目次
- 非公開求人のメリット・デメリットを理解して最適な活用法を見極めよう!
- そもそも非公開求人って何? 基礎知識から身に付けよう!
- 一般には公開されていない「非公開求人」
- 応募は就職エージェントからの紹介が基本
- 非公開にするのはなぜ? 非公開求人を出す企業の本音
- ①今後の企業戦略がわかってしまうようなポジションの募集のため
- ②応募への殺到を防ぎ採用コストを押さえるため
- ③企業にマッチする人材が見つかったときだけ採用するため
- ④できるだけ早く人員補充がしたいため
- 公開求人より条件が良い? 非公開求人の5つのメリット
- ①エージェントの紹介を経由するためマッチ度の高さが期待できる
- ②有名企業の掘り出し物求人が見つかる可能性がある
- ③専門性を活かせる求人に出会いやすい
- ④条件が良い可能性が高い
- ⑤公開求人に比べて競争率が低い
- 要注意! 非公開求人に応募する際に覚えておきたいこと
- 経験・スキルによっては紹介してもらえない
- 求められるレベルが高い傾向にある
- 就職エージェントに聞く以外に情報を自分で収集する手段がない
- 公開求人も含めた幅広い視野での企業探しが希望をかなえるコツ!
- 非公開求人に応募するまでの4ステップ! 対策の極意を解説
- ステップ①希望する業界や職種・キャリアビジョンを明確にする
- ステップ②非公開求人を扱っている就職エージェントに登録する
- ステップ③就職エージェントに非公開求人が知りたいことを伝える
- ステップ④就職エージェントを通して非公開求人に応募する
- 非公開求人の内定獲得に一歩近づく! 応募する際に役立つ4対策
- ①自分の市場価値を把握する
- ②今の仕事でアピールになるような実績を積む
- ③志望業界に関する知識やスキルを身に付ける
- ④志望企業とマッチ度が高いと言える点を洗い出す
- 非公開求人を含めた視野の広い企業探しをしてベストな選択をしよう!
非公開求人のメリット・デメリットを理解して最適な活用法を見極めよう!
こんにちは、キャリアアドバイザーの今井です。
非公開求人について調べている人から、よくこんな相談をもらいます。
非公開求人とは何か、どのような求人があるのか気になる人もいますよね。非公開求人のなかには好条件な求人や、専門性を活かせる職種、重要なポジションの募集をしているものがあります。非公開という特性上、競争率が低いのも魅力の一つです。
ただし、求められるレベルが高かったり、条件を満たしていなければそもそも非公開求人を紹介してもらえない可能性もあります。まずは非公開求人そのものへの理解を深めて、どう活用すればいいのかを見極めていくことが大切です。
この記事では、非公開求人についての基礎知識から非公開求人に応募する方法、内定を獲得するコツまで解説しています。一緒に非公開求人についての理解を深め、希望の転職をかなえましょう。
そもそも非公開求人って何? 基礎知識から身に付けよう!
