目次
- 就活マナーを身に付けて面接官自身をもって面接に臨もう
- マナーを守らない就活生が落ちる2つの理由
- ①周囲との信頼を築けないから
- ②企業イメージを落としてしまうと評価されるから
- 就活マナーを無視するのは危険!
- 就活マナーを構成する3つの要素を確認しよう
- ①身だしなみ
- ➁言葉遣い
- ③立ち振る舞い
- 就活マナーは普段の心がけが大切
- 当日の流れごとに解説! 就活マナー実践法
- 入室前~受付
- 入室
- 面接~退出
- 就活シーン別! 恥をかかない就活マナー
- OB・OG訪問
- Web面接
- 自己PR動画
- 就活マナーに沿ったメール返信の秘訣
- メール返信も就活マナーを押さえよう
- お礼メールには具体的なエピソードを入れよう
- 就活マナーを身に付けて面接で好印象を残そう
就活マナーを身に付けて面接官自身をもって面接に臨もう
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。
「就活マナーって守らないとダメ?」 「どんな就活マナーがあるのかわからない」
就活に求められるマナーは、面接での態度だけではありません。たとえば、メールの送り方や身だしなみもマナーの一つですよね。
就活マナーが身についていないと、思わぬところで相手に良くない印象を与えてしまったり、就活の評価に影響が出たりする可能性があります。自分が恥をかかないためにも事前にしっかりと勉強をして、自信をもって就活に臨めるようにしましょう。
この記事では企業との連絡のやり取りやOB・OG訪問、当日の面接まで、それぞれの就活シーンで必要なマナーを解説しています。すぐに使える就活マナーに沿ったメール例文もあるので、企業に送る際は参考にしてくださいね。
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マナーを守らない就活生が落ちる2つの理由
そもそも一体、なぜ就活マナーが必要なのでしょうか。一見、就活マナーは複雑なうえに数も多く、覚えるのに時間がかかりそうだと感じるかもしれません。そんな就活マナーを覚えることを面倒に感じている学生もいるでしょう。
たとえば面接であれば、就活マナーを通して社会人の卵としての常識の有無が試されます。就活マナーを守らない学生が面接を通過するのは難しいですよね。就活で合否にかかわるほどマナーが重要視されている理由を、一緒に見ていきましょう。
①周囲との信頼を築けないから
たとえば、髪の毛がぼさぼさの状態で商談におとずれるビジネスパーソンがいたとして、その人に大切な仕事を任せるのは不安ですよね。就活のみならず、言葉遣いや身だしなみなどの最低限の礼儀を尽くせない人は、ビジネスの場では信頼を得にくいものです。
互いに気持ちよく面接の時間を過ごすための思いやりが就活マナーであり、忙しい中選考の時間を割いてくれている面接官への誠意の見せ方の一つが「就活マナーを守る」ともいえますね。
②企業イメージを落としてしまうと評価されるから
採用担当者が面接で考えているのは「この就活生がうちで働くとどうかな」という点です。
入社後、あなたは企業の看板を背負うことになります。取引先や顧客との商談で、ビジネスマナーがなっていないと組織の印象に悪影響を与えかねません。
マナーを守らない就活生が不採用になるのは、就活マナーを通して学生が企業イメージを背負うにふさわしい人材かを見ているためです。身だしなみや言葉遣いは重点的に注意しましょう。
就活マナーを無視するのは危険!
