あなたに合うものづくりの仕事を見出す5ステップ|20職種を大解剖

20職種を紹介! ものづくりの仕事で適職を見つけるコツは○○

この記事に登場するアドバイザー

ものづくりの仕事とは? 興味を持ったきっかけを深掘りして適職を見つけよう

こんにちは、キャリアアドバイザーの今井です。

ものづくりにかかわる仕事について調べている人から、このような相談をされることがよくあります。

「ものづくりの仕事」に対するよくある不安・疑問

ものづくりの仕事にはいろいろな職種があり、未経験の人材を採用している企業もたくさんあります。数多くあるものづくりの仕事のなかから自分に合った仕事を探すには、志望理由をしっかりと深掘りすることが重要です。

この記事では、ものづくりの仕事の具体的な職種や、すべき選考対策などを紹介します。最後までチェックして、一番マッチする仕事を見つけ出しましょう。

「ものづくりの仕事」とは? まず最初に知っておきたい基本情報

ものづくりの仕事は、製品や商品を設計・製造するプロセスにかかわる仕事の総称です。

工場で働くスタッフや陶芸家など、機械や手を使って直接「ものをつくる」職種はイメージしやすいですよね。ただ、ものづくりの仕事はほかにもたくさんあります。

また、ものづくりの仕事に限った話ではありませんが、仕事には良い部分がある一方、大変な部分も存在します。就職後に後悔しないためには、メリット・デメリットの両方をきちんと理解したうえで、自分に合った仕事を見つけることが大切です。

本田 百合香

HONDA YURIKA

まずは前提の部分を押さえることから始めていきましょう。

該当する仕事は伝統あるものから最新IT技術までさまざま

ものづくりの仕事は、製造業や建設業、職人系、クリエイティブ系、IT系など、さまざまな産業や分野でおこなわれています。古くから伝わる伝統的な技術を使うものから、最新のIT技術を駆使するものまで多岐にわたる仕事が存在します。

また、製造業のなかでも、ライン製造、品質管理、マーケティング、営業など、仕事へのかかわり方や職種はさまざまです。実際に手を動かしてものをつくる人もいれば、自分が直接手を動かさずに間接的にものづくりにかかわる人もいます。

本田 百合香

HONDA YURIKA

このように、ものづくりの仕事とひとことにいっても業種や職種、仕事内容は大きく異なります。具体的な職種や仕事内容は後ほど詳しく紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

Adviser Comment アドバイザーからのコメント

松下 建都

MATSUSHITA KENTO 松下 建都

「何がしたいのか」まで考えてものづくりの仕事を選ぼう!

単にものづくりがしたいだけであれば、仕事を探すこと自体はとくに時間をかけずに進めることができます。

ただ、その仕事をするにあたって「自分は将来どうありたいのか」というキャリアビジョンを描ける仕事でなければ、せっかくの就職できてもモチベーションが維持できず、結果として早い段階で仕事をやめてしまうことも考えられます。

まずは自分がどの領域で活躍をしたいのか、目標はどこにあるのかなどを設定することが大切です。今後の人生においての指針となる大事な考えなので、しっかりとキャリアビジョンまで踏まえて仕事を選ぶようにしてくださいね。

未経験・資格なしでも就けるものも多い

ものづくりの仕事には、未経験や特定の資格を持っていなくても就くことができる仕事もあります。入社後に手厚い研修プログラムを用意している企業も多く、資格取得をサポートしてくれる場合もあります

昨今は少子高齢化の影響もあり、どの業界も人手不足に悩まされています。そういった背景から中途人材も積極的に採用している企業も多いため、求職者側からすれば追い風の吹いている状況といえますよ。

米田 有希

YONEDA YUKI

とはいえ、専門性の高い職種の場合、経験やスキル、資格を持っている人が優遇されるのも事実です。まずは自分が就きたい職種をしっかりと見極め、そのうえで必要な知識や経験を調べることが大切です。

