目次
- 最終面接にマッチした逆質問一覧から聞くべき内容を見極めよう!
- 必ず押さえたい! 最終面接での逆質問に関する3つの前提
- ①逆質問は3〜5個は用意しておく
- ②これまでの選考とは違う逆質問を用意する
- ③質問の仕方は時間も含めこれまで以上に気を遣う
- 最終面接にマッチした逆質問一覧45選! 目的別に紹介
- ①熱意を前面に押し出す逆質問
- ②企業や仕事への興味を示す逆質問
- ③自身の成長や将来に関する逆質問
- ④面接で気になったことを深掘る逆質問
- 最終面接で聞く逆質問を決める4ステップ分析
- ステップ①最終面接で押し出したいことを整理する
- ステップ②企業と想定面接官の2軸でリサーチする
- ステップ③質問後の話の広がりやすさを考える
- ステップ④周囲の人に相談して質問を絞りこむ
- 要注意! 最終面接の逆質問で避けたい3つの内容
- ①調べてわかることを質問する
- ②条件面だけ聞く
- ③「特にありません」と答える
- 最終面接の逆質問について知りたい学生からよくある質問に回答!
- 最終面接の逆質問ではどんなことを聞いたらいいですか?
- 最終面接の逆質問をする際に注意すべきことはありますか?
- 最終面接の逆質問は最後のチャンスとして熱意を存分に伝えよう!
最終面接にマッチした逆質問一覧から聞くべき内容を見極めよう!
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。
最終面接を控えている学生から、こういった相談を受けることがよくあります。
「最終面接では、役員や社長にどんな逆質問をすれば良いですか?」
「最終面接に受かるために、逆質問の対策を万全にしておきたいです」
最終面接を受ければ必ず合格するわけではないので、逆質問の対策も万全にして通過率を高めることが大切です。
この記事では、最終面接で聞くべき逆質問一覧を軸に、どのような質問をすれば合格できるのかというポイントを解説します。最終面接で聞く逆質問の考え方や、実際に使える質問例をたくさん紹介するので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
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必ず押さえたい! 最終面接での逆質問に関する3つの前提

就活生
最終面接の逆質問って、今までの面接と同じように準備すれば大丈夫ですよね?

キャリアアドバイザー
今までと同じ対策では不十分なこともありますよ。必ず押さえておきたい逆質問での3つの前提を知っておくことが大切です。
ここからは、最終面接での逆質問に関する3つの前提を解説します。3つの前提を知っておくことで、社長や役員にも響く逆質問ができるようになりますよ。
社長面接については、以下の記事で解説しています。
関連記事
質問例50選|社長面接での逆質問は3つのコツで高評価を狙おう!
社長面接の逆質問は意欲を伝え高評価を目指すために重要になるため、慎重に選定しましょう。 この記事では、社長面接ですべき逆質問、対策方法などをキャリアアドバイザーが徹底解説します。
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①逆質問は3〜5個は用意しておく
最終面接では、逆質問を3〜5個は用意しておきましょう。最終面接では予想以上に逆質問の時間を取られる場合があります。
また、面接官によっては一つの質問に対して詳しく答えてくれる場合や、簡潔に回答するだけの場合もあります。すぐに逆質問の時間を終えてしまうと、「志望度が低い学生」という印象を持つ面接官もいるでしょう。

キャリアアドバイザー
逆質問は、面接の最後の時間です。質問がなく志望度が低いと思われないように、3〜5つの質問を用意して、その場に応じて聞き分けられるようにしておきましょう。
②これまでの選考とは違う逆質問を用意する
最終面接では、これまでの選考とは違う逆質問を用意しておく必要があります。一次や二次面接と同じ質問をしてしまうと、準備不足や成長していない印象を持たれてしまいます。
以下のように、今までの逆質問からレベルを上げられないか考えてみてください。
- 二次面接での逆質問:研修制度について教えてください
- 最終面接での逆質問:貴社で長期的にキャリアを築くために、新入社員に求めるスキルを教えてください

キャリアアドバイザー
面接官が社長や役員クラスであることを意識して、「これまでの質問から、どのような質問ができそうか」を考えてみましょう。
③質問の仕方は時間も含めこれまで以上に気を遣う
逆質問の内容だけではなく、聞き方や時間配分にも気を遣いましょう。
最終面接は限られた時間の中で、熱意と企業への理解をアピールする必要があります。質問が長すぎたり、相手の回答を遮ったりする聞き方をしてしまうと、マイナス評価になる可能性があります。
たとえば、最終面接で逆質問をするときは以下のような点に気を付けてみてください。
- 一つずつ簡潔に質問する
- 面接官が回答中は相槌を打ち、目を見てリアクションをする
- 逆質問が設けられていないときは、「質問させていただいてもよろしいでしょうか」と前置きを入れる

