目次
- 第二新卒ならではの強みを自己PRに盛り込んで企業にアピールしていこう!
- 第二新卒だからこそ自己PRが重要な2つの理由
- ①実績が少ないからこそ入社への意欲がアピールできる
- ②「早期離職した」というマイナスイメージを払拭できるチャンス
- 新卒時となにが違う? 第二新卒の自己PRで企業が見ている5つのポイント
- ①就業経験から得たスキル
- ②若手人材だからこその入社後のポテンシャル
- ③自社とのマッチ度
- ④わかりやすく伝える能力
- ⑤社会人としてのマナー
- これを押さえておけば大枠OK! 第二新卒の自己PRの構成
- 結論:就業経験を踏まえた自分の強みを端的に伝える
- 理由:なぜその強みなのかを伝える
- 具体例:理由を補強するエピソードを伝える
- まとめ:転職先での強みの活かし方を伝える
- 第二新卒の自己PRは就業経験を深掘りしたあなただけの強みを伝えよう!
- ここを特に伝えよう! 第二新卒ならでのアピールポイント3選
- ①応募企業と自分との相性の良さ
- ②転職先で活かせる自分の強み
- ③新しい環境に適応できる柔軟性
- 簡単4ステップで作れる! 第二新卒の強みを打ち出す自己PR作成の流れ
- ①今の仕事で担当した業務をできるだけ細かく書き出す
- ②書き出した中から最も強いアピールポイントを見つける
- ③アピールポイントを補強するような理由を考える
- ④応募企業の求める人物像とのマッチ度をチェックする
- 未経験・経験あり別で解説! 第二新卒の転職自己PR例文
- 未経験職種への転職自己PR: 熱意や意欲のアピールが重要!
- 経験のある職種への転職自己PR: 就業経験の強みをアピールしよう!
- 周りと差別化して好印象を残そう! 自己PRを効果的に伝えるコツ5選
- ①数字を使って具体性をアップする
- ②客観的な事実で説得力を上げる
- ③アピールポイントを1つに絞って強みを強調する
- ④学生時代の経験ではなく就業経験をメインに伝える
- ⑤転職理由と自己PRに一貫性を持たせる
- 第二新卒だからこその仕事への熱意や想いを自己PRに交えて選考を突破しよう!
第二新卒ならではの強みを自己PRに盛り込んで企業にアピールしていこう!
こんにちは。キャリアアドバイザーの今井です。
第二新卒として転職活動をするうえで、どうやって自己PRを作ればいいのかわからないという人からよくこんな相談をもらいます。
新卒の就活の自己PRと何が違うのか、どんなところが見られるのか、それらがわからないと自己PRを作り始めるのは難しいですよね。
第二新卒の自己PRでは、就業経験を積んでいるからこそ、その経験を深掘りした強みをアピールしていくことが重要です。ただ、志望しているのが未経験職種か経験済みの職種かによってもアピールポイントは変わってきます。第二新卒としての自分がどの状況に当てはまるのか理解したうえで、自己PRを作っていくことが大切ですよ。
この記事では、第二新卒の自己PRの構成や強みを打ち出す自己PR作成の流れなどについて解説しています。一緒に選考を突破できるような自己PRを作成していきましょう。
第二新卒だからこそ自己PRが重要な2つの理由
新卒の就活を経験してきたあなたなら自己PRの重要性には気付いているのではないでしょうか。ただ、第二新卒の転職は新卒のときとは違います。第二新卒だからこそ自己PRでのアピールが必要不可欠な理由がありますよ。
ここからは、第二新卒だからこそ自己PRが重要な2つの理由についてお伝えします。あなたの魅力を最大限伝えるための自己PR作成の知識としてチェックしていきましょう。
①実績が少ないからこそ入社への意欲がアピールできる
第二新卒は仕事での実績が少ないからアピールしにくい……。そう感じているかもしれませんね。確かに第二新卒の転職で豊富な実績をアピールするのは難しいでしょう。
ただ、逆を言えば実績が少ないからこそ入社への熱意や意欲をアピールするチャンスです。第二新卒だからこそ「なぜその仕事を選んだのか」「どのように活躍していきたいのか」など、自身のポテンシャルをアピールしやすいのです。
本田 百合香
②「早期離職した」というマイナスイメージを払拭できるチャンス
第二新卒の転職で企業が特に懸念するのは「早期離職してしまうのでは?」という点です。自己PRは、その懸念を払拭するためのチャンスの場でもありますよ。
今の会社よりも転職先が自分に合っている環境で、自分のこれまでの経験を活かすことができるのだと伝えられれば、企業のやめてしまうのではという不安を解消できるのです。
松下 建都
自己PRは数少ない自分の思いを伝えられる時間。その時間を活かして企業の不安を払拭していきましょう。
