仕事がつらくて逃げたい人へ|今すぐ逃げて良い基準と心を守る方法

この記事にコメントしたキャリアアドバイザー

  • #理系学生支援#既卒・第二新卒支援
    2022年にポートに新卒入社し、理系学生専門のキャリアアドバイザーとして技術職を中心に約500名の就職活動を支援。2023年7月からは、既卒・第二新卒・中途等のさまざまなバックグラウンドを持つ150名以上の求職者の就活をサポートしている
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  • #面接官経験あり#小売業界 出身#既卒・第二新卒支援
    大学卒業後、2016年に大手GMS(総合スーパー)に入社。店舗マネージャーとしてスタッフマネジメントを通じて「楽しく働く人を増やしたい」という思いを抱くようになり、ポートへ転職。現在はキャリアアドバイザーとして100名以上の既卒・第二新卒の就活生をサポートしている  
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  • #面接官経験あり#金融業界 出身#IT業界 出身#リフォーム業界 出身#既卒・第二新卒支援
    2020年大学卒業後、芙蓉総合リースに入社。不動産リースの法人営業を1年経験し、外壁塗装マッチングプラットフォームを運営するドアーズに転職。カスタマーサクセス部の責任者としてグループ会社の子会社立ち上げに参画。ドアーズのポート子会社化後は、既卒・第二新卒領域のキャリアアドバイザーとして幅広い求職者の就職支援をおこなう
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目次

  1. 「仕事から逃げたい」は甘えではない! 限界なら逃げても良い
  2. 「仕事から逃げたい」と感じてしまう原因
  3. この状況なら逃げて良い! すぐに行動すべき3つの基準
  4. ①心身の健康に深刻な影響が出ている
  5. ②ハラスメント・違法行為がある
  6. ③労働環境に明らかな問題がある
  7. 逃げて良い状況に当てはまる人向け|心身の安全を最優先にする方法
  8. 休職して会社と距離を置く
  9. 転職して環境を変える
  10. 退職代行を使用する
  11. 仕事から逃げたいが辞める決断ができない人向け|仕事と距離を置く方法
  12. 有給を取って一時的に仕事から離れる
  13. 異動届を出して人間関係をリセットする
  14. 信頼できる人に相談する
  15. 一時的に疲れている人向け|「仕事から逃げたい」を楽にする方法
  16. 早く寝て疲労回復に努める
  17. 好きなことに没頭する時間を作る
  18. 逃げたいという気持ちを紙に書き出す
  19. 「仕事から逃げたい」をそのままにすると起こりうること
  20. ①心身の健康が保てなくなる
  21. ②集中力がなくなってミスが増える
  22. ③人間関係が悪化する可能性がある
  23. 「仕事から逃げたい」と悩む人からよくある質問に回答!
  24. Q:「逃げたい」と感じるのは甘え?
  25. Q:一度逃げたら逃げ癖が付いてしまう?
  26. Q:入社して日が浅いのに「逃げたい」と思うのはおかしい?
  27. 「仕事から逃げたい」 気持ちと向き合い自分を守る行動をしよう

「仕事から逃げたい」は甘えではない! 限界なら逃げても良い

「仕事のことを考えるだけで逃げたいと感じる……」

職場の人間関係や長時間労働、将来への不安などが重なると、心も体も限界になることがあります。

特に、一度社会に出た経験があるからこそ悩みが大きくなり、抱え込んでしまう人も多いはず。しかし、その気持ちは決して甘えではなく、自分自身を守ろうとしているサインでもあります

この記事では、「仕事から逃げたい」と感じる状況別に対処法を解説します。今のつらい気持ちを少しでも軽くしたい人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

「仕事から逃げたい」と感じてしまう原因

「仕事から逃げたい」と感じる理由は、人によってさまざまです。

一時的な疲れから感じる場合もあれば、心身に大きな負担がかかっているケースもあります。

「仕事から逃げたい」と感じてしまう原因
  • 職場での人間関係がうまくいかない
  • 職場の雰囲気が悪い
  • 残業や休日出勤など労働環境が悪い
  • 給与が割に合わない
  • 重すぎる責任がのしかかっている
  • 仕事が向いていないと感じる
  • 業務の量や難易度がキャパシティを超えている
  • やりがいや成長を感じられない

