例文70選|一次面接の逆質問は3つのポイントで好印象を獲得できる

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目次

  1. 一次面接の逆質問は自分をアピールするチャンス! 事前準備で周囲と差をつけよう
  2. 企業は何を見ている? まずは一次面接における逆質問の意図を押さえよう
  3. 学生の疑問や不安を払拭してミスマッチを防ぎたい
  4. 学生のコミュニケーション能力や雰囲気を見たい
  5. 自社への興味や入社意欲を確認したい
  6. 大きく2つ! 一次面接の逆質問で聞くべき内容
  7. 企業理解が深まる質問
  8. 自分をアピールできる質問
  9. 好印象を狙う! 一次面接で逆質問をするときの3つのポイント
  10. ①自分の考えや質問の意図を伝える
  11. ②面接官に合わせた質問をする
  12. ③入社後の活躍イメージにつながる質問を意識する
  13. あわせて確認! 一次面接の逆質問で注意すべきこと
  14. ①「特にありません」という回答は避ける
  15. ②ネットなどで調べればわかる情報は質問しない
  16. ③ネガティブな印象につながる質問は避ける
  17. ④待遇や条件に関する質問ばかりしない
  18. ⑤プライベートに関する質問は避ける
  19. ⑥会話が続かない「クローズドクスチョン」は避ける
  20. 思いつかない学生必見! 一次面接の逆質問の考え方3ステップ
  21. ステップ①企業研究を徹底的におこなう
  22. ステップ②応募企業に関する疑問点を書き出す
  23. ステップ③疑問点についてネットなどに情報がないか確認する
  24. 油断禁物! 一次面接当日に逆質問で意識すべき2つのポイント
  25. ①無理にたくさん質問しすぎない
  26. ②面接官の回答をしっかり聴き感謝の言葉を述べる
  27. 内容別に解説! 一次面接の逆質問例70選
  28. 事業理解を深められる質問
  29. 仕事理解を深められる質問
  30. 面接官について知れる質問
  31. 社風について知れる質問
  32. 働き方について知れる質問
  33. 自分の長所をアピールできる質問
  34. 入社意欲をアピールできる質問
  35. NG質問①ネットなどで調べればわかる質問
  36. NG質問②ネガティブな印象につながる質問
  37. NG質問③待遇や条件に関する質問
  38. NG質問④プライベートに関する質問
  39. 一次面接の逆質問についてよくある質問に回答!
  40. 一次面接は逆質問で印象が変わる! 3つのポイントを押さえて選考突破を目指そう

一次面接の逆質問は自分をアピールするチャンス! 事前準備で周囲と差をつけよう

こんにちは、キャリアアドバイザーの北原です。学生から

「一次面接の逆質問ではどのようなことを聞けば良いですか?」
「一次面接の逆質問で避けるべき内容はありますか?」

といった疑問の声が寄せられています。面接で「何か質問はありますか?」と問いかけられた時、特に初めての場合は戸惑ってしまいますよね。

実は、逆質問は単に疑問を解消するだけでなく、自分の強みや入社意欲をアピールするチャンスでもあります。逆質問の内容によって印象が変わることもあるため、良い評価につながるよう事前に準備しておくことが重要です。

この記事では一次面接の逆質問について、企業側の意図や注意点、例文を解説します。一次面接ならではのポイントを押さえて、逆質問を有効に活用しましょう。

一次面接での答え方やマナーについては、こちらの記事で詳しく解説しているので、あわせてチェックしてくださいね。

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企業は何を見ている? まずは一次面接における逆質問の意図を押さえよう

一次面接で逆質問をする企業の意図

一次面接で聞かれる「何か質問はありますか?」という逆質問は、単なる質疑応答とは限りません。学生との相互理解を深めたいという前提はありながらも、ほかの意図を含んでいることがあります。

逆質問を通して好印象を残すには、企業側の意図を踏まえた質問を準備することが重要です。まずは一次面接の逆質問で企業が見ているポイントを確認していきましょう。

学生の疑問や不安を払拭してミスマッチを防ぎたい

一次面接の逆質問における企業の大きな目的は、学生が持つ疑問や不安を払拭してミスマッチを防ぐことです。

面接は「企業が学生を評価するための場」と思っている学生もいますが、実は学生が企業のことを知り相互理解を深める機会でもあります。企業説明会などで学生それぞれの疑問を解消することは難しいため、面接で個別に対応する時間を設けているのです。

もし疑問や不安を解消しないまま一次面接を終えてしまうと、仮に内定に至ったとしても辞退されたり入社後すぐに辞めてしまう事態になりかねません。せっかく採用した人材がいなくなってしまうのは企業にとって大きな痛手なので、学生が安心して入社を決められるように一次面接の段階から逆質問を通して相互理解を深めたいと考えていますよ

