質問例50選|社長面接での逆質問は3つのコツで高評価を狙おう!

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評価を上げるチャンス! 社長面接でしたい逆質問50個

目次

  1. 社長面接は逆質問が命! 熱意や企業への理解度が伝わる逆質問で高評価を得よう
  2. 逆質問を考える前に押さえておきたい「社長面接」の特徴
  3. 話題別|社長面接で使える逆質問50選
  4. ①企業理念や事業運営に関すること
  5. ②今後の企業のビジョンに関すること
  6. ③社長自身に関すること
  7. ④社長から見た人事に関すること
  8. ⑤入社後に関すること
  9. 社長面接の逆質問で意欲をアピールするための3つのコツ
  10. ①事前に社長の経歴やプロフィールを調べておく
  11. ②自分の仮説や意見を交えながら質問する
  12. ③情報収集したことと自分のキャリア・将来像を紐づけた質問をする
  13. 社長面接の質疑応答で避けるべき逆質問の例
  14. ①企業に関する基本的なこと
  15. ②待遇に関すること
  16. ③受け身な印象を与える質問
  17. 社長面接での逆質問について学生からよくある質問に回答! 
  18. 社長面接のときに逆質問をしたほうが良いでしょうか? 
  19. 社長面接の逆質問でおすすめの内容を教えてください。
  20. 社長面接の逆質問で意欲を伝えて高評価を目指そう

社長面接は逆質問が命! 熱意や企業への理解度が伝わる逆質問で高評価を得よう

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。社長面接を控えた学生から、

「社長面接でも逆質問をしたほうが良いですか?」
「社長に対する逆質問は、どのような内容が良いですか?」

といった質問をよく受けます。社長面接もこれまでの面接と同様、逆質問の時間が設けられているのが一般的です。ただ、社長面接ではこれまでの面接とは見られるポイントが異なるため、その点を理解したうえで逆質問を用意する必要があります。

この記事では、社長面接の逆質問の具体例や、アピールにつなげるためのコツなどについて解説していきます。最後の関門である社長面接を攻略して内定をつかむためにも、ここでしっかりと理解を深めておきましょう。

社長面接での頻出質問については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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社長面接は入社後を踏まえたアピールを即答できるよう事前準備が重要です。 この記事では社長面接の特徴からよくある質問と答え方、攻略法などをキャリアアドバイザーが解説します。 解説動画も参考にして、就活最後の関門を突破しましょう!

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キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!社長面接で押さえておきたいマナーについて解説

吉川 智也

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逆質問に回答をもらったら必ずお礼を述べよう

逆質問に対して回答をもらった際は、まずはお礼を述べることが大切です。相手は会社のトップであり、会社全体を見ています。そのため、マナーや礼儀について、これまで会った面接官以上に厳しく見ている場合があります。

回答をもらったら、まずは感謝の気持ちを込めてお礼を伝えましょう。最後までマナーを忘れずに対応するようにしてください。

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逆質問を考える前に押さえておきたい「社長面接」の特徴

各面接でするべき逆質問の傾向

社長面接は文字通り、社長自らが面接官を務めるため、「内定を出すか出さないかの最終決定の場になる」点が最大の特徴です。

社長面接まで進んだ学生は、基本的に企業の求める基準は満たしていると判断されています。そのため、社長面接では「人柄」や「スキル」よりも、「志望度の高さ」や「入社への覚悟」などが重視される傾向にあります

一次・二次面接と社長面接の違い
  • 一次・二次面接:企業の求める基準を満たしているかどうかを判断するために、おもに「人柄」や「スキル」などが見られる
  • 社長面接:内定を出すかどうかの最終的な判断を下すために、おもに「志望度の高さ」や「入社への覚悟」などが見られる

このように、社長面接とこれまでの面接とでは見られるポイントが異なるため、逆質問を考える際はこの点を理解しておくことが重要です。

社長面接の特徴やこれまでの面接との違いについては、以下の記事でより詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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逆質問が思いつかない人は、そのまま使える逆質問例100選を確認してください

逆質問を本番でいきなり思いつける人は少ないでしょう。面接本番までにしっかりと準備をしておかないと、逆質問ができなかったり、ありきたりなことを聞いてしまったりして、面接官からの印象を下げてしまうかもしれません。

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話題別|社長面接で使える逆質問50選

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就活生

社長面接の特徴は理解できましたが、具体的にどのような逆質問をすれば良いのでしょうか? 

