例文付き|電話面接は3軸の対策で突破! 5つの流れとマナーを公開

この記事のアドバイザー

準備の進め方がわかる! 電話面接で最も重要なポイントは○○!

目次

  1. 電話面接は「顔が見えない」からこその独自対策の理解が何よりも重要
  2. 大前提を理解しよう! 電話面接についての基礎知識
  3. オンラインや対面ではなく電話のみでおこなう面接
  4. 対面やオンラインでは面接が難しい場合に実施されるケースが多い
  5. まず押さえよう! 電話面接のメリット・デメリット
  6. メリット①:服装や髪型などの準備が不要で手軽に受けられる
  7. メリット②:資料を見ながら面接を受けられる
  8. デメリット①:面接官の反応がわかりにくい
  9. デメリット②:熱意や人柄を伝えにくい
  10. 電話面接はこれで突破! 顔が見えないからこその3つの対策方針
  11. ①対応や言葉遣いなどのマナーを徹底して印象アップを狙う
  12. ②電話越しでも感情が伝わるような工夫をして印象付ける
  13. ③通話に支障がでないよう環境を整えて不安要素を消す
  14. 電話面接の実際の流れ5ステップ! 好印象な会話例もチェック
  15. step1:連絡先と開始時間を担当者とすり合わせる
  16. step2:企業から電話がかかってくるのを待つ
  17. step3:電話に出て自分から挨拶・自己紹介をする
  18. step4:面接官からの質問に答える
  19. step5:挨拶をして相手が電話を切るのを待ってから切る
  20. 好印象につながる! 電話越しでも熱意を伝えるための3つの工夫
  21. ①口角を上げて「笑声」を意識する
  22. ②普段よりも声の高低差をつけて話す
  23. ③身振り手振りをつけながら話す
  24. 確認必須! 電話面接を成功させるための事前チェックリスト
  25. ①電波が届きやすい場所か? 
  26. ②賑やかな環境ではないか? 
  27. ③事前資料を手元に準備したか? 
  28. 思わぬ落とし穴に注意! 電話面接ならではの2つの注意点
  29. メモを取ることを忘れない
  30. 資料を読み上げるだけにならないようにする
  31. こんなときどうしたらいい? 電話面接でのトラブルと3つの解決法
  32. ①時間になっても企業から電話が来ない
  33. ②約束の時間に電話に出られなかった
  34. ③電話が途中で切れてしまった
  35. 電話面接を受ける人が気になる質問に回答! 
  36. 電話面接と普通の面接は何が違うのですか? 
  37. 電話面接ならではの注意点はありますか? 
  38. 電話面接ならではの対策を徹底して好印象を残し面接を突破しよう! 

電話面接は「顔が見えない」からこその独自対策の理解が何よりも重要

こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生から

「電話面接って何ですか?」
「電話面接はどのような対策をすれば良いのでしょうか。」

という相談をよく受けます。電話面接はメジャーな面接形式ではありませんが、企業によっては実施されるケースもあるので、いざ受けるとなるとどう対策すればよいのか悩んでしまいますよね。

電話面接は顔が見えない面接だからこそ、マナーや話し方などに力を入れて対策をすることが重要ですよ。

この記事では、電話面接の対策方法や、会話例を解説していきます。電話面接の全体像を把握し、はじめて電話面接を受ける場合でも安心して受け答えできるように準備しましょう。

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大前提を理解しよう! 電話面接についての基礎知識

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就活生

先日企業から連絡があり、一次面接は電話面接をすると言われました。電話面接って何ですか? 受けたことがないので不安です。

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キャリアアドバイザー

初めて受けるのなら、心配ですよね。まずは電話面接とは何か知るところから始めましょう。

電話面接は直接顔を見ることのない面接で、さまざまな事情で対面面接ができない場合に実施されることがあります。基本的な情報を正しく押さえておくことで、対策を立てやすくなりますよ。

ここでは、電話面接とは何かという最も基本的な解説から、どのようなケースで実施されることが多いのかについて解説していきます。

オンラインや対面ではなく電話のみでおこなう面接

電話面接とそれ以外の面接の違い

電話面接とは、その名の通り電話を使って実施する面接のことを指します。

オンラインや対面との最も大きな違いは、面接において相手の顔が一切見えないという点です。そのため、話の内容や受け答えの仕方、声の印象が重視される傾向があります

また、電話面接ではすべてが電話で完結するため、面接を受けるために移動する必要がありません。そのため、手軽に受けることができる面接であるといえます。

なお、オンライン面接の準備や注意点についてはこちらの記事で詳しく解説しています。気になる人はチェックしてみてください。

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対面やオンラインでは面接が難しい場合に実施されるケースが多い

