7つの手順で必ず高得点! SPI勉強法を分野別・形式別に徹底解説

この記事のアドバイザー

目次

  1. SPIは手順を踏んだ練習が高得点のカギ
  2. まずは知っておきたいSPIとは?
  3. 問題の構成:2つの検査に分けられる
  4. 出題形式:大きく分けると4つの形式がある
  5. 出題方法:回答状況に応じて変わる
  6. 開催日程:企業の指定日時
  7. 選考における位置づけ:足切りの判断基準として扱われるケースが多い
  8. SPI以外の適性検査も知っておこう
  9. SPIの目安の勉強時間や合格ラインは?
  10. 目安の勉強時間
  11. 合格ライン
  12. SPIで得点が取れない人の特徴
  13. そもそも解き方がわかっていない
  14. 時間オーバーになってしまう
  15. 本番の緊張感に慣れていない
  16. 必ず高得点がとれる勉強法! 7つの手順から解説
  17. ①受験企業・業界の出題形式を把握する
  18. ②問題集1冊を集中して解く
  19. ③苦手なところを反復練習する
  20. ④高頻度で出題されるものを解く
  21. ⑤暗記系はスキマ時間で徹底的に覚える
  22. ⑥時間を計りながら解く
  23. ⑦模試を積極的に受ける
  24. 【言語分野】解き方のコツ
  25. 暗記項目:語彙や用法は解答に時間をかけない
  26. 長文読解:先に設問をチェックしておこう
  27. 【非言語分野】解き方のコツ
  28. 計算式や組み合わせ:パターンにあてはめてスピード重視で解こう
  29. 推論:図や表を可視化させて理解を深める
  30. 【その他の分野】勉強のコツ
  31. 英語:TOEIC対策が役に立つ
  32. 構造的把握力:暗記はできない! 専門問題集を解く
  33. 【性格検査】押さえておきたい答え方
  34. 大切なのは素直に答えること
  35. 倫理が問われている質問を理解しておく
  36. ネガティブに考えすぎない!
  37. 勉強に欠かせない! おすすめコンテンツ
  38. SPI対策専用の書籍
  39. アプリやWebサイト
  40. SPIは解くコツを押さえて効率的に勉強をしよう

SPIは手順を踏んだ練習が高得点のカギ

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。選考では、適性検査としてSPIを受検することもしばしば。そんなときに、

「SPIってどうやって勉強したら良いですか?」
「そもそもSPIに勉強って要るんですかね」

などという相談をされることがあります。SPIで出題される問題の範囲は、中学・高校で習った内容中心のため、解き方を忘れてしまっている学生も多く見受けられます。しかし、手順を踏んで練習を重ねれば高得点を狙えるものです。

この記事ではSPIの勉強法から、各分野の解き方のコツもお伝えします。これからSPI対策をしようと考える人はぜひ参考にしてみてください。

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まずは知っておきたいSPIとは?

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就活生

面接の前にSPIを受けなきゃならないみたいです。そもそもSPIって何ですか?

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キャリアアドバイザー

SPIとは適性検査の一つです。企業が学生の基礎的な学力はもちろん、人物像や会社への適性を図るために取り入れているんですよ。

SPIとは、Synthetic Personality Inventoryの略でリクルートマネジメントソリューションズが提供する適性検査です。適性検査の中でもっとも多くの企業に使われており、2019年度は13,600社が選考に取り入れています。企業はSPIの結果をもとに学生の人物像や適性を把握し、選考だけでなく入社後もそのデータを活用しています。

その他の適性検査について知りたい学生は、こちらの記事を参考にするとよいでしょう。

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問題の構成:2つの検査に分けられる

SPIの構成

SPIは大きく分けると能力検査と性格検査の2つの検査から成り立っています。それぞれどんな特徴があるのかさらに解説しますね。

能力検査

能力検査はさらに言語分野、非言語分野に分けられます。言語分野では語句の意味や文法などがきちんと理解できているかなどの問題が、非言語分野では簡単な数学の問題や論理問題が出題されます。

言語分野の問題
  1. 二語の関係
  2. 語句の意味
  3. 語句の用法
  4. 文の並び替え
  5. 空間補充
  6. 熟語の成り立ち
  7. 文節の並び替え
  8. 長文読解
非言語分野の問題
  1. 推論
  2. 順列・組み合わせ
  3. 確率
  4. 割合と比
  5. 損益算
  6. 料金割引
  7. 仕事算
  8. 代金清算
  9. 速度算
  10. 集合
  11. 表の解釈
  12. 特殊算
  13. 情報の読み取り
  14. 物の流れ
  15. グラフの領域
  16. 条件と領域

