目次
- Zoom面接は必須の就活対策になりつつある
- オンライン面接を実施する企業が増加している
- Zoom面接の参加手順
- アプリをダウンロードする
- 主催者から共有されたURLで参加する
- 面接当日の流れ
- 知っておきたいZoomの機能
- ①スピーカーとマイクのテスト
- ②ミュート・ビデオの停止
- ③チャット
- 事前に準備しておく4つのこと
- ①スーツに着替える
- ②部屋を片付ける
- ③通信環境を確認する
- ④緊急連絡先を聞いておく
- 面接で好印象を与える3つのポイント
- ①10分前には準備を始める
- ②カメラに目線を合わせる
- ③姿勢を正してカメラと一定の距離を保つ
- Zoom面接は準備を念入りにして本番に挑もう
Zoom面接は必須の就活対策になりつつある
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。最近、「Zoom面接があるのですが、初めてなので不安です」といった相談を受けることが増えました。
就活のオンライン化が進む中、Zoom面接の対応ができるかどうかは、死活問題となりそうです。登録などの準備の部分を滞りなくおこない、Web面接ならでは対策をしっかり進めるために、Zoomを使った登録方法から使い方、コツに至るまで徹底解説します。
オンライン面接を実施する企業が増加している
就活でも一気にオンライン化が進み、セミナーや会社説明会に留まらず、面接など選考でもオンラインで実施する企業が増加しています。
引用元:ポート株式会社 5人に1人が最終選考までオンラインを希望!!
就活生のオンライン就活の経験は企業説明会では8割以上となり、一次選考や2次選考以降でも5割~8割の就活生が経験していることがわかりました。最終選考でも3割以上の就活生がオンラインを経験しており、オンライン面接の重要性は増しているといえるでしょう。
引用元:ポート株式会社 5人に1人が最終選考までオンラインを希望!!
場所を問わずに実施できる利便性から、オンライン面接の増加が込まれる一方で、多くの就活生がデメリットも感じています。
例えば学生側の「接続環境」「場所の確保」などの環境面が整っていないことや、企業側の「声が聞き取りづらい」「社風がわかりにくい」などの課題も出てくるなど、オンライン化への対応によって差が生じているのも事実です。
Skype面接を指定された就活生は、以下の記事に手順を示していますので、確認してみてください。
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Zoom面接の参加手順
Zoom面接の参加手順を解説していきます。
- Step1 パソコン/スマートフォンでアプリをダウンロード
- Step2 Zoomアカウントを作成
- Step3 ミーティングに参加する
・企業でミーティングを設定する場合
企業に招待されたミーティングに参加(ミーティングに参加をクリック)
・自分でミーティングを設定する場合
ミーティングのスケジュールを設定し、相手をミーティングに招待 - Step4 面接開始
上記の通り、パソコンまたはスマホにアプリをダウンロードしてアカウントを作成するところから始めましょう。アプリがなくても利用可能ですが、すぐに開くことができるのでダウンロードすることをおすすめします。
ミーティングの設定については、面接用に企業側がミーティングを設定してくれることがほとんどなので、共有されたURLから参加するようにしましょう。
アプリをダウンロードする
パソコンの場合
Zoomを開き、画面左上の「サインアップは無料です」をクリックし、生年月日を入力しましょう。
登録したいパスワードを入力し「サインアップ」を押して登録に進みます。すでにGoogleなどのアカウントがある場合は、それを使ってサインインする方が簡単なのでおすすめです。
サインインが完了すると上記の画面が表示されて完了です。
スマートフォンの場合
App StoreまたはGoogle Playからアプリをダウンロードします。
アプリを起動して、サインアップ(登録)またはサインイン(すでにアカウントを持っている場合)を選択します。
こちらの画面になれば登録完了です。
主催者から共有されたURLで参加する
面接を実施する際は、事前に主催者から面接用のURLをメールで共有されます。アプリを事前にダウンロードしておけば、面接当日に「Zoomミーティングに参加する」と記載があるURLリンクをクリックすることで、ミーティング画面に入ることができます。
また、メール内に記載されている「ミーティングID」と「パスコード」をZoomアプリ内に直接入力する方法でも参加が可能です。
※Zoom面接の案内メール(イメージ)
面接当日の流れ
面接当日の面接参加方法は、主催者から送付されたメールに記載のあるURLリンクから入るか、Zoomアプリ内から「ミーティングID」を入力すると面接に参加できます。