就活マナーを無視してしまうと、「相手からの印象を意識することができない人」だと捉えられてしまう可能性があります。就活で求められるマナーは、社会人にとっては常識の範囲内です。「就活に対する準備が足りない」と低評価につながりかねないので注意が必要です。
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就活マナーを構成する3つの要素を確認しよう
キャリア
アドバイザー
すべての就活マナーに共通しているのは「お互いが気持ちよく過ごせる環境づくりをしよう」という意識です。
就活生
なるほど。就活マナーが大切なのは理解できたのですが、今の自分に何が足りないのかを具体的に把握できていません。
キャリア
アドバイザー
今の不足点を見つめ直すためにも、まずは就活マナーを構成する3つの要素についてお話ししますね。
就活マナーは「身だしなみ」「言葉遣い」「立ち振る舞い」のかけ合わせによって、相手に伝わります。今の自分に足りていない要素はどれなのか、反省点の分析をするのにも役立ちますね。完璧な就活マナーを身に付けるために、一つずつ確認していきましょう。
①身だしなみ
コミュニケーションの際に、聞き手に与える影響の55%は視覚情報によるものです。これを心理学では「メラビアンの法則」と呼びます。第一印象を左右する身だしなみがだらしないと、せっかく素晴らしい発言をしても、面接官の心に響かないかもしれません。
就活における身だしなみはで一番大切なのは、服装のおしゃれさではなく清潔感です。シャツやスーツにはアイロンをかけ、頭からつま先まで気を抜かずに整えましょう。
- 黒か地毛に限りなく近い茶色が基本
- 清潔感を意識した髪型に整える
- スーツは黒または濃紺のダークカラー/女子のスカートは膝にかかる長さ
- シャツは白無地で、ボタンはすべて留める
- 男子のネクタイは派手な色や柄は避ける
- 足元は男子は革靴
- 女子は3~5センチのヒールのパンプス
そのほか、就活の身だしなみに全般についてはこちらの記事が詳しいです。
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➁言葉遣い
普段使っている敬語に自信がない学生も多いのではないでしょうか。アルバイト先の上司や部活の先輩以外で目上の大人と接する機会が少ない学生にとって、正しい敬語を使って話すのは苦労しますよね。
難しい表現を使う必要はありませんので、自分の言いたいことを簡単なビジネス向けの表現に言い換えられるように練習しておきましょう。
言葉遣いに自信のない学生はこちらの記事にも目を通しておきましょう。正しい言葉遣いについて解説してありますよ。
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③立ち振る舞い
厳密なマナーからは少し外れますが、面接を突破して内定を得るためには、常に謙虚な態度でいることも大切です。素直で謙虚に努力する姿勢は、実際に入社した後の成長イメージにもつながりますし、時間を作ってくれた担当者やOB・OGに対してへの広い意味でのマナーと定義します。
あなたが企業の採用担当者なら、傲慢な態度の学生に魅力を感じるでしょうか。自己PRと自慢話をはき違えてだらだらと成果を強調してしまうのも、面接官に良い印象を与えられません。自分が頑張って得た成果は、論理的にかつ簡潔に伝えましょう。
就活マナーは普段の心がけが大切
就活生
当日は緊張するだろうし、面接でも就活マナーをしっかり守れるか今から不安です。
キャリアアドバイザー
当日その場だけの就活マナーではなくて、普段から意識するように癖付けるといいですよ。
就活マナーを一朝一夕で身に付けるのは難しいですよね。就活マナーに大切なのは普段の心がけです。特に言葉遣いをすぐに直すのは難しいため、目上の人との話し方にも少しずつ慣れていくようにしましょう。アルバイト先の店長との会話に注意したり、服装のチェックを含めて就活を終えた先輩に見てもらうのもいいですね。
普段から就活マナーを意識することで、当日のその場しのぎで対策をしている学生との差別化を図ることもできるので、回数を重ねていくことが大切です。
キャリアアドバイザーコメント鴨川 未奈プロフィールをみる
就活マナーを身に着けるために、普段から「見た目」と「話し方」に意識を向けてみてください。先ほどお話しした「メラビアンの法則」をもう少し詳しくお伝えすると、人は話し相手の印象を「視覚情報」「聴覚情報」「言語情報」によって判断します。それぞれが印象形成に与える割合は以下のとおりです。
・視覚情報(態度、表情、目線、しぐさ)…55%
・聴覚情報(声の大きさ、トーン、話す速度、話し方)…38%
・言語情報(会話の内容、言葉そのものの意味)…7%
つまり、視覚情報である「見た目」と聴覚情報である「話し方」だけで、あなたの印象の93%が決定されるのです。就活においては会話の内容も従来より重視されますが、見た目と話し方が与える印象は変わらず大きいと考えてくださいね。
また「ミラーリング」といって、人間は自分と同じような仕草や表情をおこなう相手に好感を抱くと言われています。面接でも面接官によって話し方を変えられるように、普段から相手の話す速度やトーンに合わせた会話を意識することもおすすめです。
当日の流れごとに解説! 就活マナー実践法
