目次
- 企業から評価される通信業界の志望動機の作り方を理解しよう!
- まずは通信業界について理解しよう
- 通信業界の現状
- 通信業界のおもな職種
- 通信業界で求められるスキル
- 通信業界の志望動機の作り方3ステップ
- ステップ①志望する職種を決める
- ステップ②スキルの活かし方を考える
- ステップ③企業への貢献方法を言語化する
- 通信業界の職種別例文
- 例文①セールスエンジニア職を志望する学生
- 例文②商品企画・マーケティング職を志望する学生
- 例文③ネットワークエンジニア職を志望する学生
- 例文④カスタマーサービス職を志望する学生
- 通信業界の志望動機で見られているポイント
- 過去の経験と志望理由にどんな関連性があるか
- なぜ通信業界なのか
- 通信業界の中でもなぜその企業なのか
- 入社後にどのように活躍したいのか
- 通信業界の志望動機を作るうえでの注意点
- 専門用語を使いすぎない
- 通信業界の必要があるかチェックする
- 面接で聞かれそうな点も加味する
- 【Q&A】通信業界の志望動機についてよくある質問に回答!
- Q.まったくの未経験の場合は何を伝えるべき?
- Q.「安定しているから」が理由の場合はどう伝えれば良い?
- Q.「地方創生」や「社会課題解決」ではありきたり?
- Q.大手3キャリアの違いが明確に言えない……。
- 通信業界と自分をしっかり研究して魅力的な志望動機を完成させよう
企業から評価される通信業界の志望動機の作り方を理解しよう!
こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。通信業界を志望する学生から
「通信業界の志望動機の書き方がわかりません」
「どのような志望動機が魅力的に見えますか?」
といった悩みを聞くことがあります。通信業界は業種の幅がかなり広いですし、複数の企業があるので一社一社の志望動機を作りこむことに難しさを感じる学生も多いようです。
この記事では通信業界ならではの志望動機の作り方や面接での伝え方について解説していきます。例文なども交えて解説しているので、通信業界の志望動機を作ることに悩みを感じている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
まずは通信業界について理解しよう
スマホの普及や我々の生活スタイルの変化などの後押しもあり、大きく成長している通信業界です。大きな言葉の定義や領域がわかったところで、通信業界の現状や特有の職種について見ていきましょう。
通信業界の現状
デジタル化が進むなかで、通信業界は着実に成長を続ける業界です。総務省が情報通信業界についての調査結果をまとめた「令和7年版情報通信白書」によると、2023年度の電気通信業にかかわる売上高の合計は、約15兆円と推計されています。
またスマートフォン(スマホ)の普及率が増加するなかで、通信業はインフラと言っても過言でないほど現代社会に欠かせないものとなっています。
YouTubeの動画視聴やSNSの利用、生成AI(人工知能)の普及などでデータ利用料も増加傾向にあり、前年に比べ20~30%と大きな伸び率を記録しています。
このことからも、通信業界が今後も成長の見込まれる業界であることがわかりますね。
通信業界のおもな職種
通信業界を志望している学生は、どのような職種があるのかも把握しておきたいところです。大きく分けると以下の4つがあります。自分の得意分野や興味領域なども加味して、志望する職種も事前に決めておくと良いでしょう。
- セールスエンジニア
- 商品企画・マーケティング
- ネットワークエンジニア
- カスタマーサービス
通信業界で求められるスキル
- 最後までやり切る力がある人
- 新しいことに興味がある人
- コミュニケーション能力がある人
- 細部に目が届く人
技術の発展が著しい通信業界では、新しい知識や技術を進んで取り入れられることが重要です。
また、NTTやKDDI、ソフトバンクの大手3社が共通して掲げる「最後までやり遂げる完遂力」も欠かせない要素と言えるでしょう。
ほかにも通信業界では大規模プロジェクトを担うためのコミュニケーション能力、生活インフラを支えるための細部への細やかな危機意識を持つ人が求められる傾向にあります。
通信業界の志望動機の作り方3ステップ
通信業界の志望動機を作成するうえでは、なぜ通信業界なのか、通信業界で何ができるのかを明確にすることが欠かせません。
そこでここからは、説得力ある志望動機を作成する方法を3ステップで解説していきます。一緒に志望動機の作成を進めましょう。
ステップ①志望する職種を決める
まずは、通信業界のうちどの職種を志望するかを決めましょう。通信業界の職種については「通信業界のおもな職種」の章を参考にしてください。
それぞれどのような働き方ができ、どのようなキャリアを歩んでいけるのかを把握することで志望する職種を決めやすくなりますよ。
ステップ②スキルの活かし方を考える
志望する職種を決めたら、次に今あるスキルをどのように活かせるかを考えましょう。
通信業界は専門性が高い職種も多いため、現時点で詳しい知識やスキルを持っている必要はありませんが、「このスキルはこの分野で役立ちそう」などの想定をしておくと、志望動機に説得力を持たせることができます。
- セールスエンジニア
提案力:顧客へ自社製品を使用するメリットをわかりやすく伝える
対応力:顧客の課題に対して自社製品でどう解決できるかをいち早く提案する - 商品企画・マーケティング
分析力:膨大な通信データをもとに流行や求められるものを把握する
先を見る力: 数年後の5G/6G社会で何が必要か想定する - ネットワークエンジニア
几帳面さ:いつでもミスなく正確に作業をして通信の安定を支える
忍耐力:予期せぬ通信障害にも冷静に対応する精神力 - カスタマーサービス
共感・傾聴力:困っている人の要望を正しく汲み取り提案につなげる
整理力:複雑な料金プランや設定を順序立ててわかりやすく説明する
ステップ③企業への貢献方法を言語化する
最後に、あなたが現段階で志望企業でどう貢献したいと考えているのか、将来的にどのように貢献できるのかを言語化しましょう。
ここで「採用するメリットがある」と感じてもらうことができれば、選考通過の可能性がグッと高まります。
- 生活に欠かせないインフラの安定性を守り、企業の信頼性獲得に貢献する
- デジタル格差の解消に努め、誰もが現代社会で便利に暮らせる環境を整える
通信業界の職種別例文
志望動機の作成法はわかったものの、実際にどのように作成すれば良いかわからない人もいますよね。そこでここからは、通信業界の職種別に例文を紹介します。
自分が志望する職種に合わせた例文を確認し、参考にしてくださいね。
例文①セールスエンジニア職を志望する学生
私は地域格差を解消し、皆が平等に生きれる社会を作りたいと思い、貴社のセールスエンジニアとして働くことを志望します。
私は元々田舎の高齢者層の多い町で育ちました。そこから、大学入学とともに上京し、地方と都内の利便性の乖離を非常に強く感じました。今後もより田舎と都心部の格差は広がっていくと思います。そのような課題を私が大学時代に学んでいたプログラミングと自分の強みである人を巻き込む力を活かして貴社のセールスエンジニアとして、地域格差の解消の問題を通信インフラの力を使って解決したいです。
通信業界の中でも貴社は通信事業にとどまらず、スマートライフ事業など多岐に渡り展開しています。そのような幅広い領域から皆が平等に生きれる社会を作りたいと考え、貴社を志望します。

