6例文! 営業事務の志望動機の書き方4ステップ|4つの差別化要素

この記事のアドバイザー

例文5選 営業事務の志望動機に重要なのは〇〇!

目次

  1. 営業事務の志望動機は例文を参考に自分なりの「強み」を入れ込もう!
  2. 営業事務の志望動機を作るなら押さえたい3つの基礎知識
  3. ①営業事務と一般事務の違い
  4. ②志望企業の規模と扱う商材
  5. ③志望企業の営業スタイル
  6. 基本の形を押さえよう! 営業事務の志望動機に必要な4つの要素
  7. ①なぜ営業事務を志望しているのか
  8. ②自分の強みやスキルをどう営業事務の仕事に活かすのか
  9. ③会社の理念やビジョンのどの部分に共感したのか
  10. ④今後どのようにキャリアアップしていきたいのか
  11. 例文も紹介! 営業事務の志望動機に使える「人をサポートした経験」6例
  12. ①前職(営業事務)での業務経験
  13. ②前職(一般事務)での業務経験
  14. ③前職(事務職以外)での業務経験
  15. ④学生時代のゼミやサークル活動での経験
  16. ⑤家族や友人のサポート経験
  17. ⑥アルバイトやインターンシップの経験
  18. +αで内定に近づく! 「サポート力」以外に営業事務に求められるスキル4選
  19. ①周囲と連携するコミュニケーション能力
  20. ②スムーズに仕事を進める事務処理の速さと正確さ
  21. ③突発的な事案にも動じない臨機応変な対応力
  22. ④段取り良く仕事をこなすスケジュール管理力
  23. 営業事務の志望動機は「サポート力」を軸にして自分の強みをアピールしよう

営業事務の志望動機は例文を参考に自分なりの「強み」を入れ込もう!

こんにちは、キャリアアドバイザーの今井です。

営業事務を目指しているという人から、このような相談を受けることがあります。

営業事務の志望動機についてよくある悩み

営業事務は会社の営業担当の活動をサポートすることに特化した仕事です。

営業事務の志望動機を作るときは、他の人との差別化を図るために、自分の強みや自分自身が人をサポートした経験を盛り込んで、オリジナリティを出すことが大切です。

この記事では、営業事務の志望動機に必要な要素を例文を交えながら解説していきます。魅力的な志望動機を作るための方法についても説明するので、自分なりの志望動機ができるように一緒に進めていきましょう。

営業事務の志望動機を作るなら押さえたい3つの基礎知識

営業事務の志望動機を魅力的なものにするための3つのポイント
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就活生

営業事務の仕事が気になっているのですが、一般的な事務職とどう違うのですか。

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キャリアアドバイザー

営業部の仕事に特化してサポートするという特徴があるので、詳しく説明していきますね。

ここからは、営業事務の志望動機を考えるうえで、内容を魅力的にするために調べておきたい3つのポイントを解説していきます。一般的な事務ではなく、営業事務ならではの志望動機を作るためにも大切な部分なので、しっかり押さえていきましょう。

①営業事務と一般事務の違い

営業事務は会社の営業活動を専門にサポートするのに対し、一般事務は部門を特定せずに幅広く電話対応や資料作成などをこなす点に違いがあります。

営業事務のおもな業務
  • 受注や発注の入力
  • 売上の管理
  • 在庫や納期の確認
  • 営業関連書類の作成

会社の商品やサービスの売上にかかわる業務を担当するのが営業事務です。営業担当が顧客先に出向いたり、交渉したりして獲得した契約について、システムへの入力や書類の作成などの社内業務をこなします。

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キャリアアドバイザー

営業事務には電話やメール対応など、一般事務と同様の業務もあります。扱う書類が見積書や発注書、契約書や請求書など営業関連が多いのが特徴です。

キャリアアドバイザーが読み解く!営業事務への転職事情

米田 有希

キャリアアドバイザー

米田 有希

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営業事務は未経験でも挑戦できる! ソフトスキルをアピールしよう

