目次
- 心配性な性格自体がマイナスになることはない
- 心配性な性格の人の特徴2つ
- ①マイナスなことを考えがち
- ②念入りに準備する
- 面接官が短所を質問する3つの意図
- ①誠実かどうかを確かめるため
- ②社風や職種の適性を知るため
- ③短所を克服しようとする気持ちや改善方法を知るため
- 心配性を短所として答える3つポイント
- ①どのような心配性なのかを伝える
- ②改善を目指していることを述べる
- ③克服に近づいていればアピールする
- 短所を心配性と伝える際の例文
- OK例文①
- OK例文②
- OK例文③
- NG例文①
- NG例文②
- NG例文③
- 心配性の伝え方に悩む学生からよくある質問に回答!
- 心配性が短所の就活生は改善方法を示してプラスの印象を与えよう
心配性な性格自体がマイナスになることはない
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。就活生から
「心配性なのですが、面接で短所として取り上げても大丈夫ですか?」
「短所が心配性と答えたら、評価が悪くなりますか?」
という質問を受けることがあります。心配性の就活生らしい質問ですよね。「心配性なことを伝えて評価が悪くなったらどうしよう」と思う人は多いかもしれませんが、そんなことはないので安心してください。
採用面接において、心配性なことがマイナスの評価を与えることはありません。むしろ、伝え方次第ではプラスの印象を与えることができます。そこでこの記事では、心配性な短所を伝える際のポイントや例文をご紹介していきます。
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心配性な性格の人の特徴2つ
自分が心配性について理解していないと、面接官にも説明できないですよね。「自分のどんなところを心配性と思っているのか」を伝えるためにも、心配性な性格の人の特徴について見ていきましょう。
①マイナスなことを考えがち
心配性の人は物事を深く考えがちな傾向にあります。普通の人にとっては何ともない気にも留めない出来事でも、心配性の人は深く考えこんでしまいます。特に物事のマイナスの側面を考える人が多く、最悪の事態を想像してしまい、行動するのが怖くなってしまう人もいるでしょう。
何かを始める時にまず失敗が頭に浮かぶ人、起きる可能性が限りなく低いトラブルに考えが及んでしまう人は心配性と言えるでしょう。行動する前に物事を考えたとしても「ワクワクする」「うまくいくでしょ」と思うことが多い人は楽観的であり、心配性とは違います。
マイナスなことを考えすぎてしまう人はこちらの表現方法も検討してみてください。
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②念入りに準備する
物事へ取り組む際に念入りに準備をする人も心配性と言えます。念入りに準備をして臨むのは絶対に失敗しないためであり、失敗を恐れる気持ちからくる行動だと考えられます。心配性の人はぶっつけ本番、アドリブといった即興の物事に慣れていないため、何度もシミュレーションを重ね、徹底した準備をしなければ気が済みません。
もちろん、完璧主義で野心的に徹底した準備をする人もいるため、念入りに準備をすることがすべて心配性には結びつかないことは覚えておきましょう。あくまで、失敗を恐れるがゆえに念入りな準備をする人が心配性と言えます。行動する前の自分の行動を思い返してみるといいですよ。
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慎重な人の自己PRの方法はこちらの記事でも紹介しています。
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面接官が短所を質問する3つの意図
面接官が短所を質問するのには、いろいろな理由があります。短所を聞いて攻撃しようと思っているわけではないので、不安になり過ぎることはないですよ。質問の意図を知ることで、的外れな回答をしたり、マイナスの印象を与えたりするのを防ぎましょう。では、面接官が短所を質問する意図について詳しくご紹介します。
①誠実かどうかを確かめるため
就活生の誠実さを重要視する面接官は多いです。誠実さとは、わかりやすく言うと嘘をつかないことです。面接において、短所の質問は正直答えにくいですよね。しかし、短所を答えたくなくてごまかしたり、「ありません」と言ってしまったりするのは、面接官に誠実ではないという印象を与えてしまいます。