ものづくりの仕事のメリット・デメリット

ものづくりの仕事に就職したあともモチベーション高く働くためには、仕事の良い部分・大変な部分の両方を入社前にしっかりと確認しておくことが欠かせません

大変な部分にこそ目を向け、自分だったらどう乗り越えるのかをイメージしておけば、入社後のギャップを最小限に抑えることができます。

本田 百合香

HONDA YURIKA

ここからはものづくりの仕事のメリットとデメリットをそれぞれ紹介するので、しっかりチェックしましょう。

ものづくりの仕事のメリット

ものづくりの仕事のメリット

  • 社会的ニーズが高い
  • 自分の仕事が形として残る
  • 専門性が高く手に職を就けられる

ものづくりの仕事は、常に需要があることが多いです。特に大企業の場合は商品に根強いファンがついていることが多く、マニュアルもきちんと整備されています。

社会への貢献度が高い仕事も多く、自身の仕事が人々の生活や産業に貢献していると実感しやすいのもメリットです。

また、ものづくりの仕事は、専門的な知識や技術が求められることが多いです。実務をこなすうちに段々とスキルが身に付くため、手に職をつけることができ、転職でも有利になりやすいですよ。

松下 建都

MATSUSHITA KENTO

自身がかかわった製品や物品が形として残るのも、ものづくりの仕事の魅力です。実際に商品を購入した人の反応も見やすいため、達成感や満足感も大きいですよ。

ものづくりの仕事のデメリット

ものづくりの仕事のデメリット

  • 機械を扱う場合は怪我や事故のリスクがある
  • 修業期間が長い
  • 景気に左右されやすい

ものづくりの一部の職種では、修業期間や研修期間が長くなることがあります。実際に仕事を始めてもすぐに成果が出ず、モヤモヤしてしまう人も少なくありません。

しかし、コツコツ続けていれば少しずつ成果に表れてくることは確かです。必要なスキルや知識を習得するまでに時間がかかることを理解し、長い目で取り組む姿勢が大切です。

米田 有希

YONEDA YUKI

また、製造系の職種では大きな機械を扱うこともあります。その場合は怪我や事故のリスクがともなうことがあるため、安全対策や社内で決められたルールを遵守することが重要です。

ものづくりの仕事に将来性はある? 確認必須な最新トレンドをチェック

ものづくりの仕事の将来性・最新トレンド

「ものづくりの仕事は機械に代替される可能性がある」といった噂を聞いたことがあるかもしれません。加えて、業界内で問題視され続けている、労働力不足も気になるポイントですよね。

ここからは、ものづくりの仕事の将来性・最新トレンドについて解説していきます。これらを事前に把握しておくことで、自分の今後のキャリアを見つめながら仕事選びができるようになります。ぜひチェックしてくださいね。

生活にかかわることが多いため今後もニーズが高い

ものづくりの仕事は、私たちの生活に密接にかかわるものが多くあります。食品加工や家電製品、自動車、建築材料など、日常生活で欠かせない製品やインフラの開発・製造に携わる仕事は、将来も需要がなくなる可能性はほとんどないでしょう

もちろん将来的に、ものづくりの仕事の一部をAI(人工知能)などの最新技術が担う可能性は十分にありえます。

しかし機械が得意とするのは、プログラムによって決められた動きや単純作業を繰り返すことです。臨機応変に対応しながら実験を回したり、商品のアイデアを0から生み出したり、そもそも機械を動かすためのプログラムを作るのは人間です。

本田 百合香

HONDA YURIKA

最新技術によって人の手が必要でなくなる仕事もあるものの、ものづくりにかかわる仕事そのものの需要は今後も高いといえます。

業界全体で労働力不足が問題視されている

現在の日本では、ものづくりにかかわる労働力不足が深刻な課題となっています。特に、伝統工芸品の製造など昔から続いている業種では職人の高齢化や若者離れなどが要因となり、技術継承や人材確保が困難になっています。

また、比較的新しいといわれているIT業でも、仕事は増え続けている一方でデジタル人材の不足が騒がれています

デジタル人材

AIやクラウド、ビッグデータなどのような最新のデジタル技術に精通し、それを駆使して企業に新しい価値を提供する人材

松下 建都

MATSUSHITA KENTO

しかしこれは、言い換えれば就職のハードルが低くなっていて、未経験や資格を持っていない人でもチャレンジしやすい環境があるもいえますよ。技術者や専門職の育成や採用に力を入れている企業も多いです。

Adviser Comment アドバイザーからのコメント

米田 有希

YONEDA YUKI 米田 有希

人手不足が深刻なものづくりの仕事は今が就職のチャンス!