新卒時となにが違う? 第二新卒の自己PRで企業が見ている5つのポイント
先ほど解説したように、転職の選考では第二新卒だからこそ、自己PRでのアピールが重要になってきます。ただ、新卒と違ってどこを見られているのかわからなければ、どんな自己PRを作れば良いのかもわからないですよね。
ここからは、第二新卒の自己PRで企業が見ている5つのポイントを解説していきます。ポイントを押さえた自己PRを作成するためにも、しっかりとチェックしていきましょう。
①就業経験から得たスキル
- 自己PRは選考の中で身に付けたスキルと経験をアピールできる数少ない場
- どんな業務を経験してそこで何を学んだのかをアピールすることが大切
第二新卒と新卒で最も違う点といえるのが就業経験の差です。実際に働いた経験があるからこそ、新卒のときには身に付いていなかったスキルや経験が必ずありますよね。
自己PRは、身に付けたスキルと経験をアピールできる数少ない場です。具体的にどんな業務を経験し、何を学び、どんなスキルを習得したのかを詳細に伝えることで、あなたの価値をアピールできますよ。
米田 有希
そのスキルや経験が転職先で活かせるのだと伝えることで、新卒とは違ってすぐに活躍できるという第二新卒ならではの強みをアピールできるのです。
②若手人材だからこその入社後のポテンシャル
- これからの成長に期待できる若手人材は企業にとっても魅力的に映る
- 将来の働いているイメージを伝えることで企業の評価にもつながる
企業は第二新卒人材の入社後のポテンシャルを選考の中でチェックしたいと思っていますよ。一度働いた経験を持ちつつも、これからの成長にも期待できるという若手人材ならではの特徴は、企業にとっても大きな魅力なのです。
自己PRでは、自分が将来的にどうなりたいかを伝えることであなたのポテンシャルをわかってもらえます。その企業で働いている自分の姿を企業にイメージしてもらえるような自己PRを作成していきましょう。
本田 百合香
企業は第二新卒としてのあなたがどのように成長していくかの可能性に期待をかけています。自身の将来像を描き、それを明確に伝えることが選考突破につながりますよ。
③自社とのマッチ度
- 若手での転職はすぐにやめたりしないかという不安を払拭するのが大切
- 転職先への理解や興味度を伝えることで高いマッチ度をアピールできる
自身のスキルや経験をPRするのももちろん大切ですが、企業のビジョンや風土にどれだけマッチしているかを伝えることも重要です。
というのも、企業としては「長く働いてくれるかな?」という懸念をどうしても抱いてしまうものです。その懸念を払拭するには、マッチしているから長く働けることをアピールするのが効果的なのです。
松下 建都
転職先への理解と興味、その会社でどう活躍したかを伝えることで、あなたと転職先との高いマッチ度をアピールできます。そのアピールが第二新卒としての選考を突破するためにも重要になります。
④わかりやすく伝える能力
- 選考では社会人を経験しているからこそわかりやすく伝える能力も見られている
- 具体例やわかりやすい言葉などで相手に理解してもらえるような説明をすることが大切
自己PRはただ自分の魅力を伝えればいいというわけではありません。自分の考えていることを誰にでもわかりやすく伝える能力まで見られていますよ。
そのため、企業があなたのスキルや経験を理解できるように情報を整理し、要点をしっかりと伝えることが大切です。自己PRを作成する際は具体例を用いたり、誰にでもわかる単語を使うなど、相手に理解してもらえるような意識を心掛けてくださいね。
米田 有希
相手にわかりやすく伝える能力は社会人として必須の能力ですよ。伝える能力が備わっていることも、自己PRの場ではしっかりと伝えていきましょう。
⑤社会人としてのマナー
- 社会人を経験を積んでいるからこそマナーは身に付いている前提で見られる
- 選考までに正しい言葉遣いや敬語の使い方などを見直しておくことが大切
第二新卒は社会人としての経験を積んでいるからこそ、マナーが身に付いているという前提で見られています。
特に面接の場では、正しい言葉遣いができているか、敬語はおかしくないかなど、当たり前のように感じることができていないと違和感を覚えてしまうものです。その点はできて当たり前だと思われているのです。日常生活から、自分のマナーは問題ないかという視点を持って過ごすようにしてみてくださいね。
本田 百合香
マナーについて普段からあまり意識する場面は少ないかもしれませんが、自己PRでも見られているという点はしっかりと覚えておきましょう。
キャリアアドバイザーコメント松下 建都プロフィールをみる