また、外資系の企業や商社などではこれらに加えて英語が、商社などでは構想的把握力が問われる場合もあります。

こちらの記事では、SPIと一般常識問題の違いについて解説をしています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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一般常識の数学の問題が不安な学生は以下の記事を参考にしてくださいね。

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性格検査

性格検査では、物事への取り組み方や性格に関する質問から学生の人柄を判断します。その結果から、自社に合った人材かを把握するために使われています。

出題形式:大きく分けると4つの形式がある

出題形式とその特徴

SPIにはいくつかの受検形式があります。形式によって制限時間や問題の内容が変わりますし、企業から形式を指定されて受検することも。それぞれの形式の特徴を見ていきましょう。

形式①テストセンター

テストセンター
  • 会場:リクルートマネジメントソリューションズが運営する専用会場
  • 受検に使うもの:パソコン
  • 回答方法:選択式
  • 所要時間:能力検査35分+性格検査30分=計65分
  • 頻出問題:割合、代金の清算、資料の読み取り問題

テストセンターはリクルートマネジメントソリューションズが運営するテストセンターという会場で受検をおこないます。事前に専用ページの予約をおこない、受検後結果はオンライン上で管理されます。そのためテスト結果は複数の企業の選考に使い回すことも可能ですし、都度企業ごとに受け直すことも可能です

検査だけでなく一問一問に制限時間が決められており、時間が来ると自動的に次の問題に移行します。できない問題を後回しにすることはできません。

こちらの記事ではテストセンターで出題される問題例を紹介しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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形式②Webテスティング

Webテスティング
  • 会場:自宅
  • 受検に使うもの:パソコン
  • 回答方法:記述式
  • 所要時間:能力検査35分+性格検査30分=計65分
  • 頻出問題:割合、整数の推測

Webテスティングは自宅で自分のパソコンを用いて受検します。基本的には企業にエントリー後にメールなどで受検のURLが送られてきて、それを受検する形になります。

ほかの形式とは違い、Webテストでは電卓を使用して回答ができるため問題の難易度は高め。回答は選択式ではなく数値を直接入力することが多く「とりあえず」で回答することができません。また、テストセンター同様一問一問に制限時間が決められています。

Webテスティングについてはこちらの記事で対策方法などをより詳しく解説しています。すでに自分の受ける形式がWebテスティングだとわかっている人はぜひ併せて読んでおきましょう。

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形式③インハウスCBT

インハウスCBT
  • 会場:企業
  • 受検に使うもの:パソコン
  • 回答方式:選択式
  • 所要時間:能力検査35分+性格検査30分=計65分
  • 頻出問題:割合、整数の推測

インハウスCBTは、志望する企業を訪問し、企業で受検する形式です。この方法でSPIを受検させる企業はごくわずかで、基本的には受検会場以外はWebテストと変わらないと考えて良いでしょう。

形式④ペーパーテスティング

ペーパーテスティング
  • 会場:企業
  • 受検に使うもの:紙
  • 回答方式:選択式(マークシート)
  • 所要時間:能力検査70分+性格検査30分=計100分
  • 頻出問題:代金の清算、グラフの良識、物の流れと比率、装置と回路

志望企業で受検をする点ではインハウスCBTと同じですね。マークシートで回答するため、大学入試の共通テストのような感覚だと捉えると良いでしょう。

ほかの試験では制限時間内であれば何問でも解くことができますが、ペーパーテスティングでは問題数が決められています。しかし一問ごとの制限時間は決まっていないので、わからなかった問題は後回しにしできる問題から先に回答することも可能です。

出題方法:回答状況に応じて変わる

ペーパーテスティングでは、問題数が決められているのに加えて出される問題も決められています。しかしそのほかのテストでは、自分の解答状況に応じて次の出題が変わっていきます

出題の流れ例①

1問目:正解◎

2問目:1問目より難易度の高い問題が出される

出題の流れ例②

1問目:不正解×

2問目:1問目と同レベルかそれ以下の難易度の問題が出される

問題に正解していれば次の問題の難易度は上がりますし、不正解なら下がります。自分がしっかりと解けているかの目安にもなりますね。

SPIの本番まで時間がない人は、頻出問題だけでも必ず押さえておこう

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開催日程:企業の指定日時

SPIは、基本的にはエントリー後に企業からURLや来社日時を指定されて受検する場合が多いです

また、テストセンターも主要都市では時期を問わず常設されています。しかし地域によっては就活時期のみテストセンターが設置される場合もあるので、自分の住む地域でテストセンターが設置されるのはいつなのか、事前に確認しておきましょう。