現在、ものづくりの分野では慢性的な人手不足に陥っています。特に高齢化が進む建設業や製造業などは、中小企業が良い商品を作る技術を持っているにもかかわらず、若手の人材不足や後継者がいないことを理由に店を閉めてしまうということが起こり始めています。

また、まだまだこれから宇宙開発や交通手段、環境問題などで、ものづくりの仕事の需要は伸びていくと予想されます。今のうちからものづくりの技術を継承し、さらに技術を磨いていくことは、自分のキャリア形成において有利に働きますよ。

国の支援制度や補助金制度の対象になることも

ものづくりの仕事に関する国の補助金制度

ものづくりの仕事における技術継承や人材確保を実現させるため、国がさまざまな制度や補助金を提供しています。ものづくりの仕事は社会やインフラにかかわるものも多く、なくなってしまっては困る人が多いためです。

これらの支援制度や補助金制度を利用することで、ものづくりの仕事に携わる企業や個人が活動を展開しやすくなっています

本田 百合香

HONDA YURIKA

また、国が投資している事業という意味でも、ものづくりの将来性はあると考えて良いでしょう。

当てはまるかチェック! ものづくりの仕事に向いている人の特徴

ものづくりの仕事に向いている人の特徴

「ものづくりの仕事に就きたいけど、自分は向いているのかどうかわからない」と悩むこともあるかもしれません。

ここからは、ものづくりの仕事に向いている人の特徴を解説していくので、今の自分に当てはまるかどうか、ぜひチェックしてみてくださいね。

米田 有希

YONEDA YUKI

また、履歴書作成や面接の際の自己アピールにおいても、これらの要素を意識することで魅力的な内容に仕上げられます。アピールの軸を考えるうえでも要チェックです。

①0からものを作り出すことが好き

ものづくりの仕事では、アイデアや設計から始まり、デザイン、素材選び、加工などのさまざまなプロセスを経て最終的に製品を完成させます。このような、0からものを作り出す過程に喜びを感じる人こそ、ものづくりの仕事に向いているといえるでしょう

松下 建都

MATSUSHITA KENTO

「ものをつくることが好き」という熱意は、新たな製品を作り出したりや革新的なアイデアを実現したりするだけでなく、地道な作業や長い下積み期間を乗り越えるためのモチベーションにもつながります。

②発想力・想像力が豊か

ものづくりの仕事では、クリエイティブな発想力や想像力が重要です。アイデアを出す作業では、既存の概念や限定的な視点にとらわれず、常に自分の思考を広げながら新しいアイデアを生み出すことが求められます。

こういった能力は実務経験を通して徐々に身に付いていくものでもあります。現時点で発想力や創造力に自信がないからといって、ものづくりの仕事を諦める必要はありませんよ

米田 有希

YONEDA YUKI

ものづくりにかかわる仕事の中には発想力や想像力が重視されない職種もあります。具体的な職種は記事後半で解説していますよ。

③手先が器用

細かな作業や機械の操作、素材の加工などを担当する職種の場合、手先の器用さも重要な要素になります。細かな動作を正確におこない、高い品質を追求することが求められるためです。

特に、機械を扱ったりするなど、手元のミスが大きな事故につながる可能性がある業務の場合、より重要視される傾向にあります

④コツコツした作業でも集中力を切らさずおこなえる

ものづくりの仕事は、繰り返しの作業や細部の仕上げなど、コツコツとした作業を必要とすることが多いです。このような作業に飽きることなく、集中力を持って取り組むことができる人は、ものづくりの仕事に向いています

松下 建都

MATSUSHITA KENTO

また、ものづくりの仕事はすぐに成果が出ることは稀で、多くの場合はルーティンワークをコツコツと続ける必要があります。日々の業務に変化がないことも多く、それに耐えられる忍耐力も大切です。

ジャンル別ものづくりの仕事20選! 仕事内容から求められるスキルまでチェック

ここからは、ものづくりの仕事を「製造系」「建設系」「職人系」「クリエイティブ系」「IT系」の5つのジャンルに分けて紹介します。

各職種の仕事内容や求められるスキル・人物像などを解説していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

