学生時代頑張ったことがない…見つける3つの方法と面接での答え方

この記事のアドバイザー

目次

  1. 学生時代頑張ったことがないと悩む人は多い
  2. 面接官が学生時代頑張ったことを聞く意図
  3. 就活生の人柄を知りたい
  4. 物事を最後までやり遂げる力を知りたい
  5. 学生時代頑張ったことを見つける3つの方法
  6. ①自己分析をして学生時代の出来事を掘り下げる
  7. ②一番時間を割いたことを思い返す
  8. ③今から作るのもひとつの方法
  9. 学生時代頑張ったことを上手に伝える3つのポイント
  10. ①最初に結論を提示する
  11. ②頑張った理由や具体的な行動を伝える
  12. ③行動の結果と学びを伝える
  13. 学生時代頑張ったことのOK・NG例文
  14. 例文①チームを支えた経験
  15. 例文②アルバイトで工夫した経験
  16. 例文③店一丸でミスを軽減した経験
  17. NG例文①具体性がない
  18. NG例文②過程が伝えられていない
  19. NG例文③具体的なエピソードがない
  20. 「学生時代に頑張ったこと」の見つけ方に悩む学生からよくある質問に回答!
  21. 学生時代頑張ったことがないときは自分を低く見積もることをやめよう

学生時代頑張ったことがないと悩む人は多い

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から

「学生時代頑張ったことがありません」
「学生時代頑張ったことってどんなことを言えばいいんですか?」

という声を多く聞きます。実際、学生時代何かを頑張ったと胸を張って言える就活生はそう多くないです。「何もせずに過ごしてきた…」と言って落ち込む就活生もたくさんいます。では、学生時代頑張ったことがないという就活生は、どうすればいいのでしょうか。この記事では、学生時代頑張ったことがないと思っている就活生が知っておきたい探し方や、面接での伝え方のポイントについてご紹介していきます。

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面接官が学生時代頑張ったことを聞く意図

「学生時代頑張ったことがない」という就活生には、やってきたことに自信がなかったり、周囲の目を気にしたりしている人も多いです。しかし、学生時代頑張ったことで面接官が評価するのは実績ではなく頑張った過程なので、自分がどう頑張ったのかを上手にアピールできれば十分評価される可能性があります。

上手にアピールするには、まず面接官が具体的に何を知りたいのかを理解しておく必要があります。面接官の質問の意図を知ることで、具体的にどのような要素を盛り込んでアピールすればいいのかをおさえましょう。

就活生の人柄を知りたい

面接官が学生時代頑張ったことを質問するのは、就活生の人柄を知りたい意図があります。頑張ることの基準や力の入れ具合は、人それぞれです。就活生が頑張った状況やその内容を知ることで、「どんな学生なのか」を知ろうとしています。面接官は、部活動やアルバイトでの華やかな実績について知りたいわけではありません

どのように目の前の出来事に向き合い、努力してきたのかを知りたいのです。課題が生じたときの考え方や対応などを知ることで、性格や行動パターンを把握したいという思いがあります。こう考えると、自分が学生時代頑張ったことが浮かんできませんか?

物事を最後までやり遂げる力を知りたい

学生時代頑張ったことを尋ねる質問では、物事を最後までやり遂げる力があるかどうかも見られています。物事を最後までやり遂げる力というのは、企業に入社した後も社会人として求められる素質です。面接官は、すぐに諦めたり投げ出したりする人に対して「仕事もすぐに辞めるのでは?」と不安な気持ちを抱きます。

個人で解決できない内容であれば周囲を頼るしかありませんが、自分で対応できる内容なら、課題を見つけて改善に向けた努力をする必要があります。面接官は、このような入社後に考えられる事態を想定して、就活生がどのように考え行動するのかを知りたいのです。

ガクチカが思いつかない就活生は、ツールを使うのが一番おすすめ

学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は、自己PRや志望動機と差別化するのが重要です。とは言え、ガクチカで話せるネタがなく悩む人も多いでしょう。

そこで活用したいのが「ガクチカ作成ツール」です。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけ魅力的なガクチカが完成します。