選考における位置づけ:足切りの判断基準として扱われるケースが多い

SPIには性格検査があるため、その結果を用いて学生が自社と合っているか判断する要素として使われます。しかし、企業がSPIを取り入れる目的の多くは「学生の足切り」だと捉えて良いでしょう。

特に人気企業や大手企業などには毎年膨大な数の応募があります。企業としてはできればすべての応募者と面接をおこないたいですが、そこまでの余裕はありません。そこで、より効率よく採用活動をおこなうためにSPIを取り入れ、一定のラインを下回る学生は面接に進ませずに不採用としている企業が多いです

SPI以外の適性検査も知っておこう

学生によくあるのが「適性検査=SPI」だと思い込んでいること。適性検査対策としてSPIの勉強をする学生は多くいますが、SPI以外にも適性検査の種類はいくつかあることを知っておきましょう。

選考でよく使われる主要な適性検査の種類
  1. 玉手箱:SPIより難易度は高め。英語が必ず出題される
  2. GAB:SEやPGなどの技術職でよく使われる
  3. CAB:総合商社など高い知能が求められる業界でよく使われる。難易度は難しめ
  4. TG-WEB:非言語では図形の問題が出ることも特徴

企業によってはSPI以外の適性検査を取り入れているところもあります。別の適性検査にSPIの勉強をしても対策にはなりません。せっかくの対策が無駄にならないよう、事前に志望企業で使われる検査は何か把握したうえで対策をおこないましょう

この中でもGABについてはこちらの記事で詳細を説明しています。

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CABの対策方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

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SPIの目安の勉強時間や合格ラインは?

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就活生

中学・高校レベルの問題が主なんですよね? それなら別に勉強しなくてもいっか!

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キャリアアドバイザー

たしかに問題のレベルとしてはそうですね。でも、SPIは勉強せずとも良い点が取れるほど簡単ではないですよ。

SPIは基本的には中高レベルの問題で構成されているため、簡単に解けるだろうと踏んで対策を一切おこなわずに受検に臨む学生が毎年一定数見受けられます。「まったく対策せずに臨んでもそれなりには解けた」と友達や先輩から話を聞いた学生もいるかもしれませんね。

しかし対策なしに高得点は見込めませんし、問題量に対する時間配分にも慣れておく必要があります。SPIは勉強すればするだけ高得点が狙えるテストなので、対策は必ずしましょう。

ここからは高得点を取るための勉強時間や合格ラインについて解説していきますね。

目安の勉強時間

SPIの対策には少なくとも30時間、平均50~60時間が必要とされています。つまり、足切りをされないためには少なくとも30時間は勉強すべきということですが、基礎固めができていない場合だとさらに時間を要するケースももちろんあります。

たとえば、一日2時間の学習時間を確保できるなら1ヶ月、一日1時間の学習時間を確保できるなら2ヶ月見ておくべきです。この学習時間を加味し、選考でSPIを受検する時期から逆算していつまでに勉強を始めれば良いか考えましょう。

合格ライン

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就活生

そもそも、SPIって何点あれば合格なんですか? 60時間あれば突破は確実ってことですか?

このように考える学生も多いことでしょう。しかしSPIには明確な合格ラインというものは存在しません。企業ごとにボーダーラインが分かれているからです。また、多くの場合は受検後も自分が何点取れたのかがわからない仕様になっています。

しかし、多くの企業ではおおよそ6~7割正答できていれば合格できる傾向があります。確約ではありませんが、8割程度点が取れていれば安心できるでしょう。

ただし、6~7割正答=確実に合格、というわけではないことも押さえておきましょう。大手企業や人気企業の場合はたとえ7割を超えていても不合格になる可能性もあります。油断せずに勉強を重ねましょう。

塩田 健斗

キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる

面接試験にたどり着く前の勝負どころ。勉強時間にとらわれず自信を持てるまで対策を

何時間勉強した、何割取れたというのはあくまでも目安です。そもそもSPIなどの適性検査は、応募者数の多い企業が面接で直接話をする学生の絞り込みをおこなう目的で課す試験です。そのため、履歴書やES作成・面接対策ともバランスをとって備えていきましょう。これまでSPIで不合格になることが多かった人はここが勝負どころになるでしょうから、ほかの試験よりも力を入れる必要が出てきますね。

SPIの勉強は、就職サイトのエントリー開始時期には始めておきましょう。就活が本格化すると、SPIの勉強よりも自己分析や企業研究、面接対策に時間をかけるべきだからです。移動時間などスキマ時間に暗記対策をするなど、時間のかかるものはコツコツできると気持ち的にも安心できますよ。焦って直前に詰め込もうとすると余裕がなくなります。「スケジュール管理をしながらコツコツ勉強してきた」という実績は自信にもなるので、試験当日落ち着いて取り組むことができますよ。