電話面接を実施している企業は多くありません。近年はZoomなどのツールが普及したこともあって、対面で面接が実施できない場合はオンラインで実施される場合がほとんどです

そのため、電話面接がおこなわれるのは、対面面接が難しく、かつ事情によりオンライン面接もできない場合や、オンライン面接を実施したものの回線が悪くてつながりにくかった場合などにイレギュラー対応として実施されるケースが多いです。

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キャリアアドバイザー

電話面接がおこなわれるケースは多くはないので、慣れていない、自信がないという人が多いです。本番までにきちんと対策しておくことが大切ですよ。

堀内 康太郎

キャリアアドバイザーコメント堀内 康太郎プロフィールをみる

業務で電話対応が多い企業が電話面接を実施する傾向にある

普段の選考で電話面接を取り入れている企業の特徴として、業務で電話対応が多かったり、社内のコミュニケーションが電話やオンライン中心の傾向にあります。

たとえば、営業職、なかでも電話やメールで顧客と接点をもつインサイドセールスを募集する企業の選考では、業務の適性を評価するために電話面接を取り入れているケースが多いです。

面接では、電話での対応力や電話特有のコミュニケーションの取り方に問題がないかが見られます。他にも、電話対応がメインのコールセンター部門での採用の場合も、電話面接を取り入れていることがあります。

オンラインの業務が多い企業も電話面接を実施する場合がある

社内のコミュニケーションが電話やオンラインが中心の企業も、電話面接を実施していることがあります。

たとえばリモートワークが中心だと、対面ではなくチャットやオンライン会議、電話でのコミュニケーションがほとんどです。面接では、相手の表情が見えないなかで適切なコミュニケーションが取れるか、電話でも自分の意見を端的に主張できるか見られています。

こういった理由での電話面接は、IT企業、外資系企業、スタートアップ系の企業で実施される傾向にあるため、面接を受ける際は意識しておくと良いでしょう。

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まず押さえよう! 電話面接のメリット・デメリット

電話面接のメリット・デメリット

電話面接は独特な面接であるため、メリットやデメリットを正確に理解することが大切です。メリットについてはその恩恵を存分に活用できるよう工夫し、デメリットについては払拭していけるような対策を打っていきましょう。

ここからは、電話面接のメリットとデメリットをそれぞれ2つずつ挙げて解説していきます。

メリット①:服装や髪型などの準備が不要で手軽に受けられる

電話面接の大きなメリットの一つとして、身だしなみを整える必要がないことがあります。

電話面接では自分の顔や姿を見られることがないため、髪を整えたりスーツを着たりといった準備に時間を使う必要がありません。そのため、その部分にかけていたお金や労力をほかの面接の対策などに使うことができます

特に身なりや外見を整えることが苦手な人や面倒に感じる人にとっては、準備不要で手軽に面接を受けられるという点でメリットが大きい面接形式であるといえるでしょう。

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キャリアアドバイザー

身だしなみの準備が不要だからこそ、面接の中身の対策に力を入れるようにしましょう。

メリット②:資料を見ながら面接を受けられる

履歴書やエントリーシート(ES)など事前に準備した資料を見ながら面接を受けることができるのも、電話面接のメリットです。

面接は提出した資料の内容に沿って進む場合も多いので、矛盾した回答をしないためにも自分がどんな内容を書いたか確認しながら受け答えできると安心ですよね。

また、想定質問に対する回答についても事前に準備しておけるので、何を答えれば良いかわからず言葉に詰まってしまう、という事態を避けることができます

緊張して話す内容を忘れてしまいがちな人や、手元に資料がないと不安な人にはうってつけの面接方法といえるでしょう。

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キャリアアドバイザー

資料を見ながら受け答えができるとはいえ、完全に資料に頼りきりな状態にはならないよう、万全な準備をしたうえで臨みましょうね。

デメリット①:面接官の反応がわかりにくい

電話面接では面接官の姿を直接見ることができないため、相手の反応がわかりにくいという点はデメリットだといえるでしょう。

面接官の反応がわからないと、興味がなさそうであれば短くまとめて次の話題に移ったり、逆に面接官に刺さった話題があればさらに詳しく説明したり、などの調整が難しくなります。