キャリアアドバイザー
結論から回答しており、原体験を踏まえて、そのような志望動機になった背景も簡潔にまとまっていますね。
例文②商品企画・マーケティング職を志望する学生
私は自分が尊敬する人たちがいる環境で通信の力を使い、より豊かな暮らし生活を提供したいと考え、貴社を志望します。
貴社のICT技術の力を存分に活かし、世の中に必要不可欠な通信インフラを築くことに貢献します。特に、大学で研究していたマーケティングの知見を活かして、貴社でも商品企画・マーケティングの領域から、消費者の需要へしっかりと供給が届くような仕組み作りをしていきたいです。
通信業界の中でも、貴社のOB・OGの方々と5名ほどお会いさせていただきました。熱量高く、常に高い目標を掲げ続ける貴社の社員の方々と一緒に働きたいと思い、志望します。

キャリアアドバイザー
自分が貢献したいポイントと自分がこれまで経験してきたことが紐づけられていて、企業側も入社後のイメージが湧きやすいでしょう。
例文③ネットワークエンジニア職を志望する学生
私は通信障害のない社会を作りたいと考え、貴社を志望します。
私は地震の多い宮城県で大学までを過ごし、災害時の通信障害に何度も遭ってきました。
今や生活から絶対になくなってはならない通信環境の異常で、連絡が取れない時、大切な人の安否を確認できない等大変不安を感じることがありました。
そのような通信による不安を解消できる企業で自分の強みを活かした仕事がしたいと考え、貴社のネットワークエンジニア職を志望します。貴社は通信回線のトップシェアであり、私が大学時代研究していたテーマを活かせる領域ということもあり、強く志望します。入社後は、いち早く基礎をインプットし、サーバーの保守などまずは自分の経験があるところから少しずつ貴社の戦力として働くことができればと思います。

