目次
- 電話面接は「顔が見えない」からこそ独自の対策が必要
- 電話面接の流れを会話例文付きで解説!
- ①連絡先と開始時間を担当者とすり合わせる
- ②企業から電話がかかってくるのを待つ
- ③電話に出て自分から挨拶・自己紹介をする
- ④面接官からの質問に答える
- ⑤挨拶をして相手が電話を切るのを待ってから切る
- 電話面接で合格を勝ち取る対策ポイント5選
- ①普段よりも声の高低差を意識する
- ②口角を上げて「笑声」を意識する
- ③身振り手振りをつけながら話す
- ④電話での模擬面接をおこなう
- ⑤録音した自分の声を聞く
- 電話面接だからこそ守りたい3つのマナー
- ①着信には3コール以内に出るようにする
- ②相手を不安にさせないよう適度な相槌を打つ
- ③通知音が鳴らないように設定しておく
- 電話面接の前にしておきたい4つの準備
- ①静かな環境の確保
- ②電波状況の確認
- ③手元に置く資料の用意
- ④イヤホンマイク・時計の用意
- 電話面接ならではの2つの注意点
- ①メモを取ることを忘れない
- ②回答メモを読み上げるだけにならないようにする
- 電話面接で陥りがちなトラブルと対処法
- 時間になっても電話が来ない
- 約束の時間に電話に出られなかった
- 電話が途中で切れてしまった
- 電話面接ならではの対策を徹底して選考を突破しよう!
電話面接は「顔が見えない」からこそ独自の対策が必要
こんにちは。キャリアアドバイザーの北原です。学生から
「電話面接って何ですか? 何を聞かれるのかわかりません」
「電話面接はどんな対策をすれば良いですか?」
という相談をよく受けます。電話面接とは、オンラインや対面ではなく電話のみでおこなう面接のことです。対面やオンラインでの面接が難しい場合に、実施されるケースが多いです。
電話面接はメジャーな面接形式ではないので、いざ受けるとなるとどう対策すれば良いか悩んでしまいますよね。顔が見えない面接だからこそ、話の内容、質問への受け答え方、マナーなどに力を入れて対策をすることが重要です。
この記事では、電話面接の流れと会話例文、準備方法、注意点などを解説します。電話面接の全体像を把握し、はじめて電話面接を受ける場合でも安心して受け答えできるように準備しましょう。
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電話面接の流れを会話例文付きで解説!

就活生
電話面接って、どのような流れで進むのかイメージが湧きません。

キャリアアドバイザー
マイナーな面接形式なので、何を話せば良いのか、第一声は何なのかなど疑問ですよね。一緒に練習してみませんか?

就活生
ぜひお願いします!
ここからは、電話面接の実際の流れと好印象な会話の例を解説します。
電話面接は受ける機会が少ないからこそ、実際の会話の例や流れが気になりますよね。流れがわかっていると、慌てず落ち着いて対応できますよ。イメージが湧いたら、流れに沿って何度か練習をして慣れておきましょう。
①連絡先と開始時間を担当者とすり合わせる
まず、事前にメールや電話で面接官とコンタクトを取り、当日の連絡先や開始時間をすり合わせておきましょう。
直前になって連絡先がわからなかったり、開始時間を忘れたりした場合、焦ってうまく受け答えできない可能性があります。電話面接の当日に不安を残さないためにも、事前に正確な情報を押さえておくことが大切ですよ。
電話ですり合わせをする場合、忘れないように担当者の名前・連絡先・開始時間を必ずメモしておきましょう。
- 担当者の名前
- 緊急時の連絡先
- 面接の日時

キャリアアドバイザー
当日は担当者から電話をかけてもらえるのか、自分からかける必要があるのかも念のために確認しておくと安心ですよ。
②企業から電話がかかってくるのを待つ
基本的に、電話面接の場合は企業から電話がかかってきます。所定の時間になるまで準備しながら待ちましょう。
つい別のことをしてしまい、気が付いたら不在着信が入っていた……という事態は避けたいところです。面接の5〜10分前には携帯や事前資料をテーブルの上に置いて、いつでも電話に出られるようスタンバイしておいてください。
- 5〜10分前にはいつでも出られるよう準備する
- 携帯や資料は机の上に置いておく
- 携帯は充電しておく

