目次
- 通信業界の志望動機は業界・企業研究の充実度が評価を分ける
- 通信業界には放送業界と移動通信業界が含まれる
- まずは通信業界について理解しよう
- 通信業界の現状
- 通信業界の主な職種
- 通信業界の企業が求める人物像とは?
- 最後までやり切る力がある人
- 新しいことに興味がある人
- コミュニケーション能力がある人
- 細部に目が届く人
- 通信業界の企業が志望動機で見ているポイント
- 過去の経験と志望理由にどんな関連性があるか
- なぜ通信業界なのか
- 通信業界の中でもなぜその企業なのか
- 入社後にどのように活躍したいのか
- 通信業界の志望動機を作るうえでの注意点
- 専門用語を使いすぎない
- 通信業界の必要があるかチェックする
- 面接で聞かれそうな点も加味する
- 通信業界の職種別例文
- 例文①セールスエンジニア職を志望する学生
- 例文②商品企画・マーケティング職を志望する学生
- 例文③ネットワークエンジニア職を志望する学生
- 例文④カスタマーサービス職を志望する学生
- 通信業界と自分をしっかり研究して魅力的な志望動機を完成させよう
通信業界の志望動機は業界・企業研究の充実度が評価を分ける
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。通信業界を志望する学生から
「通信業界の志望動機の書き方がわかりません」
「どのような志望動機が魅力的に見えますか?」
といった悩みを聞くことがあります。通信業界は業種の幅がかなり広いですし、複数の企業があるので一社一社の志望動機を作りこむことに難しさを感じる学生も多いようです。
この記事では通信業界ならではの志望動機の作り方や面接での伝え方について解説していきます。例文なども交えて解説しているので、通信業界の志望動機を作ることに悩みを感じている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
通信業界には放送業界と移動通信業界が含まれる
通信業界は電波や通信に関連するサービス運営業者を総省して、通信業界と言います。
厳密にはその通信業界の中でも「放送(テレビ)業界」と「移動通信(携帯電話)業界」に2つに分けられます。
放送(テレビ)業界の代表例として、「TBSホールディングス」や「日本テレビホールディングス」などが該当します。そのほかにラジオ局なども放送業界に含まれていますね。
移動通信(携帯電話)業界とは、大手通信キャリアや携帯電話会社などの通信インフラの整備や電波提供をおこなう会社です。代表的な会社は「NTTドコモ」「ソフトバンク」「KDDI」が該当します。
この記事では、多くの学生が通信業界としてイメージする「移動通信業界」について詳しく解説していきます。
放送(テレビ)業界に関して深く知りたいという方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみましょう。
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通信業界の志望動機は、ツールを使えば自動で作成できます
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まずは通信業界について理解しよう
スマホの普及や我々の生活スタイルの変化などの後押しもあり、大きく成長している通信業界です。大きな言葉の定義や領域がわかったところで、通信業界の現状や特有の職種について見ていきましょう。
通信業界の現状
通信業界は現状でもかなり伸び続けている業界です。2021年版業界動向リサーチによると 通信業界の市場規模は約29兆9000億円です。さらに総務省の「令和3年版 情報通信白書 」によると情報通信機器の世帯保有率については、携帯電話やスマートフォンなどのモバイル端末では9割を超えています。
これらのデータから通信業界は社会には欠かせない業界であることがわかるでしょう。また、5Gの登場や「携帯料金値下げ」政策により、通信事業者内での競争もさらに激化していくことが予想されます。
通信業界の主な職種
通信業界を志望している学生は、どのような職種があるのかも把握しておきたいところです。大きく分けると以下の4つがあります。自分の得意分野や興味領域なども加味して、志望する職種も事前に決めておくと良いでしょう。
- セールスエンジニア
- 商品企画・マーケティング
- ネットワークエンジニア
- カスタマーサービス
通信業界の今後や職種ついてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてださい。
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通信業界の企業が求める人物像とは?
就活生
どうやったら面接官がうなずく志望動機を作れるんだろう?
キャリアアドバイザー
自分が企業が必要とする人材であることを志望動機でもアピールできればきっと魅力的に映ると思いますよ。
就活生
なるほど! では企業が求める人物像を把握することが必要ですね!
キャリアアドバイザー
はい! その通りです!
