第二新卒の転職は新卒就活と別物! まずすべき6つの対策を大公開

この記事のアドバイザー

第二新卒の転職を成功に導く6ステップ

目次

  1. 第二新卒の転職成功には「第二新卒ならではの対策」が必要不可欠!
  2. そもそも第二新卒って? まずは基礎知識から身に付けよう
  3. 新卒入社した企業から早期の転職を目指す「第二新卒」
  4. 「新卒」「既卒」との違い
  5. 一般的には卒業後3年までが第二新卒の期間
  6. 第二新卒の転職は難しい? 実態を把握して的確な対策をしよう
  7. 就活市場において第二新卒のニーズは増加傾向にある
  8. 早期離職を不安視されるため転職の難易度が上がりやすい
  9. 応募できる求人が新卒と比べて少ない
  10. 第二新卒として転職を成功させるにはフェーズごとの独自対策が欠かせない!
  11. 6ステップで徹底攻略! 第二新卒の転職手順&それぞれのポイント
  12. ①転職スケジュールの確認:ゴールがないからこそ期限設定がマスト
  13. ②自己分析:社会人になってから今までの価値観の変化に注目
  14. ③企業分析:「自社分析」で前職と比較しながら進めることが大切
  15. ④書類選考:第二新卒ならではの書類作成方法をマスターする
  16. ⑤面接:第二新卒ならではの頻出質問に備える
  17. ⑥内定・退職準備:トラブルなく退職するなら早めの行動がポイント
  18. 第二新卒の転職に必須な「退職理由・転職理由」で好印象を残す4つのポイント
  19. ①ポジティブ変換して伝える
  20. ②退職理由や転職理由を周りのせいにしない
  21. ③客観的な事実を具体的に伝える
  22. ④現職で現状を改善するためにした努力を伝える
  23. 決断の前に要チェック! 今がベストタイミングなのかを見極める4ステップ
  24. ステップ①転職したい理由を言葉にする
  25. ステップ②転職後の「なりたい自分」をイメージする
  26. ステップ③「なりたい自分」に近づくために必要なものをピックアップする
  27. ステップ④今の職場ではどうしてもかなえられないものなのか考える
  28. 理想の職場はどう探す? 第二新卒でも応募できる企業の探し方3選
  29. 求人サイトで「第二新卒歓迎」で検索
  30. 友人や知人に紹介してもらい「リファラル採用」を狙う
  31. 就職エージェントに相談
  32. 転職以外の選択肢はない? 悩みを解消できるかもしれない3つの方法
  33. ①上司に悩みを相談し解決策を探してもらう
  34. ②今の仕事で転職に役立つスキルを身に付け即戦力採用を目指す
  35. ③副業をして好きなことを仕事にする
  36. 第二新卒の転職は着実な準備がカギ! 的確な対策をして希望をつかもう

第二新卒の転職成功には「第二新卒ならではの対策」が必要不可欠!

こんにちは。キャリアアドバイザーの今井です。

第二新卒として転職をしようか悩んでいる人から、よくこんな相談をもらいます。

第二新卒として転職を考えている人に良くある悩み

「第二新卒」と聞くとあまり良いイメージがなかったり、転職が難航すると聞いたこともあるのではないでしょうか? 

確かに、第二新卒の転職にはなかなか難しい面もあります。ただそれは、多くの場合新卒就活時と同じような感覚で転職活動をしていたり、対策が十分にできていないからです。第二新卒として転職するなら、新卒就活とは違った独自の対策が必要となります。

この記事では、キャリアアドバイザーのアドバイスを交えて第二新卒についての基礎知識から第二新卒ならではの転職活動対策、企業探しの方法まで解説します。一緒に第二新卒の転職を成功させて、希望のキャリアをつかみましょう。

そもそも第二新卒って? まずは基礎知識から身に付けよう

第二新卒の転職を成功させる方法を知る前に、第二新卒についての基礎知識を身に付ける必要があります。

第二新卒とは何か? 似た用語との違いはどこにあるのか? この疑問を解消し、まずはあなた自身が第二新卒なのかどうかを確かめることから始めましょう。

新卒入社した企業から早期の転職を目指す「第二新卒」

第二新卒に明確な定義はありません。ただ、一般的には「学校を卒業後、企業に入社してから1〜3年以内で退職をしたり、転職を考えている人」を指します

新卒ではないものの、多くの社会人経験を積んでいるわけでもないこの期間を第二新卒と呼びますよ。

本田 百合香

本田 百合香

第二新卒は社会人経験が少ない分、新卒と同様なフレッシュさや柔軟性を持っている場合が多くあります。その点を第二新卒に期待する企業がたくさんあるのです。

第二新卒
  • 明確な期間などの決まりはないものの、一般的には「学校を卒業後、企業に入社してから1〜3年で退職をしたり、転職を考えている人」を指す

第二新卒については、こちらの記事でも詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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「新卒」「既卒」との違い