就活マナーが一番問われるのが、面接当日です。当日は慣れないスーツを着ていることもあって緊張するとは思いますが、流れに沿って就活マナーをイメージできれば実際の動きも難しくはありません。まずは入室前から、順を追って確認していきましょう。
入室前~受付
入室前から受付までは、受付の係員も含めて面接官以外の人とのコミュニケーションを求められることがあります。面接本番でしっかりと就活マナーを守って実力発揮できる人は、面接以外の普段の就活の場面でも相手に対して礼節を持った行動ができます。企業から内定が出たあとも、社内外問わず日頃から礼儀に厚い人は信頼されますよね。
コートは建物に入る前に脱ごう
コートを脱ぐタイミングは建物に入る前です。汚れ等を持ち込まないためにもコートは裏面が外側に来るように畳み、手に掛ける形で移動します。面接中は指定の荷物置き場に預けますが、特に指定がないときは鞄の上に畳んで置きましょう。
身だしなみの再確認
面接前に必ず一度は身だしなみの再確認をしましょう。特に風の強い日や雨の日は家で整えてきた身だしなみが崩れがちです。靴ひものほどけやボタンのかけ忘れがないように最後まで気を引き締めて面接に臨みましょう。
スマホは受付でオフに
事前に送られた受付番号や注意事項を確認したら、スマートフォンの電源は切ります。控え室にそのまま案内されるか、他の就活生がそろうまで待機を指示される場合がほとんどですが、待っている間にスマートフォンを触るのは緊張感がないように見えますね。「待ち時間も常に面接官に見られている」という意識を持ちましょう。
内線電話のやり取りも丁寧に
内線電話で担当者を取り次いでもらう場合もあります。内線電話では、来社の目的、約束の時間、自分の名前と取り次いでほしい担当者の名前を挙げましょう。この時、声のトーンは高めに ハキハキと話しましょう。以下に例文を用意したので参考にしてくださいね。
「本日▲▲時の面接に参りました、○○と申します。採用担当の××さまはいらっしゃいますでしょうか」
- 来社の目的
- 約束の時間
- 自分の名前
- 取り次いでほしい担当者
受付のマナーについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。状況別のマナー例文なども紹介していますのであわせてチェックしてみましょう。
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面接は受付時から始まっているので、気を引き締めて臨むことが重要です。この記事ではキャリアアドバイザーが面接の受付で好印象を狙える行動や、気を付けるべき5つのポイントを解説します。状況別に面接の受付で好印象を得られる挨拶や例文も紹介しているので、面接を受ける前にぜひチェックしてくださいね。
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入室
入室は、面接の流れの中でも特に就活生にとって複雑なマナーが多いイメージを持つ人もいるでしょう。ドアノックやお辞儀にも基本的なルールがあります。しかし、仮に間違えてしまっても「マナーを間違えたから不合格」とはならないので、リラックスして面接に臨んでください。
ドアノックは3回
ドアは3回ノックしてください。3回には在室確認の意味があります。緊張から、ノックのスピードが速くなりがちですが、ややゆっくりめを意識しましょう。面接官の許可を得たら、その場で「失礼します」と挨拶をしてください。ドアは閉まるまで、手をしっかりと添え、音を立てずに丁寧に閉めます。
お辞儀の角度は30度
部屋に入ったあと、面接官に向き直り30度の角度でお辞儀をします。足はつま先だけを少し開き、手は前で組みましょう。首だけでお辞儀をしてしまうと声が下にこもってしまうので、背筋から折り曲げるように意識しましょう。
下座に着席する
面接官と就活生が向き合う形で座るのが一般的ですが、就活生は入口から近いに下座に座るのがマナーです。面接官がすでに下座に座っている場合や、席が複数用意されていて好きな席に座るよう指示された場合などには、空いている席に座ってください。
面接官から声かけされたらその場で「失礼します」と挨拶をして、ゆっくりと腰掛けましょう。
面接官へのあいさつもマナーが見られている重要な評価ポイントです。適切なあいさつの方法についてはこちら記事でチェックできます。
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面接~退出
面接官は、退出まで学生の一連の行動を見ています。「感じが良いのは最初だけだった」と思われてしまわないように、ドアを閉める瞬間まで気を引き締めていきましょう。面接中の受け答えはもちろん、集中力が切れてしまいがちな後半にこそ就活マナーが試されるのです。
大きな声と笑顔でイメージアップを図ろう
面接で一番大切なことは声の大きさと笑顔です。回答が素晴らしくても声の大きさが小さく覇気がないと「この学生はうちの企業でやっていけるだろうか」と捉えられてしまうこともあるかもしれません。
面接官は、どの就活生に対しても初対面。そのため話の論理性もちろんですが、笑顔や声のトーンから汲み取る自信をもって堂々と話す姿や、明るくフレッシュなイメージを重視しているのです。
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締めの挨拶
