面接で「特技はスポーツ」と答える場合の例文7選|回答の流れも解説

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回答の考え方も解説 面接の特技でスポーツと答える場合の回答例文7選

目次

  1. 面接でスポーツを特技としてアピールする方法を例文でチェックしよう!
  2. 3ステップ! 面接でスポーツを特技としてアピールする流れ
  3. ステップ①スポーツの種類・期間・実績を述べる
  4. ステップ②スポーツを通じて身に付けた能力を説明する
  5. ステップ③身に付けた能力を仕事でどう活かすか説明する
  6. 面接で「スポーツ」を特技として伝える回答例文7選
  7. 例文①継続力・忍耐力(スポーツ:サッカー)
  8. 例文②積極性(スポーツ:水泳)
  9. 例文③コミュニケーション力(スポーツ:ラグビー)
  10. 例文④集中力(スポーツ:空手)
  11. 例文⑤協調性(スポーツ:バレーボール)
  12. 例文⑥リーダーシップ(スポーツ:バスケットボール)
  13. 例文⑦自己管理能力(スポーツ:陸上)
  14. 面接で特技にスポーツを挙げるなら例文を参考に自分の魅力を最大限伝えよう

面接でスポーツを特技としてアピールする方法を例文でチェックしよう!

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。就活に向けて選考対策を進めている人から、こんな質問を受けることがありました。

「面接で特技としてスポーツを挙げても大丈夫ですか?」
「スポーツについて何をどう説明したら良いですか?」

とくに運動部に所属をしていて活動に力を入れていた人は、そのスポーツ経験をアピールしていいのか、いいならどのように説明したら就活のアピール材料になるのか気になりますよね。

まず、特技や強みとしてスポーツに関することをアピールする人は多くいます。加えて、ではそれどう伝えればいいのか悩む人も同じく多い。原因は回答のイメージしにくさにあると考えています。そこで有効なのが、回答例文をチェックするということです。

この記事では「スポーツ」を軸とした、特技に関するアピールの伝え方を例文で解説しています。最後までチェックして、自分の魅力をしっかりと伝える方法をマスターしていきましょう。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!スポーツを特技として挙げても問題ない?

本田 百合香

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本田 百合香

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特技がスポーツは問題ない! 経験を通してあなたの強みを伝えよう

上記で解説している通り、面接でスポーツを特技として挙げることはまったく問題ありません。むしろ魅力的な要素になりえるといえるでしょう。

ただ、面接で特技を聞かれた際に重要なのは「何を特技として挙げるか」ではなく特技を通してどれだけ自分の強みをアピールできるかという点です。特技といえるようになるまでに自分がどのような努力をしたのか、スポーツを通してどのようなことを経験したのかなど、あなたがスポーツにぶつけてきた熱量や密度を具体的に伝えましょう。

3ステップ! 面接でスポーツを特技としてアピールする流れ

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具体的な例文を紹介する前にまず、スポーツを特技としてアピールする場合の回答の流れを3ステップで簡単に解説します。

以降で紹介する例文もこの流れに沿って作成しているので、流れを理解しておけば例文を構造的に見ることができて、自分の回答を作りやすくなりますよ。

ステップ①スポーツの種類・期間・実績を述べる

面接で特技を聞かれたら、まず「私の特技は〇〇(スポーツ名)です」と質問に対する答えを述べましょう。そしてそのスポーツに何年間取り組んだのか、どのような実績を残したのかを説明します。

ステップ①の回答イメージ

私の特技はソフトテニスです。中学から高校までの6年間、ソフトテニス部に所属していました。高校では3年間レギュラーとして活躍し、県大会では団体戦でベスト16に入りました。

特に、実績の部分はそのスポーツを特技として挙げる根拠になるので必ず入れましょう。スポーツ大会での受賞歴がなくても、レギュラー経験やチームで重要なポジションを務めた経験などがあれば根拠になりますよ。

実績の例
  • 県大会で入賞した・ベスト〇だった
  • レギュラーに入った
  • 部長・副部長として活躍した

ステップ②スポーツを通じて身に付けた能力を説明する

スポーツの種類・期間・実績を述べたら、次にそのスポーツを通じてどんな能力を身に付けたのか説明しましょう。ここで言う「能力」はスポーツのスキルではなく、継続力・忍耐力など仕事でも役に立つ一般的な能力です

