転職して半年以内でも再転職は可能! 再転職を成功に導く5ステップ

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5ステップで解説! 転職して半年以内で再転職するなら○○が重要!

目次

  1. 転職して半年以内でも再転職は可能! 前回の経験をふまえて準備を進めよう
  2. 転職して半年以内で再転職を検討する際に知っておくべき2つのこと
  3. 入社半年以内ではまだ慣れていないだけの可能性もある
  4. 転職をしなくても今の状況を変えられる可能性がある
  5. 転職して半年以内であっても再転職を検討したほうが良いケース5つ
  6. ケース①ハラスメントを受けている
  7. ケース②仕事が原因で不調を引き起こしている
  8. ケース③ハードな労働環境で体力的にもたない
  9. ケース④社風が自分の価値観と合わない
  10. ケース⑤職務や待遇の変更を強いられた
  11. 転職して半年以内で再転職することのメリット3つ
  12. ①環境をいったんリセットできる
  13. ②時間を無駄にせずに済む
  14. ③ストレスによる疾病を未然に防げる
  15. 要注意! 転職して半年以内で再転職することのデメリット4つ
  16. ①「すぐに辞める人」という印象を持たれやすくなる
  17. ②半年以内の勤務では経験者とみなされない可能性が高い
  18. ③辞めグセがつく可能性がある
  19. ④ボーナスや退職金がもらえない可能性がある
  20. 本当に再転職がベストな選択? 判断に迷ったときの3つの確認ポイント
  21. ①再転職することが目的になっていないか?
  22. ②再転職すべきタイミングは本当に今なのか?
  23. ③再転職後の理想の姿をイメージできるか?
  24. 転職して半年以内の再転職を成功させるための5ステップ
  25. ステップ①前回の転職活動を振り返り改善点を洗い出す
  26. ステップ②現職の何に不満があるのかを整理する
  27. ステップ③転職先に求めるものを整理して転職の軸を固める
  28. ステップ④転職の軸と照らし合わせながら自分に合った求人を探す
  29. ステップ⑤企業分析を通じて入社後に活躍できるかをイメージする
  30. 転職して半年以内の再転職を進めるうえで事前に確認しておきたいこと
  31. 失業保険の受給可否
  32. 現職における退職の申し出のルール
  33. 要チェック! 転職して半年以内の再転職の成功率を上げる5つのコツ
  34. ①先にゴールを決めて転職活動の間延びを防ぐ
  35. ②未経験歓迎の求人を中心に探す
  36. ③転職理由は前向きな表現を心掛ける
  37. ④調べても不明な点は面接で確認する
  38. ⑤転職エージェントを活用する
  39. 転職して半年以内で再転職するなら焦りは禁物! 入念な準備で成功を目指そう

転職して半年以内でも再転職は可能! 前回の経験をふまえて準備を進めよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの今井です。転職して半年以内で再転職を検討している人から、

「転職して半年も経っていないのですが、再転職をするのはありですか?」
「再転職先の企業からのイメージが悪くなってしまうでしょうか」

といった相談を受けることがあります。転職先がどうしても合わないと感じている場合、転職して半年以内であっても辞めたいと悩むこともあるでしょう。とはいえ、「半年以内で辞めてしまっては、どこも受け入れてくれないのでは?」といった不安もあると思います。

結論から言えば、転職して半年以内であっても再転職は十分に可能です。ただし、半年以内の再転職にはデメリットやリスクもあるため、それらをしっかりと理解したうえで、前回の経験もふまえて準備を進める必要がありますよ。

この記事では、転職して半年以内で再転職する場合の注意点や、準備の進め方などについて解説していきます。自分に合った職場を見つけるためにも、一つずつ理解を深めていきましょう。

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転職して半年以内で再転職を検討する際に知っておくべき2つのこと

転職先がどうしても合わないのであれば、入社から半年以内に再転職を検討しても問題はありません。

ただ、転職して半年以内で再転職を検討する際には、あらかじめ知っておくべきことが2つあります。まずはこの2つを理解したうえで、本当に再転職すべきかどうかを考えていきましょう。

入社半年以内ではまだ慣れていないだけの可能性もある

最初に知っておくべきことは、入社半年以内ではまだ慣れていないだけの可能性もあるということです。

仕事や職場環境に慣れていない状況では、緊張やプレッシャーによる不安や焦りから、転職先が合わないと感じることもあります。

たとえば、入社したばかりの時期は職場内のシステムやルールがわからず、思うように仕事を進められないものです。また、性格をまだよく理解していない人に囲まれて仕事をしていては、何かと気苦労も多くなります。