ミーティングルームに入ると下記のような画面が表示され、画面最下部に様々な機能があることが確認できます。
主催者がミーティング画面に入ってきたら面接を開始できます。
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知っておきたいZoomの機能
Web会議ツールとして定着しつつあるZoomですが、便利な機能も見逃せません。Zoomにはオンラインでやり取りする上で便利な機能があります。ここからは、オンライン面接に臨むにあたって知っておきたい機能を紹介します。
- スピーカーとマイクのテスト
- ミュート・ビデオの停止
- チャット
Zoomでオンライン面接を実施する際に知っておきたい機能として、上記の3つがあげられます。最低限これらを理解しておけば、Zoomでのオンライン面接で困ることはないでしょう。それでは、それぞれの機能を具体的に見ていきましょう。
①スピーカーとマイクのテスト
オンライン面接前にやっておきたいのが「スピーカーとマイクのテスト」です。相手の声が聞こえる状態なのか、自分の声が相手に聞こえる状態なのかを面接前に確認しておきましょう。画面左下の「ミュート」欄に赤枠で囲っているタブがあります。
こちらを押すと、マイクとスピーカーの切り替えが可能なことに加え、スピーカーとマイクの状態をテストすることが可能です。
着信音が聞こえるかどうかでスピーカーをテストし、自分の声がパソコンから聞こえるかどうかでマイクをテストすることができます。
【スピーカーテスト】
【マイクテスト】
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②ミュート・ビデオの停止
画面左下に「ミュート」と「ビデオの停止」というボタンがあります。ミュートボタンを押すことで、こちら側の通話音声のオン/オフを切り替えることが可能です。「ミュート」と表示されている時は通話音声がオンで、「ミュートの解除」と表示されている時はオフの状態です。
同様に「ビデオの停止」と表示されている時はこちらのカメラがオンで、「ビデオの開始」と表示されている時はカメラがオフとなっている状態となります。
③チャット
画面最下部に「チャット」というボタンがあります。この機能を使うことで、主催者側とメッセージのやり取りが可能となります。面接中に音声や画像などのシステムに不具合が起きた場合は、チャット機能を用いて主催者側にコンタクトを取って相談しましょう。
また、チャット機能にはメッセージをやり取りするだけでなく、ファイルを送信する機能も備わっています。面接官から書類などの提出を求められた場合は、その場で送ることが可能です。
事前に準備しておく4つのこと
Zoomでのオンライン面接に臨むにあたって、Zoom設定以外にもいくつか準備をしておくべきことがあります。オンライン面接が初めての経験という人は、Zoomの設定だけで手一杯になってしまいがちです。これから解説する4つの項目はオンライン面接に慣れていない人がつい見落としがちな項目なので、しっかりと覚えておきましょう。
①スーツに着替える
オンライン面接にはスーツに着替えて臨みましょう。自宅など、どこからでも面接を受けられる点がオンライン面接の特徴ですが、だからと言って普段着で臨むことはおすすめできません。
あくまで面接ということを忘れずに、相手に失礼のない服装で臨んでください。また、画面には上半身しか映りませんが、意図しない形で下半身が映ることも想定できるので、スーツは上下着るようにしてください。
オフィスカジュアルで、と指定された場合の服装はこちらの記事も参考にしてみてください。
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②部屋を片付ける
オンライン面接を受ける際は部屋を片付けておきましょう。Zoomでは、パソコン画面越しに自分の顔だけでなく背景も画面に映り込んでしまいます。
部屋が片付けられているかどうかは、本質的には選考に関係はありませんが、部屋が汚いと「私生活がだらしなさそう」というネガティブなイメージを与える可能性があります。部屋の整理整頓をした上でオンライン面接に臨みましょう。
キャリアアドバイザーコメント持田 伊織プロフィールをみる
機能を万全に整えた上で意識していただきたいポイントは、相手は画面上でしか判断が出来ないということです。対面での面接の場合は、企業が用意した場所でお話ししますが、Zoom面接の場合は画面上でお話しするので、画面に映るものが大きく印象を与えます。
例えば、部屋の雰囲気や明るさも影響します。顔が明るく見えるように部屋は電気をつけたり、背景に移る部屋の片づけなども手を抜かずにおこないましょう。また、画面越しだと、学生の雰囲気は対面よりも伝わりづらい場合が多いので、通常以上に笑顔を意識して相手に自分の魅力が伝わるように工夫しましょう!