キャリアアドバイザー
この学生にしかない独自のエピソードが盛込まれており、入社後にどのような活躍がしたいかまで記載があり、面接官も他の学生と比べた時に目を引く内容になっていますね。
例文④カスタマーサービス職を志望する学生
通信技術を使い、世の人の生活インフラを整えたいと思い、志望します。
私は、これまでの経験で、マネージャーやサークルの会計係などあまり目立たないけども、組織がうまく行くには絶対に必要不可欠な役割を担ってきました。そういった役割に自分らしさが出るし、強みも発揮されると思っています。そこから社会的に必要不可欠な通信業界を志すようになりました。中でも、格安SIMカードへの参入や通信領域にとどまらない事業投資をおこなう貴社のカルチャーに魅力を感じ、通信業界の中でも特に志望するに至りました。
私は「他者貢献をして自分の存在意義を認めてもらうこと」にやりがいを感じるため、一人ひとりの細かい悩みを解決できるカスタマーサービス職を特に志望します。家庭教師のアルバイトで培った丁寧にヒアリングする力を活かし、入社後も即戦力を目指します。

キャリアアドバイザー
通信業界の中でもなぜ貴社なのかということが述べられており、自分のこれまで活かされた強みを早速、入社後の業務で活かせそうなイメージを面接官に抱かせることもできていますね。
通信業界の志望動機で見られているポイント
通信業界の志望動機を作る際、企業がどのようなポイントを見ているのかは気になるところですよね。ただ採用担当者がどこを見ているのかを認識し、志望動機に盛り込むことで、面接官に高評価をもらえるものになりますよ。 しっかりと盛り込むべき点を押さえて魅力的な志望動機を完成させましょう。
過去の経験と志望理由にどんな関連性があるか
志望しているということは、誰しも志望するに至った経緯があるはずです。その経緯は面接でもエントリーシート(ES)の時点でも必ず伝えるようにしましょう。
たとえば、

就活生
携帯ショップで働いていた経験から通信業界の生活における重要性を学び、通信業界を志望するようになった。
といったように原体験と紐づけて伝えられると企業側への説得力が非常に上がります。

キャリアアドバイザー
たまに完全にネットから拾ってきたほかの学生の志望動機と同じ内容を伝える学生がいますが、相手も採用のプロなので面接の場でバレる確率が高いです。自分のエピソードと関連付けて志望動機は伝えるようにしてください。
なぜ通信業界なのか
通信業界を選んだ理由は明確にしておきましょう。高年収かつ業界的にも伸びているなどの理由でなんとなく通信業界を志望している学生も多いようです。ただ、他の業界でも当てはまるような抽象的な志望動機だと採用担当者も志望動機に納得できないでしょう。

キャリアアドバイザー
まずは、他の業界ではなく通信業界を選んだ理由を箇条書きでブラッシュアップしていき、優先度順に並べ替えると、自分の価値観も整理できますよ。
通信業界の中でもなぜその企業なのか
通信業界の中でも「なぜ応募先企業を選んだのか」までしっかり回答できるようにしましょう。この回答次第で自社への志望度の高さを見ているという企業の採用担当も多いです。通信業界とはいえ複数の会社があります。だからこそ企業研究をしたり、応募先企業のサービスを使ってみるなどして、自分が他の通信業界企業よりも惹かれるポイントを見つけましょう。

キャリアアドバイザー
他の通信業界との差別化が難しいという場合は、OB訪問や社員紹介ページなどをみて「人」を決め手にするのも一つの手ですよ。
入社後にどのように活躍したいのか
企業が採用する一番の理由は入社後の活躍してくれる人材を採用することです。入社後にどのような環境でどのように活躍したいのかまで具体的に伝えられると、企業側も学生の入社後の活躍のイメージがしやすいでしょう。
そのため、自分がこれまでアルバイトやサークルなどの組織でどのような貢献の仕方をしてきたかブラッシュアップしておくと志望動機にも反映しやすいでしょう。

