面接の座り方で印象が大きく変わる! 正しい座り方やマナーを徹底解説

この記事のアドバイザー

目次

  1. 面接の座り方でどんなことが伝わる?
  2. 学生の第一印象
  3. マナーに対する意識の高さ
  4. コミュニケーション能力の高さ
  5. 面接で椅子に座るまでの流れ
  6. ドアをノックする
  7. ドアを開け入室する
  8. 椅子の横まで移動する
  9. 椅子に座る
  10. 面接で座るべき正しい位置とは?
  11. 下座が基本
  12. 席を指定された際は指示に従う
  13. 面接の正しい椅子の座り方
  14. 面接時の基本の座り方
  15. 面接で印象が悪くなるかも! 座るときのNG行動
  16. 猫背や背もたれにもたれるなどの姿勢
  17. 足を開く幅が広すぎる
  18. 腕組みや足組みをする
  19. 脚を小刻みに動かす
  20. 指先を触ったり動かしたりする
  21. 面接では正しい座り方を実践して高評価につなげよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活の選考が本格化してくると、

「面接の時の正しい座り方がわかりません」
「面接の時、座り方って評価の対象になるんですか?」

などと、面接の座り方に関する質問がたくさん寄せられます。当たり前のことですが、面接は座り方を評価するために実施されるものではありません。しかし、座り方はその学生の印象を決める1つの要素であることは紛れもない事実なので、座り方を疎かにしていると評価が悪くなってしまう可能性があります。

そこで今回は、面接の際の正しい座り方について解説します。座り方のポイントやNG行動はもちろん、椅子に座るまでの流れや面接で座るべき正しい位置についても紹介するので、面接での座り方に疑問や不安を感じている人は、ぜひ一度目を通してみてください。

面接の座り方でどんなことが伝わる?

面接の座り方で伝わる3つのこと

面接の質問に対する回答を考える際、自分の印象が良くなるようにさまざまな工夫をすると思います。しかし、回答内容に気を取られ過ぎてしまい、座り方をおろそかにしてしまうと印象が悪くなってしまう可能性があります。
そこでここからは、面接の座り方から伝わることについて解説します。座り方で何が伝わるか知っているだけで、座り方を学ぼうという気持ちになるので、ぜひ一度目を通してみてください。

学生の第一印象

面接の座り方は、学生の第一印象を決める要素の1つです。

たとえば、椅子に浅く座り、姿勢が正しく、手は脚のうえ、脚は肩幅程度に開いているという姿勢の学生と、背もたれにもたれかかり、上半身はのけぞっていて、脚を小刻みに動かしているという学生、どちらが印象が良いでしょうか。

多くの人が、先に説明した学生の方が印象が良いと感じ、後から説明した学生は面接に不適切な姿勢で、横柄な態度だと感じたと思います。

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キャリアアドバイザー

なぜこのような差が生まれるかというと、この2人にはマナーができているかできていないかという大きな違いがあるからです。

先に説明をした学生の方が面接時の座り方のマナーが正しくできており、マナーを身につけている学生という良い印象が持たれます。しかし一方で、後から説明した学生は、就活生として身につけておくべきマナーが身についていないので、非常識だという悪い印象を持たれてしまうのです。

このように座り方一つで、その学生の第一印象が大きく変わってしまうのです

マナーに対する意識の高さ

正しい座り方ができていれば、マナーに対する意識の高さが伝わります。正しい座り方ができるということは、就活におけるマナーについてきちんと学び身につけるための努力をしてきたということがわかるからです。

正しい座り方ひとつで第一印象が良くなるのはもちろん、企業に対してマナーを守り誠意を持って行動しているという点も伝わるのです

コミュニケーション能力の高さ

コミュニケーション能力の高さは、姿勢によって伝わることもあります。

前傾姿勢にして熱意を込めて志望動機や目標を話せば、熱意や思いがより強く伝わりますし、少し前に重心を置きながら相手の顔を見て話を聞けば、「あなたの話を聞いています」ということを姿勢で伝えることができます。

