研究の時間を減らす
本田 百合香
仕事をしながらの転職活動は、企業研究や選考対策になかなか時間をかけられませんよね。ただ、無駄な作業をなくし、効率的に進めていけば転職活動と仕事の両立は十分可能ですよ。
働きながらの転職活動に不安を感じている人はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。効率よく進めるためもポイントも紹介していますよ。
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この記事では、キャリアアドバイザーのアドバイスをふまえ、働きながらの転職活動を成功させるステップや働きながらの転職を効率的に進めるためのポイントなどについて解説していきます。仕事と転職活動の両立をしながら内定をつかむためにも、一緒に進め方をチェックしていきましょう。
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転職を始めるならまずここから! 今すぐに始められる4つの行動
「転職することを決めたけど何から始めたらいいのかわからない」。このように悩んでしまい、転職することを躊躇してしまうこともあるかもしれませんね。
そこで、ここからは転職を始めるにあたって今すぐに始められる4つの行動を解説していきます。取り組みやすいことから始めてみて、転職への第一歩を踏み出していきましょう。
①自己分析から転職活動の軸を作る
転職活動を始める第一歩として、自分自身の理解を深めるために自己分析をやってみましょう。自己分析が適当だと、自分が転職で何をかなえたいのか、何を得たいのかが曖昧なまま転職活動を始めることになってしまいます。まずは、自分が転職の軸を作るためにも、自己分析で自分がかなえたいこと、得たいことを見つけ出しましょう。
自己分析の方法としてはマインドマップがおすすめです。マインドマップとは、頭の中の考えやイメージなどを書き出して自分の頭の中を整理するために視覚化していくやり方です。
松下 建都
転職の軸が決まらないと、そもそも自分がどんな会社に転職すべきなのかわからなくなってしまいます。転職を理想のものとするためにも、自己分析は欠かせませんよ。
キャリアアドバイザーコメント米田 有希プロフィールをみる
自己分析は、自分を客観視する作業です。普段の生活からはあまり見えてこない、自分の特性が具体的に視覚化されます。そうして視覚化をした特性の中には、現状の不安や不満などもあるはずです。それらを一つひとつ深掘りしていくことで、今の自分は本当に転職をしたいのか、必要なのかを判断できるようになります。
もし不安や不満を深掘りして、それでも転職を目指すと決めたなら、あなたは明確なビジョンを持って転職に挑むということ。ブレない気持ちで転職活動を進めていきましょう。
②企業研究から転職先のイメージをつかむ
企業研究から自分の働く会社をイメージするのも、今からできるおすすめの行動の一つです。企業研究をするなかで「この仕事が面白そう」「この会社は自分に合っているかもしれない」など、転職の方向性が見えてくる場合もあります。
企業研究でどのように情報収集すればいいのかは、以下のやり方を参考にしてくださいね。
- 企業のHPから会社の方針や仕事内容を見てみる
- 就職サイトで気になる職種の求人を検索してみる
- 企業のSNSの発信から情報を得る
米田 有希
企業研究はやろうと思えばいくらでもできてしまうので、自分の興味がある分野に絞ったり、時間を区切っておこなうことがおすすめですよ。
③転職活動のスケジュールを立てる
転職は一般的に3〜6カ月ほどの期間がかかるとされています。そのような長い期間をかけて、内定というゴールに向かっていくためには、スケジュールを立てることがとても大切です。
まずは自分が転職活動をする場合、どのくらいの期間がかかりそうなのか、以下のスケジュールを参考に計画を立ててみてください。
- 転職準備:2週間~1カ月
- 書類作成~企業への応募:2週間~1カ月
- 面接~内定:1~2カ月
- 退職:2カ月
本田 百合香
計画を立てておかないと、自分のやるべきことがわからなくなって、転職に迷いが生じたり、不安が生まれたりしてしまいます。そうなると、正しい判断ができなくなり、自分の思い描く転職をかなえられない可能性もあるので、ゴールまでのスケジュールは必ず設定するようにしてくださいね。
④就職エージェントに相談する
「転職したいけど一人で進めるのは不安だな」。そう感じるときは、就職エージェントを活用してみるといいでしょう。
就職エージェントは、これまでに何人もの転職をサポートしてきたプロです。あなたの現状をヒアリングしたうえで、どんな企業がおすすめなのか、どんな流れで選考を進めていけばいいのかまで、詳しくアドバイスしてくれますよ。不安なことがあれば何でも相談できるので、あなたの強い味方になってくれるはずです。
また、就職エージェント以外にも、ハローワークに相談するのもおすすめです。こちらの記事でハローワークの活用方法を解説しているので参考にしてみてくださいね。
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ハローワークとは? 使い方や就活に役立つ8つのサービスを徹底解説