「製造系」ものづくりの仕事

「製造系」ものづくりの仕事

  • ライン製造:製品の生産ライン上で機械や装置を操作・監視し、製品の製造をおこなう
  • 生産管理:生産計画の策定や工程管理、資材の調達・管理などを通じて、効率的かつ円滑な生産を実現する
  • 品質管理:製品の品質基準に沿って検査や評価をおこない、品質の向上と品質管理システムの運用を担当する
  • マーケティング:製品やサービスの市場調査・分析をおこない、顧客ニーズや競合状況を把握し、販売促進やマーケティング戦略の立案・実施をおこなう
  • 営業:顧客とのコミュニケーションを通じて製品やサービスを提案し、新規顧客獲得や既存顧客の関係構築を担当する

ものづくりの仕事と聞いて最もイメージしやすいのが、製造系の仕事ではないでしょうか。主な業界としては、自動車業界や家電業界などが挙げられます。

業務のほとんどがものづくりにかかわることになるため、キャリアアップの幅が広いのが製造業の特徴です

米田 有希

YONEDA YUKI

製造業での就職を目指すためには、製造にかかわる幅広い知識が必要となります。入社前に知識やスキルがあることは必須ではありませんが、製造現場での生産プロセスを知っておくと、選考時に有利になることもあるでしょう。

「製造系」ものづくりの仕事に求められるスキル・人物像

  • 機械操作や生産ラインの管理など、製造プロセスに関する知識やスキルが豊富
  • 細かなことにも気づいて臨機応変に対応できる能力がある
  • チームで協力するためのコミュニケーション能力・協力性が高い

製造系の仕事は黙々と集中して取り組める仕事が多いです。そういった仕事に興味があるなら、ぜひこちらの記事もチェックしてくださいね。
黙々とできる仕事20選|求人の探し方から適職を見極めるコツを伝授

「建設系」ものづくりの仕事

「建設系」ものづくりの仕事

  • 大工:木材を使って建築物の骨組みや内装を組み立てる
  • 左官:壁や床などの表面を仕上げるためのモルタルやタイルを扱い、建物を美しく仕上げる
  • 設計:建築物や構造物のプランニングやデザインをおこない、図面や設計書を作成する
  • 施工管理:建設現場での施工作業を監督・管理し、工程管理や品質管理、安全管理などをおこなう
  • 営業:建設プロジェクトの受注や顧客との折衝を担当し、新規顧客の獲得や既存顧客の関係構築をおこなう

家やビルを造る建設業も、ものをつくる仕事の代表例です。

ものづくりの仕事のなかでも特に高齢化による人手不足が進んでいる業界でもあり、職種によっては未経験でもチャレンジしやすい傾向にあります

建設現場では、さまざまな職種の人がチームを組み、さらに外部業者と協力をしながらプロジェクトごとに計画から施工までをおこないます。調整や調和を図ることが重要になるため、選考時にはチームで何か成し遂げた経験などをアピールするのがおすすめです。

本田 百合香

HONDA YURIKA

自分だけのスキルを磨けばいいというわけではなく、チームで大きなことを成し遂げられる力が求められるわけです。

「建設系」ものづくりの仕事に求められるスキル・人物像

  • コミュニケーション能力・協調性が高い
  • 建築や土木工事に関する知識や経験が豊富
  • 安全対策や事故予防に対する意識と行動力が高い

建築関係などの現場仕事に興味があるなら、こちらの記事もおすすめです。
未経験から目指せる現場仕事12選! リアルな業務実態を徹底解剖

「職人系」ものづくりの仕事

「職人系」ものづくりの仕事

  • 伝統工芸職人:伝統的な技術や手法を用いて、伝統工芸品や手工業製品を製造する
  • 陶芸家:粘土を使って陶器や陶磁器を制作し、成形・彩色・窯焼きなどの工程を経て、美しい作品を作り出す
  • 料理人やパティシエ:食材を使って料理やスイーツを調理・製造する仕事で、味や盛り付けに工夫を凝らし、美味しい料理を提供する
  • ハンドメイド作品製造職人:手作業でアクセサリーや編み物、革製品などを作り出し、オリジナリティ溢れるハンドメイド作品を製造する

伝統的な技術や手法を用いて製品を制作したり、オリジナリティ溢れる料理やアイテムを消費者に提供したりするのが職人系のものづくりの仕事です。

企業に属さず個人で活躍している人も多く、独立しやすい仕事ともいえるでしょう。スキルを身につけるまでは時間や努力を要するものの、生涯続けられるのが職人系の仕事のメリットです