ただし、こういった悩みは、慣れてくれば徐々に解消されていくものです。転職先が合わないと感じているのであれば、ただ単に慣れていないだけなのか、それとも本当に自分に合っていないのか、しっかりと見極める必要がありますよ。

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松下 建都

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「いつまでに慣れる必要がある」と自分にプレッシャーをかける必要はない

仕事は複数の作業の集合体です。簡単にできるようになる作業もあれば、なかなかうまくできない作業もあります。「仕事に慣れる」ということは、できるようになる作業が一つずつ増えていくことで、そのスピードは人によって異なります。

ざっくりとした解像度で「仕事ができる、できない」と捉えてしまうと、できないことに意識が向きがちです。しかし、自分がしていることを詳しく分解してみると「これはできるようになった」「これはまだできていない」ということがわかります。最初と比べるとできていることも増え、変化しているものです。

もちろん「いつまでにできるようになる」という目標は大切ですが、過度にそれを気にしすぎるとできていることに目が向かなくなり、自信を喪失してしまいかねません。不安になったときは、今自分ができることに集中し、精一杯取り組むことが大切です。

転職をしなくても今の状況を変えられる可能性がある

次に知っておくべきことは、転職をしなくても今の状況を変えられる可能性があるということです。

転職先が合わないのは慣れの問題ではなく、本当に自分に合わないと感じているケースであっても、その際に取れる手段は再転職だけではありません

たとえば、

  • 上司に相談する
  • 部署異動や配置転換を申し出る
  • 仕事への取り組み方を変えてみる

といった方法で、現状を改善できる場合もあります。

今の職場を辞めなくても現状を変えられる手段があれば、まずはそちらを試してみましょう。再転職を検討するのは、それからでも遅くはありませんよ。

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一度退職の申し出をしてしまうと、基本的に後戻りができなくなります。後先考えずに勢いで退職を申し出るのは避けましょう。

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就活を成功させるためには自己分析が必須です。しかし、自分自身のことを分析するのは意外と難しいですよね。

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転職して半年以内であっても再転職を検討したほうが良いケース5つ

転職して半年以内であっても再転職を検討した方が良いケース

転職して半年以内に再転職を考えているのであれば、慎重な判断が必要です。とはいえ、なかには現職にとどまることのリスクが大きく、積極的に再転職を検討したほうが良いケースもあります。

そこでここからは、転職して半年以内であっても再転職を検討したほうが良いケースを5つ紹介します。自分に当てはまるものがないか、一度確認しておきましょう。

ケース①ハラスメントを受けている

転職して半年以内であっても再転職を検討したほうが良いケースとして真っ先に挙げられるのが、ハラスメントを受けているケースです。

基本的にハラスメントは我慢していても止まることがなく、むしろエスカレートする可能性すらあります。ハラスメントの対処法としては、上司への相談や職場の相談窓口の活用などがありますが、職場内で解決することが難しい場合には、再転職によって環境を変える決断も必要です。

ハラスメントを受け続けていると、心身に重大な悪影響を及ぼす可能性もあるため、そうなる前に早めに行動を起こすようにしましょう。

パワハラが原因で退職する際の準備や注意点などについて知りたい場合は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

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キャリアアドバイザーからあなたにメッセージハラスメントを受けている……最初に起こすべき行動は?

本田 百合香

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まずは自分の身を守ることを考えよう

「ハラスメントを受けている」と感じた場合は「我慢する」「やりすごす」という選択はしないようにしましょう。もしハラスメントに対して我慢をして体調を崩したとしても、その後の生活やキャリアについて会社が責任を負ってくれるとは限りません。まずは自分で自分の身を守ることを考えましょう。

そのためにまずは然るべきところに相談をしましょう。社内にハラスメント相談窓口があればそこに申し出るのが良いですね。相談内容については守秘されるので、話が漏れることは基本的にはありません。

会社に相談しにくいということであれば、公的な相談窓口にコンタクトを取るのが良いかと思います。たとえば労働局や労働基準監督署の「総合労働相談コーナー」、厚生労働省が運営しているメンタルヘルスのポータルサイト「こころの耳」、法務省が運営している「みんなの人権110番」など、どれも無料で相談できます。

