目次
- ばっくれは絶対にやめよう
- 面接のばっくれが危険な5つの理由
- ①再応募ができなくなる
- ②関連会社に情報を共有される
- ③ばっくれた企業と関わりを持つことも
- ④大学や所属先の信頼が失われる
- ⑤今後もやってしまう癖がつく
- ばっくれた後の謝罪のポイント
- 企業から連絡が来る前に連絡する
- 言い訳せずに誠実な態度を心がける
- 【例文付き】メールと電話両方で謝罪
- 詫び状や直接謝罪で汚名返上も
- 面接を辞退する際の正しい対応
- 電話で連絡が一番【例文付き】
- メールの連絡もOK【例文付き】
- ばっくれを防止するために
- 応募前に企業研究を綿密に
- スケジュール管理を徹底する
- 遅刻などでばっくれる前にすぐに連絡を
- 企業もばっくれ防止に対策をしている
- 面接のばっくれについて学生からよくある質問に回答!
- 軽い気持ちで考えずにきちんと連絡して辞退しよう
ばっくれは絶対にやめよう
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から
「面接をばっくれてしまったのですが、どう対応すればいいでしょうか?」
「心を切り替えて、他の企業を受ければいいですよね」
という声を聞くことがあります。就活生にとって面接を企業への連絡なしでキャンセルする、いわゆる「ばっくれ」は絶対NGです。「企業への連絡が面倒だった」などと軽い気持ちで面接をばっくれる就活生は驚くほどたくさんいます。キャリアパークによるアンケート調査では半数近くがばっくれたことがあると回答しています。
ばっくれた企業の内定チャンスが失われるだけでなく、今後の就活、さらには社会人生活に差し支える非常に大きなデメリットがあります。これからのばっくれはもちろんNGですが、すでに面接をばっくれてしまった就活生はその後の対応が非常に重要になってきます。
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面接のばっくれが危険な5つの理由
面接のばっくれは、応募した企業へのチャンスはもちろん失われます。それだけに限らず、就活中、社会人になってからも思わぬところで影を落とすことになるリスクを知っておいてください。
①再応募ができなくなる
企業の採用担当者は、何百人もしくは何万人と膨大な数の応募者から面接の時間を割り振っており、ばっくれた就活生のために再度チャンスを与えようと考える時間的な余裕はありません。
また、ばっくれた人材は、自社のミーティングをすっぽかすなど約束を守らない人だととらえられます。企業の営業先や顧客にも、こうした行為をしてしまえば会社の損害にもなるかもしれません。「ばっくれる人材」そのものが、採用基準を満たさない人材と考えられてしまいます。
②関連会社に情報を共有される
「ばっくれた行為は志望業界でブラックリストが共有される」。そんなことを心配する人もいますが、昨今の個人情報管理の厳格化もあり、そのようなことはありえないでしょう。ただし、グループ企業では情報を共有されることは十分ありえることです。
昨今はM&A(企業買収・合併)や資本業務提携が盛んに行われています。「志望度の低い中小企業だから」といって気軽にばっくれてしまい、実は本命の大手企業のグループ企業だったということもありえます。情報共有されていれば、ばっくれた事実を問いただされるかもしれませんし、大きなマイナス評価や問答無用の不採用につながります。
③ばっくれた企業と関わりを持つことも
企業から無事に内定を得て、いざ働き始めても、就労後にばっくれ行為が影を落とすことがあります。ばっくれてしまった企業が重要な取引先だったり、ビジネスパートナーだったというケースです。
採用活動中のデータは、採用活動以外に使われることはありません。ただ、採用担当者が覚えていることもあります。もし、ばっくれた事実が発覚すれば、信頼を取り戻すのは非常に難しいでしょう。
④大学や所属先の信頼が失われる
自分の就職活動や就労後のビジネスにマイナスに働くことは自業自得ともいえますが、自分の所属する大学そのもののイメージが悪くなってしまい、就活仲間や、後輩に迷惑を掛けることになります。
もっといえば、ゼミや部活動の教員らから紹介を受けていた場合、当然そのゼミや部からの採用は今後なくなるでしょう。自分だけでなく他人にも多大な迷惑を掛けることを肝に銘じておくべきです。
⑤今後もやってしまう癖がつく
ばっくれのさまざまなリスクを見なかったことにすれば、ばっくれは謝罪の連絡の手間が省けるし、とても楽な行為です。ただ、こうした楽を覚えてしまえば、同じようなことが起きたときもばっくれ行為をしてしまうことになります。「約束を守らず、その後も謝罪しない」といった悪い癖は、社会人になってからもなかなか抜けません。