キャリアアドバイザー
面接の最後まで気を抜かずに、丁寧な姿勢やコミュニケーションを大切にしましょう
逆質問が思いつかない人は、そのまま使える逆質問例100選を確認してください
逆質問を本番でいきなり思いつける人は少ないでしょう。面接本番までにしっかりと準備をしておかないと、逆質問ができなかったり、ありきたりなことを聞いてしまったりして、面接官からの印象を下げてしまうかもしれません。
そこで活用したいのが「逆質問100例」です。この資料では内定者が実際に答えた逆質問の事例を知ることができるので、面接を突破できる質問の仕方がわかります。
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最終面接にマッチした逆質問一覧45選! 目的別に紹介

就活生
最終面接では、どんな質問をすれば良いのでしょうか?

キャリアアドバイザー
最終面接では、目的に応じて質問を使い分けることが大切です。熱意をアピールしたいのか、企業理解を深めたいのかなどによって選ぶべき質問が変わってきますよ。
ここからは、最終面接にマッチした逆質問一覧45選を紹介します。目的別に逆質問を紹介するので、知りたい内容に合わせて活用してくださいね。
最終面接の逆質問対策|最後のPRで内定率アップを目指そう
①熱意を前面に押し出す逆質問
熱意を前面に押し出す逆質問をすることで、「この会社で絶対に働きたい」という熱い思いをアピールできます。志望度の高さをアピールしたい場合や、ほかの学生よりも好印象を持ってもらいたいときにおすすめです。
- 貴社で活躍するために、入社までに身に付けておくと良いスキルを教えてください
- 貴社で貢献できる人材になりたいです。新入社員に求めることは何ですか
- 入社後、すぐに即戦力になった人に共通していたことを教えてください
- 〇〇さんは入社後、どのようにキャリアを築いてきましたか
- 企業理念を実現するために、心掛けていることがあれば教えていただきたいです
- 貴社で長年働いている方は、どのようなキャリアを築いていますか
- 私は〇〇職を志望しているのですが、〇〇職に求めることは何ですか
- 貴社の企業文化に馴染むために、入社前に読んでおくべき本などはありますか
- 〇〇職で結果を出している社員に共通することを教えてください
- 〇〇さんが働くうえで大切にしていることを教えてください

キャリアアドバイザー
「入社までに何をすべきか」「◯◯を実現するためには何が必要か」というスタンスの質問ができると、熱意が伝わりますよ。
社長面接や最終面接で入社意欲をアピールする逆質問は、以下の記事でも紹介しています。
関連記事
社長面接の質問では入社意欲アピールが重要|回答例や注意点も紹介
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②企業や仕事への興味を示す逆質問
企業や仕事への興味を示す逆質問することで、業界・企業研究ができているアピールになります。入社後の先まで見据えてイメージしていることが伝わるので、志望度の高さもアピールできます。
以下のように、企業や仕事への興味を示す逆質問ができないか考えてみましょう。
- 貴社が今後5年間で最も注力する事業は何ですか
- 新入社員が関わることが多い業務は何がありますか
- 〇〇事業と△△事業の違いや連携についてお伺いしたいです
- 最近の業界動向の中で、貴社が特に意識していることはありますか
- 私は〇〇職を志望しているのですが、◯◯を実現できる環境はありますか
- 貴社で働くうえで、若手の裁量はどのくらいありますか
- 〇〇さんは、競合と比較してどのような点が強みだと考えていますか
- 入社までにスキルを付けたいです。現場で使っているツールやシステムを教えてください
- 貴社の今後の海外展開やグローバル事業について教えていただきたいです
- 貴社で働く中で、〇〇さんが最も魅力に感じることは何ですか