姿勢もコミュニケーションの1つと言えます。姿勢を変えるだけで、話が伝わりやすくなったり、相手が話を引き出しやすくなったりすることもあるでしょう

面接では話し方もコミュニケーション力をはかる指標の一つです。面接の話し方についてはこちらの記事を参考にしましょう。

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また、面接には注意すべきNGワードもあります。こちらの記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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面接で椅子に座るまでの流れ

面接で椅子に座るまでの流れ

面接を経験したことがある学生であれば、既に知っている人も多いかもしれませんが、面接では椅子に座るまでの流れがあります。流れに沿った行動ができていないと「社会人としてのマナーが身についていない」と思われてしまう可能性があります。

ここからは、面接で椅子に座るまでの流れについて解説します。この流れは、一度覚えればほとんどの面接で応用できるので、ぜひこの機会に覚えてみてください。

Webの流れについて知りたい人は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。

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ドアをノックする

まずは、面接の会場となる部屋のドアをノックします。

ドアをノックする回数は、3回が基本です。2回や1回だと失礼にあたるので、きちんと3回音が聞こえるようにノックをしましょう。また、ノックのスピードが速すぎると、音がはっきりと聞こえない可能性があるので、ゆっくりとノックをするように意識してください。

部屋の中から「どうぞ、お入りください」という返事が聞こえたら、ドアを開けて部屋に入ります。

ドアを開け入室する

ドアを開けて入室する際は、注意しなければならないポイントが2つあります

1つ目は、ドアを開ける時に使う手です。ドアを開ける時は、ドアノブの位置と逆側の手を使うとスムーズにドアを開けることができます。ドアノブが左側にある扉であれば右手、ドアノブが右側にある扉であれば左手を使ってください。

2つ目は、扉を閉める時の動作です。扉を閉める時は、扉を開ける時に使った手と逆側の手を使うと、動作がスムーズになります。扉側に身体の正面が向き、面接官側に背が向きそうになるケースもあるかもしれませんが、面接官側に完全に背を向けてしまうと失礼に当たるので注意しましょう。

椅子の横まで移動する

扉を閉めたら、面接官の方へしっかりと身体を向けてお辞儀をし、「本日はよろしくお願いします」と一言挨拶をします。

そして、椅子の横まで移動し、椅子の横に立ちます。椅子の横というのは、入り口に近い方が基本となるので、入室時に入り口と椅子の位置関係をしっかりと確認しておくとスムーズに動くことができます

また、入り口が椅子の真後ろにあるなど、立つ位置に迷ってしまう場合は、左側に座るのが一般的なので、覚えておいてください。

面接の立ち位置について不安に感じている人はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。面接での立ち位置についてシチュエーション別に解説しています。

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椅子に座る

椅子の横に立ったら、面接官から「お掛けください」という合図があるまで立ったまま待機します。この合図を待たずに椅子に座ってしまうと、マナーが身についていないと判断されてしまう可能性が高いので要注意です。

また、「お掛けください」と言われたら、無言で座るのではなく「失礼します」と礼をしてから座ります

津田 祥矢

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集団面接の場合は、ノックは先頭の人のみが行い、2人目以降の人はそのまま続けて入室していきます。その際、ドアはその都度閉めずに、前の人は後ろの人がドアノブをつかむのを確認してからドアから手を放します。後ろの人も前の人のためにドアを押さえるなど、お互いに配慮をしましょう。最後に入室する人は、静かにドアを閉めます。

入室したら順番に奥の椅子の横に立ち、全員が各自の椅子の横に立つまで待ちます。最近はコロナ感染予防の観点から、隣の学生と十分な距離を保った椅子の配置や仕切り、人数制限があると思いますが、集団面接の場合は個別面接と異なり、椅子の横に立つスペースがない場合も少なくありません。その際は勝手に椅子を動かしたりせず、自分の椅子の前に立つようにしましょう。そして、全員が椅子のそばに着いたところで、面接官から着席を促されたら座ります。

集団面接では、他の学生などの周囲への気遣いもできる人物であるかどうかも、面接官からは見られていますよ。

カバンや防寒着は利き手側の足元へ

カバンや冬場の防寒着は、聞き手側の足もとに置くのが一般的です。

座ると同時に荷物を置くとカバンが倒れてしまう可能性があるため、いったん席に座ってから荷物を置くようにしましょう。また、カバンのファスナーが開いていたり、防寒着がきれいにたたまれていなかったりすると、だらしない印象になってしまうので、事前に整えておくようにしましょう。

自立しないカバンの場合、荷物が床に広がってしまったり、面接中に倒れてしまったりするため、カバンが自立するかどうかは面接の前に必ず確認しておくようにしましょう。

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面接で座るべき正しい位置とは?