第二新卒とほかの用語の解説

第二新卒と並んでよく目にするのが「新卒」や「既卒」です。転職を視野に入れると、これらの言葉もよく見かけますよね。それぞれの意味を理解して、あなたの立場がどれに該当するものなのかを明らかにしておきましょう。

新卒は「今年度中に学校を卒業する見込みで、卒業後就職予定の学生」を指す言葉です。また、入社後の職場内でも「今年度中に学校を卒業し新しく入社した人」を新卒と呼ぶことが多いですね。

一方で既卒は「卒業後就職しておらず一度も正社員として働いた経験がない人」を指す言葉です。第二新卒と同様いつまでを「既卒」と呼ぶのか明確な決まりはありません。

新卒
  • 一般的には「今年度中に学校を卒業する見込みで、卒業後就職予定の学生」を指す。在学生だけでなく、入社後の職場内でも「今年度中に学校を卒業し新しく入社した人」を新卒と呼ぶこともある
既卒
  • 明確な基準はないが、学校を卒業後就職しておらず、一度も正社員として働いた経験がない人を指す。一般的には卒業後3年以内を既卒として扱う場合が多い

既卒についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。既卒として就活をする予定の人はこちらの記事も見てみてくださいね。

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一般的には卒業後3年までが第二新卒の期間

第二新卒の期間に明確な決まりはありませんが、般的には卒業後3年までを第二新卒としている企業が多いですよ

最近は第二新卒を積極採用する企業が増えています。なかには第二新卒採用の専用ページを作って募集をしている企業もありますが、そこに応募できるかどうかは卒業後何年経っているかによって変わるので、事前のリサーチが欠かせませんよ。

松下 建都

松下 建都

なかにはもっと期間を長く設定している企業もあるので、3年以上経っていたとしてもあきらめる必要はありません。基準は企業によって違うため、採用ページで確認してみましょう。

第二新卒の転職は難しい? 実態を把握して的確な対策をしよう

第二新卒の転職の実態とは?

第二新卒としての転職を考えていると、「第二新卒での転職は難しい」「転職するとしてももっと今の仕事を続けてからの方が良い」などの言葉をかけられたり、見かけることがあると思います。

実際のところ難しいのか、具体的には何が原因で難しいとされているのかが気になるところですよね。ここからは、第二新卒の転職の実態を解説していきます。どんな対策をするべきなのかを知るために、この先の内容もしっかりチェックしておきましょう。

就活市場において第二新卒のニーズは増加傾向にある

企業が第二新卒を採用するメリット
  • 社会人としての基本的なマナーが身に付いていることが見込め、教育コストを削減できる
  • 第二新卒のフレッシュさが職場の刺激になる
  • 前職の企業に染まっておらず育成がしやすい
  • 早いうちから育成でき成長性が期待できる

最近「売り手市場」「少子高齢化」「人手不足」などの言葉を聞く機会が増えましたよね。少子高齢化の影響で若手人材が少なくなってきているなか、第二新卒採用の間口を広く開ける企業が増えてきています。

第二新卒は社会人経験がありながら、フレッシュさや企業文化へのなじみやすさ、成長性の点で新卒と同等な採用メリットが期待できる人材です。企業にとってもたくさんの採用メリットがありますよ。

米田 有希

米田 有希

人手不足に悩む企業が多い昨今においては、若手人材というだけでも大きな魅力に感じる企業はたくさんあります。第二新卒であるあなたを求めている企業はたくさんあるのです。

早期離職を不安視されるため転職の難易度が上がりやすい

第二新卒に対して企業が不安を抱きやすいこと
  • 前職を早いうちに辞めたのは何か問題があったから?
  • 転職のハードルが下がっていて何かがあったらすぐに転職してしまうかも

第二新卒には、これまで勤めていた職場を短期間で辞めた経歴があります。この点は、企業にとって不安要素の一つになりやすいことは理解しておきましょう。

たとえば「前職を早いうちに辞めるのは何か問題があるからかも」「退職に対するハードルが下がっていて、何かあればすぐに別の企業へ転職してしまうかもしれない」そんな不安を抱く企業もあります。

この不安を確実に解消しなければ、内定を勝ち取ることは難しいでしょう。新卒のときの就活と比べて、このような第二新卒ならではの対策が必要になる点が第二新卒の転職の難易度を上げる原因の一つと言えますね。

本田 百合香

本田 百合香

逆に言えば、早期離職の不安を解消することで第二新卒としての転職が成功する確率はグッと上がります。確実な対策をすれば、第二新卒の転職もそこまで難しいものではないのです。