「みんな我慢しているから」と無理を続けてしまうと、気づかないうちに心や体が限界を迎えてしまうこともあります。

まずは、自分がなぜ「仕事から逃げたい」と感じるかを理解することが大切です

本田 百合香

本田 百合香

特に既卒・第二新卒の人は、「せっかく入社したのに辞めたいと思ってしまう自分は弱いのでは」と悩み、無理を続けてしまうことも少なくありません。

しかし、つらいと感じる背景にはきちんとした原因がある場合がほとんどです。自分の性格や行動を責める必要はありませんよ。

キャリアアドバイザーからあなたにメッセージ「仕事から逃げたい」と思うのはあなただけでない

松下 建都

キャリアアドバイザー

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まずは「成果を出す」方向で考えよう

私がこれまで見てきた人のなかでも、「仕事から逃げたい」と思っていた人は確かにいます。

「一度逃げたら癖になる」みたいな厳しい言葉もあると思います。しかし、自分に「合う場所を探す」というようにとらえれば、それは逃げではありません。

多くの人の話を聞く中で、「逃げたい」と思うときは「成果が出ていない時」とも思っています。成果が出ていれば、少しつらい状況でも、続けるメリットが見つかるのではないでしょうか。

なので、まずは自分の置かれた業務を成功させる、達成させるという方向へシフトチェンジするのも良いかもしれません。

逃げて良い基準を決めておくのがおすすめ
もちろん、「逃げて良い」の基準やケースもあります。自分が「逃げて良い」と判断する基準というのは定めておいて、それに達した場合は早めに動くことをおすすめします。

溜め込んでしまうと取り返しのつかないことになったり、余計に病んでしまったりするので、そうなる前に動き出せると、将来の自分を救うことにつながりますよ。

この状況なら逃げて良い! すぐに行動すべき3つの基準

「仕事から逃げたい」と感じても、どれほど限界に近づいているか気づけない人は少なくありません。

また、「逃げたいなんて言ってはいけない」「これくらいで弱音を吐くべきではない」と思い込み、一人で抱え込んでしまうこともあります。

ですが、心や体の不調、職場環境の問題を我慢し続けることで、状態がさらに悪化してしまうケースもあるのです

ここからは、すぐに行動すべき3つの基準を紹介します。これらの状況に当てはまる場合は、自分を守るためにできるだけ早く行動しましょう。

①心身の健康に深刻な影響が出ている

仕事のストレスによって心や体に不調が出ている場合は、最優先で自分を守る必要があります。たとえば、以下のような状態が続いていないでしょうか。

心身の不調の例
  • 夜なかなか眠れない、何度も目が覚める
  • 朝になると会社へ行くのが怖くて涙が出る
  • 休日でも仕事のことばかり考えてしまう
  • 食欲がなくなる、または過食してしまう
  • 頭痛や腹痛、吐き気などの体調不良が続く
  • 以前好きだったことにも興味を持てなくなる
  • 「消えてしまいたい」と感じることがある

このように自分の体や心がSOSを出しているなら、それだけで十分に逃げるべき理由になります。

体調を崩してしまうと回復に時間がかかることもあり、場合によっては働くこと自体が難しくなってしまうこともあります。

まずは休職する、病院を受診する、有給を使って休むなど、これ以上悪化させない行動を優先してください。自分を守ることは、決して甘えではありません。

米田 有希

米田 有希

特に注意したいのは、「まだ会社に行けているから大丈夫」と考えてしまうことです。

実際には限界ギリギリの状態でも、責任感から無理に出勤し続けてしまう人は少なくありません。

最初は「少し疲れているだけ」と思っていても、無理を続けることで症状が悪化し日常生活そのものに支障が出てしまうこともあるため、早めに行動しましょう。

②ハラスメント・違法行為がある

職場でハラスメントや違法行為がある場合、感覚が麻痺してしまい、逃げたい気持ちに気付けなくなっている可能性があります。

現在の環境で、下記のようなことが起きていないか確認してみてください。

ハラスメント・違法行為の例
  • 人格を否定するような暴言を日常的に受ける
  • 大勢の前で執拗に叱責される
  • 無視や仲間外れなどの嫌がらせがある
  • セクハラやパワハラを受けている
  • サービス残業を強要されている
  • 有給休暇を取らせてもらえない
  • 退職を申し出ても脅されたり引き止められたりする