もし面接官の反応が悪いのに気づかず長々と話をしてしまうと、「一方的な話をする人」ととらえられ良い評価を得られない場合も考えられます。そのため、対面面接以上にこまめなコミュニケーションが必要です。

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キャリアアドバイザー

話が長くなりそうなときは、一度区切って話の方向性をまとめるなどの工夫をすると良いでしょう。

デメリット②:熱意や人柄を伝えにくい

身振り手振りや表情を伝えることができない電話面接では、熱意や人柄がアピールしにくいこともデメリットの一つです。

対面の面接であれば、話の内容や伝え方が多少拙くても、面接官の目を見て話をしたり身振り手振りをつけながら話したりすることで、熱意や人柄を伝えることができる場合があります。

しかし、電話面接ではそのような視覚情報はまったく考慮されません。そのため、声のトーンや話の内容、伝え方で熱意をアピールする必要があるのです

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キャリアアドバイザー

声だけで伝える必要があるからこそ、話す内容や伝え方については一段と力を入れて対策する必要がありますよ。

電話面接はこれで突破! 顔が見えないからこその3つの対策方針

顔が見えないからこその3つの対策方針
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就活生

電話面接にはメリットとデメリット、どちらもあるのですね。

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キャリアアドバイザー

その通りです。特にデメリットはなるべく払拭できるような対策をすることが重要ですよ。

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就活生

どんな対策をしたら良いでしょうか? 

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キャリアアドバイザー

顔が見えないからこそのマナーや話し方の対策が必要です。詳しく解説していきますね。

電話面接では、相手の顔を見ることができません。だからこそ、耳から入ってくる情報が重要になります。評価される部分が限られてくるからこそ、悪い印象を残さないように気をつけることが大切ですよ。

ここからは、顔が見えないからこその3つの対策方針を解説します。

①対応や言葉遣いなどのマナーを徹底して印象アップを狙う

良い印象を残すためにも、まずは基本的な電話対応や言葉遣いなどのマナーを遵守することが重要です。

電話面接では、視覚情報がない分言葉遣いが重要になります。そのため、対面面接以上に正しい敬語を使うよう心掛けましょう

話が盛り上がってくるとつい崩した敬語で話してしまいがちですが、対面では気にならないフランクさでも、電話では不躾に感じられる場合があるので注意が必要です。

つい崩してしまいがちな言葉と正しい敬語の例
  • さっき⇒先ほど
  • ちょっと⇒少々
  • すごく⇒とても
  • うん、うん⇒はい、はい or ええ、ええ

なお、その他の面接における正しい言葉遣いに関してはこちらの記事で解説しています。不安な人は確認しておきましょう。

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また、電話の受け方や切り方などの対応についても、あまりにも基本的な部分ができていないと印象が悪くなる場合があります。最低限のマナーは押さえておきましょう。

押さえておきたい最低限の電話マナー
  • 第一声は「もしもし」ではなく「はい〇〇(名前)でございます」
  • 相手が切るのを待ってから電話を切る
  • 聞き取りづらい場合は「お声が遠いようで、もう一度お願いします」と伝える

なお、面接における正しい言葉遣いに関してはこちらの記事で解説しています。不安な人は目を通してください。

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上村 京久

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電話面接は視覚情報がないためコミュニケーションの工夫が必要

「メラビアンの法則」という心理学の法則によると、人がコミュニケーションを図る際、言葉の内容が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%の割合で相手に影響を与えると言われています。

電話面接では、コミュニケーションで最も影響を与える「視覚情報」がなく、言葉の内容、聴覚情報が相手に与えるすべての情報になります。つまり、電話面接では「音声」が非常に重要な役割を担っているのです。

そのため、声のトーンや抑揚に気をつけないと、気持ちがこもっていないと思われ志望度が低いと判断されてしまったり、コミュニケーション能力が低いととらえられてしまうことがあるため注意が必要です。事前に電話面接の練習をおこない、録音して自分の声や話し方、言葉遣いなど工夫しておくことをおすすめします。

②電話越しでも感情が伝わるような工夫をして印象付ける

声だけでも生き生きとした感情を伝えられるよう工夫をすることも、電話面接では重要です。電話越しのやりとりになるため、普段の面接と同じように話してしまうと人によっては「熱意が伝わってこなかった」と思われてしまう可能性があります。

特に普段は冷静な人に見られたり、大人しい印象を抱かれやすい人は注意が必要です。良い印象を残すためにも、普段の面接よりも高低をつけて話したり、伝えたい部分をゆっくり話したりと工夫するようにしましょう。

