【5分で攻略】玉手箱「趣旨判定」ポイント&解き方を徹底解説

この記事にコメントしたキャリアアドバイザー

  • #面接官経験あり#大手企業 出身#人材業界 出身
    大学卒業後、2010年にマイナビに入社。300社以上の採用支援をしてきた経験をもとに、各大学の就活講座の講師も務め、年間3,000人以上に講演。現在はキャリアアドバイザーグループの責任者として年間約1,000人の学生の相談に乗る。
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目次

  1. 2分でわかる! 絶対に押さえておきたいポイント&解き方のコツ
  2. 1問1分で解いてみよう! 玉手箱「趣旨判定」練習問題
  3. 問題①
  4. 問題②
  5. 問題③
  6. もっと玉手箱の問題を解きたい人は「Webテスト模擬試験ツール」がおすすめ!
  7. 玉手箱の対策についてもっと詳しく知りたい人はこちらから!

玉手箱の言語分野で出題される「趣旨判定」。提示された長文を読み、「筆者が一番伝えたいこと(要旨)」「本文に書かれているが、要旨ではない」「本文とは関係ない」のいずれかを選ぶ問題です。

難解な文章が出題されることは少ないですが、1問あたり1分前後という短時間で解く必要があるため、素早く読み解くコツを知らないと時間が足りなくなってしまうことも。

そこでこの記事では、「趣旨判定」の解き方について、就活のプロであるキャリアアドバイザーが解説。明日にはテストを受ける必要のある就活生でもすぐにマスターできるよう、よく出るパターンに絞ったうえで、ポイントを押さえて解説します。

コンテンツ制作・チェック体制について

※本記事の問題は、生成AI(人工知能)を活用しキャリアパーク! 就職エージェントの編集部が作成しています。すべての問題に対し、Webテストに精通した外部パートナーによる一次チェック、Webテスト支援経験を持つキャリアアドバイザーによる最終チェックを実施。出題内容の妥当性と正答性を十分に確認したうえで、就活生の皆様が安心して対策に取り組めるコンテンツとして公開しています。

2分でわかる! 絶対に押さえておきたいポイント&解き方のコツ

趣旨判定の問題をスピーディーに解くコツは、まず「C(無関係)」を見つけること。趣旨判定では、1つの設問のなかに「A(趣旨)」と「C(無関係)」がそれぞれ含まれるケースが多いです。

まずはわかりやすい「C(無関係)」を見つけてから残りの選択肢を考えると、素早く解き切ることができますよ。

「趣旨判定」をスピーディーに解くコツ
  • 「しかし」「したがって」といった接続詞の後ろに着目する
    →筆者の主張(趣旨)が述べられることが多い
  • 「重要なのは」「〜すべきだ」といった文頭・文末表現に着目する
    →こちらも筆者の主張(趣旨)が述べられることが多い
  • まずは「C(無関係)」を見つける
    →一般常識として正しくても、「本文に書かれていない」ならすべてC
吉川 智也

吉川 智也

「A(趣旨)」か「B(書かれているが趣旨ではない)」かで迷った場合は、「その設問文が文章全体を代表する一文と言えるか?」を考えてみましょう。

特定の段落の内容しか説明していないのであれば、Aの趣旨ではなくBだと判断できます。

1問1分で解いてみよう! 玉手箱「趣旨判定」練習問題

問題①

次の文章を読み、あとに続く設問文がA〜Cのどれに当てはまるか選びなさい。

【A】筆者の趣旨(最も伝えたいこと)が述べられている。
【B】筆者はそのことに触れているが、趣旨ではない。
【C】この文章とは関係ないこと、あるいは本文の内容とは異なることが述べられている。

近年、就職活動の早期化やオンライン化が進むなか、自己分析の重要性が改めて叫ばれている。多くの学生は、面接でうまく答えるための「強み」や「エピソード」を探す目的で自己分析をおこないがちだ。確かに、選考を通過するためには自身の魅力を的確に言語化するスキルも不可欠である。しかし、面接官の評価を気にして表面的なアピールポイントを取り繕っても、入社後のミスマッチを防ぐことはできない。自己分析の真の目的は、他者からの見え方ではなく、自分自身の価値観や「どのような環境であればやりがいを持って働けるか」を深く理解することにある。周囲のペースに流されることなく、まずは自分自身の内面と誠実に向き合うことこそが、納得のいくキャリアを築くための第一歩となるのだ。


