社長面接の逆質問例5つ|最終でしておきたい質問をご紹介

この記事のアドバイザー

村井 俊介

大学時代に社会保障や少子化問題を学んでおり、働き方改革をしたいと考え、人材業界を目指す。大学卒業後、外資系の人材会社でコンサルタントとして、オフィス系からファクトリー系まで幅広い業界のお客様とお取引させえて頂いておりました。そこからポートへ転職をして、キャリアアドバイザーとして、学生さんキャリアの形成のお手伝いをさせていただいおります。一緒に明るい就活にしていきましょう!

伴 美寿々

大学卒業後、宝飾店にてジュエリーアドバイザーを経験。最年少で副店長になり、店舗のマネジメントと人材育成を経験。業界トップの塾の社長・役員秘書を経てポートへ入社。「わからない」を自分ひとりで抱えこまず、一緒に新しい世界へ飛び込む準備をしていきましょう。

コラムの目次

  1. 社長面接は逆質問で高評価を得よう
  2. 社長面接で評価される逆質問5つ
  3. 社長面接でNGな逆質問4つ
  4. 社長面接の逆質問で意欲を伝えて高評価を目指そう

社長面接は逆質問で高評価を得よう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から

「社長が面接官の時にも逆質問をするべきですか?」
「社長に対する逆質問はどのような内容がいいですか?」

という質問を多く受けます。

就活の最終面接は、企業によっては社長が面接官を担当することもあります。そのため、最終面接は社長面接と呼ばれることも多いです。一般的に1次や2次は人事担当者や現場社員が面接官を担うことが多く、見られるポイントが異なります。

1次では社会人としての基礎能力、2次では自社への適性が見られます。そして、最終である社長面接で入社意欲や企業理解が念入りに確認されるです。社長面接でも定番の逆質問はありますが、ここで何を聞くかはしっかり考えておかなければなりません。逆質問で社長に対して何を聞くべきか、何を聞くと評価されやすいのかはしっかり考えておく必要があります。

社長面接で評価される逆質問5つ

社長面接の逆質問では、以下5つの質問がおすすめです。

社長面接でおすすめの逆質問
  1. これまでどのようなキャリアを積みましたか?
  2. 今後はどのような事業に力を入れるのでしょうか?
  3. 入社に向けて必要なスキルは何でしょうか?
  4. 御社の仕事をする上で、もっとも重要な考え方を教えてください
  5. 面接中気になったことについて

基本的には仕事に関すること、就職後に関係することが高く評価されやすい傾向にあります。

①これまでどのようにキャリアを積みましたか?

最近では若い社長もいますが、多くの場合で年齢層は高く、50代や60代ということがほとんどでしょう。そのため、長い社会人生活のキャリアを聞くのもおすすめです。どのように社長の座にまで登り詰めたのか知っておくのも役に立ちます。

キャリアに関する質問がおすすめなのは、社長が就活生の興味関心の強さを把握することができるからです。成功ヒストリーを聞かれて嫌な顔をする人はあまりいません。むしろ気持ちよく話してくれるはずです。社長のキャリアについて事前に調べておき、深く知りたい経歴についてピンポイントで質問するのもいいですね。「なぜそれが気になるのか」も説明できるようにしておきましょう。

②今後はどのような事業に力を入れるのでしょうか?

事業展開について聞き企業全体の動きを知っておくと、自分がやりたい仕事が実現できるかどうかの判断材料になります。今後の事業展開によっては、やりたい仕事が増える、あるいはやりたかったことができなくなることもあります。社長の返答次第で就職すべきかどうかの意思決定にも繋がるため、悩んでいる人は聞いておくとよいでしょう。

また、事業展開について聞くのは評価の面でもおすすめです。将来的な企業の動きを気にする=長期的に働く意欲がある、仕事への関心があるとみなされ、評価される場合も多いでしょう。ただし、事業について聞く場合は、「現在○○の事業に注力していますが、今後は…」と前置きすることが大切です。前置きがないと、そもそも事業内容を把握していないとも思われかねないため注意しましょう。

③入社に向けて必要なスキルは何でしょうか?