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キャリアアドバイザー

具体的な工夫の仕方については、「好印象につながる! 電話越しでも熱意を伝えるための3つの工夫」こちらで詳しく解説しています。気になる方はチェックしてみてくださいね。

③通話に支障がでないよう環境を整えて不安要素を消す

電話面接では、声を問題なく届けられる環境を準備することが大前提です。電話面接で伝えられる情報は声だけなので、それが伝わらなくなってしまうと面接が成り立ちません。

そのため、通話に支障があるような賑やかな環境や、あまりにも電波が悪い環境は避けるようにしましょう。面接官に「周りに気を配れない人なのかな」「事前準備が甘い人なのだな」と思われてしまう可能性があります。

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キャリアアドバイザー

また、通話環境が悪いと、対応にも時間がかかり面接時間が短くなるうえ、慌ててしまい普段通りの力を発揮できないかもしれません。事前に十分確認をしておきましょう。

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キャリアアドバイザー

通話環境の整え方については「確認必須! 電話面接を成功させるための事前チェックリスト」で紹介していますよ。

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やみくもに面接を受ける前に、自分の面接力を知っておくことが大切です。

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電話面接の実際の流れ5ステップ! 好印象な会話例もチェック

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就活生

電話だからこそ、マナーや話し方に気を配る必要があるのですね。

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キャリアアドバイザー

そのとおりです。早速練習してみましょうか? 

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就活生

ぜひお願いします! でも、電話にあまり慣れていないので、どんなふうに話せば良いのかわかりません……。

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キャリアアドバイザー

では実際の会話の流れを実例と一緒に確認していきましょう。

電話面接は受ける機会が少ないからこそ、実際の会話の例や流れが気になりますよね。流れがわかっていると、慌てず落ち着いて対応することができますよ。イメージがついたら、流れに沿って何度か練習をして慣れておきましょう。

ここからは、電話面接の実際の流れと好印象な会話の例を解説します。

step1:連絡先と開始時間を担当者とすり合わせる

まず、事前にメールや電話で面接官とコンタクトをとり、当日の連絡先や開始時間をすり合わせておきましょう。

直前になってから連絡先がわからなかったり、開始時間を忘れたりした場合、焦ってうまく受け答えできなくなってしまう可能性があります。後日に不安を残さないためにも事前に正確な情報を押さえておくことが大切ですよ。

電話ですり合わせをおこなう場合は、忘れないように担当者の名前・連絡先・開始時間のメモを必ずとっておきましょう。

メモをとっておくべき内容
  • 担当者の名前
  • 緊急時の連絡先
  • 面接の日時
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キャリアアドバイザー

なお、当日は担当者から電話をかけてもらえるのか、自分からかける必要があるのかも念のために確認しておくと安心ですよ。

step2:企業から電話がかかってくるのを待つ

基本的に、電話面接の場合は企業から電話がかかってきます。所定の時間になるまで準備しながら待ちましょう。

つい別のことをしてしまい、気が付いたら不在着信が入っていた……という事態を避けるためにも、5〜10分前には携帯や事前資料をテーブルのうえにおいて、いつでも電話に出られるようスタンバイしておいてください

企業からの電話を待つ際のポイント
  • 5〜10分前にはいつでも出られるよう準備する
  • 携帯や資料は机のうえに置いておく
  • 携帯は充電しておく
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キャリアアドバイザー

なお、電話がかかってこなかった場合の対応方法については「こんなときどうしたらいい? 電話面接でのトラブルと3つの解決法」こちらで解説しています。不測の事態の対応方法についても事前にチェックしておきましょう。

step3:電話に出て自分から挨拶・自己紹介をする

電話が鳴ったら、なるべく3コール以内に電話に出ましょう。あまりにも電話に出るまで時間がかかると、準備をしていなかったのではないかと思われる可能性があります。

万が一電話に出るのが遅れてしまった場合、「遅くなり申し訳ございません」など配慮の言葉を一言添えるようにしましょう。

また、電話に出た後は自分から自己紹介をするのがおすすめです。面接官に促される前に自分から話しはじめることで、積極性や意欲をアピールすることができますよ。

会話の例文

学生:「はい、〇〇(名前)でございます」
面接官:「お世話になっています。〇〇の〇〇と申します。こちら〇〇さまのお電話でお間違いないでしょうか」
学生:「はい。本日〇時~面接を受けさせていただく予定の、〇〇大学の〇〇と申します。本日はお忙しいなかお時間をいただき、誠にありがとうございます。何卒宜しくお願いいたします」
面接官:「よろしくお願いいたします」