問(1):

選考を通過するためには、面接で自身の魅力をアピールできるよう強みやエピソードを言語化するスキルが不可欠である。

選択肢

問(2):

オンライン面接が主流となった現代の就職活動においては、対面面接よりも高度なコミュニケーション能力が求められる。

選択肢

問(3):

納得のいくキャリアを築くためには、表面的なアピールよりも、自分自身の価値観を深く理解する自己分析をおこなうことが重要である。

選択肢

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吉川 智也

吉川 智也

正解は 問(1)B、 問(2)C、 問(3)A です。

今回の問題で意識したいのは、「しかし」の後に展開されている本当の主張を読み取ること。ここが本文の要旨だと理解できれば、素早く正しい回答を選べます。

問(1)の「選考を通過するためのスキルが不可欠」という内容は本文の前半で「確かに……スキルも不可欠である」と簡単に触れられています。しかしこの後に「しかし、……ミスマッチを防ぐことはできない」と逆接が続いているため、問題の文章はそれ以降の主張を展開するための前置きであることがわかります。文章全体の趣旨ではないため、正解はBです。

問(2)の「対面よりも高度なコミュニケーション能力が求められる」という内容は、本文中に記載がありません。そのためCとなります。

問(3)は、最終段落の「自分自身の内面と誠実に向き合うことこそが第一歩」という結論と合致しており、文章全体の趣旨と考えられるためAが正解です。

<ワンポイントアドバイス>
「しかし」や「だが」といった逆接の接続詞の後は、筆者の主張がくるサイン。前半の一般論に惑わされず、後半の展開に注目して趣旨を汲み取りましょう。

問題②

次の文章を読み、あとに続く設問文がA〜Cのどれに当てはまるか選びなさい。

【A】筆者の趣旨(最も伝えたいこと)が述べられている。
【B】筆者はそのことに触れているが、趣旨ではない。
【C】この文章とは関係ないこと、あるいは本文の内容とは異なることが述べられている。

日本の伝統的な雇用慣行である「メンバーシップ型雇用」は、新卒一括採用や終身雇用を前提とし、企業への強い帰属意識を育んできた。しかし近年グローバル化やテクノロジーの進化にともない、職務内容を明確に決めて専門人材を採用する「ジョブ型雇用」へ移行する企業が増加している。ジョブ型雇用は、年齢や社歴にかかわらずスキルに応じた適切な評価ができるというメリットがある。とはいえ、ジョブ型雇用を単なる欧米の真似事として導入するだけでは、社内の混乱を招きかねない。重要なのは、自社の経営戦略や事業内容に合わせて、双方の雇用のメリットを組み合わせた独自のハイブリッドな人事制度を構築し、柔軟に対応していくことである。


問(1):

メンバーシップ型雇用は、新卒一括採用や終身雇用を前提とするため、社員の企業への帰属意識を高める効果がある。

選択肢

問(2):

ジョブ型雇用の導入には、社員間の競争を過度に煽り、チームワークを低下させるという大きなデメリットが存在する。

選択肢

問(3):

企業は自社の戦略に合わせて、メンバーシップ型とジョブ型を組み合わせた独自の人事制度を構築し、柔軟に対応すべきである。

選択肢

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吉川 智也

吉川 智也

正解は 問(1)B、 問(2)C、 問(3)A です。

今回の問題のポイントは、事実の説明と筆者の意見をしっかりと区別して読むことです。

問(1)の「メンバーシップ型雇用が企業への帰属意識を高める」という内容は第一段落で事実として触れられています。しかし、文章全体の結論ではないためBが正解。

問(2)の「社員間の競争を過度に煽る」というデメリットについては、本文中に言及されていないためCです。

「社内の混乱を招きかねない」という一文があるため引っ張られる人もいるかもしれませんが、「社内の混乱を招くこと」と「社員間の競争を過度に煽ること」はイコールにはなりません。「きっとこうだろう」といった推測で回答するのは避け、事実として述べられていることだけ注目しましょう。

