Web面接のマナーは6つの鉄則さえ押さえればOK|図で流れを解説

この記事のアドバイザー

不安を徹底解消! Web面接のマナーで 一番大切なのは○○!

目次

  1. Web面接でもマナーは重要! 意識すべき3つのポイントを理解しよう
  2. まず押さえておきたい! Web面接の大前提
  3. Web面接ならではのマナー理解は新しい就活スタンダード
  4. やるべきことをきちんとしていれば過度に心配する必要はない
  5. 図をふまえて理解を深めよう! Web面接の5つの流れとシーン別マナー
  6. Web面接のマナーは3分類で整理! 極意を押さえてしっかり対策しておこう
  7. 【基本編】Web面接の大前提! 絶対に押さえておきたい6つのマナー
  8. ①対面面接と同様に身だしなみを徹底する
  9. ②5分前には入室しておく
  10. ③話すときはカメラを見る
  11. ④対面面接のときよりも明るい表情と声を心掛ける
  12. ⑤話し始めと終わりに注意する
  13. ⑥退出時は相手が先に通信を切るのを待つ
  14. 【環境設定編】万全の準備をして臨むのも一つのマナー! 面接前の7つの確認事項
  15. ①使用するアプリやツールは事前に準備しておく
  16. ②機器のセッティングをしておく
  17. ③安定したインターネット環境を用意する
  18. ④明るく騒音のない環境を用意する
  19. ⑤PCやスマホの位置を調整する
  20. ⑥使用ツールのプロフィール画像や自分の名前を確認する
  21. ⑦背景には余計なものが映らないようにする
  22. 【トラブル対応編】緊急時も冷静に対処しよう! トラブル時のマナー3選
  23. ①緊急連絡先を控えておく
  24. ②トラブル時の対応方法を確認しておく
  25. ③代用できる通信手段を用意しておく
  26. 不安を徹底解消! Web面接のマナーについてよくある5つの疑問
  27. ①Web面接はスマホで受けても良い?
  28. ②通知音や雑音が入ってしまったらどうする?
  29. ③カンペを読むのはマナー違反?
  30. ④通信が途中で途切れたらどうすれば良い?
  31. ⑤相手の声が聞こえないときはどうすれば良い?
  32. Web面接で確実に好印象を残す! +αのテクニック3選
  33. ①音声が問題なく伝わっているか確認の一言を添える
  34. ②必要に応じて画面共有機能を使う
  35. ③Web面接特有の沈黙を恐れない
  36. Web面接のマナーに関するよくある質問に回答!
  37. Web面接ではどんなマナーが求められる?
  38. Web面接で好印象を残すコツは?
  39. Web面接こそマナーが命! 3つの鉄則を押さえて内定獲得につなげよう

Web面接でもマナーは重要! 意識すべき3つのポイントを理解しよう

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。これからWeb面接を控えている学生から、よくこんな相談をもらいます。

「Web面接のマナーはありますか?」
「Web面接を受ける際はどのようなことに気をつければ良いですか?」

最近は選考過程でWeb面接を取り入れている企業も多くありますが、慣れていないと「Web面接ならではのマナーがあるのかも」と不安になることもありますよね。

もちろんWeb面接だからこそ意識すべきこともありますが、何よりも大切なのは対面面接と同様に気を抜かずに対策をすることです。この記事ではWeb面接のマナーや必須の対策について解説していくので、一緒にWeb面接対策を進めて内定獲得を目指しましょう。

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まず押さえておきたい! Web面接の大前提

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就活生

これから選考を受ける企業がWebで面接をするのですが、初めてなので不安でいっぱいです。

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キャリアアドバイザー

慣れない環境での面接は不安になっても仕方がないですよね。ただ、基本的には対面での面接と変わりません。同じくらい気を引き締めて準備をすれば、心配する必要はありませんよ。

Web面接に慣れていないと、それだけで不安になってしまったり心配事が多くなることもありますよね。しかし対面での面接と同様、しっかりと対策をして臨めば恐れる必要はありません。逆に言えば、Web面接といえど油断せず準備をしておく必要がありますよ。

ここからは、Web面接の大前提について解説していきます。実際の対策に着手する前に目をとおし、マインドセットをしておきましょう。

Web面接ならではのマナー理解は新しい就活スタンダード

Web面接に挑戦するうえで押さえておきたいのが、Web面接ならではのマナーはこれからの就活のスタンダードになるということです。現在では多くの企業でWeb面接を導入しているため、対面での面接と同様にしっかりと対策をして臨む必要がありますよ。

Web面接のマナーを理解しておくメリット
  • ほかの企業でWeb面接を受ける際もスムーズに対応できる
  • 今後の社会人生活にも役立つ可能性が高い

特に最近の傾向として多いのが、最終選考以外はWebで面接をおこなう方法です。ここで理解したWeb面接に関するマナーは、ほかの企業でも必ず役に立ちます。それを考え、しっかりと対策に取り組みましょう。