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キャリア
アドバイザー

社長面接での逆質問は、5つの話題に分類して考えるのがおすすめですよ。それぞれの逆質問の例を見ていきましょう。

ここからは、社長面接で使える逆質問例を話題別に50個紹介します。これらを参考にしながら、実際に自分が質問する内容を考えてみましょう。

①企業理念や事業運営に関すること

企業理念や事業運営に関する逆質問の例11個
  1. 御社の企業理念が生まれた背景や経緯について教えてください
  2. 企業理念を社内でどのように浸透させていますか
  3. 社長が理念に基づいておこなった意思決定があれば、教えてください
  4. 企業理念と業績目標とのバランスは、どのように取っていますか
  5. 私は御社の企業理念を○○と解釈していますが、社長はどうお考えですか
  6. 近年の市場環境の変化に対して、御社はどのように対応していますか
  7. 競合他社と比較したときに、御社の最大の強みは何だとお考えですか
  8. 事業運営において、現在の最大の課題は何だとお考えですか
  9. 事業を運営するうえで特に意識していることがあれば、教えてください
  10. 今後の事業運営において、どのような人材が必要になるとお考えですか
  11. 御社で解決したい社会課題を教えてください

通常、企業理念や事業運営の最終的な決定権は社長が持っています。そのため、企業理念や事業運営に関する逆質問は、社長に聞くからこそ意味がある質問の代表例とも言えます

キャリアアドバイザーが読み解く!「企業理念・事業運営」の質問のなかでも特におすすめな質問は?

酒井 栞里

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「仕事をするうえで最も大切にすべきこと」がおすすめ

特に良いと感じた質問は、「仕事をするうえで、もっとも大切にすべきことを教えてください」という問いです。この質問をすることで、長年にわたり多くの経験を積みながら会社を経営し、多くの社員を率いてきた社長だからこその本質的な仕事観や価値観に触れることができます。単なる業務知識やスキルを超えた、働くうえでの心構えや哲学といった深い学びを得ることができるでしょう。

実際に質問をするときのコツは、質問の背景と意図を伝えることです。たとえば、「多くのご経験を積まれた社長が、お仕事を通じて最も大切だと感じていらっしゃることをお伺いし、社会人としての指針にさせていただきたいです」といったような言葉を添えるのがおすすめです。

②今後の企業のビジョンに関すること

今後の企業のビジョンに関する逆質問の例
  1. ○○業界における御社のシェアを拡大するために、どのような戦略をお考えですか
  2. 新規の顧客獲得に向けて、どのような戦略をお考えですか
  3. ○○事業の今後の展望について教えてください
  4. 今後はどのような事業に力を入れていく予定でしょうか
  5. 今後さらに強化したい事業や部門は何ですか
  6. グローバル展開や地方展開に関しての構想があれば、教えてください
  7. 新たなビジネスモデルの構想があれば、教えてください
  8. 業界内でのポジションを今後はどのように強化していく予定でしょうか
  9. 今後はどのようなリソースや資源の活用が必要になってくるとお考えですか
  10. 今後も守っていきたい企業文化、もしくは新しくしたいと考えている企業文化があれば、教えてください
  11. 御社が目指す○年後の理想的な姿とは、どのようなものでしょうか

今後の企業のビジョンに関する逆質問は、企業の将来像や方向性を理解するのに役立ちます。また、その企業に対する関心や、「企業とともに成長したい」という意欲のアピールにもつながります

③社長自身に関すること

社長自身に関する逆質問の例12個
  1. 企業を経営するうえで、最も大切にしていることは何ですか
  2. これまでどのようにキャリアを積みましたか
  3. 今までで最も苦労した経験を教えてください
  4. これまでのキャリアのなかで特に印象に残っている出来事があれば、教えてください
  5. 過去に最も成長したと感じた経験は、どのようなものですか
  6. 社長の将来の夢やビジョンを教えてください
  7. 経営者として日々心掛けていることがあれば、教えてください
  8. 社員とのコミュニケーションにおいて意識していることがあれば、教えてください
  9. 重大な意思決定をする際に、最も重視していることは何ですか
  10. 理想とする人や影響を受けた人がいれば、教えてください
  11. 社長が「一緒に働きたい」と思える人の特徴について教えてください
  12. インプットや学びの時間はどのように確保していますか