ケース②仕事が原因で不調を引き起こしている

仕事によるストレスが原因で、すでに心身に不調を引き起こしているのであれば、転職して半年以内であっても再転職を検討したほうが良いと言えます

ストレスによる不調は、いわば身体からのSOSサインでもあります。そうした兆候を無視して我慢を続けていては重大な疾患につながる可能性もあり、非常に危険です。

ストレスによって引き起こされる不調の例
  • 不眠症
  • 食欲不振
  • 集中力の低下
  • 目まいや頭痛

仕事によるストレスで心身を壊してしまっては、元も子もありません。そうならないためにも、早めに今後について検討しておきましょう。

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特にうつ病などの精神疾患は、一度患ってしまうと回復までに長い時間を要するため、そうなる前に手を打つことが大切ですよ。

ケース③ハードな労働環境で体力的にもたない

転職して半年以内でも再転職を検討したほうが良いケースとしては、ハードな労働環境で体力的にもたないケースも挙げられます。

ハードな労働環境の例
  • 業務量が多く長時間労働を強いられる
  • 厳しいノルマや目標を課されて、残業や休日出勤が常態化している
  • 屋外での作業が中心で、炎天下や極寒のなかでも作業しなければならない

体力は年齢とともに落ちていくため、今の時点で体力的にもたないと感じているのであれば、同じ状況で長く働き続けるのは難しいです。

無理を続けて身体を壊してしまっては、今までのように働けなくなる可能性もあるため、再転職によって環境を変えることも検討してみましょう

ケース④社風が自分の価値観と合わない

社風が自分の価値観と合わないのであれば、転職して半年以内であっても再転職を視野に入れてみましょう。

企業にはそれぞれ社風があり、職場ごとに独自の雰囲気やスタイルがあります。社風が自分の価値観と合わないと、仕事を進めるうえでギャップを感じる場面も多く、働きづらさや居心地の悪さを感じることが多くなります。

たとえば、個人主義の社風の職場は、チームで協力しながら成果を上げたいと考える人にとっては、仕事の進め方や職場の人たちの考えにギャップを感じやすくなります。

社風は創業者の理念や、これまでの企業活動などをもとに形成されたものであるため、自分一人の力で変えることは非常に困難です。

もちろん、自分なりに社風を受け入れようとする努力や工夫は必要ですが、それでも自分の価値観と合わないようであれば、再転職によって環境を変えたほうが根本的な解決につながることもあります

ケース⑤職務や待遇の変更を強いられた

急な業績悪化や合併などにより、職務や待遇の変更を強いられた場合も、再転職を一度検討したほうが良いでしょう。

合理的な理由がなければ、企業側が一方的に待遇を下げることは認められていませんが、急な業績悪化があった場合には合理的な理由があるとして、待遇の変更を強いられることもあります。

また、合併があった場合には、組織再編によって営業職から事務職といった、まったく異なる職務へ配置転換がおこなわれる可能性もあります

仕事を選ぶうえで、職務内容や待遇は重要な要素の一つです。入社後にそれらの変更を強いられた場合には、結果的に入社前の条件と異なることとなるため、この機会に今後について検討しておくことをおすすめします。

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転職して半年以内で再転職することのメリット3つ

転職して半年以内で再転職することのメリット

転職して半年以内で再転職するとなると、デメリットやリスクばかりに目が行きがちですが、実はメリットもいくつかあります。

ここからは、転職して半年以内で再転職することのメリットを3つ紹介します。メリットも理解しておけば、より広い視野を持って今後について検討できるようになりますよ。

①環境をいったんリセットできる

転職して半年以内で再転職することの大きなメリットは、環境をいったんリセットできることです。

今の職場における仕事上の悩みや、人間関係のトラブルなどをいったんリセットできれば、心機一転、前向きに行動できるようになり、モチベーションの向上にもつながります

人は多かれ少なかれ周りの環境に左右されるため、転職によって環境をリセットしたことで、物事が良い方向に進んだという人は珍しくありません。

まったく新しい環境に飛び込むのには不安もあるでしょうが、転職による環境のリセットが人生が好転する一つのきっかけとなることもありますよ。

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ただし、環境のリセットはあくまできっかけにすぎません。環境が変われば確実に状況が良くなるとは限らないため、その点は忘れないようにしてくださいね。

②時間を無駄にせずに済む

転職して半年以内で再転職することには、貴重な時間を無駄にしないで済むというメリットもあります

「今の仕事や職場は自分に合わない」と感じながら仕事を続けていても、モチベーションが湧かず、生産性も低下していきます。そのような状態では、仕事を通じて得られるものも少なく、キャリア全体で見れば時間を無駄にしているかもしれません。

早めに決断すれば、その分早く次のステップに移行することができます。今の職場に残る価値を見出せないのであれば、早めに環境を変えることも検討してみましょう。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!転職はどの程度難しい?