入社に向けて必要なスキルを聞いておくと、就職を前提にしていることをアピールでき、高評価になりやすいです。企業で活躍する意識が強い、成長する意欲が高いとも評価してもらえるでしょう。企業ごとに必要なスキルは違いますし、何より社長が考える必要なスキルは、その企業にとって特に重要なものと言えます。

重要なスキルを把握して身につけるための努力をすることで、企業に就職が決まったときにスタートダッシュができるでしょう。また、仕事に関して必要な能力は、どの業界・企業でも共通していることが多く、その企業以外に就職する場合でも無駄になることはありません。ビジネスのトップレベルの人が仕事で必要と考える能力を知っておくと、今後の社会人生活でも役立つ可能性が高いでしょう。

④御社の仕事をする上で、もっとも重要な考え方を教えてください

逆質問は意欲のアピールとしても効果的ですが、自分と企業との相性をはかるのにも役立ちます。企業のトップに立つ社長の考えを知ることは、入社すべきかどうかを決める際の重要な指標になります。社長の考え方や価値観に共感できなかったり違和感を感じたりすることがあるかもしれません。

そうした場合、内定をもらっても辞退したり入社後に早期退職する可能性が高くなります。社長の考えすべてが企業に反映されているとは限りませんが、社員として働くことに疑問を抱く状態は危険です。納得のいく企業に入社して長く勤めるためにも、ぜひ聞いておきたい質問と言えます。

⑤面接中に気になったことについて

逆質問は基本的に事前に用意してきたものを聞きますが、面接中に気になったことがあるなら、それを深掘りして聞いても構いません。社長と話せる機会はなかなかありませんし、面接中に興味深い話があったなら、それに言及するのがおすすめです。社長自身への興味は、そのまま企業や仕事への興味と考えられるため、高評価にも繋がりやすいでしょう。

また、面接中の些細なことを深掘りすることで、細部まできちんと聞き逃すことなく、真摯に取り組んでいたことが伝わります。選考への真剣度の高さから、就職意欲、志望度の高さも伝わり、これも評価される可能性が高いです。トップレベルの人の貴重な話が聞くことができ、かつ評価にも繋がるため、気になることは逆質問の機会に聞いておくとよいでしょう。

例文

・先ほどお話していた○○に関することですが、もう少し詳しく教えて頂けないでしょうか
・先ほど○○さんが新規プロジェクトは△△という理念の元展開されているとおっしゃっていましたが、来年以降はどのような事業が新たに展開されるのでしょうか?
・御社は○○事業からスタートされたとおっしゃいましたが、○○事業を始めようと思ったきっかけは何ですか?

キャリアアドバイザーコメント

伴 美寿々

すべての企業で同じ質問をするとデータが集まり企業選びの基準になる

質問する内容によると思いますが、内容は企業ごとに変えなければいけないわけではないと思います。上記であげた例であればどの企業でも使える質問項目ですので、すべての企業で同じ質問をしてデータを自分なりにとっていくのも、最終的にご自身で企業を選ぶ基準にもなるのでおすすめではあります。

ご自身の「なりたい姿」や「成し遂げたいこと」に対して考えられる項目を用意できるといいですね!社長は成し遂げたいことを実現できた成功者です。成功者が掲げてきた目標や、それに対してすべきことは何だったのかを聞き出してストックしていくことは、就職をした先にも自分のためになる情報なのでおすすめです。できれば独自の質問項目を考えてみましょう!

社長面接でNGな逆質問4つ

高評価が得られる逆質問がある一方で、NGな質問例もあるため注意しなければなりません。NGな質問をしてしまうと、プラス評価にならないどころか、マイナス評価になることも多いです。逆質問は面接の最後におこなうものですし、ここで悪印象を与えてしまうと、全体を通したイメージも悪くなります。逆質問で悪印象を与えてしまう例は、大きく4つに分けられます。プラスの評価を勝ち取るだけではなく、マイナス評価も与えないよう注意して、上手に評価を獲得しましょう。

①企業に関する基本的なこと

企業に興味関心を示すことは大切ですが、調べて簡単に分かる、基本的な内容を質問するのはNGです。基本的な内容を質問すると、基本的なことを知らない=企業への興味が薄いと判断されてしまいます。

興味のある企業なら基本的な情報を事前におさえるのが普通で、逆質問ではもっと深掘りした内容を聞くはずと企業は考えます。特に社長面接までには何度も面接を繰り返していますし、最後の段階で基本的なことを聞いてしまうと余計に悪印象を与えてしまうため、注意しなければなりません。

NG質問例
  • 事業内容について教えてください
  • 海外拠点は何箇所ありますか
  • 従業員は何名ですか?
  • 主要な取引先はどこですか?
  • 売上はどのくらいですか?

