新卒面接の質問対策|頻出の質問10個と回答例文をご紹介

この記事のアドバイザー

増子 航平

大学時代、北海道にてNPO法人の立ち上げ、子供の貧困問題・格差問題に取り組む。その後、新卒でポート株式会社へ入社しキャリアアドバイザーを務める。1年目は新人賞を獲得し、2年目でチーフに就任。仕事には人生の大半を費やすことになります。だからこそ仕事の楽しさを伝えたいです。どんな人にも活躍出来る場はあると思っています。それを見つけていきましょう!

伴 美寿々

大学卒業後、宝飾店にてジュエリーアドバイザーを経験。最年少で副店長になり、店舗のマネジメントと人材育成を経験。業界トップの塾の社長・役員秘書を経てポートへ入社。「わからない」を自分ひとりで抱えこまず、一緒に新しい世界へ飛び込む準備をしていきましょう。

コラムの目次

  1. 新卒の面接では人柄を把握するための質問が多い
  2. 新卒の面接の頻出質問例10個
  3. 新卒の面接で好印象な質問の答え方3つ
  4. 新卒の面接は頻出質問の対策が攻略のカギ

新卒の面接では人柄を把握するための質問が多い

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から

業界や企業によって違いますし、同じ企業でも面接の段階によって内容が変わることも多いです。しかし、実は新卒の就活の場合、面接で聞かれる質問はある程度決まっています。頻出の質問なら業界や企業に関係なく共通しているため、事前対策もしやすいです。面接で特に聞かれやすい質問をしっかり押さえ、答え方のポイントまで把握しましょう。

「面接ではどういった質問をされることが多いですか?」
「質問ってその場で考えて答えてもいいんじゃないですか?」

という声を多く聞きます。新卒はポテンシャル採用と言われており、企業は今後の成長が期待できる人物が求める傾向にあります。そのため、中途採用のようにこれまでの経歴や能力を中心に見るのではなく、人柄を重点的に見る面接官が多いです。面接での質問も人柄を把握するためのものが中心になっています。

面接は質疑応答の形式で進められるため、質問に対していかに上手に答えられるかが重要です。上手に答えるためには、事前に回答内容を考えておく必要がありますが、どのようなことを聞かれるのか分からず、困っている人は多いでしょう。業界や企業によって違いますし、同じ企業でも面接の段階によって内容が変わることも多いです。

しかし、実は新卒の就活の場合、面接で聞かれる質問はある程度決まっています。頻出の質問なら業界や企業に関係なく共通しているため、事前対策もしやすいです。面接で特に聞かれやすい質問をしっかり押さえ、答え方のポイントまで把握しましょう。

新卒の面接の頻出質問例10個

新卒の面接では、頻出の質問は大きく10個に分けられます。

  1. 自己PRしてください
  2. 志望動機を教えてください
  3. 学生時代に頑張ったことは?
  4. 長所と短所を教えてください
  5. 就職後はどのようなことがしたいですか?
  6. 最も苦労した出来事について教えてください
  7. 尊敬する人はいますか?
  8. 転勤は可能ですか?
  9. 弊社が第一志望ですか?
  10. 最後に質問はありますか?

他にも複数の質問をされるでしょうが、特に多いのはこれら10個です。場合によっては頻出質問だけで面接が終わることもあるため、これらがどのような意図で聞かれているのか把握しておきましょう。

①自己PRしてください

自己PRは自分の強みを面接官に伝える質問なので、十分に自己分析をして挑む必要があります。自分がどんな人物なのかを把握した上で、正しく強みをアピールすることが大切です。

自己PRを考える際「すごいことでないといけない」と思う人が多いですが、決してそのようなことはありません。大切なのは「自分らしさ」です。面接で強みを具体的に提示するためにも、強みを発揮した出来事やその背景を伝えましょう。自己PRは以下の流れで伝えるのが効果的です。

  1. 結論から伝える
  2. 問題や課題が生じた出来事
  3. 解決するために取った行動(強みとなる部分)
  4. 行動したことで得た結果
  5. 企業での活かし方
例文

私の強みは、周囲のために課題を解決しようとする協調性があるところです。学生時代に2年間、飲食店でのアルバイトをしていました。20名ほどのアルバイトが在籍しており、連絡事項が共有されないことやシフトがバランスよく組めていないなどの課題がありました。