米田 有希

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第二新卒は新卒に比べアドバンテージがたくさんある

卒業3年以内であれば、第二新卒として新卒と同じ扱いで就職活動ができます。

新卒扱いでの就職活動の最大のメリットは、ほぼすべての企業に対して挑戦できるということです。研究職など大学院での研究経験が必要な職種も一部ありますが、基本的には新卒はどの企業、職種であってもポテンシャル・将来性を見て選考されるので職務経験を考えずに応募することができます。

また、第二新卒の場合、新卒と違ってビジネスマナーなど社会人としての基礎を学んでいることもアピール材料になります。さらに、実際に自分が経験した業界の話など実体験を話せるのも第二新卒ならではのメリットです。

③ストレスによる疾病を未然に防げる

転職して半年以内で再転職することのメリットとしては、ストレスによる疾病を未然に防げる点も挙げられます。

仕事や職場が合わないと感じながら働き続けることは、想像以上にストレスがかかり、精神的・肉体的な負担も大きくなりがちです。そのため、決断をずるずると引き延ばしていると、精神的にも体力的にも消耗していき、さまざまな疾病にかかる可能性があります。

疾病にかかった状態では、転職して今の環境から脱出する体力や気力がなくなってしまう恐れもあるため、そうなる前に今後について検討しておくことが必要です。

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要注意! 転職して半年以内で再転職することのデメリット4つ

転職して半年以内で再転職することのデメリット

転職して半年以内で再転職することには、メリットだけでなくデメリットもあります。「転職後すぐに辞めるのは好ましくない」というのは感覚的にわかるかと思いますが、具体的にどのような悪影響があるのかは気になりますよね。

ここからは、転職して半年以内で再転職することのデメリットを4つ紹介するので、一つずつチェックしていきましょう。

①「すぐに辞める人」という印象を持たれやすくなる

転職して半年以内で再転職することのデメリットとしてまず挙げられるのは、応募先企業から「すぐに辞める人」という印象を持たれやすくなることです。

転職して半年以内で再転職する場合には、どうしても応募先企業から「またすぐに辞めてしまうのではないか?」「忍耐力がないのでは?」といった疑念を抱かれやすくなります。

基本的に企業は少しでも長く働いてくれる人材を欲していることから、こういった疑念を抱かれてしまうと、選考で不利になる可能性があります。

もちろん、アピール次第で企業側の印象や疑念は払拭できますが、転職して半年以内で再転職するのであれば「すぐに辞める人」という印象が強くなるため、その点は事前に認識しておきましょう

②半年以内の勤務では経験者とみなされない可能性が高い

転職市場においては、1年以上の勤務歴がないとキャリアや実務経験と認められないケースもあります。そのため、半年以内の勤務では経験者とみなされない可能性が高くなる点に注意が必要です。

現職での経験が実務経験としてアピールできないとなると、どうしてもキャリア面で不安視されたり、ほかの応募者と比較して不利になったりするケースも多くなります

また、企業によっては半年以内の勤務歴では職歴とみなさず、前職の退職から現在までが空白期間(離職期間)として認識される可能性もあります。

もちろん経験者とみなされないからといって、現職の経験が無駄になることはありませんが、アピールになりにくい点はしっかりと認識しておきましょう。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!半年以内の転職だとアピールできることは一つもない?