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キャリアアドバイザー

社会人になってからも、多くのシーンでWeb上でのコミュニケーションが必要となることが考えられます。そのときに備える意味でも、今のうちにWeb面接のマナーを理解しておくことは大切です。

やるべきことをきちんとしていれば過度に心配する必要はない

Web面接の経験がない人は、不安な気持ちに駆られたり十分に実力を発揮できる自信が持てないときもあると思います。しかし、一歩ずつ着実に対策を積み重ねていけば、決して過度に心配する必要はないことを覚えておいてください

Web面接であるというだけで自信をなくしてしまい、当日に実力を発揮しきれないのはもったいないですよね。先のことを過度に心配せず、まずは今やるべきことを一つひとつ達成していくことに意識を向けましょう。

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キャリアアドバイザー

不安がなくなるまで練習を重ねることで、落ち着いてWeb面接に臨むことができるようになりますよ。

根岸 佑莉子

キャリアアドバイザーコメント根岸 佑莉子プロフィールをみる

Web面接だからこその利点にも目を向けてみよう

Web面接に不安を感じる人も多いかと思いますが、基本的には通常の面接と同じだと思ってください。

一般的に対面の面接で緊張するのは、初めての人と話す、自分の言動が評価されている、行ったことのない場所に訪問する、普段着慣れていないスーツを着る、といったさまざまな「初めて」「慣れない」という要素が絡み合っているからですよね。

その点Web面接では、少なくとも場所は自分のリラックスしやすい環境を選べるので緊張する要素が減ります。Web面接独自の注意点はあるものの、対面の面接に比べてリラックスしやすい部分があるため、あまり心配しすぎる必要はありませんよ。しっかりと準備をして臨み、自分のことをアピールしていきましょう。

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図をふまえて理解を深めよう! Web面接の5つの流れとシーン別マナー

Web面接の流れ
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就活生

これからはWeb面接を導入する企業が増えるのですね。しっかり練習しないと……。

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キャリアアドバイザー

そうですね。ところで、不安に感じるのは、Web面接の流れがよくわかっていないことも原因ではないでしょうか。

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就活生

確かに、考えてみればWeb面接がどのように進んでいくのか全然わかりません。

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キャリアアドバイザー

では、まずはWeb面接の大まかな流れの理解から始めましょう。不安が少しは緩和される可能性がありますよ。

Web面接へ大きな不安を感じるのは、面接の流れがイメージできていないことも一因として挙げられます。まずは上の図を確認し、Web面接の大まかな流れを理解しておきましょう。

Web面接の流れが理解できると、練習をする際にも流れをイメージしながら練習することができます。イメージトレーニングがしっかりできていると当日も落ち着いてWeb面接に臨むことができ、実力を発揮しやすくなりますよ。

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キャリアアドバイザー

一つひとつの細かいマナーについてはこの先で解説しているので、Web面接の練習をする際に参考にしてくださいね。

Web面接の概要や必要な準備については、こちらの記事でも詳しく解説しています。あわせて参考にしましょう。

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Web面接のマナーは3分類で整理! 極意を押さえてしっかり対策しておこう

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就活生

Web面接のおおよその流れが理解できました。イメージトレーニングしやすくなったように思います。

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キャリアアドバイザー

それは良かったです。では、ここからはいよいよWeb面接のマナーについて理解していきましょう。Web面接のマナーとして押さえておくべきことは、大きく3つに分類することができますよ。

Web面接のマナーを理解するうえで欠かせないのは、3つのマナーをそれぞれ整理して理解することです。以下のリストを参考にしてください。

これらの3分類についてそれぞれをしっかり理解しておくことで、基本的なマナーからWeb面接ならではの環境設定、トラブルに対応する際の方法などを幅広く理解しておくことができます

どんなシーンにも対応できるよう、この先の内容をしっかりと確認してWeb面接の本番に備えましょう。

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やみくもに面接を受ける前に、自分の面接力を知っておくことが大切です。

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【基本編】Web面接の大前提! 絶対に押さえておきたい6つのマナー

絶対に押さえておきたい6つのマナー
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就活生

Web面接のマナーには3分類があるのですね。

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キャリアアドバイザー

そのとおりです。一つずつ解説していきますが、まずはそのうちの基本的なマナーについて理解しましょう。

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就活生

基本的なマナーというと、面接の進め方ですか?