第二新卒の実態をふまえた就活対策については、こちらの記事でも詳しく解説しています。コツや企業の不安の解消法もわかるので、ぜひ参考にしてくださいね。

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応募できる求人が新卒と比べて少ない

内容まとめ
  • 新卒採用時よりは募集枠が減る
  • 中途採用に応募する場合は選考通過の難易度が上がりやすい
  • 第二新卒であることを考慮してポテンシャルを重視してくれる企業もある

採用活動のなかでは新卒採用に一番力を入れているという企業も少なくありません。そもそも新卒しか採用していない企業も多いため、応募できる求人の数自体は新卒と比べるとどうしても少なくなるのが実情です。

応募できる求人があったとしても、多くの場合は中途採用枠での応募になるでしょう。中途採用枠にはその職種の経験者という強力なライバルが応募していたり、そもそも即戦力を求めての募集である場合も多いので、その点でも難易度が上がりやすいのです。

松下 建都

松下 建都

中途採用枠に応募したとしても、第二新卒であれば企業側もあなたの人柄や素養などのポテンシャルを重視したうえで採用してくれる可能性は十分にあります。あきらめずに挑戦することが大切です。

未経験職種にチャレンジするキャリアチェンジに関しては、こちらの記事でも詳しく解説しています。第二新卒としての就活を考えており、特にキャリアチェンジをする予定の人はあわせて参考にして就活対策を固めましょう。

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本田 百合香

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第二新卒だからこそ飛び込めるチャンスもある!

第二新卒の転職先を探してみた人は、もしかしたら新卒就活時に比べて選べる数が少ないことに驚いたり、ショックを受けた人もいるかもしれませんね。ただ、第二新卒として応募するメリットが一切ないわけではありませんよ。

たとえば新卒しか採用していない企業があるように、中途採用しかしていない企業も存在します。もともとの企業数は少なくても、新卒ではどうしてもチャレンジできないポジションや企業に飛び込むチャンスです。あまりネガティブになりすぎず、第二新卒という今の状況を前向きにとらえて就活に取り組みましょう。

第二新卒として転職を成功させるにはフェーズごとの独自対策が欠かせない!

第二新卒として転職を成功させるには?

就活には、事前準備から内定獲得までの流れがありますよね。あなたも自己分析や面接対策、書類選考など、流れのなかで就活を進めてきたはずです。第二新卒でもそれは変わりません。

ただし第二新卒の転職となると、企業があなたに抱く印象も就活を進めるうえでの実情も新卒の頃とはガラッと変わります第二新卒は第二新卒ならではの対策が必要です

第二新卒の転職だからこそ意識するべきポイントは、対策フェーズごとにあります。一つひとつ意識して着実に対策を固めていくことが、第二新卒の転職で希望をつかむ一番の近道です。

6ステップで徹底攻略! 第二新卒の転職手順&それぞれのポイント

第二新卒ならではの対策の重要性が理解できたら、次はいよいよ実際の選考対策について解説していきます。

ここからは、選考の対策フェーズを6ステップに分けて解説していきます。第二新卒の転職の進め方もわかるので、一緒に対策を進めながら確認してみてくださいね。

①転職スケジュールの確認:ゴールがないからこそ期限設定がマスト

第二新卒の就活スケジュール例

第二新卒の転職には、スケジュール設定をすることが大切です。第二新卒は新卒の頃と違い、「卒業までに内定を獲得する」などの明確なゴールがありません。ゴールがないままの就活はメリハリがつかず、就活期間の間延びや緊張感のなさの原因になります。

まずはいつ就活を終えるのかを決め、そこから逆算してスケジュールを立てましょう。転職は3カ月ほどで終了する人が多いので、それを目安にするのが良いですね。

米田 有希

米田 有希

最初に設定したスケジュール通りにいかないことはもちろんあります。転職活動の状況に応じて柔軟に目標を練り直し、モチベーションを保っていくことが大切です。

②自己分析:社会人になってから今までの価値観の変化に注目

モチベーショングラフ
自己分析で注目すること
  • 入社当時の仕事との向き合い方
  • 仕事への意識が変化した出来事
  • 入社当時と今の自分の価値観の違い

就活をするうえでまず大切なのは、自己分析をしてあなた自身を見つめ直すことです。社会人を続けているうちに価値観が変化した部分もあったはず。新卒の頃の自分と今の自分の間にどんな変化があったのか? それを深掘りすることが大切です。

自己分析をするときは、入社当初から今までを特に重点的に振り返りましょう。入社当時はどんなことを思って仕事をしていたのか、初めて褒められたのはどんなときだったか、仕事をしていてストレスに感じたこと、うれしかったことは何かを考えてみてください。

