面接における「最後に一言」の答え方|例文やNG対応もご紹介

この記事のアドバイザー

桑原 翔

大学卒業後、アミューズメント業界にて接客と店舗管理、人材教育を行いました。その後、不動産業界に入社し半年で2億円を売り上げる。人の教育や悩みの相談に乗ることでその人の人生のきっかけになりたいと思い人材業界に転身。1人で抱え込まずに気軽にまずはご相談をしてください。

伴 美寿々

大学卒業後、宝飾店にてジュエリーアドバイザーを経験。最年少で副店長になり、店舗のマネジメントと人材育成を経験。業界トップの塾の社長・役員秘書を経てポートへ入社。「わからない」を自分ひとりで抱えこまず、一緒に新しい世界へ飛び込む準備をしていきましょう。

コラムの目次

  1. 面接の「最後に一言」は評価の対象になっている
  2. 面接官が「最後に一言」を求める理由2つ
  3. 面接で「最後に一言」と言われた場合の答え方2つ
  4. 面接で最後に一言を聞かれた場合に特になしはNG
  5. 面接の最後に一言は熱意をアピールしよう

面接の「最後に一言」は評価の対象になっている

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から

「面接で最後に一言どうぞと言われたのですが、戸惑ってしまいました」
「最後の一言って評価に影響しますか?」

という声を多く聞きます。「最後に一言」と面接の終わり際に言われ、何と答えていいのか分からず、もやもやしたまま面接を終えてしまう人は多いでしょう。ここで上手く回答できていないと、不合格になってしまうことも少なくありません。

「最後に一言」と言われた場合、評価の対象になっています。「最後に一言」は面接の締めくくりとなる質問で、全体を印象付ける大切なポイントと言えます。「最後に一言」と言われた場合の答え方を把握しておきましょう。

面接官が「最後に一言」を求める理由2つ

まずは、面接官が「最後に一言」と求める理由を知っておく必要があります。面接で聞かれることにはすべて意味や理由があり、何の目的もなく聞かれることはありません。最後に一言を求められる場合も例外ではなく、企業は明確な意図を持ってこの質問を投げかけています。質問の意図を把握することで、的外れな回答を避けることができるでしょう。

①アピールのチャンスを与えるため

面接官が「最後に一言」という場合は、アピールのチャンスを与えようとしていることが多いです。企業への志望度が高く思い入れが強くても、緊張して上手く話せない就活生もいるので、緊張感が落ち着いてきた面接の最後にアピールの時間を設けることがあります

就活生は面接中に「質問に上手く答えないといけない」という思いが強くなり、自分の思いを上手に話すのが難しくなるものです。履歴書やESでたくさんアピールしていても、いざ面接でアピールできないと悔いが残りますよね。「最後に一言」には、就活生に最後まで力を出し切ってもらいたいという思いがあります。

②面接では把握しきれなかった人柄を確認するため

面接では就活生の人柄について尋ねる質問が多く用意されますが、面接官側が「もう少し聞きたいな」「こういう性格で合っているのかな?」と感じた場合も「最後に一言」と言われることがあります。面接中にアピールした人柄や、企業で活躍できると思う能力があれば、遠慮せずにアピールしましょう

「最後に一言」も当然面接の一部なので、アピールの機会と捉えることが大切です。決まった質問ではなく、就活生が自由に答えられる形で「最後に一言」と投げかけているので、構えすぎる必要はありません。面接官がくれた最後のチャンスだと思って受け取りましょう。

キャリアアドバイザーコメント

桑原 翔

面接が上手くいかなくても最後の一言で企業への熱い気持ちを伝えよう

最後の一言で印象をプラスに転じさせることは可能だと思います。特に面接中の会話が緊張して上手く答えられなかった場合、企業も最後に一言自分の想いを話させて試してみたいという思いがあるかもしれません。

そのため、緊張でうまく話せなかったのであれば、ここで働きたいという強い気持ちを伝えるべきだと思います。「今日は非常に緊張してしまい、うまく私の想いを話せなかったですが、ここで働きたい想いだけは誰にも負けません。よろしくお願いします!」と、最後に気持ちを乗せた思いを話すだけで人事の印象はガラッと変わるかと思います。

この言葉を言われて嫌になる人事もいないかと思いますので、最後の一言はその企業への熱い気持ちをはっきりと気持ちを乗せて伝えてみてください。人事の方は、真剣な姿勢を読み取ってくれるでしょう。

面接で「最後に一言」と言われた場合の答え方2つ

企業によって質問の意図は若干異なりますが、基本的に面接の評価に繋がっていることは間違いありません。そのため、少しでも評価されるには、どのように答えるかを考えなければなりません。何か一言を述べたとしても、それが必ずしも評価されるとは限らないため、内容まで吟味する必要があります。最後に一言と言われた場合の上手な答え方3つを参考にして、上手にアピールしましょう。

①アピールしきれなかった強みや熱意を伝える

面接では、あらゆる角度から自分をアピールして売り込んでいきますが、質問に合う形で提示するという制限があります。そのため、用意してきたアピールがその時の質問内容によっては提示できず、魅力を伝えきれないということもあるでしょう。その場合は、最後に一言でアピールしきれなかったことを伝えて構いません。