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キャリアアドバイザー

そうですね。基本的には対面面接と変わりなくしっかり対策する必要があります。ここからくわしく解説しますよ。

Web面接に備えるうえでは、まず必ず押さえておきたい基本的なマナーから確認していきましょう。ここからは基本的な6つのマナーについて一つひとつ解説していくので、一緒に確認しながら練習を進めてください。

なかには就活を始めて間もなく、そもそも就活で知っておくべきマナーそのものを理解していない人もいますよね。そのようなときは、まずこちらの記事から確認しておきましょう。

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①対面面接と同様に身だしなみを徹底する

Web面接の基本マナーとしてまず押さえておきたいのが、身だしなみです。基本的には対面面接と変わらず、スーツを着用して臨みます。

Web面接の身だしなみで特に気をつけておきたいポイント
  • 顔周りに髪がかかっていないか
  • 寝ぐせはついていないか
  • ヒゲのそり残しはないか
  • 肩にフケが落ちていないか
  • スーツにシワが寄っていないか
  • 襟元は綺麗に整っているか
  • ネクタイが曲がっていないか
  • メイクは過度に濃く見えないか

Web面接はカメラ越しの面接となるため上半身しか映りませんが、その分面接官からは細かいところが見えやすくなります。

たとえば髪に寝ぐせがついているだけでも目立ちやすくなることを考えて、特に胸元から上を見たときに気になるところがないか確認しましょう

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キャリアアドバイザー

Web面接でもスーツは全身着用しておくのが安心です。万が一胸元から下が見えるようなことがあった場合、スーツ以外のものを着用しているとイメージダウンにつながりかねません。

就活での適切な身だしなみについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、身だしなみチェックの際に参考にしてくださいね。

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②5分前には入室しておく

Webで面接を受ける際のマナーとして、5分前には入室しておくようにしましょう。対面のときと同様遅刻は厳禁です。特に自宅で面接を受けるとなるとつい気が緩んでしまうこともあるので、時間厳守の気持ちを忘れないでください。

Web面接の入室時に意識したいこと
  • 面接官よりも先に入室しておくのがベスト
  • 先に入室して通信環境に問題がないか確認する

面接官よりも先に入室しておくことで、通信環境が問題ないか確認したり、気持ちを落ち着ける時間ができます。入室したときにカメラの角度などを調節したくなることもあると思うので、できるだけ早めに入室しておきましょう。

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キャリアアドバイザー

つい時間を忘れてしまいそうなときは、早めに入室しても問題ありません。入室時刻より少し前倒しでアラームをかけておくのも、時間を意識するうえで役立ちますよ。

長尾 美慧

キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる

入室が遅れた場合は誠意のこもった一言が大事

記事にある通り、面接時間の5分ほど前に入室したのであれば、面接官より遅れて入室してしまっても、さほど大きな問題ではありません。もちろん面接官より先に入室している方がより好ましくはありますが、きちんと余裕を持って入室したのであれば、必要以上に焦らず、一言「お待たせしてしまい申し訳ございません」と言い添えれば大丈夫です。

この一言があると「マナーをわかっているな」という印象につながりやすく、相手より遅れて入室したことがマイナス要素として残りにくくなるでしょう。

焦ったときは自分に対する声かけをしてみよう

もし焦ってしまったときは「大丈夫、時間には間に合っている」と言い聞かせていったん落ち着きましょう。さらに、その焦った様子は面接官にはさほど悪い印象にはなりません。焦っているということは、相手を待たせてはいけないというマナーについて理解があると伝わるからです。

ただし、その焦りが面接の時間中ずっと続き、受け答えがうまくできなくなると困りますよね。そこについては「時間には間に合っている」と言い聞かせて息を整えましょう。最初は焦ったとしても、その後落ち着いて丁寧に受け答えできればまったく問題ありませんよ。

③話すときはカメラを見る

Web面接を受ける際に、視線をどこに向ければ良いのか悩むときもありますよね。基本的には、面接官の話を聞くときは画面を、自分が話すときはカメラを見るのがベストです

視線の位置による印象の違い
  • 面接官の話を聞くとき:画面を見ていることで、相手を注視してよく話を聞こうとする姿勢が伝わる
  • 自分が話すとき:カメラに視線を向けることで、自分の気持ちや熱意がより相手に伝わりやすくなる

対面のときとは違い、Web面接では画面に映った相手の顔をまっすぐに見ると視線が下がっているように見えます。

話を聞くときはそれでも問題ありませんが、こちらから強い熱意や思いを伝えたいときはしっかりとカメラに視線を向け、面接官から見ても視線が合っている状態にしましょう。

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キャリアアドバイザー

Web面接に慣れていないと、画面とカメラのどちらを見るべきか混乱しがちです。特に緊張していると冷静に判断できなくなる場合があるので、事前に練習をして習慣づけておきましょう。

塩田 健斗

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カメラを見るのが苦手なら画面中央に設置するWebカメラを使うのがおすすめ

カメラを見ながら話すのが苦手だという人もいますよね。パソコンの場合、画面の上部や下部にカメラがついていることが多く、また、Webカメラを別途購入しても画面の上部に設置するものがほとんどです。画面から目を離しカメラを見ると、相手も自分の映像も両方見えないまま話すことになり、これが違和感や不安につながりやすくなります。