ただ、職人系のものづくりの仕事に就くためには、専門学校に入学したり現在活躍している人のもとで技術を学んだりする必要がある点は押さえておく必要がありますよ。

松下 建都

MATSUSHITA KENTO

座学で学ぶというより実践を通して技術を習得することが重要視される業界でもあるため、まずは行動することが大切です。

「職人系」ものづくりの仕事に求められるスキル・人物像

  • 特定の分野(木工、金属加工、陶芸など)における技術力が高い
  • 高い精度で細かい作業をおこなえる忍耐力がある
  • 創造性や独自のセンスがある

「クリエイティブ系」ものづくりの仕事

「クリエイティブ系」ものづくりの仕事

  • デザイナー(グラフィック・Web・広告・本・ファッション):視覚的な要素をデザインし、顧客の要求やコンセプトに基づいてロゴ、広告、ウェブサイト、本のレイアウト、ファッションアイテムなどのデザインを作成する
  • フォトグラファー:カメラを使って被写体を撮影し、写真を美しく表現することでストーリーや感情を伝える

デザイナーやカメラマンなど、創造性やオリジナリティが武器になるのがクリエイティブ系のものづくりの仕事です。

スキルや技術を要するため就職のハードルは高いものの、感性やセンスが求められるこれらの職種は、専門的なスキルや知識が活かしやすい職種といえるでしょう

ものづくりの仕事を志していて、自分の専門分野を活かしたいならおすすめの職種です。

米田 有希

YONEDA YUKI

クリエイティブ系の職種に就くには、現時点での自分の技術を示すポートフォリオが欠かせません。最近ではデザインやカメラの技術を学べるオンライン講座も充実しているため、まずはそれを受講し、学んだものをまとめておくのもおすすめですよ。

「クリエイティブ系」ものづくりの仕事に求められるスキル・人物像

  • 芸術やデザインに対する感性やセンスがある
  • 常に最新トレンドに敏感
  • デジタルツールやクリエイティブソフトウェアに関する知識や経験が豊富

「IT系」ものづくりの仕事

「IT系」ものづくりの仕事

  • システムエンジニア:コンピュータシステムの設計・開発・導入・運用・保守など、システム全体の企画や管理をおこなう
  • プログラマー:コンピュータプログラムを設計・開発し、ソフトウェアやアプリケーションの実装や改善をおこなう
  • ロボット設計技術者:ロボットの設計や開発をおこない、機械の制御システムやセンサーなどの要素を組み合わせて、ロボットを製造する
  • 営業:IT製品やサービスの営業活動をおこない、新規顧客獲得や既存顧客の関係構築、契約交渉などを担当する

情報技術を駆使して製品やサービスを開発するIT系の仕事も、ものづくりにかかわる仕事といえます。IT系の職種や仕事は年々増え続けていて、今後も高い将来性が期待できる業界です

特に若い人の価値観や感性を欲している企業は多く、新卒や第二新卒など、社会人経験が少ない人でも就職しやすい傾向にあります。

松下 建都

MATSUSHITA KENTO

また、IT業界は急速に変化するため、新しい技術やトレンドに常に対応するための学習意欲と能力が求められます。選考時には、学習意欲の高さや臨機応変な対応力などを、具体的なエピソードを交えながらアピールしましょう。

「IT系」ものづくりの仕事に求められるスキル・人物像

  • プログラミングに関するスキルや経験が豊富
  • ロジカルな思考で問題に向き合い解決できる能力が高い
  • 新しい技術やトレンドへの対応力が高い

パソコンを使う仕事に興味があるならこちらの記事もおすすめです。
パソコンを使う仕事16選|未経験から目指すなら動機の深掘りが必須

Adviser Comment アドバイザーからのコメント

本田 百合香

HONDA YURIKA 本田 百合香

「何をしたいのか」の繰り返しが自分に合う仕事を導きだす

ここまで解説した通り、ものづくりの分野といっても、その範囲は多岐に渡るのがわかったのではないかと思います。

たとえば、IT系のソフト開発と左官などの構造物を造るといった点でも大きな違いがありますよね。同じ業界でも、製造業は食品や工業製品、医療機器など、造っているものはまったく違います。

そのため、ものづくりにかかわる仕事を目指したいと思ったときは、「何を作りたいのか」「何にかかわりたいのか」「何に興味があるのか」といったように自分の中にある 「何」を書き出し、整理する必要がありますよ。そうすることで、自分が目指すものづくりの仕事がはっきり見えてきます。

ものづくりに興味をもった「きっかけ」の深掘りが適職を導く! 