上記の5つの企業が見ているポイントで最も企業が注目しているのは自社とのマッチ度です。どんなに優秀な人材であっても、自社とのマッチ度が低ければ採用とはなりませんよ。選考の中では、企業が求める人物像と自分がいかにマッチしているかを伝えていきましょう。
また、採用担当者は長く働いてくれる人を採用したいと思っているので、すぐに辞める可能性はないか? という不安要素を確認したいと思っています。マッチ度を伝えることで、不安要素の解消にもつながるのでしっかりとアピールしていくことが大切です。
これを押さえておけば大枠OK! 第二新卒の自己PRの構成
見られるポイントがわかったところで、実際に自己PRがどのような構成になっているのか理解を深めていきましょう。自己PRはPREP法に沿って作成するのがおすすめです。
PREP法通りの自己PRを作ることができれば、企業の担当者にもあなたの強みや性格が伝わりやすくなりますよ。これから解説する内容を参考にして、魅力が伝わる自己PRを作成していきましょう。
結論:就業経験を踏まえた自分の強みを端的に伝える
まずは結論として、自分の強みを端的に一言で伝えましょう。「私の強みは〇〇です」と結論から伝えることで、企業側はまず「この人の強みは〇〇なのか」と認識できます。相手に何を伝えたいのかが明確になるので、自分の主張がより伝わりやすくなるのです。
- 私の強みは〇〇です
- 私には〇〇という強みがあります
米田 有希
面接の場であれば結論から伝えることで「結局何が言いたいのかな? 」「もう一度聞かないとわからない」という事態を避けられます。コミュニケーション能力の高さのアピールにもつながるので、結論から伝えることを必ず意識して自己PRを作成していきましょう。
理由:なぜその強みなのかを伝える
次に、「自分の強みは〇〇だ」と考えている理由について伝えていきます。強みを言われただけでは、なぜそれが自分の強みだと思ったのか、明確な理由がわからないままですよね。そんな「なぜだろう?」という疑念を理由の説明によって払拭します。
- 営業職として、50人の同期の中で1位の営業成績をあげたことから行動力が強みだと自負しています。
- 計画力が強みの理由は、エンジニア職としてプロジェクトの管理を経験したからです。
松下 建都
エピソードの入り口を説明するようなイメージです。強みが本当だというアピールにつなげる大事な部分なので、自分だけの実体験を簡潔に説明してみてくださいね。
具体例:理由を補強するエピソードを伝える
理由を伝えた後は、相手を納得させる具体的なエピソードを伝えることで、強みの理由を補強していきます。あなたにしか伝えられないような具体的な内容であれば「この人の〇〇の強みは本当だな」と判断してもらえます。
伝える際は、以下のような課題に直面してから強みを発揮したという流れにすることで、より説得力が増しますよ。
- 課題:営業職として1位を獲得するためには、成約率を今の1.5倍にする必要がありました
- 解決策:1.5倍にするために強みである行動力を活かして、上司への相談はもちろんのこと、昨年の営業成績が1位だった先輩にも話を聞きに行きました
- 結果:そうして自分の営業力を上げた結果、成約率は1.7倍となり営業成績1位を達成できました
本田 百合香
「課題→具体的な行動→結果」の流れで伝えることで、あなたの仕事へ取り組む姿勢や再現性のある強みをアピールできます。
まとめ:転職先での強みの活かし方を伝える
最後にまとめとして、自分の強みが転職先でどのように活かせるのかを伝えていきます。強みを再度アピールする目的と、会社へ貢献できるという再現性をアピールすることで、企業担当者の印象に残る自己PRになりますよ。
- 強みである行動力を活かして、御社に入社後もさまざまな仕事に積極的に取り組み貢献していきたいです
- 計画力を活かして、御社の新規プロジェクトの管理をできるような人材になりたいと考えています
松下 建都
第二新卒は入社後のポテンシャルを期待される傾向があります。最後のメッセージとして、入社への熱意や貢献したいという思いを伝えてくださいね。
キャリアアドバイザーコメント米田 有希プロフィールをみる
強みのエピソードを伝える際には、できる限り数字を用いて表現するようにしましょう。数字を入れるだけで、客観的に「何が変わったのか」「どのようにすごいのか」が初めて話を聞く採用担当者でも評価しやすくなります。
このように数値を使ってアピールすることは、今後社会人としても必要とされるスキルです。そのため、「数値を用いてアピールする」ということを応募書類や面接のシーンで実践できれば、社会人としての基礎的なスキルを持ち合わせているというアピールにもつながるのです。
第二新卒の自己PRは就業経験を深掘りしたあなただけの強みを伝えよう!