これらはすべてバイトリーダーが1人で請け負っていたので、何か力になりたいと思い、アルバイトの連絡先や連絡方法をまとめたり、希望休の管理をしたりしました。また、仕事のやり方を全員で統一できるようにマニュアルの作成もおこないました。
この結果、半分以上のアルバイトから「仕事がやりやすくなった」という声を聞くことができました。御社に入社後も協調性を大切にし、困っている人の力になるような行動を心がけていきます。

この例文では、「周囲のために課題を解決しようとする協調性」という風に、どのような協調性なのかを具体的に伝えています。アルバイトで他のアルバイト生の連絡先や希望休の管理のほかに、マニュアルの作成をしたという具体的な内容があり、ただ考えるだけでなく実際に行動に移すという行動力もアピールできている例文です。アルバイト生からの感謝の言葉があることで、独りよがりではなく本当に周囲の役に立った行動だったことがわかります。

下の記事では、面接で上手に自己PRするためのポイントを紹介しています。面接は面接官の意図を把握した上で上手に回答する必要があります。面接での自己PRに自信がないという人はぜひ参考にしてください。

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②志望動機を教えてください

志望動機は面接官に意欲がアピールできる質問なので、自分がなぜ企業に入社したいのか、何をやりたいのかなどを明確にすることが大切です。深掘りしていくことで、充実した内容の志望動機を作成することができます。それと同時に、業界や企業についても念入りに調べるようにしましょう。

自分のやりたいことと企業の強みがリンクする志望動機を作ることができれば、面接官にとっても就活生が働く姿を想像しやすいです。他社にはない企業ならではの強みを提示することができれば、入社への熱意をアピールできます。自分の価値観や考え方と方向性が一致していることを伝えれば、企業としても相性のよさを感じるでしょう。志望動機は以下の流れで作成しましょう。

  1. 結論から伝える
  2. 業界・企業ではならない理由
  3. 仕事で貢献する方法
例文:スポーツ用品メーカーの志望動機

スポーツ用品の提供を通じ、もっと多くの人にスポーツの楽しさを知ってもらいたいと考え、貴社を志望しました。貴社は他のメーカーにはないマイナースポーツの用品も数多く製造しており、国内唯一の商品も多数あります。

メジャーなものからマイナーなものまで幅広く流通させるお手伝いをすることで、多くの人にスポーツの喜びを伝えていきたいと考えています。大学時代はフィットネスジムでアルバイトをし、コミュニケーション能力を身につけました。販売促進事業に携わり、日本だけではなく海外にも御社のユーザーを増やしたいと考えております。

キャリアアドバイザーコメント

増子 航平

仕事の内容だけでなく自身のキャリアプランも伝えよう

なぜスポーツ用品に関心を持っているのでしょうか?その背景は知りたいですね。アルバイトで得たコミュニケーション力は一言で表すとどんな力ですか?抽象度が高いワードなので、具体的にキーワードで示して頂いた方が伝わりやすいです。

「クライアントに合った営業プランを考え、相手に合わせた提案をすること」職種内容の理解をしてくれているのは分かりますが、内容を記載しているのみなので、ビジョンについては読み取りにくいですね。どのようなキャリアを歩みたいのかを最後にまとめるといいですよ。

こちらの記事では、志望動機の書き方について紹介しています。書き方の紹介ですが、面接でも応用可能です。志望動機が書けない人の理由や対処法など、志望動機の内容がまとまっていない人におすすめできます。例文と共にNG例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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③学生時代に頑張ったことは?

学生時代に頑張ったことは幅広い内容からアピール可能です。アピール内容が見つからないと悩む人は多いですが、単にハードルを上げ過ぎているだけのことも多いです。基本的には何でもアピールできるため、難しく考えすぎないようにしましょう。

  • 学業・ゼミでの活動
  • 部活動・サークル活動
  • アルバイト
  • ボランティア活動
  • 趣味での個人的な活動

簡単に挙げただけでもこれらの選択肢があり、どれもアピール次第で高評価は獲得できます。大切なのは「なぜそれに力を注いだのか」「どう工夫したのか」です。工夫した方法によって、どのように仕事をするのかを面接官が想像しやすくなります。真剣に取り組んだモチベーションと経験から成長できたことを述べていないと、高評価を獲得するのは難しいです。単に思い出話を伝えるだけにならないよう注意して、自身の個性や魅力を伝えることを意識しましょう。

