面接でカーディガンは避けたほうが無難! 指定別で正しい服装を紹介

この記事のアドバイザー

目次

  1. 面接でカーディガンを着るのはやめておこう
  2. 面接時のカーディガンは避けたほうが安全!
  3. 面接にカーディガンを着ていかない方が良い2つの理由
  4. ①就職面接はビジネスの場の1つだから
  5. ➁好ましく思われない可能性があるから
  6. 指定別で紹介! 服装指定の裏に隠れた企業の意図と推奨服
  7. 指定なしの場合
  8. 服装自由・私服可の場合
  9. 私服指定の場合
  10. カーディガンを選んでもOKなケースも押さえておこう
  11. スーツの下にカーディガンはOK?
  12. 防寒としての着用は可!
  13. 清潔感のある色やデザインのものを選ぼう
  14. カーディガン以外の就活時の防寒対策を押さえておこう
  15. 手袋やマフラー、コートなどを着用する
  16. インナーを多めに着用する
  17. 面接でのカーディガン着用について悩む学生からよくある質問に回答!
  18. 基本的にはカーディガンはNG! 羽織ものはジャケットを選ぶのが無難

面接でカーディガンを着るのはやめておこう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。面接に臨む学生から

「面接のときってカーディガンで行っても良いですか?」
「服装指定が特にないので、ジャケットではなくカーディガンを着ようと思っています」

といった声を聞くことがあります。特に初めて面接に臨む学生の場合、面接や就活にふさわしい身だしなみをしっかり理解できておらず、カーディガンが正しい身だしなみにあたるのかわかっていない学生もいるかもしれません。しかし、学生には面接の際にカーディガンを羽織っていくのはやめておいたほうが良いとお伝えしています。

この記事では、面接時にカーディガンを避けたほうが良いその理由を解説。さらに面接時の企業からの服装指定ごとに推奨の服装も紹介しているので、面接時の服装に悩む学生はぜひ参考にしてみてくださいね。

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面接時のカーディガンは避けたほうが安全!

先にお伝えした通り、面接時にカーディガンを着ていくのはやめておいた方が良いでしょう。

正直なところ、面接時にカーディガンを羽織ることは、その企業や採用担当者それぞれによって考え方や感じ方が異なるため、一概にマナー違反とは言えません。ただし、マナー違反とも言えないと同時にマナーに沿っているとも言えないのも事実です。

マナーに沿っていると言えない以上、カーディガンの着用がマイナスの影響をもたらす恐れもあります。つまり面接時にカーディガンを着用しないことで、不要な減点を避けることにつながるのです。

面接にカーディガンを着ていかない方が良い2つの理由

面接にカーディガンを着ていかない方が良い2つの理由

面接時のカーディガンはおすすめできないとお伝えはしたものの、うまく理解や納得ができない人もいるかもしれませんね。ではここからは、どうしてカーディガンの着用をやめるべきなのか、その理由を詳しく解説していきます。

①就職面接はビジネスの場の1つだから

就活は社会人として働く企業を決めるためのものであり、これから社会人になる学生の皆さんが、社会人の先輩と接触し社会人としての素質をアピールする機会です。そう考えると、就職面接はひとつのビジネスの場であると考えることができます。

そして、ビジネスシーンにおいて基本的にカーディガンは推奨されていません。たとえば取引先との商談の場において、カーディガンを着用する社会人はいないに等しいのです。そのため、同じビジネスシーンである面接においてもカーディガンを着ることはあまり推奨されていません。

➁好ましく思われない可能性があるから

先ほど、面接時のカーディガンの着用は一概にマナー違反とは言えないとお伝えしました。実際に、カーディガンの中にもものによってはジャケット同様にかっちりした印象を感じられるものもあるため、面接官によっては特に深く気にしない人もいるでしょう。

しかし逆にいうと、カーディガンで面接に臨むことを好ましく思わない人もいるとも考えられます。就活というビジネスシーンの一部の場において、身だしなみのマナーを守れていないことから不採用になってしまうこともないとは言えません。それだけで採用のチャンスを逃してしまうのはもったいないですよね。