学生のコミュニケーション能力や雰囲気を見たい

選考の序盤である一次面接では、最低限のコミュニケーション能力が備わっているか、自社に合った人材かといった点が見られることも多いです。「優秀な学生を選び出す」というよりは、「ふるいにかけて人数を絞る」という意味合いが大きいといえますね。

逆質問は志望動機や自己PRなどと違い、自発的に発言しなければなりません。そして得られた回答に対してあいづちを打ったり質問を重ねたりと、会話のキャッチボールをする必要があります。

つまり、面接官からの質問に答えるときよりも人柄が現れやすいということです。学生がどれくらい実践的なコミュニケーション能力を持っているのかを確認するのかを企業は逆質問を通じて見極めていますよ。

一次面接と二次面接の違いについてはこちらの記事で解説しています。それぞれの面接で何を見られているかを詳しく知りたい学生は参考にしてくださいね。

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自社への興味や入社意欲を確認したい

一次面接の逆質問は、学生が自社にどれくらい興味を持っているのかを見る目的で使われる場合もあります。

入社意欲は志望動機などでも確認できますが、用意された回答だけでどの程度意欲があるのかを見抜くのは容易ではありません。そこで「本当に自社に入りたいなら質問があるだろう」という考えから、逆質問を通して学生の本音を探ることがあるのです。

そのため、逆質問の有無や数だけでなく、質も重要です。たとえば「仕事のやりがいは何ですか?」といった当たり障りのない質問よりも、しっかりと企業研究をしなければ出てこない質問をした方が面接官の印象に残りやすくなります。企業理解を深め、自分の考えを絡めながら質問するとより好印象につながりますよ。

一次面接の目的や質問内容についてもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。

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大きく2つ! 一次面接の逆質問で聞くべき内容

一次面接での逆質問を有意義なものにするためには、どのような質問を聞くべきなのかを知っておくことが大切です。大枠の方向性を定めることで、企業側の意図に沿いつつ自分にとってメリットのある質問をすることができます。

一次面接の逆質問で聞くべき2つの内容を押さえて、逆質問のイメージを膨らませましょう。

企業理解が深まる質問

一次面接の逆質問にはさまざまな意図があると説明しましたが、前提として「企業理解を深めてほしい」という意味合いが強いです。そのため、応募企業がどんな企業なのか、入社するとどのような働き方ができるのかを知ることができる質問をしましょう。

企業理解が深まる質問内容の例
  • 事業内容
  • 仕事内容
  • 面接官への質問
  • 社風
  • 働き方

一次面接で企業理解を深めておくと、その後の選考にも役立ちます。というのも、一次面接は人数を絞る意味合いが大きいのに対し、選考が進むにつれ「優秀な人を選びとる」というフェーズに移行していくからです。応募企業への理解を示すことで、入社意欲のアピールにつながりますよ。

企業理解を深めるにはノートを活用するのも効果的です。企業研究ノートについてはこちらの記事で詳しく解説していますよ。

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自分をアピールできる質問

一次面接の逆質問では、自分の強みをアピールできる質問もおすすめです。たとえば「私は英会話が得意なのですが、御社ではどのような業務に活かせますか?」と質問をすれば、語学力とともに強みを活かして働きたいという前向きな姿勢をアピールできます。

ただし、自己アピールが強くなりすぎてしまうと「何を聞きたいのかわからない」と思われ、かえって不自然な印象になるため注意が必要です。自分の良さを知ってほしい気持ちはわかりますが、あくまで疑問を解消するための時間であるため、さりげなくアピールするようにしましょう。

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具体的におすすめな質問内容については後ほど紹介しますよ。

好印象を狙う! 一次面接で逆質問をするときの3つのポイント

一次面接の逆質問で好印象を得るためのポイント

一次面接の逆質問は、自身の疑問を解決するとともに、企業から高評価を得るための重要な機会です。せっかくなら、企業から良い印象を持たれる質問をしたいところですよね。

では、一次面接の逆質問ではどのようなことを意識すれば良いのでしょうか。3つのポイントを押えて、逆質問で印象アップを狙いましょう。

①自分の考えや質問の意図を伝える

一次面接の逆質問では、自分の考えや質問の意図を伝えるようにしましょう。

たとえば、「仕事は楽しいですか?」という質問をしても、面接官は「楽しいです」と答えるしかなく、「何を知りたいのだろう」と困惑してしまいます。仕事の楽しさや大変さを知りたいのであれば、「私は仕事にはモチベーションが大切だと考えているのですが、どのようなときにやりがいを感じますか?」といった聞き方をするのがおすすめです。

また、あまりにも漠然として意図がわかりにくい質問をすると、面接官は「コミュニケーション能力が低い」「考えが浅いのではないか」と感じてしまいます。そうなるとマイナスの印象を持たれてしまうため、なぜ知りたいのかが伝わる聞き方を心掛けましょう。