例文:サッカー部のポジション争い

大学時代は部活動に打ち込み、サッカー部でサイドバックのポジションを勝ち取りました。入学時点でサイドバック希望者が10人以上いたため、突出した力がないと勝ち抜けないと思いました。私は体力に自信がなかったため、試合を通して走り続けられるスタミナを付けるべく、毎日練習前後の10kmのランニングを自分に課しました。

この結果誰にも負けない体力を身につけ、レギュラーを勝ち取ることが出来ました。御社でも粘り強く仕事に取り組み、自分には何が出来るか、どの分野なら勝てるかを考えて努力し、活躍出来る人材に成長したいと考えています。

部活動のアピールでは、サッカー部での経験が挙げられています。何を目標に据え、どのように努力したかが明確にアピールできており、好印象でしょう。特に10kmのランニングのように定量的なアピールをすることで、より伝わりやすくなっています。また、仕事でどのように活躍するかも明確に提示できており、経験から身につけたこととリンクして伝えられているのも、評価されるポイントでしょう。

キャリアアドバイザーコメント

熊野 公俊

学生時代頑張ったことは自分なりの取り組んだ視点や学びを大切にしよう

学生時代頑張ったこととして、サークルや部活、アルバイトの規模や実績の大きさは関係ありません。自分なりに頑張って取り組んだ視点や学びを伝えましょう。就活において大切なのは、企業の仕事にマッチした「考え方」や「経験」をもった人です。つまり、仕事のモチベーションに繋がり、「その仕事をなぜやりたいのか?」が明確な人を企業は望んでいます。他の学生さんと比較しても目立つ存在になるには、ぜひ「どんな体験・考え方から、なぜその仕事を希望しているのか」が一目で分かる印象深いアピールを心がけましょう。

こちらの記事では、学生時代に頑張ったことの書き方を紹介しています。履歴書やエントリーシートでの書き方の紹介となっていますが、面接でも応用可能です。学生時代に頑張ったことがない場合の対処法も紹介しているので、そもそも内容が思いつかない人はぜひ参考にしてみてください。

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④長所と短所を教えてください

面接官が長所と短所について質問する場合、自己分析ができているかどうか知りたいという意図があります。新卒はポテンシャル採用と冒頭で述べましたが、入社後に活躍するためにも、自分の長所と短所を知っておくことを重要です。長所を理解しておけば能力を伸ばして活躍の場を広げることができますし、短所を認識しておけば克服するための改善策を打ち出せます。

面接で長所と短所について答える場合、長所は仕事への活かし方を、短所は克服した、あるいは改善を目指していることを伝えましょう。長所を活かしてどのように仕事に貢献したいのかを伝えることで、採用のメリットを感じてもらうことが大切です。短所については、自分で短所だと認める素直さと今後改善していくという前向きさが重要になります。

例文:長所はポジティブ思考/短所は楽観的

私の長所は、ポジティブ思考なところです。大学時代はバレー部に所属していたのですが、試合に負けて悔しい思いをしても、「次は絶対に勝つ」とすぐに切り替えることができました。これは、試合に負けても必ず学びがあったので、弱いままで終わるわけがないと信じていたからです。チームで落ち込んでいるメンバーがいたら、必ず声をかけて励ましていました。

一方で、短所は楽観的なところです。「やればできる」という考えのもと、よく調べもせずに行動してしまうことが多く、失敗した際のリカバリーに時間を要することがあります。短所を改善するために、今では物事を始める前にきちんとしたプロセスを踏むようにしています。すると以前より効率よく物事が進むようになり、失敗も減るようになってきました。

この例文では、失敗をしてもすぐに切り替えられるポジティブ思考を長所として取り上げています。そして、楽観的なところを短所として取り上げ、一貫性のある内容に仕上げています。長所では部活動での経験を具体例として出しているので、集団の中での立ち位置も見えてきますね。

短所では、楽観的な短所のためにどのようなことが起きていたのかが説明されているため、わかりやすいです。改善策とともに実際に効果があることも伝えているので、着実に良い方向に動いていることがアピールできている例文です。

こちらの記事では、長所と短所の見つけ方や面接で上手に伝える方法を紹介しています。「面接で答える長所と短所が思いつかない」という人は、ぜひ参考にしてください。例文やNG例文もあります。

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⑤就職後はどのようなことがしたいですか?