業界ごとに求める能力やマッチする性格などは異なります。だからこそ、今志望している通信業界が必要としている人物はどのような人物なのか把握する必要がありますね。ここでは通信業界の企業が求める人物像を4つ解説していきます。
最後までやり切る力がある人
NTTドコモは「あきらめずに乗り越えていく」こと(人事部メッセージ より)、KDDIは「あきらめずやり抜く」こと(KDDIソロフィ第3章 仕事の流儀より)、ソフトバンクはいかなる仕事もチャンスと捉えやり遂げること(採用情報の求める人物像より)をそれぞれ求めています。
このように大手キャリア3社が揃って最後までやり遂げることを求めています。通信業界では大きなプロジェクトを責任をもってやり抜く力が必要とわかりますね。
新しいことに興味がある人
通信業界は新技術の進歩やキャンペーンが日単位で変わるため新しい知識のアップデートが必要になります。逆に新しいことをインプットすることに抵抗があったり、長く使ってきた技術をずっと使っていきたいという方にはもしかすると避けた方がいいかもしれません。
好奇心旺盛で一つの業界で最先端の技術や施策を試していたいという方は通信業界ではかなり重宝されるでしょう。
コミュニケーション能力がある人
先ほど4つの職種を紹介しましたが、どの職種もチームで一つのプロジェクトを完遂していくことが多く、社内外問わずコミュニケーションが活発におこなわれるのが通信業界です。だからこそ、幅広い年齢層、性別、性格の方とも柔軟なコミュニケーションが取れる学生を企業側も求める傾向が強いですね。
細部に目が届く人
通信業界というのは先ほども解説したように規模が大きく、もはや私たちの生活にはなくてはならない業界です。私たちの生活インフラを支える通信業界の社員は、世の人々が不自由なく通信を使える環境を常に作っていかなければなりません。そのため、細部の欠陥にすぐ気づき、即対応できるような人が通信業界では求められています。
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通信業界の企業が志望動機で見ているポイント
通信業界の志望動機を作る際、企業がどのようなポイントを見ているのかは気になるところですよね。ただ採用担当者がどこを見ているのかを認識し、志望動機に盛り込むことで、面接官に高評価をもらえるものになりますよ。 しっかりと盛り込むべき点を押さえて魅力的な志望動機を完成させましょう。
過去の経験と志望理由にどんな関連性があるか
志望しているということは、誰しも志望するに至った経緯があるはずです。その経緯は面接でもエントリーシート(ES)の時点でも必ず伝えるようにしましょう。
たとえば、
就活生
携帯ショップで働いていた経験から通信業界の生活における重要性を学び、通信業界を志望するようになった。
といったように原体験と紐づけて伝えられると企業側への説得力が非常に上がります。
キャリアアドバイザー
たまに完全にネットから拾ってきたほかの学生の志望動機と同じ内容を伝える学生がいますが、相手も採用のプロなので面接の場でバレる確率が高いです。自分のエピソードと関連付けて志望動機は伝えるようにしてください。
なぜ通信業界なのか
通信業界を選んだ理由は明確にしておきましょう。高年収かつ業界的にも伸びているなどの理由でなんとなく通信業界を志望している学生も多いようです。ただ、他の業界でも当てはまるような抽象的な志望動機だと採用担当者も志望動機に納得できないでしょう。
キャリアアドバイザー
まずは、他の業界ではなく通信業界を選んだ理由を箇条書きでブラッシュアップしていき、優先度順に並べ替えると、自分の価値観も整理できますよ。
通信業界の中でもなぜその企業なのか
通信業界の中でも「なぜ応募先企業を選んだのか」までしっかり回答できるようにしましょう。この回答次第で自社への志望度の高さを見ているという企業の採用担当も多いです。通信業界とはいえ複数の会社があります。だからこそ企業研究をしたり、応募先企業のサービスを使ってみるなどして、自分が他の通信業界企業よりも惹かれるポイントを見つけましょう。
キャリアアドバイザー
他の通信業界との差別化が難しいという場合は、OB訪問や社員紹介ページなどをみて「人」を決め手にするのも一つの手ですよ。
入社後にどのように活躍したいのか
企業が採用する一番の理由は入社後の活躍してくれる人材を採用することです。入社後にどのような環境でどのように活躍したいのかまで具体的に伝えられると、企業側も学生の入社後の活躍のイメージがしやすいでしょう。
そのため、自分がこれまでアルバイトやサークルなどの組織でどのような貢献の仕方をしてきたかブラッシュアップしておくと志望動機にも反映しやすいでしょう。
キャリアアドバイザー
自分がチームの中でどのような役割でどのようなかかわり方をしていたのかを知る手段として、「他人に聞いてみる」ことがあります。もし、一人では思いつかないという方は、友人や先輩、後輩に客観的な自分を聞いてみましょう。
他己分析を深めたい方はこちらの記事で詳しく解説しています。
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キャリアアドバイザーコメント上村 京久プロフィールをみる
志望動機では「入社後どのように活躍したいのか」を書くことが重要ですが、その際に活かせる経験やスキルも一緒に伝えることがポイントです。
たとえば「通信業界の企業でインターンをしていた」「電気量販店で営業をしていた」など、業界特有の知識や経験をもっていれば、他の学生と比べて即戦力になりやすいため大きなアピールになります。
通信業界にまつわる経験でなくても、接客業などのアルバイトの経験や、バイトリーダーなどのマネジメントの経験も良いですね。文系の職種を受ける場合は、コミュニケーションスキルやマネジメントスキルがあると重宝されるため、積極的にアピールしましょう。
ただ単に「入社後に活躍したい」と述べるよりも、通信業界で求められる経験やスキルをもっていることを伝えたうえでアピールすると、実際に活躍する可能性があることへの裏付けとなります。そのため、受ける企業が求める人物像を改めて確認し、その人物像に自分が合致することをしっかりと伝えるようにしましょう。
志望動機がまとまらない就活生は、ツールを使うのが一番おすすめ!