こちらの記事でも面接当日のキャンセルについて詳しく解説しています。あわせて参考にしてみましょう。
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面接の当日キャンセルは「相手目線」の対応が重要|2つの必須準備
面接当日のキャンセルは可能ですが、選考や企業に影響があることは理解しておきましょう。この記事ではキャリアアドバイザーが、面接当日にキャンセルした際の影響、伝える際の方法やポイントを解説します。連絡方法の例文もあるので参考にしてくださいね。
記事を読む
キャリアアドバイザーコメント持田 伊織プロフィールをみる
一度ばっくれてしまうと別の選考でもばっくれを繰り返してしまう可能性があります。モチベーション高く就活を始めたのに、ばっくれることに慣れてしまい、「今日も別に行かなくていいか…」なんてことも。
就活は皆さんのファーストキャリアを決める大切な選択です。
活躍できる可能性を自分自身で潰さないよう、スケジュールをしっかり立てて予定通りに行動しましょう!
ばっくれた後の謝罪のポイント
仮に面接をばっくれてしまった人は、すぐにでも謝罪をするべきです。ばっくれた事実に変わりはありませんが、ばっくれによるリスクを最小限にとどめることができます。こうした連絡や謝罪は誰にとっても気が重くなるものですが、先ほど説明したあらゆる面のデメリットを考えれば連絡をして損をすることはありません。
また、謝罪を受けた採用担当者が烈火のごとく怒るというようなことはまずありません。先生と教え子といった関係でなく、企業と就活生という対等な立場だからです。また、今後自社の消費者・利用者となることや、ビジネスでの付き合いもありえるからです。誠実に謝罪をすれば寛容に受け止めてくれるでしょう。
企業から連絡が来る前に連絡する
企業に連絡をするタイミングですが、はやいに越したことはありません。多くの企業はばっくれた就活生に対してわざわざ連絡をしてくるようなことはないでしょう。しかし、仮に企業から連絡がきて謝るのと、自発的な連絡で謝るのとでは印象がまったくことなります。すぐにでも連絡することをおすすめします。
言い訳せずに誠実な態度を心がける
謝罪をする際には、自分の非を認めて誠実な対応をすることが重要です。大前提として、採用担当者は忙しいなか面接の時間を調整し、縁があれば一緒に仕事ができる仲間になるかもしれないと思っています。言い訳をしてよく見せようとしたり、次にチャンスをあたえてもらうことが第一の目的ではありません。面接をばっくれられたことで企業や採用担当者に迷惑をかけた謝罪の気持ちをしっかり伝えましょう。
キャリアアドバイザーコメント桑原 翔
当たり前ではありますが、どのような事情があったとしてもすべて自分が悪いという心持ちで謝罪をおこないましょう。言葉遣いも話し言葉にはならないように気を付けできれば、一度謝罪をする前に自分で動画をとって話し方の確認をして臨む必要もあるかと思います。
今後、これから社会人になるうえで、やってはいけないことをしたという思いをこめて謝罪をしっかりと伝えましょう。
またもしどうしても選考を受けたいのであればその思いも合わせて伝えましょう。
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【例文付き】メールと電話両方で謝罪
メールを送信した後に、電話をかけるのが、もっとも丁寧な謝罪の手順です。採用担当者になるべくはやく、そして確実に謝罪の意を伝えることが大切だからです。電話で採用担当者が不在の場合は、電話口に出た人に都合の良い時間帯を教えてもらいましょう。
何度電話しても不在で忙しいようでしたら、電話口の社員に事情を話したうえで、メールを見てもらうようにお願いしてください。
新規メッセージ
○○○○○@shukatsu.com
△△△△△@shukatsu.com
面接欠席のお詫び(〇〇大学社会学部港太郎)
株式会社〇〇人事部
〇〇様
お世話になっております。
〇〇大学社会学部の港太郎です。
4月18日(月)の面接の案内を頂いておりましたが、ご連絡をしないままお伺いできず、誠に申し訳ありませんでした。
私事で恐縮ではございますが、発熱のため病院に行っていたため、当日はお伺いすることが難しく、事前にご連絡ができない状況でした。まだ募集を行っているようでしたら、再度ご予定を調整いただくことは可能でしょうか。
何卒ご検討をいただけますと幸いです。大変お忙しいところ合間を縫って、面接のご調整をして頂いたにも関わらず、この度は誠に申し訳ございませんでした。引き続きよろしくお願いいたします。