1度嘘をつくと、他の面接の回答も信じてもらえない可能性があるので注意しましょう。「本当に短所がなかったら?」と思う人もいるかもしれませんが、短所は誰にでも必ずあるものです。仮に本当に短所がないと思っていても、面接官には自分と向き合えていない、客観性がないという印象を与えます。
②社風や職種の適性を知るため
企業によって環境や働き方は異なりますし、職種でも同じことが言えます。もしチームワークを重視する企業や職種の面接で「協調性がないのが短所です」と答えたとすると、面接官からは「マッチ度が低い」と評価されるでしょう。面接官は入社後を想定した上で判断していて、就活生自身を批判しているわけではないことは覚えておいてください。
もし就活生が入社できたとしても、社風に馴染めなかったり仕事が合わずに苦労したりすることを不安に思うのでしょう。素直に短所を答えることは、企業にいい印象を与えるためだけでなく、自分の適性に合った企業に入社するためでもあるのです。仕事をする上で「心配性な性が仕事にどのように影響するのか」も考えておくといいですね。
③短所を克服しようとする気持ちや改善方法を知るため
面接官は短所を質問することで、短所をそのままにせずに克服しようとする気持ちがあるかどうかを見ています。短所は誰にでもあるものなので、それを冷静に受け入れて向き合っているかどうかが大切になります。短所を悲観的に捉えたり、落ち込み続けたりするだけでは前進しませんよね。
困難を乗り越えるためには、前進する気持ちや現実的な対策が必要です。入社後、今までは気づかなかった弱みに気づいたり、新たな壁にぶつかる可能性はとても高いです。ですから面接官はこの質問で、就活生がそうなった時にどう対処するのかをはかっているといえます。
心配性を短所として答える3つポイント
心配性なことを短所として答える場合、「心配性なところが短所です」とだけ答えるのはNGです。これだと、短所の具体的な内容や根拠などが何も伝わってきません。短所が心配性と伝える場合は、深掘りした内容を答える必要があります。では、具体的にどのようなことを伝えればいいかみていきましょう。
①どのような心配性なのかを伝える
心配性と一言で言っても、その内容はさまざまです。心配性を伝える際の例としては、以下のようなものがあげられます。
- 慎重になり過ぎる
- 踏み出すまでに時間がかかる
- 気になることがあると、そればかり考えてしまう
- 心配し過ぎてプレッシャーになる
- 深く考え込んでしまう
- 必要以上にミスを恐れる
心配性なことを短所として伝える場合は「私は〇〇してしまう心配性なところが短所です」から話し始めましょう。結論から伝えることで、面接官が内容を整理しながら話を聞くことができます。結論から伝えることは、相手の時間を無駄にしないという観点からビジネスでも大切とされています。短所以外にも、質問に回答する際は結論から話すことを心がけましょう。
②改善を目指していることを述べる
短所について答える場合は、改善するために取り組んでいることも伝えましょう。短所を自覚していても、そのまま放っておいたら意味がないですよね。短所があることを受け入れ、前向きに改善しようとしている姿勢を見せることが、プラスの評価につながります。この部分こそ、短所をプラスの評価につなげるポイントです。
①と同じく「心配性を克服するために努力している」だけはNGです。どのように改善しようとしているのか、具体的にどのような取り組みをしているのかを伝えましょう。短所を克服しようとする姿勢を伝えることで、面接官に「入社後も同じように努力してくれそう」と評価してもらえます。
キャリアアドバイザーコメント伴 美寿々
面談をする中で、直近の体験から改善の話をする学生さんが多い印象を受けますが、一時的な改善であると捉えられてしまう可能性が高いので伝え方が重要になってきます! 本気で改善したものなのに、「就活用に作ったもの」と人事の方に捉えられてしまっては悲しいですよね。しっかりと過去の自分の言動から振り返る必要性があります。
振り返ったうえで「なぜその時点では改善ができなかったのか」「その時点で改善しようとしたがなぜ達成できなかったのか」「過去に成し遂げられなかったことがなぜ改善できたのか」この流れで考えていくのがいいかと思います!やはり自己分析は非常に大事なのがわかりますよね!
