【質問例55選】質問はありますか?と面接で聞かれた時の答え方

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逆質問例55選 「質問はありますか」 面接で聞かれたら〇〇と答えよう

目次

  1. 面接では「質問はありますか?」と聞かれることが多い! 
  2. 「質問はありますか?」と面接官がたずねる3つの理由
  3. ①学生の疑問を解決するため
  4. ②志望度をチェックするため
  5. ③コミュニケーション能力をはかるため
  6. 意図・面接別で紹介! 面接で好印象な逆質問例55選
  7. ①仕事へのやる気をアピールする質問
  8. ②保有資格やスキルをアピールする質問
  9. ③自分の将来にかかわる質問
  10. ④企業の過去の取り組みに関する質問
  11. ⑤企業の現状に関する質問
  12. ⑥企業の将来に関する質問
  13. ⑦面接官に関する質問
  14. ⑧一次面接:企業について理解を深める質問
  15. ⑨二次面接:実務に則した質問
  16. ⑩最終面接:会社全体に関する質問
  17. 面接の「質問はありますか?」で避けるべき逆質問
  18. NG例①仕事の条件に関する質問
  19. NG例②調べればわかる基本的な質問
  20. NG例③企業に与えてもらおうという姿勢が感じられる質問
  21. NG例④すでに説明してもらった内容の質問
  22. NG例⑤自信のなさが伝わるネガティブな質問
  23. NG例⑥面接官によっては答えられない質問
  24. 面接で「質問はありませんか」と聞かれたときのよくある悩みに回答! 
  25. 面接で「質問はありますか」と聞かれるのはなぜですか? 
  26. 面接で「質問はありますか?」と聞かれたときに好印象を得られる質問が知りたいです
  27. 面接の「質問はありますか?」は意欲をアピールする時間にしよう

面接では「質問はありますか?」と聞かれることが多い! 


こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から

「面接で質問はありますかと聞かれて動揺してしまいました」

「質問はありますかと聞かれたら、何と返すのが正解なのでしょうか」

という声を多く聞きます。

面接官からの「質問はありますか?」は就活用語で「逆質問」と呼ばれています。逆質問は評価に入らないと思っている学生もいますが、面接の最後にアピールする機会でもあるため、内容次第では評価に影響することもあります。

そのため、何を質問するかが非常に重要になってくるのです。面接官からの「質問はありますか?」に上手に対応するためにも、質問する際のポイントや具体的な内容について知っておきましょう。

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「質問はありますか?」と面接官がたずねる3つの理由

「質問はありますか?」と面接官がたずねる3つの理由

逆質問をする際は、面接官の意図を理解したうえで質問することが大切です。意図の理解が不十分だと、せっかくの機会を活用し切ることができません。

質問の意図がわかると、どんな逆質問をすれば面接官が評価するのか、逆に評価しないのかがわかってきますよ。高評価を得るためにも、一緒に確認していきましょう。

①学生の疑問を解決するため

企業が逆質問の時間を設けるのは、学生の不安を解消し、内定承諾率を少しでも上げようとしているためです。

ホームページなどの企業が開示している情報だけでは、細かい制度や実際の雰囲気を知ることは難しいですよね。企業に対して疑問が残ったままだと、学生としても内定承諾に踏み切れません

そこで企業は逆質問の時間を設け、スムーズに選考に進んでもらう、または内定を承諾してもらおうと考えているのです。

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企業側の配慮によって設けられている時間でもあります。存分に活用していきましょう。

会社の魅力付けにもつながる

学生からの質問に答えることで、学生はその企業への理解を深めていきます。そして疑問が解消されていくにともなって、その企業への意欲が上がったり魅力に感じる点が増えていくものです。

逆質問は、学生の疑問解決と同時に自社への志望度を上げることにもつながるのです。

②志望度をチェックするため

逆質問は前述のとおり学生への配慮として設けられている時間ではありますが、面接である以上評価の対象でもあります。面接官は学生の質問内容から志望度や就職意欲の高さが感じ取れるかをチェックしているケースが多いです。