本来、働く人の尊厳や安全は守られるべきものです。精神的に追い込まれる環境で働き続ける必要はありません。

必要であれば退職代行などを利用して、会社と物理的に距離を置くことも検討しましょう。

本田 百合香

本田 百合香

特に既卒・第二新卒の人は、「辞めたら経歴に傷がつくかもしれない」と不安になりやすいです。

しかし、ハラスメント環境で無理を続けて心身を壊してしまうほうが将来的な影響は大きくなる可能性があるため、無理しないことが大切ですよ。

③労働環境に明らかな問題がある

働く環境そのものに明らかな問題がある場合も、「逃げたい」と感じるのは自然なことです。

特に、以下のような状態が慢性的に続いている場合は注意してください。

「明らかな問題」の例
  • 残業時間が国が定める基準を超えている
  • 休日出勤が常態化している
  • 休憩時間をまともに取れない
  • 常に人手不足で業務量が多すぎる
  • 体調不良でも休みにくい空気がある
  • 新人教育がほとんどなく放置されている
  • ミスに対するプレッシャーが過剰に強い

もちろん、繁忙期など一時的に忙しくなることはどの会社にもあります。

しかし、「何カ月も改善されない」「誰かが辞めても状況が変わらない」という場合は、職場そのものが異常な可能性があります。

環境を変えることで無理なく働けるようになるケースも多いため、転職や異動なども視野に入れながら自分を守る選択を考えてみてください

松下 建都

松下 建都

特に20代前半は、「まずは3年続けないといけない」と考えて無理をしてしまいがちですが、環境が合わないまま働き続けることで、自信を失ってしまう人もいます。

今の職場環境が正常かどうかわからない場合は、友人や家族、就職エージェントなど第三者に聞いてみるのもおすすめですよ。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!逃げたくても「バックれ」は避けよう

米田 有希

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「逃げたい」となっても必ずルールに則って対応しよう

労働環境に明らかに問題があり「仕事から逃げたい」と感じた場合でも、無断欠勤をしたり、正式な退職手続きをしないで会社に行かなくなる、いわゆる「バックれ」のような行為は避けるべきです。

こうしたことをしてしまうと、会社側に問題があったとしても、こちら側のアクションにも問題がある形になり、さまざま不利益を被るリスクにつながります。

たとえば無断で退社をしてしまうと、場合によっては会社から損害賠償を請求されたり、最悪「解雇」という扱いになることもあります。そうなると退職金が出なかったり、転職先に「解雇」がばれて選考が不利になってしまう可能性もあるのです。

もし「逃げたい」となったとしても、必ずルールに則った対応を心掛けましょう。

上記の企業は、ブラック企業とされることもあります。以下の記事からその実態を確認してみてくださいね。
ブラック企業 特徴ブラック企業の19の特徴! 見極めるポイントをアドバイザーが解説

逃げて良い状況に当てはまる人向け|心身の安全を最優先にする方法

「もう限界かもしれない」と感じているなら、まず優先すべきなのは仕事ではなく、自分自身の心と体です。

責任感が強い人ほど、「周囲に迷惑をかけたくない」「もう少しだけ頑張ろう」と無理を続けてしまいがち。しかし、一度心身を壊してしまうと回復までに長い時間がかかることもあります。

仕事は環境を変えたり再スタートしたりすることができますが、心身の健康が伴っていないと、「働くこと」そのものが難しくなってしまう可能性もあります

ここからは、心身の安全を守るために検討したい方法を紹介します。特に、「この状況なら逃げて良い! すぐに行動すべき3つの基準」に当てはまる場合は、早めに行動してくださいね。

休職して会社と距離を置く

心や体に不調が出ている場合は、まず「休む」という選択肢を考えてみてください。

「休むなんて甘えでは」と感じる人もいますが、体調が悪いときに休むのは当然のこと。むしろ、無理を続けて悪化してしまうほうが結果的に長期間働けなくなる可能性があります

特に、朝起きるだけでつらかったり、休日も仕事のことを考えると涙が出たりする状態なら、まずは休養を優先したほうが良いでしょう。

一人で抱え込まず、必要に応じて医療機関や会社の相談窓口なども利用しながら、自分を守る行動を取ってくださいね。

松下 建都

松下 建都

休職をすることで、一度仕事から距離を置き、心身を回復させる時間を確保できます。

また、休職中に改めて今後の働き方を整理することで、「本当に辞めるべきなのか」「環境を変えれば続けられそうか」を冷静に考えやすくなるというメリットもありますよ。

転職して環境を変える

「仕事から逃げたい」と感じる原因が、職場環境や仕事内容そのものにある場合は、転職によって環境を変えることも有効な選択肢です。

転職で状況が変わる可能性があるケース
  • 会社の価値観が自分に合わない
  • 仕事内容にまったく興味を持てない
  • 今の仕事がどうしても自分に向いていると思えない
  • 人間関係や働き方が改善される見込みがない