営業事務は、未経験でも就職することができます。特別な資格や高度な専門知識が必要なく、一般的なPCスキルやコミュニケーションスキルがあれば対応できる業務が多いことが理由です。

また、営業事務は業務内容が明確でマニュアル化されていることが多く、入社後の研修でしっかりと学べる環境が整っています。そのため業務内容を理解しやすい環境があり、未経験でも挑戦しやすい職種です。

ただし、経験者が優遇されやすいのも事実です。そのため、未経験で応募する場合は自分のスキルをしっかりアピールする必要があります。コミュニケーションスキルや正確さ・真面目さなど、性格面の要素が重視される傾向にあるため、その部分をしっかりアピールできるよう準備しましょう。

②志望企業の規模と扱う商材

営業事務の志望動機を作るうえでは、志望企業の規模や扱っている商材をしっかり理解することが重要です。同じ営業事務でも、企業の規模によって求められる人物像にも違いがあり、志望動機に盛り込む必要があるからです

たとえば、大企業の営業事務では複数の営業担当者をサポートしながら仕事を進める能力が求められるケースがあります。

一方で、中小企業の場合は少人数で仕事をこなすためにより幅広いスキルや、上司との距離が近いのでコミュニケーション能力が大事になることもあります。

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キャリアアドバイザー

営業担当をサポートするためには扱っている商材について、共通理解を持って話せることも重要になるため、企業の商材は事前に把握しておきたいポイントですよ。

③志望企業の営業スタイル

営業事務の志望動機を作るためには、志望企業の営業スタイルについても理解しておく必要があります。営業スタイルによって業務内容にも違いがあるため、その企業の仕事のどの部分に自分の強みを活かせるかを盛り込むことが大事だからです

おもな営業スタイル
  1. 飛び込み営業
  2. ルート営業
  3. 代理店営業
  4. 電話営業(テレアポ)

営業担当者が外勤の場合は電話やメールで連絡を取りながら、テレアポなどで内勤が多い場合は直接コミュニケーションを取りながらスムーズに仕事を進める能力が必要になります。

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キャリアアドバイザー

企業の営業スタイルがわからないときは、OB・OG訪問をして働いている人の話を聞いたり、口コミサイトを参考にしたりすると良いですよ。

ルート営業が何なのか詳しく知りたい人はこちらの記事もおすすめです。

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基本の形を押さえよう! 営業事務の志望動機に必要な4つの要素

 営業事務の志望動機に必要な4つの要素
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就活生

営業事務の志望動機をどのように書けば良いのかわかりません……。

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キャリアアドバイザー

全体像がイメージできないときは、何を書けば良いか必要な要素に分けて考えると良いですよ。4つのポイントについて説明しますね。

ここからは、営業事務の志望動機に必要な4つの要素について解説していきます。この基本的な流れを軸に、自分にしかないエピソードや強みを盛り込んでいくことで志望動機が完成します。一つずつ見ていきましょう。

①なぜ営業事務を志望しているのか

営業事務の志望動機では、なぜ営業事務を志望しているのかという点をまず伝えましょう。ほかにもたくさんの職種があるなかで、「なぜ営業事務なのか」を明確にすることが大切です

「事務の仕事に自分が向いていると思うから」というような他の人にも当てはまるような動機だと、採用担当者から「営業事務の仕事内容を理解しているのだろうか」「本当に志望度が高いのだろうか」といった疑問を持たれてしまう可能性があります。

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キャリアアドバイザー

志望動機を作るときには、「なぜ?」「ほかの人との違いはどこ?」というように自問自答しながら考えることがオリジナリティを出すために大事ですよ。

そもそもなぜ転職するのかが明確になっていないなら、こちらの記事で例を見ておきましょう。

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②自分の強みやスキルをどう営業事務の仕事に活かすのか

次に自分の強みやスキルをどのように営業事務の仕事に活かすのかを考えましょう。

企業は採用した場合に会社に貢献できるかどうかを重視しているため、具体的に貢献できる点をアピールすることが大切です

自分の強みと営業事務の仕事を結びつける例
  • 営業職の経験を営業事務のサポートする側で活かしたい
  • 大学時代に野球部の主務として選手を支えた経験を活かしたい
  • 一般事務で身に付けたスキルを営業に特化して活かしたい
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キャリアアドバイザー