「この仕事に就きたい!」と思っていても、なぜそうなのかを上手く説明できないと悩む就活生は多くいます。
そんな時は無料の「志望動機作成ツール」を活用しましょう!5つの質問に答えるだけで、AIがあなたの志望動機を言語化します。
・志望動機を上手く文章にできない人
通信業界の志望動機を作るうえでの注意点
通信業界の志望動機を作るうえで、押さえておくべきポイントが3つあります。志望度が高い企業であればなおさら、自分の志望動機の改善を繰り返し、より完成度の高い志望動機を目指していきましょう。
専門用語を使いすぎない
専門用語は志望動機では使いすぎないようにしましょう。理由としては、選考を担当する方もわからない言葉ばかりだと、せっかく熱量高く志望動機を伝えても、その内容が採用担当の頭に入らないという懸念があります。
特にESや一次面接の段階では通信の専門性がそこまで深くない人事が担当するケースが多いです。そのため、なるべく専門的な知識がない方にも伝わりやすい言葉選びを意識していきましょう。
選考が始まる前にどの部署のどういう仕事をしている方が選考を担当するのか確認しておくとなお良いですね。
通信業界の必要があるかチェックする
先ほども紹介しましたが、自分が実現したいことが通信業界であるかどうかES提出前や面接当日前に確認しておきましょう。もし、他の業界でも実現できそうなことなのであれば、他にも通信業界を志望した要素がないか思い返してみると良いです。
極端なことを言うと、他の業界でも良いということがわかれば、他の業界も併願して選考を受けてみて、実際に企業研究などをしてみることをオススメします。他の業界を調べてみることで、通信業界にしかない魅力点に気づくこともあるだろうし、他の業界の志望度が高くなるかもしれません。
本当に志望度が高いところで働く方が、長期的に学生的にも企業的にもメリットです。
面接で聞かれそうな点も加味する
志望する職種や会社によってITや通信インフラに関する知識を問われる場も中にはあるでしょう。特に理系職は研究内容と通信業界での業務で重なる点がある場合は、面接で追加で質問されることが多々あります。
そういった点も深堀される覚悟で事前に準備しておくと面接も緊張を少なく挑むことができますよ。
ESの段階では、文字数制限で自分の志望動機が入りきらない場合があるため、そこは面接で深堀された時のために回答準備をしておくと良いでしょう。
キャリアアドバイザーコメント辻 華菜子プロフィールをみる
志望動機を作るうえで、その企業でなければならない理由が明確かどうかも必ず確認しましょう。通信業界は、他の業界に比べても事業展開や業種の幅が広い傾向にあります。
特に大手企業の場合は、一般的な通信業界の業務に収まらない事業にも挑戦していたりします。そのため、企業研究のボリュームが大きく、同業他社との比較が他の業界よりも見つけづらいといった面もあります。そのため「他ではなく、なぜこの企業なのか」に明確に答えられない学生も中にはいます。しかし、特に大手通信会社は日々競合を意識しているため、他社との違いを明確に回答できないと、企業からの印象が下がってしまうため注意が必要です。
同じように見える企業でも、事業展開や事業戦略の方向性など、企業によって異なるものはたくさんあります。また同じ通信業界でも、採用する学生の人柄や雰囲気も企業によって変化します。採用HPやIR資料でも細かい違いは見つかりますし、OB・OG訪問で先輩にたずねるという手もあります。業種が幅広く、企業研究が難しい通信業界だからこそ、他社との違いを明確に説明できると非常に好印象ですよ。
通信業界の職種別例文
例文①セールスエンジニア職を志望する学生
私は地域格差を解消し、皆が平等に生きれる社会を作りたいと思い、貴社のセールスエンジニアとして働くことを志望します。
私は元々田舎の高齢者層の多い町で育ちました。そこから、大学入学とともに上京し、地方と都内の利便性の乖離を非常に強く感じました。今後もより田舎と都心部の格差は広がっていくと思います。そのような課題を私が大学時代に学んでいたプログラミングと自分の強みである人を巻き込む力を活かして貴社のセールスエンジニアとして、地域格差の解消の問題を通信インフラの力を使って解決したいです。
通信業界の中でも貴社は通信事業にとどまらず、スマートライフ事業など多岐に渡り展開しています。そのような幅広い領域から皆が平等に生きれる社会を作りたいと考え、貴社を志望します。
選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう
キャリアアドバイザー