松下 建都

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半年以内の勤務であってもキャリアとしてアピールできるケースもある

一般論としては入社半年では実務経験ありとみなされないことが多いですが、内容によってはそうではないこともあります。

何かしら成果を出せたことがあれば、実務経験としてアピール材料になるでしょう。たとえば、営業職で目標達成していた、新人賞などに表彰された、などはわかりやすいですね。その期間に資格を取得したなど、何かしらのスキルを身に付けたなどもアピール材料になります。

また、短期間であったとしても特殊な経験は評価材料になることがあります。たとえば新規事業や新部署の立ち上げに携わったという経験は、これからそういうことをしようとしている会社には求められるでしょう。

このように、短期間だとしても自分が携わったことをきちんと棚卸しし、伝えられるようにしておくことは大事です。転職先の状況によっては「それを経験している人をちょうど探していたんですよ」と、自分の経験が求められているものだったということもあるものですよ。

③辞めグセがつく可能性がある

転職して半年以内で再転職すると、場合によっては辞めグセがつく可能性もあります。

一度辞めグセがついてしまうと、新しい職場で嫌な思いやつらい思いをするたびに、すぐに辞めたいと考えるようになってしまいます。その結果、短期での離職を繰り返していては、今後のキャリア形成にも悪影響を及ぼしかねません

転職先がどうしても合わずに再転職を検討するのは決して悪いことではありませんが、それを繰り返さないようにすることが重要ですよ。

④ボーナスや退職金がもらえない可能性がある

転職して半年以内で再転職する場合には、ボーナスや退職金がもらえない可能性がある点にも注意しましょう。

一般的には、ボーナスについては「勤続半年以上」、退職金については「勤続3年以上」と定めている企業が多いことから、半年以内の在籍期間ではボーナスや退職金がもらえない可能性が高くなります

ボーナスや退職金の支給ルールは企業によって異なるため、就業規則や賃金規定で支給のルールを一度確認しておきましょう。

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仮に在籍期間の要件を満たしていても、「退職予定者には支給しない」と定めている企業もあるため、注意してくださいね。

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自分の弱みは言語化できても、強みを言語化できない人も多いでしょう。

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本当に再転職がベストな選択? 判断に迷ったときの3つの確認ポイント

転職先がどうしても合わないのであれば、再転職を検討するのも一つの選択肢です。とはいえ、転職して半年以内の再転職にはデメリットやリスクもあるため、本当に再転職すべきか迷ってしまうこともあるかと思います。

そこでここからは、再転職すべきか判断に迷ったときの3つの確認ポイントについて解説していきます。これらのポイントを自分に問いかけてみて、本当に再転職がベストな選択なのかを見極めていきましょう。

①再転職することが目的になっていないか?

再転職すべきか迷っているときは、再転職することが目的になっていないか、改めて自分に問いかけてみてください。

転職先が合わずにつらい日々を送っていると、「とにかく現状から脱却したい」という気持ちが強くなり、再転職に気持ちが傾きがちです

しかし、現状から脱却するための方法は再転職だけとは限りません。もし再転職をしなくても解決できる可能性があるなら、今の職場でできることにも目を向けてみましょう。

今の職場でできることの例
  • 上司や人事部に相談する
  • 部署異動や配置転換を相談する
  • 仕事の進め方や取り組み方を変えてみる
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再転職することが目的になってしまうと、「職場が変わればすべてが解決する」という考えに陥りやすくなるため、注意してくださいね。

②再転職すべきタイミングは本当に今なのか?

たとえ今の職場で働き続けることが難しいと感じても、勢いのまま行動せずに「再転職すべきタイミングは本当に今なのか?」という点についても検討しておきましょう。

もし今の職場で得られるものがそれなりにあるのであれば、もうしばらく踏みとどまってみるのも一つの選択肢です

転職市場においては、1年以上勤務すればキャリアとして評価されやすくなる傾向があるため、今のタイミングで再転職をしないほうが、結果的に理想のキャリアに早く近づけるかもしれません。

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再転職のタイミングについては、中長期的な視点も持って検討することが必要ですよ。

転職のタイミングを見極めるポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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③再転職後の理想の姿をイメージできるか?