堀内 康太郎

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面接で触れた内容について逆質問するのもおすすめ

逆質問は、面接で伝えた内容に関連するようなものもおすすめですよ。たとえば、面接の中で「企業文化に魅力を感じています」と志望動機を話したとします。その内容に関連して「先ほどお伝えしたとおり、御社の企業文化に対して魅力を感じているのですが、実際にその文化を体感されたようなエピソードがあればお聞きしたいです」といった質問をすることで、自分の長所や志望動機を再度アピールすることができますよ。

ほかにも、面接官が話したことを取り入れるのもおすすめです。面接中に企業の経営戦略について面接官が話していた場合に、「先ほどの経営戦略のお話について、より詳しく教えていただけないでしょうか」と逆質問することで、熱意はもちろん、臨機応変な対応力も評価してもらえますよ。

②面接官に合わせた質問をする

一般的には選考が進むにつれ役職が上がっていくため、一次面接の面接官は人事部の採用担当者や現場の若手社員であることが多いです。それを踏まえて、質問したいことの中から一次面接にふさわしいと思われるものをピックアップしましょう

たとえば、人事部の採用担当者が面接官であれば、入社後の研修やキャリアプラン、もとめている人物像などの質問が向いています。現場の若手社員であれば、実際の業務内容や職場の雰囲気、1日のスケジュールなどを聞くのがおすすめです。

逆に「今後海外進出の予定はありますか?」など経営方針に関する質問は、若手社員では答えられないこともあるため、一次面接にはあまり向いていません。

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比較的社歴の浅い社員が面接官であることを想定して、質問を選んでくださいね。

③入社後の活躍イメージにつながる質問を意識する

入社後を想定した質問をすることで、面接官が働く姿をイメージでき「活躍が期待できる」と好印象につながりますよ。たとえば、配属先や必要とされるスキルなど、実際の業務内容を深掘りする質問をするのがおすすめです。また、積極的に質問をすることで入社後も意欲的に学ぶ姿勢をアピールできますよ

一次面接は「一緒に仕事をしたい人材か」「社内になじめそうか」という現場視点の評価が重視されます。自己中心的な発言が多かったりネガティブな姿勢だと不採用につながる可能性があるため、「この面接官と一緒に働くとしたら」と入社後を想定して質問をしましょう。

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あわせて確認! 一次面接の逆質問で注意すべきこと

一次面接の逆質問で注意すべきこと
  1. 「特にありません」という回答は避ける
  2. ネットなどで調べればわかる情報は質問しない
  3. ネガティブな印象につながる質問は避ける
  4. 待遇や条件に関する質問ばかりしない
  5. プライベートに関する質問は避ける
  6. 会話が続かない「クローズドクスチョン」は避ける

一次面接の逆質問は自分をアピールするチャンスですが、質問なら何でも良いというわけではありません。また、相互理解を深める場とはいえ、控えた方が良い質問もあります。

思わぬところで面接での評価を下げないためには、避けるべき質問や伝え方を知っておくことが重要です。逆質問が不合格の原因にならないよう、一次面接の逆質問で注意すべき点も頭に入れておきましょう。

①「特にありません」という回答は避ける

一次面接で「何か質問はありませんか?」と聞かれたとき、「特にありません」の一言で終わらせるのは避けましょう。「自社に興味がない」「積極性がない」と捉えられる可能性が高いからです。前述したとおり、逆質問には入社意欲を確認する目的も含まれているため、なるべく1つ以上は質問をしましょう。

ただし緊張して質問内容を忘れてしまった場合や、面接中に疑問を解消できた場合などは無理に質問しなくてもかまいません。その場合は「ここまでのお話で不安を解消できたので大丈夫です」「本日の面接を通して、入社意欲がいっそう強くなりました」といったように、ポジティブな答え方をするのがおすすめです

②ネットなどで調べればわかる情報は質問しない

企業ホームページや求人サイトを見ればすぐにわかる質問は控えましょう。そのような質問をすると、「事前準備をしていないのであれば入社意欲が低いのかな」ととらえられ、マイナスイメージにつながりかねません。

調べればわかる内容の例
  • 主力商品
  • 企業理念
  • 取引企業

ただし、調べたうえで理解できないことや気になることがあれば質問してもかまいません。その場合「ホームページで○○という内容を見たのですが、」と前置きを入れることで、きちんとリサーチしてきたことをアピールしつつ疑問を解消できますよ

③ネガティブな印象につながる質問は避ける

社会に出るにあたって不安があるのは当たり前ですが、ネガティブな印象につながる逆質問は避けましょう。

たとえば、離職率や不祥事、ノルマの有無などをストレートに聞くと、「あまり働きたくないのかな?」と思われる可能性が高いです。また「人見知りでも大丈夫ですか?」といった、自分を卑下するような質問も避けるようにしましょう

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もしどうしても不安が残るのであれば、以下のようにポジティブな言い方に変換しましょう。

言い換え例
  • ノルマを達成できなかったらどうなりますか? →目標を達成するためにどのような工夫をしていますか?
  • 離職率が高いって本当ですか? →社員の長期育成のために御社ではどのような取り組みをしていますか?