就活は就職して終わりではなく、内定を獲得し入社してからが社会人生活の始まりです。そのため、就職後について聞かれることも多く、何がしたいかという質問には、ある程度明確に答えなければなりません。就職後したいことについての質問は、長期的なキャリアと就職直後の短期的な目標のふたつに分けられます。

将来的に何がしたいかと問われるなら、長期的なキャリアを述べる必要があります。仕事の取り組み方や目標、キャリアについて答えると好印象になりやすいでしょう。どちらの場合でも大切なのは「企業で働いている姿がイメージできること」であるため、具体的な仕事の描写も交えて伝えるとより評価されやすいです。

例文:スマホアプリの開発

入社後は御社のスマホアプリ開発に携わり、アプリのトップセールスランキングで1位を獲得したいと考えています。プログラミングは得意分野であり、今はSwiftを勉強中です。1位を獲得するために、開発のほかにCMやインターネット広告などの企画もしたいと考えています。1位を獲得した後は、多くのユーザーのニーズを満たすアプリの開発に力を入れていきたいです。

この例文では、アプリ開発に携わりたいということと、ランキングで1位を獲得したいという具体的な目標が伝えられています。また、現在勉強中という内容も入れることで本気度も伝えられている例文です。実際の行動を入れると信ぴょう性も増すためおすすめです。

キャリアアドバイザーコメント

増子 航平

入社後にやりたいことやキャリアは短期的・中期的な目標を提示しよう

入社後にやりたいことやキャリアについて語ることはとても大切です。上記の通り、就職して終わりではなく、むしろそこから始まりです。そのため、入社後にどんな目標を立てて頑張るのかを企業に提示しなければいけません。その目標は遠く10年後、20年後…などの話ではなく、短期的・中長期的な目標を立てたほうがいいです。具体的には、入社1年目どこまで頑張りたいのか?やその頑張りを経て3〜5年後どんな姿になっていたいのか?を提示できると非常に印象はいいと思います。そこまでしっかりと目標を立てている人間は、多少きついことやつらいことがあっても頑張れる!という保証になるからです。

⑥最も苦労した出来事について教えてください

面接官が苦労した話について質問するのは、困難を乗り越える力があるかどうかを知るためです。仕事は楽しいことや嬉しいことばかりではなく、辛いことや厳しい現実に直面することもあります。壁にぶつかった時にどのような考え方をするのか、行動するのかを聞くことで、就活生の立ち直る力を見ているのです。

苦労した出来事について話すときは、どう乗り越えて何を学んだかを伝えることが大切です。ただの苦労話にならないように、大変な状況にどう向き合ってどのように克服したのかを伝えましょう。苦労を乗り越えていかに成長できたか、そこから何を学んだかを伝えると好印象を獲得しやすいです。

例文:サッカー部でレギュラーになれない

私が最も苦労したことは、1年生の時になかなかレギュラー入りすることができなかったことです。私は小学校高学年からサッカーを始め、高校ではインターハイにも出場した経験があります。そのため、技術には自信がありました。

しかし、大学ではなかなかレギュラー入りすることができず、チームメイトに嫉妬することも多くありました。この悔しさをバネに自分の弱点を分析し、克服するための練習メニューに取り組みました。この結果、2年時にレギュラー入りすることができました。この経験から、自分の実力を過信せずに弱点を克服することの大切さを学びました。

この例文では、部活動でなかなかレギュラー入りすることができなかった経験を伝えています。自分に自信があったためにレギュラー入りした他のチームメイトに嫉妬することもあったという感情の動きも伝えています。当時の感情についても伝えることで、素直に自分自身のことを伝えているという印象が与えられます。克服のためにしたことや、経験で学んだことも伝えているため、今後壁にぶつかっても乗り越えるだろうという安心感がある例文です。

⑦尊敬する人はいますか?