本田 百合香

本田 百合香

自己分析は紙に書き出し、目に見える形でおこないましょう。モチベーショングラフなどを作るのがおすすめです。

モチベーショングラフ
  • 過去から現在の自分にいたるまでを時期に分け、そのときに起きた出来事と、出来事に対する自分のモチベーションの高さをグラフで表したもの

自己分析の方法について、こちらの記事で詳しく解説しています。参考にしながら自己理解を深めましょう。

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③企業分析:「自社分析」で前職と比較しながら進めることが大切

企業分析のポイント
  • 自社分析:これまで勤めていた企業の改善点や良かった点を整理する
  • 企業分析:自社分析の結果を見返しながら企業の見極めをする

企業分析で大切なのは、前職の改善したい点や変えたくない点を意識しながらあなたにぴったりの企業を見極めることにあります。そこでおすすめなのが自社分析です。

自社分析でこれまで勤めていた企業を客観的に見た時、どこに問題があったのか、どこが良かったのかを整理しましょう。企業分析の際に意識する要素を書き出すことで、どんな企業を選べば良いのかが明確になります

松下 建都

松下 建都

自社分析の手順は通常の企業分析と変わりません。改善したい点や条件をキープしたい点にメモをしたり、色つきのマーカーで目立たせると見返しやすいですよ。

企業分析の進め方や効率的な方法について悩んだときは、こちらの記事を参考にしてください。

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④書類選考:第二新卒ならではの書類作成方法をマスターする

転職は職務経歴書が必須!

第二新卒として転職活動をする時、履歴書とあわせて職務経歴書を提出する必要があります。職務経歴書は、これまでの仕事の内容や実績、身に付けた知識やスキルをまとめたものです。書類選考においては重要なアピールになるので、しっかり記入しましょう

今の実力の証明になるのはもちろん、志望企業とあなたの経歴に共通点があれば、マッチ度の高さのアピールにつながります。

応募書類を見ることで、企業は初めてあなたについて知ることになります。志望動機や自己PRは使いまわさず、応募企業に合わせて書いてくださいね。

米田 有希

米田 有希

ポートフォリオを添えるのも効果的です。たとえばWebデザイナーに挑戦したいなら、自作したHPのURLを記載しておくことで現時点でのあなたの実力や意欲を伝えることができますよ。

職務経歴書
  • 前職での仕事の内容や実績、仕事をとおし身に付けた知識・スキルを応募先の企業に共有する書類

⑤面接:第二新卒ならではの頻出質問に備える

新卒と第二新卒では、面接で聞かれる内容も大きく変わります。特に「なぜ退職を決意したのか」「弊社を選んだのはなぜか」などの退職理由と転職理由はほぼ必ず聞かれます。確実に対策をしておく必要がありますよ。

ほかにも早期離職の可能性がないかを見極めるために具体的なキャリアプランを聞かれたり、入社後にどの程度の活躍が期待できるかを知るために前職で身に付けたスキルについて聞かれることもあります。

松下 建都

松下 建都

第二新卒に対して不安を抱いている企業は多いので、その不安を理解し確実に解消するための回答を用意しておくことが面接突破のカギです。

対策必須の頻出質問
  • 退職理由は何ですか?
  • この会社を選んだ理由は何ですか?
  • 前の仕事ではどんなスキルが身に付きましたか?
  • 将来のキャリアプランを教えてください

第二新卒の面接についてはこちらの記事でも詳しく解説しているので、参考にしながら徹底的に対策をしましょう。

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キャリアビジョンの考え方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。面接で必ずと言って良いほど質問されるポイントなので、紹介している例文を参考にしてしっかり練っておいてくださいね。

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⑥内定・退職準備:トラブルなく退職するなら早めの行動がポイント

退職の流れ
  1. 上司に退職の旨を報告する
  2. 退職日の相談や引き継ぎのための準備をする
  3. 必要なら取引先関係者へ退職を報告・次の担当へ引き継ぎをする
  4. 社内への挨拶や貸与品の返却をする

内定が決まったら、次に必要なのはこれまで働いていた企業の退職手続きです。退職にあたって必要なことは企業によって違うので、上司と確認しながら進めてくださいね。

トラブルなく退職するには、早めの報告が必須です。転職活動をしつつあらかじめ上司に退職の意思を伝えておくか、内定が決まったら速やかに退職届を出しましょう

法律では2週間前に退職を申し出れば良いことになっていますが、企業の規定では1カ月前となっている場合もあります。退職までの期間には余裕があるに越したことはないので、早めの行動が大切ですよ。