このような場合、今の職場で無理を続けるよりも自分に合った環境を探したほうが前向きに働ける可能性があります。

実際、職場が変わったことで、「以前より気持ちが楽になった」「仕事への苦手意識が減った」と感じる人は少なくありません。

働く環境や仕事内容が変わるだけで、ストレスの感じ方は大きく変わることは多いですよ

また、自分のスキルや経験を活かせる仕事、興味を持てる仕事に挑戦することで、「働くこと」への前向きな気持ちを取り戻せるケースもあります。

米田 有希

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ただし、焦って転職先を決めてしまうと「前より状況が悪くなった」と後悔してしまう可能性も。

そのため、転職活動では自己分析や企業研究をしっかりおこない、「なぜ今の仕事がつらいのか」を整理することが大切です。

向いている仕事がわからないという人は、向いている仕事を見極めるためにもぜひこちらの記事を参考にしてください。
職種80選|「向いてる仕事がわからない」は2軸の適職分析で克服!

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!転職先は今の状況も加味して慎重に選ぼう

本田 百合香

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逃げたい理由を解決できるかを確認しよう

「仕事から逃げたい」と思って転職先を選ぶ際、まずは逃げたい理由を明確にし、それが解決されるかを慎重に確認しましょう。

給料に不満があるなら、転職先の基本給だけでなく賞与、昇給制度、残業代などまで確認する、人間関係に不満があるなら、面接の雰囲気やネットの口コミ、離職率なども確認しておくといいですね。

逃げたい理由一つだけで選ぶのは危険
ここで気をつけることは「一つの理由だけで決めない」ことです。なぜなら、仕事の満足度は、複数の条件が合わさって決まることが多いからです。

たとえば「今より給料の高い仕事」という基準だけで転職先を選んだとします。しかし給料が高くても長時間労働で残業が多く、結果的に転職前よりストレスが増えてしまう、ということもありえます。

大切なのは「逃げたい理由」を解決できるかを確認するのと同時に、今の職場の良いところも明確にし、転職先を選ぶ条件とすることです。こうすることでトータルの満足度を下げない転職がしやすくなりますよ。

退職代行を使用する

どうしても自分で退職を切り出せない場合は、退職代行サービスを利用する方法もあります。

特に、以下のような状況では、第三者に間に入ってもらうことで、精神的な負担を軽減できる場合があります。

退職代行を検討しても良いケース
  • 退職を伝えても強く引き止められる
  • 上司が怖くて話し合いができない
  • ハラスメントがあり精神的に限界
  • 出社すること自体が難しい