尊敬する人は、親や恩師、歴史上の偉人、著名人といった、幅広い選択肢があります。誰を選んでも構いませんが、なぜその人を尊敬しているか、理由をきちんと伝えることが大切です。また、尊敬している人に近づくために何をしているか、あるいは影響を受けてどのようなことに取り組んでいるかも伝えましょう。

尊敬している人からプラスの影響を受け、それが成長に繋がっていることをアピールできると、好印象になりやすいです。題材は基本的には自由ですが、世間的に悪人とされている人、犯罪者を選ぶのはやめましょう。誰を尊敬するかによって人柄や価値観も見られているため、悪人や犯罪者を選ぶと、それだけでマイナスの印象を与えてしまうため注意が必要です。

例文:尊敬しているのは母親

私が尊敬しているのは母です。母は気遣いが上手な人で、私が何も言わなくても落ち込んでいる時は声をかけてくれます。どうして落ち込んでいることが分かるのか聞いたところ、「いつもと違うから」という答えが返ってきました。私も母のように気遣いができる人になりたいと思い、困っている人がいればサポートするようにしています。御社でもお客様の悩みを解決し、「利用してよかった」と満足していただける仕事をしたいと考えています。

キャリアアドバイザーコメント

伴 美寿々

尊敬する行動について分析を深めて努力すべき点を見つけよう

構成はとてもいいと思います。改善する点としては、抽象度の高い回答になっているので、具体化するとより良くなると思います。改善方法としては、尊敬している母親は「どうして気遣いができるような人になったか」を分析してほしいと思います。例えば「いつもと違う変化に気づくのはなぜなのか?」を考えるべきです。そして、そうするためにはどういったことが自分には足りないのか・どうしていくべきなのかを見つけ、企業で困った人をどのようにサポートすべきなのかまで、具体的に分析したうえで伝えられるほうがいいですね!

⑧転勤は可能ですか?

転勤の可能性がある職種や部署を志望する場合は、転勤の可否について聞かれることも多いです。転勤の可否を問われた場合は、基本的には可能だと答えなければなりません。転勤を前提とした応募コースなのに転勤ができないと答えてしまうと、そもそもの採用条件から外れてしまう可能性があります。

また、企業の指示に従うことができないというマイナスの印象も与えてしまうため注意が必要です。やむを得ない事情があるなら転勤できないと答えてもいいですが、面接官が納得できる理由がないなら転勤は可能と答えておきましょう。

例文

はい、転勤は問題ありません。転勤によって環境が変わることで仕事のやり方や人間関係にも変化が生まれ、自分自身の成長にプラスになると感じております。

この例文では、転勤が可能だと答えると共に、前向きな姿勢をアピールしています。転勤が避けられない仕事であれば、ポジティブに受け取っているとアピールすることで好印象を与えられるでしょう。

⑨弊社が第一志望ですか?

選考が進むと、「弊社が第一志望ですか?」「第一志望の企業はどこですか?」と問われることも増えます。この質問をされた場合は、「はい、第一志望です」と面接を受けている企業が第一志望と答えましょう。面接で嘘をつくのはNGですが、何もかも正直に答えてプラスになるとは限りません。志望度はその最たる例で、もし正直に答えて別の企業を第一志望としてしまうと、その時点で不合格になる可能性が高いです。

場合によっては別の企業を第一志望と答えても採用されることもありますが、これは極めてまれなケースで、危険な賭けになるでしょう。面接を攻略するには1回1回の面接を真剣に取り組むことが大切なので、すべて第一志望のつもりで臨む必要があります。本気度をアピールするためにも、質問された場合は即答できるようにしましょう。

キャリアアドバイザーコメント

増子 航平

第一志望と言ったからといって辞退できない訳ではない

「第一志望です」と言った場合でも内定辞退は可能です。まず、入社できるチャンスを得ることが先決ですよね。内定を頂けてようやく入社資格を得た状態ですので、目の前のチャンスをつかめる時間にしてください。企業側からしたら、志望度の低い学生を合格させようとは思いません。「志望度は低いが能力が高い学生」と「志望度は高いが育成に時間がかかりそうな学生」が並んだ場合、志望度の高い学生を採用したいと言う企業が多いです。入社後いくらでも皆さんの能力を伸ばすことはできるので、この会社で頑張りたいか否かのマインドは重要ですよ。

⑩最後に質問はありますか?