キャリアアドバイザー
企業から電話がかかってこなかった場合の対処法は、「電話面接で陥りがちなトラブルと対処法」で解説しています。不測の事態への対応方法についても、電話面接の前にチェックしておきましょう。
③電話に出て自分から挨拶・自己紹介をする
電話が鳴ったら、なるべく3コール以内に出ましょう。電話に出るまであまりにも時間がかかると、「準備をしていなかったのではないか」と思われる可能性があります。
万が一電話に出るのが遅れてしまった場合、「遅くなり申し訳ございません」など配慮の言葉を一言添えましょう。
また、電話に出たあとは自分から自己紹介をするのがおすすめです。面接官に促される前に自分から話し始めることで、積極性や意欲をアピールできますよ。
学生:「はい、〇〇(名前)でございます」
面接官:「お世話になっています。〇〇の〇〇と申します。こちら〇〇さまのお電話でお間違いないでしょうか」
学生:「はい。本日〇時より面接を受けさせていただく予定の、〇〇大学の〇〇と申します。本日はお忙しいなかお時間をいただき、誠にありがとうございます。何卒宜しくお願いいたします」
面接官:「よろしくお願いいたします」

キャリアアドバイザー
どのような企業でも、電話面接の開始方法に大差はありません。電話に出てからの挨拶と自己紹介をスムーズにできるように、練習を重ねてくださいね。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!慣れない電話面接でも身構えないで
生身の人間のコミュニケーションに変わりはない
電話面接では、電話に出たら自己紹介をしたり、面接官に促される前に自分から話し始めることが大切だと解説しました。しかし、忘れないでおきたいのは、電話面接とはいえ、基本は会話だということです。勢いが良すぎたり、勢い余ってまくしたてるような話し方になってしまうと、マイナスな印象を持たれてしまうかもしれません。
もちろん熱意を伝えることは大切ですが、まずは気持ちの良いコミュニケーションを意識しましょう。そのためには深呼吸をして気持ちを落ち着かせて、話すスピードを少し落としてゆっくり喋ると良いですね。
電話面接は慣れず緊張してしまうかもしれませんが、いつも通りのコミュニケーションを心掛ける意識を持つことが大切です。
④面接官からの質問に答える
挨拶や自己紹介が終わると、面接官からの質問がはじまります。対面での面接と同じように答えましょう。
質問内容自体は一般的な面接と変わらない、もしくは基本的な質問となる場合がほとんどです。以下のような頻出質問の準備をしておくと良いでしょう。
- 志望動機
- 自己PR
- ガクチカ
- 逆質問
面接官:「ではさっそくになりますが、いくつか質問をさせてください。〇〇様が弊社を志望した理由は何ですか」
学生:「はい。私が御社を志望した理由は◯◯◯◯◯です」

キャリアアドバイザー
電話の場合、お互いの反応や表情がわかりづらいため、対面よりも集中力を保ちにくい傾向にあります。面接官に集中して話を聞いてもらうためにも、なるべく端的に答えることを意識しましょう。
面接での頻出質問や逆質問についての対策は以下の記事で解説しています。準備万端にしておくためにも確認しておきましょう。
面接を成功に導く質問対策|よくある13個の質問の答え方と例文を解説
一次面接の逆質問70選|好印象をつかむポイントやNG例も解説
⑤挨拶をして相手が電話を切るのを待ってから切る
質問が終わると、そのまま面接が終了します。電話を切る前に、改めて面接のお礼を伝えておきましょう。ここで意識したいのは、面接官が電話を切るのを確認してから電話を切ることです。
一般的に、ビジネスの場では相手が電話を切ってから、自分も電話を切るのがマナーとされています。
面接官:「では、これで面接は終了です。お疲れ様でした。結果については数日中にこちらからメールでご連絡します」
学生:「かしこまりました。本日はお忙しいなか貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました」
面接官:「こちらこそお時間いただきましてありがとうございました。では失礼いたします」
学生:「失礼いたします(面接官が切電したことを確認したあと、電話を切る)」

キャリアアドバイザー
面接が終わったからといってこちらからすぐに電話を切ってしまうと、「詰めが甘い」と思われてしまう可能性があるので注意してくださいね。
キャリアアドバイザーの体験談私が仕事で身に付けた電話術
いつもより丁寧に寄り添ったコミュニケーションを心掛けよう
キャリアアドバイザーという仕事は、電話でコミュニケーションをとることがとても多い職種です。そんな私が、電話対応する際に気を付けていることを紹介したいと思います。
まず一つ目に、電話では相手の顔が見えないですよね。自分の表情も相手には伝わりません。それだと相手に感情が伝わりづらいため、声のトーンや明るさに気を配り、元気さやポジティブさが伝わるよう心掛けています。
また、相手の様子を伺いながら、話す長さや回答の内容を調整することが本当に重要です。会話が途切れたり、長すぎたりすると、相手にとって居心地の良くない時間になってしまいます。相手の反応をつぶさに察知して、どの程度の長さなら飽きずに聞いてもらえるか、どれくらいテンポだと相手が話しやすいかを常に考えています。
加えて、普段以上に丁寧にコミュニケーションをとることを意識するようにしましょう。電話の終わりには、感謝の気持ちを伝えることも重要ですよ。
電話面接で合格を勝ち取る対策ポイント5選