SPIで得点が取れない人の特徴

SPIで得点が取れない人の特徴

実際にSPIを受けてみて、思うように解けず点が取れなくて面接に進めなかったという人もいることでしょう。実際に苦手意識を感じている人も多くいます。まずは自分がなぜ点が取れないのか、どこに苦手意識を持っているのか把握しておきましょう。苦手要素に応じて取るべき対策が変わってきますよ。

そもそも解き方がわかっていない

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就活生

そもそも、それぞれの問題をどうやって解いたら良いかわからないんですよね……。

先ほどお伝えした通り、基本的にはSPIの問題は中学・高校レベルの問題ばかりです。しかし卒業してからは随分と時間が経っているので、そういった問題を解く機会も減ったことで解き方を忘れてしまっていることも

また特に文系学生は推論などの難易度の高い非言語分野の問題の解き方がまったくわからないという人もいることでしょう。解き方がわかっていなければいつも同じ種類の問題でつまずいてしまい、結局点が伸びないことも考えられます。

時間オーバーになってしまう

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就活生

解くのに時間をかけすぎてしまって、時間内に全然解き終わらないんです。

SPIには基本的に問題数は決まっていません。制限時間のみが決められており、決められた時間のなかでいかに多くの問題を解けるかが重要になってきます。

しかし各問題には制限時間があるので、時間がかかりすぎると解答ができないまま次の問題に進んでしまいます。その結果、無解答=不正解とみなされ、総合得点が伸びないケースも多いです

またペーパーテスティングでは全体の制限時間に対して問題数が決まっているため、わからない問題に時間をかけすぎてしまい、最後まで解き終わらないということもあります。

SPIの時間オーバーを回避したい人はこちらの記事も是非参考にしてみてください。時間切れを回避するための対策方法について詳しく解説しています。

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SPIは時間との勝負!時間切れを回避するための対策10選!

SPIで時間切れを防ぐためには、問題の傾向を把握しておくことが大切です。今回はSPIの種類や時間、それぞれの特徴を紹介していきます。またキャリアアドバイザー監修のもとSPIで時間切れを回避するための対策10選も紹介していきます。SPIでの時間切れを回避する対策をして高得点を狙っていきましょう。

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本番の緊張感に慣れていない

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就活生

問題集だと点は取れるんですけど、本番は緊張しちゃって点数が全然取れません。

SPIでは多くの形式でパソコンを使って受検します。対策時には問題集で勉強をする学生も多いと思いますが、パソコンでの受検に慣れていないとやりづらさを感じてしまいますよね。

また、対策時と本番では緊張感もまったく違うでしょう。意気込んでしまうがあまり過度に緊張してしまい、本来の力が発揮できずに点数が取れない人もよくいます

必ず高得点がとれる勉強法! 7つの手順から解説

SPIを勉強する7つの手順

ここからはSPIで高得点を取るための勉強法をお伝えしますね。SPI対策のフェーズに応じた勉強法を紹介するので、自分が今どの段階にいるのか考えたうえで、自分に必要な対策をおこなってください。

①受験企業・業界の出題形式を把握する

SPIの勉強を始める前に、まずはそもそも志望企業でSPIが使用されているのか、どの形式で受検するのかを調べておきましょう。

SPIを選考に取り入れていない企業に対しSPI対策をおこなっても時間の無駄になってしまいますよね。また形式によって頻出問題が大きく変わってきます。その形式に応じた対策をするのがもっとも効率が良いので、まずはやみくもに勉強を始めるのではなく、志望企業の情報を集めることから始めましょう。

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キャリアアドバイザー

たとえば総合商社だとSPIに加えてGABも使われることが多いです。また英語は必須になるので、こういった情報を事前に把握しておけば効率の良い勉強ができますね。

②問題集1冊を集中して解く

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就活生

対策って、たくさんの問題にできるだけ触れたほうが良いですよね?