最も簡単な対処法は、画面の真ん中に設置できるWebカメラを使うことです。Webカメラのなかには、画面の真ん中に設置でき、かつ映像を見るのに邪魔にならないほど小型のものもあります。「Webカメラ」「目線を合わせる」と検索してみると、該当する商品がたくさんヒットします。

Webカメラを購入する以外の方法としては、カメラに目線を合わせて話をする練習をすることです。友人や家族などに協力してもらい、実際にオンラインでつないでカメラ目線で話をし、それを録画したり、相手からどのように見えていたのかをフィードバックしてもらいましょう。こうしたことを何度か繰り返すうちに「あ、これで大丈夫なんだ」という感覚がつかめ、カメラ目線で話すことに対する違和感が徐々に減ってきますよ。

④対面面接のときよりも明るい表情と声を心掛ける

Web面接では画面をとおしてやり取りをするため、対面のときよりもあなた自身の雰囲気が伝わりにくかったり、表情の変化や声色の変化に気づきにくかったりします。その点をふまえて、対面のときよりも意識的に明るい表情と声を出すようにしてください。

表情と声に関して意識しておきたいこと
  • 普段よりも大きめなリアクションを意識する
  • 声のトーンを普段よりも明るくする
  • 口元や眉の動きを意識して表情を大きく動かす

緊張しているとつい表情が硬くなったり、声が強張ってしまいがちです。Web面接ではそれが対面のときよりも顕著に現れやすく、必要以上に暗く見えてしまう可能性がありますよ

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キャリアアドバイザー

自分の表情や声色がよくわからないときは、Webで誰かと模擬面接をし、その様子を画面録画しておくのがおすすめです。見返すことで自分の受け答えの様子がわかりますよ。

⑤話し始めと終わりに注意する

Web面接では、相手の息継ぎや会話の間の取り方がわかりにくくなります。そのため、自分の話し始めと話し終わりのタイミングに注意しましょう。

特に話し始めでは相手の言葉が途切れているか、遮ってしまわないかを意識してください。また話し終わりでは、相手に自分が話し終わったことがしっかりと伝わるか、話が終わったと誤解させないかを意識しましょう。

話し始めと終わりの間を合わせるコツ
  • 話し始め:面接官の言葉が途切れてから一呼吸おいて話す、話し始めに「はい、私は~」といったように「はい」と一拍入れる
  • 話し終わり:回答の最後に「以上です」と一言添える

Web面接においては仕方のないことですが、会話のリズムが合わないとどうしても話しにくい印象になってしまったり、自分自身が「遮ってしまった」などと気にしてしまい面接に集中できなくなる場合があります。そうならないよう、できるだけの努力はしましょう。

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キャリアアドバイザー

どうしても不安に感じるときは、自己紹介や最初のアイスブレイクの際に「Web面接に慣れていないのでご不便をおかけするかと思いますが~」といった一言を添えるのも良いですよ。

⑥退出時は相手が先に通信を切るのを待つ

Web面接では、面接が終わっても気を抜かないように注意してください。特に大切なのが、面接官よりも先に通信を切らないことです。必ず相手が通信を切るのを待ってから、画面を閉じるようにしてくださいね

退出時に意識したいこと
  • 面接官が先に通信を切るのを待つ
  • 面接官が通信を切るまでの間は姿勢を正し、自然な笑顔でカメラを見ておく

対面面接での退室時マナーと同様、Web面接でも最後の最後まで気を抜かないでくださいね。早々に通信を切ってしまうと、どんなに面接中の印象が良くても「退室時のマナーがなっていない」という印象が残ってしまう可能性もあります。

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キャリアアドバイザー

仮にしばらく待っても面接官が通信を切らないときは、「それでは失礼いたします」と一言を添えて自分から通信を切るようにしましょう。

【環境設定編】万全の準備をして臨むのも一つのマナー! 面接前の7つの確認事項

 面接前7つの確認事項
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就活生

Web面接をする際の基本的なマナーについて理解できました! ただ、そもそもWeb面接の経験がないので機械のセッティングなどにも不安があって……。

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キャリアアドバイザー

そうですよね。Web面接に慣れていないときは、特に環境設定には気をつけましょう。うっかり見落としがあると、イメージダウンにつながる可能性もあります。

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就活生

ますます不安になってきました。どうすれば良いでしょうか?