面接官から退場を促す指示が出たら、まずはその場で座ったまま面接官にお礼を言いましょう。
就活生①
貴重なお時間をありがとうございました。
就活生➁
本日の面接を経て御社で働きたい気持ちが一層強くなりました。
退出時には、面接官に意気込みや感謝の気持ちを伝えてからその場で軽くお辞儀をします。
そして、椅子の横で最初と同じようにお辞儀をし、退出の準備をします。退出前にドアの前で一度面接官に向き直り、丁寧にドアを閉めます。
こちらの記事でも面接当日の流れをまとめているので、気になる学生は読んでみてくださいね。
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就活マナーを身に付けることは面接での自信にもつながりますよ。
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就活シーン別! 恥をかかない就活マナー
就活マナーの内容は、就活シーンごとにも変わります。基本的な注意点は変わりませんが、最近ではWebを使用した面接も主流になってきて、就活シーンに合わせて細かいマナーも多様化しています。気を付けるべき要素が増えるケースもあるので、自分の就活にあったマナーを勉強していきましょう。
OB・OG訪問
OB・OG訪問では、時間がない中で就活生の疑問に答えてくれている先輩のためにも、質問の内容は事前に明確にしておくことが大切です。服装なども、就活シーンから大きく外れた服装にならないように、あらかじめ調べておくことが大切です。比較的年の近い先輩が対応してくれるケースもありますが、和やかな空気に流されて敬語が崩れるなど失礼な態度にならないように注意しましょう。
OB・OG訪問についてはこちらの記事でも解説をしていますよ。
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Web面接
Web面接は、ノックや荷物を預ける場所などの対面式の面接で必要なマナーがいくつか不要となりますが、基本的には通常の面接同様、「身だしなみ」「言葉遣い」「立ち振る舞い」の3つに注意しましょう。
Web面接特有のマナーとしては余計な通知はオフにすることと、退出ボタンは面接官が先に押すことです。相手との面接をスムーズにおこなうための環境づくりも、Web面接における就活マナーのひとつです。
Web面接は以下の記事を参考にしてみてくださいね。
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昨今主流となっているWeb面接では、オンラインだからこそ気を付けなければいけないマナーもたくさんあります。
1つ目は、時間に余裕をもってスタンバイすることです。5分前にはスタンバイできると理想的ですね。ネット環境が安定しない場合は、10分前にはスタンバイして準備を整えると良いでしょう。指定された時間からパソコンを立ち上げるという意味ではありませんので、注意しましょう。
2つ目は、スーツを全身分着用することです。Webだと上半身しか映らないことがほとんどのため、上半身のみスーツを着用する就活生が多く見受けられます。しかし面接中に体勢を整えるなど、ふとした瞬間に下半身が見えることがあります。身だしなみは必ず上下セットで整えてくださいね。
3つ目は、背景をシンプルにすること。できれば白色の壁が背景だと良いですね。ちなみに、オンライン飲み会をきっかけに流行った「バーチャル背景」がありますが、合成感が強いため、面接では設定しない方がベターです。
自己PR動画
昨今の情勢から、自己PRの動画での提出を求める企業も増えてきました。決まった時間内で自身のアピールする自己PR動画では、動画の音量にも配慮しましょう。企業に提出するものなので、雑音などで聞き取りづらい部分がないかの確認も必須です。冒頭の挨拶をにこやかにおこなうと、アピール部分で面接官の心をつかみやすくなりますね。
自己PR動画の万全の対策をしたい学生はこちらの記事も見てみてください。
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就活マナーに沿ったメール返信の秘訣
就活中はさまざまな場面で採用担当者にメールを送りますよね。企業とのメール連絡にも、就活マナーがあります。忙しい採用担当者にとって読みやすいメールを送ることも、マナーの一つです。シチュエーション別にメール例文もまとめましたので、見てみてくださいね。
メール返信も就活マナーを押さえよう
メールの返信にもマナーがあります。例えば、企業への返信のタイミングもマナーに含まれます。企業へのメールは原則24時間以内に返しましょう。また、会社のメールアドレスでも、私用携帯に転送されるように設定している可能性もあるので、返信は平日夕方までに返すよう心がけましょう。
実際に企業への返信する際は、下のメール例文とリストのポイントも参考にしてみてくださいね。
新規メッセージ
○○○○○@shukatsu.com
△△△△△@shukatsu.com
:Re:一次面接のご案内/○○大学 港 太郎
大変お世話になっております。
○○大学○○学部○○学科の港太郎と申します。
この度は、一次面接のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