③通信環境を確認する
事前に通信環境を確認することも大切です。遠く離れた場所からでも参加可能なオンライン面接ですが、懸念材料として通信環境に依存することが挙げられます。
通信環境が不安定な場所でオンライン面接に臨んでしまうと、音声が途切れてしまい「自分の言いたいことが伝わらない」という事態に陥ってしまいます。自宅のWi-Fiやスマホのテザリングでパソコンに接続する場合は、事前に通信環境を確認しておきましょう。
④緊急連絡先を聞いておく
面接途中で通信が途絶えたり、そもそも招待されたミーティングに入れなかったりと、不測の事態に陥った場合に備えて、面接官にメールアドレスや電話番号などの緊急連絡先を聞いておきましょう。
事前に緊急連絡先を聞いておくことで、不測の事態が起きても落ち着いて対処することができます。
時間通りに参加できなさそうな場合の対応は、この記事も参考にしてみてくださいね。
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①10分前には準備を始める
面接に臨むにあたり、時間に余裕を持って準備することは当たり前です。対面面接の場合でも、会場には余裕を持って指定の10分前までには到着するのと同様に、オンライン面接でも10分前には接続を始め、マイク・スピーカー・カメラなどの事前テストを実施しましょう。
指定時間の5分前には接続・音声・カメラのテストを終わらせて、すべての準備が終わっている状態で待つことがポイントです。
面接官が入室してきたら、自分から元気よくあいさつすることも大切なポイントです。オンライン面接での適切なあいさつの仕方についてはこちらの記事で確認できますよ。
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②カメラに目線を合わせる
オンライン面接で話す際は、画面ではなくカメラを見る必要があります。面接官が話している時は画面を見てもいいですが、自分が話す時はカメラ目線を意識しましょう。
カンペばかりを見て話すと、面接官と全く目線が合わなくなってしまいます。「カンペを見て話しているな」と相手に伝わってしまう可能性が高く、マイナスなイメージを与える恐れがあるので注意しましょう。
こちらの記事ではWeb面接時でのカンペ使用の注意点について詳しく解説していますので、参考にしてみてくださいね。
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Web面接でカンペを用いる場合は、注意が必要です。カンペを使うこと自体はNGではありませんが、必ず守るべきマナーや注意点があります。この記事でプロのキャリアアドバイザーがわかりやすく解説しますので、是非参考にしてみてください。
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キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
ずっとカメラ目線を続けるのが難しい場合は、カメラと面接官の間を見るのがおすすめです。面接官は自分と学生さんの目が合っていると思えますし、学生さんは面接官の表情を見ながらお話することができます。ぜひ試してみてください。
③姿勢を正してカメラと一定の距離を保つ
オンライン面接を受けるにあたって意外と見落としがちな点は「姿勢」と「カメラとの距離感」です。カメラから一定の距離を保って背筋を正していると人と、カメラに近づこうとして前のめりになっている人とでは、大きく印象が異なります。
気づかないうちに猫背になることで、マナーがよくないイメージを持たれます。「営業をさせて大丈夫かな?」などと、面接官が不安を抱く可能性も。
画面に近づかないと音が小さい時はイヤホンを買ったり、画面が見えにくかったらコンタクトや眼鏡をして対応しましょう。対面の面接と同じように、背筋を伸ばして一定の距離を維のが印象をよく見せる大きなポイントになります。
眼鏡で本番に臨む人はぜひこの記事を確認してみてくださいね。
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Zoom面接は準備を念入りにして本番に挑もう
コロナの影響で、多くの企業で採用活動のオンライン化が進みました。今後も就活のオンライン化はますます加速していくことが予想されるので、Zoom面接の需要はより一層高まっていくことでしょう。
対面での面接と違って、Zoom面接では環境面での事前準備が必要になってきます。アカウント作成から面接開始までに念入りに準備しましょう。
これからZoom面接の予定があるものの、「どのように準備したらよいかわからない」「Zoom面接のコツが知りたい」という就活生は、ここで紹介した内容をしっかりと確認してくださいね。
キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる
Web面接をおこなう機会は増えていて、ほとんどの企業がZoomを利用しています。弊社サービスでご紹介する企業の内、ZoomをWeb面接ツールとして使用する企業は10社中8社ほどあるように感じます。
Zoomが多く利用されている理由は、高画質・高音質で、通信障害におけるストレスが少ないからです。また、企業側でURLを用意すると就活生側の登録が必要がないので、そういった意味でも負担が軽いです。