自己PRは、応募書類や面接で問われる頻出の質問です。上手く回答することが選考突破のカギになってきます。
特に第二新卒の場合は、就業経験を積んでいます。その経験からどんなスキルを身に付けたのか、どんなことを学んだのかは企業側が最も気にしている内容です。それらの内容から入社後に活躍できる人材かどうかを判断しようとしています。
だからこそ、第二新卒の自己PRを作るには、あなたの就業経験を深掘りして、どんな強みを発揮したのか、もしくは身に付けたのかを伝えていく必要があるのです。それにより、企業へあなたの強みが伝わり、選考突破の確率がグッと上がりますよ。
ここからは、第二新卒の自己PRだからこそアピールできる内容や自己PR例文なども解説していきます。第二新卒の自己PRではどんなことをアピールしていけばいいのか、解説する内容を参考にして魅力の伝わる自己PRを作成していきましょう。
ここを特に伝えよう! 第二新卒ならでのアピールポイント3選
第二新卒の自己PRでは、第二新卒特有のアピールポイントを前面に押し出していくことで、選考突破の確率がグッとあがりますよ。
ここからは、企業に特に伝えたい第二新卒ならではの3つのアピールポイントを解説していきます。自分が作成する自己PRに解説するポイントが含まれているか、チェックする際の判断材料にしてくださいね。
①応募企業と自分との相性の良さ
企業は選考の中で「この人はうちの会社に合うかな」という点を特に意識して見ています。なぜなら、会社に合わない人は離職してしまう確率が上がってしまうので、時間と人件費をかけてまで採用したくないと思っているからです。
その疑念を払拭できるよう、自己PRでは応募企業と自分の相性の良さをアピールすることが重要です。以下の流れで企業の求める人物像を把握して、自分の強みとの相性をチェックしてみてくださいね。
- 企業のホームページ(HP)や求人から求める人物像を把握する
- 自己分析から見つけた強みと合うかチェックする
- 合っていれば自己PRを作成する、合わなそうなら合いそうな強みがないか自己分析をもう一度してみる
本田 百合香
第二新卒は会社をやめようとしているからこそ「またやめてしまうかも」と思われやすいのです。相性の良さをしっかりとアピールし、長く働く意思を伝えていきましょう。
②転職先で活かせる自分の強み
第二新卒は就業経験があるとはいえ、専門的なスキルや経験はそこまで積めていないケースが多いです。そのため、スキルや経験を活かして貢献できるというアピールよりも、強みを活かして成長しながら貢献していくというアピールが効果的です。
自分の核となる強みを選んで自己PRに盛り込み、企業にアピールしていきましょう。
- 私の強みである行動力を活かして、御社でもさまざまな仕事に積極的に取り組んでいきます
- 私の強みである創造力を活かして、御社の商品開発に貢献していきたいです
米田 有希
強みをアピールする際はいくつもアピールせず、これが伝えたいという強みを一つ選んで自己PRを作成してくださいね。そうすることで「あなた=〇〇が強み」という印象を持ってもらえますよ。
③新しい環境に適応できる柔軟性
企業は選考の中で「新しい環境にも適応できるかな? 」という視点からも転職者を見ています。会社が変わればルールも仕事のやり方も違います。その違いに適応できず「自分に合わないかも」と感じてやめてしまうケースを企業は懸念しているのです。
そのため、企業は新しい環境にも適応できるような柔軟性のある人材を求めています。特に第二新卒は柔軟性のアピールが効果的です。というのも、会社に勤めていた期間が短いので、前職のルールや文化に染まりきっていない可能性が高いからです。企業としても、早い時間で会社に慣れてくれるのではと思っているわけですね。
松下 建都
転職の選考では「前職と社風が異なりますが問題なさそうですか? 」と質問されることもあります。それだけ企業が懸念しているということなので、柔軟性をアピールできるように準備をしていきましょう。
簡単4ステップで作れる! 第二新卒の強みを打ち出す自己PR作成の流れ
米田 有希
自己PRのアピールポイントがわかった後は、実際に自己PRを作成する流れを解説していきますよ。
自分の強みを見つけるところから自己PR作成までを4ステップで解説していくので「自分でも作れるかな?」と不安に感じる必要はありませんよ。1ステップずつ実践しながら、あなたの魅力が伝わる自己PRを作成していきましょう。
①今の仕事で担当した業務をできるだけ細かく書き出す
第二新卒の自己PRでは新卒のときと違い、就業経験のアピールが必要不可欠です。そのため、まずは今の会社で担当した業務をできるだけ詳細に書き出して、自分がどんな経験を積んできたのか棚卸しましょう。以下のステップで振り返っていけば、自分の経験を整理できますよ。
- 1日の仕事内容、仕事の流れを書き出す:10時~営業の外回り、13時~社内打合せ、15時~営業資料作成
- それぞれの仕事の姿勢と実績を書く:外回りでは顧客との商談がやりがいがあって楽しかった
- ほかにも担当している仕事があれば同じように振り返る
ここでどれだけ経験を書き出せるかによって、あなたの本当の強みを見つけやすくなりますよ。
本田 百合香
振り返るのは大変な作業ですが、あなたのアピールポイントを見つけるためにも、すべての担当業務を振り返ってみてくださいね。
②書き出した中から最も強いアピールポイントを見つける
①で就業経験を書き出したら、そのなかでも共通点となる強みはないか探してみてください。たとえば、以下のように振り返った経験の中で共通する強みが見つかってくるはずです。
- 「新規プロジェクトに参加したとき」「新しい顧客との打合せのとき」などの場面でワクワクする
- それぞれに共通するのはなんだろう?
- 何か新しいことに挑戦したり経験したりしているときにワクワクしている!