②待遇に関すること

待遇に対するこだわりが強い逆質問は避けましょう。条件面を提示するということは「条件さえいいなら他の企業に就職するのではないか」とも思われます。特に社長面接では内定が目前に迫っているため、就職するかどうかの意思決定に大きく関係すると判断されかねないため注意が必要です。

NG質問例
  • 給料はいくらですか?
  • 昇給はありますか?
  • 土日祝日は休みですか?
  • 福利厚生にはどのようなものがありますか?
  • 有給休暇は消化できますか?

産休や育休などへの言及はOK

待遇について聞くのは基本的にNGですが、産休や育休といった女性の働き方に関係することへの言及は問題ありません。これらは女性が仕事とプライベートを両立させるための重要な制度であり、就職する上で気になっている人も多いでしょう。

企業によっては産休や育休の制度自体はあるものの、実際には全く利用できていないというケースもあるため、事前に実態を把握しておくといいかもしれません。社長が制度をどのように捉えているかによって、全体での制度への向き合い方が分かります。社長から明確な答えが得られるなら問題ないでしょうが、曖昧な答えしか得られない場合は、制度はあっても機能していない可能性が高いため注意が必要です。

③受け身な質問

受け身な姿勢と取られる質問はNGです。自分に自信がないように見えると魅力が半減しますし、ビジネスにおいて好まれません。面接は自分を売り込む場なので、自信がないことをわざわざ伝えるような質問は避けましょう。質問内容だけでなく態度からも伝わるので気をつけたいですね。

また、「○○のスキルを伸ばせますか」「勉強できますか」など受け身な質問もマイナスです。企業に入って「勉強したい」「成長したい」とアピールする人よりも「企業に貢献するために○○ができる」と売り込む人の方が価値が高いと判断されます。質問をする前に、ビジネスとしてふさわしい質問かどうか考えてみましょう

NG質問例
  • 〇〇を身につけたいのですが勉強できる制度はありますか?
  • 今まで何も成し遂げていないのですが、御社に入社すれば成長できますか?
  • 仕事で成果を出せなかったら評価を下げられますか?
  • 〇〇ができないのですが、採用する上で不利になりますか?

④質問をしない

逆質問で余計な印象を与えたくないと考え、質問しない選択を取る人もいるでしょう。しかし、質問をしないこともNGに該当し、他の場合より悪印象になることも多いため注意が必要です。「何か質問はありますか?」「最後に何か聞きたいことはありますか?」と問われた際の返答が「特にありません」だと、それほど企業に対する興味関心が薄く志望意欲も低いと思われてしまいます。

質問するかどうかは任意というニュアンスがありますが、評価されるには質問するのがマストと考えましょう。いくつか逆質問を考えておき、面接で生じた疑問や社長の雰囲気に応じて内容を選んでいくのがおすすめです。「社長本人について」がいいのか、「経営に関する内容」がいいのか。面接の中で出た話題などをヒントに選びましょう。

キャリアアドバイザーコメント

村井 俊介

逆質問に回答をもらったらお礼を述べよう

逆質問に対して回答をもらった際は、まずはお礼を述べることが大切です。相手は会社のトップであり、会社全体を見ています。そのため、会社内の意思決定者でありで最も忙しく時間がない方になります。感謝の気持ちを込めてお礼を伝えましょう。

それに加えてアピールすのがおすすめです。アピールの内容としては、入社意思を決定するようなものがいいでしょう。相手が会社のトップになるので、入社意欲をアピールすることで、その場で内定が出る可能性があります。最後までマナーを忘れずに対応しましょう。

社長面接の逆質問で意欲を伝えて高評価を目指そう

就活の最後の関門である社長面接は、ハードルが高く緊張することも多いでしょう。しかし最後まで油断しないことが大切で、逆質問までしっかり回答しなければなりません。逆質問の内容次第で評価は大きく変化します。内容を間違えると大幅に評価を下げられることもあるため、何を聞くかは慎重に選定しなければなりません。

社長面接の逆質問は内定獲得を目指すためにも重要ですが、それだけではなく貴重な情報が得られるという意味でも大切です。企業のトップの意見を聞ける機会はなかなかなく、就職してから一度も社長に会ったことがないという人も少なくありません。逆質問はトップレベルの人に質問ができるチャンスのため、上手に活かして評価も有意義な情報も獲得しましょう。

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