清水 沙也香

キャリアアドバイザーコメント清水 沙也香プロフィールをみる

おしゃれと身だしなみは違う! TPOに合わせた服装を心掛けよう

そもそも大前提としておしゃれと身だしなみは違うということを頭に入れてください。そのうえで、TPOに合わせて身だしなみを整えることが重要です。たとえば、結婚式やパーティーでは女性はドレス、男性はスーツが基本のため、Tシャツにジーパンといった普段着で行けば浮いてしまいます。面接も同じで、いわゆるフォーマルな場のため、スーツがもっとも適しています。スーツ以外の服装だと、それだけで悪目立ちしてしまう可能性が高いのです。

学生のなかには「周囲と同じような服装はしたくない」「スーツを着たくない」「目立ちたい」といった理由で、あえてカーディガンなどのスーツ以外の服を着用する人もいます。しかし、面接は自分の気持ちを満たす場ではなく、内定を獲得するために企業に自分を良く見せる場です。そのため、少しでも企業に悪印象を与える可能性のある服は着用しないのが安心です。カーディガンは多少フォーマルそうに見えることもあるため着用を迷う人もいますが、面接に適した服装ではありませんので、避けるのがベターでしょう。

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指定別で紹介! 服装指定の裏に隠れた企業の意図と推奨服

服装指定時の推奨服
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就活生

面接でカーディガンを着ないほうがいいことはわかりました。でも、じゃあどんな服で面接に臨めば良いのでしょうか。

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キャリアアドバイザー

理解してくれてよかったです! それでは、面接時におすすめの服装についてお伝えしますね。

カーディガンを羽織らないほうが良い理由はわかったものの、ではどのような服装が面接の場に合っているのかよく理解できていない学生もいることでしょう。また、企業によっては面接時の服装についてさまざまな指定をしていることもあります。

ここからは、面接時におすすめの服装を、企業からのさまざまな指定別で紹介していきます。今自分が控えている面接の指定と照らし合わせながらぜひ参考にしてみてください。

指定なしの場合

基本的に就活では「スーツ」が定番の身だしなみとなっています。そのため、企業からの服装指定がない場合は企業の意図や希望も特になく、一般的な就活の身だしなみを求めていると考えられます

問答無用でスーツを選ぼう

男女別基本の就活スタイル

お伝えした通り、指定がなかった場合は問答無用でリクルートスーツを選びましょう。就活においては服装指定がない場合が多いです。「特に指定がなければスーツ」と押さえておくと服装に悩む時間を減らせて良いですね。

それぞれのアイテムについての注意点はこちらです。

男性の身だしなみ
  • ワイシャツ…白色の無地のもの。汚れやしわがついていないか確認
  • ネクタイ…色は暗めの落ち着いたもの。柄はチェック・ドット・ストライプなどの一般的な柄であればOK
  • スーツ…色はネクタイ同様ダークカラー。柄は無地がおすすめ。身体にフィットしたものを選ぶ
  • ボタン…2つボタンが適切。3つボタンの場合は一番下は外しておく
  • ベルト…黒の無地のものを選ぶのが無難。ブランド物は避ける
  • 靴下…スーツ同様ダークカラー。座ったときに肌が見えない長さのものを選ぶ
  • 靴…男性は黒の革靴が好ましい。
女性の身だしなみ
  • ブラウス…白色無地のもの。ボタンはすべて留めるか1つだけ外す
  • スーツ…男性同様にダークカラーで無地。パンツ・スカートは問わない
  • ボタン…男性同様2つボタンが適切。女性の場合は3つボタンでもすべて留める
  • ストッキング…肌の色に近いもの。伝線に備えて予備を持ち歩く
  • 靴…黒色のパンプス。ストラップの有無は問わない

基本の身だしなみについては、髪型なども含めこちらの記事で徹底的に詳しく解説しています。併せて読んでおくと良いですよ。

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服装自由・私服可の場合

企業によっては「服装自由」「私服可」といった指定がある場合もあります。これには以下のような意図が考えられます。

  • リラックスしてもらいたい
  • TPOに合わせた服装ができるか知りたい
  • 自由な社風をアピールしたい

就活は非日常な場であり、誰しもが緊張してしまうもの。その緊張を和らげるために「スーツでなくてもかまわない」と示しているのです。とはいえ指定がないからといって普段プライベートで着用する服では面接の場にふさわしくない可能性もあります。「服装自由」にはきちんとその場に合った服装を考えられているかをチェックしたいという意図もあるでしょう。

加えて、企業によっては従業員にもスーツの着用を定めておらず、各々がそれぞれの服装で仕事ができるところもあります。こういった企業では自由な社風や職場であることをアピールしたい思いから面接も「服装自由」としていることが多いです。

過度に悩まずスーツを選ぶのが無難

服装自由・私服可の選考の場合、

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就活生

TPOに合った服装とはどんなものだろう?