面接で座るべき正しい位置

家族や友人などの関係性であれば、座る位置をまったく気にする必要はありませんが、ビジネスの場において、座る位置は非常に重要な意味があります。

そのため、座る位置について知識がなく、何も考えずに座ってしまうと、失礼な態度・振る舞いとみなされてしまう可能性があります。そこでここからは、面接で座るべき正しい位置について解説します。

下座が基本

面接で座るべき正しい位置は、下座です。下座とは、上司や客をもてなす人が座る位置で、一般的なビジネスマナーとして年齢が低い人や役職が低い人が座す場所です

就活では基本的に、就活生は下座に座るのが無難な選択といえます。

具体的な位置は、出口から一番近い位置と覚えておくと間違えることがありません。また、上座は出口から最も遠い席だということも一緒に覚えておきましょう。

吉川 智也

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万一、面接で座る位置を間違えてしまった場合、それだけで即不採用となるわけではありませんが、その時の状況と職種にもよるでしょう。例えば、面接官が待機している部屋に学生が入室する場合は、空いている席に座ればいいでしょう。出入り口に近い席が下座ですが、その席の一つ隣の席に座ってしまったとしても、さほど大きなマイナス評価にはならないでしょう。ただし、誰もいない部屋に通されて、奥からつめて座ったほうが良いと思い、上座に座ってしまった場合は選考の評価に響く可能性があります。

 実力差がない複数の学生の中から採用人数を絞り込む場合は、下座に座らなかった学生は消去法でマイナス評価をされる可能性があるかもしれません。また、営業職や接客業などお客様と接する機会が多い職種の場合は、面接官も他の職種に比べて、より厳しい目で見ていますよ。面接では大人として一般的なマナーが身についている人物かどうかも問われているのです。多くの学生は事前に面接時のマナーを学習して臨んできているはず。その中で一人だけ座る位置を間違えてしまった場合は逆に目立ってしまい、致命的なミスになりかねません。最低限のマナーを身につけて面接に臨みましょう。

1対1での面接の場合

1対1での面接の場合に座る位置

1対1の面接の場合に座るべき位置は、さきほども解説したとおり、出口に近い位置です。面接官よりも先に面接会場に入室した場合であっても、奥に座るのではなく、出口に近い手前に座るようにしましょう。

1対3での面接の場合

1対3での面接の場合に座る位置

1対3の面接では、学生1人に対して面接官が3人並んで向き合うという座り方が多いため、座るべき位置がわからなくなることは少ないと思います。

しかし、四人掛けの机に2対2で座るという場合もあるので、そういったときは落ち着いて出口に近い位置に座るようにしましょう。

また、出口から最も離れた上座に座っている人が、最も役職が高く決定権を持っている人である可能性が高いので、上座の位置に座っている人を中心に視線を配るように心掛けましょう。

席を指定された際は指示に従う

ここまで、学生が面接時に座るべき位置は、入り口に近い下座だと解説してきましたが、例外も存在します。それが、面接官や案内の係の人に席を指定された場合です。

あまり多くはありませんが、「こちらにお座りください」と席を進められることがあるので、そういった時は拒否をして下座に座ろうとはせず、指定された位置に座りましょう。

また、上座を勧められた場合は、「恐れ入ります。失礼します」と一言述べて、案内された上座に座るようにしましょう

面接の正しい椅子の座り方

日常生活の中で座り方について意識してきたという人は少ないと思います。しかし、ビジネスの場では、正しい座り方があり、手の置き方や脚の位置などが細かく決まっています。