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キャリアアドバイザー

大切なのは、チェックリストに沿って抜け漏れなく環境設定をすることです。ここから詳しく解説しますね。

Web面接へのハードルが上がる原因の一つとして、環境設定の仕方に不安があることが挙げられる人もいると思います。

ここからは、Web面接を受ける際に意識するべきことや環境設定の方法について解説していきます。この先の内容を確認し、環境設定をする際には一緒にチェックしていきましょう。

①使用するアプリやツールは事前に準備しておく

Web面接をする際には、多くの場合事前に企業から使用するアプリの指定やURLの共有があります。もし指定のアプリをインストールしていない、使ったことがないというときは、事前にインストールしすぐに開けるように設定を済ませておきましょう

Web面接でよく使われるアプリ

アプリを使用するには自分の情報を登録しなければならない場合もあり、面接当日にやろうとすると焦りにつながる場合もあります。

インストールをする際にうまくいかなかったとしても、当日に連絡をするとなると企業側にも迷惑をかけてしまうので、事前に準備しておきましょう。

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キャリアアドバイザー

登録忘れを防ぐためにも、案内が来たらすぐに対応してくださいね。

②機器のセッティングをしておく

機器のセッティング

Web面接のマナーの一環としてしっかり確認しておきたいのが、面接に使用する機器のセッティングです。面接が始まってから慌てて調整することになると集中力が切れてしまう可能性もあるため、事前に確認しておきましょう。

またバッテリーが十分かどうかもきちんと確認してくださいね。途中でバッテリーが切れることのないよう、PCの場合はコンセントにつないでおくと安心です

Web面接の際に便利な機器
  • 画面の大きなPC
  • マイク付属のイヤホン
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キャリアアドバイザー

多くのオンラインミーティング用ツールには、マイクやカメラのテスト機能があります。予定の時刻よりも早めに入室しておき、しっかりとテストをしたうえで面接に臨みましょう。

Web面接の際にイヤホンではなくヘッドセットの使用を考えている人もいますよね。その場合は一度以下の記事に目をとおし、選び方のポイントなどを確認しておきましょう。

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Web面接でヘッドセットは失礼? 確認必須の選び方×使い方を解説

Web面接でのヘッドセットの使用は失礼にはなることはありません。この記事ではキャリアアドバイザーがWeb面接で使うべき機材やそれぞれのメリット・デメリットを解説します。Web面接に適したヘッドセットの選び方についても紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

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Web面接でヘッドセットは失礼? 確認必須の選び方×使い方を解説

③安定したインターネット環境を用意する

Web面接を滞りなく進めるためには、安定したインターネット環境を用意することも重要です。途中でフリーズしたり音声が途切れてしまうと面接が進まなくなるほか、落ち着いて面接に臨める状態ではなくなってしまいますよ。

安定したインターネット環境を用意するためにしておくこと
  • 室内で通信環境が安定するポイントを見つける
  • 無線でなく有線LANでつなぐ
  • スマートフォン(スマホ)の場合は通信量に余裕がある状態にしておく

もし自宅の通信環境に不安がある場合は、個室が使えるレンタルオフィスやコワーキングスペース、テレキューブのようなネット環境の整った個室ブースなどを利用するのがおすすめですよ

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キャリアアドバイザー

もし自宅以外の場所を使うときは、使用するWi-Fi回線に注意しましょう。フリーWi-Fiはセキュリティ面に不安がある場合も多いので、個別ID・パスワードが使えると安心です。

④明るく騒音のない環境を用意する

Web面接のマナーを徹底するうえでは、明るく騒音のない環境を用意することも重要です。特に自宅でWeb面接に臨む場合は注意しましょう。

環境設定をするうえで注意したいポイント
  • 画面で自分の姿を見たときに顔がはっきりと明るく見えるか
  • 家の外が騒がしくないか
  • インターフォンやスマホの着信などの音が入る可能性はないか

日光が入ってくると眩しくなったり、影ができる場合もあります。気になるときはカーテンを閉め、照明器具を使うのがおすすめです

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キャリアアドバイザー

インターフォンは機種によって一時的に音が鳴らないようにできます。またスマホはマナーモードにするなど、可能な限り余計な音が入らないよう配慮しましょう。

⑤PCやスマホの位置を調整する

ベストなカメラの位置

Web面接を受ける際には、目線の位置が重要です。カメラが高すぎたり低すぎたりすると印象が悪くなる可能性もあるので、面接が始まる前にPCのカメラやスマホの位置はしっかりと確認しておきましょう。

スマホの場合は、スマホ用の三脚やスマホスタンドを使って視線の高さを合わせるようにしてください。スマホを目線よりも下の位置に設置すると上から見下ろすような角度になりやすいため、固定後には必ず実際の映像をチェックしましょう

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キャリアアドバイザー

カメラが目線の高さにあると自然と姿勢が伸び、良い姿勢をキープしやすくなりますよ。カメラをセッティングするときは、実際の映像を見たときに猫背になっていないかも見てみましょう。

⑥使用ツールのプロフィール画像や自分の名前を確認する

Web面接が始まる前に、使っているツールのプロフィール画像や自分の名前をきちんと確認しておきましょう。

使用ツールについて確認すること
  • プロフィール画像:初期設定のものか自分の顔がはっきりと映っている画像を使う
  • 名前:漢字かアルファベットでフルネームが表示されるようにしておく

プロフィール画像と名前は、面接官にも見られるものです。どのようなものでも評価に影響する可能性は低いですが、社会人として働くことを考えたときに、取引先とやり取りをする際にも問題なく使用できる画像・登録名で面接を受けるのがベストですよ