④待遇や条件に関する質問ばかりしない

給料や残業時間、有給消化率などについて疑問を持つことは悪いことではありませんが、面接の逆質問でストレートに聞くのはおすすめできません。待遇や条件ばかりに注目していると、自己中心的な印象を持たれたり、条件さえ合えば他社でも良いのではと思われるリスクがあるからです

また、「御社では〇〇のスキルを教えていただけるのでしょうか?」など受け身な姿勢と捉えられる質問も避けた方が無難です。企業としては働くことに前向きな学生を採用したいと思っているので、なるべく事業内容や企業理念、社風を絡めた質問をしましょう。

高橋 宙

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待遇や条件面について質問する場合は工夫が必要

上述した通り、待遇や条件についての質問の仕方は面接官からマイナスの印象を持たれる可能性があるため、どうしても質問したい場合は工夫が必要です。たとえば、転勤制度について質問する場合は「転勤があることは理解しており問題ありませんが、頻度はどの程度でしょうか?」といった聞き方がおすすめです。制度について理解して受け入れている姿勢を見せることで、面接官も悪い印象は抱かないでしょう。

ほかにも、質問をする理由をセットで伝える方法も効果的です。「転勤先の希望は出せるのでしょうか。もちろん仕事である以上、会社都合で決まることは当然ですが、実家が大阪にあるため、もし希望を出せるなら嬉しいと思い質問させていただきました」など質問の背景を伝えれば「意欲がない」と思われることを避けられます。

また、待遇や条件に関する質問は、できる限り最後にするのが理想的です。逆質問の最初で聞いてしまうと「結局条件が大事なのか」といったイメージが先行してしまいます。事業内容や企業理念、社風といった質問を先にしたうえで、残った時間で待遇や条件の質問をするようにしましょう。

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⑤プライベートに関する質問は避ける

逆質問では面接官個人の考えを聞くことも可能ですが、あまりにプライベートな内容は避けましょう。たとえば「結婚はしていますか?」「どこに住んでいますか?」といった質問は、失礼だと感じる面接官もいます。

入社後の生活について聞きたい場合は、「育児休暇や時短勤務の取得率はどれくらいですか?」「どのような通勤手段を使っている社員が多いですか?」と、社員全体に関する質問に変換しましょう。

ただし、面接官個人に関する質問が絶対にいけないわけではありません。面接官から学生に「休日は何をして過ごしていますか?」と聞かれた場合、和やかな雰囲気であればその流れで「○○様はどうですか?」と聞いても良いでしょう。基本的には避けた方が無難ですが、コミュニケーションの一環として取り入れることも可能です

⑥会話が続かない「クローズドクスチョン」は避ける

逆質問をするときは、「はい」「いいえ」で終わってしまうクローズドクスチョンを避け、具体的な答えを得られる聞き方をしましょう

「はい」「いいえ」で答えられない質問をすることで、自然に会話のやりとりが生まれコミュニケーション能力をアピールできます。面接官からさまざまな話を引き出すために、聞き方を少し工夫してくださいね。

クローズドクスチョンの言い換え例
  • 入社後のギャップはありましたか?
    →入社前と入社後で仕事のイメージはどのように変わりましたか?
  • 社員同士の仲が良いと聞いたのですが、本当ですか?
    →御社ではチームワークを大切にしていると聞いたのですが、社員同士の連携を深めるためにどんな工夫をしていますか?

思いつかない学生必見! 一次面接の逆質問の考え方3ステップ

一次面接の逆質問を考えるときの3ステップ

逆質問の重要性を理解しつつも、一次面接に適した質問が思いつかない人もいますよね。そのようなときは、ここで紹介する一次面接の逆質問を考えるときの3ステップをもとに考えるのがおすすめです。

逆質問を効率的に準備することで、無駄を省きながら面接対策を進められます。負担なく質の高い逆質問を準備したい人は、ぜひ参考にしてくださいね。

ステップ①企業研究を徹底的におこなう

一次面接の逆質問を考えるときは、まず企業研究をおこない、情報を集めるところから始めましょう。というのも、企業について何も知らない状態だと、疑問を抱くことすらできないからです。思いついたとしても、ホームページを見ればすぐにわかるような、ありきたりな内容になってしまうことが多いでしょう。

調べればすぐわかる質問やどの企業でも使える質問をすると、リサーチ不足だと思われてしまい熱意をアピールできません。そうならないためにも、事業内容や企業理念、強みなどの基本情報をしっかり調べ、そのうえで疑問に感じたことを質問しましょう。