長尾 美慧

キャリアアドバイザーコメント長尾 美慧プロフィールをみる

電話面接は人同士のコミュニケーションであることを忘れないようにしよう

電話面接では、電話に出たら自ら自己紹介をしたり、面接官に促される前に自分から話しはじめることが大切だと解説しました。しかし、忘れないでおきたいのは、電話面接とはいえ、基本は会話だということです。勢いがよすぎたり、勢いあまってまくしたてるような話しはじめになってしまうと、マイナスな印象を持たれてしまうかもしれません。

もちろん熱意を伝えることは大切ですが、まずは気持ちのよいコミュニケーションをとることを意識しましょう。そのためには深呼吸をして気持ちを落ち着かせて、話すスピードを少し落としてゆっくり喋ると良いですね。

電話面接は慣れず緊張してしまうかもしれませんが、あくまで人同士の電話であることを忘れない意識を持つことが大切です。

step4:面接官からの質問に答える

挨拶や自己紹介が終わると、面接官からの質問が始まります。対面での面接と同じように答えていきましょう。

なお、質問内容自体はほかの面接と変わらない、もしくはより基本的な質問となる場合がほとんどであるため、いわゆる頻出質問の準備をしておくのが良いでしょう

電話面接前に準備しておくべき頻出質問
  • 志望動機
  • 自己PR
  • ガクチカ
  • 逆質問

なお、その他の頻出質問に関してはこちらの記事で解説しています。準備万端にしておくためにも確認しておきましょう。

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面接を成功に導く質問対策|よくある13個の質問の答え方と例文を解説

また、逆質問についてはこちらの記事で具体例を紹介しています。どんな質問を準備すれば良いか迷う人は参考にしてみてください。

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例文70選|一次面接の逆質問は3つのポイントで好印象を獲得できる
会話の例文

面接官「ではさっそくになりますが、いくつか質問をさせてください。〇〇さまが当社を志望した理由は何ですか?」
学生「はい。私が御社を志望した理由は~~~~」

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キャリアアドバイザー

電話の場合、対面よりも集中力が保ちにくい傾向があります。長々と話さず、なるべく端的に答えることを意識しましょう。

step5:挨拶をして相手が電話を切るのを待ってから切る

質問が終わると、そのまま面接が終了します。電話を切る前に、改めて面接のお礼を伝えておきましょう。ここで意識したいのは、面接官が電話を切るのを確認してから電話を切ることです。

一般的に、ビジネスの場では相手が電話を切ってから電話を切ることがマナーとされています。面接が終わったからといってこちらからすぐに電話を切ってしまうと、「常識がない」「詰めが甘い」と思われてしまう可能性があります。

会話の例文

面接官:「では、ここで面接は終了です。お疲れさまでした。結果については数日中にこちらからメールで連絡します」
学生:「かしこまりました。本日はお忙しいなか貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました」
面接官:「こちらこそお時間いただきましてありがとうございました。では失礼いたします」
学生:「失礼いたします(面接官が切電したことを確認した後、電話を切る)」

好印象につながる! 電話越しでも熱意を伝えるための3つの工夫

電話越しでも熱意を伝えるための3つの工夫
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就活生

電話面接の流れはだいたい理解できました! やはり流れがわかるとなんとなく安心しますね。この通りに練習をしてみます。

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キャリアアドバイザー

いいですね。でも、ただ流れをなぞるだけでは勿体ありません。練習する際には、熱意を伝えられるような話し方を意識するのがポイントですよ。

電話面接の流れがわかったら、電話越しでも熱意を伝えられるように意識して練習をしてみましょう。電話でも熱意を伝えるためには、なるべく明るいトーンの声で話すことや、高低差を意識して話すことなど、さまざまな工夫をすることが重要です。

ここからは、電話で熱意を伝える3つの工夫の仕方について解説していきます。

①口角を上げて「笑声」を意識する

まず意識してほしいのは、「笑声」で話すことです。笑声とは漢字のとおり「笑顔で話をしているように聞こえる明るい声」のことを指します。

面接官は学生の明るさや元気の良さを高く評価する傾向にあるため、笑声で受け答えができると好印象が期待でき、熱意も感じ取ってもらいやすいですよ

笑声で話す方法は簡単で、口角を上げて話すだけで大丈夫です。まずは最近あったおもしろかったことやうれしかったことなどを思い出して、自然な笑顔を作ってみてください。

口角が上がったら、そのままの口で話をしてみましょう。声のトーンが一つ上がるのが感じられると思います。

笑声をつくる際のポイント
  • 実際に笑顔をつくってみる
  • 口角が上がった状態で話す
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キャリアアドバイザー