本田 百合香

本田 百合香

内定が決まれば、次は出社時期の擦り合わせが必要になります。スムーズにやり取りができるよう、退職処理にどの程度の期間を要するのか確認しておきましょう。

松下 建都

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入退社のトラブルを防ぐカギは誠実なコミュニケーション

たとえば内定先企業から「なるべく早く入社してほしい」と言われている一方で、退職予定の企業から「これから繁忙期なのでまだ働いてほしい」と言われてしまったとします。そんなときに大切なのは、両方の企業に今の状況を説明して、理解してもらうことです。

まず、今働いている企業をできるだけ早く退職したいと思っていることを伝えましょう。退職の申し出から業務の引き継ぎ、有休の消化で退職までに1~2カ月はかかります。今働いている企業の状況を考慮して退社希望日を伝えてください。

今働いている企業とのすり合わせをしながら、内定先企業の「なるべく早く入社してほしい」に応えるために最も良いスケジュールを考えます。内定先企業と具体的な入社日を話し合い、調整してもらってくださいね。

内定を受けた企業と退職予定の企業、どちらとも誠実なコミニュケーションを心掛ければ、トラブルなく次のステップに進むことができます。報連相をしっかりとして、真摯に対応しましょう。

第二新卒の転職に必須な「退職理由・転職理由」で好印象を残す4つのポイント

退職理由・転職理由で好印象を残すポイント

第二新卒として転職をする時、必ず面接で退職理由と転職理由を聞かれます。これに対する回答が合否を分けると言っても過言ではないので、確実に対策をしておく必要がありますよ。

ここからは、退職理由と転職理由で好印象を残すためのポイントについて解説していきます。希望のキャリア実現へ駒を進めるためにも、ここはしっかりチェックしておきましょう。

①ポジティブ変換して伝える

転職理由のポジティブ変換

たとえ事実であったとしても、これまで勤めていた企業への批判的な言葉は良いものとは受け取られにくいもの。ネガティブな理由があって退職をする場合でも、できるだけポジティブな言い回しに変換することが大切です

たとえば、「〇〇に不満があったから退職を決意した」と答えるよりも「〇〇がしたいから退職を決意した」と答える方が、仕事に対する前向きな姿勢や意欲が伝わりますよね。

本田 百合香

本田 百合香

転職理由と退職理由は、あなたの仕事への向き合い方や熱意の高さをアピールする材料にもなります。

米田 有希

キャリアアドバイザーコメント米田 有希プロフィールをみる

退職理由でもポジティブ変換すれば大きなアピールになる

退職理由や転職理由は、できるだけポジティブに伝えることがとても重要です。この2つはあなたの仕事に対する意欲や人柄を知るヒントになるものなので、面接官も注目しているポイントですよ。

たとえば退職・転職理由をネガティブに伝えてしまった場合「仕事に対して後ろ向き」「自分勝手なところがある」「嫌なことからすぐに逃げてしまう」という印象につながってしまうかもしれません。

退職の経験を前向きにとらえ「これからはどのように働きたいのか」「退職・転職の経験から何を学び、どう活かしていくのか」を伝えることが重要ですよ。

退職という経験から得た学びはきっとあったはずです。退職理由さえもアピールに変える意識を忘れず、あなたの魅力を面接官に伝えましょう!

②退職理由や転職理由を周りのせいにしない

退職理由・転職理由が人間関係や企業そのものへの不満にある場合、そのまま伝えると自分勝手な印象になってしまう可能性があります。

たとえあなたに非がなかったとしても、原因の一端が自分にあるとして反省したこと、それを学びに変えたことを伝えれば、印象アップにつなげることができますよ

事実や課題に対しての向き合い方もアピールできるので、ここでしっかりと好印象を残しましょう。

本田 百合香

本田 百合香

「その出来事から何を学んだのか」から問題に直面したときに冷静に対処し、前向きにとらえることができる人柄であることが伝えられます。

退職理由や転職理由を学びに変える言い換え例
  • 職場での孤立が原因:周りの人と協力して仕事を進める意識が低く、自分の仕事にばかり意識を向けた結果孤立してしまった
  • →今後は協調性を意識し、密なコミュニケーションをとって仕事をしたい
  • 個人主義の社風が原因:まず自分でやりきる風土があり、周りの人に頼ることができなかった
  • →仕事は協力して取り組むものであるという意識を持ち、助け合いながら仕事がしたい

③客観的な事実を具体的に伝える

たとえば残業の多さが原因で転職を決意した場合、具体的にどの程度残業をしていたのかがわからないと「ちょっとの残業でも嫌なのかな」「仕事に対する意識が低すぎるのかも」と不安を抱かれてしまう可能性があります。

長時間の残業を転職理由として挙げる場合は「月50時間以上の残業をしていた」など、客観的に見てもあなたの抱く不満が正当なものであることがわかるように、数値をふまえた事実を伝えることが大切です