再転職すべきか判断に迷ったときは、「再転職後の理想の姿をイメージできるか?」という視点で検討するのも効果的です。

具体的には、再転職後にどのようなキャリアを積み、どのようにスキルアップしていくのかをイメージしてみて、そのイメージがどれだけ自分の理想像に近いかどうかで、再転職すべきかどうかを判断するのです。

もし、再転職後のイメージが自分の理想の姿とかけ離れているのであれば、再転職がベストな選択ではないと言えます。その場合は、改めてキャリアビジョンを作成して、今の自分にとって何がベストな選択なのかを見極める必要がありますよ

キャリアビジョンの作成方法については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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転職して半年以内の再転職を成功させるための5ステップ

転職して半年以内の再転職を成功させるための5ステップ

転職して半年以内に再転職をするのであれば、前回の転職活動をふまえて入念に準備を進める必要があります。とはいえ、具体的にどのように準備を進めていけば良いのかわからず、悩んでしまうこともあるかもしれません。

ここからは、転職して半年以内の再転職を成功させるための手順を5ステップで解説していくので、一緒に流れを確認していきましょう。

ステップ①前回の転職活動を振り返り改善点を洗い出す

まずは前回の転職活動を振り返り、改善点を洗い出すところから着手しましょう。

転職して半年以内に再転職することになったということは、前回の転職活動に何かしらの問題があった可能性があります。同じことを繰り返さないためには、最初に前回の転職活動を振り返って改善点を洗い出しておく必要があります。

改善点を洗い出す際は、「なぜ?」と質問を繰り返して深掘りしていく「なぜなぜ分析」が効果的です。たとえば、社風が自分の価値観と合わずに再転職を決意したケースを想定してみましょう。

社風が合わなかった際のなぜなぜ分析の流れ
  1. 「社風が自分の価値観と合わなかったのはなぜか?」
  2. 「入社前のイメージと違っていたからであるが、それはなぜか?」
  3. 「事前の企業分析が足りなったからであるが、それはなぜか?」
  4. 「求人情報や企業サイトの情報しか集めていなかったから」
  5. 「企業分析をおこなう際は、実際に働いている人の意見も参考にする必要がある(改善点)」

といった流れで質問を繰り返していき、改善点を洗い出していきましょう。

ステップ②現職の何に不満があるのかを整理する

前回の転職活動の振り返りが完了したら、次は現職の何に不満があるのかを整理していきましょう。

なんとなく「合わない」「辞めたい」と感じているだけでは、現職の何に不満があるのかが特定できません。そのため、まずは現職に対する不満を言語化して、しっかりと整理する必要があります

現職に対する不満を言語化する方法
  • 紙やパソコンに書き出す
  • 誰かに相談する
  • マインドマップを活用する

現職に対する不満を言語化することで、考えも整理しやすくなりますよ。

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「すぐにでも転職したい」と思っているときこそ、いったん冷静になって頭のなかを整理することが大切です。

ステップ③転職先に求めるものを整理して転職の軸を固める

現職に対する不満を整理できたら、それをもとに転職先に求めるものを整理して転職の軸を固めていきましょう。

転職先に求めるものを考える際は、「現職の不満はどうすれば解消できるのか?」という点に着目することでイメージしやすくなります

現職に対する不満から転職先に求めるものを考える例
  • 残業が多い → ワークライフバランスを重視できる職場で働きたい
  • 個人主義の社風が合わない → チームワークを重視する社風の職場で働きたい

転職先に求めるものはさまざまですが、すべての希望がかなうような転職先はめったに見つかりません。そこで、転職先に求めるものに優先順位をつけて整理していきましょう。整理した結果、自分のなかでどうしても譲れないと思えるものが転職の軸となります。

ステップ④転職の軸と照らし合わせながら自分に合った求人を探す

転職の軸が固まった後は、実際に自分に合った求人を探していきましょう。

求人を探す際は、求人サイトを活用するのがおすすめです。多くの求人サイトでは「年収〇〇万円以上」「平均残業〇時間未満」といった条件を指定して検索をかけられるため、効率的に自分の希望に合った求人を探すことができますよ。

その他、転職エージェントを活用するのも効果的です。転職エージェントは一般には公開されていない求人情報も保有しているため、活用することで新たな選択肢が見つかる可能性もあります

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もし求人をうまく絞り込めないのであれば、転職の軸がしっかりと固まっていない可能性が考えられます。その場合は、転職の軸を固めるところからやり直してみましょう。

エージェントが扱っている非公開求人を狙うことで、より条件の良い仕事に就くことができる場合もあります。詳しくはこちらの記事で解説していますよ。

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ステップ⑤企業分析を通じて入社後に活躍できるかをイメージする

求人を絞り込んだら、最後に企業分析を通じて入社後に活躍できるかをイメージしてみましょう。

企業分析をおこなうことで、その企業の経営理念や働き方などがわかるため、入社後の姿を具体的にイメージできるようになります。うまくイメージできない企業は、そもそも自分にマッチしていない可能性も考えられます。