目の前に鏡を置いて話すと、意識を保ちやすいのでおすすめですよ。

②普段よりも声の高低差をつけて話す

声の高低差をつけることも、熱意を伝えるために有効な方法の一つです。普段話すときよりも、強調したい部分は高い声で、それ以外の部分は低い声で、というふうに抑揚をつけながら話してみましょう。

適度に抑揚をつけることで、重要な部分を際立たせることができ、平坦に話すときよりも話の要点が伝わりやすくなりますよ。また、抑揚をつけた話し方は感情が伝わりやすいので熱意も伝えやすいです。

声の高低差をつける際のポイント
  • 強調したい部分:高い声で話す
  • それ以外の部分:低い声で話す
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キャリアアドバイザー

声の高低のほかに話すスピードなども意識するとより効果的です。

③身振り手振りをつけながら話す

電話面接では相手に自分の姿を見られることはありませんが、あえて身振り手振りをつけながら話すことも熱意を伝えるのに役立ちます。

身振り手振りをつけることによって、自然と相手が目の前にいるかのような臨場感のある話し方になり、面接官に話の内容や熱意を伝えやすくなるのです

また、声の高低を意識だけでコントロールするのは難しい部分もありますが、身振り手振りをつけることで自然と意識できる場合もあります。

身振り手振りをつけながら話す際のポイント
  • 対面で話すときと同じように話す
  • 強調したい部分で使う
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キャリアアドバイザー

抑揚をつけた話し方が苦手な人は、ひとまず身振り手振りだけでもつけてみると良いでしょう。

確認必須! 電話面接を成功させるための事前チェックリスト

電話面接を成功させるための事前チェックリスト
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就活生

話す内容はたくさん練習していましたが、話し方まで意識できていませんでした。特訓してみようと思います。

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キャリアアドバイザー

いいですね! ぜひそうしてみてください。

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就活生

はい! これで電話面接はばっちりです! 

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キャリアアドバイザー

ちょっと待ってください。電話面接の前に、事前にチェックしておいてほしいことがあります。

電話面接でなにより重要なのは、丁寧な事前準備です。ここからは、電話面接を成功させるために必要なチェックリストを紹介していきます。本番前に必ず確認をして、慌てず臨めるようにしておきましょう。

①電波が届きやすい場所か? 

面接前に、電話をする予定の場所は電波が十分に届く場所かどうか、入念にチェックしましょう。面接中に何度も電波が途切れたり音声が乱れたりすると、面接官も気が散ってしまい、正しく評価することが難しくなってしまいますよ。

そのため、事前に電話面接で使う場所で誰かと電話してみて、問題なく会話ができるかどうかチェックしておきましょう。おなじ家のなかであっても、電波のつながりやすい場所とつながりにくい場所があります。どの場所がベストなのかは検討する必要があるでしょう。

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キャリアアドバイザー

どうしても電波がつながりにくい場合は、家以外の場所を使うことも検討してみてください。

電話面接で使える家以外の場所
  • 大学の面接ブース
  • コワーキングスペース
  • デイユースが利用可能なホテル

②賑やかな環境ではないか? 

工事の音や人の声などの雑音が入りにくい環境かどうかも確認しておきたいポイントです。電話をする場所が騒音が多い場所だと、話に集中できなくなってしまいます。

特に、明らかに人が多い場所などで電話をつなげてしまった場合は、「事前に準備していなかったのかな」「忘れていたのかな」と思われる可能性があるので注意が必要です

そのため、電話面接前には必ず、静かで落ち着いた環境を準備するようにしましょう。なお、急に工事が始まってしまったなど、不測の事態が発生した場合は早い段階で面接官に事情を説明しておきましょう。

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キャリアアドバイザー

音声の質を高めるためにも、通話の際はなるべくイヤホンを使用するのがおすすめですよ。

③事前資料を手元に準備したか? 