キャリアアドバイザー
熱意をアピールするためには、企業ホームページや説明会で得た情報を深掘りして、調べてもわからないことを質問するのがポイントですよ。
③自身の成長や将来に関する逆質問
自身の成長や将来に関する逆質問をすることもおすすめです。入社後のキャリアビジョンが明確になっていることや、長期的に企業で活躍したい思いを伝えられます。成長意欲があり、向上心を持って働くことをアピールしたい人は逆質問してみましょう。
たとえば、以下のような質問があります。
- 活躍されている方の中で、最も多いキャリアのパターンを教えてください
- 入社後5年間で、どのような成長を新入社員に期待していますか
- マネジメント職に就いている方は、どのようなキャリアを積んでいますか
- 専門性を高めたいと思っています。入社後はどのような研修がありますか
- 貴社では、自分でキャリアを選べる環境がありますか
- 活躍されている方が、新入社員のときに実践していたことを教えてください
- 昇格や昇進などで重視している評価基準はありますか
- 貴社では転勤や異動などは、どれくらいの頻度でありますか
- ◯◯さんが入社前後でギャップを感じたことを教えてください
- 社内で若手が挑戦しやすい環境や取り組みはありますか

キャリアアドバイザー
キャリアビジョンや志望職種を絡めたり、面接官の役職に合わせて伝えたりできると、具体性が生まれるので得たい回答をしてもらいやすくなりますよ。
④面接で気になったことを深掘る逆質問
面接で気になったことを深掘りする逆質問も考えておきましょう。面接での会話をしっかりと聞いていることや、関心を持って挑んでいることをアピールできます。
その場の流れで質問しやすいので、逆質問の時間がない場合にもおすすめです。
- 先ほどお話しいただいた新規事業について、詳しく教えていただきたいです
- 若手のうちは現場に出ることが多いとおっしゃっていましたが、具体的な業務内容を教えていただきたいです
- 職種は入社後に決まると伺いましたが、希望はどの程度反映されるのでしょうか
- 〇〇の制度は、どのくらいの社員が利用していますか
- お話しいただいた企業の課題について、新入社員でも貢献できることはありますか

キャリアアドバイザー
面接中に疑問を解消できるように、あらかじめ用意しておく逆質問に加えて、気になったことを深掘りする質問も考えておきましょう。
キャリアアドバイザーが読み解く!一番おすすめの質問は?
熱意をアピールできる質問がおすすめ
最終面接であれば、やはり熱意を最大限に出せる質問がおすすめです。入社することを前提として、「その先に何をすべきか」というような積極的な姿勢が伝わる質問ができると良いでしょう。
たとえば文系出身者が技術系の職種に進む場合、「入社までに準備すべきことを教えてください。具体的に何をどのくらいの期間でやったら良いですか?」といった質問が効果的です。学ぶ意欲を強くアピールすることができますよ。
最終面接で聞く逆質問を決める4ステップ分析

就活生
逆質問の例文をたくさん見ましたが、どんなことを聞けば良いか迷ってしまいます。

キャリアアドバイザー
確かに迷いますよね。では、どのような逆質問をすれば良いか、決めるときの考え方を紹介しますね。
ここからは、最終面接で聞く逆質問を決めるうえで役立つ、4ステップでの分析方法を解説します。4ステップに沿って逆質問を決めることで、迷うことなく目的に合った質問を考えられるようになるでしょう。
ステップ①最終面接で押し出したいことを整理する
まず、最終面接で押し出したいことを整理しましょう。逆質問は情報を収集するためというよりも、あなたの熱意をアピールするための時間です。
何をアピールしたいか曖昧なまま逆質問を選ぶと、せっかくの機会が無駄になってしまう可能性があります。
熱意を押し出すときは、相性の良さ、やりたい仕事、成長意欲など、これまで押し出してきたアピールポイントを含めて考えるのが大切です。今までの発言と一貫性が生まれますよ。
「チームでの経験」をアピールしてきた場合:組織やチームでの業務内容に関する逆質問を選ぶ