問(3)の「自社の戦略に合わせて独自の人事制度を構築すべき」という内容は、最後で筆者が「重要なのは〜」と強調している結論そのもの。そのため、Aが正解です。

<ワンポイントアドバイス>
趣旨は、「重要なのは〜」や「〜すべきである」という表現の近くに書かれていることが多いです。まずは文頭や文末に意識を向けて読んでみましょう。

問題③

次の文章を読み、あとに続く設問文がA〜Cのどれに当てはまるか選びなさい。

【A】筆者の趣旨(最も伝えたいこと)が述べられている。
【B】筆者はそのことに触れているが、趣旨ではない。
【C】この文章とは関係ないこと、あるいは本文の内容とは異なることが述べられている。

これまで日本の就職活動において、インターンシップはおもに企業が学生に向けて自社の魅力をアピールする「広報活動」の一環として位置づけられてきた。数日間で終わる会社説明会のようなプログラムも少なくなかった。しかし近年、より実践的な就業体験をともなうインターンシップが推進されたことにより、その役割は大きく変化している。企業は学生の実務能力や適性を早期に見極めようとしており、学生側も現場のリアルな雰囲気を知る機会として活用している。企業と学生の双方が入社後のミスマッチを防ぐためには、インターンシップを単なる選考の入り口や企業PRの場として終わらせず、互いへの深い理解をうながす「対話の場」として機能させることが今後ますます求められる。


問(1):

より実践的な就業体験をともなうプログラムが推進されたことで、企業は学生の実務能力を早期に見極めることが可能になった。

選択肢

問(2):

欧米の企業では、長期インターンシップを通じて採用候補者を絞り込む手法が古くから定着している。

選択肢

問(3):

インターンシップは単なる選考やPRの場ではなく、企業と学生が互いの理解を深めミスマッチを防ぐための場として機能させるべきだ。

選択肢

解答・解説を確認する
吉川 智也

吉川 智也

正解は 問(1)B、 問(2)C、 問(3)A です。

今回のポイントは、テーマが「今後どうすべきか」にあると見抜くこと。

問(1)の「企業は学生の実務能力を早期に見極められる」という内容は本文の中盤で触れられています。しかしあくまで現状の変化を説明しているだけであり、趣旨ではありません。よって正解はBとなります。

問(2)の「欧米の企業では長期インターンが定着している」という内容は、本文に記載がありません。そのためCとなります。一般的に考えるとありえそうな選択肢だからこそ、誤ってBにチェックしないよう注意が必要です。

問(3)の「互いの理解を深める対話の場として機能させるべきだ」という内容は、今後のあり方に対する筆者の最終的な主張をまとめていると言えます。そのためAが正解です。

<ワンポイントアドバイス>
急いでいると、自分の一般常識から考えて正しそうな選択肢を選んでしまいがち。 しかし、趣旨判定はあくまで「文章中にどう書かれているか」を答える問題です。パッと見でそれらしいと感じたとしても、必ず該当箇所を見つけてから回答しましょう。

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玉手箱模試

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吉川 智也

吉川 智也

よく出る問題を集めた特別な問題集を、本番さながらの環境で解くことができます。時間制限つきなので、スピーディーに解く練習にもなるはず。

本番まで実力を高めるためにも、まずは一度チャレンジしてみましょう!

玉手箱の対策についてもっと詳しく知りたい人はこちらから!

以下の記事では、玉手箱の対策方法について詳しく解説しています。全体的な対策をしたい人は、ぜひチェックしましょう。

<玉手箱全般>
玉手箱の対策法|例題と高得点のコツを解説
玉手箱とSPIの違いは?難易度や優先順位を徹底検証|各3つの対策

<言語>
玉手箱の言語問題を解くコツ|特徴を掴めば攻略は可能

<非言語>
玉手箱の非言語問題を解くコツ|例題と攻略法を解説

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