一次面接官の情報も集める

逆質問は、面接官が誰なのかによって聞くべき内容が変わるため、事前に面接官の情報を集めておきましょう。

たとえば、人事部の採用担当者1人が面接官である場合、他職種の1日のスケジュールを聞いても面接官は答えられません。この場合は、企業全体でおこなっている取り組みや研修制度について聞くと有益な情報を得やすいです。

面接官は一次面接の案内メールや募集要項に記載されていることがあるため、逆質問を考える前にチェックしておきましょう。また口コミサイトなどで一次面接官の傾向を調べるのもおすすめです。

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ただし、100%予想することはできないため、誰が面接官であっても慌てないよう注意してくださいね。

ステップ②応募企業に関する疑問点を書き出す

応募企業の基本情報を集めたら、その中で疑問に感じたことを書き出します。事業内容はもちろん、働き方に関する質問や面接官の意見をたずねる質問でもかまいません。後で取捨選択すれば良いので、まずは頭に浮かんだ質問を言語化してみましょう

面接で逆質問をする際は「印象が良くなる質問をしなければ」と思う人もいるかもしれませんが、面接官に気に入られようと型にはまった質問をする必要はありません。大きな目的は学生の不安を解消することであるため、基本的には本当に自分が疑問に感じたことを聞きましょう。

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自分の中にある疑問を解消することで、入社後のミスマッチ回避につながりますよ。

ステップ③疑問点についてネットなどに情報がないか確認する

疑問点を書き出したら、企業ホームページや求人サイトなどネット上に情報がないか確認しましょう。

先ほども説明したように、調べればすぐにわかる質問をすると準備不足な印象を持たれることがあります。貴重な時間を無駄にしないためにも、ネットなどで調べてわからなかったことを逆質問として準備しておきましょう

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ただし、ネット上には不確かな情報もあるため、すべて鵜呑みにするのはおすすめできません。調べたうえで疑問に感じることがあれば、より深掘りする形で聞いてみると良いでしょう。

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油断禁物! 一次面接当日に逆質問で意識すべき2つのポイント

一次面接の逆質問は、準備だけすれば万全ということはなく、当日の態度にも気を配らなければなりません。というのも、前述したように逆質問は実践的なコミュニケーション能力を確認するための項目でもあるからです。

一次面接の逆質問で好印象を残すために当日意識すべき2つの点を紹介するので、一次面接を受ける前にしっかりチェックしておきましょう。

①無理にたくさん質問しすぎない

逆質問の時間は入社意欲を示すチャンスですが、たくさんすればするほど印象が良くなるというわけではありません。浅い質問を繰り返すとかえって準備不足と思われてしまうため、「何か質問しなくては」と焦らないようにしましょう。

また、面接時間を超過しているにもかかわらずたくさん質問をすると、「空気が読めない学生なのかな」「時間にルーズなのかな」とマイナスな印象につながりかねません。集団面接でほかの学生を差し置いて自分だけたくさん質問をしてしまう場合も同様です。

自分勝手な印象を持たれないよう、周囲の状況を見つつ質問のタイミングを伺いましょう

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もし時間内に質問しきれなかった場合は、面接後にお礼の言葉とともに質問メールを送るのがおすすめです。

集団面接で役立つ逆質問を知りたい人は、こちらの記事も参考にしてくださいね。

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酒井 栞里

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一次面接の逆質問では5つほど用意しておくのがおすすめ

一次面接に向けて、逆質問は5つほど用意しておくと良いでしょう。一次面接は最終面接と比較すると、面接時間が短い傾向にあります。そのため、逆質問の時間はそこまで残されていないことも多いです。面接の時間によりますが、一次面接では2〜3個ほど逆質問ができれば理想的です。それよりも少し多めに5つほど質問を準備しておけば、面接の状況に合わせて適切な質問を選ぶことができますよ。

また、思ったより逆質問の時間が長かった場合にも、5つ質問を用意しておけば焦らずに済みます。「質問が思い浮かばない」といった状況を避けるためにも、逆質問は多めに考えておくようにしましょう。

②面接官の回答をしっかり聴き感謝の言葉を述べる

一次面接の逆質問では会話のキャッチボールができるかどうかも見られているため、質問をすることに必死になりすぎないよう注意しましょう。

面接官の回答に対して反応がなかったり的外れな受け答えをしてしまうと、コミュニケーションが取りづらい学生と判断されてしまう可能性があります。仕事においては聞く力も重要であるため、あいづちを打ったりメモを取ったりしながら聞くようにしましょう

また、回答を聞いて疑問を解消したら、感謝の言葉を述べることも忘れてはいけません。回答を聞くだけ聞いて終わってしまうと「思いやりがない学生なのかな」と思われるリスクがあるため、「本日は貴重なお話をいただきありがとうございました」と感謝の気持ちを述べて締めくくりましょう。