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就活生

考えた服装が企業にそぐわなかったらどうしよう……。

などと逆に悩んでしまう学生もいることでしょう。また、就活ではスーツを着ることが多く、逆にスーツが馴染んでいる人もいるかもしれません。

「服装自由」「私服可」の場合は、私服を強制されているわけではありません。ふさわしい服装に悩む場合は無難にスーツで面接に臨みましょう。

スーツか私服かで迷った際はこちらの記事を参考にしてみるのも良いでしょう。

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私服指定の場合

企業によっては「服装自由」「私服可」などとぼかした表現をせず、私服を指定するところもあります。しかしこのような場合でも、企業の意図は「服装自由」「私服可」の場合と変わらず、学生の緊張をほぐす目的や自社のアピール、適切な服装ができるかの確認をしたいという意図が考えられます。

加えて、私服指定の場合は必然的にスーツではなく学生が個々で考え選んだアイテムを着用することになります。そのため、スーツよりも学生の個性や人柄がよく見えることになりますね。私服指定にはエントリーシート(ES)などからは図れない学生の個性を知りたいという意図も含まれています。

スーツよりカジュアルに、普段着よりフォーマルに

男女別基本のオフィスカジュアル

私服指定の場合はスーツを着るのは逆にNGです。とはいえどんな私服でも良いわけでもありません。私服指定の場合は、スーツよりカジュアルで普段着よりフォーマルな印象を感じさせるオフィスカジュアルを選ぶようにしましょう。

オフィスカジュアルとは社内で働くことを前提とした装いです。スーツのようなきちんとした清潔感を感じさせられるうえに、スーツよりも個性が出やすいのでおすすめです。

男性のオフィスカジュアル
  • ジャケット…カラーはスーツと変わらずダークカラー。スーツのジャケットは着用しない
  • シャツ…襟付きのもので色は白かブルー
  • パンツ…チノパンもしくはスラックス
  • ネクタイ…基本的になしでOK
  • 靴…スーツ同様革靴。スニーカーはNG
女性のオフィスカジュアル
  • ジャケット…カラーはスーツと変わらずダークカラー。スーツのジャケットは着用しない
  • トップス…シャツではなくブラウスやカットソーを選ぶ。ベーシックカラーやパステルカラーがおすすめ
  • スカート…ひざ丈のフレアスカートやレーススカート、もしくはスラックス
  • 靴…パンプスが基本。就活用のパンプスでも可。

オフィスカジュアルについてはこちらの記事が詳しいです。

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またオフィスカジュアルよりさらにフォーマルなものにビジネスカジュアルというものがあります。不安な人はこちらも押さえておきましょう。

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吉川 智也

キャリアアドバイザーコメント吉川 智也プロフィールをみる

業界によってはスーツの中のアイテムを変えてもOK

服装指定がない場合はスーツが基本ですが、企業の社風によってスーツやシャツの色の自由度も変わります。広告業界など自由な社風の場合はダークグレーといった黒以外の落ち着いた色でも問題ありません。しかし、金融や公務員など堅実な社風の企業の場合は黒無地のスーツを選びましょう。スーツにも種類があるため、受ける企業には何が適しているか考えることも重要です。

服装で気が散らないよう、「服装自由=スーツ」で考えておこう

服装自由の場合も、基本的にスーツで挑むのが無難です。私服でも良いですが、面接会場では学生のほとんどがスーツだったため浮いてしまった、なんて声も毎年聞きます。周囲と異なる服装であることを気にしない人であれば問題ないですが、人によっては服装に気が散ってしまい、面接で力を出しきれないこともあるでしょう。それを避けるためにも、迷ったらスーツを着用することをおすすめします。

私服指定の場合は事前に社員の服装を思い起こしておこう

私服指定の場合は、やはりオフィスカジュアルのような服装がベターです。しかしオフィスカジュアルにも服の色や形はさまざまなため、迷ってしまうこともあるでしょう。可能であれば、事前に企業HPで社員の服装をチェックしたり、説明会にいた社員の服装を思い出し、その服装に似せたものを着用すると安心ですよ。