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キャリアアドバイザー

SPIの勉強ではそれが良いとは限りません。むしろ問題集は1冊に絞って勉強したほうが良いですよ。

SPIの勉強では何冊も問題集をこなすより、1冊の問題集のみを集中して解くことをおすすめします。SPIではどのような問題が出やすいか、ある程度傾向があります。まずは1冊の問題集を使って、その傾向に沿って出やすい問題に絞って対策をしましょう。

勉強をする中で、間違ってしまった問題は必ずその場で解説を見て解き方を理解しましょう。本番は後戻りができませんが、練習であれば何度も戻って確認ができます。わからなかったその瞬間に確認するほうが記憶も鮮明で覚えやすいですよ。

③苦手なところを反復練習する

1回で正解した問題は「解き方がわかっている」ということなので、何度も反復して解く必要はありません。しかし間違えた問題は、解き方を覚えるまで何度も反復して練習しましょう。

おすすめの練習方法はこちら。

  1. 問題集を一通り解く
  2. 間違った問題・偶然正解した問題だけを再度解く
  3. ②の繰り返し
  4. すべて正解したら、再度問題集を一通り解く

このときに気を付けたいのは「解答を覚える」わけではないということ。あくまでも解き方を覚えるための勉強です。反復する中で「この問題はたしかこれが解答だったな」などと、流れ作業のように解答しないようにしましょう。

④高頻度で出題されるものを解く

先ほどもお伝えしましたが、SPIはその形式によって出題される問題の傾向が変わります。事前に志望企業や業界の形式を把握しておいたと思いますが、その形式に沿って頻出の問題を解いていきましょう。

もし志望企業の形式がわからない場合は、すべての形式で共通して出る問題を多く解いておくと良いですね。本番がどんな形式だったとしても、ある程度落ち着いて臨めるでしょう。

⑤暗記系はスキマ時間で徹底的に覚える

特にまとまった時間がとりにくい学生の場合、SPIの勉強は短期間で集中して知識を定着させるをおすすめします。SPIの結果次第で選考突破にかかわりはしますが、SPIよりも企業研究や自己分析に時間を使うべきだからです

問題集を一定解き終わったあとや就活本格化後にSPIの勉強を始める人は、暗記系の問題は移動中や寝る前などのスキマ時間を利用して覚えると良いですね。限りある時間を有効に使って正答率を高めていきましょう。

⑥時間を計りながら解く

SPIを実際に受けてみて、多くの人がぶつかるのが時間制限の壁。時間をかければ解けるとしても、制限時間内に解き終わらなければそれは不正解と同様に扱われてしまいます。

問題集を数周して正答率が上がってきたら、次は制限時間を決めて問題に取り掛かってみましょう。言語分野はおよそ40秒、非言語分野は80秒が所要時間とされています。また、事前に「10秒悩んで解法がわからなければ飛ばす」などと、飛ばすまでの時間も定めておくとさらに効率的に解答できますよ。

加藤 大智

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わからない問題は飛ばすなど気持ちに余裕を持って試験に挑もう

どの試験方法も、言語・非言語で時間が余るということは基本的にありません。出題順に進めていくと、これは時間がかかりそうだなとか苦手な分野だなといった問題に出会います。

試験対策をおこなってきた中で時間をかけてもなかなか正解できないとわかっているものは、深く考えずに飛ばしてしまいましょう。特に非言語はわからない問題で気持ちが乱れると次の問題に影響を及ぼしてしまうので、できる問題に集中したほうが得点が取れるでしょう。

PCでのテストは、残り時間と回答数のバランスが崩れてくると特に焦るので、当日だけでなく試験対策としてタイマーで時間を図るなどして、本番さながらに対策をしておくことをおすすめします。マーク式は問題を飛ばす場合もどこかにマークしておくことも忘れずに。4択なら1/4の確率で正解ですし、次の問題でマーク位置がずれるのも防げます。1番もったいないのはマークミスですからね。

⑦模試を積極的に受ける

問題に慣れてきたら、模試を積極的に受けるようにしましょう。本番はテスト形式になるので、いくら問題に慣れていてもテストで点が取れなければあまり意味がありません。

時間を計りながら勉強をおこなうのと、実際に制限時間に追われながら解答をするのとではまったく緊張感が違うでしょう。問題が解けるようになってきたら、本番の雰囲気に慣れるために次はなるべく本番に近い形で取り組むようにしましょう。

SPIを対策するなら「SPI模試」がおすすめです。SPIの問題を無料スマホやパソコンで手軽にで解くことができます
SPI模試で実力を試しましょう。

【言語分野】解き方のコツ

ここからは、検査に応じてそれぞれの解き方のコツを解説していきます。言語分野は大きく分けると暗記項目と長文に分けることができます。そしてそれぞれ問題を解く上で気を付けるべきことが違うので、効率良く解答するためにも一緒に確認しておきましょう。

暗記項目:語彙や用法は解答に時間をかけない

言語分野の暗記項目とは語彙や熟語、ことわざや言葉の意味などのこと。言語分野で難易度が高いのは長文読解です。そのため、暗記項目は早めにクリアして、できるだけ早く・多く長文読解に取り組みたいところ。