就活生
電話面接の流れはだいたい理解できました! やはり流れがわかるとなんとなく安心しますね。このとおりに練習してみます。

キャリアアドバイザー
良いですね。でも、ただ流れをなぞるだけではもったいないですよ。練習する際には、熱意を伝えられるような話し方など、意識すべきポイントがあるのです。
ここからは、電話面接で合格を勝ち取るための5つのポイントを解説します。合格率を高めるためにも、一つずつ実践してみましょう。
①普段よりも声の高低差を意識する
電話面接の合格率を高めるためには、声の高低差を意識することが大切です。普段話すときよりも、強調したい部分は高い声で、それ以外の部分は低い声で、というふうに抑揚をつけながら話してみましょう。
適度に抑揚をつけることで、重要な部分を際立たせることができ、平坦に話すときよりも話の要点が伝わりやすくなります。また、抑揚をつけた話し方は感情が伝わりやすいので熱意も感じてもらえます。
- 強調したい部分:高い声で話す
- それ以外の部分:低い声で話す

キャリアアドバイザー
声の高低のほかに、話すスピードなども意識するとより効果的ですよ。
キャリアアドバイザーは実際にこうアドバイスしています!「何をどのように話すか」で合否が決まる
ロールプレイングなどの事前練習はマストで取り込もう
「メラビアンの法則」という心理学の法則があるのですが、相手に与える印象のほとんどは話の内容ではなく、声のトーンや表情といった非言語情報によって決まるというものです。割合としては、言葉の情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%と言われています。
電話面接では、コミュニケーションで最も影響を与える「視覚情報」がなく、言葉の内容、聴覚情報が相手に与えるすべての情報になります。つまり、電話面接では「音声」が非常に重要な役割を担っているのです。
そのため、声のトーンや抑揚に気を付けないと、気持ちがこもっていないと思われ志望度が低いと判断されてしまったり、コミュニケーション能力が低いと捉えられてしまうことがあるため注意が必要です。事前に電話面接の練習をおこない、録音して自分の声や話し方、言葉遣いなどを確認しておくことをおすすめします。
面接での話し方のポイントは以下の記事で解説しているので、参考にしてみてくださいね。
関連記事
面接の話し方で絶対押さえたいポイント6選|避けるべき話し方も解説
面接では、質問の回答以外にも話し方・伝え方からコミュニケーション能力を評価をされています。この記事ではそんな面接での話し方について、好印象になるコツや、面接官の着眼点についてキャリアアドバイザーが解説していきます。
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②口角を上げて「笑声」を意識する
電話面接で意識してほしいのは、「笑声」で話すことです。笑声とは漢字のとおり「笑顔で話をしているように聞こえる明るい声」のことです。
面接では、明るさや元気さを評価してもらえる傾向にあります。マイナビが2022年に実施した「2023年卒企業新卒採用予定調査」によると、企業の54.9%が学生の「明るさ・笑顔・人当たりの良さ」を最も注視していると答えています。
そのため、笑声で受け答えができると好印象につながり、熱意も感じ取ってもらいやすくなりますよ。
笑声で話す方法は簡単で、口角を上げて話すだけで大丈夫です。まずは最近の面白かったことや嬉しかったことなどを思い出して、自然な笑顔を作ってみてください。口角が上がったら、そのままの口で話をしてみましょう。声のトーンが一つ上がるのを感じるでしょう。
- 実際に笑顔を作ってみる
- 口角が上がった状態で話す

キャリアアドバイザー
目の前に鏡を置いて話すと、笑顔の意識を保ちやすいのでおすすめですよ。
面接での基本の受け答え方については以下の記事でも解説しているので、あわせて確認してみてくださいね。
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面接での正しい受け答え方|評価を上げる3つのコツを伝授
面接の受け答えでは、話し方や態度を磨くことで好印象を与えられます。 この記事では、面接の受け答えで評価を上げるコツ、注意点、「聞き方」のテクニックをキャリアアドバイザーが解説します。 動画も参考に高評価を獲得しましょう!
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③身振り手振りをつけながら話す
電話面接では面接官に自分の姿を見られることはありません。しかし、あえて身振り手振りをつけながら話すことも、合格率を高めるために役立ちます。
身振り手振りをつけることによって、自然と面接官が目の前にいるかのような臨場感のある話し方になり、話の内容や熱意が伝わりやすくなるのです。
声の高低を意識だけでコントロールするのは、難しい部分もありますが、身振り手振りをつけることで自然と意識できる場合もあります。
- 対面で話すときと同じように話す
- 強調したい部分で使う