これを繰り返していき、具体的にイメージできる企業から優先的に応募していくのがおすすめです。

企業分析のやり方については、以下を参考にしてみてくださいね。

企業分析のやり方
  • 企業のコーポレートサイトや公式SNSを確認する
  • 口コミサイトをチェックする
  • 会社説明会に参加する
  • OB・OG訪問をする
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入社後のイメージを膨らませておけば、志望動機にも具体性が生まれやすく、より説得力のある内容になりますよ。

転職して半年以内の再転職を進めるうえで事前に確認しておきたいこと

転職して半年以内の再転職を進めるうえで事前に確認しておきたいこと
  1. 失業保険の受給可否
  2. 現職における退職の申し出のルール

転職して半年以内に再転職をするのであれば、「次は成功させなくては……」といったプレッシャーや不安もあると思いますが、そういうときこそ事前の準備や確認が大切です。

ここからは、転職して半年以内の再転職を進めるうえで事前に確認しておきたいことを2つ紹介します。余裕を持って転職活動を進めるためにも、順にチェックしていきましょう。

失業保険の受給可否

事前に確認しておきたいことの1つ目は、失業保険の受給可否です。

失業保険を受給するためには、職場を辞めた日以前の2年間に被保険者期間(雇用保険に加入していた期間)がトータルで「12カ月以上」あることが必要です。そのため、現職を自己都合で半年以内に辞める場合には、基本的に失業保険は受給できません。

しかし、被保険者期間については、前職の期間を合算することができます。つまり、現職の被保険者期間が12カ月に満たなくても、前職と合算して12カ月を超える場合には、失業保険を受給できるようになるのです。

ただし、前職と現職の空白期間が1年を超えていたり、前職の転職活動中に失業保険を受給していたりした場合には合算することができない点には注意しましょう。

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自分に失業保険の受給資格があるのかどうか不安な場合は、ハローワークに相談して確認してもらいましょう。

現職における退職の申し出のルール

事前に確認しておきたいことの2つ目は、現職における退職の申し出のルールです。多くの企業では就業規則において、「退職は〇カ月前までに申し出ること」といったように、退職の申し出のルールが定められています

民法上は「退職の2週間前に申し出れば問題なく退職できる」と定められているものの、後任者への引き継ぎや手続きなどの時間も考慮すれば、2週間前の申し出では時間的な余裕がありません。

現職を円満退職するためには、事前にルールを確認しておき、それに沿って退職を申し出るようにしましょう。

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キャリアアドバイザー

退職の申し出のルールを事前に把握しておけば、転職活動のスケジュールも立てやすくなりますよ。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!円満退職するうえで最も大切なこと

本田 百合香

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本田 百合香

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円満退職したいのであれば社内ルールに従うのがベスト

企業ごとのルールに従わずに退職手続きを進めた場合でも、会社としてはやむなく退職の手続きを進めざるを得ません。しかし周囲から「社内ルールを無視して手続きを進めている」と批判的な目を向けられたり、引き継ぎなどの時間を考慮しないことに対して上司などから厳しい言葉をかけられたりする可能性があります。

できるだけ波風を立たせず円満に退職したいと思うのであれば、会社のルールに従ったほうが良いでしょう。

ただし、健康を害しかねないほどのストレスが溜まっている場合はこの限りではありません。そのような場合は医者などの専門家のアドバイスに従って退職のタイミングを決めていくようにしましょう。

要チェック! 転職して半年以内の再転職の成功率を上げる5つのコツ

転職して半年以内の再転職の成功率を上げるコツ

転職して半年以内であっても再転職は十分に可能ですが、半年以内で辞めることがネックとなり、転職活動を進めていくなかで思わぬ苦戦を強いられることもあります。

そこでここからは、転職して半年以内の再転職の成功率を上げるためのコツを5つ紹介します。希望の職場から内定を獲得できるよう、ここでしっかりと押さえておきましょう。

①先にゴールを決めて転職活動の間延びを防ぐ

転職スケジュール例

ゴールを決めずにいきなり動き出してしまうと転職活動が間延びしてしまい、いつまで経っても転職先が決まらないばかりか、焦りから誤った判断をしてしまう可能性も高くなります。