ステップ②の回答イメージ

部活では県大会でベスト16以上に入ることが目標だったため、チーム全員で毎日厳しいトレーニングを続けました。部活に入るまでは目標に向かって限界まで頑張った経験がほとんどなかったため、このソフトテニス部の経験を通して継続力や忍耐力が身に付きました。

具体的な能力が思い付かないときは、以下の例を参考に自分の経験を振り返ってみてくださいね。

スポーツを通じて身に付く能力の例
  • 継続力・忍耐力
  • 積極性
  • コミュニケーション力
  • 集中力
  • 協調性
  • リーダーシップ
  • 自己管理能力

ステップ③身に付けた能力を仕事でどう活かすか説明する

スポーツを通して身に付けた能力について話したら、最後にその能力を仕事でどう活かしたいか説明しましょう。仕事に関連付けることで、特技の説明を通して自己アピールができ、回答としてのまとまりも良くなります。

ステップ③の回答イメージ

社会人になっても、ソフトテニス部で身に付けた継続力や忍耐力を活かし、難しい業務があっても簡単に諦めず、できるようになるまでコツコツと努力を続けたいと考えています

どのように仕事で活かすかアイデアが思い付かないときは、まず企業でどのような仕事をしたいか、どのようなキャリアを歩みたいかを具体的にイメージしてみるのがおすすめです

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自分が働いているイメージを思い浮かべたら、そのなかでスポーツで身に付けた能力をどう活かせそうか考えやすくなりますよ。

面接で「スポーツ」を特技として伝える回答例文7選

ここからは、スポーツで身に付いた能力別に例文を7つ紹介します。例文に使用しているスポーツの種類も併せて解説していくので、自分の能力や経験に近いものを選んで回答を考える際の参考にしてくださいね。

例文①継続力・忍耐力(スポーツ:サッカー)

継続力・忍耐力の例文

私の特技はサッカーです。中学から高校までの6年間、学校のサッカー部に所属していました。高校では地区大会で優勝し、県予選大会でもベスト8に入りました。

サッカーは試合中常に動き続ける必要があり、持久力が求められるスポーツです。私は試合で勝つために部活の時間だけでなく学校の行き帰りも毎日走るようにして、体力を付けました。

このサッカー部での練習を通して、目標に向かってコツコツ頑張る継続力や忍耐力が身に付いたと感じています。

仕事においても継続力や忍耐力を活かして、業務目標の達成に向けて努力を重ねていきたいと考えています。

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「毎日の学校の行き帰りで走った」という具体的なエピソードを入れていて、継続力・忍耐力が身に付いていることが伝わる例文になっています。

例文②積極性(スポーツ:水泳)

積極性の例文

私の特技は水泳です。5歳からスイミングスクールに通い、中学卒業まで10年間競技を続けました。一番得意な泳法であるバタフライでは、中学生のときに地区代表選手に選ばれて県大会に出場した経験もあります。

スイミングスクールには私よりも上の学年で泳ぎがうまい選手が数多くいました。私は1分1秒でもタイムを縮めたいと思い、先輩たちによく質問をして泳ぎのコツを教えてもらいました。当時を今振り返ると、積極性が身に付いた経験だったと思います。

水泳で身に付けたこの姿勢を仕事でも活かして先輩社員や上司に積極的に質問し、スキルアップや業績アップにつなげていきたいと考えています。

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「泳ぎのコツを先輩に質問した」という部分で、目的のために自分から行動できる積極性をうまくアピールできています。

例文③コミュニケーション力(スポーツ:ラグビー)

コミュニケーション力の例文

私の特技はラグビーです。大学1年生から大学のラグビー部に所属しており、昨年度からはチームの副主将を任されています。

ラグビーは15人制のチームスポーツで、試合で勝つためには選手同士の円滑なコミュニケーションが非常に重要になります。私も、定期的なミーティングを開いてポジションごとの役割を明確化したり、試合で誰かがミスをしたときにフォローしたりと、チームの連携を大切にしてきました。

この経験を通して、チーム一丸となって物事を進めるためのコミュニケーション力が身に付いたと感じています。

社会人になってもこのコミュニケーション力を活かして、周囲の人と協力しながら業績アップや課題解決につなげたいと考えています。

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チームスポーツであると説明することで、コミュニケーション力が身に付いた背景についてわかりやすく伝えられている良い例文です。