キャリアアドバイザー
抑揚をつけた話し方が苦手な人は、ひとまず身振り手振りだけでもつけてみると良いですよ。
面接での身振り手振りを使った受け答え方は、以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事
身振り手振りを面接で上手に使うには?好印象を与えるコツを伝授
身振り手振りは正しいタイミングで使うことで面接官とのコミュニケーションが円滑になりますよ。 この記事では身振り手振りを使って話すメリット・デメリット、使いたいシーン、テクニックをキャリアアドバイザーが解説します。 動画も参考にして、印象アップを目指しましょう!
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④電話での模擬面接をおこなう
電話での模擬面接をして通過率を高めましょう。電話面接は対面とは異なり、表情やジェスチャーが使えないので、声のトーンや話し方、間の取り方などの印象が強くなります。模擬面接をしておくことで、本番でも落ち着いて話せるようになるので評価が高まります。
たとえば、以下のような方法で練習してみましょう。
- 家族や友人に面接官役を頼み、電話での受け答えを練習する
- 面接官からの質問を想定して、メモを見ながら答える練習をする

キャリアアドバイザー
電話面接では、声の印象やテンポの良さが重要になります。模擬面接を重ねて、自信を持ってハキハキと伝えられるようにしましょう。
模擬面接のやり方は、以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事
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模擬面接は、面接対策として非常に有効な手段です。しかし、その効果を最大限引き出すためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。この記事では、模擬面接の具体的な流れや、よく聞かれる質問などについて、キャリアアドバイザーが丁寧に解説します。模擬面接を上手に活用して、志望企業の面接を突破できるよう、一緒に準備を進めましょう!
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⑤録音した自分の声を聞く
電話面接の対策として、録音した自分の声を聞くこともおすすめです。
録音した自分の声を聞くことで、気付かなかった話し方の癖や聞き取りにくい部分を把握できます。面接官に伝わりやすい話し方をするためにも、一度は録音した音声を聞いておくと良いでしょう。
- スマートフォンやPCの録音機能で、受け答えを録音する
- 録音を聴きながら声の大きさ、話のスピード、語尾の聞き取りやすさを確認する
- 改善できるまで繰り返し練習する

キャリアアドバイザー
電話面接の本番では緊張してしまい、普段よりも早口になったり、語尾が聞き取りづらくなってしまったりする可能性があります。本番で全力を出し切れるように、練習段階から本番を見据えて取り組みましょう。
電話面接だからこそ守りたい3つのマナー

就活生
電話面接で守るべきマナーってあるのでしょうか?

キャリアアドバイザー
もちろんありますよ。あまり受け慣れていない電話面接だからこそ、本番でミスをしてしまわないようにマナーを把握しておきましょう。
ここからは、電話面接だからこそ守りたい3つのマナーを解説します。対面やWeb面接とは違った注意点があるので、マイナスな印象にならないように身に付けておいてくださいね。
Zoom面接やWeb面接の対策もあわせてチェックしたい人は以下の記事も読んでみてください。
画像つき! Zoom面接の準備から実施方法までを4ステップで解説
web面接準備マニュアル|14のチェックリストとNGを一挙紹介
①着信には3コール以内に出るようにする
電話の着信には3コール以内に出るようにしましょう。電話にすぐ出ることで準備ができていたり、時間を守れたりする学生という印象を持ってもらえます。
着信にすぐ出れるように、以下のような準備をしておきましょう。
- 電話面接の5分前にはスマホを手元に置いておく
- 着信があるまではマナーモードを解除して、確実に聞こえるようにする
- 雑音がない環境で着信を待つ

キャリアアドバイザー
電話に3コール以内に出るというのは、ビジネスマナーの基本です。電話面接の前には着信音が鳴るか、電波に問題がないかなど確認しておくと安心ですよ。
②相手を不安にさせないよう適度な相槌を打つ
電話はお互いの表情が見えないので、無言が続くと「電波が悪いのかな」「質問を理解できていないのかな」という不安につながってしまいます。適度に相槌を打つことで、面接官に安心して受け答えを聞いてもらえます。
- 面接官の話に区切りがついたタイミングで、「はい」「ありがとうございます」など短い返答をする
- 面接官の話の途中では、話を遮らないように注意する