「非公開求人」という言葉自体は聞いたことがあるものの、具体的なことはよくわからない……。そんな状況にあるなら、応募するかどうかを考える前にまずは非公開求人についての基礎知識を身に付けることから始めましょう。
ここからは、非公開求人とは何か、どうすれば応募できるのかを解説します。
一般には公開されていない「非公開求人」
非公開求人に関する厳密な定義はないものの、その名の通り一般には公開されていない求人を指す言葉として使われていることが多いです。求人サイトや企業の採用ページからの募集はしておらず、通常のルートでは応募ができません。
誰もが知ることのできる求人ではないので、思わぬ掘り出し物的な求人に出会える可能性がある点が魅力の一つですね。
松下 建都
応募は就職エージェントからの紹介が基本
自分では見つけることができない非公開求人にどうやって応募するのか? それが気になるところですよね。基本的には就職エージェントから紹介してもらい、エージェントを経由して応募するのが一般的な流れです。
ほとんどの情報は公開されていないので、就職エージェントに募集職種や労働条件の概要を聞いて応募するかどうかを判断する必要があります。
非公開にするのはなぜ? 非公開求人を出す企業の本音
企業が非公開求人で募集をかけるのには、もちろん理由があります。募集内容やその企業が抱える事情によってさまざまですが、大きく分けて4つの理由が挙げられますよ。
ここからは、企業が非公開求人を出す理由について解説します。なかには選考対策のヒントになるものもあるので、この先の内容もしっかり確認しておきましょう。
①今後の企業戦略がわかってしまうようなポジションの募集のため
- 大手企業の重要なポジション
- 新規事業、新規マーケットへの参入をふまえた立ち上げメンバー
- 企業の注力部門や製品の強化に向けた極秘プロジェクトメンバー
非公開求人には、大手企業の重要なポジションや新規事業、新規マーケットへの参入をふまえた立ち上げメンバーを募集するものがあります。なかには極秘プロジェクトのメンバーを募集するものもありますよ。
こうした募集をしていることが公開されてしまうと、今後どんな企業戦略を考えているのかを競合他社などに知られてしまう可能性がありますよね。この事態を避けるために一般公開にはせず、就職エージェントの紹介からしか応募できない形を取る場合があります。
松下 建都
求人サイトで見ることができる求人情報には、募集の背景や仕事内容が書かれていますよね。そういった情報を公開したくない場合に非公開求人にするケースがあります。
②応募への殺到を防ぎ採用コストを押さえるため
人気企業には応募が殺到することがあります。履歴書や職務経歴書は採用担当者が一つひとつ目を通して合否の判断をしているので、あまりにも応募が多いと手が回らなくなったり、採用コストがかかりすぎてしまいます。
そんな状況を回避するために非公開求人を出す企業もあります。事前にある程度企業にマッチする人材を就職エージェントに絞り込んでもらい、そこから採用する人を見極めることで採用にかかる時間やコストを削減するのが目的です。
③企業にマッチする人材が見つかったときだけ採用するため
すぐに人手が必要なわけではなく、本当に自社とマッチすると判断できる人材が見つかったときだけ採用したいという思いから非公開求人を出す企業もあります。
非公開求人に応募するには就職エージェントを経由する必要があるからこそ、事前に就職エージェントが「企業にマッチしている」「企業が求める人物像に合致している」と判断した人材だけを紹介してもらうことで、採用効率アップにつなげるのが目的です。
本田 百合香
前もって就職エージェントが企業にマッチすると判断した人材だけを見れば良いので、採用コストが抑えられるわけです。
④できるだけ早く人員補充がしたいため
転職サイトで公開求人を出すには、多くの手間と時間がかかります。たとえば求人の募集文言の原稿作成や、魅力付けのために掲載する写真撮影などの作業が発生します。
一方で企業のなかには、突然欠員が出てしまいすぐにでも人員補充がしたいと考えているところもあり、求人を出すまでの手間と時間を削減できる非公開求人で募集をすることがあります。
キャリアアドバイザーコメント松下 建都プロフィールをみる
企業側が速やかに人員補充がしたい意図で非公開求人を出している場合、求められる条件や入社時期の調整について注意をしておく必要があります。まず即戦力として活躍できるスキルが求められる可能性があることに注意しましょう。一刻も早い人員補充を目指している以上は、すぐに戦力として働くことができる人材を欲していることが考えられます。それに比例して求められるレベルも高い場合がありますよ。