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キャリアアドバイザー

画像や名前の変更方法は調べなければわからない場合もあるので、本番直前になってから焦ることのないよう事前に変更しておきましょう。

⑦背景には余計なものが映らないようにする

背景による印象の違い

Web面接を受ける際には、背景に余計なものが映っていない状態がベストです。どこで撮影するかを決める際には、できるだけ背景に何も映らない場所を選びましょう。

どうしても背後に何かが映り込んでしまう場合は、モザイクをかけるなどの対応をしてくださいね。このときバーチャル背景のようなほかのものが映る背景は避けるのがおすすめです

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キャリアアドバイザー

背景を変えて参加する際には、事前に「背景が映り込まないようモザイクをかけております」などの一言を添えると、面接官の印象も良くなる場合がありますよ。

【トラブル対応編】緊急時も冷静に対処しよう! トラブル時のマナー3選

トラブル時のマナー3選
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就活生

機器のセッティングは問題なくできそうです。これでWeb面接の対応はばっちりですね!

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キャリアアドバイザー

ちょっと待ってください! Web面接を受けるうえでは、思わぬ機材トラブルなどにも備えておく必要がありますよ。

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就活生

確かに、途中でフリーズしてしまったり機器がうまく動かないことも考えられますよね。

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キャリアアドバイザー

そのとおりです。ここからはそういったトラブル時の対応について解説していきます。

どんなに事前準備を徹底したとしても、当日に機械の調子が悪かったり通信が安定しないといったことは考えられます。そのような万が一のときに落ち着いて対応することも、Web面接を受けるうえでは重要ですよ。

ここからは、トラブルに備えて事前にできることを解説していきます。トラブル対応を心得ておくのもマナーの一つと考え、しっかりと確認しておきましょう。

①緊急連絡先を控えておく

Web面接中のトラブルに備え、緊急時にすぐ連絡ができるよう担当者の名前と企業の緊急連絡先を控えておきましょう。多くの場合Web面接の際には緊急連絡先があらかじめ共有されるので、それをメモして見えるところに置いておくと安心です。

万が一問題が発生した場合は、速やかに連絡をしましょう

緊急時に連絡をする際の文言の例

お世話になっております。私、本日〇時から御社の面接を受けさせていただいております、〇〇大学の△△と申します。
先ほど担当の□□様との面接をさせていただいたのですが、ネットワーク不良により通信が切断されてしまいました。今後の対応についてご教示いただけますと幸いです。

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キャリアアドバイザー

もし緊急連絡先に関する共有がない場合は、事前に企業に聞いておくことも忘れないでくださいね。

②トラブル時の対応方法を確認しておく

Web面接のトラブルに備えるには、事前に対応方法を確認しておくことも重要です。焦るとどのように対応すれば良いのかわからなくなってしまいがちなので、自分にできる範囲で対応できるようにしておきましょう。

トラブル時の対応方法の例
  • トラブルが起きた際のメール文言や電話で伝える文言を用意しておく
  • PCやスマホを再起動する
  • Wi-Fiのルーターを再起動する

トラブルへの対応法を理解して万が一の際にも動けるようにしておくと、それだけで安心感につながり面接に集中しやすくなります。慣れない環境で不安なときこそ、リスクを見すえて先回りした行動を心掛けましょう。

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キャリアアドバイザー

企業側もWeb面接をする以上は機械トラブルのリスクがあることは理解しているため、不測の事態が発生したとしても印象が悪くなることはありません。落ち着いて対応してくださいね。

③代用できる通信手段を用意しておく

Web面接でのトラブルに備えるうえでは、代用できる通信手段を用意しておくことも効果的ですよ。

代用できる通信手段の例
  • スマホやタブレット
  • テザリングをしたスマホ

自分が使用している端末に問題があったときに備え、事前に別の端末を用意しておき、いつでも面接のURLに入り直せるよう必要なアプリのダウンロードまで済ませておくと安心ですね

成瀬 遼

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焦ったときこそ「突発的な言動」をストップしようと意識する

トラブルが発生した際に避けたいのは、焦った気持ちのまま考えなしの言動をしてしまうことです。焦ったときこそ突発的な行動を取らないようにストップをかけることを意識しましょう。

たとえばWeb面接で自分の声が出ていないと気づいた時、焦ってしまい相手に何も言わず入室用URLを再度クリックしたとします。すると、相手からは何も言わずいきなり退室したように見えますよね。これでは印象が悪くなってしまう可能性があるので、とっさに行動を起こす前に一度間を置き、今何をすべきか落ち着いて考える時間を作りましょう。

状況に合わせて柔軟に対処する意識が突発的な行動を防ぐカギ

たとえば声が聞こえないのであればチャットで「申し訳ありません、声が出ていないようなので再入室してよろしいでしょうか」と一言送って、相手から反応があってから再入室すればさほど失礼なことにはなりません。