キャリアアドバイザー
自分がチームの中でどのような役割でどのようなかかわり方をしていたのかを知る手段として、「他人に聞いてみる」ことがあります。もし、一人では思いつかないという方は、友人や先輩、後輩に客観的な自分を聞いてみましょう。
キャリアアドバイザーコメント上村 京久プロフィールをみる
志望動機では「入社後どのように活躍したいのか」を書くことが重要ですが、その際に活かせる経験やスキルも一緒に伝えることがポイントです。
たとえば「通信業界の企業でインターンをしていた」「電気量販店で営業をしていた」など、業界特有の知識や経験をもっていれば、他の学生と比べて即戦力になりやすいため大きなアピールになります。
通信業界にまつわる経験でなくても、接客業などのアルバイトの経験や、バイトリーダーなどのマネジメントの経験も良いですね。文系の職種を受ける場合は、コミュニケーションスキルやマネジメントスキルがあると重宝されるため、積極的にアピールしましょう。
ただ単に「入社後に活躍したい」と述べるよりも、通信業界で求められる経験やスキルをもっていることを伝えたうえでアピールすると、実際に活躍する可能性があることへの裏付けとなります。そのため、受ける企業が求める人物像を改めて確認し、その人物像に自分が合致することをしっかりと伝えるようにしましょう。
通信業界の志望動機を作るうえでの注意点