電話面接の大きなメリットは、手元の資料を見ながら面接を受けることができる点です。メリットを最大限活用するためにも、事前資料についてはしっかりと作り込み、いつでも見ることができるように手元に準備しておきましょう。

用意すると便利な資料としては、履歴書や志望先の詳しい企業情報が掲載されているパンフレット、想定質問の答えをまとめた資料などがあります。事前によく読み込み、何がどこに載っているのかわかるようにしておきましょう。

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キャリアアドバイザー

何ページもある資料の場合、面接中に開いて探すことは難しいため、要点を一枚の資料にまとめておくと便利ですよ。

準備しておくべき資料一覧
  • 履歴書
  • 志望企業の企業情報がわかるパンフレット
  • 想定質問の回答

思わぬ落とし穴に注意! 電話面接ならではの2つの注意点

ここまで、電話面接のポイントや準備、話の流れなどについて解説してきました。最後に、電話面接で陥りがちなミスや注意点についても事前に確認することで、うっかり評価を落とすことのないよう備えていきましょう。

ここからは、電話面接ならではの2つの注意点について解説していきます。

メモを取ることを忘れない

電話面接では、対面のようにスライドなどの資料を使うことはできません。そのため、自分が話をした内容や面接官が話した内容を残しておくことが難しい傾向にあります。

次の面接で矛盾した話をしないためにも、電話面接を受ける際はなるべく話の内容をメモしておくようにしましょう

また、企業によっては面接官から会社や業務内容についての説明がある場合もあります。こういった一次情報はインターネットで探すよりも正確であり、ここでしか知り得ない情報がある場合もあるため、しっかりメモを取るようにしましょう。

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キャリアアドバイザー

積極的にメモを取る姿勢を見せることで意欲のアピールにもなりますよ。

なお、面接時のメモの取り方やマナーについてはこちらの記事で詳しく解説しています。気になる人は参考にしてみてください。

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面接でのメモのマナー知ってる? OKな場面や注意点まで徹底解説

資料を読み上げるだけにならないようにする

事前資料などで入念に準備ができてしまう電話面接だからこそ気を付けたいのは、準備した資料をただ読み上げるだけにならないようにすることです。

心配性な人は一から十まですべて話す内容を書いておきたいと思うかもしれませんが、事前に書いておいた内容を読みながら伝えてしまうと、自分の言葉として話していないように感じられ、熱意もうまく伝わらなくなってしまいます。

面接はあくまでも面接官との会話であり、双方向のコミュニケーションが重要であることを忘れてはなりません。そのため、用意した内容を伝えたいあまりに「ただ資料を読み上げるだけ」にならないよう気を付ける必要がありますよ。

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キャリアアドバイザー

資料は一から十まで文章で書くのではなく、要点のみをまとめるようにするのがおすすめです。

高橋 宙

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棒読みになると資料を読み上げているだけと面接官に気付かれてしまう


資料を読むことに集中してしまうと、声のトーンが常に一定だったり抑揚がなくなったりして、面接官からすると棒読みのように聞こえてしまいます。

また、自己PRや志望動機など、定番の質問はスラスラ答えられるのに、変わった質問をしたときや深堀りをしたときに明らかにしどろもどろになってしまうと、スムーズに回答できていたときは資料を読んでいたと判断されてしまうでしょう。

資料をただ読み上げている学生に対して面接官が抱く印象としては「自信がない」「柔軟性がない」といったマイナスなものが多いです。面接では、学生がどれだけ企業や自分自身について考え、自分の言葉で表現できるかを見極めています。ただ資料を読み上げていると、淡白な印象を与え、熱意が伝わりづらくなってしまうため、注意が必要です。

こんなときどうしたらいい? 電話面接でのトラブルと3つの解決法

電話面接でのトラブルと3つの解決法
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就活生

先日電話面接を受けた友人から、途中で電話が切れてしまって焦ったという話を聞きました。私も本番で何かあったらと思うと心配です。

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キャリアアドバイザー

面接にトラブルはつきものです。本番に焦ってしまわないよう、事前に電話面接でありがちなトラブルや解決法も確認しておきましょう。

電話面接でよくあるトラブルとしては、「電話がかかってこなかった」、「約束の時間に出られなかった」などのトラブルです。事前に解決方法を把握し、いざというときにスムーズに対応できるようにしておきましょう。

ここからは、電話面接でありがちなトラブル3つとその解決法について解説していきます。

①時間になっても企業から電話が来ない

ありがちなトラブルとしては、所定の時間になっても企業から電話がないケースです。準備万端で待機していたのにもかかわらず電話がこないと、忘れられてしまったのかと不安になってしまいますよね。