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学生時代頑張ったことを見つける3つの方法

学生時代頑張ったことを見つける3つの方法

学生時代頑張ったことがないと思ってしまうのは、探し方に問題があるケースも多いです。本当は頑張ったと胸を張って言えることがあるのに、上手く見つけられないためにアピールに困る人は実は少なくありません。見つけ方やポイントを知るだけで、あっさり見つけられることも多いです。見つからないとすぐに諦めずに、いかにして見つけるかを考えて、アピールの題材を探していきましょう。

学生時代頑張ったことがない人必見!見つけ方・伝え方を解説

①自己分析をして学生時代の出来事を掘り下げる

学生時代頑張ったことを見つけるには、まず自分自身についての理解を深めなければなりません。そのためには自己分析が必須であり、念入りにおこなうことで題材を見つけやすくなります。自己分析の方法は複数ありますが、もっともスタンダードなのは、印象的な出来事を思い返すことです

大学生活をさかのぼって、印象に残っている出来事を紙に書き出していきます。それぞれの出来事の中で、どのようなことをしたのか、どのような感情を抱いたのかを考えましょう。場合によっては、印象的な出来事をそのまま学生時代頑張ったこととして提示できることもあります。印象的な出来事の中に「学生時代頑張ったこと」が眠っている可能性もあるため、細部まで思い返してみましょう。

自己分析をするには、自分史やモチベーショングラフの作成がおすすめです。この記事では、自分史やモチベーショングラフの作成方法について画像つきで詳しく紹介しています。自己分析をしたことがないという人にもわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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②一番時間を割いたことを思い返す

「頑張ったこと」のハードルを上げ過ぎていることが原因で、なかなか見つけられないことも考えられます。頑張ったことがイメージしづらいなら考え方を変えて、学生時代一番時間を割いたことは何かを考えましょう。多くの時間を費やしていると自分では当たり前になって、頑張っていることとして認識できていない場合も多いです

しかし、他人から見たら十分すごいことかもしれません。自分で「別に頑張ってない」「すごくない」と思わずに、長く続けていることや習慣にしていることを思い返してみましょう。意志を持って続けていることなら、苦労や葛藤もあったはずです。面接官は結果ではなく過程を重視しているので、続ける間にどういった出来事があったかを思い返してみましょう。

学生時代頑張ったことの例
  • インターン
  • 委員会
  • ボランティア
  • 学業
  • 留学
  • ゼミ
  • 趣味
  • 旅行

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③今から作るのもひとつの方法

学生時代頑張ったことが本当にないという人は、今から作ってしまうのもおすすめ。学生時代頑張ったことについて伝える際に心がけたいのが、「チームで取り組んだ内容」を題材にすることです。仕事はチームでするものなので、集団の中で頑張った経験があると評価されやすくなります

そこで、新しくサークルやアルバイトを始めたり、インターンに参加してみてはどうでしょうか。団体に属している人なら、自分で企画を立てて実行してみてみるなど。学生時代頑張ったことでは、物事に対する取り組み方や乗り越え方が重視されるので、失敗を恐れずにやってみるといいでしょう。

インターンをする際には就職活動につながるよう、インターンの意義や取り組み方をしっかり把握してから参加すると自己PRにつなげることができます。

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コピペで使えるガクチカがかんたんに作れます

ガクチカ作成ツール ガクチカ作成ツール

学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は、自己PRや志望動機と差別化するのが重要です。とは言え、特別なエピソードがなくてガクチカで話せるネタがなく悩む人も多いでしょう。

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桑原 翔

キャリアアドバイザーコメント桑原 翔

自分なりの取り組んだ視点や学びを大切にしよう


学生時代頑張ったこととして、サークルや部活、アルバイトの規模や実績の大きさは関係ありません。自分なりに頑張って取り組んだ視点や学びを伝えましょう。就活において大切なのは、企業の仕事にマッチした「考え方」や「経験」をもった人です。