またこのような意図での非公開求人では、内定後に早急な入社が求められる可能性があります。すぐに入社しなければいけなくなることを視野に入れておきましょう。その点をふまえて、現在の雇用状況や入社予定日を明確に伝え、迅速な対応ができることをアピールすると好印象を持ってもらえる可能性がありますよ。
これらの点を考慮し、応募する際には企業側が何を求めて非公開求人を出しているのか事前に就職エージェントに確認しておきましょう。
公開求人より条件が良い? 非公開求人の5つのメリット
非公開求人のなかには、公開求人よりも好条件な募集もあります。待遇はもちろん、そのほかの点でも非公開求人には応募するメリットがたくさんありますよ。
ここからは、非公開求人に応募する場合に期待できる5つのことを解説します。
①エージェントの紹介を経由するためマッチ度の高さが期待できる
非公開求人は、就職エージェントに「紹介してほしい」と希望すれば誰でも紹介してもらえるわけではありません。就職エージェントがあなたとの面談から「この人ならこの企業が求める人材にマッチしているかも」と判断した場合にのみ紹介してもらうことができます。
第三者から見ても相性が良いと感じられる企業なので、紹介してもらった企業はあなたから見ても魅力的に感じる、マッチした企業である可能性が高いです。
- 企業探しの手間を省きたい
- できるだけ入社後のミスマッチをなくしたい
米田 有希
就活のプロである就職エージェントがあなたにマッチしていると判断した企業である以上、入社後のミスマッチが少ないことも期待できますよね。
②有名企業の掘り出し物求人が見つかる可能性がある
大手企業や有名な企業は好条件な求人を出すと募集が殺到しやすいため、採用コストが高くなることを懸念して、大々的に募集を出したくないと考える企業もありますよ。
だからこそ、非公開求人を狙うことでそういった好条件な掘り出し物的な求人が見つかる可能性があるというのも、非公開求人のメリットの一つです。
本田 百合香
こうした事情があるため、公開求人では募集していないポジションも、非公開求人としては募集をかけているケースもありますよ。
キャリアアドバイザーコメント本田 百合香プロフィールをみる
「条件の良い非公開求人は都市部の大手企業に多く、地方にはあまりないのでは?」と不安になることもあるかもしれません。けれど地方にもたくさんの非公開求人があります。もちろん好条件のものも多くありますよ。
ただし都市部に比べると地方はやはり求人数の母数自体が少ないため、幅広い情報収集をすることが大切です。そこで複数の就職エージェントの活用がおすすめですよ。なかには地域密着型の就職エージェントや特定の分野に強い就職エージェントもあります。それらをうまく活用し、自分にぴったりな条件の非公開求人を見つけてくださいね。
③専門性を活かせる求人に出会いやすい
特定の人に絞って募集をかけられるという非公開求人だからこそ、募集している職種のなかには、専門的なスキルが必要とされるものもあります。もし専門性の高い仕事がしたいと考えているなら、積極的に非公開求人を紹介してもらうのが良いでしょう。
専門的なスキルが必要とされている非公開求人に応募すれば、いち早くあなたの希望する働き方を実現できる可能性があります。入社後も早い段階からスキルを活かした働き方がしたいなら、非公開求人がおすすめです。
専門性の高い仕事に就きたいなら、専門職をメインに職種探しをするのがおすすめです。専門職についてはこちらの記事で解説しているので、参考にしてください。
関連記事
専門職とは? 知っておきたい事前準備と志望動機のコツを徹底解説
専門職とはどのような仕事なのか。この記事ではさまざまな専門職の業務内容や特徴、目指すうえで知っておきたい事前準備まで、詳しく解説します。志望動機例も紹介していますので、是非参考にしてみてくださいね。
記事を読む
④条件が良い可能性が高い
非公開求人のなかには大手企業の募集や、公開すると応募が殺到してしまうような好条件な求人があることもあります。その点で考えれば、給料や休日日数、ポジション、仕事内容の面から見て、あなたが十分に納得できるような求人に出会える可能性があります。
求人サイトを見ていても、なかなか思うような労働条件の企業が見つからないときもありますよね。これまで以上に選択肢を増やしたいと思ったときは、非公開求人のなかから企業探しをしてみるのもおすすめですよ。
米田 有希
ただし、条件が良いということはそれだけ応募のハードルが高い場合もあります。応募の際にはそれなりに難易度が高いことも理解しておいてくださいね。
⑤公開求人に比べて競争率が低い
非公開求人は、就職エージェントを利用した人しか、さらにいえばそのなかでもエージェントから求人の紹介を受けた人しか知ることができないものです。
そもそも転職をする人全員が就職エージェントを利用するわけではないので、公開求人に比べればそれだけ応募する人も少なくなります。そのため、自然とライバルが少なくなる可能性が高いのです。