そういった事態を防ぐためにも、先にゴールを決めて転職活動の間延びを防ぐようにしましょう。先にゴールを決めておけば、そこから逆算することでスケジュールも立てやすくなり、転職活動をより効率的に進められるようになりますよ。

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キャリアアドバイザー

転職活動の期間は、3カ月が1つの目安となります。期間が短いと逆に焦って失敗する可能性が高くなるため、注意してくださいね。

②未経験歓迎の求人を中心に探す

再転職の成功率を上げるには、未経験歓迎の求人を中心に探すのも一つの手です。

現職を半年以内に辞めてしまった場合は、経験者とみなされない可能性が高く、即戦力人材を求める傾向が強い中途採用においては不利になりがちです

その点、未経験歓迎の求人であれば、スキルや経験よりも人柄や熱意のほうが重視されるため、短期離職をしたことが大きなネックになるケースはそれほど多くありません。

特に経験不足を理由に不採用になるケースが多い場合には、未経験歓迎の求人を中心に探してみることをおすすめします。未経験者なりのアピール方法については、以下を参考にしてくださいね。

未経験者なりのアピールの例
  • 未経験だからこそ業務に対して謙虚に取り組むことができる
  • 未経験だからこそ学習意欲や成長意欲が高い

③転職理由は前向きな表現を心掛ける

再転職の成功率を上げるためには、転職理由を伝える際に前向きな表現を心掛けるようにしましょう。

現職を半年以内で辞める場合には、応募先企業もその理由について気になるはずです。転職理由は正直に伝えても問題ありませんが、そのまま伝えてしまうと内容によってはネガティブな印象が強くなり、企業側が不安に思ってしまうこともあります

そのため、転職理由を伝える際は本音や事実をベースにしつつ、前向きな表現で伝えることが大切です。ポジティブな表現への変換例については、以下を参考にしてみてくださいね。

ポジティブな表現への変換例
  • 残業や休日出勤が多かった → 仕事をより効率的に進めて生産性を上げたい
  • 人間関係が悪かった → 自分に合った環境で能力を最大限に発揮したい
  • 仕事にやりがいを感じられなかった → 新しいことに挑戦し仕事の幅を広げたい

効果的な転職理由の作り方や例文については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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転職理由は、転職活動でほぼ必ず聞かれるもの。なかには答えにくい場合があったり、どう答えるべきなのか悩んでしまうこともありますよね。この記事では、キャリアアドバイザーのアドバイスを交えて転職理由の回答例文や回答のコツについて解説しています。

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④調べても不明な点は面接で確認する

いくら企業分析をおこなっても、調べられる範囲の情報では不明点が残ることもあるかと思います。その場合は、面接の場で直接確認してみましょう。

たとえば、具体的な仕事の進め方や実際の職場環境などは、直接聞かないとわからない部分もあるはずです。

不明点が残ったままでは、入社後のミスマッチにもつながりやすくなります。特に前回の転職時において、企業分析が足りなかったことを課題と感じているのであれば、不明点は積極的に面接で確認することをおすすめします

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キャリアアドバイザー

ほとんどの面接では逆質問の時間が設けられているため、そのタイミングで確認するのが良いですよ。

⑤転職エージェントを活用する

再転職の成功率を上げたいのであれば、転職エージェントを活用するのもおすすめです。

転職エージェントは登録者の希望をじっくりとヒアリングしたうえで、経験やスキルも考慮して最適な求人を紹介してもらえます。また、転職に関する悩みの相談もできるため、再転職への不安が大きい場合には心強い存在となるはずです。

転職エージェントは一部のサービスを除き、基本的に求職者側は無料で利用できます。気になる場合には、まずは登録だけでもしてみましょう。

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キャリアアドバイザー

転職エージェントに登録したからといって、転職を強制されることはないため、その点は安心してくださいね。

転職して半年以内で再転職するなら焦りは禁物! 入念な準備で成功を目指そう

転職して半年以内であっても再転職は可能なため、転職先がどうしても合わないのであれば、再転職を検討するのも一つの選択肢です。

ただし、半年以内の再転職にはそれなりのデメリットやリスクがあるため、それらをしっかりと理解したうえで、慎重に判断するようにしましょう。

転職して半年以内で再転職するのであれば、くれぐれも焦りは禁物です。この記事で解説した内容を参考にしながら、しっかりと準備を進めて再転職の成功を目指してくださいね。

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