社長は事業方針だけでなく、社内の雰囲気や働き方にも大きな影響力があるため、社長の考え方や価値観を確認しておくことは大切です。規模の大きな企業になると、入社後に社長と話ができる機会はなかなかないため、積極的に質問してみることをおすすめします。

キャリアアドバイザーが読み解く!社長自身の質問のなかでも特におすすめを解説

吉川 智也

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社長ならではの視点が感じられる質問がおすすめ

上記の質問で、私が特に良いと感じたのは、「会社を経営するうえでもっとも大切にしていることは何ですか」や「社長の将来の夢やビジョンを教えてください」といった質問です。この2つの質問は、社長ならではの視点や深い洞察にもとづいた回答が期待できるため、企業の価値観や将来性を理解するうえで非常にためになります。

実際に質問するときのコツは、やはりなぜその質問をしたいのかという背景や、その回答から何を得たいのかという意図を簡潔に伝えることです。たとえば、「社長が会社を経営されるうえで最も大切にされていることを伺うことで、私自身が今後社会人として働くうえで大切にすべき軸を見つける参考にさせていただきたいと考えております」といった形で、真摯な姿勢で質問すると良いでしょう。

④社長から見た人事に関すること

社長から見た人事に関する逆質問の例8個
  1. 御社で活躍する社員に共通している特徴は何ですか
  2. 御社ではどのような志を持った人材が多いですか
  3. 社長が「採用して良かった」と思える人材には、どのような特徴がありますか
  4. 社員を採用するうえで、最も重視している資質は何ですか
  5. 社長が考える「これからの時代で活躍できる人材」について、教えてください
  6. リーダー人材の育成において社長が特に重視している点があれば、教えてください
  7. 御社では成果とプロセスのどちらが重視される傾向にありますか
  8. 社長から見て、御社の評価制度にはどのような特徴がありますか

「ヒト」は最も重要な経営資源といわれており、社長が人事をどうとらえているかを聞くことで、自分とその企業の価値観が一致しているかが判断しやすくなります

⑤入社後に関すること

入社後に関する逆質問の例8個
  1. 入社するまでに準備しておいたほうが良いことはありますか
  2. 将来に向けてどのような準備をすれば良いですか
  3. 管理職を目指すうえで、今のうちに準備しておくべきことはありますか
  4. ○○という業務をおこなうために必要なことはありますか
  5. 将来的に○○の事業に挑戦したいと考えていますが、成果次第で可能でしょうか
  6. 仕事をするうえで、最も大切にすべきことを教えてください
  7. 新卒社員に対して特に期待していることがあれば、教えてください
  8. 企業理念はどのように体得していくのが望ましいでしょうか

入社後に関する逆質問は、成長意欲や当事者意識の高さをアピールできます。ただし、相手は社長であるため、実務に関する細かい質問ではなく、経営者や管理者目線の質問をするようにしましょう。

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社長面接の逆質問で意欲をアピールするための3つのコツ

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就活生

できれば逆質問を通じて意欲もアピールしたいのですが、その場合はどうすれば良いのでしょうか? 

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キャリア
アドバイザー

逆質問で意欲をアピールするには、コツが必要です。順に見ていきましょう。

逆質問は単に疑問解消の時間ではなく、質問内容によっては自分の意欲をアピールできる場にもなります。ここからは、社長面接の逆質問で意欲をアピールするためのコツを3つ紹介するので、積極的に取り入れてみましょう。

①事前に社長の経歴やプロフィールを調べておく

逆質問を通じて意欲をアピールするためには、事前に社長の経歴やプロフィールを調べておくようにしましょう。

社長の経歴やプロフィールを調べる方法
  • インターネットで検索する
  • 社長の書籍やSNSをチェックする
  • 社長のインタビュー記事を読む

経歴やプロフィールを通じて社長の人柄や価値観を把握しておけば、「どういった人材を欲しているか」「どのような姿勢で仕事に取り組むべきか」が推測しやすくなります。

そういった点に踏み込んだ逆質問をすれば、社長の興味をひきやすくなるだけでなく、入社意欲も示すことができます

②自分の仮説や意見を交えながら質問する

逆質問で意欲をアピールするには、「私は○○と考えていますが」「私は○○であると認識しているのですが」といったように、自分の仮説や意見を交えながら質問するのが効果的です。