長尾 美慧

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感謝の言葉は忘れずに伝えるようにしよう

一次面接では、社会人としての基礎能力があるかどうかを見られています。そのため、面接の内容だけでなく、コミュニケーション能力やマナーの有無も重要視されます。

面接官の時間を割いて面接の機会をもらったことや、聞きたいことに対して回答してもらったのであれば、感謝を伝えるのは大事ですよね。しかし、面接では緊張していて、感謝の言葉を伝えるのを忘れてしまうこともあるかもしれません。そうならないように、お礼を必ず伝えることを強く意識しておきましょう。

仮に面接中にお礼を伝えられなかった場合は、面接後にメールを送ると良いですね。感謝の言葉を伝えられなかったことへの謝罪をしたうえで、改めて面接に対するお礼を伝えると、丁寧な印象になりますよ。

一次面接のあとにお礼のメールを送る方法についてはこちらの記事で詳しく解説していますよ。

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内容別に解説! 一次面接の逆質問例70選

一次面接の逆質問に関して、具体的にどんな内容が適しているのかイメージできない人もいますよね。そもそも面接に慣れておらず、質問が浮かんでこない人もいるでしょう。

ここでは、前述したポイントや注意点を踏まえて、一次面接におすすめの逆質問例やNG例を紹介します。逆質問が思いつかない人は、例文を参考に聞いてみたいことをピックアップしましょう。

一次面接の逆質問のジャンル
  • 事業理解を深められる質問
  • 仕事理解を深められる質問
  • 面接官について知れる質問
  • 社風について知れる質問
  • 働き方について知れる質問
  • 自分の長所をアピールできる質問
  • 入社意欲をアピールできる質問
一次面接で避けるべき逆質問
  • NG質問①ネットなどで調べればわかる質問
  • NG質問②ネガティブな印象につながる質問
  • NG質問③待遇や条件に関する質問
  • NG質問④プライベートに関する質問

事業理解を深められる質問

事業内容について聞くときは、事前にリサーチした情報を深掘りすることが大切です。準備不足だと思われないように、主力事業や経営方針などを調べたうえで質問を作成しましょう

質問例
  • ○○様が考える、同業他社と比べた御社の強み、弱みは何ですか?
  • ライバル企業に勝つために、今後何が必要だと考えていますか?
  • 御社の○○プロジェクトは、どのような経緯で立ち上げられたのですか?
  • ○○業界の市場規模縮小に対して、御社はどう戦略を立てているのですか?
  • 今後力を入れていきたい事業は何ですか?
  • 御社はなぜ○○な層をターゲットにしているのですか?
  • ○○分野の技術発展のために、どのような人材育成をしていますか?
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特にIR情報に掲載されている情報や、直近企業が発表したニュースに関する内容などの質問は意欲の高さが伝わりやすいですよ。

IRの簡単な見方についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、あわせて確認してくださいね。

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仕事理解を深められる質問

一次面接は若手社員が担当することが多いため、具体的な業務内容を知る絶好のチャンスです。現場を知る社員だからこそ聞ける質問を考え、入社後のイメージを明確化しましょう。

質問例
  • 1年の中でもっとも忙しい時期とその理由を教えてください。
  • ○○様の1日のスケジュールを教えてください。
  • ○○の業務には、どのような人が向いていると思いますか?
  • 新入社員が最もつまずきやすい業務は何ですか?
  • 御社の研究職にはさまざまな部署がありますが、大学での専攻とは違う部署に配属される人も多いのでしょうか?
  • 〇〇の業務に興味を持っているのですが、具体的にどれくらいのスパンで1つのプロジェクトを進めていくのでしょうか?
  • 取引先企業との打ち合わせはどのくらいの頻度でおこないますか?
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キャリアアドバイザー

具体的な業務内容を知ることは、選考突破だけでなく入社後のミスマッチを防ぐためにも重要です。現場で働く社員だからこそ聞ける質問を準備しておきましょう。

面接官について知れる質問

一次面接の面接官は若手社員が担当することも多く、自分と年齢が近いケースも多いため、就活や入社後に活かせる情報を聞ける可能性が高いです。役員や管理職には聞きづらいような、個人の考えや現場目線の情報を聞いておくと、その後の選考にも役立ちますよ

質問例
  • ○○様はなぜ御社への入社を決めたのですか?
  • 御社に入社して良かったと思う瞬間はどんなときですか?
  • 入社後に感じたギャップがあれば教えてください。
  • 新入社員にはどんなことを期待しますか?
  • 学生のうちにやっておけばよかったと思うことはありますか?
  • 失敗したときの立ち直り方を教えてください。
  • ○○様の、仕事における目標は何ですか?
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キャリアアドバイザー

面接官個人の意見をたずねる質問は、面接で印象を残したいときにおすすめです。ただし「上司は厳しいですか?」など、面接官を困らせる質問は避けましょう。

社風について知れる質問

社風に関する逆質問は、企業へのアピールというより、自身がその企業にマッチするかどうかを確かめる意味合いが大きいです。ホームページや求人情報ではわからない、リアルな情報を得たい人はぜひ聞いてみましょう