そこでここからは、面接時の正しい椅子の座り方について解説します。基本の座り方から男女別のポイントまで詳しく解説するので、これまで座り方を意識したことがないという人は、ぜひこれから解説するポイントを覚えておきましょう。

面接の座り方で印象が変わる!正しい座り方やマナーを徹底解説!【就活】

面接時の基本の座り方

座っている時の姿勢は日頃から癖づいてしまっている人が多いため、すぐに直そうと思っても、なかなか直りません。

そのため、まずは基本の座り方だけでも良いので、意識的に日常の中で実践してみてください。基本の座り方だけでも身についていれば座った姿の姿勢が整い、印象がかなり良くなります。

背もたれに背がつかないように座る

椅子に座る際、椅子に深く腰掛けて背もたれに背をあずける座り方が、正しい座り方だと思っている人は多いかもしれません。

しかし、面接の場では、その座り方をしてしまうと失礼にあたります。面接では、背もたれに背がつかないよう浅く座り、背もたれを使わずに座るのが、正しい座り方とされているからです。

まずは日常生活の中で椅子に浅く腰掛け、背もたれを使わずに座ることを習慣にし、この座り方に慣れていきましょう。

背筋を伸ばして座る

椅子に浅く腰掛けたら、背もたれを使うことができないので、自分の筋力だけで背筋を伸ばし、椅子の座面と自分の上半身が垂直になるように意識しましょう。

背もたれを使わない座り方は、自分の身体を自分の筋力のみで支える必要があるため、日頃から姿勢が悪く筋力が弱まっている人は、面接の時間中姿勢をキープすることを難しく感じるかもしれません。

日頃から腹筋と背筋に力を入れて座ることを意識し、長時間の面接であっても姿勢をキープできるように筋力をつけておきましょう。

根岸 佑莉子

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あなたの目の前の人物が、うつむき加減で背を丸めた姿勢で、「私は向上心が強く前向きな人物です」と言ったとしても、あなたはその言葉通りの人物だと思うでしょうか。その姿勢では声もくぐもって聞こえるかもしれません。どんなに言葉では良い内容の自己PRをしたとしても、声や姿勢、態度が良くなければ、相手には言葉とは正反対のマイナスの印象が伝わってしまいます。

 採用担当者は入室から着席までのあなたの様子や見た目の印象などからも瞬時に、どういう人物なのか見立てをします。それを裏付けるために面接では様々な質問がされるわけですが、言っている内容と態度に矛盾がある場合は、より厳しい質問がされることにもつながりますよ。今は「面接のマナー」に関する書物も多く出回っていますし、インターネットでも簡単に調べることもできます。それにもかかわらず、面接のマナーや姿勢がきちんとできていなければ、「それらすら目を通していないのか、真剣に就職をする気があるのか」と疑問をもたれかねません。

 そうならないためにも、事前に面接練習をし、姿勢や普段やりがちな癖などをチェックしてもらうことも大事ですよ。

顎を引いて視線は真っすぐに

きれいな姿勢で座れていても、顎が前に出てしまっていると、だらしない印象を与えてしまいます。そのため、面接中は、顎を引くことを意識しましょう。

また、日頃から猫背になってしまっている人は、顎が無意識に斜め上に出てしまっていることがあるので、日常生活の中でも、顎を引くように意識してみてください。

また、視線は下を見るのではなく、真っすぐ見るようにしましょう。目線が下を向いてしまっていると、自信がなさそうに見えたり、面接に対するモチベーションが低いように見えてしまったりするので、印象に良くない影響を与えてしまう可能性があります。

また、視線が定まらず、きょろきょろしてしまっていると、落ち着きがない印象や自信がない印象を持たれてしまうことがあるので要注意です。

床に脚がぴったりと付くように座る

ここまで上半身の姿勢について解説してきましたが、面接では机などがない場合は、脚が見えていることも多いため、下半身も気を抜いてはいけません。

面接中は、床にぴったりと足の裏がつくようにしましょう。焦りや緊張から脚を動かしたり、揺らしたりしたくなってしまう人もいると思いますが、それらの動作から面接官に自信のなさや緊張を感じさせてしまうこともあるでしょう。