ここまで紹介したように、ものづくりの仕事とひとことにいってもジャンルや職種、仕事内容にはいろいろなものがあります。これらのなかから自分に合ったものを見つけるためには、ものづくりに興味をもった「きっかけ」の深掘りが欠かせません。

ただ単に「ものづくりの仕事がしたい」だけだと、職種を絞り込めないだけでなく、志望理由がありきたりで当たり障りないものになってしまいます。仕事探しでも、選考対策においてもこの深掘りは欠かせない準備ですよ。

ここからは、ものづくりの仕事に興味をもったきっかけを掘り下げるステップを詳しく解説します。志望理由をしっかり掘り下げ、あなたに一番マッチするものづくりの仕事を見つけましょう。

自分に一番合ったものづくりの仕事を見つける5ステップ

ものづくりの仕事を見つけるための5ステップ

適職を見つけて就活を成功させるためには、ものづくりの仕事がしたいと思ったきっかけを見つめ直し、一歩掘り下げた志望理由を見つけることが大切です。

自分が納得して選んだ職種に就ければ、就職後に後悔するといったことも防げますよ。

ここでは「ものづくりの仕事がしたい」と思ったきっかけや志望理由を深掘りする方法を5つのステップに分けて解説していくので、ぜひ実践してみてくださいね。

①ものづくりに興味をもったきっかけを具体的に書き出す

まずは、ものづくりに興味を持ったきっかけを振り返り、具体的な要素を書き出してみましょう。

自分が何かを作り上げることに喜びや達成感を感じた瞬間などを振り返ってみると、なぜものづくりの仕事をしたいのかという発想にもつながりやすいですよ

要素を書き出す際のポイントは、できる限り具体的に書き出すことです。できごとを5W1H(いつ・どこで・誰の影響で・どのように・何を通じて・なぜ)で振り返り、そのときの感情も思い出すようにしてみましょう。

米田 有希

YONEDA YUKI

振り返る際には何かに書き出しながら進めるのがおすすめです。頭で考えるより整理しやすくなりますよ。

自己分析の方法を知りたいなら、こちらの記事の解説がおすすめです。
転職を成功に導く自己分析5ステップ|7通りの方法から最適解を発見

②ものづくりの仕事に就きたい理由を「なぜ」で掘り下げる

ものづくりの仕事に興味を持ったきっかけが見えてきたら、就きたい理由をより掘り下げるために、「なぜ」を繰り返し質問してみましょう。

たとえば、「人々の生活に貢献したいから」「ものを作ることに喜びや充実感を感じるから」といった志望理由があった場合、これらを「なぜ」で掘り下げることによって、より具体的な目標を設定することができます

本田 百合香

HONDA YURIKA

たとえば、ものづくりの仕事を通じて人々の生活に貢献したいという動機が見えてきたら、社会的なインパクトを持つプロジェクトにかかわることが目標になるかもしれません。

③ものづくりの仕事を通じたキャリアパスを具体的にする

自分の志望動機や目標が明確化されてきたら、次はものづくりの仕事を通じたキャリアパスを具体的にしていきます。

どのような職種や専門分野に興味があり、将来的にどのようなスキルや役割を持ちたいのかを考えてみましょう。経験を積んだ後、マネジメントや指導者としてのキャリアパスを追求したいのか、それともプレーヤーとして専門性を高めていきたいのかなども重要です。

場合によっては、「ものづくりの仕事を活かして、他の分野へチャレンジしたい」といった野望が出てくるかもしれません。

米田 有希

YONEDA YUKI

将来のキャリアパスを考えることで、自身の能力や興味に合ったポジションを追求することができます。

Adviser Comment アドバイザーからのコメント

松下 建都

MATSUSHITA KENTO 松下 建都

キャリアパスはゴールからの逆算が大切!