このように、トラブルが発生した際「突発的な行動に出ない」ということを心掛けてください。むしろ焦ったときこそいったんぐっと堪え「落ち着こう」と言い聞かせて、必要な言動を選ぶ「間」を確保しましょう。

不安を徹底解消! Web面接のマナーについてよくある5つの疑問

Web面接のマナーについてよくある5つの疑問
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就活生

Web面接の際のトラブルに備えて、事前に準備をしておく必要があるのですね。

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キャリアアドバイザー

そのとおりです。不安な点は一つでも少なくしておいたほうが、面接にも集中できますよ。

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就活生

ただ、Web面接が初めてなのもあり、ほかにも気になるポイントがあって……。

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キャリアアドバイザー

では、ここから一つひとつ疑問に答えていきます。一緒に不安をなくしていきましょう。

Web面接を受けるうえでは、不安なポイントがいくつも出てくることもありますよね。ここからは、Web面接に対して学生が抱きがちな疑問や不安に答えていきます。しっかりと確認し、自信を持ってWeb面接に臨めるようにしておきましょう。

①Web面接はスマホで受けても良い?

Web面接を受ける際、PCを用意できずスマホを使いたい場合もありますよね。結論から言うと、スマホで受けることはまったく問題はありません。ただしいくつか不便なこともあるのは事実なので、できるだけPCを使うのがベストですよ。

スマホでWeb面接を受けるデメリット
  • 画面が小さく面接官の様子がわかりにくい
  • 画面が小さく自分の表情なども確認しにくい
  • 画角の調整がしにくい

最もデメリットとなりやすいのが、やはり画面が小さいことです。相手の様子が見えないと間が取りにくかったり、会話のリズムを合わせにくくなるので、しっかりと画面を見て会話の始まりが被らないようにするなどの工夫が必要になります。

②通知音や雑音が入ってしまったらどうする?

どんなに気をつけていても、Web面接中に雑音が入ったりする可能性はゼロではありません。万が一面接官にも聞こえるような音が鳴ったときは、相手の話が途切れたタイミングで「雑音が入ってしまいました。申し訳ございません」と一言謝罪をしましょう

仮に面接官が話している最中に雑音が入ったせいで声が聞き取れなかったときは、「申し訳ございません、雑音が入って一部聞き取りにくかったのですが、ご質問は〇〇でお間違いないでしょうか」と確認をしてください。

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キャリアアドバイザー

万が一スマホやPCをマナーモードにしておらず通知音が鳴ってしまったときも、すぐに謝罪をしましょう。ただしどうしても印象は下がりやすくなるので、事前にしっかりと確認してくださいね。

③カンペを読むのはマナー違反?

Web面接となると、一部しか面接官から見えないためにカンペを用意したいと感じるときもありますよね。これに関しては面接官によって考え方が違いますが、カンペを用意せずとも受け答えができる状態にしておくのがベストです

対面面接の際にはカンペは使いませんよね。一方でWeb面接ではカンペを使うとなると、対策を怠っていたととらえられる可能性もあります。作るとしてもキーワードや単語でメモをしておき、台本のようになってしまうのは避けましょう。

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キャリアアドバイザー

カンペを読んでいるかどうかは、視線の動きでわかるものです。印象を下げてしまうような要素を作らないためにも、カンペを作る必要がないくらい練習しておきましょう。

Web面接時のカンペについては、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。参考にしてくださいね。

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④通信が途中で途切れたらどうすれば良い?

Web面接中に通信が切れてしまった場合は、落ち着いて緊急連絡先に連絡をしたり、代用の端末を使って連絡を取りましょう。

このとき焦りすぎず、今の自分にできることは何かを冷静に考えて対処することが大切です。緊急時の対応が落ち着いていて、スムーズに再開できると好印象につながる可能性もありますよ

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キャリアアドバイザー

詳しい対応方法は前章の「【トラブル対応編】緊急時も冷静に対処しよう! トラブル時のマナー3選」で解説しているので、参考にしてくださいね。

⑤相手の声が聞こえないときはどうすれば良い?

Web面接をしている際、トラブルが発生して急に相手の声が聞こえなくなることもあるかもしれません。そのようなときも、落ち着いた対応が大切ですよ。以下の手順で対応しましょう。

相手の声が聞こえないときの対応方法
  1. 相手がマイクをミュートにしていないか確認する
  2. ミュートになっていない場合は「通信不良で音声が聞こえておりません」と口頭で伝える
  3. こちらの音声も相手に聞こえておらず反応がない場合は、チャットツールを使って伝える
  4. チャット上で入室し直す旨を伝える
  5. 相手からの反応を確認した後一礼をして通信を切る
  6. 再度入室する