キャリアアドバイザー
質問の回答が思い浮かばないときは、無言の時間が続いても面接官が不安を感じないように「少し考えるお時間をいただいてもよろしいでしょうか」と伝えると良いですよ。言葉選びやタイミングに注意して、好印象を持ってもらえるように練習しましょう。
キャリアアドバイザーが読み解く!相手を不安にさせないことが重要
最初の数問でタイプを見抜こう
聴覚情報だけで合否を判断される電話面接では、相槌のタイミングや回数はとても重要です。これまでに解説したように、適度な相槌で面接をスムーズに進めましょう。
同様に、「相手がどのような会話のテンポを好むのか」というポイントも、面接を勝ち切るために重要です。たとえば、相手が設問を短く区切って多くの質問をしたいタイプなのか、あるいは一つの質問に対して深掘りを好むタイプなのか、最初の数問で判断すると良いでしょう。
相手の会話のテンポや、質問の意図(相手が本当に聞きたいこと)を汲み取り、それに合わせて回答の長さを調整するとお互い気持ち良く面接を進められますよ。
③通知音が鳴らないように設定しておく
電話面接の途中に、通知音が鳴らないように設定しておきましょう。
電話中に通知音が鳴ると、面接官の話を遮ってしまったり、集中力が途切れたりしてしまいます。面接官によっては「マナーが身に付いていない学生だ」とネガティブな印象を受ける人もいるでしょう。
通知音が鳴らないように、以下のような設定をしておくと安心です。
- スマホをマナーモードにする
- アプリごとに個別設定で通知音を設定し、電話の着信音だけはオンにする
- iPhoneの「集中モード」や、Androidの「おやすみ時間モード」で通知に制限をかける

キャリアアドバイザー
もし面接中に通知音がなってしまった場合、「申し訳ありません。通知を切り忘れてしまいました」と素直に謝罪しましょう。すぐに対処して切り替えれば、大きくマイナス評価につながることはありませんよ。
電話面接の前にしておきたい4つの準備

就活生
これで、万全の状態で電話面接に挑めそうです!

キャリアアドバイザー
そうですね。ただ、ほかにも電話面接の前に準備しておいたほうが良いことがあるので紹介しますね。
ここからは、電話面接の前にしておくべき4つの準備を解説します。トラブルが起きて面接が中断したり、マイナスな印象を持たれたりしないように準備しておきましょう。
電話面接は、静かな環境を確保して受けるようにしましょう。工事の音や人の声などの雑音が聞こえると、お互いに話に集中できなくなってしまいます。
特に、明らかに人が多い場所などで電話を受けてしまうと、「電話面接のことを忘れていたのかな」「弊社に対して志望度が低いのかな」と思われるリスクがあるので注意が必要です。
- 面接を予約するときに、家族や周囲の生活音がない時間帯を選ぶ
- デイユースを利用可能なホテル、大学の面接ブース、コワーキングスペースを使う
- 生活音が出やすい家電を止めておく
- マイク付きやノイズキャンセリング付きのイヤホンを使用する

キャリアアドバイザー
電話中に急に工事がはじまってしまったなど、不測の事態が発生した場合、早い段階で面接官に事情を説明しておきましょう。音声の質を高めるためにも、通話の際はなるべくイヤホンを使用するのがおすすめですよ。
面接に有利な時間帯を知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事
面接の時間帯は朝一とお昼直後が有利! 面接官の本音をふまえて解説
面接の時間帯は企業側の事情を押さえると有利に進めることができますよ! この記事では面接に有利・不利な時間帯、日時変更時のポイント、緊急時の対処法などをキャリアアドバイザーが解説します。 動画も参考に、自分にとって最適な時間帯を選ぶことを目指しましょう。
記事を読む

電話面接をする予定の場所は電波が十分に届く場所か、入念にチェックしましょう。面接中に何度も電波が途切れたり音声が乱れたりすると、面接官も気が散ってしまい、正しく評価してもらうことが難しくなります。
そのため、事前に面接で使う場所で誰かと電話をしてみて、問題なく会話できるかどうかチェックしておきましょう。家の中でも場所によっては、電波のつながりやすさが異なります。
電波状況が良い場所が見つからない場合、デイユースを利用可能なホテル、大学の面接ブース、コワーキングスペースなどを利用してみるのも良いですね。