- 自分の強みは新しいことにチャレンジすることが共通していそう
さまざまな仕事経験から見つけた強みは、ほかの誰にもないあなただけの強み。その強みを自己PRに盛り込むことで説得力が増し、魅力の伝わる自己PRが作成できますよ。
松下 建都
自己PRが魅力的になるかどうかは、ここで見つけた強み次第。自分の中で「これだ! 」と思えるような強みを探し出してみてくださいね。
③アピールポイントを補強するような理由を考える
自己PRでアピールする強みが見つかった後は、その強みを補強できる理由を考えていきます。ここでいう理由とは、具体的なエピソードのこと。すでに就業経験は振り返っているので、強みに最も適しているエピソードを選んでいきましょう。
理由を考える際は、以下のポイントを意識するとさらに説得力のあるエピソードになりますよ。
- 数字を使う:営業成績1位をとれた
- 客観的な事実を入れ込む:上司から商談の進め方を褒められた
米田 有希
上記を意識するだけで具体性のある自己PRが作成できるので、作成後は一度見直してみて「数字が入っているか」「客観的な事実は含まれているか」をチェックしてみてくださいね。
④応募企業の求める人物像とのマッチ度をチェックする
最後のステップとして、自分の見つけた強みが応募企業の求める人物像に合っているかをチェックしてみてください。先ほど解説したとおり、企業は転職者に長く働いてほしいからこそ、自社とのマッチ度をとても重要視しています。
そのため、あなたの強みがどんなに魅力的で、どんなに素晴らしいエピソードがあっても、企業が求める人材に合っていなければ、選考突破の確率は低くなってしまいます。
松下 建都
せっかく作った自己PRを無駄にしないためにも、マッチ度のチェックは欠かせませんよ。もしマッチ度が低い場合は、振り返った経験の中でマッチ度が高そうな強みがないか探してみるのもいいでしょう。
キャリアアドバイザーコメント本田 百合香プロフィールをみる
企業が求める人物像がわからないという場合もあるかもしれませんね。そんなときは、志望企業のWebサイトや求人情報をくまなくチェックして人物像を把握しましょう。
企業の求人情報では「こういう人材が必要です」という「求める人物像」が公開されています。また、先輩社員のインタビューなどが掲載されていることもあります。機会があれば、会社説明会にも積極的に参加し、実際に働いている従業員の方から直接話を聞くのもおすすめの方法です。
志望企業が求めている人物像をできる限りイメージし、自分自身が求める人物像に合致している点をアピールしていきましょう。
未経験・経験あり別で解説! 第二新卒の転職自己PR例文
自己PRの作り方まで理解できれば、あとは実際に作っていきましょう。しかし、参考となる例文がないと自分の作った自己PRがポイントを押さえられているか不安に感じてしまいますよね。
そこで、ここからは第二新卒の自己PR例文を解説していきます。未経験職種応募と経験ありの職種への応募の自己PR、それぞれの状況に合わせた自己PR例文を解説していくので、自分の状況に合わせたものを参考に自己PRを作成していきましょう。
キャリアアドバイザーコメント松下 建都プロフィールをみる
例文をただ眺めているだけでは自分の魅力が伝わる自己PRは作れませんよ。ポイントを理解して、自分の状況に合わせた自己PRを作成していきましょう。
例文を自分の自己PR作成に活かすには、自身の作成した自己PRと見比べながら、違いを自分なりに分析するのがおすすめです。強みは自分独自のものか、自分にしか話せないエピソードになっているかなどをチェックしてみてくださいね。
また、例文の内容をそっくりそのまま真似することは避けましょう。自己PRの構成の流れを参考にして、中身は自分の経験に置き換えて作成していきましょう。
未経験職種への転職自己PR: 熱意や意欲のアピールが重要!