ただし、退職代行は「使うべきもの」というわけではありません。

まずは自分で相談や退職意思を伝えられないかを考え、それでも難しい場合の手段として検討するのがおすすめです

また、サービスによって対応範囲や料金も異なるため、利用する際は事前に内容をよく確認してください。

仕事から逃げたいが辞める決断ができない人向け|仕事と距離を置く方法

「仕事から逃げたい」と感じても、一時的な疲れなのか、それとも今の環境が本当に合っていないのか、自分でも判断できずに苦しくなっているケースもあるでしょう。

そのようなときは、一度仕事と距離を置きながら自分の気持ちや状況を整理してみることも大切です

ここからは、「辞めるべきか迷っている」「今すぐ退職する勇気はない」という人向けに、仕事と距離を置く方法を紹介します。

有給を取って一時的に仕事から離れる

仕事で大きなミスをして落ち込んでいたり、連勤が続いて十分に休めていなかったりすると、一時的に強いストレスを感じて「もう辞めたい」と思うことがあります。

しかし、その勢いのまま退職すると後悔することも考えられるのです。

そのため、まずは有給休暇を取って仕事から距離を置いてみましょう。

有給中のおすすめの過ごし方
  • 旅行へ行く
  • 趣味の時間をいつもより多く作る
  • 運動する
  • 好きなものを食べる
  • 好きなだけ寝る

一度しっかり休んで思う存分リフレッシュしたら、気持ちが落ち着き、「本当に環境を変えるべきなのか」「ただ疲れが溜まっていただけなのか」を整理しやすくなります

松下 建都

松下 建都

休んだことで「もう少し頑張れそう」と思える人もいれば、「やはり今の環境は限界だった」と気づく人もいます。

大切なのは、「逃げたい」と感じている状態で無理に結論を出そうとしないこと。

まずは休息を取り、自分の心と体に余裕を持たせることを優先してください。

異動届を出して人間関係をリセットする

職場の人間関係が原因でつらくなっている場合は、上司や人事部、社内相談窓口などに相談し、異動や配置換えが可能か確認してみましょう。

実際、人間関係は働きやすさに大きく影響します。同じ会社でも、部署が変わることで雰囲気や働き方が大きく変わることは珍しくありません

また、異動によって新しい業務に挑戦できたり、自分に合った仕事を見つけられたりする可能性もあります。

本田 百合香

本田 百合香

ただし、異動希望が必ず通るとは限りません。

また、異動後も人間関係の悩みがまったくなくなるとは言い切れないため、自分の心身の状態を最優先にしながら判断することが大切です。

信頼できる人に相談する

「仕事から逃げたい」という気持ちを一人で抱え込むと、視野が狭くなり、冷静に状況を判断できなくなることがあります。

特に、真面目で責任感が強い人ほど、「自分が頑張れば解決できるはず」と無理を続けがち。

仕事の内容や量に不満がある場合は、上司や人事に相談することで改善するケースもあります

また、「とにかく話を聞いてほしい」「一人で考えるのがつらい」という場合は自分が話しやすい相手を頼ってみてください。

就活で頼れる相談先
  • 信頼できる先輩
  • 社内の相談窓口
  • 家族
  • 友人
  • キャリアアドバイザー
  • 公的機関の相談窓口
  • カウンセラーや医療機関
米田 有希

米田 有希

相談したからといって必ず状況が改善するとは限りません。

しかし、一人で抱え込むよりも、状況を整理しやすくなったり「今後どうするべきか」が見えやすくなったりすることは多いです。

それでも改善が難しい場合は、転職や休職など次の選択肢を考えるタイミングかもしれません。

就活で頼れる相談先はこちらの記事で紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。
就活で頼れる10の相談先|4つの基準でベストな相談先を見極めよう

選択肢として、エージェントに相談するのも一つの手ですよ。下記ボタンから確認してみてください。

一時的に疲れている人向け|「仕事から逃げたい」を楽にする方法

忙しさやストレスが重なり、心や体が一時的に疲れていることで、ネガティブな気持ちが強くなっている場合もあります。

その場合は、まずはしっかり休息を取りながら、気持ちをリセットすることも大切です

ここからは、「少し疲れているかもしれない」「まずは気持ちを楽にしたい」という人向けに、逃げたい想いを楽にする方法を紹介します。

早く寝て疲労回復に努める

連勤や残業が続いていて睡眠不足が続くと、気分が落ち込みやすくなったり、ストレスを強く感じやすくなったりします。

また、集中力や判断力も低下するため、「もう無理だ」とネガティブに考えやすくなることもあります。

実際、数日しっかり休むだけでも、「思ったより疲れていたんだ」と気づく人は多いです。疲労が溜まっている状態では冷静な判断が難しくなるため、まずは心身の回復を優先してくださいね

本田 百合香

本田 百合香

寝たくても寝れない……という場合は、夜スマートフォンを見る時間を減らしてみてください。体がリラックスすることで眠りやすくなりますよ。

また、体を温めることも疲労回復につながります。夕飯に体が温まるメニューを取り入れ、簡単なことから体の回復を心掛けてみてくださいね。

好きなことに没頭する時間を作る

仕事のことばかり考えていると、気持ちがどんどん追い詰められてしまいます。

そのため、「仕事とは関係ない時間」を意識的に作ることも大切です。

おすすめの過ごし方
  • 趣味に没頭する
  • 旅行や外出を楽しむ
  • 運動して体を動かす
  • 好きな映画や音楽を楽しむ
  • おいしいものを食べる