キャリアアドバイザー
スマホで電話面接を受ける場合、十分に充電しておくことも大切です。充電が減ってしまったときに備えて、モバイルバッテリーを近くに置いておきましょう。
電話面接の大きなメリットは、手元の資料を見ながら受け答えできる点です。メリットを最大限活用するためにも資料を作り込み、いつでも見れるように手元に準備しておきましょう。以下のような資料やものを、用意しておくのがおすすめです。
- 提出した履歴書・エントリーシート(ES)のコピー
- 志望企業の情報がわかる会社のパンフレット
- 想定質問の回答メモ
- 面接官への逆質問リスト
- 面接時間・担当者の氏名をメモした紙
- スケジュール帳
- 鏡
提出書類と面接での受け答えに一貫性を持たせるためにも、ESや履歴書はコピーしておいてください。合否の連絡日時や面接日程を擦り合わせることがあるので、スケジュール帳を手元に用意しておくと良いですよ。
手元に鏡も用意しておけば、自分の表情を見ながら話せるので、自然と明るくハキハキと受け答えができるでしょう。

キャリアアドバイザー
資料が何ページもある場合、面接中に開いて探すことは難しいです。電話面接までに読んで、要点を一枚の資料にまとめておくと便利ですよ。
メモやカンペの正しい使い方は、以下の記事を参考にしてください。
関連記事
Web面接でのカンペ使用はバレる? カンペの効果的な使い方を伝授
Web面接でカンペを用いる場合は、注意が必要です。カンペを使うこと自体は必ずしも不適切ではありませんが、守るべきマナーや注意点があります。この記事でプロのキャリアアドバイザーがわかりやすく解説しますので、是非参考にしてみてください。
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電話面接では、イヤホンマイクと時計を用意しておきましょう。
イヤホンマイクを使うことで声がクリアに伝わり、さらに両手も開くので資料を確認したり、メモを取りやすくなったりします。時計があれば、面接の進捗状況や受け答えの残り時間などを把握しやすいので便利です。
イヤホンは有線タイプがおすすめです。有線タイプのイヤホンは、Bluetoothに比べて音声が安定しやすくノイズも入りにくいので、面接中のトラブルを防げるでしょう。また、充電が切れてしまう心配もありません。
時計はスマホではなく、卓上におけるアナログ式や小型時計だと、すぐに時間を確認できるのでおすすめです。

キャリアアドバイザー
Bluetoothのイヤホンマイクは便利ですが、有線に比べて接続トラブルが発生しやすいです。電話面接の前には必ず操作方法を確認して、スムーズに接続できるようにしましょう。
対面の面接でも時計を着用するなら、以下の記事を参考にしてみてください。
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面接に腕時計は必要?ふさわしい腕時計や忘れたときの対処法を紹介
面接時の腕時計はビジネスマナーの一部として用意しておきましょう。 この記事では、腕時計が必要な理由やスマホがNGな理由、面接にふさわしい腕時計、忘れた時の対処法をキャリアアドバイザーが解説します。 特にシンプルなデザインのものが見やすくおすすめですよ。
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40点以下は要注意!面接を受ける前に面接力を測定しよう!
やみくもに面接を受ける前に、自分の面接力を知っておくことが大切です。
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電話面接ならではの2つの注意点

就活生
電話面接の流れや会話例、準備方法、マナーなどを理解できました! ほかにも、電話面接で注意すべきことってあるのでしょうか?

キャリアアドバイザー
もちろんありますよ! メモを取ることを忘れたり、用意した回答メモを読み上げるだけだったりすると、低評価につながる可能性があるので注意が必要です。
ここからは、電話面接ならではの2つの注意点を解説します。うっかり評価を落とすことがないように、紹介する注意点も押さえておきましょう。
①メモを取ることを忘れない
電話面接では、対面のようにスライドなどの資料は使えません。そのため、自分が話した内容や面接官が話した内容を残しておくことが難しい傾向にあります。
次の面接で矛盾した話をしないように、電話面接を受ける際はなるべく話の内容をメモしておきましょう。
企業によっては、会社や業務内容についての説明があります。面接官から聞ける一次情報はインターネットで探すよりも正確で、面接でしか知り得ない情報もあるので、しっかりメモを取ることが大切です。

キャリアアドバイザー
積極的にメモを取る姿勢を見せることで、意欲のアピールにもなりますよ。「内容を忘れないように、メモを取らせていただいてもよろしいでしょうか」と一言伝えるだけで、好印象です。お互いの姿が見えないからこそ、言葉で積極的にアピールしましょう。
面接時のメモの取り方やマナーは、以下の記事で解説しています。思わぬところでマイナス評価を受けないためにも、目を通しておいてくださいね。
面接でのメモのマナー知ってる? OKな場面や注意点まで徹底解説
「就活マナーくだらない」は危険|状況別の実践方法をすべて解説
②回答メモを読み上げるだけにならないようにする
電話面接で気を付けたいのは、準備した回答メモをただ読み上げるだけにしないことです。
心配性な人は「一から十まで、話す内容をすべて書いておきたい」と思うかもしれません。しかし、事前に書いておいた内容を読みながら伝えてしまうと、機械的な印象になるので熱意を感じてもらえません。
面接は、面接官と会話のキャッチボールをする場です。双方向のコミュニケーションが重要であることを忘れないようにしましょう。