未経験職種の自己PRでは、仕事の経験がないからこそ、入社への意欲や仕事への熱意が選考突破の大きな要素となってきますよ。
ここでは、第二新卒の転職の求人が多い5職種の自己PR例文について解説していきます。どのように仕事に対する気持ちを伝えているかをチェックして、自分の自己PR作成に活かしてくださいね。
事務職
前職では不動産業界で営業職として携わっていましたが、仕事をする中でいつも支えてくれる事務職の方の姿を見て、会社を支えている事務職の魅力に気付きました。
そのような経緯から、自分も身近な社員を支えられる事務職に携わりたいという気持ちが強くなり、転職を決意しました。御社に入社後、事務職として働くうえでは前職で培ったコミュニケーション能力や問題解決力を活かし、貢献していきたいと考えております。
また、PCスキルやオフィスツールの使用経験もあり、新しい環境でのスムーズな業務遂行に必要な基礎的なスキルを持っていると自負しています。未経験の職種ではありますが、1日でも早く業務を覚え、御社に貢献できるよう努めてまいります。
米田 有希
異業種であっても、事務職との接点をアピールしているのが良いですね。面接の際に事務職に活かせる前職のスキルを伝えることで、業界研究をしていることをアピールできます。
営業職
私は飲食店に勤務し、接客を担当していました。接客業も充実した仕事ではあったのですが、お客様一人ひとりとのかかわりは薄く、もっとお客様と深いかかわりを持ち、自分の提案で何か課題を解決できるような仕事はないかと考えるようになりました。
そこで見つけたのが営業職の仕事でした。特に御社の営業職では顧客一人ひとりとのかかわりを大事にしており、私の思いともマッチしているだけでなく、前職で身に付けた顧客との関係性を重視するコミュニケーション力を活かせるのではないかと思い志望いたしました。
これまでの経験を活かし、向上心を持って新たなスキルを身に付け、御社に貢献したいと考えております。
松下 建都
営業職を希望した根拠がわかりやすい構成になっています。前職に関連させて説得力のある長所をアピールしているのも。
エンジニア職
私は前職で人事事務として、労務管理や給与支払いを担当しておりました。そのなかで、業務をサポートしてくれるツールに助けられており、システムの重要性を日々実感していました。
そのような経験から社会に役立つサービスや製品を創造し、価値を提供する側になりたいと考えてエンジニアへの転職を決意しました。新たな知識やスキルを吸収し、プログラミングのスキルや開発の手法を磨くことで、社会に貢献するエンジニアとしての力を培っていきたいと思っています。
現在は自己学習でプログラミングの基礎知識やスキルを学んでいます。社会の発展に貢献できるエンジニアとして、自らの成長に努め、より多くの人々に役立つサービスを提供していきたいと考えています。
本田 百合香
プログラミングを勉強し始めていることを述べ、足りない知識や技術を習得しているという意欲を伝えているところが良いですね。
接客業
私は誰にでも笑顔や気配りできる寄り添う力が強みであり、お客様と直接かかわる仕事がしたいという思いから営業職に就きました。
ただ、実際に仕事をしていくなかで、営業職では自分の強みである寄り添う力よりも、提案力や説明能力が求められ、仕事内容にギャップを感じるようになりました。そこで、自分の力を活かせる仕事として接客業を目指したいと思うようになり、転職を決意しました。
接客業は相手のことを真摯に思うコミュニケーションが特に大切だと認識しています。前職の経験を活かし、心のこもった接客を通じてお客様との信頼関係を築くことで、お客様に喜びと満足を提供できるような接客業のプロフェッショナルを目指し、御社に貢献していきたいです。
松下 建都
これまでの経験から活かせる能力や経験を伝えられると良いですね。具体的に伝えることで、面接する側も将来活躍してくれそうなイメージが浮かびやすいです。
コンサルタント
私の強みは、論理的に物事を考え、課題に対して粘り強く解決策を導き出せることです。前職では1年半の間、営業職として仕事に従事し、自分の強みを活かした結果、店舗での商品の新規契約数1位を達成することができました。
コンサルタントの仕事では顧客とより深くかかわる必要があるため、強みとしている論理的に物事を考え解決策を導き出す力をより活かせるのではないかと思い、転職を決意いたしました。
自分の強みをさらに高め続けることも忘れず、課題解決に向けて情熱を持って取り組むことでクライアントの成長に貢献してまいります。
米田 有希
スキルや実績を例に挙げ、貴社に貢献できることをアピールしているのがいいですね。どんなことに熱心に取り組みたいのか、具体的な例があることによって伝わりやすい文章になっています。
経験のある職種への転職自己PR: 就業経験の強みをアピールしよう!