「そんな余裕はない」と感じるかもしれませんが、ずっと緊張状態が続くと、心が休まる時間を失ってしまいます。

また、好きなことに集中している時間は、仕事から気持ちを切り離すきっかけにもなります

一度気分転換をすることで、「実は少し疲れていただけだった」と感じることができるかもしれません。

松下 建都

松下 建都

リフレッシュしても気持ちが改善しない場合は、「今の環境自体に問題があるのかもしれない」と気づくきっかけにもなりますよ。

逃げたいという気持ちを紙に書き出す

「なんとなく仕事から逃げたい」と感じているものの、自分でも原因がわからない場合は、気持ちを書き出して整理することがおすすめです。

頭のなかだけで考えていると、不安や不満が漠然としたまま大きくなり、余計につらく感じてしまうことがあります。

まずは、「なぜ仕事から逃げたいのか」を紙やスマホのメモに自由に書き出してみましょう。

仕事から逃げたいと感じる理由の例
  • 仕事のせいで心身ともに疲れている
  • 仕事内容が自分に合っていない
  • パワハラを受けている
  • 人間関係がつらい
  • 仕事量が多すぎる
  • 将来に希望を持てない

気持ちを言葉にすることで、「自分は何にストレスを感じているのか」「どんな状態なら楽になれそうか」が見えやすくなりますよ

米田 有希

米田 有希

理想の働き方も一緒に書き出してみると、「今の会社で改善できること」と「環境を変えないと難しいこと」を整理しやすくなります。

無理に答えを出そうとせず、まずは自分の気持ちを客観的に整理することから始めてみてくださいね。

「仕事から逃げたい」をそのままにすると起こりうること

「みんな我慢しているから」「もう少し頑張れば変わるかもしれない」と無理を続けてしまう人は少なくありません。

しかし、その気持ちを放置したまま働き続けると、心身や仕事、人間関係にまで悪影響が広がってしまう可能性があります

最初は小さなストレスでも、我慢を続けることで少しずつ負担が積み重なり、気づいたときには限界を超えてしまうことも。

ここからは、「仕事から逃げたい」という気持ちを放置すると起こりうることを解説します。

①心身の健康が保てなくなる

「仕事から逃げたい」という気持ちを無理に抑え込み続けると、ストレスが蓄積し、心や体に大きな負担がかかってしまいます。

心身の不調の例
  • 眠れなくなる
  • 食欲が落ちる
  • 気分の落ち込みが続く
  • 頭痛や腹痛が増える
  • 休日も疲れが取れない

特に怖いのは、知らないうちに限界に近づいているケースです。

責任感が強い人ほど無理をしてしまい、気づいた頃には働くこと自体が難しくなってしまうこともあります。

もちろん、仕事でストレスを感じること自体は珍しいことではありません。

しかし、その負担にどこまで耐えられるかは人によって異なります

そのため、「自分はまだ平気」と無理に比較するのではなく、「今の自分はつらい」と感じていることを大切にしてください。

松下 建都

松下 建都

もし、すでに心身に不調が出ている場合は、まず一定期間しっかり休むことが重要です。

有給を取る、休職する、医療機関へ相談するなど、早めに対処して悪化するのを防ぎましょう。

②集中力がなくなってミスが増える

「仕事から逃げたい」という気持ちを抱えたまま働き続けると、集中力が低下し、仕事でのミスが増えやすくなります。

頭のなかが不安やストレスでいっぱいになると、目の前の業務に集中できなくなるためです

また、集中力が落ちることで業務効率も悪化し、「終わらないから残業する→さらに疲れる→集中できない」という悪循環に陥るケースも少なくありません。

そのため、「最近ミスが増えた」「集中できない状態が続いている」と感じたら、気合いで乗り切ろうとするのではなく、一度しっかり休息を取ることも大切です。

米田 有希

米田 有希

ミスが増えると上司や周囲から注意され、自信を失ってしまうこともあります。

その結果、「やっぱり自分はダメだ」「もう仕事に行きたくない」と、さらに追い詰められてしまう可能性もありますよ。

③人間関係が悪化する可能性がある

「仕事から逃げたい」という気持ちを抱え続けると、職場の人間関係にも悪影響が出ることがあります。

ストレスが限界に近づくと、無意識のうちにイライラしたり、不機嫌な態度が増えたりしてしまうためです。

そうすると、周囲も「話しかけづらい」「機嫌が悪そう」と感じるようになり、距離ができてしまう可能性があります

本田 百合香

本田 百合香

職場で孤立感が強まるとさらに仕事へ行きたくなくなるという悪循環につながってしまう場合があります。