通信業界の志望動機を作るうえで、押さえておくべきポイントが3つあります。志望度が高い企業であればなおさら、自分の志望動機の改善を繰り返し、より完成度の高い志望動機を目指していきましょう。
専門用語を使いすぎない
専門用語は志望動機では使いすぎないようにしましょう。理由としては、選考を担当する方もわからない言葉ばかりだと、せっかく熱量高く志望動機を伝えても、その内容が採用担当の頭に入らないという懸念があります。
特にESや一次面接の段階では通信の専門性がそこまで深くない人事が担当するケースが多いです。そのため、なるべく専門的な知識がない方にも伝わりやすい言葉選びを意識していきましょう。
選考が始まる前にどの部署のどういう仕事をしている方が選考を担当するのか確認しておくとなお良いですね。
通信業界の必要があるかチェックする
先ほども紹介しましたが、自分が実現したいことが通信業界であるかどうかES提出前や面接当日前に確認しておきましょう。もし、他の業界でも実現できそうなことなのであれば、他にも通信業界を志望した要素がないか思い返してみると良いです。
極端なことを言うと、他の業界でも良いということがわかれば、他の業界も併願して選考を受けてみて、実際に企業研究などをしてみることをオススメします。他の業界を調べてみることで、通信業界にしかない魅力点に気づくこともあるだろうし、他の業界の志望度が高くなるかもしれません。
本当に志望度が高いところで働く方が、長期的に学生的にも企業的にもメリットです。
面接で聞かれそうな点も加味する
志望する職種や会社によってITや通信インフラに関する知識を問われる場も中にはあるでしょう。特に理系職は研究内容と通信業界での業務で重なる点がある場合は、面接で追加で質問されることが多々あります。
そういった点も深堀される覚悟で事前に準備しておくと面接も緊張を少なく挑むことができますよ。
ESの段階では、文字数制限で自分の志望動機が入りきらない場合があるため、そこは面接で深堀された時のために回答準備をしておくと良いでしょう。
キャリアアドバイザーコメント堀内 康太郎プロフィールをみる
志望動機を作るうえで、その企業でなければならない理由が明確かどうかも必ず確認しましょう。通信業界は、他の業界に比べても事業展開や業種の幅が広い傾向にあります。
特に大手企業の場合は、一般的な通信業界の業務に収まらない事業にも挑戦していたりします。そのため、企業研究のボリュームが大きく、同業他社との比較が他の業界よりも見つけづらいといった面もあります。そのため「他ではなく、なぜこの企業なのか」に明確に答えられない学生も中にはいます。しかし、特に大手通信会社は日々競合を意識しているため、他社との違いを明確に回答できないと、企業からの印象が下がってしまうため注意が必要です。
同じように見える企業でも、事業展開や事業戦略の方向性など、企業によって異なるものはたくさんあります。また同じ通信業界でも、採用する学生の人柄や雰囲気も企業によって変化します。採用HPやIR資料でも細かい違いは見つかりますし、OB・OG訪問で先輩にたずねるという手もあります。業種が幅広く、企業研究が難しい通信業界だからこそ、他社との違いを明確に説明できると非常に好印象ですよ。
【Q&A】通信業界の志望動機についてよくある質問に回答!
通信業界の志望動機を作成する際、「未経験の場合は何を言えば良いですか?」などの質問を受けることがよくあります。
そこでここからは、通信業界の志望動機についてよくある疑問にキャリアアドバイザーが解説します。ここで疑問を解消しておきましょう。
Q.まったくの未経験の場合は何を伝えるべき?
A.通信業界を目指すきっかけとなった原体験を伝えましょう。
未経験で通信業界を目指す場合、まず大切になってくるのは「なぜ通信業界を選んだか」です。ここでは、通信インフラにかかわりたいと思った原体験を伝えるようにしましょう。
あなたならではのストーリーを伝えることで、納得感のある志望動機に仕上げることができますよ。
また「自分のスキルをどう活かせるか」を明確に伝えることも大切です。具体的な業務にまで落とし込んで説明できれば、あなたの入社後の活躍イメージを伝えやすくなります。
Q.「安定しているから」が理由の場合はどう伝えれば良い?
A.なぜ安定しているのが魅力的なのかを考えたうえで、別の表現に言い換えてみましょう。
通信業界は、市場シェアや収益基盤から見ても確かに安定した業界です。ただそれを志望理由として伝えてしまうと、「安定していればどこでも良い」とマイナスなイメージを持たれる可能性があります。
そういった場合、まず「なぜ安定が魅力なのか」を深掘りしてみましょう。たとえば「安定した基盤がある=人々への影響範囲が広い=責任の大きさにやりがいを感じる」などです。
このように「なぜ安定が魅力と感じるのか」をポジティブに言い換えることで、主体的な姿勢をアピールできる、魅力的な志望理由になりますよ。
Q.「地方創生」や「社会課題解決」ではありきたり?
A.ありきたりという印象はありません。
ただ、個人的に通信業界に評価されやすいのは「目の前のお客様の課題を解決したい」といったもっと身近な視点を持つ志望動機だと思います。
そのため社会課題や地方創生といった大きな話題を掲げるよりも、もっと身近な経験のなかで他者に貢献する喜びを覚えたエピソードなどをアピールするのがおすすめです。
Q.大手3キャリアの違いが明確に言えない……。
A.通信以外に力を入れている分野に着目してみましょう。
正直、大手キャリアの場合は主力事業が似通っているため、差別化が難しいですよね。個人的なおすすめは、各社が通信以外のどの分野に横展開しているかを見ることです。
たとえばNTTであれば元国営という背景もあり、地方自治体と連携した公共性の高い社会課題の解決に力を入れています。
一方ソフトバンクは生成AIなどの最先端技術に注力していることがわかります。このように通信以外のどの分野に力を入れているか注目して比べてみると、違いが理解しやすくなりますよ。
通信業界と自分をしっかり研究して魅力的な志望動機を完成させよう
通信業界は幅が広くさまざまな業界とまたがって事業を展開していたりするので、まずは自分が関与していきたい領域がどこなのかを明確にしましょう。
そのうえで志望企業を選定し、志望動機を作ると良いでしょう。
ほかの学生との差別化を図るべく企業研究、業界研究を綿密にして、自分だけの志望動機を作り上げてくださいね。
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キャリアアドバイザーコメント成瀬 遼プロフィールをみる
通信業界は現状伸び続けていますが、その要因の一つとして、インターネット広告の需要の高まりもあるでしょう。放送業界(テレビ業界)は、若者のテレビ離れなどにより広告費が削減されていますが、一方でインターネット広告はスマホの普及により成長を続けています。この動きは今後も続くと予想されるため、インターネットの優位性は顕著化していくといえます。
さらに、通信業界は経済状況に左右されづらい業界でもあります。事業としての安定性はもちろん、常に人材が求められているため、採用市場も活発です。もちろんしっかりと対策を重ねないと選考の通過は難しいですが、採用人数が多く就活を進めやすい傾向にあります。
また、通信業界はインフラに分類されることもあり、非常に社会貢献度の高い仕事です。人の役に立っているという実感は業務への大きなモチベーションにつながりますし、実際にやりがいも感じやすいでしょう。「人の役に立ちたい」という思いが強い学生には、非常に意義のある仕事といえます。