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港 太郎(みなと・たろう)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:minato@○○○○○○.ab.jp
―――――――――――――――
本文をコピーする
就活生:お忙しいところ、大変恐れ入ります。私〇〇大学の〇〇と申します。本日の〇〇時からありました面接の件でお電話いたしました。採用担当の〇〇様は、いらっしゃいますでしょうか
担当者:はい、お電話かわりました
就活生: 採用担当の〇様でしょうか? お忙しいところ大変恐れいります。本日午後1時からの面接に参加予定だった〇〇大学の港と申します。今お時間よろしいでしょうか
さきほどメールも送らせていただいたのですが、本日午後1時からの面接に発熱で病院に行っていたため、参加できませんでした。せっかく面接の機会を頂いたのにもかかわらず、連絡が遅くなり大変申し訳ございません。勝手なお願いとは存じますが、可能でしたら改めて面接をしていただくことはできないでしょうか
お忙しい中、お手数かけて大変申し訳ございませんでした。では、失礼いたします
詫び状や直接謝罪で汚名返上も
ばっくれは社会人としてあるまじき行為に変わりませんが、「通常以上の対応」をすることで評価につながる可能性があります。迅速かつ真摯に謝罪をした後で、自筆の詫び状をしたためたり、実際に会社を訪れて直接人事担当者に謝罪するというものです。
誠実な対応は、「人に真摯に向き合える人」「ミスを認められる人」という人間性の評価にもつながります。「失敗に適切に対応できる能力がある」と課題解決能力が認められることもありえます。もちろんこうした対応は手間がかかりますし、勇気も必要です。プラスの評価につながらないことの方が多いでしょう。ただ、こうした行為がマイナス評価につながることはありません。
39点以下は要注意!面接を受ける前に面接力を測定しよう!
やみくもに面接を受ける前に、自分の面接力を知っておくことが大切です。
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今すぐ活用して、志望企業の面接を突破しましょう。
面接を辞退する際の正しい対応
面接辞退の連絡をしない理由の一つは、「企業への連絡方法がうまくできるのか不安」というものです。ビジネスマナーにのっとった適切な辞退の方法を考えます。
電話で連絡が一番【例文付き】
一番適切なのは、直接話をする電話です。特に直前の面接キャンセルいわゆる「ドタキャン」になってしまう場合は、担当者がメールを見ていない場合がありますし、就活生は閲覧状況も把握できません。
電話口に出た際、採用担当者に辞退の理由を聞かれれば、「評判が悪い」「対応が悪かった」といった失礼に当たる理由をのぞいて正直に答えましょう。
就活生:お世話になっております。御社の採用1次面接のご案内をいただいております〇〇大学社会学部の港と申します。人事部の〇〇さんはご在席でしょうか。
担当者:はい、お電話かわりました。
就活生:お世話になっております。御社の採用1次面接のご案内をいただいております〇〇大学〇〇学部の港太郎です。
先日は選考通過のご連絡をいただきありがとうございました。
せっかくご連絡いただき恐縮なのですが、諸事情のため、次の面接を辞退したくご連絡を差し上げました。
大変ご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。
電話をかける際はこちらの記事も参考にしてみてください。
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メールの連絡もOK【例文付き】
辞退の連絡は電話がベストですが、面接日から数日前の辞退であれば、メールでの連絡も問題ありません。前日夜などに面接キャンセルせざるを得なくなった場合は、夜間の連絡も仕方ありませんが、なるべく営業時間内に送るようにしましょう。
新規メッセージ
○○○○○@shukatsu.com
△△△△△@shukatsu.com
面接辞退のご連絡(〇〇大学社会学部港太郎)
株式会社〇〇
人事部 〇〇様
今月15日に1次面接の約束をしております〇〇大学社会学部の港太郎です。
この度は、一身上の都合により、1次面接を辞退させていただきたく、ご連絡差し上げました。 お忙しいところ貴重なお時間をいただいたにもかかわらず、このような結果となり、申し訳ございません。
身勝手なお願いで大変恐れ入りますが、何卒ご理解、ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