キャリアパスを具体化する方法としては、たとえばIT業界にてソフト開発にかかわりたいとします。ただ、IT業界はひとくくりにできないほどのジャンルが存在しますよね。ジャンルによって、学ぶべきスキルや知識も違います。そのため、まずはかかわりたい業界がどのジャンルなのかを考えてみましょう。

業界の絞り込みが終わったら、次にその業界に必要なスキルセットを自分が今持っているのか、学習中なのか、これから学習するのかなどを整理します。

ここによって、狙うべき企業像やミスマッチを防ぐことにつながります。すでにスキルがあるのであればそれを活かし、ほかの条件を確認できますが、そうでない場合はその企業が未経験に対しての学びの場を提供してくれる会社であるかどうかなどが重要になってきます。

最後に、この年齢ではこんなポジションにいたいというイメージを持つために「5年後、10年後にはこうありたい」とゴールを設定しましょう。そこから逆算をおこない、今すべきことを具体化することで、就職におけるミスマッチを減らしつつ、自分自身のキャリアパスを描くことができますよ。

キャリアビジョンの立て方についてはこちらの記事がわかりやすいですよ。
キャリアビジョンとは? 10例文付きで解説する作成の極意!

人生の目標を立てるという観点で考えるなら、こちらの記事の解説が役立ちます。
人生の目標はキャリア形成でも重要! 経験から軸を立てる3ステップ

④ 「ものを作る」以外で求める条件をリストアップする

自分に合った職種を見つけるためには、仕事内容以外に求める条件をリストアップしてみることも大切です。

希望の職種に就けたとしても、それ以外の条件を達成できていないと、ストレスを感じながら働くことになるかもしれません

ものを作る」以外で求める条件例

  • 働く場所や環境
  • 給与
  • 勤務時間の柔軟性
  • 仕事の安定性
  • 成長や挑戦の機会
本田 百合香

HONDA YURIKA

ものづくりの仕事を志すということは、自分が熱中できることがわかっているということですよね。それは素晴らしいことですが、その反面ほかの条件の詰めが甘くなるケースがあります。それを理解して準備を進めましょう。

求める条件が浮かび上がってこないなら、まだ軸が立てきれていない可能性があります。こちらの記事で紹介している転職の軸の例をチェックしてみましょう。
転職の軸60選! 自分だけの軸を見出すカギは不満の言語化にあり

⑤志望理由と求める条件に当てはまるかを軸に求人をチェックする

志望理由と仕事に求める条件が出揃ったら、それに当てはまるかどうかを軸に求人をチェックしていきます。当てはまるものが多ければ多いほど、理想の職種・職場といえるでしょう

とはいえ、自分に合うかどうかは求人票などで見極めきれないことも多いです。その場合は現場社員に面談を組んでもらい話を聞いてみるといった、「生」の意見を集めるのもおすすめですよ。

松下 建都

MATSUSHITA KENTO

さまざまな情報を集めれば集めるだけ、正確な判断がしやすくなります。既卒や第二新卒から就職を目指すなら、現場にフィットするかどうかがとても重視されるため、その点でも情報収集が欠かせません。

実際に働いている人の話を聞く方法

  • 企業が開催している説明会やカジュアル面談に参加する
  • 人材会社が運営している就職イベントや合同説明会に参加する
  • OB・OG訪問を利用する
  • ビジネスSNSを活用する

併用がポイント! ものづくりの仕事の求人の見つけ方4選

適職を見つけるためには、できる限り多くの手段で求人を探すことも大切です。さまざまな方法で求人を探すことで、より多くの選択肢のなかから自分に合った仕事を探すことができます。

ここからは、ものづくりの仕事を探すための具体的な方法を4つ紹介します。事前にしっかりと確認しておき、活用できるようにしておきましょう。

松下 建都

MATSUSHITA KENTO

一つのやり方にこだわらず、併用するのもポイントです。求人サイトに登録してスキマ時間で眺めつつ、エージェントにも紹介をしてもらうことで時短にもつながりますよ。

①求人サイトで「ものづくりの仕事」と検索する

求人サイトは幅広い業種・職種の求人が掲載されているため、求める条件が明確に決まっていない場合や、できる限り多くの求人を探したい場合におすすめの方法です

求人サイトの多くはキーワード検索ができる仕様になっているため、「ものづくりの仕事」やそれに関連するワードを入れて検索してみましょう。希望の働き方や地域、給与などの条件で絞り込んで検索することも可能ですよ。