本田 百合香
ただ、あなたのほかに応募者が一人もいないとは限りません。あなたと同様に企業にマッチしていると判断された人がライバルになる可能性がある分、競争率は低くても対策に手を抜くことはできませんよ。
要注意! 非公開求人に応募する際に覚えておきたいこと
非公開求人を狙うことにはたくさんのメリットがありますが、そもそも企業の求める条件を満たしていなければ紹介すらしてもらえないなど、応募するうえでは理解しておきたい注意点などもあります。
ここからは具体的に3つの注意点を解説するので、ミスマッチのない企業選びをするためにも、非公開求人に応募するかどうかを考える際の指標にしてくださいね。
経験・スキルによっては紹介してもらえない
あなたに非公開求人を紹介するかどうかは求人の条件に合致するかで決まるので、経験やスキル、実績が足りていない場合はそもそも紹介してもらえない可能性があることを覚えておきましょう。
条件にマッチしている人だけに絞って募集をかけたいという意図があって、企業は非公開求人を出しているケースがほとんどなため、その分求められるものが多いことは十分に考えられます。紹介してほしいという思いはあっても、経験やスキルがなければ紹介される非公開求人には限りがあるかもしれません。
松下 建都
PCスキルがなければ、IT企業を紹介してくれる可能性は低くなりますよね。公開求人でも同じことですが、必要なスキルが備わっていなければ紹介してもらえる企業も少なくなるのです。
キャリアアドバイザーコメント松下 建都プロフィールをみる
非公開求人を紹介してほしいけど、経験やスキルを十分に持っているわけではないから無理かもしれない……。そんな場合は、まず今までどんな経験や仕事をしてきたのかをできるだけ具体的に整理し、伝えることが大切です。
第二新卒の場合は、社会人経験をアピールできますよね。たとえば前職で新人研修を受けて、社会人としてのスキルが身に付いていることも魅力的な要素の一つとなります。また仕事の流れや、進め方を理解していること、コミニュケーション能力が養われていることもアピール材料として有効です。
既卒の場合は意欲をしっかりと伝えましょう。これからどのような仕事がしたいのか、その理由を明確に示すことで強い意欲を伝えることができます。これまでの経験を振り返って学んだことや、それを仕事にどう活かしていきたいかを具体的にまとめることができれば、「この人なら入社後もしっかり活躍できそう」と判断され、非公開求人を紹介してもらえる可能性がありますよ。
求められるレベルが高い傾向にある
非公開求人のなかには条件が良い募集が多い分、求められるレベルも高い可能性があります。たとえば専門的な知識が必要だったり、ある程度の経歴や実績が必要だったりと、即戦力として働けることが前提の場合もありますよ。
米田 有希
就職エージェントが「紹介しても良い」と見込んだ、レベルが高いライバルがいる可能性もあります。公開求人に比べて競争率が低いとは言っても、入念な対策と準備は必須ですよ。
キャリアアドバイザーコメント米田 有希プロフィールをみる
非公開求人は求められるレベルが高い傾向にあるものの、すべての非公開求人でハイレベルなスキルが求められるわけではありません。あきらめずに挑戦することが大切です。
たとえば人手不足の業界は比較的挑戦しやすい可能性があります。IT業界や介護業界、運送業界などは、特に若手人材を必要としており、好条件で未経験からでも挑戦できるケースも多くありますよ。
ただ、まず優先して考える必要があるのは「その業界や職種が自分にマッチしているのか」という点です。「人手不足だから」という要素以外にも、業界の将来性、仕事内容、社風など、さまざまな視点で情報を集めて、キャリアプランとマッチする場合は、そういった業界へのチャレンジも視野に入れてみてくださいね。
就職エージェントに聞く以外に情報を自分で収集する手段がない
ミスマッチのない企業に就職するには、企業研究が欠かせません。自分が働く職場はどんなところなのか、どんな仕事を任されるのかを事前によく調べておく必要があります。
しかし非公開求人の場合、選考について情報や募集されている職種、ポジションについては自分自身でリサーチするのが難しい場合が多く、就職エージェントを経由して調べる必要があるケースが多いです。
自分でリサーチできることが限られてしまうことも、非公開求人への挑戦を考えるうえでは考慮しておきたいポイントです。
本田 百合香
聞き逃しや確認不足の点があった場合にすぐに疑問が解消できなかったり、就職エージェント相手であっても聞きにくいこともあります。そういった点もふまえて応募を考えるようにしましょう。
- 疑問はすぐに就職エージェントに聞く
- 就職エージェントと連絡が取れない場合は疑問をメモしておき確実に解消する
公開求人も含めた幅広い視野での企業探しが希望をかなえるコツ!