本来直接おわびすべきところでございますが、
メールでのご連絡となりましたことを重ねてお詫び申し上げます。
末筆ながら、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
――――――――――――
港 太郎(みなと・たろう)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:minato@○○○○○○.ab.jp
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本文をコピーする
ばっくれを防止するために
面接をキャンセルをする場合は連絡を入れることが重要ですが、面接をキャンセルするような状況をつくらないことも大切です。
応募前に企業研究を綿密に
応募前する前に、その企業のことをしっかり調べておくことが重要です。企業の業務内容、イメージが雰囲気、福利厚生、インターネット上での評判などできる限り企業のことを理解しておきましょう。企業研究が必要な理由は、実際に応募はしたものの、面接までの間に志望度が下がり、「やっぱりやめた」と心変わりしてしまう可能性があるからです。
好きな異性とのデートの約束をばっくれようとは思いませんよね。それはその異性が「好き」だからです。応募する企業を「好き」になれば、面接をばっくれることはないのです。
面接日がせまり、いざその企業のことを真剣に調べてみると「思っていた企業とは違った」ということにならないように、応募前に最終面接を受けるつもりでしっかり企業研究をしておきましょう。
こちらの記事も参考に企業研究をしっかりとおこない、本当に働きたいと思った会社に応募するようにしましょう。
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スケジュール管理を徹底する
複数の企業に応募している就活生にとってスケジュールをうまく管理するのは一苦労です。同じ時間帯に就活の予定を入れるダブルブッキングや、移動距離を踏まえずにスケジュールを組んでしまうことは多々あります。「スケジュールが立て込んでいてすっかり忘れてしまっていた」「スケジュールが重なったので、優先順位が低い企業をばっくれてしまおう」ということが起きています。
就活では大学やアルバイトなどの予定も含めて一括で管理するために、紙やインターネット上でスケジュール帳をしっかり管理しましょう。また、予定が入った時点ですぐに書き込むことも、スケジュール漏れを防ぐ意味で重要です。
1冊就活ノートを作成しておくと、スケジュール管理もやりやすいのでおすすめです。
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遅刻などでばっくれる前にすぐに連絡を
電車などの交通機関の遅延は仕方のない事情ですが、「どうせ遅刻で評価が下がってしまったし、ばっくれてしまおう」「時間に遅れて気持ちが急いた状態ではいい面接ができない」と考え、ばっくれるパターンがあります。また、寝坊による遅刻は、後ろめたさも手伝って連絡をするのが億劫に感じてしまう理由の一つです。
面接時間にいけないことがわかったら、すぐに電話で連絡をいれましょう。「もしかしたら間に合うかもしれない」「ぎりぎりに連絡をしよう」などと考えているうちに時間が過ぎてしまうことになりかねません。ぎりぎりになればなるほど連絡は入れにくくなります。遅刻しそうな時でもいまの状況もふくめて報告するようにしましょう。
遅刻しそうな時の対処法や連絡する際の例文はこちらの記事で詳しく解説しています。
万が一の時はしっかりと対応して、少しでもマイナスのイメージを払拭しましょう。
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面接に遅刻しそうなときは、すぐに電話で連絡をしましょう。 この記事では遅刻しそうなときの対処法、理由別の謝罪例文、謝罪メールの例文をキャリアアドバイザーが解説します。 遅刻を回避するコツも説明しますので参考にしてくださいね。
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面接直前に体調不良になってしまい、遅刻せざるを得ない状況になることもあるでしょう。こちらの記事ではそういった面接の前に体調不良になったときの対応方法を解説していますので、いざというときのためにも事前に確認しておきましょう。