ただ強みを活かせますというだけではなく、志望先の具体的な仕事内容にふれながら自分の強みやエピソードを結びつけることで、企業側の納得度を高めることができますよ。

あなたがいま第二新卒なら、この記事で解説している強みの伝え方がこのステップを進めるうえで役立ちますよ。

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③会社の理念やビジョンのどの部分に共感したのか

志望動機には、会社の理念やビジョンのどの部分に共感したのかを盛り込みましょう。理念やビジョンと自分の共通点を伝えることで、「なぜその企業か」という理由を明確にできるからです。

なぜその企業かという理由が弱く、他の企業にも当てはまるような志望動機だと、企業側から「ほかの会社でも良いのでは」「うちの会社のことをあまり調べていないのではないか」と思われてしまう可能性があります。

その企業にどのようなきっかけで出会い、なぜ働きたいと思ったのか、自分にしかないエピソードを盛り込むことが大事です

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キャリアアドバイザー

企業理念はホームページの会社概要に記載している企業が多いです。不明な場合は採用担当者に問い合わせれば確認できますよ。

志望動機に企業理念を盛り込む方法については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

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④今後どのようにキャリアアップしていきたいのか

志望動機の最後に、その会社で営業事務としてどのようにキャリアアップしていきたいのかを伝えましょう。具体的な目標やキャリアビジョンを伝えることで、企業側から成長意欲があるという評価を得られるからです

キャリアビジョンは、5年後、10年後というように、将来やりたい仕事やなりたい自分の姿を描くものです。キャリアビジョンを描くことで、そこに進むための道筋や、今すべきことを考えることができます。

営業事務のキャリアビジョンの例
  • 5年後までに英語力を磨いて海外部門の営業事務を担当する
  • 5年後までに営業事務で経験を積んで営業職に挑戦する
  • 10年後までに営業事務のリーダーを務める

キャリアビジョンを描いて、そこから逆算で考えるのも手ですよ。

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キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!将来の自分がうまくイメージできない人へ

本田 百合香

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キャリアビジョンがイメージできない場合はまずは自己分析をしよう

働き始める前でキャリアビジョンを描くのが難しいときは、まずは自己分析から始めましょう。自分がどのような仕事に興味があるのか、将来何をできるようになっていたいか整理します。「社会に貢献したい」「Excelを使いこなせるようになりたい」など、大まかな方向性で大丈夫です。

また、将来の理想的な働き方も考えてみましょう。「収入を重視したい」「プライベートを大切にしたい」など、自分が仕事で大切にしたいことを書き出してみましょう。価値観だけでなく、得意なことや強みを考えることも大切です。どんなことをしているときに評価されたか、自然にできることは何か振り返ると、自分の強みを見つけられますよ。

自己分析のやり方は、自分の過去を振り返る「自分史」や「モチベーショングラフ」、自分の感情を深掘りできる「マインドマップ」など、多岐にわたります。まず自分自身への理解を深めることで、自ずとキャリアビジョンが見えてきますよ。

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例文も紹介! 営業事務の志望動機に使える「人をサポートした経験」6例

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就活生

営業事務の志望動機をどう書けば良いか例文を見たいです。

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キャリアアドバイザー

そうですね。実際の文章を見た方が自分だったらこう書こうというようなイメージも湧きやすいですよね。ただ、例文は参考程度にして、目的は自分独自の志望動機を作るということを忘れないでください。