松下 建都

松下 建都

問題点を具体的な数値をふまえて伝えることで、企業側も「うちはどんなに忙しくても30時間を超える残業はないから大丈夫」と現場の実態をふまえてマッチ度を確認することができますよ。

④現職で現状を改善するためにした努力を伝える

あなたの不満が正当なものだったとしても、改善する努力が見えなければ「嫌なことがあったらすぐに辞めてしまうのかも」と企業側も不安を抱いてしまい、採用に対して前向きになれません。

もし少しでも自分の力で改善する余地がある問題なら、改善に向けてどんな努力や試行錯誤をしたのかを伝えましょう。

企業が重視するのは、努力をした結果よりもあなたが解決に向けてどんな工夫をし、どの程度の努力をしたかという点です。たとえ解決にはいたらなかったとしても、自信を持って伝えてくださいね。

米田 有希

米田 有希

課題を見つけたときにすぐに解決に向けて行動を起こせる人は、どんな企業であっても重宝されるものです。この点もアピールとしてしっかり活用していきましょう。

決断の前に要チェック! 今がベストタイミングなのかを見極める4ステップ

転職のベストタイミングを見極める4ステップ

第二新卒として転職をする決断をした時、勢いに任せてすぐに行動を始めるよりは一度立ち止まって現状を冷静に見極めることが大切です。

転職をしてから「よく考えたら転職をする必要はなかった」「前の企業の方が良かったかも」という事態にならないように、ここからの内容で今が本当に転職をする時期としてベストなのかを確認してみましょう。

転職のタイミングについてはこちらの記事で解説しているので、いつ転職しようか悩んでいるときは参考にしてくださいね。

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転職のベストタイミングを選ぶための3要素とは? 避ける時期も紹介

転職したいと考えているけど、自分に合ったタイミングがわからないと悩んでしまう人もいますよね。転職のタイミングは時期や年齢、状況などで変わってきます。この記事では転職のタイミングを見極めるための必須知識について解説しています。

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転職のベストタイミングを選ぶための3要素とは? 避ける時期も紹介

ステップ①転職したい理由を言葉にする

そもそも第二新卒として転職をしたいと思った理由をはっきりと言葉にできるのかが何より大切です。転職理由がぼんやりしてしまうと次はどんな企業を選べば良いかわからず、ミスマッチの原因になる可能性があります。

もし現時点ではっきりと言葉にできないのであれば、本当は今無理に転職する必要はないのかもしれません。進む道をしっかりと見極めるためにも、ここは慎重に考えましょうね。

転職理由の例
  • 実績に対して正当な評価をしてもらえない
  • 残業が多すぎてプライベートの時間を確保できない

本田 百合香

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転職理由の深掘りは転職成功への近道!

転職のベストタイミングを見極めるだけでなく、転職活動そのものを見ても、「転職したい理由を言葉にする」という作業はとても大切です。そもそも転職したい理由がぼんやりしてしまっていると、転職活動の方向性が定まりませんよね。まずはこれまで働いていた企業のどこにミスマッチな要素があったのか、一つずつ書き出してみましょう。

ただ、なかなか明確に思い当たることがなかったり、整理することが難しいこともあるかと思います。そんなときは1日の仕事の流れを振り返りながら考えてみてください。順を追って考えると、頭のなかが整理しやすくなります。

転職の理由がはっきりすると、次はどんな企業で働きたいのか、どんな働き方が理想なのかがわかりますよね。今後の就活の方向性や、求めるものの優先順位が明確になるので、ミスマッチを繰り返す可能性が減るのです。

何より転職理由や退職理由は面接での頻出質問です。しっかり考えを整理して、面接対策にも役立てていきましょう。

ステップ②転職後の「なりたい自分」をイメージする

退職したい理由が明らかなら、次は転職先でどんな働き方がしたいのか、どのように活躍したいのかを考えてみましょう

もしこれまで働いていた企業とあまり変わらなかったりイメージがぼんやりとしてしまうなら、転職に踏み切る前に一度ゆっくりと考えてみてくださいね

松下 建都

松下 建都

「なりたい自分」のイメージが明確であればあるほど、どんな企業を選べば良いのかがはっきりします。スムーズに転職活動を進めるためにも、しっかり時間をとって考えましょう。

「なりたい自分」の例
  • メリハリのある働き方をして仕事もプライベートも充実している
  • 大きな裁量のある環境で積極的に発信し自分のアイデアを形にする

ステップ③「なりたい自分」に近づくために必要なものをピックアップする

なりたい自分がイメージできたら、次はそれを実現するためにはどんな環境が必要なのかを具体的にイメージします。

たとえば和気あいあいとした雰囲気の企業、経験に関係なくチャレンジの場を与えてくれる企業、残業時間が少ない企業など、どんなことで構いません。「なりたい自分」のイメージを膨らませながら、理想の企業像を思い描いてみましょう