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面接直前の体調不良の連絡は、メールではなく電話でするようにしましょう。面接当日に体調不良の連絡をしても不採用には直結しませんが、マイナス印象にならないように伝え方を工夫する必要があります。今回はキャリアアドバイザー監修のもと、面接当日に体調不良になってしまった時の伝え方のコツを例文とともに解説していきます。
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キャリアアドバイザーコメント持田 伊織プロフィールをみる
スケジュール通りに動くことが一番大切ですが、そのスケジュール自体が負担になってしまうものだと、行動することが面倒くさく感じてしまいます。周囲を見て焦ってスケジュールを埋めるのではなく、自分が行動しやすいようなスケジュールを組むことが最も重要です。
スケジュールを立てたら、「自分はこの予定通りに動けるかな?」と想像してみてください。その時にもし難しいと感じるようであれば再度予定を組みなおしましょう。
また、朝が弱いとわかっている人であれば、早めの時間には面接を入れないなどの工夫も必要です。
面接の時間帯も面接結果を左右する要因になることも知っておきましょう。
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企業もばっくれ防止に対策をしている
企業側も就活生のばっくれを問題視しており、就活生がばっくれないような環境づくりに努めています。たとえば、書類選考通知から面接日までの期間を短くし、就活生の熱が冷めないようにしている企業があります。
また、面接の日時は一つの日程を就活生に指定するのではなく、いくつかの日程から選んでもらうなどの工夫もしてます。こうした企業側の努力を理解したうえでばっくれをしないように気を付けましょう。
面接のばっくれについて学生からよくある質問に回答!
面接をばっくれたときに生じるリスクや、実際に面接をばっくれてしまったときの対処法を事前に知っておきたいと考える学生は多いですよね。ここではそのような学生からの質問に、キャリアアドバイザーが回答していくのでぜひ参考にしてくださいね。
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面接をばっくれるとどのようなリスクがありますか?
面接をばっくれることのリスクとして、その企業へ再応募ができなくなることが考えられます。ばっくれをしてしまう人材は、入社後もマナーがなく最悪の場合会社の損害となるとみなされ、採用基準を満たさない人材と評価されてかねません。特に企業担当者は忙しい時間を使って面接を実施しているため、ばっくれる学生に再度時間を割こうとは思わない可能性が高いです。
一度失った信頼を取り戻すことは非常に難しいため、面接のばっくれはしないようにしましょう。
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面接をばっくれてしまったときの対処法を教えてください。
もし面接をばっくれてしまったら、企業にすぐに謝罪をしましょう。謝罪をすることで、ばっくれによるリスクを減らせるかもしれません。その際、企業から連絡がくる前に自分から連絡することが理想的です。相手からいわれて謝罪をするのと、自発的に謝罪をするのでは印象が異なりますよね。
また、謝罪の際は言い訳をせずに迷惑をかけてしまったことを誠心誠意謝るようにしましょう。言い訳をしてしまうと「結局反省していないのではないか」とさらにイメージダウンにつながってしまいかねないため、注意しましょう。
軽い気持ちで考えずにきちんと連絡して辞退しよう
ばっくれは就活のリスクとなり、企業にも多大な迷惑をかけます。「一回くらい大丈夫だろう」「みんなやっている」などと軽く考えるのはやめてください。
また、ばっくれをしてしまった人はすぐに企業に謝罪するようにしてください。数日経ってしまっていても連絡を入れないよりはましです。就労後は許される行為ではないと肝に銘じ、ばっくれをしない環境づくりからはじめましょう。
キャリアアドバイザーコメント桑原 翔
「スケジュール管理ができない」「責任感がない」「信用できない」「うちでは採用したくない」、企業からはそのような非常に悪い印象を持たれるでしょう。仮に自分が採用担当者になったとしても上記のように思うのではないでしょうか。
基本的に一度ばっくれをした場合、その企業ではチャンスはないと思ったほうがいいでしょう。仮に面接を受けられることになったとしても、マイナスからのスタートになるためそこから逆転をすることは非常に困難を極めるはずです。
何かあった際は必ず企業に連絡をし、ばっくれることのないようにしましょう。