経験ありの職種に第二新卒で応募する場合、多くの会社は入社後すぐに活躍してほしいと期待しています。その期待に応えられるというアピールが自己PRのカギになってきますよ。
ここでは、経験ありの職種のなかで、第二新卒の求人が多い5職種の自己PR例文について解説していきます。就業経験で得たスキルや身に付けた強みをどのようにアピールしているかチェックして、自分の自己PRの作成に活用していきましょう。
事務職
私は現在、新卒で入社した企業で事務職に従事しています。そのなかで、一般的な事務職のスキルだけでなく、より新しいスキルを身に付けてレベルアップしたいと考えて、事務職の中でも経理事務への転職を決断しました。
御社では請求書の発行や給与の計算など、経理業務にも携わることができるため、これまでの経験を活かしつつ、さらにスキルや知識を向上させることで、より専門性の高い事務業務に取り組めると考え、応募いたしました。
事務職は組織を円滑に運営するための重要なポジションであり、調整やデータ管理などの業務を通じて効率的な事務プロセスを構築することが求められると考えています。そのため、迅速かつ正確な事務をおこなうことや、効率的な業務遂行を通して御社に貢献していきたいです。
本田 百合香
長所やスキルを挙げながら、貢献できることをアピールしているのが良いですね。成果が数値化しにくい業種も、具体的な例があることによって説得力をもたせられます。
営業職
私は現在、新卒で入社した企業で営業職に従事しており、東海エリアの顧客満足度1位を達成しました。その経験から、クライアントに満足してもらう仕事を通して成果を上げることに自信があります。
御社はクライアントとの良好な関係を築くことに重点を置いており、顧客満足度の向上に努めてきた私の営業職としての経験が活かせるのではないかと考えています。
また、営業職は顧客のニーズを理解したうえで適切な提案をおこない、ビジネスを拡大していくために欠かせないポジションであり、常にチャレンジ精神が求められます。新たな環境での挑戦になりますが、顧客の成功を支える営業活動に貢献したいと考えております。
松下 建都
具体的な成果をアピールしているので、即戦力として活躍できそうな人材だと伝わるのがいいですね。転職理由が変わりやすく、熱意が伝わる文章です。
エンジニア職
私は現在、新卒で入社したIT企業でシステムエンジニア職に従事しています。入社当初からエンジニアとして携わり、持ち前の計画力を活かして、プログラムの開発やシステムの設計を計画通りに実施してきた実績があります。
御社は、日本だけなく海外にも提供されているサービスの開発をおこなっており、私の強みを活かしつつ、より大きな仕事をして人々の役に立つことができるのではないかと思い、今回応募を決意しました。
流れが早いIT業界において、エンジニアは技術の進化に柔軟に対応し、時代のニーズにマッチするサービスを提供する必要があると考えています。引き続き勉強をすることはもちろんのこと、これまでの経験を活かし、多くの人々に役立つサービスの開発に貢献していきたいです。
米田 有希
エンジニア職に再就職したいと考えた理由を深掘りできているところが良いですね。強い理由がアピールできると、面接官にも好印象です。
接客業
私は現在、新卒で入社した企業で接客業に従事しています。これまで多くのお客様とのかかわりを経験したことで、人と信頼関係を構築して価値提供することができる能力を持っていると自負しています。
御社のホームページを拝見したところ、一人ひとりのお客様との信頼関係を最も重要視しているとのことでした。そんな御社であれば、私の能力を最大限生かせるのではないかと思い、この度応募いたしました。
私はお客様に対して丁寧な対応と心温まる笑顔を大切にし、常にサービス向上に努めてきました。御社でもこれまでの経験から培った接客スキルを存分に発揮して、より質の高い接客を通して貢献していきたいと考えております。
本田 百合香
接客業になぜ転職したいと思ったのかが伝わる文章ですね。接客業のどんなところが好きなのかを、端的に分かりやすく伝えられています。
コンサルタント
私は現在、新卒で入社した企業で、コンサルティング業務に1年半ほど従事してきました。戦略コンサルタントとしての経験を通して、クライアントの課題を見つけ、解決策を提案できる問題解決能力には自信があります。
御社では、これまでの経験を活かしつつ、より規模の大きい顧客に対して、高度な戦略的アプローチや迅速に解決策を提供できると考え、志望いたしました。
コンサルタントはさまざまな業界や組織にかかわり、クライアントの成長に貢献する重要なポジションです。これまでの業務で培った課題解決能力や提案力、コミュニケーション能力を活かし、御社が大切にしている「顧客に寄り添ったコンサルティング」に貢献いたします。
松下 建都
コンサルティングに求められる強みをアピールできているのがいいですね。前向きな仕事への向き合い方が伝わります。
周りと差別化して好印象を残そう! 自己PRを効果的に伝えるコツ5選
ここまで第二新卒ならではの自己PRの作り方を解説してきましたが、周りと差別化して好印象を残すにはもう一工夫が必要です。
ここからは、第二新卒の自己PRを効果的に伝えるコツ5選を紹介します。この5つを理解するだけで、あなたの魅力がより相手に伝わるようになり、内定もグッと近づいてきます。自分の自己PRにしっかりと盛り込んでいきましょう。
①数字を使って具体性をアップする
「私は営業職として結果を出しました」これだけでは、誰でもいえる抽象度の高い自己PRとなってしまいますよね。
だからこそ、自己PRで伝える内容はできるだけ数字を盛り込むように意識してみてください。具体的な数字を用いることで、自己PRの信憑性が増し、あなただけのエピソードだということが伝わりやすくなります。