ここからは、営業事務の志望動機を人をサポートした経験を交えながら書く方法について、例文と併せて解説していきます。

自分だけの志望動機を作れるように、自分のどのような経験を盛り込めるかイメージしながら進めていきましょう。

①前職(営業事務)での業務経験

前職が営業事務の場合は、人をサポートしてきた経験を活かせる部分が多いので志望動機にも盛り込みやすいです。

ただ、企業側からすると、「なぜ別の会社で働こうと思ったのだろう」という点は疑問に思うので、明確に説明する必要があります

前職が営業事務の場合に志望動機を作るときのポイント
  • 前職の営業事務の業務内容を具体的に説明する
  • 営業事務としての自分の強みをはっきりさせる
  • なぜ転職して志望先の企業で働きたいのかを明確にする
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キャリアアドバイザー

前職が同じ営業事務だから有利になるというわけではなく、前職ではどのような仕事に取り組んで、自分のどんなスキルで会社に貢献できるかを伝えることが大事ですよ。

志望動機の例文

志望動機の例文

私が貴社を志望する理由は、前職で培った5年間の営業事務の経験を活かして、さらに大きな規模やフィールドの企業で挑戦したいと思ったからです。

前職は中小企業の製造業で営業事務を担当しておりました。中小だったため営業部もそこまで規模が大きくはなく、私1人で5人の営業担当の事務を担いました。その分、忙しいなかで、複数の業務を並行してこなすスキルが身に付いたと思っております。

貴社では営業部に100人以上が所属し、全国に取引先があります。また、扱っている製造業の生産管理システムを広めることで「日本のものづくりを支える」という理念に共感しています。その環境で、営業担当と1対1、1対複数のどちらも対応できる私の強みを活かし、早く営業リーダーを務められる人材に成長していきたいと考えております。

前職の退職理由が思いつかないときはこちらの記事の解説を参考にしてください。

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②前職(一般事務)での業務経験

前職が一般事務の場合、人をサポートする業務内容で営業事務と重なる部分もあるため、経験を志望動機に盛り込むことができます。

一方で、「なぜ営業事務なのか」という点は企業が知りたいポイントでもあるので、はっきり説明することが大切です

前職が一般事務の場合に志望動機を作るときのポイント
  • なぜ一般事務から営業事務にキャリアチェンジしたいのかをはっきりさせる
  • 前職の一般事務で身に付けたスキルを明確にする
  • 前職の一般事務の経験で営業事務に活かせる点を整理する
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企業研究を深めて志望先の業務内容を理解することも大切です。企業研究が浅いと、一般事務のスキルを営業事務にどう活かせるかの結びつきが弱くなってしまう可能性があります。

志望動機の例文

志望動機の例文

私が貴社を志望する理由は、前職の一般事務で磨いた書類作成能力を営業事務の仕事に活かしたいと思うからです。

前職は一般事務でしたが、書類作成の業務が多く、見積書や請求書など営業関連の書類を任される機会もありました。マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS)資格を独学で取得したことが作業スピードアップにつながったと思っております。

また、貴社が「人と環境の調和」というビジョンを掲げ、SDGsに力を入れている点が私の価値観と合致しています。

貴社は70年近い伝統と、全国トップクラスの売上を誇っています。そのため、営業事務の仕事にも正確性と高い意欲が求められると思います。前職では営業関係の書類に携わることができる機会に限りがあったため、貴社で営業に特化して私の強みを活かし、1人で多くの営業担当者を任せていただけるように成長したいと考えております。

新しいことに挑戦したい、という理由を軸にするならこの記事も役立ちますよ。

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③前職(事務職以外)での業務経験

前職が事務とかかわりがなくても、人をサポートした経験は営業事務の志望動機に盛り込みたいポイントです。また、「なぜ事務職以外の仕事から営業事務を志望するのか」は、企業が知りたい部分なので明確にしておく必要があります

事務職以外の経験を営業事務に活かす例
  • 営業担当として顧客とかかわってきた経験をサポートする側で活かしたい
  • 総務部でさまざまな書類を作成してきた経験を営業事務で活かしたい
  • 広報部で社内外の多くの人とかかわったコミュニケーション能力を活かしたい
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キャリアアドバイザー