「なりたい自分」になれる環境の例
  • 部署内はもちろん他部署とも連携して会社全体で協力して目標達成できる環境
  • 一人で黙々と仕事ができ自分の成果と向き合いながら成長していける環境

ステップ④今の職場ではどうしてもかなえられないものなのか考える

「なりたい自分」に近づくために必要な要素が整理できたら、次はそれが今の職場では本当にかなえられないものなのかを改めて考えてみましょう。

仮に今の職場でも実現可能なものなら、転職の必要はないかもしれません。面接官によってはこの点を深掘りされる場合もあるので、しっかりと考えておいてくださいね。

本田 百合香

本田 百合香

もしかすると選択肢を知らないだけで、状況を改善する方法はあるかもしれません。これを自分だけの力で見つけるのは大変なので、可能であれば悩みを上司に打ち明けてみるのがおすすめですよ。

今の職場で解決できる可能性があるもの
  • 業務内容や人間関係→上司に相談することで解決の糸口が見つかる可能性がある
  • 職場環境への不満→部署異動で解決できる可能性がある

理想の職場はどう探す? 第二新卒でも応募できる企業の探し方3選

第二新卒でも応募できる企業の探し方

前にも解説したとおり、新卒に比べると第二新卒が応募可能な求人は少ない傾向にあります。新卒と同じような探し方をしていても、なかなか思うように求人探しが進まない可能性がありますよ。

あなたにぴったりの求人を効率的に見つけ出すには、企業探しの方法にも工夫が必要です。ここからは、第二新卒ならではの企業の探し方について解説していきます。

第二新卒で大手就職を目指している人はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。大手に転職するための重要ポイントも詳しく紹介しています。

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第二新卒でも狙える大手企業110選|将来性×意欲のアピールで攻略

第二新卒で大手企業を目指すのは、決して簡単なことではありません。みなさんの中にも、挑戦したいけどどんな対策をしたら良いかわからない……そんな人もいるでしょう。この記事では、専門家のアドバイスを交えて第二新卒で大手を目指すための対策を解説。希望のキャリア実現に向けて一緒に対策を固めましょう。

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求人サイトで「第二新卒歓迎」で検索

求人サイトを使うメリット
  • いつでもどこでも隙間時間に求人探しができる
  • 希望条件を絞って検索することができる
  • たくさんの求人情報のなかから比較検討しながら求人探しができる

求人サイトは、スマホ1台でいつでもどこでも求人を探すことができる便利さが魅力です。転職を考えた時、まず求人サイトから探す場合も多いですよね。

しかし、多くの求人のなかからあなたにぴったりな求人を探し出すのはなかなか難しいこともあります。そんなときは「第二新卒歓迎」で検索して、まず応募可能な求人情報に絞って探してみるのがおすすめです

また、第二新卒向けの求人をメインに扱っているRe就活のような求人サイトもありますよ。複数の求人を活用しながら、効率的にあなたに合った求人を探してみてくださいね。

米田 有希

米田 有希

サイトによっては条件に合った新着求人が出たときや、おすすめ求人をメールなどで知らせてくれる機能もあります。うまく活用することで、転職活動をスムーズに進めやすくなりますよ。

友人や知人に紹介してもらい「リファラル採用」を狙う

リファラル採用のメリット
  • 自社で働いている社員からの紹介なので企業からの信頼を得やすい
  • 現場で働いている人の生の声を聞いて事前に企業の雰囲気や企業が求める人物像をリサーチできる

周りの友人や知人に、自分が働いている企業を紹介してもらうリファラル採用を活用するのも選択肢の一つです

リファラル採用は、企業に勤めている社員に知人を紹介してもらい採用する制度を指します。社内の人の紹介のため企業から信頼が得やすいほか、紹介をしてくれた人から社内の雰囲気を聞く、企業が求める人物像についてリサーチするなどの情報収集がしやすいというメリットがあります。

本田 百合香

本田 百合香

ただ、紹介してもらったからといって選考に有利になるわけではありません。あくまで企業選びを効率的に進めるための手段と考え、選考対策に関しては抜かりなく取り組むことが大切です。

リファラル採用
  • 企業が自社の社員に、募集をかけている求人にマッチする人を紹介してもらい採用する制度

松下 建都

キャリアアドバイザーコメント松下 建都プロフィールをみる

リファラル採用=合格確定というわけではない

リファラル採用といっても、採用の可能性が上がるわけではありません。通常と同じ手順で選考があり、評価されます。油断せずに書類選考から面接対策まで、しっかりと準備をして挑みましょう。