面接官に何らかのアクシデントが起こった可能性も考えられるので、まずは5〜10分企業からの電話を待ってみましょう。それでもかかってこなかった場合、こちらから電話で連絡をしてみてください。

一番避けてほしいのは、こちらから一切連絡をしないまま何時間も放置してしまうことです。相手の過失の可能性があるとはいえ、解決のために自分からアクションできない人だと思われてしまうかもしれません。

時間になっても電話がこない場合の対処法
  • まずは5〜10分待ってみる
  • 待っても連絡が来ない場合はこちらから電話してみる
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キャリアアドバイザー

こちらから電話をすることでマナー違反になることはないので、戸惑わずにこちらから連絡してみましょう。

②約束の時間に電話に出られなかった

企業から電話がかかってきたのに、何らかの理由で出ることができなかった場合もあるでしょう。その際は、慌てずなるべく急いで折り返し電話をするようにしてください

その際には、電話にすぐ出られなかったことへの謝罪と、理由についても一言添えるのを忘れないようにしましょう。

面接時間を大きく過ぎた後に気づいた場合は、面接の再設定が必要になる場合もあります。事前に都合の良い日付や時間を確認してから電話するようにしてくださいね。

約束の時間に出られなかった際の対処法
  • 気づいた時点ですぐ折り返す
  • 謝罪の意と出られなかった理由を伝える
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キャリアアドバイザー

電話に出られなかった=即不合格になる場合は多くありません。誠心誠意謝り、その後の面接で挽回できるよう丁寧に受け答えするようにしましょう。

③電話が途中で切れてしまった

何かの理由で途中で電話が切れてしまった場合、電話が可能な状況であれば急いで折り返しをするようにしてください。

ただし、スマートフォン本体の故障などでどうしても通話ができない場合は、メールなどほかの連絡手段を使って迅速に連絡をしましょう。パソコンなど事前に電話以外の連絡手段を準備しておくと安心です。

連絡が着いたら、原因はわからなくとも切れてしまったことに対する謝罪を一言挟むようにしてください

なお、なるべく電話が切れるような事態を起こさぬよう、携帯は十分に充電しておく、電話がつながったらなるべく触らないようにする、などの対策は怠らないようにしましょう。

途中で切れてしまった場合の対処法
  • 急いでかけ直す
  • スマホの故障などの場合メールなどで連絡する
  • 謝罪の言葉を添える
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キャリアアドバイザー

万が一のときに備えて、担当者の連絡先は電話番号に加えてメールの宛先も確認しておくのがおすすめです。

電話面接を受ける人が気になる質問に回答! 

ここまで、電話面接の基礎知識から、評価ポイント、対策方法、トラブルへの対応まで詳しく解説してきました。ここからは、キャリアアドバイザーが電話面接を受ける人が気になりがちな質問に回答していきます。

一緒に不安点をなくして、自信を持って電話面接を受けられるようにしましょう。

電話面接と普通の面接は何が違うのですか? 

電話面接と普通の面接で大きく異なるのは、相手の姿を直接見ることができないという点です。

同時に自分の姿も相手に見られることがないため、身なりを整える必要がないというメリットがある一方で、面接官の反応を知ることが難しいというデメリットもあります

また、声の情報だけで合否が判定されてしまうため、普通の面接よりも声の印象やマナーなどに気を配ることが必要です。声だけでも熱意が伝わるよう、声のトーンや話し方に工夫を凝らすようにしましょう。

電話面接ならではの注意点はありますか? 

電話面接では面接の内容を覚えておくことが難しい傾向にあるため、話したことや面接官の質問などをしっかりとメモしておくことが重要になります。

さらに、事前資料をしっかりと準備しておける電話面接だからこそ、面接が対話ではなく「資料をただ読み上げるだけの時間」になってしまいがちな点も注意が必要です

資料を読み上げてしまうと、どうしても話しぶりが平坦になり熱意も伝わりにくくなってしまうため、「面接は対話である」という点を忘れず面接に臨むようにしましょう。

電話面接ならではの対策を徹底して好印象を残し面接を突破しよう! 

電話面接でも、話の内容自体は通常の面接と大きく変わりません。しかし、顔が見えない相手とのコミュニケーションとなるため、熱意やわかりやすい話の伝え方については通常の面接よりいっそう気を配る必要があります。

また、ウェブ面接同様、問題なく面接が実施できる通話環境の準備も怠らないようにしてくださいね。

電話面接ならではのコミュニケーション方法や事前準備を徹底したうえで本番に臨み、電話面接を突破していきましょう。

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