つまり、仕事のモチベーションに繋がり、「その仕事をなぜやりたいのか?」が明確な人を企業は望んでいます。他の学生さんと比較しても目立つ存在になるには、ぜひ「どんな体験・考え方から、なぜその仕事を希望しているのか」が一目で分かる印象深いアピールを心がけましょう。

学生時代に頑張ったことの探し方についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

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学生時代頑張ったことを上手に伝える3つのポイント

学生時代頑張ったことを上手に伝える3つのポイント

学生時代頑張ったことを見つけられたなら、アピール方法についても考えましょう。「学生時代頑張ったことがある」というだけで評価されるわけではありません。どう伝えるかによって評価が変わると考えるべきです。頑張ったことの伝え方次第では魅力が半減したり、場合によってはマイナスの印象を与えたりもします。これからご紹介する3つのポイントを踏まえて、上手に学生時代頑張ったことをアピールしましょう。

①最初に結論を提示する

まず、何を頑張ったのかという結論から伝えます。結論ファーストで伝えることで何を頑張ったのかが明確になり、これから何についてアピールしようとしているのかを面接官が理解することができます。「私は学生時代〇〇をしていて〇〇で〜」から始めるよりも、「私が学生時代頑張ったことは〇〇です。〇〇では〜」と続けた方が上手に話している印象を与えます。

書き出しの重要性はこちらの記事でも詳しく解説しています。

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取り組みについて言及する際は、何に取り組んだのか、そこで何をしたのかを簡潔に伝えることが大切です。詳細まで伝える必要はありませんが、面接官がある程度イメージできるよう、取り組みの概要には触れておきましょう。

②頑張った理由や具体的な行動を伝える

学生時代頑張ったことの質問では、物事に取り組む姿勢やモチベーションも評価されています。高評価を獲得するには、なぜそれを頑張ったのかという根拠を示さなければなりません。頑張った理由を伝えることで、面接官は就活生の価値観を把握することができます。就活生の価値観が自社にマッチするのか、入社後活躍できそうかを判断しているのです。

なぜ頑張ろうと思ったのか、どのような困難があったのか、諦めずに頑張れた理由は何だったのかなどの要素を盛り込むこんだり、その時々の感情や自分の考え、行動を伝えましょう。状況について説明することができれば、その後の行動や学びについて理解してもらいやすくなります。

③行動の結果と学びを伝える

頑張った経験からどのようなことを学んだのか、どのような結果が得られたのかも伝えましょう。具体的な行動について伝えた後は、「頑張った結果どうなったのか」も伝える必要があります。頑張ったけれど、理想の結果が出なかったという人もいるでしょう。しかし、そこで得た学びはあったはずです。

学生時代頑張ったことの質問は、実績よりも過程が重視されるため、いい結果でなくても気にしなくてOKです。学生時代に何を考え、行動し、学んだのかという点をよく考えて作成しましょう。理想通りの結果が出たという人は、何が成功の要因だったのかを見極めてアピールにつなげるのがおすすめです。

こちらの記事では、学生時代に頑張ったこととしてアルバイトの経験をアピールする際のポイントを紹介しています。アルバイトを取り上げようとしている就活生は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は、自己PRや志望動機と差別化するのが重要です。とは言え、ガクチカで話せるネタがなく悩む人も多いでしょう。

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学生時代頑張ったことのOK・NG例文

学生時代頑張ったことの伝え方について紹介してきましたが、実際にどういった流れで書けばいいかわからないという就活生も多いと思います。そこで、例文を参考にして書くのがおすすめです。例文をそのまま真似るのではなく、文章の流れに注目しましょう。

例文①チームを支えた経験

例文

大学時代は部活動に力を入れ、サッカー部で副キャプテンの役割を任されていました。ポジションはキーパーで、プレー中もチームを後ろから見守る、全体を見渡すということが多く、副キャプテンという役割でもチームを陰から支えることを意識して取り組みました。
調子の悪そうな選手や悩みを抱えていそうな選手を見つけたなら声をかけ、相談に乗りケアを考えました。支えることを意識した取り組みによってチームメイトから信頼を得ることができ、チームとしての力もより高められました。