心配性を克服する方法
多くの心配事は、まだ起きていない未来への不安です。例えば「就活失敗したらどうしよう」という不安も、まだ起きていない未来への不安ですよね。どうしても不安な気持ちがぬぐい切れない時は、事実だけを紙に書き出してみましょう。
「〜だ」「〜をしている」など事実だけを書くようにします。「〜だと思う」「〜かもしれない」は自分の考えが入っているため、事実ではありません。このように紙に書いてみると、不安なことが現実に起きていないということが可視化できます。事実と不安な気持ちを一緒にせずに、過度に心配することを防ぎましょう。
③克服に近づいていればアピールする
改善を試みた結果、現状どのような状態にあるのかという経過を伝えておきましょう。改善途中でも、最初と比べてどの程度よくなったのかを伝えます。改善途中だからといってマイナスの印象を与えるわけではなく、むしろ途中経過の頑張りはプラスの評価に繋がるでしょう。
わかりやすいように、改善前との違いを伝えられるといいですね。そもそも短所を改善するのは簡単ではありませんし、向き合うだけでも大変です。きちんと自身の弱点と向き合い、改善を目指しているというだけでも十分評価の対象にはなります。大切なのは短所を克服しようという意欲です。
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短所を心配性と伝える際の例文
実際に面接で短所を答える際の文章を作成していきましょう。全体像をイメージするためにも、どのような内容、構成でアピールするのか、細かい部分まで考えてみてください。OKとNG両方の例文を参考にして、心配性の短所を伝える内容を組み立てていきましょう。
OK例文①
私は心配性で、確証が持てるまでなかなか行動に移すことが出来ません。何かを始める時には心配を解消するための準備に時間がかかり、出遅れてしまうことが多いです。そこで、この短所を改善するために、私は準備をひとよりも早くやり始めることを心がけました。
誰よりも早く準備を始めることで出遅れることはなくなり、徹底した準備をしていることで、何事もミスなく進められるようになりました。まだまだ思い切って行動するのは苦手ですが、行動を早くすることで心に余裕ができ、時には積極的に動き出せるようにもなりました。
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キャリアアドバイザーコメント戸田 開
良い点は、心配性という短所について起こりうる弊害(取りかかりが遅くなること)に対して改善策(スタートを早めること)をしっかりと行っていて、その弊害をカバーすることで結果的にマイナス面を埋め合わせられていることがちゃんと伝わっている点です。さらに良くなるように伝えるとすれば、心配性という短所に対して向き合っているのは前提として、短所を長所としても活かしているとアピールをするといいのではないでしょうか。
例えば「心配性=もしもの時のリスクヘッジができる」といったアピールが出来そうです。スタートは人よりも早めつつ、同時に常に2つ以上の選択肢を用意しながら物事を進めているというアピールが出来れば、結果的に他の人よりプラスの結果を生み出せそうだという印象を与えられます。
OK例文②
私の短所は、隅々まで確認しないと安心できない心配性なところです。書店でのアルバイトで在庫確認を任された際、冊数に間違いがないか何度も確認し、他のバイトメンバーにもダブルチェックを頼んでいました。
しかし、店内が混み合っている時にも依頼することがあり、それではお客様にも迷惑をかけてしまうと気づき反省しました。それからは、確認を依頼するタイミングを考え、効率的に仕事が進むよう工夫しています。
この例文では、まず冒頭で心配性の内容について説明しています。そして、書店でのアルバイトで経験した具体例について伝えています。自分の行動が周囲に迷惑をかけることに気づき、行動を変えたことをアピールできている例文です。
OK例文③
私の短所は、準備が整うまでなかなか行動を起こせない心配性なところです。海外のyoutuberが作るお菓子を自分も作ろうと考えたのですが「レシピ通りに作らないと美味しくないのでは」と不安に感じ、外国の調味料や材料を揃えるところから始めました。
しかし、必要な調味料がなかなか揃わず、結局作るまでに2ヶ月かかってしまいました。私はこのことからとりあえずやってみることの大切さを感じ、今では日本の調味料を工夫して使うことですぐに作るようにしています。
この例文では、なかなか行動を起こせない心配性な性格を短所として取り上げています。「美味しくないのでは」という不安から外国の調味料や材料を揃えた結果、調理までに2ヶ月かかったとあり、もっと効率的にできるのでは?と思われそうな内容です。今では日本の調味料を工夫して使うとあることから、なかなか行動できないという短所を克服できたように思えます。
NG例文①
私の短所は心配性なところです。何か新しいことを始めるとなると、楽しみや喜びではなく、失敗するのではないかという不安がつきまとい、なかなか取り組むことが出来ません。大学入学時には何かサークルに入ろうと思っていましたが、どのサークルが良いか分からず悩みました。
どこかのサークルが問題を起こして謹慎になったと聞き、さらに不安になりました。結局どこのサークルにも入れず、それが大学生活での心残りです。社会人になってからは心配性の短所を克服して、何事も積極的に挑戦出来るようになりたいです。
心配性であることは分かりますが、肝心の改善に向けた努力が見られません。ただ心配性であることの説明をしているだけで、マイナスの印象が強く付いてしまっているでしょう。心配性を後悔しているものの、何の努力もしていない点も向上心がないと判断される可能性が高いです。改善したいという意気込みを述べているものの、具体的な道筋が示されていない点もNGポイントと言えます。
NG例文②
私の短所は心配性です。心配性過ぎて大事な用事がある前の日は眠れなかったり、当日も不安になり過ぎて体調を崩してしまいます。
この例文では心配性なことが身体にも影響を及ぼしていることがわかり、ネガティブな印象があります。面接官側としては、どうしても「大丈夫かな?」という不安な気持ちの方が強くなってしまいます。改善策が書かれておらず、努力する姿勢が伝わってこないのが残念です。
NG例文③
私の短所は、とても心配症なところです。ネガティブなので、最悪の事態ばかり想定してしまいます。自分に自信が持てず、何をするにも不安がつきまといます。
この例文では「ネガティブ」や「自分に自信が持てない」ということも伝えていて、心配症以外にも短所がある印象を持ちます。短所を質問された際は、1つだけ答えれば問題ないです。自分からいくつも短所を提示して評価を下げる必要はありませんよ。
こちらの記事では、短所の例文とNG例文を紹介しています。心配性以外の短所も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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心配性の伝え方に悩む学生からよくある質問に回答!