営業事務の仕事は未経験でもチャレンジすることが十分可能です。事務職以外の仕事で身に付けたスキルの何が営業事務に役立つのか、わかりやすく伝えることが大切です。

志望動機の例文

志望動機の例文

私が貴社を志望する理由は、営業として3年間働いてきた経験を活かして営業事務として貢献したいと思うからです。

前職ではおもにルート営業で顧客の売上アップと問題解決を担当していました。顧客の困りごとを解決できたときに感じた喜びは大きかったです。ただ、仕事をしていくなかで私の性格的に商品を売り込むことよりも、人を支えることの方が向いていると思うようになりました。

貴社では、私が大学まで打ち込んできたスポーツ関連の商品を多く扱っています。「スポーツで人々の人生を豊かに」という企業理念は私にも通じるものがあります。その会社で営業のときに培ったコミュニケーション能力や問題解決能力を活かして、営業を支える立場として将来的には責任者になりたいと考えております。

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④学生時代のゼミやサークル活動での経験

学生時代のゼミやサークル活動での経験も営業事務の志望動機に盛り込むことが可能です。その経験を通じて誰をサポートしたのか、その経験と営業事務の仕事のどこにつながりがあるのかをアピールすることが大切です

ゼミやサークル活動を志望動機に盛り込む例
  • ゼミの渉外担当としてOBや他大学との交流など、多くの人とかかわったコミュニケーション能力を活かしたい
  • ボランティアサークルで老人ホームの運営サポートをした経験を活かしたい
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ゼミやサークル活動の経験は華々しい成果や役職が必要というわけではありません。自分がどのような工夫をして成果につながったかというプロセスが重要です。

志望動機の例文

志望動機の例文

私が貴社を志望する理由は、大学時代に陸上部の主務として培ったマネジメント能力を営業事務の仕事に活かしたいからです。

陸上部には国際大会にも出場する選手がいたため、取材を受けることもあり、私は外部からの問い合わせの窓口を担当しておりました。メディアの方と選手の予定を電話やメールで調整する機会が多く、マナーや対応力が身に付いたと思っております。

貴社では海外にも製品を輸出しています。大学時代に同期の海外遠征に同行してサポートした経験から、私もいつかは国際的なビジネスに携わる仕事がしたいという夢を持つようになり、貴社を志望しました。

貴社の「日本の技術を世界に」というビジョンは私にも響くものがありました。早期に海外の営業を支援できるように成長していきたいと思っております。

⑤家族や友人のサポート経験

家族や友人をサポートした経験も人を支えるという点で営業事務の志望動機に活かすことができます。身近な人だから支えるのが当たり前と思うかもしれませんが、よく考えると営業事務の仕事に通じる部分が見つかるはずです

家族や友人のサポート経験の例
  • 家族の看病や介護を自分の予定よりも優先した
  • 友人の相談に親身になって対応した
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キャリアアドバイザー

相談しやすい、頼みごとをしやすい人の方が仕事も任せやすく、そのような強みがあれば営業事務の業務でも円滑にコミュニケーションが取れてプラスになりますよ。

志望動機の例文

志望動機の例文

私が貴社を志望する理由は、私の強みのマルチタスク能力を営業事務の仕事に活かしたいと思うからです。

私は母が病気がちで入退院を繰り返していたため、中学生の頃から母が不在のときは家事を担当してきました。毎日のように妹と母の面会に行き、帰りに買い物をして、帰宅したらすぐに食事の準備、終わったら食器洗いをして宿題をするというように次々にやらなければならないことをこなしてきました。

母は今では元気になりましたが、大学卒業まで家事を担当することが多かったおかげで、手際や段取りの良さ、複数のことをこなす力が身に付いたと思っております。

貴社が「おいしさと感動の創造」というビジョンを掲げている点も、食事に携わってきた私が共感する部分です。私の強みを今度は営業担当者や会社の人をサポートする立場として活かし、複数の営業担当者を支援できる人材になっていきたいと考えています。