面接本番まで時間がない人は、頻出質問の模範解答だけでも必ず押さえておこう

面接で聞かれる質問に答えられるか不安ですよね。ただ、何を質問されるか分からず対策しようにも出来ない人は多いはず。

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カーディガンを選んでもOKなケースも押さえておこう

ここまで「面接にカーディガンはNG」とお伝えしてきましたが、業界によってはカーディガンで面接に臨んでも良い場合があります。もちろん指定がない場合はスーツで臨むべきですが、アパレル業界などファッションに携わる業界において「服装自由・私服可」「私服で」と指定があった場合は文字通り「私服」が良い場合もあります。

こういった業界では学生のファッションセンスやブランドとのイメージが合うかなどを見たい意図があるため、スーツやオフィスカジュアルでは学生の個性や人柄、センスが見えづらいのです。その場合はコーディネートの一部としてカーディガンを羽織るのはまったく問題ありません。

カーディガンを選んでもOKな業界
  • アパレル業界
  • その他ファッションに携わる業界
  • IT業界
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キャリアアドバイザー

ただしここで挙げた業界内の企業がすべてカーディガン可というわけではありません。情報を鵜呑みにせず、あくまで傾向として捉えるようにしてくださいね。

石川 愛

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学生の感性や個性が重視される企業はカーディガン着用がOKになりやすい

私服としてのカーディガン着用がOKな業界として、他にも広告業界やデザイン系の職種など、学生の感性を見る企業も挙げられます。むしろ自分の個性を出していくことが重要になるため、常識の範囲内で自分自身をアピールできるような服装を選びましょう。面接では「なぜその服装を選んだのか」といった質問をされる可能性もあるため、その説明ができるくらいにこだわりをもって選ぶと良いですよ。

また、IT業界やベンチャー企業もカーディガンを着用しても問題ないことが多いです。社風が自由なためそもそもスーツを着ている社員が少なく、スーツに対するこだわりが少ない傾向にあります。選考でも服装でジャッジするのではなく、コミュニケーション力や話すエピソードの内容で評価されることが多いです。面接での受け答えがしっかりしていれば服装はあまり関係ありません。とはいえ、ある程度の常識や清潔感は重要ですので、オフィスカジュアルと言える範囲内の色や形のカーディガンを選びましょう。

スーツの下にカーディガンはOK?

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就活生

羽織ものとしてカーディガンがだめなことはわかりましたが、ジャケットの中にカーディガンを着用してもいいですか? 冬はスーツだけだと少し寒いです……。

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キャリアアドバイザー

もちろん、そういった用途でしたらかまいませんよ。ただしそのときにも気をつけたいマナーがあるので確認しておきましょう。

学生の中には、身だしなみ以外にもさまざまな理由でカーディガンを着用したい人がいるかもしれませんね。面接に臨む身だしなみとしてカーディガンは基本的にNGですが、場合によってはカーディガンを着用してもかまわないこともあります。そのようなケースと、その際に気をつけたいマナーについて解説しますね。

防寒としての着用は可!

秋から冬にかけては気温が下がるため、スーツだけでは少し肌寒くなるでしょう。そのような場合は防寒着としてジャケットの中や外にカーディガンを着用してもかまいません。

重要なのは、「カーディガンを着用して面接に参加しないこと」です。着用する場合は必ずオフィスに入る前に脱ぎ、手に持つかカバンの中にしまっておくようにしましょう

清潔感のある色やデザインのものを選ぼう

カーディガンを着用する場合は、必ず面接前に脱ぐことになります。カバンに入れば良いですが、多くの場合は手に持って受付や入室をすることになりますね。つまり、着用したカーディガンは企業の目に触れることになります

就活にそぐわないだらしない印象を感じさせないよう、清潔感のある色やデザインのものを選ぶようにしましょう。以下の項目を参考にしてみてください。

就活にふさわしいカーディガン
  • 色…黒、紺、グレーなどのダークカラー
  • 丈…ジャケットと同じかジャケットに隠れる丈
  • デザイン…シンプルで網目などが大きくないもの、またワッペンや柄がないもの
  • その他…ブランド物は悪目立ちするので避ける
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キャリアアドバイザー