心配性な点を短所として回答するとマイナスイメージにならないか不安になったり、心配性な点をどう魅力的に伝えるかわからないと悩む学生は多いのではないでしょうか。そのような学生からよくある質問にキャリアアドバイザーが回答します。
-
心配性な点を短所として伝えても大丈夫ですか?
心配性な点を短所として伝えても問題ありません。むしろ、伝え方次第では企業にプラスな印象を与えることもできます。たとえば、ミスがないか何度も確認することで物事を正確に進めることができたり、念入りに準備を進めることで誠実な印象を周囲に与えることができるといったプラスの面もあります。
また心配性な点を短所として伝えつつ、今後は改善したいとアピールすれば、心配性な点がマイナスイメージに働くことはないでしょう。
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心配性を短所として伝える際の注意点はありますか?
心配性を短所として伝える際には、必ず改善する姿勢を見せるように意識しましょう。たとえば「プレッシャーを感じて緊張しやすいため、練習の時間を毎日確保する」など、心配性をカバーしようとする姿勢をアピールすることが重要です。ほかにも、心配性過ぎるがあまり「仕事に支障をきたしてしまうのではないか」と企業から感じられてしまうと、マイナスイメージになってしまいます。ある程度の努力があれば克服できると感じられる程度にするよう注意しましょう。
心配性が短所の就活生は改善方法を示してプラスの印象を与えよう
面接で短所を質問された際に心配症なところを取り上げる場合は、「面接官は何を知りたいのか」を理解して答えることが大切です。面接官が短所を質問する意図は「誠実かどうかを確かめるため」「企業の社風や職種の適性を知るため」「短所を克服しようとする気持ちや改善方法を知るため」です。
これらの意図を汲むためにも、短所を正直に答えることが大切です。ごまかしたり隠したりしてもいい印象を与えることはなく、反対に「素直じゃない」「自分を理解していない」と思われてしまいます。短所の答え方のポイントを守ることで、プラスの印象を与えることができるでしょう。
こちらの記事も参考に短所を答える時こそ好印象を残すようにしてみましょう。
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短所をプラスの印象に変える自己PRの答え方|例文・NG例文
「短所がある=落ちる」というわけではありません。自己PRにて短所を効果的にアピールできればプラスの評価を得ることができますよ。 この記事では、短所を質問する意図やNG回答、伝えるポイントや例文をキャリアアドバイザーが解説します。 解説動画も参考にして、短所で高評価を狙いましょう。
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「短所は心配性です」はあり? 面接で答えるポイント
キャリアアドバイザーコメント塩田 健斗プロフィールをみる
心配性の学生は、私の中では2つのタイプに分かれます。1つは「慎重な人」です。目標達成のために、考えられる全てのことを徹底的に考え行動をします。このタイプは非常に細かなことを気にしますが、あくまで自身の目標達成のために必要なことを網羅するために慎重になっているだけなので、私からすると「優秀な学生」です。
対して、もう1つは「決められない人」です。自身の意思決定ポイントや決断力、判断力に欠けているため、「何が正しいのか?」「どうしたらいいのか?」が自分の中で決まっておらず、どこまでいっても心配が拭えません。このタイプは非常に危険です。「志望業界がここでいいのか?」「この志望動機でいいのか?」「この内定先に決めていいのか?」を決めることが出来ず、決断を迫られると心配で仕方がありません。このタイプの傾向としては、少し厳しい言い方かもしれませんが、「知識が足りていない」「考え方が甘い」という点があります。しっかりと何が正しいのか?を考えて、足りない知識を自分で補うということをやっていれば、自然と心配なことは消えていきます。その努力を怠ってしまうと、心配になってしまうことは仕方がないとも言えます。
心配なのであれば、しっかりと考え行動をすること。そこから始めてみましょう。