暗記項目は知っていれば解ける知識の問題ばかりです。時間をかけずにスラスラと解くようにしましょう。

長文読解:先に設問をチェックしておこう

長文読解では問題文よりも先に設問をチェックするようにしましょう。長文読解は問題文の長さに対し制限時間は少なめ。文章から目を通し始めるとあっという間に時間が過ぎてしまいます。

先に設問を読むことで、問題文の内容が大まかに把握できます。また問われている内容を理解したうえで問題文を読むと、読み終わる前、問題文の途中で解答を進めることができますよね。非常に効率的に解答できるのでぜひ試してみてください。

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キャリアアドバイザー

言語分野の中で長文は難易度が高いと言われています。つまり長文が出題されたら、それまでの問題に正解できている可能性が高いです! 自信を持って解き進めてくださいね。

小説や新聞を読むのも効果的

言語分野の対策では小説や新聞を読むのもおすすめしています。活字に慣れることで長文を読む力も鍛えられるうえに、語彙や語句の意味なども覚えられますよ

一定のスピードで正しく文章を読み解く力は一朝一夕ではなかなか身につかないので、普段から活字に触れる機会を積極的に作りましょう。

吉川 智也

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当日は余白部分をうまく使って思考整理を

長文以外は、隙間時間の学習である程度対策ができるかと思います。言葉の意味や用法は出題形式を確認して、普段から活字に触れるように心掛けると良いでしょう。並び替えや長文の空欄補充は読み込む時間が必要なので、まずは落ち着いて取り組めるように前半部分はリズムよく解答できるようにしておきます。

ペーパーテストは余白部分に書き込めるスペースがあるので、たとえば並び替えで「選択肢アは文脈からエのあとにくることは間違いない」と判断したら「ア→エ」と記入するなど、頭の中だけで考えずにメモしておくと良いでしょう。これだけでも残り2択にまで減らせることがあるので、気づいたことは書き込んでいくという方法を試してみてくださいね。

【非言語分野】解き方のコツ

言語分野に比べて非言語分野は苦手意識を持つ人が多いです。しかし、苦手ということはそれだけ言語分野よりも伸びしろがあるということ。計算が多い分野ですが、やみくもに勉強をしても得点は重ねられません。ここでも解き方のコツをお伝えしていきますね。

計算式や組み合わせ:パターンにあてはめてスピード重視で解こう

計算式や組み合わせなどの問題は、比較的素早く答えられる部分です。こういった問題は基本的に解き方が決まっています。反復して勉強を重ねれば自然と使うべき公式がわかり、パターンが見えてきます。パターンがわかれば、それにあてはめて解けば良いだけです。勉強の際はパターン一つひとつを意識しながら解いてみてくださいね。

最低限覚えておくべき公式
  • 料金の割引
    ・定価×(1-割引率)=割引価格
  • 速さ・距離・時間
    ・速さ×時間=距離
    ・距離÷時間=速さ
    ・距離÷速さ=時間
  • 損益算
    ・原価×(1+利益の割合)=定価や売価
    ・原価×利益の割合=利益
    ・定価×(1-割引率)=売価
  • 順列・組み合わせ
    ・AかつB=Aの確率×Bの確率
    ・AまたはB=Aの確率+Bの確率

非言語分野でもっとも難易度が高いと言われているのが推論です。計算式などは早めにクリアして、残る推論に多く時間をかけたいところ。公式で解ける問題は素早く解いて、なるべく時間を後ろに残すようにしましょう。

推論:図や表を可視化させて理解を深める

推論には決まったパターンがないので、問題ごとに解法を一から自分で考えなければなりません。なるべく早く解くコツは、頭で考えるだけではなく積極的に手を動かすこと。与えられた情報を順に並べ図式化したり、与えられた条件からひとまず方程式を作成したりしてみましょう

情報を整理し、可視化できるようにすれば理解が進むので、正確性も上がるうえに結果的にスピードアップにもつながりますよ。

吉川 智也

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まずは出題傾向と頻出問題をつかみ、繰り返し問題を解くことが自信にもなる

これから勉強をするという方は、まず出題パターンの把握から始めましょう。一覧表にしたり、マインドマップのように樹状図など作成して対策の進捗も書き加えていくと、就活終了時までずっと使えますよ。

出題レベルは確率、順位、割引の計算など中学の数学程度です。初めて非言語分野の問題集を解くと「あれ、なんだっけ」と忘れていることも多く感じることが多いかもしれませんが、出題傾向と頻出問題がわかればあとはひたすら解いていくだけです。