準備不足なことが伝わってしまうと、入社への熱意や意欲が低いと思われてしまい、イメージダウンにつながるかもしれません。

紹介してくれた人からしっかり情報をもらい、企業の文化や選考方法についてリサーチをしておくと良いですよ。リファラル採用は選考を楽にするものではなく、よりしっかりと選考対策ができるものと考え、念入りな準備を重ねることが大切です。

就職エージェントに相談

就職エージェントに相談するメリット
  • 非公開求人を紹介してもらえる場合がある
  • 求人紹介から選考対策まで一対一でサポートしてもらえる

第二新卒として転職をするなら、就職エージェントの利用もおすすめです。就活のプロから一対一で求人探しや書類選考、面接対策などの幅広いサポートを受けることができます

また、就職エージェントではインターネット上に公開していない非公開求人を紹介してくれる場合もあります。掘り出し物求人を見つけるチャンスなので、ぜひ一度活用してみてください。

本田 百合香

本田 百合香

就職エージェントは、経歴やこれまで働いていた企業への不満、満足している点をふまえてぴったりの求人を紹介してくれます。求人が少ない傾向にある第二新卒にこそおすすめのサービスです。

転職以外の選択肢はない? 悩みを解消できるかもしれない3つの方法

職場を変えずに悩みを解消する方法

もし転職を思い悩んでいるなら、まずは今の職場でも現状を改善できる可能性のある方法を試してみるのも良いですよ。

ここからは、転職をしなくても悩みを解決できるかもしれない3つの方法を解説していきます。今の自分にどんな選択肢があるのか、ここで改めて確認してみてください。

①上司に悩みを相談し解決策を探してもらう

悩みを解決するうえでは、上司に相談して一緒に解決策を考えてもらうのが効果的です。職場の上司ならあなたよりもたくさんの選択肢を知っている可能性が高いですよ

また、第三者目線での冷静なアドバイスも期待できます。悩みを抱えていると、どうしても視野が狭くなりがちです。一度あなたの状況を客観的に見てもらうことは、悩みを解決するうえで重要なことですよ

米田 有希

米田 有希

悩みを口に出してみることで、自分の考えが整理しやすくなります。あなた自身も冷静に考えることができるようになる可能性があるので、ぜひ試してみてくださいね。

こんな状況なら上司に相談するのがおすすめ!
  • 上司との距離感が比較的近く相談しやすい環境にあるとき
  • まず何をすれば良いのかがわからず転職しか考えられないとき

②今の仕事で転職に役立つスキルを身に付け即戦力採用を目指す

同じ業界や職種でのスキルアップを理由に転職を考えているなら、今の職場で経験を積んで即戦力となるスキルを身に付けておくのも選択肢の一つです。

中途採用は、やはりスキルや経験が求められます今の職場で経験を積んだり、実績を残したうえで転職に挑めば、入社後に即戦力として活躍しやすくなりますよ

本田 百合香

本田 百合香

今の職場でより専門性を高められたり、業績を残せるような機会がないか上司に掛け合ってみるのもおすすめです。

こんな状況なら今の職場でスキルを身に付けるのがおすすめ!
  • とにかく早く転職したいわけではない
  • 今の会社で転職先に活かせるような実践的なスキルを積める可能性がある

③副業をして好きなことを仕事にする

仕事内容に不満があったり、ほかにやりたいことがある場合は、それを副業にするのも一つの手です。副業なら仕事量や時間を調整しながら働くことができるので、挑戦しやすいですよ。

もしあなたに実践的なスキルが身に付いているなら、転職先の企業で一からキャリアをスタートさせるよりもスムーズに希望をかなえられる可能性があります

また、収入が増やせるのも副業の魅力の一つです。うまくいけば新たな仕事につながる可能性もあり、自分次第で自由に活躍の幅を広げていくことができますよ。

松下 建都

松下 建都

ただし、休日を返上して働く必要があったり、成果が出なければモチベーションが下がってしまう可能性もあります。良い面ばかりではないことも考慮して、慎重に判断しましょうね。

こんな状況ならまず副業を始めてみるのがおすすめ!
  • 今からでも仕事を受注できそうな実践的なスキルを持っている
  • 仕事は変えたいけど収入が下がるのに不安がある
  • 自分の好きなことを本業としてやっていけるのか試してみたい
  • 現職が副業可能

第二新卒の転職は着実な準備がカギ! 的確な対策をして希望をつかもう

ここまで、第二新卒についての基礎知識や第二新卒の転職を成功させる方法、具体的な選考対策について解説してきました。

第二新卒には転職が難航しやすい面があり、新卒のときと比べて不利に思えるような状況に直面することもあるかもしれません。しかし、実態をふまえて着実な対策をすれば必ず希望をつかむことができます。

第二新卒の転職ならではの就活対策を一つずつ着実に実践し、希望のキャリアへ向けて進んでいきましょう。

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