仕事探しにハローワークを使ってみたいけど、利用のハードルが高く感じてしまう人もいますよね。この記事では、そんなあなたのためにハローワークでできることや上手な使い方、初めてハローワークに行くときに必要なものを専門家のアドバイスを交えて解説。私たちと一緒にハローワークについて学んでみましょう。
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この流れで進めよう! 転職活動の基本的な進め方5ステップ
転職活動を始めるにあたって流れが理解できていないと、自分が今やるべきことが見えてきませんよね。内定を目指すためには、内定までの全体像を知ることがとても大切です。
ここでは、転職活動の基本的な進め方として6つのステップを解説していきます。どんな流れでどんな行動をすればいいのか、内定までのイメージをつかんで転職活動を進めていきましょう。
転職までの流れについてはこちらの記事でも詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
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転職の流れは4段階で理解! 「いつ何をやるか」を期間別で知ろう
転職を成功させたいと思っても、流れが理解できないとうまくいく確率は下がってしまいます。まずは、おおまかな流れを理解して、理想の転職をかなえていきましょう。この記事では転職の流れについて詳しく解説しています。
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①転職準備:「自己分析」から転職の軸を作る
転職で自分の目的をかなえるためにも、まずは自分が目指す目標やキャリアのゴールを見つけることが大切です。そして、それらを見つけるための手段が自己分析になります。
以下の流れでおこなうと、これまでのキャリアを踏まえたうえで、自分がどんな将来をかなえたいのかが見えてきますよ。それが自分の「転職の軸」となり、転職活動を進めていくにあたっての指針となります。
- これまでの経験やキャリアを棚卸しする
- 経験やキャリアの中で強みを活かせた理由を言語化する
- 他のテーマでも棚卸をして共通点を見つけ出す
- 今後目指す目標やキャリアのゴールを思い描く
松下 建都
自己分析から転職の軸を見つけておかないと、活動にブレが生じてしまい理想の転職がかなえられなくなってしまうことも考えられます。まずは、自分がかなえたいゴールを見つけ出すことから始めていきましょう。
キャリアアドバイザーコメント松下 建都プロフィールをみる
転職の軸があいまいだと、転職活動がうまくいかなかったり、途中で転職活動疲れを起こしたりするリスクがあります。そうならないためにも、準備段階での自己分析はとても重要です。
また、自己分析を入念にすることは、入社後のギャップの少なさにもつながります。せっかく転職できたのに、やっぱり合わなかったという事態はできれば避けたいですよね。
準備段階の自己分析は軽くやるだけでいいと思う人もいますが、そんなことはありません。準備こそが転職成功の明暗を分けます。後悔のない転職をかなえるためにも、準備段階からブレない転職の軸を作っていきましょう。
②求人のリサーチ:転職の軸をもとに自分に合う求人を探す
次に、自己分析から見つけた転職の軸をもとに自分に合う求人をリサーチしていきます。リサーチで重要となるのは、応募する企業の条件をあらかじめ決めておくことです。以下のような条件を定めて、リサーチをしていきましょう。
- 仕事内容:職種や仕事の裁量など
- 給与:どのくらいの月収か
- 福利厚生:譲れない条件はあるか
- 勤務地:通勤時間はどのくらいか
条件を定めて求人を探すことで、効率的にリサーチを進めることができますよ。
米田 有希
企業のリサーチは、自分の転職先を決める大事な作業です。特に転職の場合は新卒のときと違い、限られた時間の中で作業を進める必要があるので、条件をしっかりと絞っておき「ここにいきたい!」と思えるような求人を見つけ出していきましょう。
③書類選考:履歴書に加えて「職務経歴書」も準備する
求人のリサーチが終わったら、応募企業に合わせた書類作成を進めていきます。転職活動では、履歴書以外に職務経歴書の提出を求められる場合がほとんどです。
新卒のときと違い、社会人としてどんな経験をしてきたのかを企業側が見るために必要となります。そんな職務経歴書には、押さえておいた方がいいポイントがありますよ。
- 希望企業に合った経歴を重点的に書く
- 業務を通じて成長できた経験を書く
- 実績は可能な限り数字で表現する
本田 百合香
職務経歴書は、企業が最も気にする職歴を書類選考の中で大きくアピールできる重要な書類です。経歴をダラダラと書いてしまうのではなく、応募する企業とのつながりはどこにあるかということを意識して作成するようにしましょう。
④面接・内定:転職ならではの質問対策をする
新卒のときに面接を経験しているとはいえ、自分の魅力を最大限伝えるために本番に向けた対策は必要不可欠ですよ。また、新卒と違い、就業経験を経ているからこそ聞かれる質問も数多くあります。それらの質問には必ず回答できるよう、対策を進めていきましょう。
- 転職しようと思った理由を教えてください
- 前職ではどんな仕事をしていましたか?
- 前職での実績があれば教えてください
- 前職の経験がうちの会社にどう生きると思いますか?