⑥アルバイトやインターンシップの経験

アルバイトやインターンシップ(インターン)での実務経験も営業事務の仕事につながる部分を志望動機に活かすことができます。社員として働いていないからと気後れすることなく、仕事で工夫したことや誰かを支えたことがあれば積極的に盛り込んでいきましょう。

アルバイトやインターンで事務職に携わっていなかったとしても、仕事を通じて人とかかわったコミュニケーション能力など、営業事務に活かせる要素があります

アルバイトが社員を支えるケースもあり、営業事務が営業担当をサポートするのと似たような経験をしてきたこともあるかもしれません。

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キャリアアドバイザー

営業事務の仕事内容を理解したうえで、アルバイトやインターンとの共通点を振り返ってみることが大切ですよ。

志望動機の例文

志望動機の例文

私が貴社を志望する理由は、学生時代に4年間レストランのホールのアルバイト経験で身に付けたコミュニケーション能力を活かして、営業事務の仕事をしたいからです。

4年間続けたことで、アルバイトのリーダーを務めるようになり、バイトのシフト案の作成や勤務実績の書類の管理も担当するようになりました。バイト同士や社員との連携がスムーズになるように、間に立つことを心掛けてきました。エクセルで独自の表を作るなど、工夫したことで社員の方の負担を減らすことができたと思っております。

貴社の「ものづくりを通じて人と人をつなぐ」という企業理念は、アルバイトで人の間に立ってきた私が共感する部分でもあります。

また、貴社は扱っている商品数が豊富なため、営業事務がかかわる部署も多いとお聞きしております。そのなかで私が橋渡し役となり、営業事務のリーダーとなれるように貢献していきたいと考えております。

志望動機の例文については、こちらの記事でも詳しく解説しているので参考にしてください。

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キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!差がつく志望動機のポイント!

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サポート力+αの自分の強みで差別化を図ろう!

営業事務の志望動機は、人を支える「サポート力」に自分にしかない強みを加えて差別化を図ることが大切です。営業事務は「人をサポートしたい」という理由で志望する人が多く、似ている理由であっても、プラスアルファの強みがあることで違いを出せるからです。

営業事務は書類作成などで営業担当者を支える立場のため、誰かをサポートしてきた経験や、それを得意とすることはもちろん大切です。そのうえで、自分にしかない強みは何があって、どのように企業に貢献できるかをアピールすることが内定をつかむカギとなります。

ここからは、人を支えるサポート力に加えて営業事務に求められるスキルや、自分の強みを明確にするための4つのステップについて解説していきます。プラスアルファの強みを意識して、ほかの人とは違う自分だけの志望動機を作れるように、一緒に進めていきましょう。

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+αで内定に近づく! 「サポート力」以外に営業事務に求められるスキル4選

 「サポート力」以外に営業事務に求められるスキル4選
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人を支えてきた経験を営業事務の志望動機に盛り込もうと思っているのですが、それだけでは不十分ですか?

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人を支えられる強みは大事な要素なので、具体的に書けば不十分ということはありませんよ。ただそれだけでは差別化しきれないのも事実です。

営業事務の仕事には周りをサポートするための力のほかにも求められるスキルがあるので、それらを志望動機に盛り込むことでほかの人との違いを出すことができます。

ここからは、営業事務で「サポート力」以外に求められるスキルを4つ解説していきます。プラスアルファの強みを加えて差別化を図るためにも、自分にはどのスキルがあるか考えながら見ていきましょう。

自分に当てはまるスキルがあるかを探すうえでは下記のツールで調べるのもおすすめですよ。

自己診断ツールの例
  • My analytics:36個の質問に答えることによる適職診断
  • エニアグラム:90個の質問に回答する性格診断
  • ミイダス:強みを発揮できる仕事がわかるコンピテンシー診断