そのため、「特にありません」というような熱意が感じられない答え方をしてしまうと、「企業に対する興味が薄い=志望度が低い」と思われるのです

こうした、いわば就活生の意気込みの高さは企業としても要チェックするポイントであるからこそ、こちらの記事の解説も合わせて確認して、しっかり対策しておくようにしましょう。

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③コミュニケーション能力をはかるため

逆質問は学生がその日初めて会話の主導権を握る機会であり、適切にコミュニケーションを取る力が求められます

たとえば、場にふさわしい質問をする力や会話を広げる力、自分の聞きたいことを正しく説明する力が必要です。そのため、面接官は質問の仕方や内容から学生のコミュニケーション能力がどの程度あるのかをチェックしているのです。

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また、一つの回答に対してさらにもう一歩ふみ込むような質問をすると、より深い情報を引き出すことができますよ。

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意図・面接別で紹介! 面接で好印象な逆質問例55選

面接官から「質問はありますか?」と聞かれた場合、アドリブで答えようとすると回答が思いつかず、答えに詰まってしまうケースは実際あります。事前にある程度イメージを膨らませておくことが大切です。

そこで、ここからは意図や面接のフェーズ別におすすめの逆質問について紹介していきます。質問のタイプや、選考フェーズごとにどんな質問をするべきかなど、細かく分けて説明していきます。ぜひ参考にしてください。

なお、逆質問の締めをどのようにしたら良いのか迷う人もいるかもしれません。流れやポイントなどは以下の記事で解説しているので、気になる人はぜひ参考にしてみてくださいね。

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①仕事へのやる気をアピールする質問

逆質問では意欲のアピールができます。熱意を存分に伝えるためには、働くために必要となるものを得ておこうとする姿勢を見せると良いでしょう。また評価制度や成長に関する質問をするのもおすすめです。

仕事へのやる気をアピールする質問例
  • 御社で活躍されている方に共通する特徴を教えてください
  • 仕事において理想の後輩(社員・部下)像を教えてください
  • 残業を減らすために、社員の方がおこなっている取り組みについて教えてください
  • 入社するにあたって身に付けておくべき能力は何ですか? 
  • 御社の教育制度について教えてください
  • 御社の評価制度はどのような基準になっていますか

②保有資格やスキルをアピールする質問

実際の業務で役立つ資格や、インターンで実務経験を積んでいる学生は、それを質問する際に盛り込むと良いでしょう。すでに業務にかかわる一定のスキルや知識を持っていることは、プラスに影響する可能性もあります。

このとき、ただ経験やスキル、知識をひけらかすようになってしまうのは避けましょう。まだその企業の実際の業務には触れていないので、「偉そうだな」と思われてしまうかもしれません。

保有資格やスキルをアピールする質問例
  • 現在○○の資格があるのですが、この資格は御社の業務にどのように活かせるでしょうか
    御社のサマーインターンにて○○さんからいただいた××というアドバイスは、業務のなかではどのような形で活用できますか? 
  • 過去に留学経験があるのですが、これで培った英語力が活かせる機会はありますか? 
  • ○○という資格を保持しており、さらに高めていきたいのですが資格試験をサポートしてくれるような制度はあるのでしょうか
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これまでの経験やスキルを業務とつなげたいという姿勢を忘れないようにしてくださいね。

③自分の将来にかかわる質問

自分の将来についてきちんと考えられている学生は好印象に映ります。社会人としてきちんと働く覚悟ができている、またその企業で長く働くつもりがあると受け取られるからです。キャリアプランについて質問してみるのもアピールにつながりますよ。

自分の将来にかかわる質問例
  • 最終的には企画の仕事がしたいと思っているのですが、企画職に就くまでの一般的なキャリアパスについて教えてください
  • 御社の管理職の方々の平均年齢はどれくらいでしょうか
  • 御社では、どのような経歴を持つ方が管理職になっていますか
  • ジョブローテーションから本配属までの流れを教えてください
  • 描くキャリアを変更したいと考えたときに、所属部署からの異動は可能なのでしょうか
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実際にリーダーやマネージャーなど、何かしらのポジションで働いている人の経歴についてたずねるのもおすすめです。

キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!企業に響く逆質問の具体例

熊野 公俊

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熊野 公俊

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将来を考える姿勢と入社後の意欲が伝わる質問は高評価

私が学生におすすめの質問としていつもアドバイスしているのは、「御社で若いうちから評価されやすい人に共通する特徴を教えてください」という質問です。この質問をすることで、「若いうちに活躍したい」という意欲を示すことができます。また、長期目線で考えている点も高評価につながりやすいですよ。

④企業の過去の取り組みに関する質問

企業の歴史をたどり、これまでにおこなっていた過去の取り組みについてたずねるのも良いですね。これは綿密な企業研究をおこなっていないとできない質問です。「この学生はよく企業について調べている」と印象付けることができますよ

企業の過去の取り組みに関する質問例
  • ××年のプロジェクトの成功の秘訣を教えてください
  • ひとつの会社で○○事業と○○事業というまったく別の事業をおこなうことになった経緯について教えてください
  • 業務を試行錯誤していくなかで、つまずいた経験はなんですか
  • ××年に一度○○事業から撤退されているようですが、この理由はどうしてですか
  • ○○事業の失敗から現在の成功に至った大きな理由について教えてください
  • 過去におこなわれていた○○事業は今後再度始める予定はないのでしょうか
  • 過去の取り組みのなかで、御社の企業理念を実感できたエピソードがあれば教えてください
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学生にとっても現在の成功につなげる秘訣を知ることができるので、何か今後のキャリアにおいて参考にできる部分があるはずです。

⑤企業の現状に関する質問

現状に関する質問は、面接官ももっとも答えやすい質問でしょう。だからこそ濃い内容が返ってくることが期待できます。企業理解をさらに深めたい際にはバッチリの質問ですね。

またWebや資料には公開されていない情報を得ることができれば、その後の選考でも大いに生かせます

社内から見た自社の強み・弱み、競合との比較などといった情報をキャッチし、今後の選考において、その課題や弱みを解決するための方策を提案できると評価もグンと上がるはずです。

企業の現状に関する質問例
  • 御社の強みは○○だと感じていますが、反対に現状での弱みはあるのでしょうか
  • 同業他社と差別化を図るためにおこなっている工夫について教えてください
  • 現在この業界では○○という傾向がありますが、これに対して具体的に取り組んでいる対策はありますか
  • 御社の長期的な目標を達成するために、現在部署全体で努力していることはありますか

⑥企業の将来に関する質問

企業の将来についての質問は、そのときの業績や興味だけでなく長期的な視点をもって企業選びをしているとして良い印象につながるでしょう。また学生側からしても、この企業に将来性はあるのかを知ることで、選択の参考にすることができます

企業の将来に関する質問例
  • 今後はどのような事業を展開していく予定ですか
  • これからの○○業界に必要なものは何だとお考えですか
  • 御社の最大の強みである○○を活かして、今後どのような展開をお考えでしょうか
  • 今後の海外での営業戦略について教えてください
  • 今後衰退していく産業、伸びていく産業は何だと思いますか
  • 現在この業界は○○な現状だと考えていますが、これに対して御社はこの先どのような対策を検討していますか
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ただし、これからの展開についてはすでにHPなどで公開済みである可能性もあります。事前にチェックしておき、重複のないようにしましょう。

⑦面接官に関する質問

面接官はその企業の社員ですから、自分がその企業で働く姿にもっとも近い存在であるといえます。面接官そのものにフォーカスして質問をすることで、実際に働く際のイメージを膨らませることができるでしょう。

面接官本人に対して質問する際は、質問前に面接官の役職や所属部署などについて把握しておきましょう。部署が違えば仕事内容も変わりますから、相手に応じた質問をすることが重要です。

面接官に関する質問例
  • 現場で働く際に、日々意識されていることを教えてください
  • これまでにどのような部署を経験されたのですか? 
  • 現在の役職に就くまでに、意識されてきたことは何でしょうか
  • 現場の皆さんの1日のスケジュールを教えてください
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面接官の経験が引き出せるように具体的に質問をすることも心掛けてくださいね。