キャリアアドバイザー
回答メモを読み上げてしまわないように、話の要点だけは暗記しておくのがおすすめです。たとえば、自己PRの結論、エピソードの大枠、強みの活かし方を覚えていれば、論理的な流れかつ、自分の言葉で受け答えできますよ。
キャリアアドバイザーの体験談資料を読み上げると棒読みになりがち
つっかえても気にせず「自分らしさ」をアピールして
面接中にメモや資料を読むことに集中してしまうと、声のトーンが常に一定だったり、抑揚がなくなったりして、面接官からすると棒読みのように聞こえてしまいます。
また、自己PRや志望動機などの定番質問はスラスラ答えられるのに、変わった質問をしたときや深掘りをしたときに明らかにしどろもどろになってしまうと、スムーズに回答できていたときは資料を読んでいたと判断されてしまうでしょう。
資料をただ読み上げている学生に対して面接官が抱く印象としては「自信がない」「柔軟性がない」といったマイナスなものが多いです。面接では、学生がどれだけ企業や自分自身について考え、自分の言葉で表現できるかを見極めています。ただ資料を読み上げていると、淡白な印象を与え、熱意が伝わりづらくなってしまうため、注意が必要です。
電話面接で陥りがちなトラブルと対処法


就活生
先日、電話面接を受けた友人から、「途中で電話が切れてしまって焦った」という話を聞きました。私も本番で何かあったらと思うと心配です。

キャリアアドバイザー
面接にトラブルはつきものです。本番で焦らないように、事前に電話面接でありがちなトラブルや解決法も確認しておきましょう。
ここからは、電話面接でありがちな3つのトラブルと対処法を解説します。
電話面接でよくあるトラブルとしては、「電話がかかってこなかった」「約束の時間に出られなかった」「電話が途中で切れてしまった」などです。事前に解決方法を把握し、いざというときにスムーズに対応できるようにしておきましょう。
時間になっても電話が来ない
ありがちなトラブルとしては、面接の予定時間になっても企業から電話がないケースです。準備万端で待機していたのにもかかわらず電話がこないと、「忘れられてしまったのかな」と不安になりますよね。
前の学生との面接が長引いていたり、別件が入っていたりする可能性があるので、まずは5〜10分企業から電話があるか待ってみましょう。それでも連絡がない場合、電話で以下のように連絡を入れてみてください。
お世話になっております。◯時◯分から電話面接を予定している、◯◯大学△△学部の就活太郎と申します。
予定の時間になりましたので、ご連絡させていただきました。お時間に変更がございましたら、お手数をおかけしますがご教示いただけますと幸いです。

キャリアアドバイザー
一切連絡をしないまま、何時間も放置するのは避けるべきです。面接官の問題だったとしても、「トラブルを放置する人」という印象を持たれてしまいます。こちらから電話をすることでマナー違反にはならないので、戸惑わずに連絡してくださいね。
約束の時間に電話に出られなかった
企業から電話がかかってきたのに、何らかの理由で出られない場合もあるでしょう。慌てずになるべく急いで折り返しの電話をしてください。
以下のように、電話にすぐ出られなかったことの謝罪と理由を伝えましょう。
お世話になっております。◯◯大学△△学部の就活太郎と申します。先ほどはお電話をいただいたにもかかわらず、すぐに出ることができず申し訳ございません。今から面接のお時間をいただけますでしょうか。
面接時間を大幅に過ぎたあとに気付いた場合、面接の再設定が必要になります。事前に都合の良い日付や時間を確認してから、謝罪とあわせて電話しましょう。
お世話になっております。◯◯大学△△学部の就活太郎と申します。
本日◯時から電話面接を調整していただいたにもかかわらず、私の不手際でお時間を過ぎてしまい、大変申し訳ございませんでした。もし可能でしたら、別日で改めてお時間をいただけないかと思い、お電話をさせていただきました。

キャリアアドバイザー
電話に出られなかったからといって、絶対に不合格になるとは言い切れません。誠心誠意謝り、その後の面接で挽回できるように丁寧に対応しましょう。面接が終わったあとに再度、謝罪を伝えられると良いですね。
面接に遅刻してしまったときの対処法は、以下の記事でも解説しています。
関連記事
面接に遅刻した時の対処法|連絡内容から謝罪メールまで完全網羅
面接に遅刻しそうなときは、すぐに電話で連絡をしましょう。 この記事では遅刻しそうなときの対処法、理由別の謝罪例文、謝罪メールの例文をキャリアアドバイザーが解説します。 遅刻を回避するコツも説明しますので参考にしてくださいね。
記事を読む