面接中はむやみに足を動かさず、床にぴったりと足の裏をつけておくようにしましょう。また、脚を動かしてしまうことが、無意識に癖になってしまっている人も多いため、模擬面接などで確認しておくようにしましょう。

Web面接の場合のマナーについてはこちらの記事で解説しています。

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印象が悪くなるかもしれない座る時のNG行動

ここまで解説したとおり、面接での座り方は、その人の第一印象に大きく影響し、正しい座り方ができていなければ、印象はもちろん評価まで悪くなってしまう可能性があるのです。

そこでここからは、座るときのNG行動について解説します。これから解説する行動は、緊張や焦りから無意識におこなってしまうものもあるので、模擬面接などの際に第三者にチェックしてもらうことがおすすめです。

猫背や背もたれにもたれるなどの姿勢

姿勢は、その人の第一印象に強く影響し、その人が実際にどういった人かということは関係なく、姿勢のイメージから第一印象が決まってしまう恐れがあるので、細心の注意が必要です。

たとえば、猫背で下ばかりを向いていると、自信がなさそうに見えたり、コミュニケーションが苦手そうに見えたりします。また、背もたれにもたれかかり、上半身がのけぞった姿勢だと、だらしなく見えたり、横柄な態度だと思われてしまったりする可能性があります。

そのため、面接時は、椅子に軽く腰掛け、背筋を伸ばして座ることを意識しましょう。また、日頃からあまり姿勢が良くない人は、面接中に段々と姿勢が崩れることもあるので、日常生活の中でも座り方を意識してみてください

足を開く幅が広すぎる

足を開く幅が大きすぎてしまうと、偉そうな態度だと思われやすくなってしまい、評価に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、座った時の足の幅には注意しましょう。

面接の時間が長くなると、姿勢を保つことに疲れてしまい、力の抜けた状態になってしまうのも注意が必要です。力が抜けて脚がダラっとしてしまっていると、だらしなく見えてしまい、面接へのやる気がないようにも見えかねません

腕組みや足組みをする

面接中に、腕組みや足組みをするのは論外です

腕組みは、威張っているように見えるので、横柄な態度だと思われてしまいます。また、腕を組むことは、相手を受け入れていないということを表す動作でもあるので、あまり良い印象にはつながりません。

足組みは、腕組みと同様にまた、威張っているように見える動作なので、面接では不適切です。また、足を組むと上半身がのけぞってしまったり、猫背になってしまったりするなど、姿勢が崩れてしまう原因になる可能性もあります。

脚を小刻みに動かす

緊張や焦る気持ちから脚を小刻みに動かしたり、揺らしてしまったりする人は少なくないと思います。しかし、面接中にその動きをしてしまうと、落ち着きがないように思われてしまうこともあります。

このような動きは癖となっており、自分では気づかないうちにやってしまっている場合もあるので、模擬面接の際にチェックしておいてもらうと安心です

指先を触ったり動かしたりする

脚を小刻み動かすことと同じように、緊張から指先を触ったり、手を組んだりする癖がある人も多いです。

これらの動作も、落ち着きがないように思われてしまったり、自信がないように見えてしまったりするため、極力減らせるように練習しておく必要があります。

また、指先以外にも、顔や髪、頭を触ってしまうことが癖になってしまっている人も多いので、面接中にそれらの癖が出ないように練習しておくことが大切です

面接時の言葉遣いにも注意が必要です。是非こちらの記事を参考にしてみてください。

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面接では正しい座り方を実践して高評価につなげよう

面接では、正しい座り方ができているからといって、大幅に加点をされるということはありません。しかし、座り方は第一印象にもつながるので、正しい座り方ができていなければ、いくら良い回答を述べても、高く評価されづらくなる可能性があります。

そのため、面接の座り方に自信がないという人は、模擬面接をおこなう際に、自分の座り方に問題がないか、第三者にチェックしてもらいましょう。

また、座った時の姿勢は、1日や2日で身につくものではないので、日常生活の中で意識しながら、少しずつ身につけていきましょう。

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