⑧一次面接:企業について理解を深める質問

一次面接の段階では、企業研究もまだ進んでおらず、企業理解が浅い人が多いのではないでしょうか。

そのため、逆質問の場を利用して企業理解を深めるようにしましょう。面接官は人事部の採用担当者や現場の若手・中堅社員である場合が多く、企業の魅力を伝えることに長けている場合が多いです。

企業の社風や雰囲気、簡単な業務や組織図などについてたずねられると良いですね。ここで事業の展望や経営戦略などの経営層に聞くような質問をしたとしても、立場が異なるため詳しい回答は返ってこないかもしれません。面接官の立場に合わせた質問をするようにしましょう。

企業について理解を深める質問例
  • 〇〇職を希望しているのですが、〇〇に適した人材像について教えてください
  • 学生のうちに勉強しておくことや経験しておいたほうが良いことがあれば教えてください
  • 御社はどのような社風ですか? 
  • 社員の皆さんの雰囲気を教えてください
  • 現状、私と年齢の近い社員にはどのような方がいますか
  • 御社の組織図と、各部署のかかわり合いについて教えてください
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逆質問はアピールの場であると同時に自分のためでもあることを再度認識しておきましょう。

なお一次面接での逆質問や、一次面接でおこなわれることの多い集団面接での逆質問の注意点や質問例などは以下の記事で紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
集団面接で役立つ逆質問55選|シチュエーション別の対策まで網羅
一次面接の逆質問70選|好印象をつかむポイントやNG例も解説

⑨二次面接:実務に則した質問

二次面接の面接官はおもに現場の社員が担当することが多いです。加えてポジションも中堅社員や管理職など、一次面接の面接官よりも上がる場合がほとんどです。だからこそ、現場や実際の業務、そしてチームをまとめる立場だからこそ聞ける質問をしてみましょう

実務に則した質問例
  • これまでで一番やりがいを感じた仕事を教えてください。
  • これまでで一番つらかった仕事を教えてください。
  • 入社までに準備しておくべきことはありますか? 
  • 業務で役に立つおすすめの資格はありますか? 
  • 部署の雰囲気を教えてください。
  • 〇〇さんが部下に求めることは何ですか? 
  • 新入社員に一番期待している部分はどのようなことでしょうか

なお、二次面接の逆質問における注意点や押さえておくべきポイントを詳しく知りたい人はこちらの記事も参考にしてください。

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二次面接では逆質問も一次面接で聞いた内容よりも深めて考えることが重要です。二次面接の逆質問で聞くべき内容を、60個の質問例や注意点も合わせてキャリアアドバイザーが徹底解説します。二次面接だからこその逆質問の考え方も紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。

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二次面接で聞きたい逆質問例60選! 好印象に導く3つの鉄則とは

⑩最終面接:会社全体に関する質問

最終面接は社長や役員など、経営層が担当することが多いです。そのため、実務にかかわる質問ではなく会社全体を包括するような質問をすると良いでしょう。今後の展望やこれからさらに利益を伸ばしていくための方策などについてたずねてみると良いですね

逆に実務レベルの質問は、現場に携わっていない経営層にはわからない部分もあるでしょう。実務に関する質問は避けたほうが良いかもしれません。

会社全体に関する質問例
  • 今後どのように事業を展開していきますか? 
  • ○○事業の今後の展望について教えてください
  • この会社で解決したい社会課題を教えてください
  • これまでどのようにキャリアを積みましたか? 
  • 御社で活躍する社員に共通していることは何でしょうか? 
  • いずれは海外支店で活躍したいと考えているのですが、そうした人材はどのようにして選ばれているのでしょうか? 
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経営層の方々は、礼儀もしっかり見ている場合も多いです。失礼のない言葉で質問するよう心掛けましょう。

最終面接でするべき逆質問例はこちらの記事でさらに紹介しています。

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キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!逆質問をする際に押さえておきたいポイント

吉川 智也

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誰に質問するのかを考えたうえで質問しよう

質問をする面接官が誰なのかによっても質問を工夫する必要があります。たとえば、入社3年目の人事が面接官の場合、具体的なイメージを持つためにも「〇〇さんが入社したときは何を頑張っていましたか?」と聞くのは非常に有益でしょう。