解き進めているうちに、よく間違えたり、対策をしなくても簡単に答えが出せるものが自分の中ではっきりしてくるので、苦手なところを繰り返し解く時間を確保したいですね。言語よりも非言語は時間との勝負でもありますから、「解ける」から「速く解ける」になるようレベルアップしておけば安心です。

【その他の分野】勉強のコツ

SPIの能力検査では、言語分野・非言語分野に加えてまれに英語や構造的把握力が出題されることがあります。これらの検査を取り入れている企業は少ないですが、総合商社や外資系の企業では頻出の分野です。こちらの勉強のコツについても同様に解説しますね。

英語:TOEIC対策が役に立つ

SPIの英語は中学~大学受験レベルの問題とされています。まずは単語帳などで単語を覚えることが必須ですが、加えてTOEICの勉強をおこなうとさらに良いでしょう。

TOEICとSPIの英語問題は、その内容がビジネスや日常生活でよく使われるもので構成されており比較的似通っています。また難易度としてはTOEICのほうが上なので、TOEICに慣れておくとSPIの英語問題は簡単に感じるかもしれませんよ。

SPIの英語で高得点を取りたい学生は、こちらの記事を参考にすると良いでしょう。

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SPI英語は外資系・総合商社などで出題される傾向が高く、難易度は高校レベルですが、問題構成を知って対策を立てることが結果に大きく影響します。 この記事では特徴や問題構成、解答のポイントを例題付きでキャリアアドバイザーがしっかり解説します。 これを参考に、十分に対策をして自信を持って望みましょう。

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構造的把握力:暗記はできない! 専門問題集を解く

構造的把握力とは、簡単に言うとロジカルに物事を考えられる力のこと。国語と算数の視点から「問題文の構造を把握する」ことが問われます。

例題:文の構造によって2つのグループに分類せよ
  1. 人身事故が発生したから、今日は家に着くのがかなり遅くなるだろう
  2. 昨日食べた牡蠣にあたってしまったから、今日は腹を下している
  3. もっと広い世界を見てみたいから、大学の制度を利用して来月から留学する
  4. 明日は好きなアーティストのライブが控えているから、今日はその分仕事を頑張る
  5. 相手とうまく話がかみ合わずに、交渉をうまく進めることができなかった
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キャリアアドバイザー

この例題は「前半が過去の出来事:前半が今後の目的」で分けることができ、回答は「①②⑤:③④」となります。

基本的に暗記をして臨むことはできないので、問題集で問題に慣れ、問題の雰囲気や傾向を掴みましょう。

国語の場合は前後の文章のつながりを意識することがカギ。順説なのか理由付けになっているのかなどに目を向けてみるとわかりやすいですよ。数学は、実際に答えの値を求められているわけではありません。まずは問題文に則って式を立ててみましょう。式を立てるうえでの手順などで違いに気付けることもありますよ。

【性格検査】押さえておきたい答え方

性格検査にも答え方にコツがあります。ただし「確実に突破するための答え方」ではなく、「自分を100%企業に理解してもらう答え方」のコツです。性格検査で自分のことをきちんと理解してもらったうえで、「自社とはマッチしない」と判断されることももちろんあります。

あくまで自分の人柄や適性を正確に判断してもらうための答え方のコツだと理解したうえで読み進めてくださいね。

大切なのは素直に答えること

もっとも大切なことはずばり「素直に答えること」です。「企業が求める人材像に合った解答をしなければ!」と変に身構えて、自分を作って回答する人がまれに見受けられますがそれはやめましょう

偽りの自分はすぐにばれるものです。同じような設問の中で解答に矛盾が起こることもありますし、矛盾する回答は減点につながります。また仮に入社できたとしても、会社に合わずつらい思いをすることも考えられます。

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キャリアアドバイザー

性格検査は企業にマッチ度を判断されるだけのものではなく、自分の将来のためにもなるとも考えると良いですね。

倫理が問われている質問を理解しておく

性格検査の中には、すでに回答が決まっているものもあります。

  • 意見がまとまらないときは自分の意見を強く押し付ければ良い
  • 軽い犯罪ならば許されることもある

このように、倫理観を問うような質問や極論すぎる質問が良い例ですね。こういった問題を正直に「そう思う」「はい」などと回答してしまうと、「社会生活への適合に問題がある学生だ」と判断されてしまうこともあるかもしれません。

こういった質問は「まったくそう思わない」など、賛同しない回答をするのがベターです。たとえ本心では肯定的な意見を持っていたとしても、倫理観に沿った回答に沿って答えるようにしましょう。

ライスケールにも注意

上記と似たような例に「ライスケール」というものがあります。簡単に言うと嘘発見器のような質問のこと。

  • 今まで一度も嘘をついたことがない
  • 勉強を嫌と感じたことは一度もない

このような「一度も~ない」という形式で出題される質問はライスケールと考えると良いでしょう。自分を良く見せたいと思うと、このような質問には「はい」で答えたくなるものですよね。しかし本当にあてはまる人はどれだけいるでしょうか。

このようなことは誰もが一度は経験するものであり、「いいえ」と答えるのが一般的です。誰もが経験あるはずの質問に対して「はい」と回答すると、嘘をつく傾向がある・ライスケールの疑いありと判断され減点につながるおそれがあります。

ネガティブに考えすぎない!