桑原 翔

キャリアアドバイザーコメント桑原 翔

困難が生じた出来事を交えて乗り越えた方法も盛り込もう

自分の役割が部活動で明確になっており、どのような点を学生時代頑張ってきたのか、その経験をもとにどのように成長してきたのかがわかります。しかし、副キャプテンを担う中で困難もあったかと思います。その困難をどのように乗り越えてきたのか、その結果どのような成長があったかなどを含めると、企業側も「仕事において困難が起きても、このような経験から乗り越える学生なんだな」と感じることが出来ます。

また「チームを陰から支える」というワードは一見聞こえもいいですが、企業側からすると「積極性のない学生なのかもしれない」と聞こえてしまう可能性もあるため「チームを副キャプテンとしてキャプテン以上に支えた」などと、ポジティブな表現にするとなお良いです。

部活でのエピソードを効果的に伝える方法や例文はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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例文②アルバイトで工夫した経験

例文

私が学生時代頑張ったことは、バラエティショップでのアルバイトです。最新のトレンド商品が毎週入荷されるバラエティショップでのアルバイトは、新たな発見の日々でした。私が特に力を入れていたのは、商品の魅せ方です。
女性のお客様を中心に来店いただいていたため、どうすれば購買意欲を刺激できる方法を考え実施しました。具体的には、TwitterやInstagramで美容情報を発信するアカウントをフォローし、「SNSで話題の商品」というコーナーを設けました。この結果、女子中高生を中心に人気を集め、売上向上に貢献しました。

吉川 智也

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具体的な数字を用いると説得力が高まる

まず良い点としては、頑張った取り組みが分かりやすい点です。商品の魅せ方を意識して、購買意欲を高める施策としてTwitterやInstagramでの着眼点や行動が分かりやすいです。

その一方で少し気になった点は、どれくらい売上向上に繋がったかを「数字で証明していない」ことです。TwitterやInstagramを使ったのであれば、どれくらいのユーザーがそれによってWebサイトに来場し、フォローや購買行動に繋がったのかを客観的な数字から証明できると説得力が高まると思います。

例文③店一丸でミスを軽減した経験

例文

私が学生時代頑張ったことは、居酒屋でのアルバイトにおいて全体の仕事のミスを減らしたことです。2年間居酒屋でアルバイトをしていたのですが、1人がした失敗をまた他の誰かがするということが続いていました。私はスタッフ間のコミュニケーションが上手くいっていないと感じ、スタッフノートを作成することにしました。
シフトで働く時間が違っても、ノートであれば休憩時に誰でも気軽に見たり書き込めたりできます。また、失敗が多く起きている業務の内容だけでなく、お客様に褒められたことなどを書き、スタッフのモチベーションアップにも活用しました。この結果、仕事のミスが軽減され、実際にスタッフ同士でも声を掛け合うようになりました。

この例文では、居酒屋のアルバイトで全体のミスを減らすために、ノートを作成したことを取り上げています。自分で課題を見つけて改善していく姿勢が好印象を与える例文です。さらによくするには、ミスが減ったことを数字を使って伝えられると説得力が増します。他の従業員のモチベーションにも気を配れるあたり、リーダーシップがあるようにも見えますね。

アルバイトでの経験も自己PRにつながりやすいため、効果的な伝え方を意識してみましょう。

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NG例文①具体性がない

NG例文

私は、飲食店でのアルバイトを頑張りました。特に、接客マナーを身につけることに力を入れました。接客マナーはとても大切なので、常に意識しました。店長やお客様にも接客マナーを褒められることが多くあり、自信に繋がりました。

この例文では学生時代頑張ったこととしてアルバイトを取り上げていますが、接客マナーを身につけたという内容に具体性がありません。誰にでも書ける内容と捉えられ、採用担当者の印象に残りづらいといえるでしょう。学生時代頑張ったことは自己PRにもなるため、どのように頑張ったのかという過程を詳しく伝えることが大切です。

NG例文②過程が伝えられていない

NG例文

私は学生時代陸上を頑張り、県大会で準優勝しました。私の大学から入賞者が出るのは10年ぶりだったらしく、たくさんの方からお祝いの言葉をいただきました。この時、今まで辛い練習に耐えてきてよかったと思いました。