自分の考えも述べることで企業研究の成果を示せるだけでなく、熟考したうえでの質問であることが伝わり、入社の熱意をアピールすることができます。また、質問の意図が明確になるため、社長が回答しやすくなるというメリットもあります。

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キャリア
アドバイザー

仮に自分の仮説や意見と社長の考えが異なっていたとしても、「ご回答をいただいたことで納得できました」と回答すれば問題ありません。

③情報収集したことと自分のキャリア・将来像を紐づけた質問をする

逆質問を通じて意欲をアピールしたいのであれば、情報収集したことと自分のキャリアや将来像を紐づけた質問をするのもおすすめです。

このような逆質問は、質問を通じて「なぜこの企業を選んだのか」が伝わり、入社意欲の高さを効果的に示すことができます

情報収集したことと自分のキャリアや将来像を紐づけた質問の例
  • 将来的に○○の事業に挑戦したいと考えていますが、成果次第で可能でしょうか? 
  • 今後は海外進出にも注力していくと聞いていますが、将来的に携わるためにはどのようなスキルが必要でしょうか? 
  • 御社は社員のチャレンジ精神を大切にしているとのことですが、若手でも新たなプロジェクトに参加できるチャンスはありますか? 

キャリア形成の考え方については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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「逆質問のバリエーションがない…」
内定者の実際の逆質問を参考にしよう!

逆質問が少ししか思いつかないと、「一次面接・二次面接で逆質問が同じになる……」と悩んでしまいますよね。

そんなときは「逆質問例100選」を活用しましょう。内定者が実際におこなった逆質問を100種類収録しているので、志望業界・職種、選考フェーズに合った逆質問が見つかります。

面接の流れ次第では用意していた逆質問ができない可能性もあります。逆質問例を参考にして逆質問のバリエーションを増やし、面接本番に備えましょう。

社長面接の質疑応答で避けるべき逆質問の例

これまでの面接と同様、社長面接でも避けたほうが良い逆質問があります。ここからは、社長面接の質疑応答で避けるべき逆質問の例を3つ紹介するので、思わぬところで評価を落とすことがないよう、ここでしっかりと押さえておきましょう。

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「特にありません」と回答するのも避けたほうが賢明です。逆質問を一つもしないと、「興味や関心が薄いのでは」「志望度が低いのでは」といった疑いを持たれる可能性が高くなります。

逆質問は終わり方も重要です。逆質問の終わり方のポイントについては、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてくださいね。

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①企業に関する基本的なこと

企業への興味や関心を示すことは大切ですが、少し調べればわかるような基本的な内容を質問するのは避けましょう。このような質問をすると、「基本的なことを知らない=企業への興味が薄い」と判断されてしまいます

興味のある企業であれば、基本的な情報は押さえますよね。そのため、逆質問ではより深掘りした内容を聞くはずと企業は考えています。

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社長面接までに何度か面接を受けており、最後の段階で基本的なことを聞いてしまうと印象が悪くなりやすいため、十分に注意しましょう。

企業の基本情報に関する逆質問の例
  • 事業内容について教えてください
  • 海外拠点は何箇所ありますか
  • 従業員は何名ですか?
  • 主要な取引先はどこですか?
  • 売上はどのくらいですか?

②待遇に関すること

逆質問では、待遇に関する内容の質問も避けましょう。条件面に関する質問をしてしまうと、「条件さえ良ければ、ほかの企業に就職するのではないか?」といった疑いを持たれる可能性があります

特に社長面接では内定が目前に迫っているため、「就職するかどうかの意思決定を待遇でしかしていないのでは?」と判断されかねません。

待遇に関する逆質問の例
  • ボーナスはいくらですか? 
  • 昇給はありますか?
  • 福利厚生にはどのようなものがありますか?
  • 有給休暇は取得できますか? 