米田 有希

YONEDA YUKI

自己分析や志望理由を掘り下げる前に、まずはどんな仕事があるのかを見てみたい人にもおすすめの方法です。

②就職エージェントに登録して求人を紹介してもらう

就職エージェントは求職者と企業をつなぐ専門の仲介サービスです。これまでの経歴ややりたいこと、求める条件などを相談すれば、自分に合った求人を紹介してくれます。

第三者の客観的な意見も取り入れたうえで適職を見極めたいという人におすすめの方法です

また、就職エージェントは就職市場や最新トレンドを熟知したプロでもあるため、就活や選考に関して分からないことを相談できるという安心感もあります。企業とのやり取りもおこなってくれるので、一人きりで就活を進めるよりも効率的ですよ。

エージェントからは、一般的には公開されていない非公開求人を紹介してもらえる可能性もあります。非公開求人についてはこちらの記事がわかりやすいですよ。
非公開求人は公開求人との併用がマスト! 応募までの流れ4ステップ

③ハローワークに相談する

ハローワーク(公共職業安定所)とは、厚生労働省が運営する公共の雇用サービス機関です。求人情報を提供してくれるだけでなく、求職者へのアドバイスや面接対策、雇用保険の手続きなどもおこなっています

そんなハローワークでは、ものづくりの仕事の求人情報もたくさん扱っています。なかには他の求人サイトや就職エージェントでは扱っていない求人がある可能性もあるため、興味がある場合は、近くのハローワークに訪れ、キャリアアドバイザーに相談してみましょう。

ハローワークをもっと詳しく知りたいなら、こちらの記事がおすすめですよ。
ハローワークとは? 使い方や就活に役立つ8つのサービスを徹底解説

④知人・友人を介して紹介してもらう

ものづくりの仕事を探すには、知人や友人を介して紹介してもらう方法もおすすめです。あなた事のよく知っている知人や友人からの紹介であれば、よりマッチした求人を紹介してくれるかもしれません。

また、その友人や知人が働いている職場を紹介してくれるなら、事前に実際の現場の話も聞きやすいので、就職後に「想像と違っていた…」といった事態が起こる可能性も低いですよ

本田 百合香

HONDA YURIKA

社員の紹介で入社することをリファラル採用といいます。ただ紹介があるとはいえ選考で優遇されることは基本的になく、他の志望者と同じく選考を突破する必要がありますよ。

Adviser Comment アドバイザーからのコメント

米田 有希

YONEDA YUKI 米田 有希

詳しい人から話を聞いてものづくりの仕事への理解度を上げよう!

ものづくりの仕事は、実際の現場を見てみないことにはわからないことがたくさんあります。仕事への理解を深めるという意味では、インターネットで情報を集めるだけでなく、身近にものづくりの仕事をしている人がいれば話をきいてみるのがおすすめです。

また、ハローワークでは特定業種を集めた業界の説明会が定期的におこなわれているので、それらに参加し企業の担当者の生の声を聞くこともイメージがしやすくなりますよ。ほかにも、エージェントサービスを利用し、ものづくり関係の仕事を探していると伝えることで、情報を提供してくれる場合もあります。

さまざまなサービスをうまく活用して、よりあなたに合った仕事場を探していきましょう。

自分に最適な「ものづくりの仕事」を見つけて理想のキャリアを築こう! 

ものづくりの仕事について、メリット・デメリットや将来性、具体的な職種を紹介するとともに、適職を見つける手順や求人を探す方法などを解説しました。

「ものづくりの仕事」といっても、職種や仕事内容、求められるスキルはさまざまです。まずはものづくりにどんな職種があるのかを理解するところから始めましょう。

そして、適職を見つけるためには、なぜ自分がものづくりの仕事をしたいのかを深掘りし、一歩踏み込んだ志望理由を見つけることが重要です。この記事で紹介した内容をもとにさっそく行動し、後悔のないキャリアを手に入れましょう。

記事の編集責任者
今井 祐大セカンドエージェントG マネージャー

2018年にポートに新卒入社し、新卒紹介事業のリクルーティングアドバイザーを1年経験。その後、事業譲渡を受けたネットワークエンジニアITスクールなどを展開する「ネットビジョンアカデミー」のPMIに就任。2021年2月に新しくリリースされた既卒・第二新卒向け人材紹介サービスの事業責任者に就任し、現職 メッセージを読む

アドバイザー一覧

カテゴリー一覧

キーワードで検索

タグ一覧