①周囲と連携するコミュニケーション能力

営業事務の仕事では、周囲と連携するコミュニケーション能力も重要です。営業担当者をはじめ、上司や他部署の人などとかかわりながら仕事を進めることが多いからです

電話やメールでの顧客対応など、社外の人とかかわるケースもあります。顧客からの注文の確認や納期などの問い合わせに対し、営業担当者と情報共有しながらスムーズに対応する力が求められます。

また、ときにはクレームに対応しなければなりません。怒っている顧客に対して、相手の話をしっかりと聞き、冷静に対処する能力も必要になります。

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営業事務はかかわる人が多いので、人と話すことやチームワークが得意な人の方が向いていると言えます。

②スムーズに仕事を進める事務処理の速さと正確さ

営業事務には、事務処理の速さと正確さがスムーズに仕事を進めるためにも重要になります。営業事務は受注や発注に関する書類を扱うケースが多く、間違いがあると誤発注などで社内外のさまざまな関係者に影響があるからです。

また、正確性に加えて仕事のスピードも重要です。会社の売上を伸ばすためには、書類作成などを滞りなく済ませて顧客との取引を進めていく必要があります

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一般事務にも仕事の正確さや速さは必要ですが、営業事務は取引先など社外の人がかかわることが多い点や、会社の売上に直接かかわる点でより緻密さが求められます。

③突発的な事案にも動じない臨機応変な対応力

営業事務には突発的な事案にも動じない臨機応変な対応力も必要です。営業はビジネスの最前線とも言える部署であり、常に変化する状況に対応しなければなりません

たとえば、営業担当者が取引先で新たな契約の交渉をしていて、営業事務に「何時までに見積書を作ってほしい」と急ぎの案件が入ることもあります。

そのような場合には目の前の仕事を後回しにして、早急に対応しなければなりません。急ぎながらも、正確性が求められます。

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営業担当や顧客から予定外の依頼や問い合わせを受けることが多い営業事務は、抱えている仕事で何から手をつけるべきか優先順位を決めてこなしていく判断力も重要です。

臨機応変な対応力をアピールする方法については、新卒向けではありますがこちらの記事も参考になりますよ。

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④段取り良く仕事をこなすスケジュール管理力

営業事務は段取り良く仕事をこなすスケジュール管理力も求められます。営業担当者が取引先に渡すための書類作成の締切や、商品の納期の管理など、日程がかかわる仕事が多いからです。

営業担当者がスケジュール管理が苦手な場合は、営業事務が納期に遅れないようにリスク管理を担わなければならないこともあります。

また、電話対応などで自分の作業が途切れてしまうことも多いため、余裕を持って仕事を進める手際の良さも重要になります

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キャリアアドバイザー

自分の仕事に没頭したい人よりも、途切れながらでも切り替えがうまくできる人やマルチタスクが得意な人の方が営業事務に向いていると言えます。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!志望動機で押し出しやすい資格を紹介!

米田 有希

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米田 有希

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営業事務としてのスキルアップに役立つ資格はいろいろある

営業事務の仕事に役立つIT関連の資格やツールの活用スキルを身に付けるのは、志望動機で押し出せるアピールポイントにもなるためおすすめです。

たとえば、Microsoft Office Specialist(MOS)は、Excel、Word、PowerPointなどの操作スキルを証明する資格です。これらはデータを扱う営業事務にとって必須とされるスキルのため、MOSの資格を持っていて損はないでしょう。

ほかには、ITパスポートも挙げられます。ITの基礎知識を幅広く学べる国家資格で、情報処理やデータ管理に役立ちます。ITリテラシーが身に付き、業務の効率化に役立つITツールやシステムへの理解が深まります。DX(デジタルトランスフォーメーション)推進に力を入れている企業であれば、なお重宝されるでしょう。

転職したいけどスキルがないときこそ資格取得がおすすめです。取得の過程でスキルが身に付くこともありますよ。この記事ではそういったスキルがない場合の転職対策を解説しています。

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