面接で意識しておきたいのは「自分が転職先でどんな貢献ができるのか」という点です。自分はこれまでにこんな経験をしていて、その経験は御社でこのように役立つと伝えることで、選考を突破することができるようになります。企業の視点に立って回答を作成していきましょう。
松下 建都
面接を乗り越えれば、無事内定となります。ほかの企業からも内定をもらっている場合は、より転職の軸に合っている企業はどこかを見極めて、後悔のない選択をするようにしてくださいね。
⑤退職:引き継ぎをスムーズにして円満に退社する
米田 有希
内定が決まった後は今の会社に退職の意思を伝え、引き継ぎや入社の準備を進めていきます。
まずは、直属の上司に転職する旨を伝えましょう。上司から退職にかかわる書類の提出や後任への引き継ぎなどの指示があるはずです。
特に気を付けたいポイントは引き継ぎです。自分が退職した後でも円滑に業務が回るよう、引き継ぎをしてくださいね。漏れがあると転職後に問い合わせがくることもあるので、しっかりおこないましょう。
また、退職にかかわる書類の受け取りも大事なポイントです。転職先に提出が必要な書類もあるので、会社から受け取っているか確認しておきましょう。
- 離職票
- 源泉徴収票
- 雇用保険被保険者証
- 年金手帳
当てはまるなら要注意! 転職を一度立ち止まって考えた方がいいケース
ここからは、転職を一度立ち止まって考えた方がいいケースを3つ解説していきます。このケースに当てはまっている場合、仮に転職できたとしても自分が心の底から納得のいく転職がかなえられないかもしれません。
そうならないためにも、これから解説するケースに自分が当てはまっていないか、しっかりとチェックしてくださいね。
ネガティブな理由から転職を考えている
- ネガティブな理由では環境を変えても問題が解決しない可能性がある
- 冷静に自分の気持ちや状況を見つめ直してみることが大切
転職の理由は人それぞれですが、ネガティブな理由だけで転職を考えているのなら、あまりおすすめはできません。
というのも、後ろ向きな気持ちでの転職は環境を変えても解決しないケースが多いからです。たとえば、「上司に不満がある」という理由だけで転職した場合、転職先の上司が自分と合うかどうかは転職してみないとわからないですよね。
松下 建都
ネガティブな感情は一時的なものであることも多いです。仕事での疲れや失敗などで気持ちがネガティブになりやすいときは、一度時間をおいてから考え直してみても遅くはありませんよ。一度、冷静に自分の気持ちや状況を見つめ直してみてくださいね。
ネガティブな気持ちから会社に行きたくないと悩んでしまうケースもあるかもしれませんね。そんな気持ちを払拭する方法をこちらの記事で解説しているのでぜひ参考にしてください。
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待遇や給与の面だけを目的に転職を考えている
- 収入が上がってもほかの部分で不満が生まれる可能性がある
- 自分が転職で何をかなえたいのかを考えたうえで転職活動をすることが大切
待遇や給与は転職する目的としてとても重要な要素です。ただ、それだけを目的に転職を考えるのは大きなリスクがありますよ。
たとえば、転職することで収入や待遇が上がったとしても、働きがいや人間関係など、ほかの部分で不満が生まれる可能性はゼロではありません。転職してから「自分は収入よりも働きやすさを大事にしていたのだな」と気付いて後悔することもあるのです。
そうならないためにも、待遇や給与だけでなく、多角的な視点から自分は転職で何をかなえたいのかを考えることがとても大切です。その結果が、後悔のない選択につながりますよ。
現職の環境が悪いと決めつけて転職を考えている
- 環境が悪いと決めつけてしまうとどんな環境も悪く見えてしまう
- 主観的な視点ではなく客観的な視点から転職すべきか判断することが大切
「この会社は自分に合わない」「仕事内容が自分に合っていない」などの理由から転職を考えるケースもありますよね。ただ、「自分に合わない」というような、今の環境が悪いと決めつけての転職も注意が必要です。
環境が悪いと決めつけて転職をしてしまうと、どんな環境に入ったとしても環境が悪く見えてしまう可能性があります。一度立ち止まって、すべてを周りのせいにしていないかを考えてみてくださいね。
本田 百合香
上司とコミュニケーションを取る努力はしたか? 仕事の楽しいところを見つける努力はしたか? 探してみると、今の環境でできることも見えてくるものです。悪いと主観的に決めつけるのではなく、客観的な視点から転職すべきかどうかを判断するようにしてくださいね。
「転職したい」から一歩を踏み出して自分が望む未来を手に入れよう!
転職したいと悩んでいるときこそ、冷静な判断力が求められます。もし、なんとなく転職したい、後ろ向きな気持ちで転職したいと考えているなら、一度立ち止まりチェック項目を参考にして、今の自分にとって転職がベストな選択なのかを見極めていきましょう。
そのうえで転職を目指すのであれば、転職の流れや今から始められる行動などを理解することが大切です。内定までのイメージをつかんで、転職への第一歩を踏み出していきましょう。
たとえば、人間関係に不満を抱えているとして、環境を変えても人間関係の悩みが必ず解消されるとは限りませんよね。転職には良い面ばかりではなく、そのようなリスクもあるのです。