- マニュアルを作成して業務効率化に貢献した⇒マニュアルを作成して社員100人の業務効率化に貢献した
- 新規プロジェクトでリーダーを務めた⇒新規プロジェクトで10人のチームリーダーを務めた
自己PRを見聞きする企業側としても、あなたがどれだけの結果を残してきたのかが客観的に判断できるので、数字を使うことを意識してみてくださいね。
②客観的な事実で説得力を上げる
客観的事実とは「周りから評価されたこと」「周りから言われたこと」などのことです。
自己PRの場は自分の言葉で伝えるので、自己PRの内容が本当なのかどうかを判断する一つの指標として客観的事実が重要になってきます。以下のような内容を盛り込むと、自己PRの説得力が増しますよ。
- 社内で月間MVPを獲得して表彰された
- 新規顧客へのプレゼンが上手いと先輩社員から褒められた
上記のような、周りからの評価や言葉はほかの誰でもなく、あなたが努力したからこその結果です。企業としても、自己PRの内容を信頼しやすくなり、好評価へとつながっていきますよ。
③アピールポイントを1つに絞って強みを強調する
自己PRは数少ない自分をアピールできる場。そんな場だからこそ、自分の魅力をたくさん伝えたいという気持ちもあるでしょう。
ただ、人は多くの情報を伝えられてもすべてを理解できるわけではありません。魅力を詰め込んだ結果「結局何が言いたかったのだろう」と思われてしまっては、もったいないですよね。
だからこそ、自己PRを作成する際は、応募企業に伝えたい強みを1つに絞り、その強みを中心に伝えるようにしてみてください。1つに絞られていれば、「この人の強みは〇〇なのか」と企業側の印象にも残りますよ。
米田 有希
強みを絞るには、企業が求める人材を把握しておくことも大切です。企業研究も欠かさずおこない、求める人物像に合わせた強みを自己PRに盛り込んでいきましょう。
④学生時代の経験ではなく就業経験をメインに伝える
第二新卒と新卒との大きな違いは「就業経験の有無」です。自己PRでは、その点を考慮して就業経験から得た自分の強みをアピールすることが大切ですよ。
学生時代の経験から学んだこともたくさんあると思いますが、自己PRを学生時代の内容にしてしまうと「この人は仕事のなかで何も学ばなかったのかな? 」と思われかねません。
実際は違ったとしても、そう思われることは自分にとってデメリットになってしまいますよね。だからこそ、自己PRでは仕事に就いてからの経験をメインに伝えるようにしてくださいね。
本田 百合香
社会に出てから困難だったこと、その困難を乗り越えた経験がきっとあるはず。その経験を具体的に伝えることで、転職先でも活躍できるというアピールにつながりますよ。
キャリアアドバイザーコメント松下 建都プロフィールをみる
第二新卒での転職の場合、仕事での経験が少ないため、何を伝えればいいのか迷うこともあるでしょう。ただ、経験が短くてもそこからの学びはたくさんあるはずです。
たとえば、上司や同僚から褒められたことや顧客から感謝された経験はありませんでしたか? それらの経験は、あなたの能力や成果を示す素晴らしい証拠となりますよ。
また、困難な状況やうまくいかなかった経験も重要です。困難な状況に直面した際にどのように対処しましたか? どのような工夫をして問題を解決しましたか? それらの経験から得た知識やスキルをアピールすることで、将来の仕事での貢献意欲や成長の可能性を示すことができます。
経験が少なくても、自分の持っている経験や学びを大切にしましょう。それらを具体的に伝えることで、第二新卒としての価値をアピールできます。
⑤転職理由と自己PRに一貫性を持たせる
自己PRを作成する際は、転職理由との一貫性まで意識するのがとても重要です。2つの内容がバラバラになってしまうと「この人が本当にやりたいことは何だろう?」と、企業側が不安に感じてしまいます。
そのため、退職理由と自己PRに一貫性を持たせ、あなたの価値観や思いがより伝わるように自己PRを作成していきましょう。以下のような流れで考えれば一貫性のある自己PRが作れますよ。
- 今の会社は年功序列でどれだけ頑張ってもあまり評価されることがない
- 自分の実力をもっと評価してくれる会社で成長していきたいと思い転職を決意した
- 応募企業は仕事を任せてもらえる環境で仕事をやった分だけ評価してもらえる環境
- そんな応募企業でいろいろなことに挑戦して評価してもらいながら成長していきたい
上記のような一貫した転職理由と自己PRが準備できれば、自己成長意欲を持っている人物だと企業にも伝わります。一貫性はあなたへの信頼を上げる重要なポイントです。しっかりと意識して自己PRを作成してくださいね。
第二新卒だからこその仕事への熱意や想いを自己PRに交えて選考を突破しよう!
ここまで、第二新卒の自己PRで企業が見ているポイントや第二新卒の自己PRの構成、第二新卒の自己PR例文などについて解説してきました。
第二新卒は新卒と違って就業経験があるからこそ、企業が見ているポイントも変わってきます。特に第二新卒はポテンシャルを見られやすいので、仕事への熱意や想いを伝えられるかが選考突破のカギになります。その点をしっかりと把握したうえで、自己PRを作成していくのがとても大切ですよ。
希望のキャリアをつかむためにも、自分が最もアピールできる強みは何なのか、その強みは転職先でどう活きるのかを意識して自己PRを作成していきましょう。
第二新卒向けの求人を出している企業は、仕事の実績よりも入社への意欲を見ている傾向にあります。スキルや実績がそこまでなくても、応募企業に入りたいという熱意と前向きな姿勢をアピールする自己PRは、選考突破の確率をグッと上げてくれますよ。