キャリアアドバイザー
面接官から「なぜその逆質問を選んだのですか」と深掘りされても、一貫性を意識して考えていれば納得してもらえる回答ができるでしょう。
最終面接で聞かれることは、以下の記事でも解説しています。
関連記事
最終面接でよく聞かれること17選! 模範解答や対策方法も解説
最終面接で聞かれることには共通点があり独自の対策が必要です。この記事ではキャリアドバイザーが最終面接で聞かれることの4つの系統について説明したうえで、17個の質問例とともに回答例を紹介します。回答のコツも解説するので参考にしてくださいね。
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ステップ②企業と想定面接官の2軸でリサーチする
逆質問は、企業と想定面接官の情報の2軸でリサーチし、質問内容を調整することが大切です。同じ企業でも、面接官によって適切な逆質問の内容が変わります。
たとえば、人事部長と社長では答えられる質問の範囲や視点が異なるでしょう。企業のことだけを調べていては、面接官に合わない質問をしてしまい「準備不足」「リサーチが足りない」という印象を持たれてしまう可能性があります。
企業や面接官に関しては、以下のようなことをリサーチしておきましょう。
- 事業内容、競合他社、業界動向
- 企業理念、ビジョン、中期経営計画
- 企業の最近のニュース
- 企業の採用サイト、社員インタビュー
- 役職と担当の業務
- 経歴や専門分野
- 過去のインタビュー記事、SNSでの発信
社長との面接で事業戦略を聞きたいなら「社長は今後の企業の成長戦略で、何を最も重視されていますか」と質問できます。

キャリアアドバイザー
誰に何を聞くかを考えておき、面接官ごとに適切な逆質問をできるように準備しておきましょう。
事業内容や企業研究の方法は、以下の記事を参考にしてみてください。
事業内容
事業内容とは|企業研究や選考対策への活用方法を事例付きで解説
企業研究
就活の成功は企業研究が鍵! コツを押さえた6ステップで内定獲得へ
ステップ③質問後の話の広がりやすさを考える
ここまできたら、次は話の広がりやすさを考えて逆質問を選びましょう。
逆質問は話のきっかけになるので、そこからどのように会話が派生するかも考えておくことが大切です。良い逆質問は面接官からさらに深掘りされたり、関連する話題に発展したりします。興味を持って話せる質問のほうが、話が広がりやすいでしょう。
- 価値観の質問:「社長が考える、貴社で長く活躍される方の共通点は何ですか」
上記のような質問をすれば、企業が求める人物像をリサーチしつつ、自分と適性があるか、どのようなキャリアを築きたいかなどのアピールにつなげられます。

キャリアアドバイザー
面接官によっては「なぜその質問をしたのか」「あなたはどう思いますか」と聞いてくることもあるので、ある程度答えられるテーマで考えておくと良いですよ。
ステップ④周囲の人に相談して質問を絞りこむ
最終的には周囲の人に相談して、逆質問を絞ることも重要です。どのような逆質問が適切か、表現が間違っていないかなど、自分では客観的に判断しにくいこともあるでしょう。
第三者の視点で判断してもらうことで、自分では気付けなかった改善案や新しい質問が見えてきますよ。
- キャリアセンターの職員に聞
- 内定を得た先輩に聞く
- 先に同じ企業を受けた人に聞く

キャリアアドバイザー
逆質問を考えるときは、一人で考え込まずに積極的に周囲の人に相談してみましょう。
「逆質問のバリエーションがない…」
内定者の実際の逆質問を参考にしよう!
逆質問が少ししか思いつかないと、「一次面接・二次面接で逆質問が同じになる……」と悩んでしまいますよね。
そんなときは「逆質問例100選」を活用しましょう。内定者が実際におこなった逆質問を100種類収録しているので、志望業界・職種、選考フェーズに合った逆質問が見つかります。
面接の流れ次第では用意していた逆質問ができない可能性もあります。逆質問例を参考にして逆質問のバリエーションを増やし、面接本番に備えましょう。
要注意! 最終面接の逆質問で避けたい3つの内容
逆質問で何を聞こうと個人の自由ですが、あくまでここは選考の場。ましてや最終面接となれば、最大の目標であった内定まであと一歩です。そう考えれば、「こういった質問は避けておくのが無難」という注意点を押さえておくことも大切です。調べて簡単にわかることは避けなければなりません。
ここからは具体的に3つの避けておきたい質問を解説するので、最終面接前にしっかりチェックしておきましょう。
①調べてわかることを質問する
最終面接の逆質問では、調べてわかることを聞くのは避けておきましょう。企業の基本的な情報は公式HPにほとんど掲載されているため、それらに関する質問をすると「企業のことを調べていない」「興味が薄い」と思われてしまいます。
調べてわかる逆質問には、以下のようなものがあります。
- どのような事業をしていますか
- 創業当時はどのような仕事をしていましたか
- 本社はどこにありますか
- 従業員は何人ですか
- 海外支社は何拠点ありますか