面接の最後には、就活生から面接官に質問する逆質問の時間があります。「質問はありますか?」と聞かれた際に質問するのは基本であり、質問なしは無条件で印象が悪くなります。

また、何を聞くのかも重要です。基本的には仕事に関すること、就職後に関係することを聞きましょう。ただし、仕事に関することでも、条件面や調べてすぐに分かることは準備不足に思われる可能性が高く悪印象になりやすいです。

OKな質問
  • 御社で活躍するためにはどのような能力を身につけるべきですか?
  • 入社までに取得しておいたほうがいい資格はありますか?
  • 御社で働く上で、最も大切にすべきことは何ですか?
  • ○○さんから見て、御社で仕事をする上で大切にしていることがあれば教えていただきたいです
  • ○○さんがもっともやりがいを感じた仕事は何ですか?
NGな質問
  • 給料はいくらですか?
  • 残業代は出ますか?いくらくらいですか?
  • 有給は取れますか?
  • 御社ではどのような事業をしていますか?
  • 海外支社は何拠点ありますか?

質問例を参考にしながら、悪印象を与えないよう注意しましょう。
こちらの記事では、最終面接で聞いておきたい逆質問について紹介しています。最終面接でなくても、一次や二次面接でもおすすめです。他の就活生と被らない逆質問をしたい、意欲をアピールしたいという人はぜひ参考にしてみてください。

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新卒の面接で好印象な質問の答え方3つ

頻出の質問はしっかり対策をし、回答内容を考えておくことが大切です。しかし、合格を勝ち取るにはそれだけでは不十分で、用意した内容を印象よく伝えることが大切です。同じ内容でも伝え方を少し変えるだけで印象は大きく変わり、評価はよくも悪くも変動します。

特に面接の場合は伝え方の印象は非常に重要で、話し方やアピールの構成次第で、多少のミスがカバーできる場合もあります。上手な答え方のポイント3つを知って、さらなる好印象の獲得を目指しましょう。

①結論ファーストで述べる

どの質問もすべて結論ファーストで述べることが大切です。まずは、冒頭で答えを提示しましょう。基本的な構成は結論→根拠→結論であり、これを崩すと一気に伝わりづらくなるため注意が必要です。例えば志望動機を問われた場合は「私は○○と思い、志望しました」のように、一文目を質問に対する答えにしましょう。

最初に結論を提示することで、これから何を伝えようとしているのか、アピール内容を明確にできます。極端に言えばそこだけ聞いても何を述べたいのかが分かり、確実なアピールができるでしょう。結論を後回しにすると、面接官が話の内容を理解しづらくなるだけではなく、話し方に緩急がなく退屈な印象も与えかねないため注意が必要です。

②明るく元気に伝える

面接では新卒らしいフレッシュさ、元気のよさが求められます。アピール内容が素晴らしくても、暗い印象を与えてしまうとマイナス評価に繋がりやすいため、何事も明るく元気に伝える意識を持ちましょう。ポジティブな印象を与えるためには、ハキハキとした聞き取りやすい声で話すことが大切です。

少し高めの声で話すことを意識すると、明るい印象になりやすく、自然に声も大きくなるでしょう。また、表情も重要で、基本的には笑顔がもっとも好印象を与えます。面接では緊張して表情が硬くなったり、声が低くく小さくなったりしやすいため、ポジティブさを強く意識して取り組むことが大切です。

キャリアアドバイザーコメント

伴 美寿々

笑顔でわかりやすく話すと面接官に興味を持ってもらいやすい


学生さんと面接練習をさせて頂くことが多いですが、面接の雰囲気にのまれず、笑顔でお話しして頂いている姿だけで、この子のお話しを聞きたい!と本当に思います。面接官は皆さんのことが知りたいですからね!他にも、以下の点を心がけて話すことがおすすめです。

①結論から述べる
②その背景を述べる
③定量的に述べる

例えば、サークルの参加率があがりました。以前は〇名、今回の施策により〇名に増加。〇%UPしました!など数字で示す話し方をしましょう。

新卒の面接は頻出質問の対策が攻略のカギ

新卒の場合、面接で問われる質問は大抵決まっており、頻出のものをいかに抑えておくかが大切です。質問の種類だけではなく、その質問から何を見られているのか、企業の意図を把握しておくと、より評価されるアピールがしやすいでしょう。また、回答時にはいくつかのポイントもあり、これも踏まえて伝えるだけでも印象は大きく違ってきます。

同じ内容でも伝え方次第で評価は変わるため、回答内容、アピールの方法の両方を考えなければなりません。新卒の面接は難易度が高いですが、事前の対策次第でハードルはいくらでも下げられます。徹底した事前対策によって難易度は下げられるため、念入りな準備で面接当日を迎えましょう。

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