質問例
  • 社員同士の親睦を深めるためのイベントや取り組みなどがあれば教えてください。
  • 御社の○○職にはどのような性格の社員が多いですか?
  • 御社には多数の部署がありますが、部署によって雰囲気は違いますか?
  • 社員の自主性を高めるために、どのような工夫がなされていますか?
  • 御社の評価制度や昇格について教えてください。
  • 若手社員が意見を言いやすいように工夫されていることはありますか?
  • 部署を越えた社員交流の機会はありますか?
  • 男性社員が多い業界ですが、御社で活躍されている女性の方はいらっしゃいますか?
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キャリアアドバイザー

社風を聞く際はどんな雰囲気かだけでなく、具体的なエピソードもあわせて聞くとイメージしやすいですよ。

働き方について知れる質問

働き方に関する質問は、言葉の選び方によってはマイナスイメージにつながるため注意が必要です。たとえば、給料や残業時間、休日についてストレートに聞くのは避けましょう。自分に合った働き方ができるか気になったときは、以下のように「企業として取り組んでいること」にフォーカスするのがおすすめです。

質問例
  • 御社は社員のプライベートも大切にしていると伺っていますが、具体的にどのような取り組みがおこなわれていますか?
  • 業務効率化のために、企業として取り組んでいることはありますか?
  • 御社は女性の活躍を応援していると伺っていますが、具体的にどのように取り組んでいますか?
  • 御社の労働環境で、現在課題となっているのはどのような点ですか?
  • 御社独自の、ユニークな制度はありますか?
  • 御社ではフレックスタイム制度を導入していると存じています。実際にはどのようなスケジュールで働く社員が多いですか?
  • テレワークが導入されて、働き方や生産効率はどのように変化しましたか?
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キャリアアドバイザー

働き方に関する質問をしてネガティブな印象を持たれないか心配なときは、事業内容や社風などほかの質問に続けて聞くのがおすすめです。

自分の長所をアピールできる質問

逆質問に自分の長所を盛り込むことで、疑問を解消しつつ自己PRをすることができます。まず自分の長所を述べ、それを活かせる機会を伺うと自然な流れになりますよ

質問例
  • 私はチームワークを大切にする性格なのですが、御社ではどのように社員同士の連携をとっていますか?
  • 自分の意見をしっかりといえるのが強みなのですが、御社では若手の意見も積極的に取り入れているのでしょうか?
  • 若いうちから裁量権を持って働きたいと思っています。御社では年齢関係なく実力で評価されるのでしょうか?
  • 業務に関して勉強したいことがあったとき、自主的に研修会やシンポジウムに参加することは可能でしょうか?
  • 語学力を活かした〇〇の仕事をしたいと考えていますが、あわせて必要なスキルはありますか?
  • 御社の業務では、どのような場面でコミュニケーション能力を活かせますか?
  • 企画力を活かして商品開発の業務に携わりたいと考えているのですが、そのために今からやっておくべきことは何ですか?
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キャリアアドバイザー

ただし、自分の長所ばかり伝えすぎると独りよがりな印象になってしまうため、1回の面接で2つ以上盛り込むのは避けた方が無難です。

入社意欲をアピールできる質問

入社意欲を見せるには、入社前後の過ごし方や実務に関する不明点を質問し、内定の先まで見通していることをアピールするのがおすすめです

質問例
  • もし内定をいただいたとして、入社前にやっておくべきことはありますでしょうか?
  • 御社で成果を上げている社員には、どのようなタイプの方が多いですか?
  • 日々の業務で、成果をあげるためにもっとも意識していることは何ですか?
  • 新入社員研修後、配属先はどのように決まりますか?
  • 入社にあたって覚悟しておくべきことがあれば教えてください。
  • もとめる人物像として挙げられている○○は、どのような場面で必要になりますか?
  • 配属後は、どれくらいの期間で1人立ちをするのでしょうか?
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キャリアアドバイザー

入社意欲をアピールするには、志望動機など面接で話した内容を踏まえるのもおすすめです。

NG質問①ネットなどで調べればわかる質問

ネットなどで調べればすぐにわかる質問をすると、入社意欲が低いと捉えられる可能性が高いため避けましょう。面接官に聞く必要のない質問をして貴重な時間を使うのは非常にもったいないため、自分なりに調べてから面接に臨んでくださいね

NG質問例
  • 御社の主力事業は何ですか?
  • 転勤はありますか?
  • 従業員は何人いますか?
  • どんな企業と取引がありますか?
  • 企業理念は何ですか?
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キャリアアドバイザー