非公開求人には好条件な募集が多い分、そもそも求人を紹介してもらえなかったり、求められるレベルが高かったりと簡単にはいかない面も多くあります。けれど、それを理由に「自分にはハードルが高い」とあきらめる必要はありません。
もし就職エージェントから非公開求人を紹介してもらえたなら、内定を獲得できる可能性が十分にあるということです。誰もがチャレンジできるわけではないからこそ、簡単にあきらめてしまうのはもったいないですよね。
一方で、公開求人のように多数の求人のなかから比較検討して選べるわけではありません。だからこそ、あまり最初から非公開求人に照準を絞らず、公開求人への応募とあわせて検討しながら選択肢を広げるつもりで活用するのがおすすめです。
非公開求人に応募するまでの4ステップ! 対策の極意を解説
何も準備していない状態では、そもそも自分にあった仕事はどんなものなのかもわからないので、非公開求人を紹介してもらえたとしても、そこに本当に決めて良いのか判断ができませんよね。非公開求人に応募するうえでは、まずは事前に準備をしっかりとしておくことが大切です。
ここからは、非公開求人に応募するまでのステップを4段階に分けて解説します。しっかりとチェックしておきましょう。
ステップ①希望する業界や職種・キャリアビジョンを明確にする
まずは自己分析をして、あなたが転職したい業界や職種、キャリアビジョンを明確にすることから始めましょう。転職の目的は非公開求人のなかから内定を獲得するのではなく、あくまであなたに合った企業に就職することです。最終目標を忘れず、ミスマッチのない選択をしてくださいね。
- 今の職場に感じる不満を整理する
- 次の職場に求めるものを明確にする
- 希望をかなえられる業界・職種を洗い出す
あらかじめあなたの希望が明らかになっていなければ、就職エージェントもあなたにぴったりの企業がわからず、紹介してくれる非公開求人の数が少なくなってしまう可能性があります。
これまでの経験や、そこから得られたスキルの棚卸しをし、アピールポイントを見つけておくことが非公開求人を紹介してもらうためには重要です。
米田 有希
何を軸としたいのかを明らかにすることは、紹介してもらった非公開求人のなかから、自分に一番マッチしたものを選ぶことにも役立ちますよ。
転職時に役立つ自己分析方法についてはこちらの記事でも詳しく解説していますよ。
関連記事
転職を成功に導く自己分析5ステップ|7通りの方法から最適解を発見
転職の場合、新卒と違い就業経験を積んでいるので、その経験を踏まえた自己分析が必要となりますよ。この記事では、キャリアアドバイザーのアドバイスを交えつつ、転職で自己分析が重要な理由から自己分析の方法、自己分析の具体的なやり方まで詳しく解説します。
記事を読む
キャリアビジョンの立て方についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしながら自分の希望を明確にしましょう。
関連記事
転職のベストタイミングを選ぶための3要素とは? 避ける時期も紹介
転職したいと考えているけど、自分に合ったタイミングがわからないと悩んでしまう人もいますよね。転職のタイミングは時期や年齢、状況などで変わってきます。この記事では転職のタイミングを見極めるための必須知識について解説しています。
記事を読む
③志望業界に関する知識やスキルを身に付ける
志望する業界が未経験なら、まずは仕事をするうえで必要になる知識やスキルを身に付けましょう。特に非公開求人は特定のポジションを募集していることも多いので、それに合致する人材であることをアピールする必要があります。