例文④集中力(スポーツ:空手)

集中力の例文

私は空手が得意です。小学3年生から高校卒業まで約10 年間地元の空手道場に通っていました。黒帯も取得しています。

空手の試合では一瞬の気の緩みで負けてしまうことがあるので、集中力を持続させるために意識的に呼吸を整えたり、試合前のルーティンを作ったりして深い精神統一ができるように工夫しました。

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集中力を持続させるために取り組んだことを説明していて、非常に具体性のある内容になっています。

例文⑤協調性(スポーツ:バレーボール)

協調性の例文

私の特技はバレーボールです。中学生から高校までの6年間、バレーボール部に所属し、高校ではレギュラーとして3年間試合に出場し続けました。

バレーボールは3人以上の連携で1プレーが成り立つスポーツで、チーム全体の協調性が勝敗のカギを握ります。そのためチームメンバーの得意不得意を把握し、チームのために自分が何をすべきかを常に考えながらプレーしていました。

この経験から、全体を見て自分にできることを考える「協調性」が身に付きました。

仕事でもバレーボールで身に付けた協調性を大切に、会社や周囲の人のために行動できる人材になりたいと思っています。

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「チームのために自分が何をすべきか考える」という部分に、協調性の高さが感じられます。

例文⑥リーダーシップ(スポーツ:バスケットボール)

リーダーシップの例文

私の特技はバスケットボールです。小学校から高校卒業まで12年間、地元のミニバスチームや学校のバスケット部に所属していました。高校ではキャプテンを務め、3年生のときにはインターハイ県予選でベスト8の成績を残しました。

チームでは攻撃の方向性を決める司令塔(ポイントガード)のポジションを務め、常にコート全体を見ながらほかの選手に指示を出していました。

この経験を通して、責任のあるポジションでチームを動かすためのリーダーシップが身に付きました。

仕事でもこのリーダーシップを発揮し、責任のある業務を積極的に担当して、周囲を引っ張っていく存在になりたいと考えています。

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司令塔のポジションを務めていたという具体的な説明を入れることで、リーダーシップがあるという裏付けができており、とても説得力のある内容になっています。

例文⑦自己管理能力(スポーツ:陸上)

自己管理能力の例文

私の特技は陸上です。高校時代に、ハードル走の選手として陸上部に所属していました。地区大会で3位に入賞した経験もあります。

陸上は個人競技で、大会当日の自分のコンディションが結果に大きく影響するため、陸上部に所属していた頃は、休息日も含めた長期の練習計画を立てたり毎日の食事内容や睡眠時間を記録したりして、自己管理を徹底していました。

陸上で身に付けた自己管理能力は、今でも試験対策や金銭管理、体調管理などさまざま場面で活かされています。

仕事でも、この自己管理能力を最大限活用し、安定したパフォーマンスで高い成果を残せる人材になりたいと考えています。

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自己管理能力を身に付けた背景から仕事への活かし方まで具体的に述べられていて、入社後の活躍がイメージしやすい例文です。

キャリアアドバイザーが読み解く!スポーツを特技として挙げるうえでの基準

松下 建都

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大事なのは実績よりも採用後にどう活かせるか

「スポーツを特技として話すなら実績が必要では?」と考える人もいますが、まったくの未経験者よりは少しできるというレベルでも特技として挙げて問題ありません。なぜなら面接官が重視しているのは実績ではなく、その特技を通して得た経験やスキルが入社後の業務に活かせるかどうかだからです。

たとえ実績はなくても、あなたの強みを特技を通してしっかり伝えることができれば高く評価される可能性が高いです。重要なのは自分が採用後に活躍できる人材であることをアピールすることです。特技を通して得たあなたの経験やスキルを最大限面接官に伝えられるように意識しましょう。

面接で特技にスポーツを挙げるなら例文を参考に自分の魅力を最大限伝えよう

この記事では、面接で特技としてスポーツを挙げるときの例文を7つ紹介しました。スポーツを特技として挙げる場合は「スポーツで身に付けた能力を仕事で活かす」ということを意識して回答することが大切です。

まずは、自分が過去のスポーツ経験を通してどのような能力を身に付けたのか考えてみましょう。そして、その能力を仕事でどのように役立てたいかまで具体的に説明できれば、企業側に自分の魅力を最大限伝えることができますよ。

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