企業で働きたいという熱意を伝えることで、意欲の高さをアピールできます。面接の中で意欲を伝えられるポイントは志望動機や自己PRぐらいしかないので、伝えきれなかったと感じる場合は、ぜひ熱意を伝えておきましょう。面接官側から見ても、熱意がある就活生は魅力的に見えます。

例文

例文

本日の面接で○○のお話を詳しく聞くことができ、御社で働きたいという気持ちが一層高くなりました。私は就活の軸として自主性を大切にできることを掲げているのですが、御社であれば私の強みを活かして貢献できると強く感じました。何卒よろしくお願いいたします。本日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。

この例文では、自分が就活の軸として掲げていることを述べています。就活の軸が企業と一致しているのは、企業側から見ても志望度が高く内定辞退の可能性が低いと捉えられるので、好印象です。面接で質問されることもありますが、質問されなかった場合は積極的に伝えてるといいでしょう。

キャリアアドバイザーコメント

伴 美寿々

面接中の回答と違う方向性の発言をしないように気をつけよう

「最後に一言」と言われているのに、意気込みすぎて再度アピールすることに集中し、ダラダラとエピソードやプレゼンを続けないように注意しましょう。また、面接内で回答した内容と全く方向性の違う発言をしないように意識してください。

自分が思っていない話を面接でしないよう、しっかりと自己分析と志望動機を用意していきましょう。最後の一言で一番失敗しないポイントは、面接中うまく回答できなかった質問を改めて回答させてもらうことだと思います!面接官は学生が緊張していることを想定してますので、熱い想いを後悔のないよう伝えきりましょう!

②面接のお礼でもOK

面接で納得いくまでやりきり、すべてを出し切って終わるということもあるでしょう。「最後に一言」と言われても何も思いつかない場合は、面接のお礼を述べても構いません。お礼を述べることで印象が悪くなることはありませんし、礼儀正しさや真面目さがプラスに働くことでしょう。

感謝の気持ちを伝えることで、優しい人間性や気遣いができるといった点のアピールにもなり、評価にも繋がりやすいです。面接でのお礼を伝える場合は、単に「本日はありがとうございました」と伝えるだけではなく、簡単に感想を伝えておくといいでしょう。どのような点が印象的だったか、何を感じたかを述べてお礼を伝えることで、一段上のアピールになり評価してもらいやすくなります。

例文

例文

本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。面接を受けさせていただいたことで、より一層御社で働きたいという気持ちが強くなりました。入社できましたら、日本のEC事業を先導する御社で、新しいサービスの開拓に貢献したいと思っております。本日はお忙しい中、本当にありがとうございました。何卒よろしくお願いいたします。

この例文では、冒頭でお礼を述べています。お礼の気持ちをもっとも伝えたい場合は、最初に述べた方が印象が強くなります。企業が求めているのは自社で活躍できる人材なので、「楽しく働きたい」や「学びたい」という言葉はあまりプラスに働きません。それよりも「貢献したい」「活躍したい」などの率直な意見の方がいいでしょう。

面接で最後に一言を聞かれた場合に特になしはNG

就活生

考えても出てこなかったら「特にありません」で切り抜けるのもアリですよね?

キャリア
アドバイザー

面接官がチャンスをくれているとも捉えられるので、「特にありません」で終わらせるのはもったいないですし、マイナスの影響を与える可能性が高いです。

最後に一言と問われている以上、何らかの回答はしなければなりません。「特にありません」と答えるのはNGです。「特にありません」と答えると「本当はそこまで志望度が高くないのでは?」と、志望意欲が低いと思われます。愛想もよくない感じがして、いい印象は与えられません。

面接に真剣に取り組んでいるなら、少なからず何か一言くらいはあるはずと企業は考えます。「特にありません」だけは避けなければならないため、必ず何か一言考えておきましょう。どうしても思いつかないなら面接へのお礼でも構わないので、対話を打ち切ることはNGです。

キャリアアドバイザーコメント

伴 美寿々

自分から話す場合は相手の都合を伺おう

「最後に一言」と言われなかった場合に、自分から再度話させていただく時間をもらうのはいいと思います。ただ、面接官もスケジュールを決めて面接を設けておりますので、相手の状況を気にかけて話してほしいです。

こちらから時間をいただく際は一言「伝えきれていないことがあるのでお時間いただいてもよろしいでしょうか。」と、相手の状況を伺うようにしましょう!また、面接官は時間を見ながら面接を進めている場合が多いので、時間をいただいたとしても話は端的にし、なるべく相手の時間を拘束しないよう意識してください。

面接の最後に一言は熱意をアピールしよう

面接で問われる「最後に一言」は、評価を決定付ける重要な質問です。ここで何を言うかによって合否を決める企業も多く、アピール次第で命運が変わるといっても過言ではありません。好印象を与える答え方は複数ありますが、共通するのは熱意をアピールする点です。面接への意欲や企業への興味、就職意欲は、すべて熱意というポイントでリンクしています。

これを上手く提示することが評価を獲得する秘訣であり、アピール時の最重要ポイントと言えるでしょう。面接の最後に熱意を提示することで全体の印象もよくなり、プラスのイメージを与えて面接を終えられます。工夫した答え方で熱意を存分にアピールしましょう。

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