それでは下記日程にて、貴社へお伺いします。
日時:〇月〇日(〇) △時~
場所:△△オフィス
お忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございます。
当日は何卒よろしくお願いいたします。
―――――――――――――――
港 太郎(みなと・たろう)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:minato@○○○○○○.ab.jp
―――――――――――――――
- タイトルは返信したことが分かるように「Re:」のまま返す
- 担当者がわかる場合は名前を入れる
- いつどこで面接がおこなわれるのかを復唱する
- 末尾は簡単な挨拶をする
- 自分の連絡先を末尾に記載する
メールを送る時間についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
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お礼メールには具体的なエピソードを入れよう
面接の後のお礼メールは、面接官に礼儀正しさや丁寧さを印象付ける効果もあります。感謝の気持ちを伝えるお礼メールだからこそ、形式ばった内容だけでなくあなたが実際に感じたことも具体的に取り入れるとあなたの人柄を表現できますね。
新規メッセージ
○○○○○@shukatsu.com
△△△△△@shukatsu.com
〇月〇日 採用面接のお礼/○○大学 港 太郎
大変お世話になっております。
本日■時に面接をしていただきました、○○大学○○学部○○学科の港太郎と申します。
本日はお忙しい中、貴重なお時間を頂きまして、誠にありがとうございました。
面接の中で、具体的な業務内容や貴社の求める人材について伺うことができ、貴社で働きたい思いがさらに強くなりました。
貴社の成長の一端を担えるように、さらなる理解を深めて参ります。
取り急ぎ、面接のお礼を申し上げたくメールさせて頂きました。ご多忙かと存じますので、返信は不要です。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
―――――――――――――――
港 太郎(みなと・たろう)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:minato@○○○○○○.ab.jp
―――――――――――――――
- 面接の日付と名前をタイトルに入れる
- 面接の中で印象に残った話を入れる
- 返信は不要である旨を伝える
- 自分の連絡先を末尾に記載する
質問の回答に対するお礼メールを送る際はこちらの記事を参考にしてみてください。
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新規メッセージ
○○○○○@shukatsu.com
△△△△△@shukatsu.com
本日〇月〇日 採用面接の遅刻のご連絡/○○大学 港 太郎
大変お世話になっております。
○○大学○○学部○○学科の港太郎と申します。
本日13時から面接のお時間を頂戴していたのですが、電車の遅延により到着が遅れてしまう可能性が高く、ご連絡させていただきました。
到着は13時20分頃を予定しておりますが、本日または別日程にて面接を受けさせていただくことは可能でしょうか。
お電話を差し上げるのが難しい状況のため、メールにてご連絡させていただきますことをご容赦ください。
ご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。
―――――――――――――――
港 太郎(みなと・たろう)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:minato@○○○○○○.ab.jp
―――――――――――――――
- タイトルに日程と時間を入れる
- 到着予定時刻を本文に書く
- お詫びの言葉を入れる
- 自分の連絡先を末尾に記載する
就活で何かに参加するときのメールの書き方は以下の記事で紹介しています。
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キャリアアドバイザーコメント加藤 大智プロフィールをみる
就活生の中には「就活マナーなんてくだらない」と軽視する学生も見られます。しかし就活では、あなたが想像する以上に「面接官に与える印象」が影響します。
例えば、飲食店を想像してみてください。髪の長い店員が髪を結わなかったり、あなたが店員を呼んでも返事をしなかったり、レジでお会計を済ませても「ありがとうございました」の一言がなかったら「また食べに来たい」と思えるでしょうか?
極端な例かもしれませんが、就活はマナーに敏感な場です。もしあなたが面接でどんなに立派な経験や志望動機を話していても、少しでもマナーに違和感があれば、総合的にマイナスな印象を与えてしまいます。反対にマナーが良ければ、面接官もあなたの良さを引き出そうとしてくれます。もし話す内容に自信がなくとも、面接官から「その経験からこんな学びがあったんだね」などとフォローを入れてもらいながら進むこともあります。
内定を勝ち取るためにしっかり準備をこなしているからこそ、就活マナーまでしっかり対策しましょう。