だからこそ、「まだ耐えられる」と無理するのではなく、気持ちが限界に近づいていると感じた段階で、早めに休息や環境改善を考えることが欠かせません。

キャリアアドバイザーからあなたにメッセージ一人で抱え込むとマイナス思考になりがち

松下 建都

キャリアアドバイザー

松下 建都

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信頼できる人を頼って現状を抜けるヒントを得よう

「逃げたい」気持ちを放置するリスクとして、その気持ちを抱え込むとマイナスな方向に行ってしまうことがあります。

思考がネガティブになったり、周囲と比較して自分を必要以上に責めるようになったりなどの精神面はもちろん、仕事に集中できない、思考ができないなどの仕事面にも影響が出てしまいがちです。

心身の健康が侵され、本来なら休息に充てるべき時間も休めなかったり、楽しめなくなったりする危険性もあります。

そういった際は一人で抱え込まずに、周りの誰か信頼できる人に相談するべきだと思いますね。友人でも家族でも、自分が本当に信頼できる人であれば誰でも良いため、誰かを頼ってみてください。

「仕事から逃げたい」と悩む人からよくある質問に回答!

「仕事から逃げたい」と感じていると、「短期間で辞めても大丈夫なのか」「また同じことを繰り返さないか」と悩んでしまう人もいます

そこでここからは、「仕事から逃げたい」と悩む人からよくある質問に回答していきます。

Q:「逃げたい」と感じるのは甘え?

A. 「逃げたい」と感じるのは甘えではなく、心身を守るための自然な反応です

米田 有希

米田 有希

「仕事から逃げたい」と感じる背景には、過重労働や人間関係のストレス、仕事内容とのミスマッチなど、何らかの原因があるケースがほとんどです。

そのため、まずは「逃げたいと思う自分が悪い」と責めるのではなく、何がつらいのかを客観的に整理することが大切です。

また、「今の環境に耐え続けることだけが正解」とは限りません。

心身の健康を守るために環境を変えることは、決して逃げではなく、自分を守るための大切な判断です。

一人で抱え込まず、家族や友人、キャリアアドバイザーなど信頼できる人に相談しながら、今後どうしていくべきかを考えていきましょう。

Q:一度逃げたら逃げ癖が付いてしまう?

A. 限界を感じた環境から離れることは「逃げ癖」ではなく、自分を守るための判断です

本田 百合香

本田 百合香

心身の限界を感じるほどつらい環境から離れることと、仕事を辞めることはまったく別です。

自分に合わない環境から離れたことで、働きやすい職場に出会えた人も多くいます。

大切なのは、なぜ逃げたいと思ったのかを整理することです。

たとえば、過重労働やハラスメント、人間関係の悪化など原因を明確にできれば、次に仕事を選ぶ際の判断材料になります。

次の環境では、自分の得意・不得意や、どんな働き方なら無理なく続けられるかを意識することで、同じ理由で悩むリスクを減らしやすくなりますよ。

Q:入社して日が浅いのに「逃げたい」と思うのはおかしい?

A. 入社して間もない時期に「逃げたい」と感じることは珍しいことではありません

松下 建都

松下 建都

入社直後は、新しい人間関係や慣れない業務、理想と現実のギャップなどによって、心身ともに疲れやすい時期です。そのため、「逃げたい」と感じるのも当然のこと。

また、教育不足や、事前に聞いていた内容と実際の労働環境が大きく違うなど、会社側に問題があるケースもあります。

もちろん、最初は慣れないだけで、時間が経つにつれて不安が軽くなることもあります。

しかし、明らかな体調不良が出ていたり、強いストレスを感じ続けていたりする場合は、無理をしすぎているサインかもしれません。

まだ入社したばかりだからと我慢せず、「慣れれば解決するか」「環境自体に問題があるのか」を冷静に見極めることが大切です。

「仕事から逃げたい」 気持ちと向き合い自分を守る行動をしよう

「仕事から逃げたい」と感じるのは、決して甘えではありません。人間関係や労働環境、仕事内容への不安など、さまざまなストレスが積み重なることで、誰でも限界を感じることがあります。

大切なのは、その気持ちを無理に我慢し続けないことです。心身に不調が出ていたり、今の環境に大きな問題があったりするなら、休職や転職などで環境を変えることも必要です。

今の職場だけがすべてではありません。無理を続けて自分を壊してしまう前に、まずは自分を守る行動を優先してくださいね。

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