結論から回答しており、原体験を踏まえて、そのような志望動機になった背景も簡潔にまとまっていますね。
例文②商品企画・マーケティング職を志望する学生
私は自分が尊敬する人たちがいる環境で通信の力を使い、より豊かな暮らし生活を提供したいと考え、貴社を志望します。
貴社のICT技術の力を存分に活かし、世の中に必要不可欠な通信インフラを築くことに貢献します。特に、大学で研究していたマーケティングの知見を活かして、貴社でも商品企画・マーケティングの領域から、消費者の需要へしっかりと供給が届くような仕組み作りをしていきたいです。
通信業界の中でも、貴社のOB・OGの方々と5名ほどお会いさせていただきました。熱量高く、常に高い目標を掲げ続ける貴社の社員の方々と一緒に働きたいと思い、志望します。
キャリアアドバイザー
自分が貢献したいポイントと自分がこれまで経験してきたことが紐づけられていて、企業側も入社後のイメージが湧きやすいでしょう。
例文③ネットワークエンジニア職を志望する学生
私は通信障害のない社会を作りたいと考え、貴社を志望します。
私は地震の多い宮城県で大学までを過ごし、災害時の通信障害に何度も遭ってきました。
今や生活から絶対になくなってはならない通信環境の異常で、連絡が取れない時、大切な人の安否を確認できない等大変不安を感じることがありました。
そのような通信による不安を解消できる企業で自分の強みを活かした仕事がしたいと考え、貴社のネットワークエンジニア職を志望します。貴社は通信回線のトップシェアであり、私が大学時代研究していたテーマを活かせる領域ということもあり、強く志望します。入社後は、いち早く基礎をインプットし、サーバーの保守などまずは自分の経験があるところから少しずつ貴社の戦力として働くことができればと思います。
キャリアアドバイザー
この学生にしかない独自のエピソードが盛込まれており、入社後にどのような活躍がしたいかまで記載があり、面接官も他の学生と比べた時に目を引く内容になっていますね。
例文④カスタマーサービス職を志望する学生
通信技術を使い、世の人の生活インフラを整えたいと思い、志望します。
私は、これまでの経験で、マネージャーやサークルの会計係などあまり目立たないけども、組織がうまく行くには絶対に必要不可欠な役割を担ってきました。そういった役割に自分らしさが出るし、強みも発揮されると思っています。そこから社会的に必要不可欠な通信業界を志すようになりました。中でも、格安SIMカードへの参入や通信領域にとどまらない事業投資をおこなう貴社のカルチャーに魅力を感じ、通信業界の中でも特に志望するに至りました。
私は「他者貢献をして自分の存在意義を認めてもらうこと」にやりがいを感じるため、一人ひとりの細かい悩みを解決できるカスタマーサービス職を特に志望します。家庭教師のアルバイトで培った丁寧にヒアリングする力を活かし、入社後も即戦力を目指します。
選考の通過率を上げたい人は、志望動機例文集も参考にしましょう
キャリアアドバイザー
通信業界の中でもなぜ貴社なのかということが述べられており、自分のこれまで活かされた強みを早速、入社後の業務で活かせそうなイメージを面接官に抱かせることもできていますね。
通信業界と自分をしっかり研究して魅力的な志望動機を完成させよう
通信業界は幅が広くさまざまな業界とまたがって事業を展開していたりするので、まずは自分が関与していきたい領域がどこなのかを明確にしましょう。そのうえで志望企業を選定し、志望動機を作ると良いでしょう。他の学生との差別化を図るべく企業研究、業界研究を綿密にして、自分だけの志望動機を作り上げてくださいね。
キャリアアドバイザーコメント鴨川 未奈プロフィールをみる
通信業界は現状伸び続けていますが、その要因の一つとして、インターネット広告の需要の高まりもあるでしょう。放送業界(テレビ業界)は、若者のテレビ離れなどにより広告費が削減されていますが、一方でインターネット広告はスマホの普及により成長を続けています。この動きは今後も続くと予想されるため、インターネットの優位性は顕著化していくといえます。
さらに、通信業界は経済状況に左右されづらい業界でもあります。事業としての安定性はもちろん、常に人材が求められているため、採用市場も活発です。もちろんしっかりと対策を重ねないと選考の通過は難しいですが、採用人数が多く就活を進めやすい傾向にあります。
また、通信業界はインフラに分類されることもあり、非常に社会貢献度の高い仕事です。人の役に立っているという実感は業務への大きなモチベーションにつながりますし、実際にやりがいも感じやすいでしょう。「人の役に立ちたい」という思いが強い学生には、非常に意義のある仕事といえます。