しかし、面接官が役員や社長の場合は時代や状況が大きく変わっている場合が多いため、同じような質問は適切ではないかもしれません。「誰に質問をするのか?」という点もしっかりと考えて逆質問をしましょう。

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面接の「質問はありますか?」で避けるべき逆質問

「質問はありますか?」と問われたからといって、何を質問しても良いというわけではありません。内容次第では印象が悪くなりマイナス評価につながるものもあります。

逆質問で評価を落とさないためにも、内容は慎重に選定しなければなりません。ここからは、よくある逆質問のNG例を紹介します。

NG例①仕事の条件に関する質問

仕事に関する質問でも、条件面に関する質問だけをするとマイナスの印象に転じてしまいます。

仕事の条件に関する逆質問
  • 給料はいくらですか? 
  • 残業代は出ますか? 
  • 月の残業時間はどれくらいですか? 
  • 有給は取れますか? 

条件面は気になるかもしれませんが、給料や残業などに関することだけを質問するのはおすすめしません。

条件面の質問をすると、条件ばかりが気になっているという印象を受けます。面接で条件面ばかり質問するのは「条件がよければどこでも良い」といっているようなものです。

あまりに質問しすぎると呆れられる可能性があるので、もし質問したい場合は「〇月はお忙しいと思いますが、どのような勤務体制を取られているのですか?」など仕事と関連付けるのが良いでしょう。

NG例②調べればわかる基本的な質問

業界、企業、仕事全般に関することでも、調べてすぐにわかることは避けておくのがおすすめです。

調べればわかる逆質問
  • どのような事業をしていますか? 
  • 主力商品は何ですか? 
  • 従業員数はどれくらいですか? 
  • 創業してから何年になりますか?

 

企業からすると「事前に調べておいて当たり前」なことであり、「これらを知らないのになぜ志望したのか?」と反対に疑問を持たれても不思議ではありません。

逆質問は、調べてもわからなかったことを面接官に質問できる機会です。質問する前に企業研究はしっかりとおこなっておきましょう。

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質問の際はある程度自分のなかで仮説を持ったうえで質問すると良いですね。主力商品の質問で言えば「主力商品の〇〇は業界の▲▲という動向をふまえると、海外への販売展開も考えられると思うのですが、いかがでしょうか?」という聞き方が良いでしょう。

面接対策にも役立つ企業研究のやり方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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NG例③企業に与えてもらおうという姿勢が感じられる質問

企業に対して「こうしてほしい」「与えてほしい」という欲求を感じさせる質問は良い印象を持たれません。なんでも受け身の社員より能動的な社員のほうが成長も早く、その分自社への貢献も見込めるからです

与えてもらう姿勢の逆質問
  • 未経験ですが、指導は手厚くしていただけるのでしょうか?
  • 配属先が合わなかったらすぐ変えてもらうことはできますか?
  • 会社から近い場所に社宅を用意してもらえますか?

どうしても気になるのであれば、「未経験ですがなるべく早く戦力になりたいと思っています。研修などでご指導いただく機会はあるのでしょうか?」等と前向きなニュアンスでたずねるのが良いでしょう。

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質問の仕方で面接官の受け取り方も変わるので、言葉足らずにならないように注意しましょう。

NG例④すでに説明してもらった内容の質問

たとえば、面接官がすでに「弊社は業界内でも〇〇に力を入れており、国内トップシェアを誇っています」といったのに対し、逆質問で「御社の強みは何ですか?」と質問するのは「話を聞いていなかったのでは」と思われても仕方ありません。

事前に逆質問の内容を考えておくのは良いことですが、すでに回答をもらっていることを聞くのは避けましょう。事前に強みについて逆質問しようと考えていた場合は、強みを軸に深掘りするのがおすすめです

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たとえば「先ほど〇〇に力を入れているとおっしゃいましたが、今後も拡大を続けるためにどのような新しい取り組みをお考えなのでしょうか」などと、今後の展開について質問するのもひとつの方法です。