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就活生

「自分はコミュニケーション能力があるほうだ」…。自分ではあると思っているけど、本当にそうなのかな……。

設問に対し「素直に答える」とは言っても、それが真実なのかが自信が持てず、回答を躊躇してしまう人もいることでしょう。疑心暗鬼になる気持ちもわかりますが、改めて大切なことは素直に回答することです。

設問に対しパッと思い浮かんだ答えが自分の素直な回答です。ネガティブに考えてしまう人は、あまり考え込み過ぎずに流れ作業のような感覚で答えることを意識してみましょう。

SPIを対策するなら「SPI問題集&模試」がおすすめです。実際に出題されたSPIの問題200問を無料で解くことができます
書店で問題集を購入する前に、まずはこちらを解けるようになりましょう。

性格検査の対策については、こちらの記事で詳しく解説しています。併せて読んでおくとさらにSPI対策がばっちりですね。

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勉強に欠かせない! おすすめコンテンツ

SPIの対策には本やアプリなどが欠かせませんよね。勉強の際に使うべき本やアプリと、それらをどう使い分ければ良いか解説します。読んだうえで自分に合ったものを選び、効率的に勉強を進めてくださいね。

SPI対策専用の書籍

SPIの出題傾向などをしっかり分析したうえで書かれているのに加え、毎年最新のものが出版されています。そのため情報の鮮度が高く、信憑性もあり点数が伸びやすいといえるでしょう。また、ポイントなどを書き込んだり付箋を貼ったりと自分で使いやすいように工夫もできますね。

ただし、本だと少しかさばるため外出先に持っていったり、空いた時間にさっと取り組むことは難しいかもしれません。じっくり時間をかけて勉強をしたい人にはおすすめですね。

おすすめ書籍3選

【主要3方式〈テストセンター・ペーパーテスト・WEBテスティング〉対応】 これが本当のSPI3だ! 2023年度版

これ1冊あれば大丈夫!

ポイント1:SPIの3つの受検方法に対応している
ポイント2:解説が丁寧
ポイント3::頻出度の高い順に問題が並んでいる

2023最新版 史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集

「これが本当のSPI3だ!」を解き終わったあとに使うと効果的!

ポイント1:いかに早く問題を解くための解法が豊富
ポイント2:多くの人が苦手とする推論・順列・確率の問題が多い

2023年度版 ドリル式 SPI問題集

数学系が苦手な人へ!

ポイント1:ドリル形式でそのまま書き込むことができる
ポイント2:理数系の問題が多め

アプリやWebサイト

アプリは場所を選ばずに勉強ができるのがメリットです。スキマ時間も有効に使えますね。また、多くの形式でパソコンを使っての受検となるので、本番と同じ環境で勉強ができ試験の雰囲気をつかみやすくもなるでしょう

ただし、スマホの画面などを通すことは本に比べて疲労感が大きく、注意力が散漫になるため、内容が頭に入りづらいと言われています。アプリだけで勉強を進めるのではなく、本や問題集も併用すると良いでしょう。

おすすめアプリやWebサイト

キャリアパーク SPIパーフェクト問題集&模試

ポイント1:これ1つで対策と模試が両方できる
ポイント2:問題集と模試合わせて200問という圧倒的な量

SPI無料学習サイト

ポイント1:図が多いため理解しやすい
ポイント2:対策の優先度を示してある

SPIは解くコツを押さえて効率的に勉強をしよう

SPIは、問題そのものは中学高校レベルの難易度であり問題のレベルそのものはそれほど高くありません。しかし、対策を怠ると高得点は狙うことは難しいでしょう。

基本的にSPIの問題は解法パターンが決まっているものが多いので、科目ごとにコツを押さえることが非常に大切です。勉強すればするだけ得点が伸びるのがSPIです。効率よく勉強をおこない、次の選考につなげましょう!

「WEBテストの対策をする時間がない…」そんな人におすすめの対策方法

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そこで活用したいのが「WEBテスト対策問題集」です。頻出問題に絞って対策できるので、時間をかけずにWEBテスト対策ができます

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