産休や育休などへの言及はOK

待遇について聞くのは基本的にNGですが、産休や育休などへの言及は問題ありません。これらは仕事とプライベートを両立させるための重要な制度であり、むしろ「長期的なキャリアを考えている」というアピールにもなります。

社長が制度をどのようにとらえているかによって、全体での制度への向き合い方がわかります。社長から明確な答えが得られるなら問題ありませんが、曖昧な答えしか得られない場合は、制度はあっても機能していない可能性があるため、注意しましょう。

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企業によっては産休や育休の制度自体はあるものの、実際にはまったく利用されていないというケースもあるため、気になる人は事前に実態を把握しておくことをおすすめします。

③受け身な印象を与える質問

受け身な印象の質問は自信がないように見えてしまい、ビジネスにおいても好まれません。

たとえば、「○○のスキルを伸ばせますか?」と聞いてくる人よりも、「企業に貢献するために○○ができる」と積極的に自分を売り込む人のほうが、ビジネスでは好まれる傾向にあります。

面接は自分を売り込む場なので、質問をする前にビジネスとしてふさわしい質問かどうか考えてみましょう

受け身な印象になる逆質問の例
  • 〇〇を身に付けたいのですが、勉強できる制度はありますか?
  • 今まで何も成し遂げていないのですが、御社に入社すれば成長できますか?
  • 仕事で成果を出せなかったら評価を下げられますか?
  • 〇〇ができないのですが、採用する上で不利になりますか?

逆質問を多くストックしたいなら、逆質問例100選をチェックしよう

逆質問を1~2個しか用意していない場合、時間が余ったり、それまでのやり取りで答えが出たことを繰り返し質問したりして「熱意が低そうだな」とかえって低評価になるリスクがあります。しかし逆質問が思いつかない人も多いはず。

そんなときは「逆質問例100選」を活用しましょう。内定者による実際の逆質問を100個収録しているで、面接官がついたくさん話したくなるような逆質問を手軽に用意できます

ぜひ活用して、内定へのあとひと押しを勝ち取りましょう、

社長面接での逆質問について学生からよくある質問に回答! 

「社長面接では逆質問はしたほうが良いのか?」「社長面接ではどのような逆質問をすれば、印象が良くなるのか?」といった疑問を持つ学生も多いかと思います。ここからは、そのような学生からの質問にキャリアアドバイザーが回答します。

社長面接のときに逆質問をしたほうが良いでしょうか? 

社長面接の際も、逆質問の時間を設けられた場合は積極的に質問しましょう。特に社長から質問があるか聞かれた場合や、質問をしたほうがスムーズなコミュニケーションを取ることができると感じた場合は、積極的に質問することをおすすめします。的を射た質問をすれば、その分熱意が伝わり好印象にもつながりますよ

ただし、逆質問について触れられていないのに無理に質問をしようとすると、マイナスな印象を残してしまう可能性もあるため、その点は覚えておきましょう。

社長面接の逆質問でおすすめの内容を教えてください。

社長面接での逆質問では人柄やスキル以上に、志望度の高さや入社への覚悟が伝わるような質問を意識するようにしましょう。

たとえば、展開している事業の展望や、新規事業の可能性を問うような質問などがおすすめです。現在だけでなく将来にも視点を向けることで、長期的に働くことを視野に入れていることをアピールできます

また、社長の立場で最も大切にしていることは何かなど、社長自身のことに関する質問もおすすめです。社長の人柄を知ったうえで志望度の高さをアピールすると、良い印象を残せますよ。

社長面接の逆質問で意欲を伝えて高評価を目指そう

社長面接の逆質問は質問の内容次第で評価が大きく変わることもあり、何を聞くかは慎重に選定しなければなりません。

社長面接の逆質問は内定獲得を目指すためにも重要ですが、企業のトップから直接意見を聞けるという意味でも非常に貴重な機会と言えます。

今回解説した内容を参考にしながら、逆質問を通じて意欲をアピールして、最後の関門である社長面接の突破を目指してくださいね。

逆質問を活かせば熱意の高さが伝わる!
逆質問例100選を参考にしよう

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逆質問をうまく利用すると、面接官に「この人は志望同が高そうだ」「熱意を持って働いてくれそう」と好印象を持ってもらうことが可能です。しかし、面接のメインパートではないからと対策を後回しにしてしまう人も。

そんな人こそ「逆質問例100選」を活用してください。内定者が実際におこなった100の逆質問例を紹介しているので、応募企業への志望度が伝わる逆質問を手軽に用意できます

就活では最後のひと押しが合否を分けることも多くあります。効率よく対策をして、志望企業からの内定を獲得しましょう。

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