キャリアアドバイザー
事前に調べたうえで、もっと知りたい、実際に企業の中の人の声を知りたい、という点で質問を考えてみましょう。
②条件面だけ聞く
仕事に関する質問でも、雇用形態や待遇などの条件面ばかり質問するのは控えましょう。
確かに、条件面の質問をして、入社に向けて知識を深めておくことは重要です。しかし、雇用形態や待遇に関する質問ばかりになると、「条件が良ければ自社以外に行くのでは」と思われてしまい、入社意欲の面で不安を抱かれるかもしれません。
- 給料はどれくらいですか
- 昇給はありますか。また、どのくらいのペースですか
- ボーナスは年に何回支給されますか
- 有給は確実に取得できますか
- 年間休日を教えてください
- 福利厚生の内容を詳しく教えてください

キャリアアドバイザー
条件面を聞くなら、たとえば「休日はスキルアップに充てたいのですが、そういった理由で有休をとられる方はいますか」など、前向きな表現に言い換えるのもおすすめです。
③「特にありません」と答える
逆質問をするかどうかは自由ですが、面接官は「自社に本当に入社したいと思っているか」などの、学生の志望度を見ています。「質問は特にありません」と答えてしまうと、熱意が低く、企業に興味がないと判断されてしまう可能性もあります。
最終面接の逆質問となれば、多くの場合企業にアピールできるまさに最後のチャンスです。そのチャンスを活かせるよう、逆質問は必ず準備しておきましょう。

キャリアアドバイザー
良くも悪くもここで印象が逆転するケースもあるので、最後まで気を抜かないことが大切です。
逆質問を多くストックしたいなら、逆質問例100選をチェックしよう
逆質問を1~2個しか用意していない場合、時間が余ったり、それまでのやり取りで答えが出たことを繰り返し質問したりして「熱意が低そうだな」とかえって低評価になるリスクがあります。しかし逆質問が思いつかない人も多いはず。
そんなときは「逆質問例100選」を活用しましょう。内定者による実際の逆質問を100個収録しているで、面接官がついたくさん話したくなるような逆質問を手軽に用意できます。
ぜひ活用して、内定へのあとひと押しを勝ち取りましょう、
最終面接の逆質問について知りたい学生からよくある質問に回答!
最終面接の逆質問では、「何を聞いたら良いのかわからない」「注意するべきポイントを知りたい」と思っている学生もいるでしょう。そういった学生からのよくある質問に、キャリアアドバイザーが回答します。
ここまでの解説のおさらいとしてチェックしてくださいね。
最終面接の逆質問ではどんなことを聞いたらいいですか?
自分のキャリアビジョンや働き方に関連する質問をするのがおすすめです。入社したい熱意の高さのアピールにもつながりますよ。
「質問するのがマナーだから」といった受け身の姿勢ではなく、働くことを想定した疑問点を解消したり熱意をアピールしたりできる質問を考えましょう。その姿勢自体が評価されることも考えられますよ。
最終面接の逆質問をする際に注意すべきことはありますか?
逆質問では、調べてわかる内容や条件面ばかりを質問するのは避けましょう。また、「特に質問はありません」と答えるのも避けておきたい回答です。企業への志望度や関心が低いと思われてしまう可能性があります。
最終面接の逆質問は最後のチャンスとして熱意を存分に伝えよう!
最終面接の逆質問では、企業への関心や熱意が伝わるような内容を選ぶことが大切です。また、質問の内容だけではなく、聞き方や態度も含めて評価されるので、丁寧な受け答えを心掛けましょう。
逆質問を考えるときは、面接官に合わせた内容にしたり、今までにアピールしてきたポイントや企業が重視している内容と絡めて伝えるのもおすすめです。
最終面接の逆質問は、最後のアピールできるチャンスと捉えて、志望企業への熱意を存分に伝えましょう。
キャリアアドバイザーの体験談実際に面接官に刺さった逆質問
キャリアアドバイザー
吉川 智也
プロフィールをみる自分で収集した情報をふまえた逆質問が刺さったケースがある
実際に逆質問で高い評価を得た例として、自力で収集した情報をもとに質問をした学生がいました。その学生は、インタビュー記事で語られていた社長の考えをもとに「こういった考えをどのように仕事に落とし込んでいますか」という質問をしていましたね。
企業のホームページに掲載されているような「一般的な企業理念」ではなく、あくまで学生本人が自力で見つけた情報をもとにした深掘り質問という点が「よく調べてくれている」と非常に高評価だったようです。
このような前のめりの姿勢を示すことができれば、高評価につながることが多いです。逆質問を考える際はぜひ意識してみてください。