NG例⑤自信のなさが伝わるネガティブな質問

逆質問は自分のことをアピールする機会なので、わざわざネガティブな内容を伝えるのはもったいないです。

ネガティブな逆質問
  • 私のほかにどのくらいの人が選考に進んでいますか? 
  • 私は〇〇について知識やスキルがないのですが大丈夫でしょうか? 
  • 不合格になったときのために二次募集の予定についてお伺いしたいです

面接官が学生の自信なさそうな態度を見た場合「採用しても大丈夫だろうか」「メンタルが弱いのではないだろうか」と心配し、採用に踏み切れなくなる可能性があります。

どれだけ面接の評価が良くても、最後に消極的な態度を見せてしまうと一気に印象が変わってしまう恐れも。前向きな内容の逆質問を心掛けましょう。

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面接は「この企業で働きたい」「自分は採用に値する人間だ」とアピールする場です。前向きな自分をアピールしましょう。

NG質問の例はこちらの記事でも紹介しているので参考にしてみてくださいね。

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質問例50選|社長面接での逆質問は3つのコツで高評価を狙おう!

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NG例⑥面接官によっては答えられない質問

基本的に面接では、一次面接は人事が、二次面接は現場社員が、最終面接は役員クラスの社員が担当します。そのときに、面接官に合わせずにただやみくもに質問を投げかけるのはNGです。

たとえば「配属予定の部署の雰囲気を教えてください」という質問は現場社員にしか答えられませんよね。人事や役員に聞いても、良い答えを導き出すことは難しいでしょう。

せっかく働く意欲が伝わる質問ですが、たずねる相手によっては「やみくもに質問をしている」ととらえられてしまううえ、自分の疑問の解決にもつながりません

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質問する相手を事前に確認したうえで、相手に沿った質問を用意するようにしましょう。

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40点以下を取ってしまった人は内定獲得が難しいラインです。診断で面接力をアップし、自信を持って本番に臨みましょう。

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面接で「質問はありませんか」と聞かれたときのよくある悩みに回答! 

面接の最後に「質問はありませんか」と聞かれた際の面接官の意図を測りかねているという学生や、何を聞くべきなのか知りたいと感じている学生もいるでしょう。ここからは、そういった学生からよくある質問にキャリアアドバイザーが回答します。

面接で「質問はありますか」と聞かれるのはなぜですか? 

企業が面接で「質問はありますか」と聞く理由として、企業の理解を深めて入社後のミスマッチを減らしたいという点があげられます

企業を深く理解するにあたっては説明会やインターンだけでは足りない部分も多いです。そのため直接質問に答えてもらう機会がなければ、学生が入社後「思ってたものと違ってた」「こんなはずじゃなかった」といったギャップを感じてしまうこともあるかもしれません。

企業は採用に多くの時間やコストをかけているので、入社後はできるだけ長く働いてほしいと考えていることが多いです。そのため不安点や疑問点をなくし、入社後のミスマッチを減らすために質問の時間を設けています。

面接で「質問はありますか?」と聞かれたときに好印象を得られる質問が知りたいです

面接で「質問はありますか ?」と聞かれた際は、自分のやる気をアピールできる質問がおすすめです

たとえば「御社で活躍している人に共通していることはありますか」「入社前に勉強したほうが良いことはありますか」といったことをたずねると、面接官は入社の意欲を感じるのではないでしょうか。

また、回答が得られた後も「私もそのような人物になれるよう努力します」といったポジティブな会話が続くと、さらに印象は良くなり、意欲をアピールできますよ。

面接の「質問はありますか?」は意欲をアピールする時間にしよう

逆質問は面接の最後にアピールする機会でもあります。ただわからないことを質問するだけで終わらせるのはもったいないですよ。意欲を織り交ぜながら、入社後や企業の今後の取り組みなどについて前向きな質問をするようにしましょう。

なお、給与や残業時間など条件面だけを質問すると、それだけで企業を選んでいる印象を持たれる恐れがあります。ほかにも、調べればわかることを聞いたり、すでに説明されたことについて聞くのも避けるべきです。

やる気がない、志望意欲が低いと思われてしまうかもしれません。マイナスの印象を抱かれないようにするためにも、逆質問は事前に考えていくのがおすすめです。企業研究を十分おこなったうえで本番に臨み、面接官をうならせる逆質問をして面接を突破しましょう。

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