自分で調べてもわからなかったことを解消するための時間だと理解しておいてくださいね。

NG質問②ネガティブな印象につながる質問

仕事に対して不安な気持ちになるのはわかりますが、その不安を全面に押し出す質問をすると「あまり働きたくないのかな」という印象を持たれやすいため避けた方が無難です。企業は新入社員に対して完璧をもとめているわけではないため、あまり心配しすぎずポジティブな質問を心掛けましょう

NG質問例
  • 転勤を断った場合どうなりますか?
  • ノルマはあるのですか?
  • ノルマを達成できなかった場合どうなりますか?
  • 御社に入社すると、〇〇のスキルを学べますか?
  • 仕事についていけるのか不安なのですが、大丈夫だと思いますか?
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キャリアアドバイザー

どうしても不安がある場合は、「ノルマを達成するために心掛けていることは何ですか?」などと、ポジティブな言葉に変換してくださいね。

NG質問③待遇や条件に関する質問

待遇や条件は働くうえで重要な要素ですが、あまりストレートに聞くと自己中心的な印象につながるためなるべく避けましょう。企業ホームページや求人サイトで確認し、それでも気になる場合はほかの質問につなげてさりげなく聞くのがおすすめです

NG質問例
  • 残業が多いって本当ですか?
  • 実際のところサービス残業はありますか?
  • 住宅手当はいくら出るのでしょうか?
  • 有給消化率はどれくらいですか?
  • 休みは取りやすいですか?
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キャリアアドバイザー

働き方について詳しく知りたいときは、OB・OG訪問でさりげなく確認しておくのが無難です。

OB・OG訪問で聞くべき質問についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてくださいね。

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NG質問④プライベートに関する質問

入社後の生活をイメージするために社員の家族構成や居住地などを知りたいと思っている人もいるかもしれませんが、プライベートに関する質問は失礼な印象を持たれることがあるため注意が必要です。気になる場合は、面接官個人ではなく社員全体の傾向を聞くようにしましょう

NG質問例
  • 結婚していますか?
  • 子どもはいますか?
  • どこに住んでいますか?
  • 一人暮らしですか?
  • 休日は何をして過ごしていますか?
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キャリアアドバイザー

面接に限らず、ビジネスの場で個人情報を聞き出すのは失礼にあたることがあります。住所や家族構成について聞くのは避けましょう。

一次面接の逆質問についてよくある質問に回答!

一次面接を控え、どんな逆質問をすべきかわからず不安になっている人も多いでしょう。ここでは、一次面接の逆質問で悩んでいる人からのよくある質問にキャリアアドバイザーが回答します。逆質問を有効活用して、一次面接突破を目指しましょう。

  • 一次面接の逆質問ではどんなことを聞けば良いですか?

    一次面接の逆質問には、学生の不安を解消したい、コミュニケーション能力や入社意欲を確かめたいといった意図が含まれます。そのため、自分が疑問に感じていることを軸として、企業が前向きなイメージを持ちやすい質問を選ぶと良いでしょう。具体的には、自分の長所を活かせる業務や社風、入社後の配属先などがおすすめです。

    なお、一次面接は人事の採用担当者や現場の若手社員が担当することが多いです。経営方針よりも実際の業務に関する質問の方が面接官は答えやすいでしょう。

  • 一次面接の逆質問は何個用意しておけば良いですか?

    一次面接の逆質問は、3~5つ程度用意しておきましょう。用意していた質問の内容を面接の中で面接官が話してしまったり、想定以上に逆質問の時間が長い場合があるので、3~5つ程度準備しておくと焦らずに済みますよ。

    ただし一次面接は集団面接であることが多く、1人あたりの持ち時間が短い傾向にあります。そのため「たくさん質問は準備していたのに時間が足りず聞きたいことが聞けなかった」という事態にならないように、優先順位をつけて質問するようにしましょう。

  • 一次面接と二次面接で質問は変えるべきですか?

    逆質問は、一次面接と二次面接それぞれに適した内容を考えましょう。一般的に面接は終盤になるにつれ面接官の役職が上がります。一次面接は現場の社員や採用担当者が、二次面接は中堅社員や役職者が担当することが多いです。そのため逆質問も、担当業務やスケジュールといった現場目線の内容から、経営方針やキャリアパスといった経験者だからこそわかる内容にシフトすると良いでしょう。

    可能であれば、それぞれの面接官がどのようなポジションの人なのかを事前に確認しておくのがおすすめです。

一次面接は逆質問で印象が変わる! 3つのポイントを押さえて選考突破を目指そう

一次面接の逆質問には、コミュニケーション能力や雰囲気を見て候補者を絞り込むという意図が含まれるため、「自社に興味がありそうか?」「一緒に働きたい人材か?」といった視点で評価されます。逆質問が1つもないと消極的なイメージにつながりかねないため、その場で焦ることのないよう事前に準備しておきましょう。

また、逆質問は単に疑問を解消するだけでなく自分をアピールするチャンスです。さりげなく自分の強みを盛り込んだり意欲をアピールして、一次面接の突破を目指しましょう。

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