入室し直しても改善できない場合は、それを面接官にチャットで伝えて指示を仰ぎましょう。必要に応じて緊急連絡先に電話をかけることも視野に入れておいてくださいね。

Web面接で確実に好印象を残す! +αのテクニック3選

 Web面接時 +αのテクニック3選
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就活生

Web面接への不安や疑問がたくさんあったのですが、全部すっきり解決することができました。

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キャリアアドバイザー

それは良かったです。Web面接はこれでばっちりですね。

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就活生

はい! ただ、欲を言うとWeb面接の通過率を上げるようなテクニックも知れたらと思っていて……。

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キャリアアドバイザー

確かに、テクニックを理解していると自信にもつながりますよね。ここから解説していきます。

Web面接の通過率を高めるうえでは、Web面接ならではの+αのテクニックを知っておくことも効果的です。

ここからはWeb面接で好印象を残すための方法について解説していくので、適宜取り入れて着実な印象アップを狙いましょう。

①音声が問題なく伝わっているか確認の一言を添える

Web面接をする際には、互いの通信環境に問題がないか配慮をする姿勢を示すことが大切です。そこで、面接の初めに音声が問題なく伝わっているか確認する一言を添えましょう。

音声が問題なく伝わっているか確認の一言を添えるメリット
  • 配慮の姿勢があるととらえられる可能性がある
  • 通信状況の異常に早い段階で気づくことができる

この先社会人になったとしても、あらゆるシーンでオンライン上でのやり取りが発生します。そのときにも問題なく対応ができるような姿勢を示すことで、面接官からの印象アップにつながりやすいですよ

②必要に応じて画面共有機能を使う

Web面接で好印象を得るために、必要に応じて画面共有機能を使うことも視野に入れてみてください。

画面共有機能を使うのにおすすめのポイント
  • 自分が残した実績や作品などを画面共有をして見てもらう
  • 自己紹介のときなどに自分に関するプレゼンテーション資料を作成し見てもらう

ただし、画面共有機能を使って問題がないかは必ず面接官に確認をしましょう。場合によっては断られる可能性もあるので、それがなくてもしっかりとアピールできるよう準備をしておき、あくまでも+αの魅力づけと考えておいてくださいね

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キャリアアドバイザー

画面共有機能を使って資料を用いたアピールをすることで、プレゼンテーション能力があるととらえられる可能性もありますよ。

③Web面接特有の沈黙を恐れない

Web面接ではお互いの間の取り方がわからず、沈黙が生まれる瞬間が多くなる可能性があります。しかしそういった沈黙があるのは仕方のないことと考え、心配しすぎないようにしましょう。

沈黙が発生したからといって、印象が悪くなることはありません。それよりも相手の話を遮らないこと、自分のペースを保ち落ち着いて面接に臨むことが大切ですよ

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キャリアアドバイザー

どうしても沈黙が苦手と感じる場合は、事前に友人や就職エージェントに協力してもらい模擬面接をしておきましょう。慣れれば苦手意識が緩和される可能性もあります。

Web面接のマナーに関するよくある質問に回答!

Web面接のマナーに関して、Web面接特有のマナーはあるのか、どうすればWeb面接で好印象を残せるのか疑問に思うこともありますよね。そのような疑問にキャリアアドバイザーが回答します。

Web面接ではどんなマナーが求められる?

Web面接で求められるマナーはいくつかありますが、特に画面に映ったときの身だしなみや背景の様子、話すときと話を聞くときの視線の位置などが重視されやすい傾向にあります。Web面接であっても対面面接と同様に身だしなみは徹底すること、背景にはできるだけ余計なものが映らない状態にしておくこと、話すときはカメラを見て、話を聞くときは画面を見ることを意識してくださいね。

Web面接で好印象を残すコツは?

Web面接で好印象を残すには、互いの通信状態への配慮を見せることも大切です。Web面接では不測の事態も起きやすいものなので、そういったことを防止する意味でも「こちらの音声に問題はないでしょうか」などの一言を添えるのが印象アップのコツになります。また必要に応じて画面共有機能を使い、あなたの魅力をよりわかりやすくプレゼンするのも効果的ですよ。

ほかにはWeb面接特有の沈黙を恐れず、自信を持って面接に臨むことも大切です。事前に模擬面接などをしてしっかりと練習を重ね、慣れない環境であっても臆せずに面接ができるよう準備を徹底しておきましょう。

Web面接こそマナーが命! 3つの鉄則を押さえて内定獲得につなげよう

ここまで、Web面接の際のマナーや好印象を残すコツについて解説してきました。

Web面接を体験したことがないと、不安に感じたり自信をなくしてしまうこともあるでしょう。大切なのは、対面面接と同様にしっかりと準備を固めた状態で臨むことです。そのうえでWeb面接ならではのマナーも確認しておき、トラブルにも柔軟に対応できるようにしておきましょう。

一つひとつ丁寧に対策を積み重ねていくことで、Web面接であってもしっかりと好印象を残すことはできます。まずは基本のマナーから確認し、反復練習を重ねることから始めてください。

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