うまく1人でふさわしいカーディガンを探せない場合はスーツ売り場を見てみましょう。ビジネスシーンでも使えるようなカーディガンが置いてあることが多いですよ。

カーディガン以外の就活時の防寒対策を押さえておこう

カーディガン以外の就活時の防寒対策

防寒着としてカーディガンを着用しても、脱ぎ忘れや持参している印象に不安を覚える人は、カーディガン以外の防寒対策を検討すると良いでしょう。ここからはスーツの上とスーツの下にできる防寒対策をそれぞれ紹介します。自分に合った防寒対策を選んでみてくださいね。

手袋やマフラー、コートなどを着用する

就活中の防寒対策として手袋やマフラー、コートの着用は基本的に問題ありません。温かい素材のものが多く、防寒対策としての役割をしっかり果たしてくれることでしょう。

ただし、これらはカーディガンと同じく「面接そのもの」での着用はNGです。オフィスに入る前にすべて脱ぎ、手袋はカバンへ、マフラーやコートは手にかけておくようにしましょう。また、防寒着として認められているとはいえ派手な色や柄付きのものは避けるべきです。カーディガン同様、落ち着いた色やデザインのものを選ぶようにしましょう。

インナーを多めに着用する

シャツの下は人に見られることはありませんので、防寒対策としてインナーを重ね着することもおすすめです。インナー自体薄手であっても、重ねて着ることで意外とあたたかくなるもの。面接前に脱ぐ必要もないので、面接前の手間や荷物を減らすことにもつながります

ただし、場合によってはシャツからインナーが透けてしまうことも考えられます。白やベージュなどの肌に近い透けにくい色のものを選びましょう。また、シャツの袖からインナーが見えてしまわないよう、七分袖や半袖タイプのものを選ぶのがおすすめです。

インナーにカイロを貼り付けるのもOK!

防寒対策としてカイロを持ち運ぶ人もよく見受けられますが、就活時はインナーに回路を張っておくこともおすすめです。指先だけでなく身体全体があたたまるうえに、着ぶくれの心配もありません。脊髄付近や下腹部の二か所に貼っておくと、よく身体が温まります。

面接でのカーディガン着用について悩む学生からよくある質問に回答!

面接でカーディガンを着ていいのか不安な学生や、着用する際の注意点を知りたい学生もいるでしょう。そういった学生からよくある質問にキャリアアドバイザーが回答します。

  • 面接でカーディガンを着ても大丈夫ですか?

    面接でカーディガンを着用するのは基本的には避けた方が無難です。就活の面接はビジネスの場の1つなので、面接官によっては「面接にふさわしくない」と判断する人もいますよ。一概には言い切れませんが、中にはマイナスの印象を持つ面接官もいるので、面接でカーディガンを着るのは基本的には避けるようにしましょう。

    ただし、アパレル業界やIT業界では服装自由・私服可としていることも多く、その場合は文字通り私服での参加が問題ないケースもあります。そういった場合はカーディガンを着用しても問題ないケースもあるので、志望業界や志望企業に合わせて判断するようにしましょう。

  • 面接でカーディガンを着用する際はどのようなものを選べば良いですか?

    面接でカーディガンを着用する場合は、黒や紺、ベージュ、濃いグレーなど、落ち着いた色合いの無地のものがおすすめです。派手なデザインや色、柄物、高級ブランド品は避けましょう。春夏は白、薄いグレー、パステルカラーでも良いでしょう。丈は長すぎず、短すぎないもので、腰のラインが隠れるくらいの長さがおすすめです。

    また袖口が緩んでいたり、肘の部分のたるみや毛玉がないかもチェックしましょう。さらに、シャツやブラウス、ズボン、スカートの色やデザインとマッチするだけでなく、髪色、肌の色、口紅の色にも合わせてトータルコーディネートをすることも重要ですよ。

基本的にはカーディガンはNG! 羽織ものはジャケットを選ぶのが無難

就活においてカーディガンはマナー違反と言い切ることはできないものの、よく思わない人もいる可能性があります。そのため、基本的にカーディガンは着用しないことが安全でしょう。シャツの上に羽織るものは無難にジャケットを選ぶと良いですね。面接では、就活にふさわしい、誰が見ても嫌悪感を抱かない身だしなみで臨むようにしましょう。

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