この例文では、県大会で準優勝するまでの過程が伝えられていません。準優勝した後の内容が中心になっているので、質問の意図を理解していない印象があります。「もっとも課題だったことは何だったのか」「どのように乗り越えたのか」などを盛り込むことで、もっと魅力的な例文になりそうです。

NG例文③具体的なエピソードがない

NG例文

私は学生時代、コミュニケーション能力を強みにアルバイトを頑張りました。レストランのアルバイトだったのですが、誰よりも笑顔で接客することを心がけ、お客様にリピーターになってもらうべく頑張りました。この持ち前のコミュニケーション力を活かして、御社でも活躍したいと思っています。

この例文は学生時代頑張ったことと自己PRが一緒になってしまっています。具体的にいうと「コミュニケーション力」という強みを軸に伝えていて、具体的に頑張ったと思える出来事の詳細がありません。自己PRは別のタイミングで質問されることが多いので、ここでは「何を経験したのか」を中心に伝えましょう。

「学生時代に頑張ったこと」の見つけ方に悩む学生からよくある質問に回答!

「学生時代に頑張ったこと」は就活でよく聞かれる質問ですが、頑張ったことがないと悩む学生や、頑張ったことの見つけ方を知りたい学生もいるでしょう。そんな学生からよくある質問にキャリアアドバイザーが回答します。

  • 学生時代頑張ったことがない場合は「ない」と回答しても大丈夫ですか?

    学生時代頑張ったことがないと感じる場合でも、「ない」と回答するのは避けましょう。企業は学生時代頑張ったことを通じて、学生の人柄や物事に対する姿勢を知りたいと考えています。そのため「頑張ったことがない」と回答してしまうと、「入社後に仕事に意欲的に取り組んでくれないのでは」とマイナスの印象を持たれてしまいますよ。

    頑張ったことがないと感じる際は、過去の経験を洗い出したり、これまでで一番時間を割いたことを思い返すと良いでしょう。また、今から頑張ったことを作る方法もあります。「自分なりに」頑張ったことで問題ないので、今までの経験を振り返ってみましょう。

  • 学生時代頑張ったことがないときの見つけ方はありますか?

    学生時代頑張ったことがないときは、入学してからこれまでの学生生活を振り返ってみましょう。勉強、サークル活動、アルバイト、学園祭、ボランティア活動、インターンなど過去の経験をリストアップし、それぞれどんな思いや考えからどんな取り組みをし、その結果どうなったかを具体的に事細かに書き出してみるといいでしょう。

    ノートなどに書き出してみると、何らかの「頑張った出来事」が見つかるはずです。サークル活動もアルバイトなどにとく何もしていないという人は、日常生活に目を向けてみましょう。例えば、仕事をしている親に代わって夕食を作り続けているうちに料理の腕が上がったこともアピールになります。題材は日々の生活の中にいくらでもありますよ。

学生時代頑張ったことがないときは自分を低く見積もることをやめよう

学生時代頑張ったことがないと感じる就活生は、「①自己分析をして学生時代の出来事を掘り下げる」「②一番時間を割いたことを思い返す」「③今から作るのもひとつの方法」などを試してみましょう。学生時代頑張ったことがないと感じるのは、自分を過小評価していたり、「別にすごいことじゃないからな…」という意識が強くなかったりしている可能性が高いです。

学生時代に頑張ったことが見つからない時の対処法や文章の作成方法はこちらの記事でも紹介しているので参考にしてみてくださいね。

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学生時代頑張ったことがない…見つける方法と文章を作成するポイント

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学生時代頑張ったことがない…見つける方法と文章を作成するポイント

面接官が学生時代頑張ったことを質問する際にみているのは、人柄や物事を最後までやり遂げる力です。ですから、頑張った過程で生じた課題や、課題を乗り越えた方法などについて伝える必要があります。実績を中心に伝えても意図を理解していない印象を与えて、逆にマイナスの評価になる可能性があるので注意しましょう。

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