実務経験はなかったとしても、比較的早い段階で戦力になれる可能性があることをアピールできれば、企業側もあなたの採用に前向きになりやすいですよ。
- 書籍やインターネットでリサーチする
- 業界大手の企業が求めている人材やどんな人が活躍しているのかを確認する
志望業界への理解を深めることで、キャリアビジョンを立てやすくなったり改めて志望業界の魅力や課題を知ることができます。結果としてミスマッチを防ぐことにもつながりますよ。
松下 建都
未経験業界でなかったとしても、企業それぞれには独自の特徴があります。志望する業界の大手企業では何が必要とされるのか、どんな人材が活躍できるのか確認してしっかりと対策をしておきましょう。
未経験職種にチャレンジするキャリアチェンジを狙っている場合は、こちらの記事を参考にしながら対策を立ててくださいね。
関連記事
キャリアチェンジ成功の手引き|基礎知識から選考対策まで一挙公開!
キャリアチェンジを考えているけど自分にはできるものなのか、そもそもキャリアチェンジって何? と疑問に思う人もいるでしょう。この記事では、専門家のアドバイスを交えてキャリアチェンジの意味やその方法、成功させるコツを解説しています。ここでキャリアチェンジ成功に向けての一歩を踏み出しましょう。
記事を読む
④志望企業とマッチ度が高いと言える点を洗い出す
志望企業への就職をかなえるためには、知識やスキルだけに注目するのではなく、あなたの人柄や働き方、仕事に対する価値観が志望企業とマッチしているのかどうかを確認することも大切です。
非公開求人のなかには何よりも企業にマッチしている人材かどうかを重要視している企業もあるので、この点はしっかりとアピールしましょう。
どんなに能力が高かったとしてもマッチ度の低さを理由に内定のチャンスを逃してしまう可能性は十分にあるので、しっかりと調べておきましょうね。
- 企業の社風
- 職場の雰囲気
- 社員の働き方
- 活躍している社員の人柄
マッチ度の高さは企業側も知りたい重要なポイントです。面接でも抜かりないアピールをする必要があるので、具体的にどんな点がマッチしているのかを書き出して整理しておいてください。
米田 有希
志望企業とのマッチ度の高さを確認するには、企業や社員との共通点を洗い出すのがおすすめです。社風や社員の働き方、活躍している人の人柄や価値観を調べてみてください。
企業の社風の調べ方については、こちらの記事で詳しく解説しています。参考にしながら企業研究を進めましょう。
関連記事
社風を科学しよう! 自分に合った企業が見つかる分析方法を徹底解説
入社後に後悔しないためにも、社風の理解はとても大切です。今回の記事ではキャリアアドバイザーが、なぜ社風を理解することが大切かを解説した上で、社風を把握するための切り口や方法を紹介していきます。業界ごとの社風の傾向も紹介しているので、自分に合った企業探しの参考にしてみてください。
記事を読む
非公開求人を含めた視野の広い企業探しをしてベストな選択をしよう!
ここまで、非公開求人についての基礎知識や応募方法、非公開求人に応募するうえで注意しておきたいポイントについて解説してきました。
非公開求人には好条件な募集が多く、また募集している職種やポジションも非公開求人ならではのものがあることが多いですよ。視野に入れておくことで、転職活動をするうえでの選択肢がグッと広がります。
「自分には無理」と最初からあきらめず、非公開求人も含めた幅広い企業探しをしてあなたにぴったりな企業を見つけることが大切ですよ。
一緒に非公開求人についての理解を深め、選択肢を広げてあなたにマッチする企業を見つけましょう。
では、非公開求人はどうやって探し、どう応募するのか、その方法についてはこの後で解説しますよ。