電話が途中で切れてしまった
面接中に電話が切れてしまった場合、電話が可能な状況であれば急いで折り返しましょう。
お世話になっております。先ほどお電話で面接をしていただいておりました、◯◯大学△△学部の就活太郎と申します。電話が途中で切れてしまい、大変申し訳ございません。もしよろしければ、改めてお話を再開させていただけますでしょうか。
スマホの故障などでどうしても通話ができない場合、メールなどの連絡手段を使って迅速に連絡してください。電話が途中で切れてしまうリスクに備えて、担当者の電話番号、氏名、メールアドレスを確認しておくと安心です。
連絡が着いたら、原因はわからなくとも切れてしまったことに対する謝罪を伝えましょう。
メールで連絡する場合の例文
○○○○○@○○○○○.com
△△△△△@△△△△△.com
電話面接中の切電についてのお詫び【〇〇大学 就活太郎】
株式会社◯◯
人事部 ◯◯様
お世話になっております。
◯◯大学△△学部の就活太郎と申します。
本日、電話面接の途中に通話が切れてしまい、大変申し訳ございませんでした。現在も電話を利用できない状況のため、メールにてご連絡をさせていただきました。
もしよろしければ、改めて電話面接の日程を調整させていただくことは可能でしょうか。
何卒よろしくお願いいたします。
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就活 太郎
◯◯大学◯◯学部◯◯学科◯年
携帯電話:◯◯◯-◯◯◯◯-◯◯◯◯
メール:◯◯◯◯◯◯◯@◯◯◯◯◯
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キャリアアドバイザー
電話が途中で切れても、落ち着いて連絡することが最優先です。電話が途中で切れた原因がわからなくても、自分に責任があることを伝えて謝罪し、誠意を伝えましょう。
企業にメールを送る時間帯については、以下の記事を参考にしてみてください。
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電話面接ならではの対策を徹底して選考を突破しよう!
電話面接でも、話の内容自体は通常の面接と大きく変わりません。しかし、顔が見えない相手とのコミュニケーションとなるため、熱意やわかりやすい話の伝え方については通常の面接よりも気を配る必要があります。
またWeb面接同様、問題なく面接を実施できる通話環境の準備も、怠らないようにしてくださいね。電話面接ならではのコミュニケーション方法や事前準備を徹底したうえで本番に臨み、電話面接を突破しましょう。
本コンテンツにおける編集方針
近年では「ダイバーシティー&インクルージョン(D&I=多様性と社会的包摂)」およびジェンダー尊重の重要性が増しており、キャリアパーク就職エージェントでは、就職活動・転職活動においてそうした取り組みを推進する立場をとっています。
本コンテンツでご紹介する就職活動、転職活動に関連するノウハウ、マナー、対策等の情報は、特定の価値観を押し付けたり個性を損なわせる目的でなく、情報提供及び選択肢の提示であることをご理解いただき、情報の取捨選択については、あくまでそれぞれの価値観ないし個性に基づいて判断いただければ幸いです。
※キャリアパーク就職エージェントのダイバーシティ&インクルージョンな 就活を推進する取り組みについてはこちらにて詳しく説明しています
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キャリアアドバイザーが読み解く!電話業務が多いと電話面接が実施される可能性がある
キャリアアドバイザー
堀内 康太郎
プロフィールをみる面接で業務への適性をチェックしたい
普段の選考で電話面接を取り入れている企業は、業務で電話対応が多かったり、社内のコミュニケーションが電話やオンライン上であることが多かったりする傾向にあります。
たとえば、営業職、なかでも電話やメールで顧客と接点を持つインサイドセールスを募集する企業の選考では、業務の適性を評価するために電話面接を取り入れているケースが多いです。
面接では、電話での対応力や電話特有のコミュニケーションの取り方に問題がないかがチェックされます。ほかにも、電話対応がメインのコールセンター部門に採用される場合も、電話面接を取り入れていることがあります。
オンラインの業務が多い企業も電話面接を実施する場合がある
社内のコミュニケーションが電話やオンラインが中心の企業も、電話面接を実施していることがあります。
たとえばリモートワークが中心だと、対面ではなくチャットやオンライン会議、電話でのコミュニケーションがほとんどとなります。面接では、相手の表情が見えないなかで適切なコミュニケーションが取れるか、電話でも自分の意見を端的に主張できるかが見られています。
こういった理由での電話面接は、IT企業、外資系企業、スタートアップ系の企業で実施される傾向にあるため、面接を受ける際は意識しておくと良いでしょう。